JP2018065695A - 自動マーキングシステム - Google Patents

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弘光 宮島
Hiromitsu Miyajima
弘光 宮島
小野田 立志
Tateshi Onoda
立志 小野田
貴史 竹内
Takashi Takeuchi
貴史 竹内
寛丈 田中
Hirotomo Tanaka
寛丈 田中
加藤 充
Mitsuru Kato
充 加藤
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Abstract

【課題】より短時間で欠陥を検出しマーク付けするためのマーキングシステムを提供する。【解決手段】カメラ(15)及び画像プロセッサ(14)を含むロープ点検装置(10)と、画像プロセッサ(14)がロープ上の欠陥を検出することに応じてマークをロープ上に付与するロープマーキング装置(17)とを備える自動マーキングシステム(8)が提供される。マークは、欠陥の種類またはレベルを区別する。ロープは、エレベータ装置の巻上ロープであってよい。欠陥とは、巻上ロープの縮径、錆、ワイヤ破断及びストランド破断のうちの少なくとも1つを含み得る。【選択図】図3

Description

本発明は、ロープ上に検出された欠陥の種類及び/またはレベルに応じて、巻上ロープ上にマークまたはテープを自動的に付与する自動マーキングシステムに関する。
エレベータ用の巻上ロープは、エレベータかごを移動させるために必要な吊り上げ力及び牽引力を提供するために使用される。巻上ロープは、典型的には、スチールワイヤを互いに編み合わせてストランドを形成し、その後、ストランドを中央コアの周りに編むことによって形成される。
巻上ロープの動作信頼性を保証するために、ロープは定期的に点検されなければならない。従来技術によれば、係る点検は、巻上ロープを連続的または間欠的に低速で動かしながら、サービス要員が機械室内で目視点検を行うことを含み得る。欠陥が見つかった場合、欠陥の位置でロープの全周を目視により点検する必要がある。機械室内で巻上ロープの全周を目視で点検することは困難なため、欠陥は通常チョークまたはテープでマーク付けされる。サービス要員は、その後、エレベータかご上でエレベータが昇降路を通って移動するときにマークを探し、ロープのマーク部分を目視で点検する。
欠陥の検出及びマーク付けは手作業で行われるので、巻上ロープの全長を点検するには長い時間がかかる。したがって、より短時間で欠陥を検出しマーク付けするためのマーキングシステムが必要である。
本発明の一実施形態によれば、カメラ及び画像プロセッサを含むロープ点検装置と、画像プロセッサがロープ上の欠陥を検出することに応じてロープ上にマークを付与するロープマーキング装置とを備える、自動マーキングシステムが提供される。マークは、欠陥の種類またはレベルを区別する。
本発明の別の実施形態によれば、カメラ及び画像プロセッサを含むロープ点検装置と、画像プロセッサがロープの縮径、錆及びワイヤ破断のうちの少なくとも1つを検出することに応じて、マークをロープ上に付与するロープマーキング装置と、画像プロセッサがロープのストランド破断を検出することに応じて、テープをロープの周りに巻き付けるロープテーピング装置とを備える、自動マーキングシステムが提供される。マークは、欠陥の種類またはレベルを区別する。
本発明のさらなる実施形態によれば、ロープ点検装置により巻上ロープ上の欠陥を検出することと、検出信号をロープ点検装置からロープマーキング装置に送信することと、検出信号に応じてロープ上にマークを付与することとを備える、エレベータの巻上ロープを点検する方法が提供される。マークは、欠陥の種類またはレベルを区別する。
エレベータシステムの断面図である。 本発明の自動マーキングシステムの概略図である。 本発明の自動マーキングシステム及びエレベータコントローラのブロック図である。 巻上ロープ上の様々なレベルの縮径及び縮径のレベルに対応するマークを示す。 巻上ロープ上の様々なレベルの錆形成及び錆形成のレベルに対応するマークを示す。 巻上ロープ上の様々なレベルのワイヤ破断及びワイヤ破断のレベルに対応するマークを示す。 破断ストランドを有する巻上ロープ及び破断ストランドにテープが巻き付けられた巻上ロープを示す。 本発明のマーキング装置の概略図である。 図8のマーキング装置の断面図である。 本発明のマーキング装置の別の実施形態の概略図である。 図10のマーキング装置の断面図である。 本発明のテーピング装置の概略図である。 図12のテーピング装置の側面図である。 巻上ロープに向かって移動する図12のテーピング装置を示す。 巻上ロープを含む図12のテーピング装置を示す。 巻上ロープの周りにテープを巻き付ける図12のテーピング装置を示す。 テープカッターの動きを示す図12のテーピング装置の側面図である。 本発明の自動マーキングシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の自動マーキングシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の自動マーキングシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の自動マーキングシステムの動作を示すフローチャートである。
例として図面を参照し、利点及び特徴と共に、本発明の実施形態を発明を実施するための形態に説明する。
図1には、複数の巻上ロープ3によりカウンターウェイト2に接続されたかご1を有するエレベータシステムが例示されている。ロープ3は、機械(図示せず)によって駆動されるトラクションシーブ4にわたり延在する。シーブ4とロープ3との間の牽引は、昇降路5を通じてかご1及びカウンターウェイト2を駆動する。機械の動作は、エレベータコントローラ6により制御される。
図1にはさらに、ロープ3上に検出された欠陥の種類及び/またはレベルに応じて、巻上ロープ3上にマークまたはテープを自動的に付与する自動マーキングシステム8が例示されている。自動マーキングシステム8は、機械室9または昇降路5の上部部分内でロープ3の振動が最小限となる位置で巻上ロープ3に隣接して配置される。
図2及び図3に示すように、自動マーキングシステム8は、ロープ点検装置10、ロープマーキングユニット11及びロープテーピングユニット12を備える。ロープ点検装置10は、画像プロセッサ14及び巻上ロープ3の画像データを画像プロセッサ14に入力する1つまたは複数のカメラ15を含む。ロープマーキングユニット11は、マーキング装置コントローラ16及びロープマーキング装置17を含む。ロープテーピングユニット12は、テーピング装置コントローラ18及びロープテーピング装置19を含む。
図4〜図7に例示するように、欠陥とは、縮径、錆、ワイヤ破断またはストランド破断を含み得る。図4に縮径の例を示す。正常な状態における巻上ロープの直径(D)は、D>D1の範囲にあり、D1は巻上ロープの公称直径(DN)のX1%である。レベル1は、巻上ロープの直径が磨耗または破断により減少した状態に対応する。D1=>D>D2であり、D2はDNのX2%である。レベル2は、巻上ロープの直径がさらに減少した状態に対応する。D2=>D>D3であり、D3はDNのX3%である。レベル3は、巻上ロープの直径が最小レベルまで減少した状態に対応する。D3=>Dである。上記パーセンテージについては、以下の関係X1>X2>X3が成り立つ。
図5は、錆の例を示す。正常な状態では、錆の面積は0%である。レベル1は、ロープの全表面積の0%より大きくY1%以下の面積にわたり巻上ロープ3の周りに錆が形成され始めた状態に対応する。レベル2は、錆の面積がロープの全表面積のY1%より大きくY2%以下の面積に増加した状態に対応する。レベル3は、錆の面積がロープの全表面積のY2%よりも大きい最大レベルまで増加した状態に対応する。上記パーセンテージについては、以下の関係Y1<Y2が成り立つ。
図6は、ワイヤ破断の例を示す。正常な状態では破断ワイヤはない。レベル1は、破断ワイヤの数が0より大きく、Z1以下である状態に対応する。レベル2は、破断ワイヤの数がZ1より大きくZ2以下の数に増加した状態に対応する。レベル3は、破断ワイヤの数がZ2より大きい最大レベルまで増加した状態に対応する。上記の数については、以下の関係Z1<Z2が成り立つ。
図7は、破断ストランド21の例を示す。正常な状態では、破断ストランドはない。
本発明によれば、巻上ロープ3の点検時に、エレベータコントローラ6を介してサービス要員によりロープ点検モードが設定される。ロープ点検モード中、縮径、錆、ワイヤ破断またはストランド破断が画像プロセッサ14により検出されると、画像プロセッサ14はマーキング装置コントローラ16及び/またはテーピング装置コントローラ18に検出信号を送信する。検出信号は、欠陥の種類及び/またはレベルを含み得る。
縮径、錆またはワイヤ破断が検出された場合、マーキング装置コントローラ16は、検出信号に応じてロープマーキング装置17を制御し、1つまたは複数のマーキング20を含むマークを巻上ロープ3上に直ちに塗布する。異なる色の塗料を使用して、欠陥の種類を区別してよい。例えば、縮径は赤色でマーク付けしてよく、錆は黄色でマーク付けしてよく、ワイヤ破断は青色でマーク付けしてよい。欠陥のレベルを区別するために、マーキング20の数を変更してよい。例えば、図4〜図6に示すように、レベル1を示すために1本のライン20を使用してよく、レベル2を示すために2本のライン20を使用してよく、レベル3を示すために3本のライン20を使用してよい。
破断ストランド21が検出された場合、テーピング装置コントローラ18は、検出信号に応じてロープテーピング装置19を制御し、破断ストランド21を有する巻上ロープ3の部分の周りにテープ32を巻き付ける。テープは、認識を容易にするために、例えば、緑など、他の欠陥をマーク付けするために使用される色とは異なる色を有してよい。
このように、本発明の自動マーキングシステム8は、より短時間で欠陥を検出してマーク付けするだけでなく、サービス要員が欠陥の種類及びレベルを視覚的に区別して必要な措置を迅速に行うことも可能にする。さらに、自動マーキングシステム8は、ストランド破断に対する緊急措置を提供する。これは、ストランド破断が昇降路5内に位置する装置に損傷を引き起こしたり、エレベータの緊急停止を引き起こしたりし得るため、重要である。
図8及び図9は、本発明で使用してもよいロープマーキング装置17を示す。1つのロープマーキング装置17が各巻上ロープ3に対して設けられる。ロープマーキング装置17は、本体23aから延びる3本のアーム23bを有する本体23aを有するスプレーヘッド23を備える。3つのアーム23bは、互いに長手方向に間隔を置いて配置される。各アーム23bにはC字形のフィンガー23cが設けられる。本体23a、アーム23b及びフィンガー23cは一体的に形成されてよい。フィンガー23cは、それぞれその内側に3つのノズル24a,24b,24cの2組24をU字形の各開口端の近くに備える。ノズル24a,24b,24cは、それぞれ赤色、黄色及び青色などの異なる色の塗料のスプレー25を付与し、上で説明したような欠陥の種類に応じて巻上ロープ3上に異なる色のマークを付与することができる。この実施形態では、ノズル24は、塗料が巻上ロープ3のほぼ全周にわたりスプレーされるように、互いに対向して配置される。ノズル24はさらに、上で説明したような欠陥のレベルに応じて、1つ、2つまたは3つのライン20を同時に付与することができる。
ロープマーキング装置217の別の実施形態が図10及び図11に示される。この実施形態では、1組のノズル24が各フィンガー23cの中央部分に設けられる。塗料は、巻上ロープ3の略半周にわたりスプレーされる。この実施形態では、ロープ3の塗布された側面から巻上ロープ3を点検するために保守要員が必要である。
巻上ロープ3をマーク付ける際にはエレベータは一時的に停止する。ロープマーキング装置17は、ロープ3が図8〜図11に示すようなC字形フィンガー23cに入るまで、電気モータまたは油圧アクチュエータなどにより巻上ロープ3に向かって移動する。塗料のスプレー25はノズル24のうちの少なくとも1つを通じて巻上ロープ3上にスプレーされる。巻上ロープ3をマーク付けした後、ロープマーキング装置17は初期位置に戻る。
図12及び図13は、本発明で使用してもよいロープテーピング装置19を示す。各巻上ロープ3に1つのロープテーピング装置19が設けられる。ロープテーピング装置19は、C字形断面を有するテーピングスリーブ26、それぞれがC字形断面を有する上部及び下部筒形テープカッター27,28、テーピングスリーブ26を回転軸Aの周りに回転させる駆動機構34を備える。テープカッター27,28及びテーピングスリーブ26は同心であり、上部テープカッター27の下端及び下部テープカッター28の上端はテーピングスリーブ26の回転を支持するようテーピングスリーブ26内に配置される。テーピングスリーブ26及びテープカッター27,28のC字形断面は、図12に示すような巻上ロープ3を収容する開口29を画定するよう初期位置に位置合わせされる。
テープ30のロールは、ブラケット31によりテーピングスリーブ26上に支持され、これにより、テープ32は巻上ロープ3の周りに巻き付けられるときに、テーピングスリーブ26の回転運動により自由に引き出される。
駆動機構34は、モータ軸35aを有するモータ35、モータ軸35aに接続された駆動歯車36、駆動歯車36と噛合する中間歯車37,37、中間歯車37,37に噛合する従動歯車38,38及び従動歯車38,38に接続された弾性ローラ39,39を備える。弾性ローラ39,39は、ゴムなどのエラストマで形成されてよく、テーピングスリーブ26を軸Aの周りに摩擦駆動する。図13に示すように、2組の歯車をテーピングスリーブ26の上端及び下端の近くに配置してよい。
巻上ロープ3をテーピングする際にはエレベータが一時停止し、その後、反対方向に移動する。これにより、破断ストランド21を有する巻上ロープ3の部分がロープテーピング装置19のテーピングスリーブ26の高さに配置される。次に、図15に示すように、巻上ロープ3がテーピングスリーブ26のC字形部分及びテープカッター27,28内に入るまで、ロープテーピング装置19は、図14に示すように、電動モータまたは油圧アクチュエータなどにより巻上ロープ3に向かって移動する。テープ32は、巻上ロープ3がテーピングスリーブ26に進入するときに巻上ロープ3に付着するように設置される。
その後、図16に示すように、テーピングスリーブ26は、駆動機構34により、回転軸Aの周りにX方向に回転される。テーピングスリーブ26の前縁26aはテープ32を引き出し、テープ32を巻上ロープ3の円周の周りに巻き付け、破断ストランド21を覆う。テープ32は、巻上ロープ3の周りに複数回巻き付けられてよい。さらに、ロープ3をテーピングしながら、ロープテーピング装置19を垂直方向に移動させることにより、巻上ロープ3の幅広い部分にテープ32を巻き付けることが可能である。
テープ32を巻上ロープ3の周りに巻き付けた後、テープカッター27,28によりテープ3を図16に示す位置で切断してよい。図17に示すように、上部テープカッター27は下方に移動してよく、下部テープカッター28は上方に移動してよい。上部テープカッター27の下端27a及び下部テープカッター28の上端28aは、テープ32の切断を容易にするためにテーパー状の刃先を備えてよい。巻上ロープ3をテーピングした後、テーピング装置19は初期位置に戻る。
図18〜図21は、本発明の自動マーキングシステム8の動作方法を示す。図18のフローチャートを参照すると、ステップ101でロープ点検が開始する。エレベータはロープ点検モードで運転する(ステップ102)。まず、ロープの直径が所定の閾値D1より大きいかどうか確認する(ステップ103)。大きい場合、プログラムはステップ109に進み、ロープ上に錆があるかどうか確認する。錆がない場合、プログラムはステップ115に進み、ワイヤ破断があるかどうか確認する。ワイヤ破断がない場合、プログラムはステップ121に進み、ストランド破断があるかどうか確認する。ストランド破断がない場合、ロープの末端に達したかどうか判定する(ステップ123)。「No」の場合、プログラムはステップ103に戻る。「Yes」の場合、エレベータが停止してロープ点検モードが終了する(ステップ124)。その後、ステップ125でロープ点検が終了する。
ロープの直径が所定の閾値D1以下の場合(ステップ103)、ロープの直径がレベル3の範囲内にあるかどうか確認する(ステップ104)。範囲内の場合、3本の赤色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ105)、プログラムはステップ109に進む。ロープの直径がレベル3の範囲内にない場合、ロープの直径がレベル2の範囲内にあるかどうか確認する(ステップ106)。範囲内の場合、2本の赤色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ107)、プログラムはステップ109に進む。ロープの直径がレベル2の範囲内にない場合、ロープの直径はレベル1に対応すると判定され、1本の赤色ラインをロープ上にマーク付けし、プログラムはステップ109に進む。
ロープ上に錆がある場合(ステップ109)、ステップ110では、錆の面積がレベル3の範囲内にあるかどうか確認する(ステップ110)。範囲内の場合、3本の黄色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ111)、プログラムはステップ115に進む。錆の面積がレベル3の範囲内にない場合、錆の面積がレベル2の範囲内にあるかどうか確認する(ステップ112)。範囲内の場合、2本の黄色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ113)、プログラムはステップ115に進む。錆の面積がレベル2の範囲内にない場合、錆の面積はレベル1に対応すると判定され、1本の黄色ラインがロープ上にマーク付けされ(ステップ114)、プログラムはステップ115に進む。
ワイヤ破断がある場合(ステップ115)、ステップ116では、破断ワイヤの数がレベル3の範囲内にあるかどうか確認する(ステップ116)。範囲内の場合、3本の青色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ117)、プログラムはステップ121に進む。破断ワイヤの数がレベル3の範囲内にない場合、破断ワイヤの数がレベル2の範囲内にあるか確認する(ステップ118)。範囲内の場合、2本の青色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ119)、プログラムはステップ121に進む。破断ワイヤの数がレベル2の範囲内にない場合、破断ワイヤの数はレベル1に対応すると判定され、1本の青色ラインをロープ上にマーク付けし(ステップ120)、プログラムはステップ121に進む。
ストランド破断がある場合(ステップ121)、緑色テープがロープの周りに巻き付けられ、プログラムはステップ123に進む。
本発明は、限定された数の実施形態のみに関連して詳細に記載されているが、本発明はこのように開示された実施形態に限定されないことは容易に理解されるべきである。むしろ、本発明は、本明細書に記載されていないが、本発明の精神及び範囲に相応する任意の数の変形、変更、置換または等価な構成を組み込むように修正することができる。追加的に、本発明の様々な実施形態について説明したが、本発明の態様は記載された一部の実施形態のみを含み得ると理解すべきである。したがって、本発明は、上記の説明により限定されるものとみなされず、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (14)

  1. カメラ及び画像プロセッサを含むロープ点検装置と、
    前記画像プロセッサが前記ロープ上の欠陥を検出することに応じて前記ロープ上にマークを付与するロープマーキング装置とを備え、前記マークは、前記欠陥の前記種類またはレベルを区別する、
    自動マーキングシステム。
  2. 前記ロープは、エレベータ装置の巻上ロープである、請求項1に記載の自動マーキングシステム。
  3. 前記欠陥は前記巻上ロープの縮径、錆、ワイヤ破断及びストランド破断のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の自動マーキングシステム。
  4. 前記欠陥の前記種類を区別するために前記マークに異なる色が使用される、請求項1に記載の自動マーキングシステム。
  5. 前記欠陥の前記レベルを区別するために前記マークに異なる数のマーキングが使用される、請求項1に記載の自動マーキングシステム。
  6. 前記ロープマーキング装置は少なくとも1組のノズルを含むスプレーヘッドを備える、請求項1に記載の自動マーキングシステム。
  7. 前記スプレーヘッドは複数組のノズルを含み、前記ノズルの組は互いに長手方向に間隔を置いて配置される、請求項6に記載の自動マーキングシステム。
  8. 前記画像プロセッサが前記ロープ上の欠陥を検出することに応じて、テープを前記ロープの周りに巻き付けるロープテーピング装置をさらに備える、請求項1に記載の自動マーキングシステム。
  9. 前記ロープテーピング装置は前記ロープを収容するC字形断面を有するテーピングスリーブを備え、前記テーピングスリーブは前記テープを支持し、回転軸の周りに回転するように設けられる、請求項8に記載の自動マーキングシステム。
  10. 前記テープは前記テーピングスリーブの回転により前記ロープの周りに巻き付けられる、請求項9に記載の自動マーキングシステム。
  11. カメラ及び画像プロセッサを含むロープ点検装置と、
    前記画像プロセッサが前記ロープの縮径、錆及びワイヤ破断のうちの少なくとも1つを検出することに応じて、前記ロープ上にマークを付与し、前記マークは前記欠陥の前記種類またはレベルを区別する、ロープマーキング装置と、
    前記画像プロセッサが前記ロープのストランド破断を検出することに応じて、テープを前記ロープの周りに巻き付けるロープテーピング装置と
    を備える、自動マーキングシステム。
  12. ロープ点検装置により前記巻上ロープ上の欠陥を検出し、
    検出信号を前記ロープ点検装置からロープマーキング装置に送信し、
    前記検出信号に応じて前記ロープ上にマークを付与することを含み、マークは、前記欠陥の前記種類またはレベルを区別する、
    エレベータの巻上ロープを点検する方法。
  13. 前記欠陥は前記巻上ロープの縮径、錆、ワイヤ破断及びストランド破断のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ロープ点検装置からロープテーピング装置に検出信号を送信し、
    前記検出信号に応答して前記ロープ上にテープを付与すること
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
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