JP6943585B2 - パネル体の天井への固定構造 - Google Patents

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本発明は、トイレブース等に用いられるパネル体の天井への固定構造の技術分野に関するものである。
一般に、トイレブースはパネル体を用いて便器の周囲を囲撓することになるが、このようなパネル体において、例えばドアが設けられる正面パネルのように、上端部が天井に固定支持されるものがある。この場合にパネル体は、従来、天井面に固定した冂字形の天井レールに、パネル体の上端部に設けた凵字形の固定金具を内嵌し、天井レールの脚部から螺入したビスにより天井レールと固定金具とを固定するようにしていた(特許文献1図4参照。)。
特開2016−69855号公報
ところがトイレブースにおいて、天井面と床面とのあいだの寸法が現場ごとに相違することがあり、このような場合に、寸法違いが僅かである場合、パネル体については共通化し、固定金具の天井レールに対する嵌合代の調整、つまり固定金具の上端縁位置が天井レール内において上下変位することで対応させることになる。このようなものにおいて、短い固定金具は天井レールに内嵌しているため脚部が直接見えず、このため天井レールの脚部からビスを螺入して固定金具と天井レールとを固定する場合に、予め固定金具の脚部位置を把握しておかないと、ビスが固定金具に螺入しなかったり、固定金具の端縁部に螺入することになって確実な固定がなされないようなことが予想され、このようなことになると、パネル体の天井への固定強度不足が発生するという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、パネル体の上端部に設けた固定金具を天井下面に設けた天井レールに固定するにあたり、前記天井レールは、天井板に固定される跨部と、該跨部の両端縁部から垂下する両脚部とを備えた冂字形をし、前記固定金具は、パネル体上端部に設けた凹溝に内嵌し、該凹溝の溝底に固定される固定片と、前記天井レールの脚部外側面に対向する対向片とを備えて構成され、固定金具の対向片には、パネル体の上端から上方に延出して固定金具を天井レールにビス固定するための固定片部が設けられ、跨部と両脚部とを備えた凵字形をした補強材の前記両脚部が、前記天井レールの両脚部の内側面に対向する状態で内嵌するものであり、該補強材の一方の脚部のパネル体上端から上方に延出した延出部が、前記固定金具の固定片部から螺入したビスにより天井レール脚部をあいだに挟む状態で固定片部に固定されることを特徴とするパネル体の天井への固定構造である。
請求項2の発明は、固定金具は、凵字形またはL字形をしていることを特徴とする請求項1記載のパネル体の天井への固定構造である。
請求項3の発明は、固定片部は、ビスのビス頭とほぼ同じ大きさの舌片であり、該舌片は、間隔を存して複数設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のパネル体の天井への固定構造である。
請求項4の発明は、補強材跨部には、天井レール脚部の下端縁を越えて固定金具対向片に対向する対向端部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載のパネル体の天井への固定構造である。
請求項1、4の発明とすることにより、外観視される固定金具の固定片部からビス固定できることになってパネル体の天井レールへの固定が確実になると共に、パネル体上端部の天井への固定強度がより向上する
請求項の発明とすることにより、構造が簡単な固定金具とすることができる。
請求項3の発明とすることにより、パネル体上端縁から突出する固定片部である舌片がビス頭に隠された状態になって外観を損なうことがないと共に、固定金具の天井レールへの固定がより確実になる。
(A)(B)はトイレブースの平面図、正面図である。 (A)はパネル体の天井レール部位の水平断面図、(B)は天井固定部位の正面図である。 パネル体の天井固定部位の拡大縦断面図である。 (A)(B)(C)(D)(E)は固定金具の正面図、側面図、背面図、平面図、斜視図である。 第二の実施の形態を示すパネル体の天井固定部位の拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はトイレブースを構成するためのパネル体(正面パネル体)であって、該パネル体1は、出入り口となる開口部を形成するものであり、該開口部には上端部が天井板Cとのあいだに間隙ができる高さのドア体2が開閉自在に設けられている。そしてパネル体1は、床面Fから天井板Cにまで至る長大なもので構成され、該パネル体1の上端部の天井板Cへの固定構造に本発明が実施されており、以下、その構造について具体的に説明する。
前記天井板Cの上面には天井下地3が設けられ、天井板Cの下面に配された冂字形をしたパネル体1の幅と同寸法の天井レール4の跨部4aが、天井板Cを貫通したビス5を介して天井下地3に螺入することで固定されると共に、図3から明らかなように該跨部4aの両端縁部から垂下する状態で両脚部4bとを備えた冂字形をしている。尚、本実施の形態では、天井レール4は、パネル体1と同寸法とすることでドア体2の上部にはない構造になっているが、ドア体2の上部にまで至る長尺物を採用することもできる。
因みに本実施の形態では、天井レール4を補強するため、両脚部4b間に凵字形をした後述する補強材6が内嵌されている。
7はパネル体1の上端部に間隔を存して複数設けられる固定金具であって、該固定金具7は、凵字形をし、跨部(本発明の「固定片」に相当する。)7aがパネル体1の上端部に設けた凹溝1aの溝底にビス8を介して固定されるが、この固定状態で、固定金具7は、両脚部(本発明の「対向片」に相当する。)7bの上端縁7cがパネル体1の上端縁とほぼ一致するようにして凹溝1aに形成の幅広部1bに内嵌されている。
そして固定金具7には、前記天井レール4の脚部4bが内嵌する、つまり天井レール4に固定金具7が外嵌するが、一方(例えばトイレ室内側)の脚部7bには、ビス孔7dが形成された一対(複数)の舌片7eがパネル体1の幅方向に間隔を存する状態で上方に向けて延出されているが、該舌片7eの大きさは、固定金具7を天井レール4に固定するためのビス9のビス頭9aとほぼ同じ大きさとなるように設定されている。尚、舌片7eは両脚部7bに設けたものとしてもよく、また一方の脚片7bに一つだけ設けたものであってもよい。
前記天井レール4を補強するため、両脚部4b間に内嵌される補強材6は、図3から明らかなように、跨部6aと両脚部6bとを備えた凵字形をし、該補強材6の前記両脚部6bが、前記天井レール4の脚片4bの内側面に対向する状態で内嵌している。
そして前記固定金具7を天井レール4に固定するためのビス9は、補強材6の脚部にも螺入することになって、天井レール4の更なる補強をするように構成されたものであるが、図3から明らかなように、補強材脚部6bには、固定金具7に設けた舌片7eと同様、パネル体1上端から上方に延出した延出部6cが設けられており、該延出部6cは、前記固定金具7の固定片部7eから螺入したビス9により天井レール脚部4b(舌片7e)をあいだに挟む状態で固定片部7eに固定されている
さらに補強材6には、図3から明らかなように、跨部6aの端縁部が、天井レール脚部4bの下端縁を越えて固定金具7の対向片7bに対向するよう突出した対向端部6dが設けられた構成になっている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、パネル体1の上端部に設けた固定金具7を、天井板Cの下面に設けた天井レール4にビス9を介して固定することになるが、前記固定金具7は、パネル体1の上端部に設けた凹溝1aに内嵌すべく凵字形をし、そして両脚部7bが、冂字形をした天井レール4に外嵌するものであり、固定金具の一方の脚部7bには、パネル体1の上端から上方に向けて延出した舌片7eが設けられている。この舌片7eに形成されたビス孔7dからビス9を螺入することで、固定金具7、天井レール4、そして補強材6がビス固定されることになる。
このように固定金具7と天井レール4とをビス固定する際に、固定金具7側の舌片7eが天井レール4の外側で直接視認されるため、ビス9の螺入ミスがなく、固定金具7と天井レール4とを確実に固定できることになる。
しかも舌片7eは間隔を存して一対が設けられているため固定金具7と天井レール4との固定が確りしたものになるが、このような複数のビス固定も確実になる。
そのうえ舌片7eは、ビス9のビス頭9aとほぼ同じ大きさに設定されているから、ビス9による固定をしたときに舌片7eがビス頭9aからはみ出してしまうことが回避されて外観を損なうことがない。
そしてこのものでは、隣接する舌片7e間の脚部7bの上端は、パネル体1の上端と略一致しているため、舌片7eがパネル体1の上端から上方に延設した状態でも脚部7bが視認されることがなく、外観性を損なうことがない。
さらに天井レール4は、固定金具7に内嵌するものであるため、固定金具を天井レールに内嵌する場合のように、固定部材に邪魔されることなく天井レール4内に補強材6を内嵌することができることになり、作業性に優れると共に、強度アップが図れることになる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、図5に示す第二の実施の形態の固定金具10のように、L字形をし、横向きの固定片10aがパネル体1の凹溝1aの溝底にビス8を介して固定され、この固定状態で、固定金具10は、縦向きで天井レール4の一方の脚片4bの外側面に対向する対向片10bの上端縁10cがパネル体1の上端縁とほぼ一致するようにして凹溝1aの前後方向一方に形成の幅広部1bに内嵌されている。そして対向片10bの上端部10cには、ビス孔10dが形成され、上方に向けて延出された舌片10eが少なくとも1個形成され、ビス9を介して天井レール4に固定されている。尚、舌片10eの大きさは、ビス9のビス頭9aとほぼ同じ大きさとなるように設定されていることは言うまでもない。そしてこの場合には、広幅部1bは対向片10bが設けられる側だけに設ければよいことになる。
本発明は、トイレブース等に用いられるパネル体の天井への固定構造として利用することができる。
1 パネル体
1a 凹溝
4 天井レール
4a 跨部
4b 脚部
6 補強材
7 固定金具
7a 跨部
7b 脚部
7c 上端縁
7d ビス孔
7e 舌片
9 ビス
9a ビス頭
10 固定金具(第二の実施の形態)
C 天井板

Claims (4)

  1. パネル体の上端部に設けた固定金具を天井下面に設けた天井レールに固定するにあたり、前記天井レールは、天井板に固定される跨部と、該跨部の両端縁部から垂下する両脚部とを備えた冂字形をし、前記固定金具は、パネル体上端部に設けた凹溝に内嵌し、該凹溝の溝底に固定される固定片と、前記天井レールの脚部外側面に対向する対向片とを備えて構成され、固定金具の対向片には、パネル体の上端から上方に延出して固定金具を天井レールにビス固定するための固定片部が設けられ、跨部と両脚部とを備えた凵字形をした補強材の前記両脚部が、前記天井レールの両脚部の内側面に対向する状態で内嵌するものであり、該補強材の一方の脚部のパネル体上端から上方に延出した延出部が、前記固定金具の固定片部から螺入したビスにより天井レール脚部をあいだに挟む状態で固定片部に固定されることを特徴とするパネル体の天井への固定構造。
  2. 固定金具は、凵字形またはL字形をしていることを特徴とする請求項1記載のパネル体の天井への固定構造。
  3. 固定片部は、ビスのビス頭とほぼ同じ大きさの舌片であり、該舌片は、間隔を存して複数設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のパネル体の天井への固定構造。
  4. 補強材跨部には、天井レール脚部の下端縁を越えて固定金具対向片に対向する対向端部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載のパネル体の天井への固定構造。
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