JP5476953B2 - 山留めの構造及びその構築方法 - Google Patents
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Description
一の前記親杭から他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられたシート状部材と、
前記シート状部材の側縁部に係止された状態で、前記シート状部材を介して前記親杭の前記露出した表面に設置された定着部材と、
前記シート状部材及び前記定着部材を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、
を備えることを特徴とする。
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられ、両側の側縁部がそれぞれ折り返されたシート状部材と、
前記シート状部材の側縁部の前記折り返された部分に挟まれた定着部材と、
前記折り返された部分に挟まれた定着部材が前記親杭の前記露出した表面に接するように、前記シート状部材の側縁部の折り返されて二重になった部分を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、
を備えることを特徴とする。
掘削予定箇所の周囲の前記地盤内に複数の前記親杭を間隔をおいて設置する親杭設置工程と、
前記地盤の前記掘削予定箇所を掘削するとともに、前記親杭の前記掘削部側の前記表面が露出するように前記掘削部を形成する掘削部形成工程と、
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の前記側壁を覆うように、前記掘削部内に前記シート状部材を配置するシート状部材配置工程と、
前記シート状部材の前記側縁部を前記定着部材の縁に係止する係止工程と、
前記シート状部材及び前記定着部材に前記固定材を貫通させて、前記シート状部材の前記側縁部及び前記シート状部材に係止された前記定着部材を前記親杭の前記表面に固定する固定工程と、を備えることを特徴とする。
掘削予定箇所の周囲の前記地盤内に複数の前記親杭を間隔をおいて設置する親杭設置工程と、
前記地盤の前記掘削予定箇所を掘削するとともに、前記親杭の前記掘削部側の前記表面が露出するように前記掘削部を形成する掘削部形成工程と、
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の前記側壁を覆うように、前記掘削部内に前記シート状部材を配置するシート状部材配置工程と、
前記シート状部材の前記側縁部を前記定着部材の縁に引っ掛かるように折り返して、前記側縁部で前記定着部材を挟むように係止する係止工程と、
前記シート状部材及び前記折り返されたシート状部材に前記固定材を貫通させて、前記シート状部材の前記側縁部の前記折り返されて二重になった部分を前記親杭の前記表面に固定する固定工程と、を備えることを特徴とする。
図1及び図2に示すように、山留めの構造1は、地盤10を掘削して形成された掘削部13の周囲の地盤(以下、背面地盤14という)内に間隔をおいて設置された複数の親杭2と、掘削部13の側壁15を覆うように設けられたシート状部材3と、シート状部材3の両側の側縁部3aにそれぞれ係止された定着部材4と、シート状部材3及び定着部材4を親杭2に固定する固定材5と、を備える。
図3〜図7は、本実施形態に係る山留めの構造1の構築方法を示す斜視図である。
図8に示すように、山留めの構造21は、親杭2と、シート状部材3と、折り返されたシート状部材3の側縁部3aに挟まれてその折り返し部分に引っ掛かるように係止された状態で、シート状部材3を介して親杭2の掘削部側フランジ7に接するように配置された定着部材24と、折り返されて二重になったシート状部材3の側縁部3aを貫通して、親杭2の掘削部側フランジ7に固定された固定材5と、を備える。
2 親杭
3 シート状部材
3a 側縁部
4 定着部材
5 固定材
7 掘削部側フランジ
10 地盤
11 アングル材
12 構造物構築予定箇所
13 掘削部
14 背面地盤
15 側壁
21 山留めの構造
22 親杭
24 定着部材
Claims (7)
- 地盤を掘削して形成された掘削部の周囲の前記地盤内に間隔をおいて複数設置され、前記掘削部側の表面が前記掘削部内に露出している親杭と、
一の前記親杭から他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられたシート状部材と、
前記シート状部材の側縁部に係止された状態で、前記シート状部材を介して前記親杭の前記露出した表面に設置された定着部材と、
前記シート状部材及び前記定着部材を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、
を備えることを特徴とする山留めの構造。 - 地盤を掘削して形成された掘削部の周囲の前記地盤内に間隔をおいて複数設置され、前記掘削部側の表面が前記掘削部内に露出している親杭と、
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられ、両側の側縁部がそれぞれ折り返されたシート状部材と、
前記シート状部材の側縁部の前記折り返された部分に挟まれた定着部材と、
前記折り返された部分に挟まれた定着部材が前記親杭の前記露出した表面に接するように、前記シート状部材の側縁部の折り返されて二重になった部分を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、
を備えることを特徴とする山留めの構造。 - 前記シート状部材の側縁部がそれぞれ接続された一対の前記親杭間に存在する他の前記親杭には、前記シート状部材よりも前記掘削部の内方側に配置された前記定着部材が、前記定着部材及び前記シート状部材を貫通した前記固定材にて、前記シート状部材を介して前記他の親杭の前記露出した表面に取り付けられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の山留めの構造。
- 前記シート状部材は、前記シート状部材の前記側縁部が折り返されて前記定着部材を覆うように係止されてなることを特徴とする請求項1又は3に記載の山留めの構造。
- 前記固定材は、空気圧又はガス圧により打ち付けられた鋲又は釘からなることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の山留めの構造。
- 地盤を掘削して形成された掘削部の周囲の前記地盤内に間隔をおいて複数設置され、前記掘削部側の表面が前記掘削部内に露出している親杭と、一の前記親杭から他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられたシート状部材と、前記シート状部材の側縁部に係止された状態で、前記シート状部材を介して前記親杭の前記露出した表面に設置された定着部材と、前記シート状部材及び前記定着部材を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、を備えた山留めの構築方法において、
掘削予定箇所の周囲の前記地盤内に複数の前記親杭を間隔をおいて設置する親杭設置工程と、
前記地盤の前記掘削予定箇所を掘削するとともに、前記親杭の前記掘削部側の前記表面が露出するように前記掘削部を形成する掘削部形成工程と、
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の前記側壁を覆うように、前記掘削部内に前記シート状部材を配置するシート状部材配置工程と、
前記シート状部材の前記側縁部を前記定着部材の縁に係止する係止工程と、
前記シート状部材及び前記定着部材に前記固定材を貫通させて、前記シート状部材の前記側縁部及び前記シート状部材に係止された前記定着部材を前記親杭の前記表面に固定する固定工程と、
を備えることを特徴とする山留めの構築方法。 - 地盤を掘削して形成された掘削部の周囲の前記地盤内に間隔をおいて複数設置され、前記掘削部側の表面が前記掘削部内に露出している親杭と、一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の側壁を覆うように前記掘削部内に設けられ、両側の側縁部がそれぞれ折り返されたシート状部材と、前記シート状部材の側縁部の前記折り返された部分に挟まれた定着部材と、前記定着部材が前記シート状部材の側縁部を介して前記親杭の前記露出した表面に接するように、前記シート状部材の側縁部の折り返されて二重になった部分を貫通して、前記親杭に固定された固定材と、を備えた山留めの構築方法において、
掘削予定箇所の周囲の前記地盤内に複数の前記親杭を間隔をおいて設置する親杭設置工程と、
前記地盤の前記掘削予定箇所を掘削するとともに、前記親杭の前記掘削部側の前記表面が露出するように前記掘削部を形成する掘削部形成工程と、
一の前記親杭と他の前記親杭との間の前記掘削部の前記側壁を覆うように、前記掘削部内に前記シート状部材を配置するシート状部材配置工程と、
前記シート状部材の前記側縁部を前記定着部材の縁に引っ掛かるように折り返して、前記側縁部で前記定着部材を挟むように係止する係止工程と、
前記シート状部材及び前記折り返されたシート状部材に前記固定材を貫通させて、前記シート状部材の前記側縁部の前記折り返されて二重になった部分を前記親杭の前記表面に固定する固定工程と、
を備えることを特徴とする山留めの構築方法。
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