JP2017002579A - 間仕切パネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフィス等の室内を、間仕切パネル体とドア装置とを連結した状態で仕切ることで、室内に区画スペースの形成が可能な間仕切パネル装置を提供する。
【解決手段】間仕切パネル装置1は、支柱ユニット10aと、非透光性材料からなる対をなす表面被覆カバー30a,30bと、支柱ユニット10aの側面に配設される、ドアパネル52を含むドア装置50と、他の側面に配設され、透光性材料からなるパネル板72で構成される間仕切パネル70とを備える。間仕切パネル70は、支柱ユニット10aと接触した状態で配設され、表面被覆カバー30aは、側端部30a1が、間仕切パネル70の一の側縁部70aの表面に接触するように取り付けられて、間仕切パネル70の側縁部70aを、支柱ユニット10aとの間で挟持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばオフィス等の室内を、透光性材料からなる複数の間仕切パネル体と、ドアパネル(好適には透光性材料からなるドアパネル)を含むドア装置とを連結した状態で仕切ることで、室内に、さらに会議室等の区画スペースを形成することができる間仕切パネル装置に関する。
従来、この種の間仕切パネル装置としては、例えば特許文献1に開示されているように、支柱(構造体)の両側面部のうち、一の側面部側には、ドア装置を配設し、他の側面部側には、間仕切パネル(ガラス)を取り付け、また、支柱の前面部および後面部の表面を実質的に遮蔽するため、支柱の、ドア装置側の表面領域と、間仕切パネル側の表面領域とを、それぞれ2つの別個の表面被覆カバー(補助部材および枠部材)で覆う構成を採用するのが一般的である。
しかしながら、特許文献1に記載のように、支柱の前面部および後面部の表面を、それぞれ2つの別個の表面被覆カバーで覆う構成では、これらの表面被覆カバー同士の配設位置が多少でも離れていると、支柱の前面部および後面部の一部が被覆しきれずに露出してしまい、また、完全に被覆できたとしても、2つの別個の表面被覆カバー同士が当接する境界位置に、必然的に衝合ラインが形成されることになる。このように支柱の前面部および後面部の表面の一部が露出、または表面被覆カバーに前記衝合ラインが形成されることは、特に、間仕切パネルがガラス等の透光性材料からなる場合には、間仕切パネル装置全体としての外観(見栄え)を大きく悪化させる傾向があるため、望ましくなく、この傾向は、特にドア装置を構成するドアパネルもガラス等の透光性材料で構成した場合に、より顕著である。
また、特許文献2には、支柱(枠部材)の前面部および後面部の全面を、単一の表面被覆カバー(表装部材)で実質的に被覆する構成を採用したガラスパネルシステムが開示されている。このガラスパネルシステムは、間仕切パネル(ガラス板)の取付を、間仕切パネルの側縁部を、支柱の凹溝内に挿入することにより保持する構成を採用しているため、間仕切パネルを、上下レールに嵌め込んだ後に(パネルの左右方向に)スライド移動させる必要があり、このような取付方法は、特に高さのある間仕切パネルや、大面積や大重量の間仕切パネルの場合に、取付作業性が悪く、不向きであるという問題がある。
特許第4676799号公報(特に図2および図7等) 特許第3630094号公報(特に図7等)
本発明の目的は、表面被覆カバーの適正化を図ることにより、支柱ユニットの前面部および後面部(を覆う表面被覆カバー)の外観(見栄え)を向上させることができ、しかも、表面被覆カバーの取付で、間仕切パネルをスライド移動させることなく、間仕切パネルの側縁部の保持(挟持)も可能にした間仕切パネル装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)上下端部がそれぞれ天井と床面とに固設された少なくとも1本の支柱を有する支柱ユニットと、非透光性材料からなり、前記支柱に連結されて前記支柱ユニットの前面部および後面部のそれぞれのほぼ全面を覆うように装着される対をなす表面被覆カバーと、前記支柱ユニットの両側面部のうち、一の側面部側に配設される、ドアパネルを含むドア装置と、他の側面部側に配設され、透光性材料からなる少なくとも1枚のパネル板で構成される間仕切パネルとを備え、前記間仕切パネルは、一の側縁部の裏面が前記支柱ユニットの前面部または後面部と接触した状態で配設され、前記対をなす表面被覆カバーのうち、少なくとも一方の表面被覆カバーは、一の側端部が、前記間仕切パネルの前記一の側縁部の表面に接触するように取り付けられて、前記間仕切パネルの前記一の側縁部を、前記支柱ユニットとの間で挟持することを特徴とする間仕切パネル装置。
(2)前記ドアパネルは、透光性材料からなる上記(1)に記載の間仕切パネル装置。
(3)前記ドアパネルおよび前記パネル板は、いずれもガラス材料からなる上記(2)に記載の間仕切パネル装置。
(4)前記表面被覆カバーは、金属板を用いて形成される上記(1)、(2)または(3)に記載の間仕切パネル装置。
(5)前記支柱ユニットは、前記一の側面部側に位置し、少なくとも前記ドア装置のドア枠を構成する第1の支柱と、前記他の側面部側に位置し、前記第1の支柱に対し間隔をおいて配置され、前記間仕切パネル体の前記一の側縁部の裏面と接触する第2の支柱とを有する上記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
(6)前記表面被覆カバーは、他の側端部に、前記ドア装置の戸当たり部を形成してなる上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
(7)前記表面被覆カバーは、前記支柱に連結される裏面部分に、前記間仕切パネルの厚さに対応する高さをもち、前記支柱に当接させて連結される突状補強部を有する上記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
本発明によれば、上下端部がそれぞれ天井と床面とに固設された少なくとも1本の支柱を有する支柱ユニットと、非透光性材料からなり、前記支柱に連結されて前記支柱ユニットの前面部および後面部のそれぞれのほぼ全面を覆うように装着される対をなす表面被覆カバーと、前記支柱ユニットの両側面部のうち、一の側面部側に配設される、ドアパネルを含むドア装置と、他の側面部側に配設され、透光性材料からなる少なくとも1枚のパネル板で構成される間仕切パネルとを備え、前記間仕切パネルは、一の側縁部の裏面が前記支柱ユニットの前面部または後面部と接触した状態で配設され、前記対をなす表面被覆カバーのうち、少なくとも一方の表面被覆カバーは、一の側端部が、前記間仕切パネルの前記一の側縁部の表面に接触するように取り付けられて、前記間仕切パネルの前記一の側縁部を、前記支柱ユニットとの間で挟持することによって、支柱ユニットの前面部および後面部(を覆う表面被覆カバー)の外観(見栄え)を向上させることができ、しかも、表面被覆カバーの取付で、間仕切パネルをスライド移動させることなく、間仕切パネルの側縁部の保持(挟持)も可能にし、特に高さのある間仕切パネルや、大面積や大重量の間仕切パネルの場合であっても、容易に取り付けることができる間仕切パネル装置を提供することが可能になった。
図1は、本発明に従う代表的な間仕切パネル装置の要部の正面図である。 図2は、図1に示す間仕切パネル装置の要部の横断面図である。 図3は、図2に示す間仕切パネル装置を構成する第1の表面被覆カバーを示したものであって、図3(a)は裏面図、図3(b)は上面図である。 図4は、図2に示す間仕切パネル装置を構成する第2の表面被覆カバーを示したものであって、図4(a)は裏面図、図4(b)は上面図である。 図5は、図2に示す間仕切パネル装置を構成する第3の表面被覆カバーを示したものであって、図5(a)は裏面図、図5(b)は上面図である。 図6は、図2に示す間仕切パネル装置を構成する第4の表面被覆カバーを示したものであって、図6(a)は裏面図、図6(b)は上面図である。 図7は、第3の支柱に、第3および第4の表面被覆カバーを装着するときの状態を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら以下で説明する。
図1は、本発明に従う代表的な間仕切パネル装置を、仕切られた区画スペース(部屋)の外側から眺めた正面図であり、図2は、図1に示す間仕切パネル装置の要部の横断面図であり、図3〜図6は、図2に示す間仕切パネル装置を構成する4種類の表面被覆カバーを、それぞれの裏面および上面から眺めた図であり、そして、図7は、第3の支柱に、第3および第4の表面被覆カバーを装着するときの状態を説明するための図である。
図1および図2に示す間仕切パネル装置1は、支柱ユニット10、図2では2つの支柱ユニット10a、10bと、対をなす表面被覆カバー30、30、図2では2対の表面被覆カバー30a、30bおよび30c、30dと、ドア装置50と、間仕切パネル70とを主として備え、これらを連結した状態で、例えばオフィス等の室内に配設して室内を仕切ることで、室内に、さらに会議室等の区画スペース(部屋)を形成することができる。なお、以下では、説明の便宜上、図2において、下側方向を、部屋の外側方向doutとするとともに、支柱ユニット10a、10b、表面被覆カバー30a〜30d、ドア装置50および間仕切パネル70の各後面部が位置する方向とし、また、上側方向を部屋の内側方向dinとするとともに、支柱ユニット10a、10b、表面被覆カバー30a〜30d、ドア装置50および間仕切パネル70の各前面部が位置する方向として説明する。
支柱ユニット10a、10bは、上下端部がそれぞれ天井Rと床面Fとに固設された少なくとも1本の支柱、図2では、支柱ユニット10aが、一の側面部10a1側に位置し、少なくともドア装置50のドア枠(の一の縦枠)を構成する第1の支柱12aと、他の側面部側10a2に位置し、第1の支柱12aに対し間隔をおいて配置され、ドア枠と間仕切パネル70のパネル縦枠とを兼ねる第2の支柱12bとを有する2本の支柱を有する構成が示されており、また、支柱ユニット10bは、ドア装置50のドア枠と間仕切パネル70のパネル縦枠とを兼ねる第3の支柱12cの1本の支柱を有する構成が示されている。
また、支柱ユニット10aは、第1の支柱12aと第2の支柱12bの間に、これら支柱12a、12bを連結する連結部材14が配設され、さらに、支柱ユニット10aを構成する第2の支柱12bは、間仕切パネル70のパネル枠体を構成するパネル縦枠16が、ビス等の複数の止めねじ18による連結により一体化されており、この第2の支柱12b(を構成する)パネル縦枠16の前面部16aまたは後面部16bに、間仕切パネル70の取付時に、間仕切パネル70の一の側縁部70aの裏面が接触するように構成されている。前記連結部材14としては、例えば石膏ボード等の裏面材と、鋼板等の表面材からなる2枚の積層板を、鋼板等の中間結合材を介して連結し、これら積層板で挟まれた空間に、ロックウール等の充填剤を充填した複合板が挙げられる。
第1〜第3の支柱12a〜12cは、図2では、角管状のものを使用した場合を示しているが、角柱状などの他の形状を採用することでき、また、材質も鋼やアルミニウム合金等の種々の金属材料を用いることができる。
対をなす表面被覆カバー30a、30bおよび30c、30dは、いずれも非透光性材料からなっており、一対の表面被覆カバー30a、30bは、支柱ユニット10aの前面部および後面部のそれぞれのほぼ全面を覆うように装着され、また、一対の表面被覆カバー30c、30dは、支柱ユニット10bの前面部および後面部のそれぞれのほぼ全面を覆うように装着されている。
図2に示す間仕切パネル装置1は、形状の異なる第1〜第4の表面被覆カバー30a〜30dを用いて構成した場合を示している。図3〜図6は、それぞれ第1〜第4の表面被覆カバー30a〜30dの裏面(図3(a)〜図6(a))および上面(図3(b)〜図6(b))を示したものである。
そして、本発明では、対をなす表面被覆カバー30a、30bおよび30c、30dのうち、少なくとも一方の表面被覆カバー、図2では、一方の表面被覆カバー30aおよび30cは、それぞれ一の側端部30a1および30c1の裏面が、間仕切パネル70の一の側縁部70aの表面に接触するように取り付けられて、間仕切パネル70の一の側縁部70aを、一方の表面被覆カバー30aまたは30cの一の側端部30a1または30c1と、支柱ユニット10aまたは10b(を構成するパネル縦枠16)との間で挟持することができる。このように、本発明では、間仕切りパネル70を所定の取付位置にセットした後に、対をなす表面被覆カバー30a、30bまたは30c、30dを取り付ける構成を採用したことで、間仕切パネル70をスライド移動させることなく、間仕切パネル70の側縁部70aの保持(挟持)も可能にし、特に高さのある間仕切パネルや、大面積や大重量の間仕切パネルの場合であっても、容易に取り付けることができる。
また、本発明では、各支柱ユニット10a、10bの前面部または後面部を覆う表面被覆カバー30a〜30dとして、単一の表面被覆カバーを使用することが可能になるため、2つの別個の表面被覆カバーを用いていた従来の間仕切りパネル装置に比べて、支柱ユニットの前面部および後面部(を覆う表面被覆カバー)の外観(見栄え)を向上させることができる。
加えて、図2では、間仕切パネル70が、支柱ユニット10a(の第2支柱12bを構成するパネル縦枠16)の後面部側のみに、1枚のパネル板72を配設した、いわゆる片寄せパネル配設構造の場合を示しており、かかる場合、第2および第4の表面被覆カバー30bおよび30dは、それらの側端部で、間仕切パネル70の側縁部を保持(挟持)する必要がないことから、これらの側端部を直角に折り曲げて、支柱ユニットが側面側から見えにくい形状にしているが、かかる形状だけには限定されない。さらに、支柱ユニット10aの側端部10a2には、パネル縦枠16の側端部が露出するのを防止する観点から、パネル縦枠16に、側面被覆キャップ19の裏面に設けた突出片19aを嵌め込んで、パネル縦枠16を側面被覆キャップ19で被覆した構成を示しているが、かかる構成だけには限定されない。
表面被覆カバー30の材質としては、間仕切パネル70の側縁部70aを保持できる強度をもち、かつ、支柱ユニット10の前後面部が見えないように被覆できて、良好な外観(見栄え)を有する非透光性材料を用いればよく、特に限定はしないが、例えば、アルミ合金板や鋼板等の金属板や、この金属板に各種めっきや塗装等の表面処理被膜を形成した表面処理金属板等が挙げられ、そのような材質で形成された各種装飾パネルを用いることが好適である。
また、図2では、第1および第3表面被覆カバー30aおよび30cは、他の側端部30a2および30c2を、それぞれ支柱ユニット10aおよび10bよりもドア装置50側に突出させて、ドア装置50の戸当たり部32および33を形成するとともに、一の端部30a1、30c1の端縁位置を、支柱ユニット10aおよび10bの左右方向の最外側端面位置と一致するように形成し、戸当たり部32および33の内面に、緩衝材31を両面テープ等で貼着固定した場合を示しているが、必要に応じて他の構成に変更することもできる。
さらに、表面被覆カバー30は、図2に示すように、支柱12a〜12cに連結される裏面部分に、間仕切パネル70の厚さに対応する高さをもち、支柱12a〜12cに当接させて連結される突状補強部34を有することが、表面被覆カバー30全体の強度を向上させるのに好適である。
加えて、支柱ユニット10bに第3および第4の表面被覆カバー30cおよび30dを装着する方法としては、図7に示すように、まず、取付位置に設置した第3の支柱12cの前面部側から、第3の支柱12cに形成してある貫通孔を通じて挿入されたビス等の複数の止めねじ15を、第3の表面被覆カバー30cの突状補強部34に形成したねじ孔35に連結して、第3の表面被覆カバー30cを、支柱ユニット10bを構成する第3の支柱12cに装着し、次いで、第3の支柱12cの前面部に取り付けられているばねグリップ37が、第4の表面被覆カバー30dの突状補強部34に形成した取付開口36に挿入されるように、第4表面被覆カバー30dを第3の支柱12cの前面部に近接させた状態で、第4の表面被覆カバー30dを、第3の支柱12cの下側方向にスライド移動させることにより、第4の表面被覆カバー30dを、支柱ユニット10bを構成する第3の支柱12cに装着する方法が挙げられるが、かかる取付方法だけに限定されず、第3の支柱12cの前面部および後面部の双方にばねグリップ37を設け、第3の表面被覆カバー30cもまた、第4の表面被覆カバー30dと同じ裏面形状にすることも可能である。また、支柱ユニット10aに第1および第2の表面被覆カバー30aおよび30bを装着する方法もまた、上述した、支柱ユニット10bに第3および第4の表面被覆カバー30cおよび30dを装着する方法と同様な方法で行なうことができる。
ドア装置50は、少なくとも1枚のドアパネル、図2では補強材51を介して所定の間隔をおいて配設された2枚のドアパネル52、52を有し、支柱ユニット10aの側面部10a1側に配設されている。
ドアパネル52は、間仕切パネル装置1全体の外観(見栄え)を向上させる観点から、透光性材料、例えば強化ガラス等のガラス材料からなることが好ましい。なお、ここでいう「透光性」とは、可視光を透過させる性質を意味し、具体的には透光性材料からなるパネル板を通して、区画スペース(部屋)の、外側から内部や、内部から外側を透視できる性質を意味する。
ドア装置50は、一の側端部を、ドアヒンジ54を用いて支柱ユニット10b(を構成する第3の支柱12c)に回動可能に取り付け、また、他の端部を、第1の表面被覆カバー30aに設けた戸当たり部32と当接する形状に形成しており、他の端部側のドアパネル52の位置に、キーシリンダ56と、レバータイプの把手58を有している。
間仕切パネル70は、支柱ユニット10aの他の側面部10a2側に配設され、例えば強化ガラス等の透光性材料からなる少なくとも1枚のパネル板、図2では1枚のパネル板72の側縁部の裏面が、支柱ユニット10aの前面部または後面部、図2では支柱ユニット10aの後面部と接触した状態で配設されている。また、間仕切パネル70は、2枚のパネル板72、72で構成されていてもよく、この場合、支柱ユニット10a(の第2の支柱12aを構成するパネル縦枠16)の前面部と後面部に、それぞれ2枚のパネル板72、72の側縁部の裏面が接触するように配設するとともに、第2の表面被覆カバー30bもまた、第1の表面被覆カバー30aの側端部30a1と同じ形状に構成すればよい。
また、各パネル板72は、1枚で構成される場合だけではなく、2枚以上の合わせガラスで構成することも可能である。
なお、図示は省略したが、間仕切パネル70の上下の端部は、天井Rに取り付けた笠木、および床Fに取り付けた幅木内に設けられたサッシュの凹溝にそれぞれ嵌め合わされて、特に上下方向への移動が阻止されるように支持されている。また、左右に隣接する2つの間仕切パネル70、70の対向端部同士は、ポリカーボネート等よりなる上下方向に延びる透明な連結部材74により、互いに連結されている。
上述したところは、この発明の実施形態の一例を示したにすぎず、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
本発明によれば、支柱ユニットの前面部および後面部(を覆う表面被覆カバー)の外観(見栄え)を向上させることができ、しかも、表面被覆カバーの取付で、間仕切パネルをスライド移動させることなく、間仕切パネルの側縁部の保持(挟持)も可能にし、特に高さのある間仕切パネルや、大面積や大重量の間仕切パネルの場合であっても、容易に取り付けることができる間仕切パネル装置を提供することが可能になった。
1 間仕切パネル装置
10、10a、10b 支柱ユニット
12a 第1の支柱
12b 第2の支柱
12c 第3の支柱
14 連結部材
15 止めねじ
16 パネル縦枠
18 止めねじ
19 側面被覆キャップ
30 表面被覆カバー
30a 第1の表面被覆カバー
30b 第2の表面被覆カバー
30c 第3の表面被覆カバー
30d 第4の表面被覆カバー
31 緩衝材
32、33 戸当たり部
34 突状補強部
35 ねじ孔
36 取付開口
37 ばねグリップ
50 ドア装置
51 補強材
52 ドアパネル
54 ドアヒンジ
56 キーシリンダ
58 把手
70 間仕切パネル
72 パネル板
74 連結部材
dout 部屋の外側方向
din 部屋の内側方向
R 天井
F 床面

Claims (7)

  1. 上下端部がそれぞれ天井と床面とに固設された少なくとも1本の支柱を有する支柱ユニットと、
    非透光性材料からなり、前記支柱に連結されて前記支柱ユニットの前面部および後面部のそれぞれのほぼ全面を覆うように装着される対をなす表面被覆カバーと、
    前記支柱ユニットの両側面部のうち、
    一の側面部側に配設される、ドアパネルを含むドア装置と、
    他の側面部側に配設され、透光性材料からなる少なくとも1枚のパネル板で構成される間仕切パネルと
    を備え、
    前記間仕切パネルは、一の側縁部の裏面が前記支柱ユニットの前面部または後面部と接触した状態で配設され、
    前記対をなす表面被覆カバーのうち、少なくとも一方の表面被覆カバーは、一の側端部が、前記間仕切パネルの前記一の側縁部の表面に接触するように取り付けられて、前記間仕切パネルの前記一の側縁部を、前記支柱ユニットとの間で挟持することを特徴とする間仕切パネル装置。
  2. 前記ドアパネルは、透光性材料からなる請求項1に記載の間仕切パネル装置。
  3. 前記ドアパネルおよび前記パネル板は、いずれもガラス材料からなる請求項2に記載の間仕切パネル装置。
  4. 前記表面被覆カバーは、金属板を用いて形成される請求項1、2または3に記載の間仕切パネル装置。
  5. 前記支柱ユニットは、
    前記一の側面部側に位置し、少なくとも前記ドア装置のドア枠を構成する第1の支柱と、
    前記他の側面部側に位置し、前記第1の支柱に対し間隔をおいて配置され、前記間仕切パネルの前記一の側縁部の裏面と接触する第2の支柱と
    を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
  6. 前記表面被覆カバーは、他の側端部に、前記ドア装置の戸当たり部を形成してなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
  7. 前記表面被覆カバーは、前記支柱に連結される裏面部分に、前記間仕切パネルの厚さに対応する高さをもち、前記支柱に当接させて連結される突状補強部を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の間仕切パネル装置。
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