JP2010150880A - パネルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
パネル幅方向両端部にガスケットや目地を設けることがないパネルの取付構造を提供する。
【解決手段】
笠木5と横桟6と左右の袖パネル2とからなる空間を塞ぐパネルの取付構造であり、パネルは室外側パネル30と室内側パネル31とからなる。袖パネル端部には係止縦枠7が設けてある。室外側パネル30の縦フレーム材には係止突起(螺子S4)が、係止縦枠7には係止突起を見込方向に受け入れて下方に案内可能な係止孔73が形成されており、室外側パネル30をケンドン式で笠木5、横桟6に取り付ける際に、係止突起が係止孔73に係止する。室内側パネル31は室内外方向の移動が規制される状態で取り付けられる。室外側及び室内側パネル30、31の幅方向の左右端部は、係止縦枠7を室内側及び室外側から隠蔽するように延出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、上側の笠木と、下側の横桟と、左右の袖パネルの端部と、で囲まれた空間を塞ぐように取り付けられるパネルの取付構造に関するものである。
トイレブース等の開口部の上部にパネルを取り付ける場合、図8に示すように、左右の袖パネル2間の空間に室外側よりパネル3´を取り付けて、室内側からガスケットGなどで、目隠しをすることが一般的に行なわれている。
しかし、この取付方法では、室内側にのみガスケットGが露出することになって、室内外の意匠が異なるのみならず、ガスケットGが脱落する可能性があるという欠点がある。
特許文献1には、パネル取付構造が開示されているが、このものもガスケットに相当する目地を用いていると共に、両側面に外向きに付勢され開口側面に当接するばねを設けてなることから、目地が脱落する可能性を有している。
特開平08−158748
本発明は、パネル幅方向両端部にガスケットや目地を設けることがないパネルの取付構造を提供することを目的とする。
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、
上側の笠木と、下側の横桟と、左右の袖パネルの端部と、で囲まれた空間を塞ぐように取り付けられるパネルの取付構造において、
前記パネルを、前記笠木に対して互いに反対側に位置する第1部分と第2部分とから形成し、
前記第1部分は、前記パネルの一方の見付面となる第1面部と、第1面部の上方部位に設けられ、笠木に取り付けられる立ち上がり状の取付片と、第1面部の上方部位に設けられ、前記笠木に対して前記第2部分側に位置する立ち上がり状の被係止片と、第1面部の幅方向端部に設けた左右の縦フレーム材と、を備え、
前記第2部分は、前記パネルの他方の見付面となる第2面部と、第2面部の上方部位に設けられ、前記被係止片に係止する上側係止片と、第2面部の下方部位に設けられ、横桟に設けた被係止部に係止する下側係止片と、を備え、
前記左右の袖パネルの端部には、高さ方向に延出し、第1部分を係止させるための係止縦枠がそれぞれ設けてあり、
前記第1部分の縦フレーム材と係止縦枠のいずれか一方にはパネル幅方向に突出する係止突起が、他方には係止突起を見込方向に受け入れて下方に案内可能な係止孔が形成されており、
前記第1部分は、前記左右の係止突起を前記左右の係止孔に係止させることで室内外方向の移動が規制されており、
前記第2部分は、前記第1部分とは反対側から前記被係止片及前記横桟の被係止部に係止されており、
第1部分の第1面部及び第2部分の第2面部の幅方向の左右端部は、前記左右の係止縦枠を室内側及び室外側から隠蔽するように延出している、
パネルの取付構造、である。
後述する実施形態では、第1部分は室外側パネルであり、第2部分は室内側パネルである。
1つの態様では、前記第1部分はいわゆるケンドン式で取り付けられる。
1つの態様では、前記立ち上がり状の取付片、前記立ち上がり状の被係止片は、第1面部の幅方向(パネルの幅方向)の両端側に位置してそれぞれ設けてある。
後述する実施形態では、前記第1部分は、第1面部と、第1面部の四周に折曲形成された上片、下片、左右の縦片と、第1面部の上方部位に設けた上側フレーム材と、第1面部の幅方向端部に設けた左右の縦フレーム材と、を備えているが、これには限定されない。後述する実施形態では、前記第2部分は、第2面部と、第2面部の四周に折曲形成された上片、下片、左右の縦片と、を備えているがこれには限定されない。
前記第1部分の下方部位に下側係止片を設け、前記横桟に前記下側係止片が係止する被係止部を設けてもよい。
1つの態様では、前記係止縦枠は、第1面部側及び第2面部側の見付片と、見込片と、から形成されており、
前記係止孔は、第1面部側の見付片から見込片に亘って形成された水平部と、見込片において水平部から下方に延びる垂直部と、からなり、
前記係止突起は、前記第1部分の縦フレーム材の見込片から突出するように設けてある。
1つの態様では、前記笠木は、第1面部側の垂下片と第2面部側の垂下片とを備え、
前記第2部分は、前記第2部分の上側係止片を前記被係止片と第2面部側の垂下片との間に形成された隙間に上方から差し入れることで前記被係止片の上端に係止させると共に、前記第2部分の下側係止片を横桟の被係止部に係止させることで室内外方向の移動が規制されており、
前記取付片は前記被係止片の上端を越えて上方に延出しており、当該延出する部位と前記笠木の第2面部側の垂下片とが第2面部側から止着部材によって固定されており、前記止着部材の頭部は、第2部分の上側係止片の直上に位置することで第2部分の上方への移動を規制している。
1つの態様では、前記被係止片は、第1面部の上方部位に設けたベース部材の垂直片に止着部材を介して設けてあり、
前記被係止片と前記ベース部材の垂直片のいずれか一方に形成された止着部材の挿通孔を高さ方向に延びる長孔とすることで、被係止片の上端の高さが調整可能となっている。
請求項1、2に記載した発明では、パネルを第1部分と第2部分に分割すると共に、左右の袖パネルに設けた係止縦枠を介して第1部分を室内側方向の移動が規制された状態で係止させ、第2部分を室内外方向の移動が規制された状態で係止させ、かつ、第1部分の第1面部及び第2部分の第2面部の幅方向の左右端部は、前記左右の係止縦枠を室内側及び室外側から隠蔽するように延出しているので、パネル幅方向両端部にガスケットや目地を設けることがないパネルの取付構造を提供することができる。したがって、パネルの室内外の意匠を同じにすることができ、また、ガスケットや目地の経年劣化によるメンテナンスも不要である。
請求項3に記載した発明では、第1部分及び第2部分の上方への移動を規制する螺子は、第2部分の面部ではなく面部の上方に位置する笠木に設けるものであり、パネルの面部の外観を損ねることがない。
請求項4に記載した発明では、パネルを第1部分と第2部分とに分割したものでありながら、現場において、被係止片の上端の高さを微調整することで、第2部分の取り付け位置を微調整することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、トイレブースの上面図および外側から見た正面図であり、トイレブースの開口部1は、左右の袖パネル2(戸先側袖パネルを2A、戸尻側袖パネルを2Bとする)と、上部の上部パネル3から囲まれている。開口部1は扉体によって開閉されるが、扉体としては、引戸、開き戸、バランス戸、折戸が例示され、図1では、右から順に、引戸の扉体4、内開き戸の扉体4´、外開き戸の扉体4´を示している。左右の袖パネル2は、床FLから天井Cまでの全高に亘って延出している。天井Cには開口幅方向に延出する笠木(天井レール)5が取り付けてある。図2乃至図6には引戸が開口部1を開閉する実施形態を、図7には開き戸が開口部1を開閉する実施形態を示す。
図3右図に示すように袖パネル2の上端には、笠木5を受け入れる凹部20が形成されており、袖パネル2は、いわゆるケンドン式で取り付けられる。袖パネル2の下端には巾木21が固定されている。図3左図に示すように、上部パネル3の上端には、袖パネル2と同様に、笠木5を受け入れる凹部が形成されている。上部パネル3の構成の詳細については後述する。
笠木5は、図示の態様では、対向状の室外側の垂下片50、室内側の垂下片51からなる。袖パネル2の上端の凹部20、上部パネル3の上端の凹部内には、水平片50´と垂直状の立ち上がり片51´とから側面視L形状のパネル取付片5´が設けてあり、笠木5の室内側の垂下片51にパネル取付片5´の立ち上がり片51´を重ね合わせて、室内側から螺子S1、S2でそれぞれ固定するようになっている。
図2、図3に示すように、左右の袖パネル2A(戸先側袖パネル)、2B(戸尻側袖パネル)間に形成された開口部1を、開口部幅方向に移動可能な扉体4によって開閉する。開口部1の上方の上部パネル3から戸尻側袖パネル2Bに亘ってハンガーレール41が開口部幅方向に延出しており、扉体4は、扉体4の上端に設けたハンガーローラ40を介してハンガーレール4上を移動して開口部1を開閉するようになっている。
開口部1の上端には、開口幅方向に延出する横桟6が設けてある。横桟6の長さ方向の両端部は袖パネル2に固定されている。横桟6の上面には長さ方向(開口幅方向)に延出する凹部60が形成されており、凹部60は後述するように上部パネル3の下端の下側係止片に対応する被係止部を構成している。袖パネル2は、開口部1の高さH1に対応する第1部位と、開口部1の上方部位から天井Cまでの高さH2に対応する第2部位とからなる。
上部パネル3は、天井Cに設けた笠木5、左右の袖パネル2A、2Bの第2部位、横桟6で囲まれる空間を閉塞するように取り付けられる。袖パネル2の第2部位には、高さ方向に延出する垂直状のパネル係止縦枠7が設けてある。パネル係止縦枠7は、高さ方向に間隔を存して螺子S3によって袖パネル2A、2Bの端面22に取り付けられる。
図6に示すように、パネル係止縦枠7は、室内外の対向状の見付片70、71と、見付片同士を連結する見込片72と、から断面視コ字形状に形成されているチャンネル材である。左右の戸先側及び戸尻側のパネル係止縦枠7は、室内外の見付片70、71の先端を袖パネル2A、2Bの端面22に当接させて(他の部材を介して当接させてもよい)、見込片72同士が対向するようにして、見込片72から袖パネル2A、2Bの端面22に向かう螺子S3によって取り付けられる。パネル係止縦枠7は、横桟から6から天井Cまでの全高に亘って延出しており、室内外の見付片70、71の先端が袖パネル2A、2Bの端面22に当接されていることにより、上部パネル3の幅方向両端部において室内外で連通する隙間が形成されることを防止し、室内外での光の漏れを防止する。
パネル係止縦枠7には、高さ方向に間隔を存して複数(図示の例では2つ)の係止孔73が形成されている。係止孔73は、室外側見付片70(幅方向略中央部位)から見込片72(幅方向略中央部位)に亘って形成された水平部730と、水平部730の見込片72側の端部から下方に向かって延びる垂直部731と、からなる。水平部730の溝幅(高さ)は後述する螺子S4の頭部よりも大きく、垂直部731の溝幅は、螺子S4の頭部よりも小さく、軸部よりも大きい寸法となっている。パネル係止縦枠7の見込片72の上端には、平行状に垂直に延びるスリット74が形成されており、スリット74に笠木5の垂下片50、51を受け入れるようになっている。尚、図6に示すパネル係止縦枠7の斜視図は、戸尻側袖パネル2Bに取り付けられた戸尻側のパネル係止縦枠7の斜視図であり、戸先側のパネル係止縦枠7の構成は、図示の戸尻側のパネル係止縦枠7と左右対称となることは当業者に理解される。
図5、図6に示すように、上部パネル3は、パネルの室外側部位を構成する室外側パネル30と、室内側部位を構成する室内側パネル31と、に分割されており、これらを組み立てることで上部パネル3が形成される。尚、以下に述べる室外側パネル30の構成を備えたパネルが室内側に、室内側パネル31の構成を備えたパネルが室外側に位置するようにして上部パネル3を構成することも可能であることは当業者に理解される。
室外側パネル30は、上部パネル3の室外側見付面を形成する面部300と、面部300の四周の折曲片とからなり、四周の折曲片は、より具体的には、面部300の上端に折曲形成された上片301と、面部300の下端に折曲形成された下片302と、面部300の幅方向両端部にそれぞれ折曲形成された縦片303、304と、からなる。
室外側パネル30の面部300の上片301は、面部300に対して直角に折曲された室内側に延出する水平片である。室外側パネル30の面部300の下片302は、室内側に延出する水平片302Aと、水平片302Aの室内側端部から下方に折曲してなる垂下片302Bと、からなる。室外側パネル30の左右の縦片303、304はパネル内側に向かって90度を越えて折り返し状に折曲された「レ」状の折曲片である。
室外側パネル30の面部300の上方部位の内側面には、上部パネル3の幅方向に延出する上側フレーム材32が設けてある。上側フレーム材32は、垂直片320と垂直片320の下端から室内側に向かって水平状に延出する水平片321と、垂直片320の上端を室内側に折曲してなる折曲片322と、水平片321の先端から下方に向かって垂下状に折曲形成した折曲片323と、からなる。フレーム材32の垂直片320、折曲片322は、面部300の上端側部位、上片301の内側にそれぞれ密着固定(例えば、接着剤や溶接によって)されている。
室外側パネル30の面部300の下方部位の内側面には下側フレーム材33が取り付けてある。下側フレーム材33は、ハンガーレール41の取付のための補強材の役割をも有している。下側フレーム材33は、上側の水平片330と、下側の水平片331と、上下の水平片330、331の室内側を上下に連結してなる垂直片332と、上側の水平片330の室外側を下方に垂下状に折曲してなる折曲片333と、下側の水平片331を下方に垂下状に折曲してなる折曲片334と、からなる。フレーム材33の折曲片333、334は、面部300の下端側部位の内側に密着固定(例えば、接着剤や溶接によって)されている。
図2上図、図6に示すように、室外側パネル30の面部300の幅方向の両端部には、それぞれ左右の縦フレーム材34、35が設けてある。縦フレーム材34は、室内外の対向状の見付片340、341と、見付片同士を連結する見込片342と、から断面視コ字形状に形成されている。同様に、縦フレーム材35は、室内外の対向状の見付片350、351と、見付片同士を連結する見込片352と、から断面視コ字形状に形成されている。縦フレーム材34、35の室外側の見付片340、350は面部300の幅方向両端部近傍の内側に密着固定(例えば、接着剤や溶接によって)されており、「レ」状の縦片303、304は、縦フレーム材34、35の見込片342、352よりも外方(袖パネル2A、2B側)に位置している。
縦フレーム材34、35の見込片342、352には、係止突起を構成する螺子S4が取り付けられている。螺子S4は、頭部及び軸部の一部が見込片342、352から開口幅方向外側(縦片303、304側)に突出するように見込片342、352に螺着されている。図2上図、図6では戸尻側の螺子S4のみが図示されて、戸先側の螺子は省略されている。
上側フレーム材32の水平片321の幅方向の両端部(すなわち、上部パネル3の幅方向の両端部)には、室外側パネル30の取付片5´の水平片50´が螺子(後述する螺子S5に隠れているため図示せず)で固定されている。上側フレーム材32の水平片321には、左右の室外側パネル取付片5´の開口幅方向内側(上部パネル3の幅方向中央部側)にそれぞれ隣接して水平片80と垂直片81とからなる側面視L形状のベース部材8が螺子S5で固定されている。ベース部材8の垂直片81の室内側には垂直状の被係止片9が螺子S6で固定されている。被係止片9に形成された螺子S6を受け入れる孔(図示せず)は高さ方向の長孔であり、被係止片9を長孔に沿って上下動させることで、室内側パネル31を係止する被係止片9の上端の高さ位置を微調整できるようになっている。図5に示すように、笠木5の室内側の垂下片51と被係止片9との間には僅かな隙間が形成されている。ベース部材8はこのような隙間を形成するように上側フレーム材32の水平片321に取り付けられている。また、パネル取付片5´の立ち上がり片51´は、被係止片9の上端よりも上方に延出している。
室内側パネル31は、パネル3の室内側見付面を形成する面部310と、面部310の四周の折曲片とからなり、四周の折曲片は、より具体的には、面部310の上端に折曲形成された上片311と、面部310の下端に折曲形成された下片312と、面部310の幅方向両端部にそれぞれ折曲形成された縦片313、314と、からなる。
室内側パネル31の面部310の上片311は、面部310の上端から室外側に水平状に折曲する水平片311Aと、水平片311Aの先端から下方に折曲した垂下片311Bと、からなる。室内側パネル31の面部310の下片312は、面部310の下端から室外側に水平状に折曲する水平片312Aと、水平片311Aの先端から下方に折曲した垂下片312Bと、からなる。室内側パネル31の左右の縦片313、314はパネル内側に向かって90度を越えて折り返し状に折曲された「レ」状の折曲片である。
このように構成された上部パネル3の取り付けについて説明する。先ず、天井Cに設けた笠木5、左右の袖パネル2A、2B、横桟6に対して、室外側パネル3を室外側からケンドン式で取り付ける。より具体的には、室外側パネル30の上端の上側フレーム材32の垂直片320と垂直片320の上端を室内側に折曲してなる折曲片322の室内側に、笠木5の室外側の垂下片50を位置させ、パネル取付片5´の立ち上がり片51´の室内側に笠木5の室内側の垂下片51を位置させるように持ち上げ、次いで、室外側パネル30の幅方向両端の係止突起としての螺子S4を左右のパネル係止縦枠7の係止孔73の水平部730に挿入させた後、室外側パネル30を下げることで、係止突起としての螺子S4が係止孔73の垂直部731に案内されて下降し、室外側パネル30の下片302が係止片として横桟6の上面の被係止部としての凹部60に係止して、図5、図6に示す状態となる。
この状態において、上側フレーム材32の折曲片322の先端は笠木5の室外側の垂下片50に当接しており、上側フレーム材32の水平片321に取り付けたパネル取付片5´の立ち上がり片51´は笠木5の室内側の垂下片51に室外側から当接している。下片302の水平片302Aは、横桟6の上面に当接しており、下片302の垂下片302Bは横桟6の凹部60に係止している。また、図示はしていないが、左右の縦フレーム材34、35の見込片342、352に突設した係止突起(螺子S4)は、係止孔73の垂直部731の下端に当接している。したがって、室外側パネル30は、上方へ移動しない限り、室外側への移動が規制されている。
また、図6に示すように、室外側パネル30の左右の縦フレーム材34、35の見込片342、352は、それぞれ左右の係止縦枠7の見込片72に近接している。そして、室外側パネル30の面部300の幅方向両端部は、縦フレーム材34、35の見込片342、352を越えてそれぞれ戸先側袖パネル2A側、戸尻側袖パネル2B側の端面22に近接するまで延出しており、左右の係止縦枠7の室外側目付片70を室外側から隠蔽している。
次いで、室内側パネル31を取り付ける。具体的には、室内側から、室内側パネル31の上側係止片、具体的には、上片311(水平片311Aと垂下片311B)の垂下片311Bを、笠木5の室内側の垂下片51と被係止片9との間に上方から差し込むようにして室外側パネル30の被係止片9に上方から係止させ、同時に、室内側パネル31の下側係止片、具体的には、下片312の垂下片312Bを、横桟6の上面の被係止部としての凹部60に係止させる。最後に、螺子S2によって室内側から笠木5の室内側の垂下片51とパネル取付片5´の立ち上がり片51´とを固定することで、図2上図、図3左図、図4に示す組立状態となる。
組立状態において、室外側パネル30の上側フレーム材32の折曲片323と、室外側パネル30の下側フレーム材33の垂直片332は、室内側パネル31の面部310のパネル内側面(室外側パネル30に対向する面)に当接している。また、室内側パネル31の上片311の水平片311Aと垂下片311Bは、被係止片9の上端に係止しており、下片312の水平片312Aは、横桟6の上面に当接しており、下片312の垂下片312Bは横桟6の凹部60に係止している。したがって、室内側パネル31は、上方へ移動しない限り、室内側への移動が規制されている。ここで、笠木5の室内側の垂下片51とパネル取付片5´の立ち上がり片51´とを固定する螺子S2の頭部が室外側パネル31の上片311の直上に位置しており、室外側パネル30及び室内側パネル31の両方のパネルの上方への移動が規制されている。
また、組立状態においては、図2上図に示すように、室内側パネル31の面部310の幅方向両端部は、縦フレーム材34、35の見込片342、352を越えてそれぞれ戸先側袖パネル2A側、戸尻側袖パネル2B側の端面22に近接するまで延出しており、左右の係止縦枠7の室内側見付片71を室内側から隠蔽している。
本発明は、トイレブースの上部パネルの取り付けに用いることができる。
トイレブースの上面図および外側から見た正面図である。 上図は、上部パネルの部位の横断面図、下図は、扉体の部位の横断面図である。 左図は、上部パネル及び扉体の部位の縦断面図、右図は、袖パネルの部位の縦断面図である。 図3左図の上部パネル部位の拡大図である。 図3左図を分解して示す図である。 図2上図を分解して示す図および戸尻側の係止縦枠の斜視図である。 扉体を、引戸に代えて開き戸から構成した態様を示す図であり、(A)は概略正面図、(B)は上部パネル及び扉体の部位の縦断面図、(C)は上部パネルの部位の横断面図、(D)は扉体の部位の横断面図である。 従来の上部パネルを示す横断面図である。
符号の説明
2 袖パネル
3 上部パネル
30 室外側パネル
300 面部
301 上片
302 下片
303 縦片
304 縦片
32 上側フレーム材
33 下側フレーム材
34 縦フレーム材
35 縦フレーム材
31 室内側パネル
310 面部
311 上片
312 下片
313 縦片
314 縦片
5 笠木
6 横桟
7 係止縦枠
73 係止孔
8 ベース部材
9 被係止片
S1〜S6 螺子

Claims (4)

  1. 上側の笠木と、下側の横桟と、左右の袖パネルの端部と、で囲まれた空間を塞ぐように取り付けられるパネルの取付構造において、
    前記パネルを、前記笠木に対して互いに反対側に位置する第1部分と第2部分とから形成し、
    前記第1部分は、前記パネルの一方の見付面となる第1面部と、第1面部の上方部位に設けられ、笠木に取り付けられる立ち上がり状の取付片と、第1面部の上方部位に設けられ、前記笠木に対して前記第2部分側に位置する立ち上がり状の被係止片と、第1面部の幅方向端部に設けた左右の縦フレーム材と、を備え、
    前記第2部分は、前記パネルの他方の見付面となる第2面部と、第2面部の上方部位に設けられ、前記被係止片に係止する上側係止片と、第2面部の下方部位に設けられ、横桟に設けた被係止部に係止する下側係止片と、を備え、
    前記左右の袖パネルの端部には、高さ方向に延出し、第1部分を係止させるための係止縦枠がそれぞれ設けてあり、
    前記第1部分の縦フレーム材と係止縦枠のいずれか一方にはパネル幅方向に突出する係止突起が、他方には係止突起を見込方向に受け入れて下方に案内可能な係止孔が形成されており、
    前記第1部分は、前記左右の係止突起を前記左右の係止孔に係止させることで室内外方向の移動が規制されており、
    前記第2部分は、前記第1部分とは反対側から前記被係止片及前記横桟の被係止部に係止されており、
    第1部分の第1面部及び第2部分の第2面部の幅方向の左右端部は、前記左右の係止縦枠を室内側及び室外側から隠蔽するように延出している、
    パネルの取付構造。
  2. 前記係止縦枠は、第1面部側及び第2面部側の見付片と、見込片と、から形成されており、
    前記係止孔は、第1面部側の見付片から見込片に亘って形成された水平部と、見込片において水平部から下方に延びる垂直部と、からなり、
    前記係止突起は、前記第1部分の縦フレーム材の見込片から突出するように設けてある、
    請求項1に記載のパネルの取付構造。
  3. 前記笠木は、第1面部側の垂下片と第2面部側の垂下片とを備え、
    前記第2部分は、前記第2部分の上側係止片を前記被係止片と第2面部側の垂下片との間に形成された隙間に上方から差し入れることで前記被係止片の上端に係止させると共に、前記第2部分の下側係止片を横桟の被係止部に係止させることで室内外方向の移動が規制されており、
    前記取付片は前記被係止片の上端を越えて上方に延出しており、当該延出する部位と前記笠木の第2面部側の垂下片とが第2面部側から止着部材によって固定されており、前記止着部材の頭部は、第2部分の上側係止片の直上に位置することで第2部分の上方への移動を規制している、
    請求項1、2いずれかに記載のパネルの取付構造。
  4. 前記被係止片は、第1面部の上方部位に設けたベース部材の垂直片に止着部材を介して設けてあり、
    前記被係止片と前記ベース部材の垂直片のいずれか一方に形成された止着部材の挿通孔を高さ方向に延びる長孔とすることで、被係止片の上端の高さが調整可能となっている、
    請求項1乃至3いずれかに記載のパネルの取付構造。
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