JP2018068810A - 収納什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後両側から内部を視認可能で、かつ優れた強度を有する収納什器を提供する。
【解決手段】収納什器2は、一対の側板11,12と、一対の側板11,12同士を接続する天板14および底板16と、一対の側板11,12の後端部、天板14の後端部および底板16の後端部に固定された後面板18と、一対の側板11,12の間において後面板18に沿って配置された枠体20と、を備える。枠体20は、左側板11に沿って配置され、左側板11に固定された第1縦杆21と、右側板12に沿って配置され、右側板12に固定された第2縦杆22と、第1縦杆21の上端部21aと第2縦杆22の上端部22aとを連結する第1横杆24と、第1縦杆21の下端部21bと第2縦杆22の下端部22bとを連結する第2横杆25と、を備える。後面板18は、前後方向から見て枠体20の内側において前後方向に貫通した開口部19を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、収納什器に関するものである。
収納什器として、一対の側板と天板と底板と後面板とを備えた構成が知られている。
例えば、下記特許文献1には、金属板を折り曲げて成形してなる頂板、底板、背板、左右一対の側板を筐形に組み付けることによって前面を開口させた収納空間を形成する収納家具が開示されている。また、下記特許文献2には、金属板である一枚の板金を折り曲げることによって背板及び左右の側板からなる背側板を形成し、その上下に、同じく板金製の天板及び底板を取り付けて、前方を開口部とした家具の筐体が開示されている。
特開2005−278719号公報 特開2009−101097号公報
ところで、上述した収納什器は、その設置空間を、収納什器を挟んだ前側と後側とに分け隔てるように設置されることがある。具体的に、収納什器は、例えば学校の教室と廊下とを隔てる位置に、前面の開口を教室側に向けた状態で設置されることがある。この場合、後面板に開口部を形成することで、廊下側から開口部を通じて収納什器の内部を視認することが可能となる。これにより、収納什器の収容物を教室側および廊下側の双方から確認することが可能となる。しかしながら、後面板に開口部を形成すると、後面板の強度が低下する。後面板には、一対の側板、天板および底板のうち少なくともいずれか1つが接続されているので、後面板の強度の低下に伴い、収納什器全体の強度が低下する場合がある。
そこで本発明は、前後両側から内部を視認可能で、かつ優れた強度を有する収納什器を提供するものである。
本発明の収納什器は、左右方向に間隔をあけて対向配置された一対の側板と、前記一対の側板の上端部同士を接続する天板と、前記天板に対向配置され、前記一対の側板の下端部同士を接続する底板と、前記一対の側板の後端部、前記天板の後端部および前記底板の後端部のうち少なくともいずれか1つに固定された後面板と、前記一対の側板の間において前記後面板に沿って配置された枠体と、を備え、前記枠体は、第1の前記側板に沿って配置され、前記第1の側板に固定された第1縦杆と、第2の前記側板に沿って配置され、前記第2の側板に固定された第2縦杆と、前記第1縦杆の上端部と前記第2縦杆の上端部とを連結する第1横杆と、前記第1縦杆の下端部と前記第2縦杆の下端部とを連結する第2横杆と、を備え、前記後面板は、前後方向から見て前記枠体の内側において前後方向に貫通した開口部を有する。
この構成では、開口部の周囲に第1縦杆、第2縦杆、第1横杆および第2横杆を備える枠体が配置される。第1縦杆は、第1の側板に固定されているので、開口部の周囲において第1の側板を補強することができる。第2縦杆は、第2の側板に固定されているので、開口部の周囲において第2の側板を補強することができる。第1横杆は、第1縦杆の上端部と第2縦杆の上端部とを連結するので、第1縦杆および第2縦杆を介して一対の側板の相対位置が変位することを抑制できる。第2横杆は、第1縦杆の下端部と第2縦杆の下端部とを連結するので、第1縦杆および第2縦杆を介して一対の側板の相対位置が変位することを抑制できる。よって、前後方向に貫通した開口部を有する後面板を備えることにより収納什器の内部を前後両側から視認可能としつつ、強度が低下した開口部周辺を枠体により補強することができる。したがって、前後両側から内部を視認可能で、かつ優れた強度を有する収納什器を提供できる。
上記の収納什器において、前記第1横杆は、前記天板に沿って配置されるとともに、前記天板に固定されていてもよい。
この構成によれば、第1縦杆および第1横杆を介して第1の側板と天板とが接続され、第2縦杆および第1横杆を介して第2の側板と天板とが接続される。よって、一対の側板と天板との相対位置が変位することを抑制できる。したがって、収納什器の強度をより向上させることができる。
上記の収納什器において、前記第2横杆と前記底板との距離は、前記天板と前記底板との距離の1/3よりも大きくてもよい。
この構成によれば、荷重が大きくかかる後面板の下部に開口部が設けられることを回避できる。これにより、後面板の下部に開口部が設けられる構成と比較して、収納什器の強度を向上させることができる。
上記の収納什器において、前記一対の側板、前記天板および前記底板により囲われた空間を前記後面板とは反対側において開閉する引戸を設置可能に形成されていてもよい。
この構成によれば、引戸により収納什器の内部を体裁よく閉塞することを可能にしつつ、収納什器の内部を引戸側の開口および後面板の開口部の両方から視認できる。
本発明によれば、前後両側から内部を視認可能で、かつ優れた強度を有する収納什器を提供できる。
実施形態に係る収納什器ユニットの斜視図である。 実施形態に係る収納什器ユニットの内部構成を示す正面図である。 実施形態に係る収納什器ユニットの平面図である。 図1のIV−IV線における断面図である。 実施形態に係る収納什器ユニットの背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る収納什器ユニットの斜視図である。
図1に示すように、収納什器ユニット1は、一対の収納什器2と、一対の引戸3と、を備えている。収納什器ユニット1は、水平な設置面F上に設置されている。
図2は、実施形態に係る収納什器ユニットの内部構成を示す正面図であって、引戸を取り外した状態を示すものある。図3は、実施形態に係る収納什器ユニットの平面図である。図4は、図1のIV−IV線における断面図である。
図1から図4に示すように、各収納什器2は、直方体状に形成され、水平の一方向に向かって略全体が開口する収納空間Sを内部に有している。なお、以下の説明では、収納空間Sの略全体が開口する方向を前方と定義し、その反対側を後方と定義する。また、水平方向における前後方向に直交する方向を左右方向と称するとともに、前方から見た左側を左方と定義し、その反対側の右方と定義する。また、各図中において、矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示し、矢印LHは左方を示している。
図2に示すように、収納什器2は、左右方向に間隔をあけて対向配置された一対の側板11,12と、一対の側板11,12の上端部11a,12a同士を接続する天板14と、天板14に対向配置され、一対の側板11,12の下端部11b,12b同士を接続する底板16と、一対の側板11,12、天板14および底板16により囲われた収納空間Sを後方から塞ぐように配置された後面板18と、を備えている。
図2および図4に示すように、一対の側板11,12は、左方に配置された左側板11と、右方に配置された右側板12と、を含んでいる。各側板11,12は、鋼板等の金属板により形成されている。左側板11は、左右方向から見て上下方向および前後方向の双方向に沿って延びる矩形状に形成されている。左側板11の前端部11cおよび後端部11dは、それぞれ左右方向の外側(左方)に向かって略直角に屈曲している。右側板12は、左右方向から見て左側板11と略同形同大に形成されている。右側板12の前端部12cおよび後端部12dは、それぞれ左右方向の外側(右方)に向かって略直角に屈曲している。なお、各側板11,12の左右方向における外側には、側板11,12を覆うようにパネル部材(不図示)が配置されていてもよい。
図2および図3に示すように、天板14は、鋼板等の金属板により形成されている。天板14は、前後方向および左右方向の双方向に沿って延びる矩形状に形成されている。天板14の左端部は、左側板11の上端部11aに対して溶接等により固定されている。天板14の右端部は、右側板12の上端部12aに対して溶接等により固定されている。天板14の前後方向の寸法は、一対の側板11,12の前後方向の寸法よりも大きくなっている。天板14の後端部14aは、一対の側板11,12の後端部11d,12d(図4参照)と前後方向の同じ位置に位置している。天板14の前端部は、一対の側板11,12の前端部11c,12cよりも前方に向かって突出している。
図2に示すように、底板16は、鋼板等の金属板により形成されている。底板16は、上下方向から見て天板14と略同形同大に形成されている。底板16の左端部は、左側板11の下端部11bに対して溶接等により固定されている。底板16の右端部は、右側板12の下端部12bに対して溶接等により固定されている。底板16の後端部16a(図1参照)は、一対の側板11,12の後端部11d,12d(図4参照)と前後方向の同じ位置に位置している。底板16の前端部は、一対の側板11,12の前端部11c,12cよりも前方に向かって突出している。底板16は、設置面F上に設置されている。
図5は、実施形態に係る収納什器ユニットの背面図である。
図5に示すように、後面板18は、鋼板等の金属板により形成されている。後面板18は、上下方向および左右方向の双方向に沿って延びる矩形状に形成されている。後面板18は、一対の側板11,12の後端部11d,12d(図4参照)、天板14の後端部14a(図3参照)、および底板16の後端部16a(図1参照)に対して溶接等により固定されている。後面板18には、前後方向に貫通する開口部19が形成されている。開口部19の詳細については後述する。
図2に示すように、収納什器2は、一対の側板11,12の間に配置された矩形枠状の枠体20をさらに備えている。枠体20は、一対の縦杆21,22と、一対の横杆24,25と、を備えている。
一対の縦杆21,22は、第1縦杆21と、第2縦杆22と、を含んでいる。各縦杆21,22は、例えば四角柱状に形成され、上下方向に沿って延在している。
第1縦杆21は、収納空間Sにおける左方かつ後方の隅部において、左側板11の内面および後面板18の内面に沿って配置されている(図4参照)。第1縦杆21は、左側板11に対し、左側板11の外側(左方)から挿通された図示しないボルト等により固定されている。第1縦杆21および左側板11を固定するボルトの頭は、左側板11における前端部11cと後端部11dとの間に配置される。これにより、ボルトの頭が前後方向から見て収納什器2から突出することが抑制されている。
第2縦杆22は、収納空間Sにおける右方かつ後方の隅部において、右側板12の内面および後面板18の内面に沿って配置されている(図4参照)。第2縦杆22は、右側板12に対し、右側板12の外側(右方)から挿通された図示しないボルト等により固定されている。第2縦杆22および右側板12を固定するボルトの頭は、右側板12における外側に向かって屈曲した前端部12cと後端部12dの間に配置される。これにより、ボルトの頭が前後方向から見て収納什器2から突出することが抑制されている。
一対の横杆24,25は、第1横杆24と、第2横杆25と、を含んでいる。各横杆24,25は、例えば一対の縦杆21,22と同一の横断面形状を有する四角柱状に形成され、左右方向に沿って延在している。
第1横杆24は、第1縦杆21の上端部21aと第2縦杆22の上端部22aとを連結している。第1横杆24は、収納空間Sにおける上方かつ後方の隅部において、天板14の内面および後面板18の内面に沿って配置されている。第1横杆24の左端部は、左側板11に対して左右方向に当接または近接している。また、第1横杆24の左端部は、第1縦杆21の上端部21aの上方に配置され、第1縦杆21の上端部21aに対して溶着等により固定されている。第1横杆24の右端部は、右側板12に対して左右方向に当接または近接している。また、第1横杆24の右端部は、第2縦杆22の上端部22aの上方に配置され、第2縦杆22の上端部22aに対して溶着等により固定されている。第1横杆24は、天板14に対し、天板14の外側(上方)から挿通された図示しないボルト等により固定されている。
第2横杆25は、第1縦杆21の下端部21bと第2縦杆22の下端部22bとを連結している。第2横杆25は、後面板18の内面に沿って配置されている。第2横杆25と底板16との距離D1は、天板14と底板16との距離D2の1/3よりも大きくなっている。第2横杆25の左端部は、左側板11に対して左右方向に当接または近接している。また、第2横杆25の左端部は、第1縦杆21の下端部21bの下方に配置され、第1縦杆21の下端部21bに対して溶着等により固定されている。第2横杆25の右端部は、右側板12に対して左右方向に当接または近接している。また、第2横杆25の右端部は、第2縦杆22の下端部22bの下方に配置され、第2縦杆22の下端部22bに対して溶着等により固定されている。第2横杆25は、L型ブラケット状の第1固定部材27および第2固定部材28により一対の側板11,12に接続されている。第1固定部材27は、第2横杆25の左端部の下面と左側板11の内面とに固定されている。第2固定部材28は、第2横杆25の右端部の下面と右側板12の内面とに固定されている。
後面板18の開口部19は、前後方向から見て枠体20の内側に形成されている。開口部19は、上下方向および左右方向の双方向に沿って延びる矩形状に形成されている。開口部19は、その内縁が前後方向から見て枠体20の内縁と略一致するように形成されている。換言すると、枠体20は、開口部19の内縁に沿って配置されている。開口部19には、透明な材料により形成されたパネル部材4が嵌め込まれている。パネル部材4を形成する材料としては、例えばガラスやアクリル等を用いることができる。パネル部材4は、後面板18に対して固定されている。
図2および図4に示すように、収納什器2は、収納空間Sに1つまたは複数の棚板5を取り付け可能となっている。棚板5は、鋼板等の金属板により平面視矩形状に形成されている。棚板5の取付位置は、上下方向に変更可能となっている。
図1および図2に示すように、一対の収納什器2は、左右方向に隙間なく並んで配置され、互いに連結されている。各収納什器2は、上述した引戸3を設置可能に形成されている。具体的に、各収納什器2の天板14の前端部における下面には、引戸3の上端が走行する一対のレール(不図示)が前後方向に並んだ状態で、左右方向に連続して延設されている。各収納什器2の底板16の前端部における上面には、引戸3の下端が走行する一対のレール(不図示)が前後方向に並んだ状態で、左右方向に連続して延設されている。
図1に示すように、一対の引戸3は、それぞれ各収納什器2の天板14の前端部と底板16の前端部との間に設置され、上述したレールに沿って走行可能に形成されている。各引戸3は、収納空間Sを後面板18とは反対側(前方)において開閉する(図4参照)。各引戸3は、フレーム3aと、フレーム3aの内側に嵌め込まれた透明パネル3bと、によりそれぞれ形成されている。
このように、本実施形態の収納什器2では、開口部19の周囲に第1縦杆21、第2縦杆22、第1横杆24および第2横杆25を備える枠体20が配置される。第1縦杆21は、左側板11に固定されているので、開口部19の周囲において左側板11を補強することができる。第2縦杆22は、右側板12に固定されているので、開口部19の周囲において右側板12を補強することができる。第1横杆24は、第1縦杆21の上端部21aと第2縦杆22の上端部22aとを連結するので、第1縦杆21および第2縦杆22を介して一対の側板11,12の相対位置が変位することを抑制できる。第2横杆25は、第1縦杆21の下端部21bと第2縦杆22の下端部22bとを連結するので、第1縦杆21および第2縦杆22を介して一対の側板11,12の相対位置が変位することを抑制できる。よって、前後方向に貫通した開口部19を有する後面板18を備えることにより収納空間Sを前後両側から視認可能としつつ、強度が低下した開口部19周辺を枠体20により補強することができる。したがって、前後両側から内部を視認可能で、かつ優れた強度を有する収納什器2を提供できる。
しかも、開口部19の周囲に配置された一対の縦杆21,22および一対の横杆24,25のみにより収納什器2を補強することができるので、一対の縦杆21,22および一対の横杆24,25以外の補強部材を削減できる。したがって、収納什器2の製造コストを削減できる。
また、第1横杆24は、天板14に沿って配置されるとともに、天板14に固定されているので、第1縦杆21および第1横杆24を介して左側板11と天板14とが接続され、第2縦杆22および第1横杆24を介して右側板12と天板14とが接続される。よって、一対の側板11,12と天板14との相対位置が変位することを抑制できる。したがって、収納什器2の強度をより向上させることができる。
また、第2横杆25と底板16との距離D1は、天板14と底板16との距離D2の1/3よりも大きいので、荷重が大きくかかる後面板18の下部に開口部が設けられることを回避できる。これにより、後面板18の下部に開口部が設けられる構成と比較して、収納什器2の強度を向上させることができる。
また、収納什器2は、収納空間Sを前方において開閉する引戸3を設置可能に形成されているので、引戸3により収納空間Sを体裁よく閉塞することを可能にしつつ、収納空間Sを引戸3側(前方)の開口、および後面板18の開口部19の両方から視認できる。
そして、収納什器2は、収納空間Sを前後両側から視認可能となっているので、例えば収納什器2を学校の教室と廊下とを隔てる位置に収納空間Sの前方の開口(または引戸3)を教室側に向けた状態で設置することで、廊下側からも開口部19を通じて収納空間Sを視認することが可能となる。これにより、収納什器2の収容物を教室側および廊下側の双方から確認することが可能となる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、一対の縦杆21,22および一対の横杆24,25は、角柱状に形成されているが、これに限定されず、角管状に形成されてもよいし、円柱状や円管状等に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、開口部19にパネル部材4が嵌め込まれているが、これに限定されず、開口部19を通じて収納什器2の内外が連通していてもよい。
また、上記実施形態では、後面板18は、1枚の金属板により形成されているが、これに限定されず、金属板と、金属板の前面に配置された化粧板と、が積層された構造であってもよい。
また、上記実施形態では、後面板18が一対の側板11,12、天板14および底板16に接続しているが、これに限定されず、一対の側板11,12、天板14および底板16のうち少なくとも1つに接続していればよい。
また、上記実施形態においては、収納什器ユニット1は、一対の収納什器2が並んで配置されることにより形成されているが、これに限定されず、1個の収納什器2により形成されていてもよいし、3個以上の収納什器2により形成されていてもよい。また、収納什器ユニットが複数の収納什器により形成されている場合、全ての収納什器の後面板が開口部19を有する必要はなく、任意の収納什器の後面板に開口部19を設ければよい。なお、後面板が開口部を有しない場合であっても、枠体20が設けられていてもよい。
また、収納什器ユニットが複数の収納什器により形成されている場合、隣り合う収納什器の天板同士や底板同士を一体形成してもよい。また、隣り合う収納什器の隣接する側板同士を一体化してもよい。
また、上記実施形態においては、収納什器ユニット1は、収納什器2の収納空間Sの前方の開口を開閉する引戸3を備えているが、これに限定されず、扉を備えていてもよいし、引戸3や扉等を備えず収納空間Sを前方に常時開放するように形成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
2…収納什器 3…引戸 11…左側板(側板) 11a…左側板の上端部(側板の上端部) 11b…左側板の下端部(側板の下端部) 11d…左側板の後端部(側板の後端部) 12…右側板(側板) 12a…右側板の上端部(側板の上端部) 12b…右側板の下端部(側板の下端部) 12d…右側板の後端部(側板の後端部) 14…天板 14a…天板の後端部 16…底板 16a…底板の後端部 18…後面板 19…開口部 20…枠体 21…第1縦杆 21a…第1縦杆の上端部 21b…第1縦杆の下端部 22…第2縦杆 22a…第2縦杆の上端部 22b…第2縦杆の下端部 24…第1横杆 25…第2横杆

Claims (4)

  1. 左右方向に間隔をあけて対向配置された一対の側板と、
    前記一対の側板の上端部同士を接続する天板と、
    前記天板に対向配置され、前記一対の側板の下端部同士を接続する底板と、
    前記一対の側板の後端部、前記天板の後端部および前記底板の後端部のうち少なくともいずれか1つに固定された後面板と、
    前記一対の側板の間において前記後面板に沿って配置された枠体と、
    を備え、
    前記枠体は、
    第1の前記側板に沿って配置され、前記第1の側板に固定された第1縦杆と、
    第2の前記側板に沿って配置され、前記第2の側板に固定された第2縦杆と、
    前記第1縦杆の上端部と前記第2縦杆の上端部とを連結する第1横杆と、
    前記第1縦杆の下端部と前記第2縦杆の下端部とを連結する第2横杆と、
    を備え、
    前記後面板は、前後方向から見て前記枠体の内側において前後方向に貫通した開口部を有する、
    収納什器。
  2. 前記第1横杆は、前記天板に沿って配置されるとともに、前記天板に固定されている、
    請求項1に記載の収納什器。
  3. 前記第2横杆と前記底板との距離は、前記天板と前記底板との距離の1/3よりも大きい、
    請求項1または2に記載の収納什器。
  4. 前記一対の側板、前記天板および前記底板により囲われた空間を前記後面板とは反対側において開閉する引戸を設置可能に形成されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の収納什器。
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