JP7066574B2 - 引戸の戸袋部構造 - Google Patents
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Description
対向する側壁と前記側壁間に形成された扉体の収納空間とからなる引戸の戸袋部において、
各側壁は、戸袋部の出入口側の第1縦枠と、戸袋部の底側の第2縦枠と、前記第1縦枠と前記第2縦枠間を水平状に架け渡すように異なる高さ位置で前記第1縦枠、前記第2縦枠に固定された少なくとも2本の横枠とからなる少なくとも1つの四周枠部と、前記4周枠部に囲まれた空間に取り付けられる少なくとも1枚の方形パネルと、有し、
前記方形パネルは、四周の縁部のうちの1つの縁部のみが、前記第1縦枠、前記第2縦枠、2本の横枠のいずれか1つの枠に固定され、前記1つの縁部が固定された枠に対向する枠には、前記方形パネルの前記1つの縁部に対向する他の1つの縁部が当該枠の長さ方向に移動可能な状態で係止されている、
引戸の戸袋部構造、である。
1つの態様では、2本以上の中桟を備え、3つ以上の四周枠部が形成されている。
前記第1縦枠は、いわゆる方立であり、対向する方立間に戸袋部の出入口が形成されている。
1つの態様では、前記第2縦枠は共通部材(戸尻側縦枠)であり、前記複数の横枠のうちの少なくとも一部の横枠(例えば、中桟や巾木)において、戸尻側縦枠のそれぞれの見付面に当該横枠の長さ方向の一端が固定され、戸尻側縦枠の見込面が前記戸袋部の底部となっている。
1つの態様では、引戸の戸袋部及び開口部の上方には、引戸の扉体を吊持するレール等を収容する上枠が設けてあり、上枠の戸尻側端部は戸尻側縦枠に固定されており、前記上横枠の戸尻側が前記上枠に固定されており、前記上横枠の戸尻側端部が前記戸尻側縦枠に当接ないし近接している。
前記方形パネルの前記1つの縁部が固定される枠及び前記他の1つの縁部が係止される枠以外の2つの枠の夫々に対して、当該方形パネルの前記移動を許容する状態で当接している。
前記1つの縁部が上側の横枠に固定され、前記他の1つの縁部が下側の横枠に当該下側の横枠の長さ方向に移動可能に係止されている。
前記左右の側縁部は、前記第1縦枠、前記第2縦枠に前記見付面において当接しており、前記左右の側縁部が前記第1縦枠、前記第2縦枠に当接した状態において、前記見込面の外側には空間が形成されている。
1つの態様では、パネルの一方の見込面の外側には、前記第1縦枠の見込面との間に位置してクリアランス(C1)が形成されており、他方の見込面の外側には、壁体を構成する内側ボードの端面との間に位置してクリアランス(C2)が形成されている。
1つの態様では、前記パネルの一方の見込面(95)と前記第1縦枠との間には高さ方向に延びるクリアランス(C1)が形成されており、
前記第1縦枠は、前記横枠の端部を固定するための見付片(46)を備えており、前記見付片(46)の上下に隣接して横枠受け入れ用空間(460)が形成されており、
前記横枠の端部を前記見付片(46)に固定した状態において、前記横枠の部分が前記横枠受け入れ用空間(460)内に位置すると共に、前記横枠の部分と前記横枠受け入れ用空間(460)との間に隙間(C3)が形成されており、
前記隙間(C3)は、正面視において前記クリアランス(C1)と部分的に重なっており(図9(C)、図10(C)参照)、
少なくとも一方の側壁(20、21)を構成する前記横枠の端部には、前記隙間を塞ぐ塞ぎプレート(79)が設けてある
1つの態様では、前記突出部は方形パネルの前記他の1つの縁部に形成されており、前記長孔部は当該他の1つの縁部が係止される枠に形成されている。
2 戸袋部
20 側壁
21 側壁
22 収納空間
4 方立(第1縦枠)
46 第1見付片(中桟の端部の固定片を形成する)
460 切欠き部(横枠受け入れ用空間)
54 上横枠(横枠)
55 上横枠(横枠)
6 戸尻側縦枠(第2縦枠)
7 中桟(横枠)
78 長孔部
79 塞ぎプレート
8 巾木(横枠)
9 パネル
98 突出部
C1 戸先側のクリアランス(空間)
C2 戸尻側のクリアランス(空間)
C3 隙間
S 螺子
Claims (7)
- 対向する側壁と前記側壁間に形成された扉体の収納空間とからなる引戸の戸袋部において、
各側壁は、戸袋部の出入口側の第1縦枠と、戸袋部の底側の第2縦枠と、前記第1縦枠と前記第2縦枠間を水平状に架け渡すように異なる高さ位置で前記第1縦枠、前記第2縦枠に固定された少なくとも2本の横枠とからなる少なくとも1つの四周枠部と、前記4周枠部に囲まれた空間に取り付けられる少なくとも1枚の方形パネルと、有し、
前記方形パネルは、四周の縁部のうちの1つの縁部のみが、前記第1縦枠、前記第2縦枠、2本の横枠のいずれか1つの枠に固定され、前記1つの縁部が固定された枠に対向する枠には、前記方形パネルの前記1つの縁部に対向する他の1つの縁部が当該枠の長さ方向に移動可能な状態で係止されている、
引戸の戸袋部構造。 - 前記方形パネルの四周の縁部のうち前記1つの縁部及び前記他の1つの縁部以外の2つの辺の縁部は、
前記方形パネルの前記1つの縁部が固定される枠及び前記他の1つの縁部が係止される枠以外の2つの枠の夫々に対して、当該方形パネルの前記移動を許容する状態で当接している、
請求項1に記載の引戸の戸袋部構造。 - 前記方形パネルの前記1つの縁部は上縁部、前記他の1つの縁部は下縁部であり、
前記1つの縁部が上側の横枠に固定され、前記他の1つの縁部が下側の横枠に当該下側の横枠の長さ方向に移動可能に係止されている、
請求項1、2いずれか1項に記載の戸袋部構造。 - 前記方形パネルの左右の側縁部は見付面と見込面を備え、前記見込面は前記方形パネルの左右の側端面を形成しており、
前記左右の側縁部は、前記第1縦枠、前記第2縦枠に前記見付面において当接しており、前記左右の側縁部が前記第1縦枠、前記第2縦枠に当接した状態において、前記見込面の外側には空間が形成されている、
請求項3に記載の戸袋部構造。 - 前記方形パネルの前記他の1つの縁部と当該他の1つの縁部が係止される枠のいずれか一方には突出部が、いずれか他方には前記突出部を受け入れる長孔部が形成されており、前記長孔部は前記突出部の幅寸法よりも大きい寸法を有している、
請求項1~4いずれか1項に記載の戸袋部構造。 - 前記突出部は方形パネルの前記他の1つの縁部に形成されており、前記長孔部は当該他の1つの縁部が係止される枠に形成されている、
請求項5に記載の戸袋部構造。 - 前記パネルの一方の見込面と前記第1縦枠との間には高さ方向に延びるクリアランスが形成されており、
前記第1縦枠は、前記横枠の端部を固定するための見付片を備えており、前記見付片の上下に隣接して横枠受け入れ用空間が形成されており、
前記横枠の端部を前記見付片に固定した状態において、前記横枠の部分が前記横枠受け入れ用空間内に位置すると共に、前記横枠の部分と前記横枠受け入れ用空間との間に隙間が形成されており、
前記隙間は、正面視において前記クリアランスと部分的に重なっており、
少なくとも一方の側壁を構成する前記横枠の端部には、前記隙間を塞ぐ塞ぎプレートが設けてある、
請求項4に記載の戸袋部構造。
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JP2018156889A JP7066574B2 (ja) | 2018-08-24 | 2018-08-24 | 引戸の戸袋部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018156889A JP7066574B2 (ja) | 2018-08-24 | 2018-08-24 | 引戸の戸袋部構造 |
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JP2020029737A JP2020029737A (ja) | 2020-02-27 |
JP7066574B2 true JP7066574B2 (ja) | 2022-05-13 |
Family
ID=69624043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018156889A Active JP7066574B2 (ja) | 2018-08-24 | 2018-08-24 | 引戸の戸袋部構造 |
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2018
- 2018-08-24 JP JP2018156889A patent/JP7066574B2/ja active Active
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