JP2018071144A - 地下コンクリート構造物を構築する工法および地下コンクリート構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて形成された土留め枠を用いて地下コンクリート構造物を構築する際に、容易に止水シートを敷設することが可能な工法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の地下コンクリート構造物を構築する工法は、地面Gを掘削して地下コンクリート構造物1を構築する工法であって、地面Gを掘削して形成された空間に、波形状に形成された波形状部21aを有するライナープレート21を用いて、筒状の土留め枠2を設ける工程と、土留め枠2の内周面に沿って、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように、内側表面3aが略平滑に形成された支持枠3を設ける工程と、支持枠3の内側表面3aに沿って、止水シート4を敷設する工程と、止水シート4の内側表面に沿って、コンクリート層5を打設する工程と、を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、地下コンクリート構造物を構築する工法および地下コンクリート構造物に関する。
従来、たとえば特許文献1に開示されるような、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて形成された土留め枠を用いて、推進工法用の発進立坑および到達立坑や地滑り抑制工用の集水井などの地下コンクリート構造物を構築する工法が知られている。この工法では、地面を掘削して形成された空間に土留め枠が筒状に設けられ、その土留め枠の内側にコンクリート層が打設されて、地下コンクリート構造物が構築される。
特開2009−257070号公報
このような地下コンクリート構造物には、地中から内部に水が侵入するのを防止するために、コンクリート層の外周に止水シートが設けられることが望まれる。その目的のためには、土留め枠の内側にコンクリート層を打設する前に、土留め枠の内側に止水シートを設ける必要がある。
止水シートは、たとえば、土留め枠の内側に突出して形成された複数の係合部(セパレータとも称される)に係合されて、土留め枠の内側に沿って垂下されて敷設される。上述した地下コンクリート構造物の場合、その規模の大きさから、1枚の止水シートだけで土留め枠の内側に止水シートを敷設することが難しい。したがって、たとえば同一の所定長さを有する止水シートを、土留め枠の周方向に沿って複数敷設する必要がある。ところが、土留め枠が、波形状部を有するライナープレートを用いて形成されているために、垂下される複数の止水シートのすべてを、波形状部の波形に合わせて同じように湾曲させて、均等に敷設することが極めて困難である。周方向に沿って敷設する複数の止水シートの間で、どうしても湾曲の程度が異なってしまい、周方向および鉛直方向のいずれにおいても湾曲の程度にバラツキが生じてしまう。したがって、敷設される複数の止水シート間に隙間が生じてしまい、その後にコンクリート層を打設しても、十分な止水効果を得ることができない。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて形成された土留め枠を用いて地下コンクリート構造物を構築する際に、容易に止水シートを敷設することが可能な工法および地下コンクリート構造物を提供することを目的とする。
本発明の地下コンクリート構造物を構築する工法は、地面を掘削して地下コンクリート構造物を構築する工法であって、地面を掘削して形成された空間に、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて、筒状の土留め枠を設ける工程と、前記土留め枠の内周面に沿って、前記ライナープレートの波形状部の少なくとも一部を覆うように、内側表面が略平滑に形成された支持枠を設ける工程と、前記支持枠の内側表面に沿って、止水シートを敷設する工程と、前記止水シートの内側表面に沿って、コンクリート層を打設する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の地下コンクリート構造物を構築する工法は、前記土留め枠が、それぞれが、波形状に形成された波形状部と、前記波形状部の両端に設けられた連結部とを有し、前記土留め枠の延在方向に複数設けられるライナープレートと、ウェブおよびウェブの両端に設けられたフランジを有するH形鋼であって、互いに隣接するライナープレートの連結部間に前記ウェブが固定されるH形鋼と、を備え、前記支持枠が、前記H形鋼のフランジよりも内側に突出しないように、前記土留め枠に設けられることが好ましい。
また、本発明の地下コンクリート構造物を構築する工法は、前記支持枠が、前記ライナープレートと前記H形鋼のフランジとの間に前記支持枠の端部が挟持されて、前記土留め枠に設けられることが好ましい。
本発明の地下コンクリート構造物は、地中に構築される地下コンクリート構造物であって、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートにより形成された筒状の土留め枠と、前記ライナープレートの波形状部の少なくとも一部を覆うように、前記土留め枠の内周面に沿って設けられ、内側表面が略平滑に形成された支持枠と、前記支持枠の内側表面に沿って設けられた止水シートと、前記止水シートの内側表面に沿って設けられたコンクリート層と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の地下コンクリート構造物は、前記土留め枠が、それぞれが、波形状に形成された波形状部と、前記波形状部の両端に設けられた連結部とを有し、前記土留め枠の延在方向に複数設けられるライナープレートと、ウェブおよびウェブの両端に設けられたフランジを有するH形鋼であって、互いに隣接するライナープレートの連結部間に前記ウェブが固定されるH形鋼と、を備え、前記支持枠が、前記H形鋼のフランジよりも内側に突出しないように、前記土留め枠に設けられることが好ましい。
また、本発明の地下コンクリート構造物は、前記支持枠が、前記ライナープレートと前記H形鋼のフランジとの間に前記支持枠の端部が挟持されて、前記土留め枠に設けられることが好ましい。
本発明によれば、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて形成された土留め枠を用いて地下コンクリート構造物を構築する際に、容易に止水シートを敷設することが可能な工法および地下コンクリート構造物を提供することができる。
本発明の地下コンクリート構造物の一実施形態を示す断面図である。 図1の地下コンクリート構造物の部分断面図である。 地面を掘削した状態を示す断面図である。 地面を掘削して形成された空間に土留め枠を設けた状態を示す断面図である。 地面を掘削して形成された空間に土留め枠および支持枠を設けた状態を示す断面図である。 地面を掘削して形成された空間に土留め枠、支持枠および止水シートを設けた状態を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る地下コンクリート構造物および地下コンクリート構造物を構築する工法を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明の地下コンクリート構造物および地下コンクリート構造物を構築する工法は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の地下コンクリート構造物1は、図1に示されるように、地中に構築され、たとえば推進工法用の発進立坑や到達立坑などとして用いることができる。以下では、推進工法用の発進立坑(または到達立坑)として設けられた地下コンクリート構造物を例に挙げて説明するが、本発明の地下コンクリート構造物は、以下の例に限定されることはなく、たとえば深礎工法用立杭、地滑り抑制工用の集水井などの他の立杭や、排水トンネル、道路・鉄道用トンネルなどの横杭など、他の用途としても用いることができる。
本実施形態の地下コンクリート構造物1は、図1に示されるように、ライナープレート21により形成された筒状の土留め枠2と、土留め枠2の内周面に沿って設けられた支持枠3と、支持枠3の内側表面3aに沿って設けられた止水シート4と、止水シート4の内側表面に沿って設けられたコンクリート層5とを備えている。
土留め枠2は、地面を掘削して地中に形成された空間に面する孔壁を支持し、孔壁の崩壊を抑制する。土留め枠2は、本実施形態では、図1に示されるように、孔壁Wに沿って延びる略円筒状の井筒として構築される。ただし、土留め枠2は、筒状に形成されて孔壁を支持することができればよく、その用途に応じて長円筒状や角筒状などの他の形状で設けられてもよい。また、土留め枠2は、地下コンクリート構造物1が道路・鉄道用トンネルなどに用いられる場合は、必ずしも土留め枠2だけで筒状に形成されていなくてもよく、周方向の一部に路面などを含んで全体として筒状に形成されてもよい。
ライナープレート21は、土留め枠2の少なくとも一部を構成し、孔壁の崩壊を抑制するための剛性を有する部材である。ライナープレート21は、図1および図2に示されるように、波形状に形成された波形状部21aを有している。波形状部21aは、本実施形態では、土留め枠2の軸方向Xに沿って山部および谷部が交互に繰り返される波形状に形成された断面を有している。ただし、波形状部21aは、要求される剛性によっては、土留め枠2の周方向Yの断面が波形状に形成されていてもよい。本実施形態では、ライナープレート21は、波形状部21aと、波形状部21aの(軸方向Xの)両端に設けられた連結部21bとを有している。土留め枠2は、土留め枠2の延在方向(軸方向X)に複数設けられるライナープレート21を備えている。複数のライナープレート21のうち軸方向Xで隣接するライナープレート21同士は、それぞれの連結部21b同士が直接または間接的に互いに連結されることにより、互いに連結される。ただし、ライナープレート21は、波形状に形成された波形状部21aを有し、孔壁の崩壊を抑制するような剛性を有していれば、上述した例に限定されることはなく、連結部21bを有さずに、土留め枠2の全体を一体として形成するものであってもよい。
ライナープレート21としては、たとえば、波付けされた薄鋼板(波形状部21aに対応)の四辺に組立用のフランジ(連結部21bに対応)が設けられ、全体として円弧状に形成された公知のライナープレートを用いることができる。この場合、土留め枠2は、周方向Yに沿って円弧状に形成された複数のライナープレート21が、土留め枠2の軸方向Xおよび周方向Yに沿って連続して互いに連結されることにより、略円筒状の井筒として構築される。ただし、ライナープレート21は、波形状に形成された波形状部21aを有していれば、その全体形状は特に限定されることはなく、円弧状以外にも、土留め枠2の形状に応じて、直線状、円弧+直線状、L字状などを採用することができる。
波形状部21aの波形状や板厚、材質などは、特に限定されることはなく、要求される剛性に応じて適宜設定される。また、連結部21bは、本実施形態では、公知のライナープレートのフランジと同様に、土留め枠2の径方向内側に向かって突出して略板状に形成されているが、隣接するライナープレート21の連結部21bと連結することができれば、その構造は特に限定されることはなく、軸方向Xに沿って延びるように形成されていてもよい。
土留め枠2はさらに、図1および図2に示されるように、ウェブ22aおよびウェブ22aの両端に設けられたフランジ22bを有するH形鋼22であって、互いに隣接するライナープレート21の連結部21b間にウェブ22aが固定されるH形鋼22を備えている。H形鋼22は、土留め枠2の剛性を高めるために適当な深さごとにライナープレート21の連結部21b間に挿入され、補強リングとして機能する。H形鋼22は、本実施形態では、図1および図2に示されるように、土留め枠2の周方向Yに沿って湾曲して形成され、軸方向Xで互いに隣接するライナープレート21、21の連結部21b、21b間に、ボルトおよびナットなどの公知の締結部材Fによりウェブ22aが固定される。H形鋼22としては、土留め枠2の剛性を高めることができれば、特に限定されることはなく、土留め枠2が要求される剛性に応じて、剛性の異なる公知のH形鋼を用いることができる。なお、ライナープレート21同士は、H形鋼22を介さずにボルトおよびナットなどの公知の締結部材Fにより互いに直接連結されてもよい。
支持枠3は、図1および図2に示されるように、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように、土留め枠2の内周面に沿って設けられ、内側表面3aが略平滑に形成され、その内側表面3a上で止水シート4を保持する(止水シート4の波形状部21a側への移動を規制する)。支持枠3は、本実施形態では、土留め枠2の軸方向Xおよび周方向Yにわたって、ライナープレート21の波形状部21aを連続的に覆うように設けられている。しかし、支持枠3は、後述するように、止水シート4を容易に設けることができれば、土留め枠2の軸方向Xおよび周方向Yにわたって必ずしも連続的に設けられる必要はない。支持枠3は、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように設けられていればよく、土留め枠2の軸方向Xおよび/または周方向Yにわたって断続的に設けられても構わない。ここで、支持枠3の内側表面3aが略平滑に形成されているとは、内側表面3aが、少なくとも、ライナープレート21の波形状部21aの波形と比べて凹凸の程度が小さく、ライナープレート21の波形状部21aの波形の振幅よりも小さい凹凸を有していることを意味している。本実施形態では、支持枠3の内側表面3aは、図1および図2に示されるように、軸方向Xの断面が軸方向Xに沿って略直線状に延び、軸方向Xに対して垂直方向の断面が周方向Yに沿って(土留め枠2と略同じ曲率半径で)湾曲するように形成されている。止水シート4が設けられる内側表面3aが略平滑に形成されている支持枠3を土留め枠2の内周面に沿って設けることで、波形状部21aの波形に合わせて止水シート4を湾曲させて波形状部21a上に直接設ける場合と比べて、止水シート4を容易に設けることができる。さらに、止水シート4もまた、支持枠3の内側表面3aに沿って略平滑に設けられるので、止水シート4とコンクリート層5との接着性を向上させることができる。
支持枠3は、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように設けられれば、その設置方法は特に限定されないが、図1および図2に示されるように、H形鋼22のフランジ22bよりも内側に突出しないように、土留め枠2に設けられることが好ましい。支持枠3が、H形鋼22の内側のフランジ22bよりも径方向内側に突出しないように設けられることで、H形鋼22の内側のフランジ22bに沿った大きさに設計されるコンクリート層5の体積を縮小することなく、止水シート4を容易に設けることができる。
支持枠3は、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように設けられれば、その固定方法は特に限定されることはなく、ボルトおよびナットなどの公知の締結部材や接着剤などの公知の接着部材によって土留め枠2に固定することもできるが、図1および図2に示されるように、ライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間に支持枠3の端部3bが挟持されて、土留め枠2に設けられることが好ましい。支持枠3の軸方向Xの端部3bがライナープレート21とH形鋼22の内側のフランジ22bとの間に挟持されて、支持枠3が土留め枠2に固定されることにより、支持枠3を土留め枠2に設ける際に、他に固定部材を要することがない。
支持枠3は、本実施形態では、図1および図2に示されるように、土留め枠2の周方向Yの少なくとも一部に沿った長さと、軸方向Xで隣接するH形鋼22、22のウェブ22a、22a間の間隔に対応する高さと、ライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間の間隔に対応する厚さとを有する大きさで略板状に形成されている。支持枠3は、土留め枠2の周方向Yに沿って湾曲されて、軸方向Xの両方の端部3b、3bがライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間に挟持されて、土留め枠2に固定される。支持枠3は、軸方向Xの両方の端部3b、3bが固定されることで、より安定して土留め枠2に固定することができる。ただし、支持枠3は、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うような大きさを有し、内側表面3aが略平滑に形成されていればよく、その大きさや内側表面3a以外の形状は特に限定されることはない。たとえば、支持枠3は、図示された例では土留め枠2の周方向Yの全長にわたる長さを有しているが、土留め枠2の周方向Yの一部の長さを有する板状材が周方向Yに沿って複数並べられて形成されてもよい。また、支持枠3は、図示された例ではH形鋼22、22のウェブ22a、22a間の全長の高さを有しているが、ウェブ22a、22a間の全長の一部の高さを有する板状材が軸方向Xに沿って複数並べられて形成されてもよい。
支持枠3の材質としては、たとえば発泡スチロールや発泡ウレタンなどの合成樹脂、木材、鋼やステンレスなどの金属を採用することができる。その中でも、発泡スチロールや発泡ウレタンなどの合成樹脂は、軽量で変形可能であり、取り扱いが容易であるので、好適に採用される。特に、支持枠3が、図1および図2に示されるように、軸方向Xで隣接するH形鋼22のウェブ22a間の間隔に対応する高さを有する場合には、ウェブ22a間よりも間隔の小さいフランジ22b間を、支持枠3を湾曲させながら通過させることができるので、土留め枠2が設置された後であっても、ウェブ22a間に支持枠3を容易に設けることができる。ただし、支持枠3の材質は、止水シート4を保持することができる強度を有していれば、上述の例に限定されることはなく、他の種類の材料を採用することもできる。
止水シート4は、土留め枠2および支持枠3とコンクリート層5との間に設けられ、地中からコンクリート層5側に水が浸入するのを抑制する。止水シート4は、本実施形態では、図2に示されるように、粘着性を有する非加硫ブチルゴムを含む粘着性材料層4aと、粘着性材料層4aに積層された疎水性材料層4bとを備えている。止水シート4は、土留め枠2および支持枠3側に疎水性材料層4bが、コンクリート層5側に粘着性材料層4aが面するように設けられる。止水シート4は、粘着性材料層4aが粘着性を有しており、コンクリート層5と良好に接着する。また、止水シート4は、疎水性材料層4bが、ポリプロピレンなどの疎水性材料を含み、粘着性材料層4aとともに水の透過を抑える機能を有しているので、コンクリート層5側に水が浸入するのを抑制する。ただし、止水シート4は、地中からコンクリート層5側に水が浸入するのを抑制することができれば、上述した例に限定されることはなく、粘着性材料層4aおよび疎水性材料層4bのいずれか一層のみを備えていてもよいし、防水機能を有する他の材料層を備えるなど、他の構造であってもよい。また、止水シート4は、たとえば、H形鋼22の内側のフランジ22bの表面から径方向内側に突出する係合部(図示せず)に係合させて垂下させることによって設けることができる。ただし、止水シート4の設置方法は、この例に限定されることはなく、たとえば、止水シート4を係合させる係合部を、軸方向Xで隣接するH形鋼22間に設けられたアングル(図示せず)や上述した支持枠3に設けてもよく、また、接着剤などによって支持枠3やH形鋼22に止水シート4を接着してもよい。
コンクリート層5は、図1および図2に示されるように、止水シート4の内側表面に沿って設けられる。コンクリート層5は、その外周に止水シート4が設けられることにより、地中から水が浸入するのが抑制される。コンクリート層5は、本実施形態では、軸方向Xに沿って延びる略円筒状に形成されているが、その形状は特に限定されることはなく、用途に応じて角筒状など適宜設定することができる。
以下、図1、図3A〜Dを参照して、本実施形態の地下コンクリート構造物を構築する工法について説明する。
本実施形態の地下コンクリート構造物を構築する工法は、地面を掘削して地下コンクリート構造物を構築する工法(以下、単に「工法」という)である。本発明の工法は、以下の例で説明する推進工法用の発進立坑(または到達立坑)を設けるためだけでなく、上述したように、たとえば深礎工法用立杭、地滑り抑制工用の集水井などの他の立杭や、排水トンネル、道路・鉄道用トンネルなどの横杭など、他の種類の地下コンクリート構造物を構築するためにも用いることができる。
本実施形態の工法は、図3Aに示されるように、地面Gを掘削して空間Sを形成する工程を含んでいる。本実施形態では、地面Gは、図示しない管渠などを設ける深さまで掘削され、空間Sは、略円柱状に形成される。しかし、空間Sの形状や大きさは、図示された例に限定されることはなく、設けられる地下コンクリート構造物1の形状や大きさによって任意に設定することができる。
本実施形態の工法は、図3Bに示されるように、地面Gを掘削して形成された空間Sに、波形状に形成された波形状部21aを有するライナープレート21を用いて、筒状の土留め枠2を設ける工程を含んでいる。本実施形態では、土留め枠2は、地面Gを掘削して形成された空間Sに面する孔壁Wに沿って略円柱状に形成される。土留め枠2は、土留め枠2の延在方向(軸方向X)に沿って複数のライナープレート21が互いに連結部21bを介して連結されるとともに、土留め枠2の剛性を高めるために適当な深さごとにライナープレート21の連結部21b間にH形鋼22が挿入されて形成される。図示された例では、下側から上側へと、H形鋼22、ライナープレート21、H形鋼22、ライナープレート21、H形鋼22・・・の順に、ライナープレート21およびH形鋼22が略環状に設けられる。ライナープレート21同士は、ライナープレート21の連結部21b同士を締結部材F(図2参照)で固定することにより連結され、ライナープレート21とH形鋼22とは、ライナープレート21の連結部21bとH形鋼22のウェブ22aとを締結部材F(図2参照)で固定することにより連結される。なお、土留め枠2は、地面Gを掘削し終わった後に、下側から上側へと順に設けることもできるし、組み立てられた状態で空間S内に挿入して設けることもできるし、地面Gを掘削しながら上側から下側へと順に設けることもできる。
本実施形態の工法は、図3Cに示されるように、土留め枠2の内周面に沿って、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように、内側表面3aが略平滑に形成された支持枠3を設ける工程を含んでいる。本実施形態では、支持枠3は、土留め枠2の内周の少なくとも一部に沿った長さと、軸方向Xで隣接するH形鋼22のウェブ22a間の間隔に対応する高さと、ライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間の間隔に対応する厚さとを有する大きさで略板状に形成されている。そして、支持枠3は、土留め枠2の周方向Yに沿って湾曲されて、軸方向Xの両方の端部3b、3bがライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間に挟持されて、土留め枠2に固定される。支持枠3は、軸方向Xの両方の端部3b、3bがライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間に挟持されて固定されることで、他に固定部材を要することなく、より安定して土留め枠2に固定することができる。ここで、支持枠3は、後述する工程の止水シート4を容易に設けることができれば、図示された例のように、土留め枠2の軸方向Xおよび周方向Yにわたって必ずしも連続的に設けられる必要はない。支持枠3は、ライナープレート21の波形状部21aの少なくとも一部を覆うように設けられていればよく、土留め枠2の軸方向Xおよび/または周方向Yの一部に沿った高さおよび/または長さを有する板状材を断続的に複数設けても構わない。また、支持枠3は、設置前から土留め枠2の周方向Yに沿って湾曲した形状に成形されてもよいし、もともと略平板状に成形されて、設置するときに土留め枠2の周方向Yに沿って湾曲されてもよい。また、支持枠3は、軸方向Xの一方の端部3bだけがライナープレート21とH形鋼22のフランジ22bとの間に挟持されて、土留め枠2に固定されてもよいし、他の固定部材を用いて土留め枠2に固定されてもよい。また、支持枠3は、土留め枠2を設けた後に設けることもできるし、土留め枠2と同時に設けることもできる。土留め枠2を設けた後に支持枠3を設ける場合は、軸方向Xに沿って支持枠3を湾曲させてH形鋼22、22のフランジ22b、22b間を通過させることにより、H形鋼22、22のウェブ22a、22a間に支持枠3を設けることができる。
本実施形態の工法は、図3Dに示されるように、支持枠3の内側表面3aに沿って、止水シート4を敷設する工程を含んでいる。本実施形態では、止水シート4は、粘着性を有する非加硫ブチルゴムを含む粘着性材料層4aと、粘着性材料層4aに積層された疎水性材料層4bとを備えており、疎水性材料層4bが支持枠3側に面するように設けられる(図2参照)。止水シート4は、本実施形態では、所定の大きさに切断された複数の止水シート4を、土留め枠2の内周方向Yに沿ってそれぞれが部分的に重なり合うように、H形鋼22の内側のフランジ22bの表面に設けられた係合部(図示せず)と係合させて軸方向Xに垂下させることにより設けられる。ここで、もし支持枠3がなかったならば、垂下される複数の止水シート4のすべてを、波形状部21aの波形に合わせて同じように湾曲させて、均等に敷設することが極めて困難である。周方向Yに沿って敷設する複数の止水シート4の間で、どうしても湾曲の程度が異なってしまい、軸方向Xおよび周方向Yのいずれにおいても湾曲の程度にバラツキが生じてしまう。特に、本実施形態のように、止水シート4の内側表面に粘着性材料層4aが設けられている場合には、止水シート4をライナープレート21の波形状部21aに沿って湾曲させようとすると、粘着性材料層21a内で接着してしまい、意図しない折れ曲がり状態で止水シート4が敷設されてしまう。本実施形態では、支持枠3の略平滑な内側表面3aに沿って止水シート4を敷設することにより、止水シート4は、支持枠3の内側側面3aに沿って略平滑に敷設することができ、上述した止水シート4の敷設の不具合が生じるのを抑制することができる。その結果、複数の止水シート4の間で、軸方向Xおよび周方向Yのいずれにおいても湾曲の程度のバラツキを小さくすることができ、複数の止水シート4間に隙間が生じるのを抑制することができる。したがって、最終的に得られる地下コンクリート構造物1において十分な止水効果を得ることができる。さらに、止水シート4をライナープレート21の波形状部21aの波形やH形鋼22の窪みに沿って湾曲させる必要がないので、止水シート4を容易に敷設することができ、敷設工程に費やす時間を大幅に削減することができる。
本実施形態の工法は、図1に示されるように、止水シート4の内側表面に沿って、コンクリート層5を打設する工程を含んでいる。より具体的には、止水シート4の内側表面に沿って、略円筒状に型枠が設けられ、この型枠にコンクリートが流し込まれて、コンクリート層5が打設される。本実施形態では、止水シート4の内側表面に粘着性材料層4aが設けられているために(図2参照)、コンクリート層5への止水シート4の密着性を確保することができる。この工程により、コンクリート層5の外周に沿って止水シート4が形成されるので、地中からコンクリート層5側に水が浸入するのを抑制することができる。
1 地下コンクリート構造物
2 土留め枠
21 ライナープレート
21a 波形状部
21b 連結部
22 H形鋼
22a ウェブ
22b フランジ
3 支持枠
3a 支持枠の内側表面
3b 支持枠の端部
4 止水シート
4a 粘着性材料層
4b 疎水性材料層
5 コンクリート層
F 締結部材
G 地面
S 空間
W 孔壁
X 軸方向
Y 周方向

Claims (6)

  1. 地面を掘削して地下コンクリート構造物を構築する工法であって、
    地面を掘削して形成された空間に、波形状に形成された波形状部を有するライナープレートを用いて、筒状の土留め枠を設ける工程と、
    前記土留め枠の内周面に沿って、前記ライナープレートの波形状部の少なくとも一部を覆うように、内側表面が略平滑に形成された支持枠を設ける工程と、
    前記支持枠の内側表面に沿って、止水シートを敷設する工程と、
    前記止水シートの内側表面に沿って、コンクリート層を打設する工程と、
    を含む工法。
  2. 前記土留め枠が、
    それぞれが、波形状に形成された波形状部と、前記波形状部の両端に設けられた連結部とを有し、前記土留め枠の延在方向に複数設けられるライナープレートと、
    ウェブおよびウェブの両端に設けられたフランジを有するH形鋼であって、互いに隣接するライナープレートの連結部間に前記ウェブが固定されるH形鋼と、を備え、
    前記支持枠が、前記H形鋼のフランジよりも内側に突出しないように、前記土留め枠に設けられる、請求項1記載の工法。
  3. 前記支持枠が、前記ライナープレートと前記H形鋼のフランジとの間に前記支持枠の端部が挟持されて、前記土留め枠に設けられる、請求項2記載の工法。
  4. 地中に構築される地下コンクリート構造物であって、
    波形状に形成された波形状部を有するライナープレートにより形成された筒状の土留め枠と、
    前記ライナープレートの波形状部の少なくとも一部を覆うように、前記土留め枠の内周面に沿って設けられ、内側表面が略平滑に形成された支持枠と、
    前記支持枠の内側表面に沿って設けられた止水シートと、
    前記止水シートの内側表面に沿って設けられたコンクリート層と、
    を備える地下コンクリート構造物。
  5. 前記土留め枠が、
    それぞれが、波形状に形成された波形状部と、前記波形状部の両端に設けられた連結部とを有し、前記土留め枠の延在方向に複数設けられるライナープレートと、
    ウェブおよびウェブの両端に設けられたフランジを有するH形鋼であって、互いに隣接するライナープレートの連結部間に前記ウェブが固定されるH形鋼と、を備え、
    前記支持枠が、前記H形鋼のフランジよりも内側に突出しないように、前記土留め枠に設けられる、請求項4記載の地下コンクリート構造物。
  6. 前記支持枠が、前記ライナープレートと前記H形鋼のフランジとの間に前記支持枠の端部が挟持されて、前記土留め枠に設けられる、請求項5記載の地下コンクリート構造物。
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