JP5808234B2 - 上吊り式引き戸の防犯装置 - Google Patents
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Description
ところでこのような引き戸においては、全閉した戸体の戸尻側端部とドア縦枠とのあいだには隙間があり、ここにバールのような工具を差し込んで外側に向けて無理に抉じ開けようとすると、振れ止め体が簡単に破損して抉じ開けられてしまうという問題がある。
そこで特許文献1のもののように、戸体の戸尻側端面部とドア枠とのあいだに相决り状に係合する煙返しを設けて補強し、これによって抉じ開け防止を図るようにしたものが知られている。
請求項2の発明は、抉じ開け防止体は、全閉した戸体の戸尻側端部が対向するドア縦枠に対して対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の上吊り式引き戸の防犯装置である。
請求項3の発明は、抉じ開け防止体は、戸体の厚さ方向に向けて長く構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の上吊り式引き戸の防犯装置である。
請求項2の発明とすることにより、戸体の戸尻側端部とドア枠とのあいだの隙間に工具を差し込んで戸体を抉じ開けようとしても、全閉した戸体の戸尻側端部に位置する抉じ開け防止体が戸体に当接して該戸体の変形や破損を防止することになるため、戸尻側端部からの抉じ開け行為に基づく戸体の変形や破損を極力防止することが出来る。
請求項3の発明とすることにより、抉じ開け防止体を、戸体の屋内側面に近接対向できるため、抉じ開けようとしたときに、振れ止め体が大きな損傷を受ける以前の段階で抉じ開け防止体が戸体屋内側面に当接して抉じ開け防止をすることになるため、抉じ開け行為を受けたときの振れ止め体の破損防止が図れるうえ、抉じ開け防止体は、抉じ開け方向に並ぶ複数の固定部材で固定できるため、より高い抉じ開け防止機能を発揮することができる。
図中、1は建築物の開口部を開閉する上吊り式の戸体であって、該戸体1は、上縁部に左右一対のローラブラケット2が突設され、該ローラブラケット2にそれぞれ軸承されるローラ2aが戸枠3の上枠3aに設けた案内レール4を左右方向移動自在に走行することにより、開口部を全閉する全閉姿勢と全開する全開姿勢とのあいだを変姿するように構成されている。そして、前記上枠3aの戸先側部位(図1において左端側部位)には、開放した戸体1を自閉するための自閉装置5が取付けられており、これによって戸体1は自閉式の引き戸となっている。
尚、前記戸枠3は、上枠3a、戸先側縦枠3b、中間縦枠3c、戸尻側縦枠3d、下枠(沓摺り)3eにより構成されている。
そして戸体1は、全閉姿勢となったとき、戸先側端が戸先側縦枠3bに当接する一方、戸尻側端部が中間縦枠3cに内外方向に対向しており、また全開姿勢になったとき、戸尻側端が戸尻側縦枠3dに当接する一方、戸先側端部が中間縦枠3cに内外方向に対向するようになっている。
尚、抉じ開け防止体11の屋内側面11bの下端部には、戸体下端部に折曲形成される折曲片1gに沿う切欠き11cが形成されており、これによって抉じ開け防止体11は、切欠き11cが折曲片1gに当接しない範囲内で戸体1の屋内側脚片1f側に偏寄させて配することが出来るようになっている。
因みに抉じ開け防止体11は、振れ止め体8の振れ止め機能を損なわないことが要求され、このため振れ止め体8の屋内側端8aを越えて戸体1の屋内側脚片1fに近接対向することがないように設定される。
また、抉じ開け防止体11は、戸厚方向に長い直方体形状とすることで、第一、第二の実施の形態のものに比して戸体1の移動方向の長さを短くすることができ、この結果、その分だけ振れ止め体8を戸尻側端部に寄せて設けることができることになって、抉じ開け防止体11を振れ止め体8よりも戸尻側に設けたものでありながら、振れ止め体8による戸体1の振れ止め効果が高いものとすることが出来る。
尚、第二以下の実施の形態においては、第一の実施の形態と同じ構成のものは第一の実施の形態のものと同じ引き出し符号を付しており、詳細な説明については第一の実施の形態の記載を援用するものとする。
2a ローラ
3e 下枠
3a 上枠
4 案内レール
8 振れ止め体
9 抉じ開け防止体
Claims (3)
- ドア上枠に敷設した吊りレールにローラが転動することで戸体が左右移動をして開口部の開閉を行うように構成した上吊り式引き戸において、ドア下枠には、該ドア下枠に設けられる戸体用の振れ止め体よりも戸尻側位置に位置して戸体の屋外方向への抉じ開け防止をするための抉じ開け防止体を設けるにあたり、該抉じ開け防止体は、戸体の戸厚方向の幅が振れ止め体よりも幅狭に形成されていて、振れ止め体の屋内側端を越えて戸体の屋内側面に近接対向することがないように設定したことを特徴とする上吊り式引き戸の防犯装置。
- 抉じ開け防止体は、全閉した戸体の戸尻側端部が対向するドア縦枠に対して対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の上吊り式引き戸の防犯装置。
- 抉じ開け防止体は、戸体の厚さ方向に向けて長く構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の上吊り式引き戸の防犯装置。
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JP2011261226A JP5808234B2 (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | 上吊り式引き戸の防犯装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013113024A JP2013113024A (ja) | 2013-06-10 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111101824A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-05-05 | 刘小珍 | 一种基于电磁交替转换的防撞性防盗门 |
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JPS58132086U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | 梅田 祐正 | 下レ−ルなし引戸 |
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2011
- 2011-11-30 JP JP2011261226A patent/JP5808234B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111101824A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-05-05 | 刘小珍 | 一种基于电磁交替转换的防撞性防盗门 |
CN111101824B (zh) * | 2019-12-19 | 2022-06-14 | 东阳星月安防科技有限公司 | 一种基于电磁交替转换的防撞性防盗门 |
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JP2013113024A (ja) | 2013-06-10 |
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