JP7066574B2 - 引戸の戸袋部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸の戸袋部の構造に関するものである。
戸袋部は、対向する側壁と前記側壁間に形成された扉体の収納空間とからなるが、各側壁は、戸袋部の出入口側の方立と、戸袋部の底側の戸尻側縦枠と、方立と戸尻側縦枠間に架け渡された上横枠、中桟、巾木と、から四周枠部が形成されている。
中桟の長さ方向両端部は夫々1本の螺子で方立、戸尻側縦枠に連結されているため、地震等によって面内方向に力が加わった時には、上記四周枠部がほぼ平行四辺形に変形するようになっている。
ここで、防火仕様の引戸の戸袋部では、上記四周枠部に形成された開口をパネルで塞ぐようにしている。図12、図13は従来の引戸装置を示しており、引戸の閉鎖姿勢時には、戸先側縦枠3´と方立4´と上枠5´と床面で形成された開口部を扉体1´が閉鎖し、引戸の開放姿勢時には、扉体1´が戸袋部に収納される。戸袋部の側壁の構造体において、上横枠54´、中桟7´、巾木8´、方立4´、戸尻側縦枠6´から四周枠部が形成されており、四周枠部の開口にはパネル9´が隙間なく配置され、かつ、パネル9´の四辺を、四周枠部の上横枠54´、中桟7´、巾木8´、方立4´、戸尻側縦枠6´に螺子Sで固定している。図13に示すように、パネル9´の戸先側見込面は、方立4´の見込面45´に当接しており、パネル9´の戸尻側見込面は内側ボード24´の端面に当接している。類似の構造が、特許文献1(図3)にも記載されている。
この場合、壁部分が平行四辺形に変形しようとするのに対して、四周枠部の変形がパネルによって規制されるため、四周枠部と壁体の他の構造体との接続部位(例えば、戸尻側縦枠と壁体の補強部材との溶接部分)に大きな力が作用し、接続(溶接)が破壊してしまうおそれがあった。
特許第6166566号
本発明は、引戸装置において、耐震構造を備えた戸袋部を提供することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
対向する側壁と前記側壁間に形成された扉体の収納空間とからなる引戸の戸袋部において、
各側壁は、戸袋部の出入口側の第1縦枠と、戸袋部の底側の第2縦枠と、前記第1縦枠と前記第2縦枠間を水平状に架け渡すように異なる高さ位置で前記第1縦枠、前記第2縦枠に固定された少なくとも2本の横枠とからなる少なくとも1つの四周枠部と、前記4周枠部に囲まれた空間に取り付けられる少なくとも1枚の方形パネルと、有し、
前記方形パネルは、四周の縁部のうちの1つの縁部のみが、前記第1縦枠、前記第2縦枠、2本の横枠のいずれか1つの枠に固定され、前記1つの縁部が固定された枠に対向する枠には、前記方形パネルの前記1つの縁部に対向する他の1つの縁部が当該枠の長さ方向に移動可能な状態で係止されている、
引戸の戸袋部構造、である。
1つの態様では、前記少なくとも2本の横枠は、前記第1縦枠と前記第2縦枠の上端間に設けられた上横枠と、前記第1縦枠と前記第2縦枠の下端間に設けられた巾木と、上横枠と巾木の間に位置して、前記第1縦枠と前記第2縦枠の間に設けられた少なくとも1本の中桟からなり、少なくとも2つの四周枠部が形成されている。
1つの態様では、2本以上の中桟を備え、3つ以上の四周枠部が形成されている。
前記第1縦枠は、いわゆる方立であり、対向する方立間に戸袋部の出入口が形成されている。
1つの態様では、前記第2縦枠は共通部材(戸尻側縦枠)であり、前記複数の横枠のうちの少なくとも一部の横枠(例えば、中桟や巾木)において、戸尻側縦枠のそれぞれの見付面に当該横枠の長さ方向の一端が固定され、戸尻側縦枠の見込面が前記戸袋部の底部となっている。
1つの態様では、引戸の戸袋部及び開口部の上方には、引戸の扉体を吊持するレール等を収容する上枠が設けてあり、上枠の戸尻側端部は戸尻側縦枠に固定されており、前記上横枠の戸尻側が前記上枠に固定されており、前記上横枠の戸尻側端部が前記戸尻側縦枠に当接ないし近接している。
1つの態様では、前記方形パネルの四周の縁部のうち前記1つの縁部及び前記他の1つの縁部以外の2つの辺の縁部は、
前記方形パネルの前記1つの縁部が固定される枠及び前記他の1つの縁部が係止される枠以外の2つの枠の夫々に対して、当該方形パネルの前記移動を許容する状態で当接している。
1つの態様では、前記方形パネルの前記1つの縁部は上縁部、前記他の1つの縁部は下縁部であり、
前記1つの縁部が上側の横枠に固定され、前記他の1つの縁部が下側の横枠に当該下側の横枠の長さ方向に移動可能に係止されている。
1つの態様では、前記方形パネルの左右の側縁部は見付面と見込面を備え、前記見込面は前記方形パネルの左右の側端面を形成しており、
前記左右の側縁部は、前記第1縦枠、前記第2縦枠に前記見付面において当接しており、前記左右の側縁部が前記第1縦枠、前記第2縦枠に当接した状態において、前記見込面の外側には空間が形成されている。
1つの態様では、パネルの一方の見込面の外側には、前記第1縦枠の見込面との間に位置してクリアランス(C1)が形成されており、他方の見込面の外側には、壁体を構成する内側ボードの端面との間に位置してクリアランス(C2)が形成されている。
1つの態様では、前記パネルの一方の見込面(95)と前記第1縦枠との間には高さ方向に延びるクリアランス(C1)が形成されており、
前記第1縦枠は、前記横枠の端部を固定するための見付片(46)を備えており、前記見付片(46)の上下に隣接して横枠受け入れ用空間(460)が形成されており、
前記横枠の端部を前記見付片(46)に固定した状態において、前記横枠の部分が前記横枠受け入れ用空間(460)内に位置すると共に、前記横枠の部分と前記横枠受け入れ用空間(460)との間に隙間(C3)が形成されており、
前記隙間(C3)は、正面視において前記クリアランス(C1)と部分的に重なっており(図9(C)、図10(C)参照)、
少なくとも一方の側壁(20、21)を構成する前記横枠の端部には、前記隙間を塞ぐ塞ぎプレート(79)が設けてある
1つの態様では、前記方形パネルの前記他の1つの縁部と当該他の1つの縁部が係止される枠のいずれか一方には突出部が、いずれか他方には前記突出部を受け入れる長孔部が形成されており、前記長孔部は前記突出部の幅寸法よりも大きい寸法を有している。
1つの態様では、前記突出部は方形パネルの前記他の1つの縁部に形成されており、前記長孔部は当該他の1つの縁部が係止される枠に形成されている。
本発明では、戸袋部の側壁を形成する四周枠部の開口をパネルで塞ぐ構造でありながら、側壁に面内方向に力が加わった際に、四周枠部の変形を許容することで、四周枠部を構成する部材(例えば、戸尻側縦枠)と壁体の補強部材との接続部(例えば、溶接部)が破壊されることを防止する。
本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)を第1側から見た正面図である。 本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)を第2側から見た正面図である。 本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)の開口部における縦断面図である。 本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)の戸袋部における縦断面図である。 上図は、本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)のパネル部位の横断面図である。下図は、本実施形態に係る引戸装置(全閉姿勢)の中桟部位の横断面図である。 第2側の中桟を示す図である。 第1側の中桟を示す図である。 パネルを示す図であり、(A)は裏側から見た正面図、(B)は側面図、(C)は図8(A)におけるC-C線縦断面図、(D)は図8(A)の下方部位の部分拡大図、(E)は図8(A)の部分拡大底面図、(F)は図8(A)のF-F線横断面図、である。 第1側の中桟の戸先側部位と方立との連結を示す図であり、(A)は方立のみを示し、(B)は方立に中桟が連結された状態を示し、(C)は方立にさらにパネルが取り付けられた状態を示す。 第2側の中桟の戸先側部位と方立との連結を示す図であり、(A)は方立のみを示し、(B)は方立に中桟が連結された状態を示し、(C)は方立にさらにパネルが取り付けられた状態を示す。 (A)は図9のA-A線断面図、(B)は図9のB-B線断面図である。 従来の引戸装置(全閉姿勢)を第1側から見た正面図である。 従来の引戸装置(全閉姿勢)のパネル部位の横断面図である。
図1は、全閉姿勢にある引戸装置を第1側から見た正面図であって、図2は、同引戸装置を第2側から見た正面図であり、左右方向に移動する扉体1が、建物内を第1側と第2側とに仕切る壁体に形成された開口部を開閉するようになっている。壁体内には開口部に隣接して戸袋部2が形成されており、開口部開放時には、扉体1が戸袋部2に収容される。
図1、図2に示すように、開口部は、高さ方向に延びる戸先側縦枠3と、高さ方向に延びる方立4と、上枠5の一方の半部と、床面FLとから囲まれた空間から形成されている。図5に示すように、戸先側縦枠3は、開口高方向に延びる部材であり、第1側、第2側にそれぞれ面する見付面30と、見付面30間を接続する見込面31とを備え、見込面31には、開口部全閉時には、扉体1の戸先側端部が当接する凹部32が形成されている。
図3に示すように、上枠5は、第1側の第1見付面50と、第2側の第2見付面51と、上面52と、第1見付面50、第2見付面51の下端の各下面53と、からなり、扉体1の上端部位が、下面53間に形成された開口を通って上枠5内に位置している。第2見付面51を形成するパネルの裏面側には開口幅方向に延びるレール10が設けてあり、扉体1の上端に設けた吊持ローラ11がレール10上を転動することで、扉体1が移動するようになっている。
図5に示すように、戸袋部2は、第2側の側壁20と第1側の側壁21と、側壁20、21間に形成された扉体1の収納空間22とを備えおり、収納空間22の出入口は、第1側と第2側の一対の方立4の間に形成されており、収納空間22の底部は、戸尻側縦枠6によって形成されている。
図5に示すように、戸尻側縦枠6は、収納空間22の高さ方向に延びる部材であり、第1側、第2側にそれぞれ位置する見付面60と、各見付面60の開口部側の端部同士を結ぶ見込面61と、から平面視略コ字形状を備えており、見込面61が開口部側に位置し、各見付面が開口部から離間する方向に延びる姿勢で設けてあり、見込面61が戸袋部2の収納空間の底面を形成している。開口部全開時には、扉体1の戸尻側端部の戸当りゴム12が戸尻側縦枠6の見込面61に当接する。
本実施形態では、上枠5の第1見付面50はメンテナンス用の点検パネルから構成されており、戸先側縦枠3と方立4間に延びる幅寸法を備えており、第1側の方立4は上枠5の上面52に達する高さ寸法を備えている(図1)。上枠5の第2見付面51は戸先側縦枠3と戸尻側縦枠6間に延びる幅寸法を備えており、第2側の方立4は上枠5の下面53に達する高さ寸法を備えている(図2)。図1、図4に示すように、上枠5の上面52の第1側の端部には、方立4と戸尻側縦枠6間で水平に延びる上横枠54が設けてある。図2、図4に示すように、上枠5の第2見付面51を構成するパネルの下端には、方立4と戸尻側縦枠6間で水平に延びる上横枠55が設けてある。
各側壁20、21は、方立4と、戸尻側縦枠6と、方立4と戸尻側縦枠6間に異なる高さ位置で連結された複数本の横枠とを備えている。本実施形態では、横枠は、上横枠54、55と、3本の中桟7と、巾木8である。各側壁20、21は、方立4、戸尻側縦枠6、上横枠54、55と、各側壁20、21毎に3本の中桟7と、巾木8からそれぞれ4つの四周枠部が形成されている(図1、図2参照)。各側壁20、21は、さらに、各四周枠部に囲まれた空間に取り付けられた4枚の方形のパネル9を備えている。尚、中桟7の本数やパネル9の枚数は限定されない。各側壁20、21は、さらに、四周枠部とパネル9から構成された構造体の外側に設けられた壁体ボード23を備えている。戸尻側縦枠6の開口部から遠い側には、内側ボード24が設けてある(図5参照)。
方立4は開口高方向に延びる部材であって、図5、図11に示すように、第1側ないし第2側にそれぞれ面する第1見付面40と、第1見付面40の開口部に近い側から見込方向に延び、開口部に面する第1見込面41と、第1見付面40の開口部から遠い側から戸袋部2の収納空間22に向かって見込方向に延びる第2見込面42と、からなる平面視略コ字形状の凸状部を備え、凸状部の収納空間22に面する部位が出入口を形成しており、出入口には消音材25が高さ方向に亘って設けてある。戸袋部2の施工後には壁体ボード23が設けられるため、方立4において、第1見付面40、第1見込面41、第2見込面42の一部のみが外部に露出する(図5参照)。
方立4は、さらに、第2見込面42の戸袋部2の収納空間22側の端部から開口部から離れる方向に延びる第2見付面43と、出入口から第2見付面43に対向して開口部から離れるように見付方向に延びる内側面44と、第2見付面43の開口部から遠い側の端部と内側面44の開口部から遠い側の端部を見込方向に結ぶ第3見込面45とを備えている。
方立4は、さらに、第3見込面45から開口部から離れる方向に延びる第1見付片46、第1見付片46の先端の見込片47、見込片47の先端から第1見付片46に対向するように開口部側へ延びる第2見付片48と、を備えている。各方立4の第1見付片46、見込片47、第2見付片48は被取付片を形成している。
各方立4の被取付片(第1見付片46、見込片47、第2見付片48)と戸尻側縦枠6(見付面60)の間には、上横枠54、55と、3本の中桟7と、巾木8が高さ方向に間隔を存して水平状に取り付けられており、高さ方向に4つの四周枠部を形成し、各四周枠部に方形状のパネル9が取り付けられている(図1、図2参照)。パネル9の外側には、さらに、壁体ボード23が設けられ、壁体ボード23が第1側、第2側に直接面している。戸袋部2の側壁20、21の構造体である四周枠部及びパネル9は鋼製であり、四周枠部の開口をパネル9で塞ぐことによって、火災時に壁体ボード23が燃焼した場合であっても、第1側と第2側を貫通する孔が形成されないようになっている。
図6、図7に示すように、中桟7は、戸袋部2の幅方向に延びる長尺部材である。図6、図7に示す中桟7は実質的に同じ断面形状を有しており、見付面70と、見付面70の上端の水平状の中間上面71と、中間上面71から垂直に立ち上がる上側見付面72と、上側見付面72の上端の水平状の上片73と、見付面70の下端の水平状の中間下面74と、中間下面74から垂下する下側見付面75と、下側見付面75の下端の水平状の下面76と、下面76から垂直に立ち上がる下側立ち上がり片77と、からなる。見付面70の幅方向の両端部位には、螺子Sの挿通孔702が形成されている。中間上面71には、幅方向に間隔を存して2つのスリット状の長孔部78が形成されている。長孔部78の個数は限定されない。
図6の中桟7では左側が戸尻側で、右側が戸先側であり、図7の中桟7では左側が戸先側で、右側が戸尻側である。中桟7は、戸先側端部が方立4に固定され、戸尻側端部が戸尻側縦枠6に固定される。中桟7の戸尻側部位において、見付面70の戸尻側端面701は、上側見付面72の戸尻側端縁721、下側見付面75の戸尻側端縁751よりも戸尻側に位置している。なお、上側見付面72の戸尻側端縁721と、下側見付面75の戸尻側端縁751が、見付面70の戸尻側端面701と一致していてもよい。
図6は、側壁20を形成する中桟7を示し、戸先側部位において、上側見付面72、下側見付面75に対して縦長方形状の塞ぎプレート79が固定されている。塞ぎプレート79の側縁790は、見付面70の戸先側端縁700よりも戸先側に位置しており、上縁791は、水平状の上片73よりも上側に位置しており、下縁792は、水平状の下面76よりも下側に位置している。
図7は、側壁21を形成する中桟7を示し、中桟7の戸先側部位において、上側見付面72の戸先側端縁720、下側見付面75の戸先側端縁750は、見付面70の戸先側端縁700よりも戸先側に位置している。さらに、中桟7の下側見付面75の戸先側端縁750は、上側見付面72の戸先側端縁720よりも戸先側に位置しており、中桟7の戸先側端部の突出部が形成されている。なお、逆に、中桟7の上側見付面72の戸先側端縁720を、下側見付面75の戸先側端縁750よりも戸先側に位置させてもよく、あるいは、図7の態様において、上側見付面72の戸先側部位を延ばして、上側見付面72の戸先側端縁720を下側見付面75の戸先側端縁750と一致させてもよい。側壁20を形成する中桟7に代えて、あるいは、加えて、側壁21を形成する中桟7の戸先側端部に塞ぎプレートを設けてもよい。
方立4の被取付片(第1見付片46、見込片47、第2見付片48)は、中桟7が連結される部位において上下2箇所において切欠かれている。図9、図10において、切欠き部を参照番号460で示す。中桟7の戸先側部位において、上側見付面72の戸先側部位と、下側見付面75の戸先側部位は切欠き部460に位置しており、上下の切欠き部460の間に残っている方立4の第2見付片48に、中桟7の見付面70の戸先側部位が、螺子Sで固定されている。
中桟7の戸先側部位の取り付けにおいて、図6に示す側壁20を形成する中桟7においては、戸先側端部には、見付面70と塞ぎプレート79の間に空間が形成されており、かかる空間に上下の切欠き部460の間に残っている方立4の第2見付片48を挿入させることで、取り付け時の作業性を向上させている。図7に示す側壁21を形成する中桟7においては、戸先側端部の突出部を方立4の第3見込面45に形成したスリット450に挿入することで、取り付け時の作業性を向上させている。
図6に示す側壁20を形成する中桟7、図7に示す側壁21を形成する中桟7の戸尻側部位の取り付けにおいて、上側見付面72の戸尻側端縁721、下側見付面75の戸尻側端縁751を戸尻側縦枠6の見込面61に当接させた状態で、見付面70を見付面60に離間対向させて螺子Sで固定されている。なお、中桟7の長さ方向両端部の固定(具体的には、戸先側部位と方立4の固定、戸尻側部位と戸尻側縦枠6の固定)の構成は図示の態様に限定されない。
方立4の下方部位と戸尻側縦枠6の下方部位との間には、水平状に延びる巾木8設けてある。図4に示すように、巾木8は、第1側、第2側の各見付面80と、見付面80の上端の水平片81と、水平片81から垂直に立ち上がる立ち上がり片82と、立ち上がり片82の上端の水平状の上片83と、各見付面80の下端を連結する下面84と、からなる。水平片81には、幅方向に間隔を存して2つの長孔部(図示せず)が形成されている。長孔部の構成については、中桟7の長孔部78の説明を援用することができる。巾木8の下面84は、床面FL上に載置された状態で止着部材で床面FLに固定されている。
図8に示すように、パネル9は、横長方形状の面部90と、面部90の上端の水平状の上端面91と、上端面91から垂下する上側垂下片92と、面部90の下端の水平状の下端面93と、下端面93から垂直状に立ち上がる下側垂直片94と、面部90の幅方向両端の左右の側端面95と、側端面95から面部90に対向するように延びる側方見付片96と、からなる。パネル9の下端面93には、下側垂直片94の下端に位置してスリット930が形成されており、下側垂直片94の内面に固定したプレート97の下端がスリット930を通して下端面93から下方に垂直に延びることで、パネル9の下端面93から下方に突出する突出部98が形成されている。本実施形態では、2つの突出部98を設けたが、突出部98の数は限定されず、1つでも、3つ以上でもよい。なお、突出部98を形成する構成は上記態様に限定されない。例えば、プレートを側面視L形状のプレートから構成して、プレートの垂下片から突出部98を形成してもよく、あるいは、パネル9の下端面93の下面に突出部98を別体であるいは一体的に設けてもよい。
パネル9において、面部90の上端部位、上端面91、上側垂下片92からパネル9の上側の縁部が形成されており、面部90の下端部位、下端面93、下側垂直片94からパネル9の下側の縁部が形成されており、面部90の幅方向両端部位、側端面95、側方見付片96からパネル9の側方の縁部が形成されている。
各パネル9は、方立4、戸尻側縦枠6、上横枠54、55と、3本の中桟7と、巾木8から形成される4つの四周枠部に取り付けられる。パネル9の面部90の上端部位には、幅方向に間隔を設けて螺子S用の3つの孔900が形成されている。各パネル9は、上側の縁部を各四周枠部の上側の横枠(上横枠54、55、中桟7)に螺子Sで固定し、下側の縁部を各四周枠部の下側の横枠(中桟7、巾木8)に、当該下側の横枠の長さ方向に移動可能な状態で係止される。
本実施形態に係る4枚のパネル9の取り付けについて説明する。本実施形態では、パネル9は、方立4、戸尻側縦枠6、上側の上横枠54、55、下側の中桟7から形成された四周枠部、方立4、戸尻側縦枠6、上側の中桟7、下側の中桟7から形成された四周枠部、方立4、戸尻側縦枠6、上側の中桟7、下側の巾木8から形成された四周枠部、に取り付けられるが、いずれも、パネル9の下端側を下側の横枠(中桟7、巾木8)に係止させた状態で、パネル9の上端側を上側の横枠(上横枠54、55、中桟7)に螺子Sで固定するようになっており、基本的な取付態様は同じである。
上端及び中間のパネル9の下端側を中桟7に取り付ける際には、パネル9の下端面93から突出する突出部98を、下側の中桟7の中間上面71の長孔部78(図6、図7参照)に上方から差し入れて係止させ、パネル9の下端面93を中桟7の中間上面71に当接せる(図4参照)。同様に、下端のパネル9の下端側を巾木8に取り付ける際には、パネル9の下端面93から突出する突出部98を、巾木8の水平片81の長孔部810に係止させ、パネル9の下端面93を巾木8の水平片81に当接せる(図4参照)。
下端及び中間のパネル9の上端側を中桟7に取り付ける際には、パネル9の下端面93を下側の中桟7の中間上面71あるいは巾木8の水平片81に当接させた状態で、パネル9の上側垂下片92を、上側の中桟7の下側見付面75に当接させ、面部90の上端部位を、上側の中桟7の下側立ち上がり片77に当接させた状態で、面部90の上端部位と上側の中桟7の下側立ち上がり片77を螺子Sで固定する。パネル9が上側の中桟7と下側の中桟7間に取り付けられた状態で、パネル9の上端面91と中桟7の中間下面74は離間している。同様に、上端のパネル9の上端側を上横枠54、55に取り付ける際には、パネル9の下端面93を中桟7の中間上面71に当接させた状態で、パネル9の上側垂下片92を、上横枠54、55の見付面540、550に当接させ、面部90の上端部位を、上横枠54、55の立ち上がり片541、551に当接させた状態で、面部90の上端部位と立ち上がり片541、551を螺子Sで固定する。
中桟7の中間上面71の長孔部78の寸法(中桟7の長さ方向)は、パネル9の突出部98の幅寸法(パネル9の幅方向の寸法)よりも所定寸法(クリアランス)だけ大きく、パネル9の下端の突出部98がこのクリアランスを可動範囲として長孔部78内をパネル9の幅方向に移動可能となっている。長孔部78の溝幅寸法は突出部98の厚さよりも僅かに大きくなっており(左右方向の移動を許容する程度)、パネル9の下端部のパネルの厚さ方向の移動が規制されている。巾木8の水平片81の長孔部とパネル9の下端の突出部98の関係についても、上記記載を援用することができる。
図5上図に示すように、パネル9の面部90の戸先側部位の内面は方立4の第2見付片48に当接しており、戸先側の側方見付片96は、方立4の第1見付片46に当接している。パネル9の戸先側の側端面95と方立4の第3見込面45とは離間しており、戸先側の側端面95の外側にはクリアランスC1が形成されている。パネル9の戸尻側の側方見付片96は戸尻側縦枠6の見付面60に当接しており、戸尻側の側端面95と戸尻側縦枠6の開口部から遠い側に配置された内側ボード24の端面とは離間しており、戸尻側の側端面95の外側にはクリアランスC2が形成されている。したがって、四周枠部に取り付けられたパネル9の左右方向の変位が許容されている。パネル9の戸先側見込面(戸先側の側端面95)と方立4の見込面(第3見込面45)はクリアランスC1によって離間しており、パネル9の戸尻側見込面(戸尻側の側端面95)と内側ボード24の端面とはクリアランスC2によって離間している(図13に示す従来例の構成とは対照的である)。
方立4の第3見込面45とパネル9の戸先側の側端面95の間にクリアランスC1を設けたことによって、正面視において、高さ方向に延びるクリアランスC1が露出する。かかるクリアランスC1は方立4の第1見付片46によって塞がれるが、第1見付片46は中桟7を取り付ける部位において切欠かれており、切欠き部460が形成されているため、中桟7を取り付けた状態で4つの隙間C3が生じ得ることになる(図9参照)。この隙間C3は、第2側の側壁20と第1側の側壁21とにおいて同じ位置に形成されるため第1側と第2側を貫通する孔が形成されることになる。この隙間C3によって形成される貫通孔は壁体ボード23によって覆われるが、火災時、地震時等において仮に壁体ボード23が燃焼ないし破損したとしても、本実施形態では、側壁20を形成する中桟7の戸先側部位に固定した塞ぎプレート79によって側壁20に形成される隙間C3を塞ぐことで、第1側と第2側を貫通する孔が形成されることを防止し、火災の延焼を防止できる。なお、側壁20を形成する中桟7に代えて、あるいは、加えて、側壁21を形成する中桟7の戸先側端部に塞ぎプレートを設けてもよい。
本実施形態では、戸袋部2の側壁20、21の構成要素であるパネル9及び四周枠部において、パネル9を四周枠部に固定する箇所を各パネル9の上側の縁部のみとし、パネル9の幅方向両端の側方の縁部は、四周枠部に固定せずに、方立4および内側ボード24とクリアランスC1、C2を設けて配置し、パネル9の下側の縁部は、中桟7または巾木8に設けた横方向の長孔部78にパネル9下端に設けた突出部98を挿入することで、パネル9下部が厚さ方向に移動して四周枠部から外れることを防止すると共に、パネル9の上側の横枠と下側の横枠の間の横方向のずれを突出部98が長孔部78内で横方向にズレることで吸収するようにしている。
したがって、戸袋部2の側壁20、21を形成する四周枠部の開口をパネル9で塞ぐ構造でありながら、側壁20、21の面内方向に力が加わった時に、四周枠部がほぼ平行四辺形に変形することを許容することで、地震時等に、四周枠部を構成する部材(例えば、戸尻側縦枠6)と壁体の補強部材との接続部(例えば、溶接部)が破壊されることを防止する。
戸袋部2の側壁20、21を構成するパネル9の枚数は問わないが、中桟7を介して高さ方向に隣接して設けられる各パネル9の高さ寸法を小さくすることで、同じ面内変形であっても、1枚のパネル9の上下での変形量の差が小さくすることができるので、パネル9の枚数を多くすることで(例えば、3枚ないし4枚のパネル9を採用する)、方立4とパネル9のクリアランスC1、パネル9と内側ボード24とのクリアランスC2、長孔部78の長さを小さく設計することが可能となる。
1 扉体
2 戸袋部
20 側壁
21 側壁
22 収納空間
4 方立(第1縦枠)
46 第1見付片(中桟の端部の固定片を形成する)
460 切欠き部(横枠受け入れ用空間)
54 上横枠(横枠)
55 上横枠(横枠)
6 戸尻側縦枠(第2縦枠)
7 中桟(横枠)
78 長孔部
79 塞ぎプレート
8 巾木(横枠)
9 パネル
98 突出部
C1 戸先側のクリアランス(空間)
C2 戸尻側のクリアランス(空間)
C3 隙間
S 螺子


Claims (7)

  1. 対向する側壁と前記側壁間に形成された扉体の収納空間とからなる引戸の戸袋部において、
    各側壁は、戸袋部の出入口側の第1縦枠と、戸袋部の底側の第2縦枠と、前記第1縦枠と前記第2縦枠間を水平状に架け渡すように異なる高さ位置で前記第1縦枠、前記第2縦枠に固定された少なくとも2本の横枠とからなる少なくとも1つの四周枠部と、前記4周枠部に囲まれた空間に取り付けられる少なくとも1枚の方形パネルと、有し、
    前記方形パネルは、四周の縁部のうちの1つの縁部のみが、前記第1縦枠、前記第2縦枠、2本の横枠のいずれか1つの枠に固定され、前記1つの縁部が固定された枠に対向する枠には、前記方形パネルの前記1つの縁部に対向する他の1つの縁部が当該枠の長さ方向に移動可能な状態で係止されている、
    引戸の戸袋部構造。
  2. 前記方形パネルの四周の縁部のうち前記1つの縁部及び前記他の1つの縁部以外の2つの辺の縁部は、
    前記方形パネルの前記1つの縁部が固定される枠及び前記他の1つの縁部が係止される枠以外の2つの枠の夫々に対して、当該方形パネルの前記移動を許容する状態で当接している、
    請求項1に記載の引戸の戸袋部構造。
  3. 前記方形パネルの前記1つの縁部は上縁部、前記他の1つの縁部は下縁部であり、
    前記1つの縁部が上側の横枠に固定され、前記他の1つの縁部が下側の横枠に当該下側の横枠の長さ方向に移動可能に係止されている、
    請求項1、2いずれか1項に記載の戸袋部構造。
  4. 前記方形パネルの左右の側縁部は見付面と見込面を備え、前記見込面は前記方形パネルの左右の側端面を形成しており、
    前記左右の側縁部は、前記第1縦枠、前記第2縦枠に前記見付面において当接しており、前記左右の側縁部が前記第1縦枠、前記第2縦枠に当接した状態において、前記見込面の外側には空間が形成されている、
    請求項3に記載の戸袋部構造。
  5. 前記方形パネルの前記他の1つの縁部と当該他の1つの縁部が係止される枠のいずれか一方には突出部が、いずれか他方には前記突出部を受け入れる長孔部が形成されており、前記長孔部は前記突出部の幅寸法よりも大きい寸法を有している、
    請求項1~4いずれか1項に記載の戸袋部構造。
  6. 前記突出部は方形パネルの前記他の1つの縁部に形成されており、前記長孔部は当該他の1つの縁部が係止される枠に形成されている、
    請求項5に記載の戸袋部構造。
  7. 前記パネルの一方の見込面と前記第1縦枠との間には高さ方向に延びるクリアランスが形成されており、
    前記第1縦枠は、前記横枠の端部を固定するための見付片を備えており、前記見付片の上下に隣接して横枠受け入れ用空間が形成されており、
    前記横枠の端部を前記見付片に固定した状態において、前記横枠の部分が前記横枠受け入れ用空間内に位置すると共に、前記横枠の部分と前記横枠受け入れ用空間との間に隙間が形成されており、
    前記隙間は、正面視において前記クリアランスと部分的に重なっており、
    少なくとも一方の側壁を構成する前記横枠の端部には、前記隙間を塞ぐ塞ぎプレートが設けてある、
    請求項4に記載の戸袋部構造。

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