JP2018070085A - 船舶の車両甲板構造及び自動車渡船 - Google Patents
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Abstract
【課題】船舶検査心得を遵守しつつ船体設計の自由度を向上することができる、船舶の車両甲板構造及び自動車渡船を提供する。【解決手段】車両甲板構造は、船首尾方向(X軸方向)に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域2と、隣接する駐車領域2の間に形成された通路3と、少なくとも一つの通路3に配置されたピラー4と、を備え、ピラー4の船首尾方向中心線Cpは、通路3の中心線Caに対して一致しないように設定されている。【選択図】図2
Description
本発明は、船舶の車両甲板構造及び自動車渡船に関し、特に、車両を縦列駐車させる複数の駐車領域を有する船舶の車両甲板構造及び自動車渡船に関する。
船舶の堪航性と人命の安全を確保することを目的として船舶安全法及び種々の関係規則が制定されている。これら各規則の詳細な解釈運用等については、船舶検査心得が通達されている。この船舶検査心得の付属書(4)自動車渡船構造基準には、自動車等を積載した状態において、船首尾方向に60cm以上の通路を自動車列の両側に設けることが定められている。
また、特許文献1には、従来の自動車運搬船では、一般的に、船体中心位置に一条のピラーを設けることで、積載車両等の各甲板にかかる荷重を支持していることが開示されている。
特許文献1に記載されたように、自動車を積載する区域(車両区域)を有する甲板(車両甲板)の荷重を支持するには、船首尾方向に複数のピラーを配置する必要がある。
しかしながら、船体中心線上にピラーを配置した場合には、船体にかかる荷重バランスを考慮して左舷側と右舷側とに同じ数の自動車列を配置しなければならないところ、船舶検査心得によれば自動車列の両側に所定幅の通路を確保しなければならず、船体中心部においては、ピラーの両側に所定幅の通路を形成しなければならなかった。
したがって、船体中心部には、通路二本分以上の空間を確保しなければならず、船幅が広くなってしまう、船体設計の自由度が奪われてしまう等の問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、船舶検査心得を遵守しつつ船体設計の自由度を向上することができる、船舶の車両甲板構造及び自動車渡船を提供することを目的とする。
本発明によれば、船首尾方向に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域と、隣接する前記駐車領域の間に形成された通路と、少なくとも一つの前記通路に配置されたピラーと、を備え、前記ピラーの船首尾方向中心線は、前記通路の中心線に対して一致しないように設定されている、ことを特徴とする船舶の車両甲板構造が提供される。
また、本発明によれば、船首尾方向に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域と、隣接する前記駐車領域の間に形成された通路と、少なくとも一つの前記通路に配置されたピラーと、を備え、前記ピラーの船首尾方向中心線は、前記通路の中心線に対して一致しないように設定された船舶の車両甲板構造を有する自動車渡船が提供される。
上述した船舶の車両甲板構造及び自動車渡船において、前記ピラーは、船首尾方向の幅が船幅方向の幅よりも広い扁平形状を有していてもよい。
また、前記ピラーは、他の用途に利用可能な内部空間を備えた筒形状を有していてもよい。さらに、前記ピラーは、エンジンケーシングの位置を基準に船首尾方向に略均等な間隔で配置されていてもよい。
上述した本発明に係る船舶の車両甲板構造及び自動車渡船によれば、ピラーの船首尾方向中心線を通路の中心線に対して一致しないように設定したことにより、例えば、船体中心部にピラーを配置する場合であっても、通路一本分及びピラー一本分を配置することができる空間を確保しておけばよく、従来よりも船幅を狭くすることができ、船舶検査心得を遵守しつつ船体設計の自由度を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜図6を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係る船舶の車両甲板構造を示す平面図である。図2は、図1に示したピラーを示す図であり、(A)は図1におけるP部拡大図、(B)はピラーの第一変形例、(C)はピラーの第二変形例、(D)はピラーの第三変形例、(E)はピラーの第四変形例、(F)はピラーの第五変形例、である。
本発明の第一実施形態に係る船舶の車両甲板構造1は、例えば、図1〜図2(A)に示したように、船首尾方向(X軸方向)に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域2と、隣接する駐車領域2の間に形成された通路3と、少なくとも一つの通路3に配置されたピラー4と、を備え、ピラー4の船首尾方向中心線Cpは、通路3の中心線Caに対して一致しないように設定されている。
図1において、説明の便宜上、船尾部1sから船首部1bに向かう方向を船首尾方向と称し、この方向をX軸に設定している。また、右舷から左舷に向かう方向を船幅方向と称し、この方向をY軸に設定している。
車両甲板構造1は、例えば、フェリー、RORO船、自動車専用船等の複数の車両を運搬可能な船舶の車両甲板11に使用される。車両甲板11とは、車両区域(車両を積載する区域)を有する甲板である。図1に示した一点鎖線の長方形は車両(自動車)を意味し、長手方向が車両の前後方向を示している。
車両甲板11には、例えば、図1に示したように、エンジンケーシング12、乗員昇降手段(エレベータ13及び階段14)と、船外ランプ連結部15等が配置されている。エンジンケーシング12は、船体下部に配置される機関室と船体上部に配置されるファンネルとを繋ぐケーシングであり、各甲板を貫通するように配置される。なお、図示しないが、車両甲板11には、車両が上下甲板を行き来するための船内ランプが配置されていてもよい。
図1に示したように、車両は船首尾方向(X軸方向)に縦列駐車される。ここでは、車両を8列に縦列駐車させる場合を図示したが、かかる構成に限定されるものではなく、偶数列に限定されるものでもない。図2(A)に示したように、車両を縦列駐車させる駐車領域2(斜線を引いた部分)は、一般に白線等の境界線21によって区画されている。
かかる駐車領域2の間には通路3が配置されている。図1に示したように、船体中心線上に位置する通路3には、複数のピラー4が船首尾方向(X軸方向)に沿って配置されている。なお、ピラー4の配置は単なる一例であり、図1では船体中心線上の通路3にピラー4を配置しているが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、ピラー4は、船体中心線から外れた位置の通路3に配置してもよいし、船内ランプを構成する開口部の周囲に配置してもよいし、複数の通路3に配置するようにしてもよい。
ピラー4は、例えば、H型形状を有している。ここで、ピラー4の船首尾方向(X軸方向)の幅を縦幅Lp、船幅方向(Y軸方向)の幅を横幅Wpとすれば、ピラー4は、縦幅Lpが横幅Wpよりも広い扁平形状を有している。なお、ピラー4は扁平形状に限定されるものではなく、縦幅Lpと横幅Wpとが同じ長さを有するものであってもよいし、縦幅Lpが横幅Wpよりも狭いものであってもよい。
また、ピラー4はH型形状に限定されるものではなく、図2(B)の第一変形例に示したように略U型形状であってもよいし、図2(C)の第二変形例に示したようにI型形状であってもよいし、図2(D)の第三変形例に示したように略C型形状であってもよいし、図2(E)の第四変形例に示したように矩形形状であってもよいし、図2(F)の第五変形例に示したようにO型形状であってもよい。
また、図2(A)に示したように、通路3の船首尾方向(X軸方向)の中心線を中心線Caとし、ピラー4の船首尾方向(X軸方向)の中心線を船首尾方向中心線Cpとすれば、船首尾方向中心線Cpは中心線Caに対してΔcだけオフセットされた位置に設定される。すなわち、ピラー4は、通路3内において、左右の何れかの駐車領域2に接近した位置に配置される。
なお、図1では、全てのピラー4が通路3内において右側にオフセットされた状態を図示しているが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、全てのピラー4が通路3内において左側にオフセットされていてもよいし、右側にオフセットされたピラー4と左側にオフセットされたピラー4とが混在していてもよい。
ここで、ピラー4と通路3との位置関係について、図3(A)〜図3(C)を参照しつつ説明する。図3は、ピラーと通路との関係を示す説明図であり、(A)は従来例、(B)は第一実施形態、(C)は変形例、を示している。
図3(A)に示したように、従来例の車両甲板構造では、通路3′の中心線Caとピラー4′の船首尾方向中心線Cpとが一致している。この場合、ピラー4′の左右両側に人が通れる通路幅Wwを確保しなければならない。したがって、通路3′の全幅Wtは2×Ww+Wpとなる。なお、通路幅Wwは、船舶検査心得の自動車渡船構造基準によれば60cm以上に設定される。
それに対して、本実施形態に係る車両甲板構造1では、図3(B)に示したように、ピラー4は、通路3の中心線Caに対してオフセットされている。この場合、ピラー4の左側に人が通れる通路幅Wwを確保することによって、隣接する駐車領域2の間に船舶検査心得の自動車渡船構造基準に定められた60cm以上の空間を確保することができる。したがって、本実施形態における通路3の全幅WtはWw+Wpとなり、図3(A)に示した従来例よりも通路3の全幅Wtを狭くすることができる。
図3(C)に示した変形例は、ピラー4が縦幅Lp=横幅Wpの関係を有するものである。かかる変形例においても通路3の全幅WtはWw+Wpとなり、図3(A)に示した従来例よりも通路3の全幅Wtを狭くすることができる。図3(B)に示した第一実施形態と図3(C)に示した変形例とを比較すれば、図3(B)に示した第一実施形態の方がより通路3の全幅Wtを狭くすることができる。
このように、本実施形態に係る車両甲板構造1によれば、ピラー4の船首尾方向中心線Cpを通路3の中心線Caに対して一致しないように設定したことにより、例えば、船体中心部にピラー4を配置する場合であっても、通路一本分及びピラー一本分を配置することができる空間を確保しておけばよく、従来よりも船幅を狭くすることができ、船体設計の自由度を向上することができる。
次に、本発明の第二実施形態に係る船舶の車両甲板構造1について、図4〜図5(D)を参照しつつ説明する。ここで、図4は、本発明の第二実施形態に係る船舶の車両甲板構造を示す平面図である。図5は、図4に示したボックスピラーを示す図であり、(A)は図4におけるP部拡大図、(B)はボックスピラーの第一変形例、(C)はボックスピラーの第二変形例、(D)はボックスピラーの第三変形例、である。なお、上述した第一実施形態に係る車両甲板構造1と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図4に示した車両甲板構造1は、ボックスピラー4bを配置したものである。ボックスピラー4bは、図5(A)に示したように、他の用途に利用可能な内部空間を備えた筒形状を有するピラーである。ここでは、ボックスピラー4b内にスプリンクラーや消火栓に水を供給する配管5を挿通した状態を図示している。
このように、ボックスピラー4b内に配管5を配置したことにより、従来、船体外板に沿って配置せざるを得なかった配管5を略船体中心線付近に配置されたボックスピラー4b内に挿通させることができ、配管5の距離短縮や取り回しの容易化を図ることができる。
なお、ボックスピラー4bの内部空間は、水を供給する配管5を配置する用途に限定されるものではない。例えば、ボックスピラー4bの内部空間は、通風経路に利用することもできるし、電線やケーブル類を配置するスペースとしても利用することができる。
ボックスピラー4bは、例えば、筒体を形成する外殻41と、外殻41を補強する補強材42と、を有している。図5(A)に示したように、外殻41は、例えば、縦幅Lpが横幅Wpよりも広い矩形形状を有している。縦幅Lp及び横幅Wpの長さは、必要な強度や配管の本数に応じて任意に変更することができる。ボックスピラー4bは、図2(A)に示したピラー4の複数本分と同程度の強度を有している。
例えば、外殻41は、図5(B)の第一変形例に示したように正方形形状であってもよいし、図5(C)の第二変形例に示したように角丸の長方形形状であってもよいし、図5(D)の第三変形例に示したように円形状であってもよい。
補強材42は、例えば、図5(A)に示したように、上下方向に配置される。また、図示しないが、必要に応じて水平方向に補強材を配置するようにしてもよい。補強材42の配置や本数等は、ボックスピラー4bに求められる強度に応じて任意に変更することができる。また、図5(D)に示したように、補強材42を省略するようにしてもよい。
また、ボックスピラー4bは、エンジンケーシング12の位置を基準に船首尾方向(X軸方向)に略均等な間隔で配置されていてもよい。このようにボックスピラー4bを配置することにより、効果的に車両甲板11を支持することができる。
なお、ボックスピラー4bの配置は図示した構成に限定されるものではなく、船首部1b又は船尾部1sの何れか一方にのみボックスピラー4bを配置するようにしてもよい。また、ボックスピラー4bの配置は、エンジンケーシング12の位置を基準にしていなくてもよい。
また、図5(A)に示したように、ボックスピラー4bの船首尾方向中心線Cpは、通路3の船首尾方向(X軸方向)の中心線Caに対してΔcだけオフセットされている。すなわち、ボックスピラー4bの船首尾方向中心線Cpは、通路3の中心線Caに対して一致しないように設定されている。
かかるボックスピラー4bを使用した場合、通常のピラー4よりも横幅Wpが広くなることから、ボックスピラー4bは、駐車領域2の一画を利用して配置することが好ましい。このように、複数のピラー4を集約したボックスピラー4bを使用することにより、ボックスピラー4bが配置されない部分(例えば、図4におけるQ−Q線部分)では、必要最小限の駐車領域2と通路3とによって船幅を設計することができる。
また、ボックスピラー4bを配置した部分においては、上述した第一実施形態に係るピラー4と同様に、ボックスピラー4bの船首尾方向中心線Cpを通路3の中心線Caに対して一致しないように設定したことにより、通路一本分及びボックスピラー一本分を配置することができる空間を確保しておけばよい。
次に、本発明の一実施形態に係る自動車渡船10について、図6を参照しつつ説明する。ここで、図6は、本発明の一実施形態に係る自動車渡船の一般配置図である。なお、図6は、自動車渡船10の一例としてフェリーの一般配置図を示したものであるが、自動車渡船はフェリーに限定されるものではなく、RORO船や自動車専用船等の車両を運搬可能な船舶であればよい。
図6に示した自動車渡船10は、船体下部から船体上部に向かって、1甲板101、2甲板102、3甲板103、4甲板104、5甲板105、6甲板106、7甲板107を備えている。1甲板101〜4甲板104までが車両甲板であり、5甲板及び6甲板は居住区であり、7甲板は船橋甲板である。
本実施形態に係る自動車渡船10では、1甲板101〜4甲板104を構成する車両甲板が、図1〜図5(D)に示した車両甲板構造1を有している。なお、図中108は、車両が上下甲板を行き来するための船内ランプを示している。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、例えば、図2(A)に示したピラー4と図5(A)に示したボックスピラー4bとを混在させてもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 車両甲板構造
1b 船首部
1s 船尾部
2 駐車領域
3 通路
4 ピラー
4b ボックスピラー
5 配管
10 自動車渡船
11 車両甲板
12 エンジンケーシング
13 エレベータ
14 階段
15 船外ランプ連結部
21 境界線
41 外殻
42 補強材
101 1甲板
102 2甲板
103 3甲板
104 4甲板
105 5甲板
106 6甲板
107 7甲板
1b 船首部
1s 船尾部
2 駐車領域
3 通路
4 ピラー
4b ボックスピラー
5 配管
10 自動車渡船
11 車両甲板
12 エンジンケーシング
13 エレベータ
14 階段
15 船外ランプ連結部
21 境界線
41 外殻
42 補強材
101 1甲板
102 2甲板
103 3甲板
104 4甲板
105 5甲板
106 6甲板
107 7甲板
本発明によれば、船首尾方向に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域と、隣接する前記駐車領域の間に形成された通路と、少なくとも一つの前記通路に配置されたピラーと、を備え、前記ピラーの船首尾方向中心線は、前記通路の中心線に対して一致しないように設定されており、前記ピラーは、前記通路内に人が通れる通路幅を確保するように、左右の何れかの前記駐車領域に接近した位置に配置されている、ことを特徴とする船舶の車両甲板構造。
また、本発明によれば、船首尾方向に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域と、隣接する前記駐車領域の間に形成された通路と、少なくとも一つの前記通路に配置されたピラーと、を備え、前記ピラーの船首尾方向中心線は、前記通路の中心線に対して一致しないように設定されており、前記ピラーは、前記通路内に人が通れる通路幅を確保するように、左右の何れかの前記駐車領域に接近した位置に配置されている、船舶の車両甲板構造を有する自動車渡船が提供される。
上述した船舶の車両甲板構造及び自動車渡船において、前記ピラーは、船首尾方向の幅が船幅方向の幅よりも広い扁平形状を有していてもよい。また、前記ピラーは、他の用途に利用可能な内部空間を備えた筒形状を有していてもよい。また、前記ピラーは、エンジンケーシングから船首尾方向に離隔した位置に配置されていてもよい。
また、前記通路の船幅方向の幅をWtとし、前記ピラーの船幅方向の横幅をWpとし、前記通路幅をWwとしたときに、Wt=Wp+Wwの関係を有していてもよい。また、前記通路幅は、例えば、60cm以上である。
Claims (5)
- 船首尾方向に車両を縦列駐車させる複数の駐車領域と、隣接する前記駐車領域の間に形成された通路と、少なくとも一つの前記通路に配置されたピラーと、を備え、
前記ピラーの船首尾方向中心線は、前記通路の中心線に対して一致しないように設定されている、
ことを特徴とする船舶の車両甲板構造。 - 前記ピラーは、船首尾方向の縦幅が船幅方向の横幅よりも広い扁平形状を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両甲板構造。
- 前記ピラーは、他の用途に利用可能な内部空間を備えた筒形状を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両甲板構造。
- 前記ピラーは、エンジンケーシングの位置を基準に船首尾方向に略均等な間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載の車両甲板構造。
- 請求項1〜4の何れか一項に記載の車両甲板構造を有する、ことを特徴とする自動車渡船。
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