JP2018065362A - 供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクの供給口から外部へ流れ出した液体が、タンクの前壁を汚し難い供給装置を提供する。【解決手段】複合機は、インク室、供給口、及び突出部を有するインクタンクと、インクタンクの前壁を覆う保持部材120と、を備える。保持部材120は、インクタンクの前壁の一部を露出させる開口81と、開口81の周縁部のうち上側である上側周縁部に沿って前壁の内面71Aに設けられた空間194と、を有する。供給口は、保持部材120の開口81の上方に配置されている。【選択図】図8

Description

本発明は、供給口を通じて液体を補充可能なタンクを備える供給装置に関する。
インクを補充可能な複数のタンクと、タンクから供給されたインクをノズルから吐出して用紙に画像を記録する記録ヘッドとを有するプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。タンク内のインクが消費されると、使用者はタンクに設けられた供給口からボトルに貯留されたインクをタンクに補充可能である。タンクの前壁は、例えばカバーを開放することにより使用者が視認可能である。或いは、使用者は、カバーの開口を通じてプリンタの外部からもタンクの前壁を視認可能である。タンクの前壁が透光性を有する部材で構成されることにより、使用者は、タンクの前壁を通じてタンク内のインクの液面を視認することができる。
特開2016−22725号公報
使用者がタンクにインクを補充するときに、タンクの外面にインクが流れ出すことがあり得る。タンクの外面に付着したり流れたりしているインクは、使用者の手などに付着するおそれがある。また、タンクの前壁の外面にインクが付着すると、タンク内のインクの液面が視認し難くなる。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクの供給口から外部へ流れ出した液体が、タンクの前壁を汚し難い供給装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る供給装置は、前壁及び後壁の間に配置された液体貯留室、当該液体貯留室に液体を供給するための供給口、及び液体貯留室から液体を流出させるための液体供給部を有するタンクと、上記タンクの前壁を含む一部を覆うカバーと、を備える。上記カバーは、上記タンクの前壁の一部を露出させる開口と、当該開口周縁部のうち上側である上側周縁部に沿って、当該開口周縁部において上記タンクの前壁と対向する内面に設けられた第1液体流路と、を有する。上記供給口は、上記カバーの開口の上方に配置されている。
タンクの前壁とカバーとの間に進入した液体は、上側周縁部において、第1液体流路に沿って流れる。これにより、カバーの開口により露出されたタンクの前壁に液体が流れ込み難い。
(2) 好ましくは、上記カバーは、上記開口周縁部のうち右側及び左側である左右側周縁部に沿って、当該開口周縁部の内面に設けられた第2液体流路を更に有する。
第1液体流路に沿って流れた液体が、第2液体流路に沿って流れることにより、カバーの開口により露出されたタンクの前壁に液体が一層流れ込み難くなる。
(3) 好ましくは、上記第1液体流路は、上記開口周縁部の内面と、当該内面から上記タンクへ向かって突出して上記タンクの前壁と当接する第1凸部と、によって構成されている。
(4) 好ましくは、上記カバーは、開口周縁部の下方に設けられており、上記タンクへ向かって突出して上記タンクの前壁と当接する第2凸部を更に有する。
第1凸部及び第2凸部がタンクの前壁に当接することによって、タンクの前壁とカバーの内面とを平行にすることができる。
(5) 好ましくは、上記カバーは、上記上側周縁部に沿って、上記開口周縁部の内面と反対の外面に設けられた第3液体流路を更に有する。
カバーの前壁の外面に流れ出した液体は、上側周縁部において、第3液体流路に沿って流れる。これにより、カバーの開口により露出されたタンクの前壁に液体が流れ込み難い。
(6) 好ましくは、上記カバーは、上記開口周縁部のうち右側及び左側である左右側周縁部に沿って、当該開口周縁部の外面に設けられた第4液体流路を更に有する。
第3液体流路に沿って流れた液体が、第4液体流路に沿って流れることにより、カバーの開口により露出されたタンクの前壁に液体が一層流れ込み難くなる。
(7) 好ましくは、上記タンクは、上記前壁及び上記後壁とを繋ぐ側壁を更に有しており、上記カバーは、上記タンクの側壁の少なくとも一部を覆うカバー側壁と、当該カバー側壁の外面に設けられており、後方且つ下方へ傾斜する第5液体流路と、を更に有する。
カバーの側壁の外面に流れ出した液体は、第5液体流路に沿って後方且つ下方へ流れる。これにより、カバーの開口により露出されたタンクの前壁に液体が流れ込み難い。
(8) 好ましくは、上記カバーの開口により露出される上記タンクの前壁には、上記液体貯留室に貯留された液体が第1量であるときの液面に対応する位置に設けられた第1マークと、上記液体貯留室に貯留された液体が上記第1量よりも少ない第2量であるときの液面に対応する位置に設けられた第2マークと、が設けられている。
上記構成によれば、タンク内の液体を補充するタイミングや、タンクに貯留可能な液体の上限量が把握しやすい。
(9) 好ましくは、上記タンクは、上記前壁と連続しており、前方且つ上方へ向いた傾斜壁を更に有しており、上記供給口は、上記傾斜壁に形成されている。
上記構成によれば、補充用の液体が貯留されたボトルの口などが、供給口に合わせやすい。
(10) 好ましくは、上記カバーは、上記傾斜壁を覆うものであり、上記供給口を露出させる開口を更に有する。
上記構成によれば、供給口から流れ出した液体が、カバーの外面へ流れ難い。
本発明によれば、タンクの供給口から外部へ流れ出した液体が、タンクの前壁を汚し難い供給装置が実現される。
図1は、複合機10の外観斜視図であって、(A)はカバー70が閉塞位置である状態、(B)はカバー70が開放位置である状態を示す。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、キャリッジ23及びタンクセット99の配置を示す平面図である。 図4(A)は、インクタンク100の前方斜視図であり、図4(B)は、インクタンク100の後方斜視図である。 図5(A)は、インクタンク100Bの前方斜視図であり、図5(B)は、インクタンク100Bの後方斜視図である。 図6は、タンクセット99の分解斜視図である。 図7(A)は、保持部材120の上方斜視図であり、図7(B)は、保持部材120の下方斜視図である。 図8は、筐体14と保持部材120の部分縦断面図である。 図9(A)は、連結部材200の前方斜視図であり、図9(B)は、連結部材200の後方斜視図である。 図10は、保持部材120に保持された各インクタンク100B、100Y、100C、100Mが連結部材200に組み付けられた状態を示す縦断面図である。 図11は、凸部81Dを備えた保持部材120の拡大斜視図である。 図12は、凸部81Eを備えた保持部材120の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。換言すれば、向きは方向の一成分である。さらに、複合機10及び複合機10に据え付けられたインクタンク100が使用可能に水平面に設置された姿勢(図1の姿勢であって、「使用姿勢」と表記することがある。)を基準として上下方向7が定義され、複合機10の開口13が設けられている面を前面として前後方向8(第2方向の一例)が定義され、複合機10を前面から見て左右方向9(第1方向の一例)が定義される。本実施形態では、使用姿勢において、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10(供給装置の一例)は、概ね直方体形状である。複合機10は、インクジェット記録方式で用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。プリンタ部11は、前壁14Aに開口13が形成された筐体14を有している。図2に示されるように、筐体14の内部には、給送部15と、給送トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部54と、記録部24と、排出ローラ部55と、プラテン42と、タンクセット99と、保持部材120(図6参照)と、連結部材200(図6参照)と、が配置されている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
[給送トレイ20、排出トレイ21]
図1に示されるように、給送トレイ20は、開口13を通じて前後方向8に沿ってユーザによって複合機10に対して挿抜される。開口13は、複合機10の前面で且つ左右方向9の中央部に位置する。図2に示されるように、給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されており、給送トレイ20の挿抜に拘わらず、給送トレイ20とは独立して伸縮可能である。排出トレイ21は、排出ローラ部55によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
[給送部15]
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。図2に示されるように、給送部15は、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備える。給送ローラ25は、給送アーム26の先端に回転可能に支持されている。給送ローラ25は、搬送モータ(不図示)の逆転によって、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転する。以下、給送ローラ25、搬送ローラ60、及び排出ローラ62が、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転することを、「正回転」と表記する。給送アーム26は、プリンタ部11のフレームに支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20に向かって回動付勢されている。
[搬送経路65]
図2に示されるように、搬送経路65は、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部から後方に延びる経路である。搬送経路65は、プリンタ部11の後部において上方に延びつつ前方にUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。図2及び図3に示されるように、搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間における搬送経路65は、左右方向9における複合機10の概ね中央部に設けられており、且つ前後方向8に延びている。搬送経路65内における用紙12の搬送向き16は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ部54]
図2に示されるように、搬送ローラ部54は、記録部24より搬送向き16の上流に配置されている。搬送ローラ部54は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送モータによって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[排出ローラ部55]
図2に示されるように、排出ローラ部55は、記録部24より搬送向き16の下流に配置されている。排出ローラ部55は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送モータによって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39とを備えている。
図3に示されるように、キャリッジ23は、前後方向8に離間する位置において各々が左右方向9に延設されたガイドレール43、44に支持されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11のフレームに支持されている。キャリッジ23は、ガイドレール44に設けられた公知のベルト機構に連結されている。ベルト機構は、キャリッジモータ(不図示)によって駆動される。ベルト機構に連結されたキャリッジ23は、キャリッジモータの駆動によって左右方向9に沿って往復移動する。キャリッジ23の移動範囲は、図3の一点鎖線で示されるように、搬送経路65より右方及び左方にまで及ぶ。
キャリッジ23からは、インクチューブ32とフレキシブルフラットケーブル33とが延出されている。
インクチューブ32は、タンクセット99及び記録ヘッド39を接続するものである。インクチューブ32は、タンクセット99を構成する4つのインクタンク100B、100Y、100C、100M(これらを総称して、「インクタンク100」と表示することがある。)に貯留されたインク(液体の一例)を記録ヘッド39に供給する。インクタンク100は、タンクの一例である。詳細には、各色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)のインクが流通する4本のインクチューブ32B、32Y、32C、32M(これらを総称して、「インクチューブ32」と表記することがある。)が、それぞれインクタンク100B、100Y、100C、100Mから延出され、これらが束ねられた状態でキャリッジ23と接続されている。
フレキシブルフラットケーブル33は、制御部(不図示)が実装された制御基板及び記録ヘッド39を電気的に接続するものである。フレキシブルフラットケーブル33は、制御部から出力される制御信号を記録ヘッド39に伝達する。
図2に示されるように、キャリッジ23は、記録ヘッド39を搭載している。記録ヘッド39の下面には、複数のノズル40が配置されている。複数のノズル40の先端は、記録ヘッド39の下面から露出している。記録ヘッド39は、ノズル40からインクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ23が移動する過程において、プラテン42に支持されている用紙12に向けて記録ヘッド39がインク滴を吐出する。これにより、用紙12に画像が記録される。また、これにより、インクタンク100B、100Y、100C、100Mに貯留されたインクが消費される。
[プラテン42]
図2及び図3に示されるように、プラテン42は、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。プラテン42は、搬送経路65を挟んで記録部24と上下方向7に対向配置されている。プラテン42は、搬送ローラ部54によって搬送される用紙12を下方から支持する。
[カバー70]
図1に示されるように、筐体14の前壁14Aの右部に、開口22が形成されている。筐体14には、カバー70が、開口22を覆うようにして取り付けられている。カバー70は、開口22を閉塞する閉塞位置(図1(A)に示される位置)と、開口22を開放する開放位置(図1(B)に示される位置)との間を回動可能である。
筐体14における開口22の下端近傍には、一対の凸部(不図示)が形成されている。一対の凸部は、左右方向9において対向している。一対の凸部のうち右方の凸部は、左方の凸部へ向けて左方へ突出している。一対の凸部のうち左方の凸部は、右方の凸部へ向けて右方へ突出している。筐体14の一対の凸部が、カバー70に形成された穴に挿入されることにより、カバー70は、筐体14の下端近傍において左右方向9に延びる回動軸線70A周りに回動可能に、筐体14によって支持されている。
カバー70には、開口97が形成されている。カバー70が閉塞位置にあるとき、開口97を通じて、インクタンク100及び保持部材120それぞれの一部が外部から視認可能である。
[タンクセット99]
タンクセット99は、記録ヘッド39に供給されるインクを貯留するものである。図6に示されるように、タンクセット99は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mと、保持部材120と、連結部材200と、を備える。
各インクタンク100には、異なる色のインクが貯留される。具体的には、インクタンク100Bにはブラックインクが貯留され、インクタンク100Yにはイエローインクが貯留され、インクタンク100Cにはシアンインクが貯留され、インクタンク100Mにはマゼンタインクが貯留される。但し、インクタンク100の数及びインクの色は上記の例に限定されない。各インクタンク100の構成については、後述される。
保持部材120及び連結部材200は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mを、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。保持部材120及び連結部材200の構成については、後述される。
4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mは、左右方向9に沿って一列に並んで配置されている。4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mの中で、インクタンク100Bが最も右に配置され、インクタンク100Mが最も左に配置されている。なお、インクタンク100の配置位置は、前記に限らない。インクタンク100Bは、他のインクタンク100Y、100C、100Mよりもサイズ、特に左右方向9における幅が大きい。なお、インクタンク100のサイズの大小関係は、前記に限らない。インクタンク100Bは、他のインクタンク100Y、100C、100Mよりもインクの許容貯留量が多い。なお、インクタンク100の許容貯留量の大小関係は、前記に限らない。
図1に示されるように、タンクセット99は、筐体14の右前部において、筐体14の内部に据え置かれている。換言すれば、タンクセット99は、複合機10から容易に取り外すことができないように、複合機10に固定されている。なお、「容易に取り外すことができない」とは、例えば、使用者が通常の使用状態における複合機10の筐体14からタンクセット99を容易に取り外すことができないことを意味しており、熟練した修理者が複合機10の筐体14からタンクセット99を修理のために取り外すような場合を除く趣旨である。従って、使用者が通常の使用状態における複合機10の筐体14からタンクセット99を容易に取り外すことができなければよい。
[インクタンク100]
以下に、インクタンク100の構成が詳細に説明される。インクタンク100Y、100C、100Mは、同構成であるため、以下では、インクタンク100Y、100C、100Mのうちの1つをインクタンク100と称して、それ構成が説明される。また、インクタンク100Bの構成は、インクタンク100Y、100C、100Mの構成と類似しているため、インクタンク100Y、100C、100Mの構成の説明の後で、インクタンク100Y、100C、100Mと異なる部分について、その構成が説明される。この場合、インクタンク100Bと、インクタンク100Y、100C、100Mとの構成において形状が多少異なっていたとしても同様な機能を有する構成には同一の符号が付されている。なお、以下の説明では、特に記載のない限り、複合機10及び複合機10に据え置かれたインクタンク100は使用姿勢である。
図4に示されるように、インクタンク100は、インクタンクの外形を形成する筐体140で構成されている。筐体140は、タンク本体141と、2枚のフィルム142、143とを備える。
タンク本体141は、全体として、左右方向9に沿った寸法が短く、上下方向7及び前後方向8それぞれに沿った寸法が左右方向9に沿った寸法よりも長い扁平の直方体形状である。また、前後方向8の寸法は、上下方向7の寸法よりも長い。
タンク本体141は、インク室111内のインクがインクタンク100の外部から視認可能な程度の透光性を有する樹脂で形成されている。タンク本体141は、例えば、ポリプロピレンで形成されている。タンク本体141は、例えば、樹脂材料を射出成型することによって一体成型されている。タンク本体141の剛性は、フィルム142、143の剛性よりも高い。
なお、タンク本体141は、樹脂以外で構成されていてもよい。また、タンク本体141は、複数の部材が組み合わされた構成であってもよい。
タンク本体141は、前壁101と、左壁103と、上壁104と、下壁105と、後壁110と、内壁107とを備える。
前壁101は、立壁102と傾斜壁106とで構成されている。立壁102は、上下方向7及び左右方向9に拡がっている。傾斜壁106は、立壁102の上端及び上壁104の前端を連結する壁である。傾斜壁106は、上下方向7及び前後方向8に対して傾斜している。
各インクタンク100における立壁102の前面102A及び傾斜壁106の前面106A、つまり各インクタンク100のタンク本体141の前面は、カバー70の開口97、及び筐体14の開口22を介して、複合機10の外部に露出している。つまり、各インクタンク100のタンク本体141の前面は、筐体14の外方を向いている。すなわち、各インクタンク100は、各インクタンク100のタンク本体141の前面が筐体14の外部から開口22及び開口97を通じてアクセス可能に筐体14内に配置されている。このような構成であることにより、各インクタンク100のタンク本体141の前面は、複合機10の前方から視認可能であり、ユーザは各インクタンク100に貯留されたインクの残量を確認可能である。
左壁103は、前壁101の左端から後方へ延びる壁である。左壁103の上端は、上壁104の前部と接続されている。左壁103の下端は、下壁105の前部と接続されている。換言すれば、左壁103は、前壁101の左端と、上壁104の前部左端と、下壁105の前部左端と、を連結する壁である。つまり、左壁103は、タンク本体141の前部のみに設けられており、タンク本体141の後部には設けられていない。
上壁104は、前壁101の上端(傾斜壁106の後端)から後方へ延びている。上壁104の前部は、左壁103の上端と接続されている。
下壁105は、前壁101の下端から後方へ延びる壁である。下壁105は、上壁104から下方に離れて形成されている。上述されたように、下壁105の前部は、左壁103の下端と接続されている。
内壁107は、前壁101、左壁103、上壁104、下壁105、及び後壁110に囲まれた空間に、複数配置されている。
図4(A)に示されるように、タンク本体141の右面は開放されている。前壁101、下壁105、後壁110、上壁104、及び内壁107の右面にフィルム142が溶着されることによって、タンク本体141の右面が封止される。
図4(B)に示されるように、タンク本体141の左面の後部は開放されている。下壁105、後壁110、上壁104、及び内壁107の左面にフィルム143が溶着されることによって、タンク本体141の左面が封止される。
タンク本体141の前面(立壁102の前面102A及び傾斜壁106の前面106A)は、タンク本体141の右面の前端と、タンク本体141の左面の前端とによって繋がれている。タンク本体141の後面(後壁110の後面110A)は、タンク本体141の右面の後端と、タンク本体141の左面の後端とによって繋がれている。タンク本体141の後面110Aは、前面102Aと前後方向8に離れている。後面110Aは、第3面の一例である。タンク本体141の右面と、タンク本体141の左面とは、左右方向9において対向している。
図4(A)に示されるように、前壁101の立壁102の前面102Aは、第1ライン146(第1マークの一例)と第2ライン147(第2マークの一例)とを備える。
第1ライン146は、左右方向9に延びている。第1ライン146の上下方向7の位置は、複合機10が使用姿勢において、貯留が許容される最大量(第1量の一例)のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。つまり、第1ライン146は、インク室111に貯留されたインクが最大量であるときの液面に対応する位置に設けられている。なお、第1ライン146の上下方向7の位置は、当該最大量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さに限らない。
第2ライン147は、左右方向9に延びている。第2ライン147は、第1ライン146よりも下方に位置している。詳細には、第2ライン147の上下方向7の位置は、複合機10が使用姿勢において、上記最大量よりも少ない量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。本実施形態において、第2ライン147の上下方向7の位置は、インクタンク100が使用姿勢において、インクの補充が必要となる最小量(第2量の一例)のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。つまり、第2ライン147は、インク室111に貯留されたインクが最小量であるときの液面に対応する位置に設けられている。
[インク室111]
図4に示されるように、筐体140は、その内部にインク室111(液体貯留室の一例)を有する。インク室111は、インクタンク100の内部空間であり、インクが貯留される。インク室111は、前壁101、左壁103、上壁104、下壁105、後壁110、内壁107、フィルム142、及びフィルム143によって区画されている。つまり、インク室111は、フィルム142で構成されるタンク本体141の右面、及び左壁103とフィルム143とによって構成されるタンク本体141の左面によって区画されている。インク室111は、内壁107によって複数に分割されている。
本実施形態では、インク室111の右面は、フィルム142の左面によって区画されている。つまり、インク室111の右面の全部は、フィルム142で構成されている。また、インク室111の左面は、フィルム143の右面及び左壁103の右面によって区画されている。つまり、インク室111の左面の一部は、フィルム143で構成されている。
なお、インク室111の右面は、フィルム142と壁とによって区画されていてもよい。つまり、インク室111の右面の一部が、フィルム142で構成されていてもよい。また、インク室111の左面は、フィルム143のみで区画されていてもよい。つまり、インク室111の左面の全部が、フィルム143で構成されていてもよい。
複合機10が使用姿勢において、換言すると上壁104がインクタンク100の上部を構成し且つ下壁105がインクタンク100の下部を構成した状態において、インク室111に貯留が許容される最大量(第1量の一例)のインクが貯留されているとき、インクの液面は、第1ライン146と同じ高さである。
複合機10が使用姿勢において、換言すると上壁104がインクタンク100の上部を構成し且つ下壁105がインクタンク100の下部を構成した状態において、インク室111にインクの補充が必要となる最小量(第2量の一例)のインクが貯留されているとき、インクの液面は、第2ライン147と同じ高さである。
図4に示されるように、上壁104には、凸部108、凸部131、132、及び凸部136が形成されている。また、下壁105には、凸部109、凸部133、凸部134、及び凸部135が形成されている。
[インク流出路114]
図4(B)に示されるように、筐体140は、インク流出路114を備える。インク流出路114は、インク室111に貯留されているインクをインクタンク100の外部へ流出するための連通路である。
インク流出路114の一端は、下壁105と後壁110の境界に形成された開口149、150(図10参照)を介してインク室111と連通している。インク流出路114の他端は、後壁110に形成された開口156を介して突出部157(液体供給部の一例)と連通している。開口156は、開口149、150よりも上方に位置している。
突出部157は、後壁110の後面110Aの開口156の周囲部分から後方へ向けて、つまりインクタンク100の外方へ向けて突出している。ここで、タンクセット99が複合機10の筐体14の内部に据え置かれた状態において、後壁110の後面110Aは、筐体14の内方を向いている。つまり、突出部157は、筐体14の内方へ向けて突出している。突出部157は、中空である。突出部157の内部空間の前端は、開口156によってインク流出路114と連通している。突出部157の内部空間の後端は、開口158によってインクタンク100の外部と連通している。
図10に示されるように、突出部157の突出端には、シール部材160が設けられている。シール部材160は、ゴムなどの弾性を有する円盤形状の部材である。シール部材160は、突出部の突出端に液密に接触している。シール部材160の中心には、貫通孔が形成されている。シール部材160の貫通孔には、連結部材200のインクニードル223が挿入される。インクニードル223は、直接、或いは間接的にインクチューブ32と接続されている。これにより、インク流出路114から開口156を通じて突出部157の内部空間へ進入したインクが、インクニードル223を通じてインクチューブ32へ流出する。
以上より、インク室111に貯留されたインクは、インク流出路114、突出部157の内部空間、インクニードル223、及びインクチューブ32を介して記録ヘッド39のノズル40と連通している。
[大気連通路170]
図4に示されるように、筐体140は、大気連通路170を有する。大気連通路170は、インク室111とインクタンク100の外部とを連通するための連通路である。換言すると、大気連通路170は、インク室111を大気開放するための連通路である。
大気連通路170の一端は、開口144、145を介してインク室111と連通している。大気連通路170の他端は、上壁104に形成された大気開放口187と連通している。
大気連通路170の一端と他端との間には、半透膜183が大気連通路170を閉塞するように貼付されている。半透膜183は、インクの通過を遮断し且つ気体の通過を許容する微小な孔を有する多孔質膜である。例えば、半透膜183は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体などのフッ素樹脂からなる。これにより、インク室111に貯留されたインクは、半透膜183によって阻まれて、大気開放口187を通じてインクタンク100の外部へ流出できない。一方、空気は、インク室111内とインクタンク100の外部との間を自由に移動可能である。
図4(B)に示されるように、大気連通路170における半透膜183が貼付されている位置と大気開放口187との間には、ラビリンス179が形成されている。ラビリンス179は、上下方向7に延びた隔壁186が前後方向8に並んで複数設けられていることによって、上下方向7のUターンを繰り返しつつ前後方向8に沿って延びる連通路である。
[供給口112]
インクタンク100の傾斜壁106には、インク室111にインクを注入するための供給口112が形成されている。供給口112は、傾斜壁106を厚み方向に貫通して、インク室111をインクタンク100の外部に連通させる。
傾斜壁106及び供給口112は、カバー70を開放位置に位置させることによって、開口22を介して複合機10の外部に露出する。供給口112を通じてインク室111にインクが注入される際のインクタンク100の姿勢(注入姿勢)は、使用姿勢である。すなわち、インクタンク100が使用姿勢にあるときに、供給口112を通じてインク室111にインクが注入される。
[インクタンク100B]
以下、図5を参照しつつ、インクタンク100Bの構成が説明される。図5に示されるように、インクタンク100Bは、インクタンク100Y、100C、100M(図4参照)よりも左右方向9に長い。
以下、インクタンク100Bについて、インクタンク100Y、100C、100Mと異なる部分について説明される。なお、インクタンク100Bにおいてインクタンク100Y、100C、100Mと同構成の部分については、図4と同じ参照符号が付された上で、その説明が省略される。また、インクタンク100Bにおける所定部分の構成と、インクタンク100Y、100C、100Mの当該所定部分に対応する部分の構成との相違点が、インクタンク100Bにおける所定部分の構成の方が左右方向9に長いという点のみである場合、インクタンク100Bにおける当該所定部分に対応する部分については、図4と同じ参照符号が付された上で、その説明が省略される。
図5に示されるように、インクタンク100Bは、インクタンク100Y、100C、100Mが備えている左壁103(図4(B)参照)を備えておらず、右壁159(側壁の一例)を備えている。右壁159は、前壁101の右端から後方へ延びる壁である。右壁159の上端は、上壁104の前部と接続されている。右壁159の下端は、下壁105の前部と接続されている。換言すれば、右壁159は、前壁101の右端と、上壁104の前部右端と、下壁105の前部右端と、を連結する壁である。つまり、右壁159は、タンク本体141の前部のみに設けられており、タンク本体141の後部に設けられていない。
[保持部材120]
図6に示されるように、保持部材120(カバーの一例)は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mを、前後方向8の前方から、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。
図7、図8に示されるように、保持部材120は、前壁71と、右壁72と、左壁73と、上壁74と、下壁75とを備える。
前壁71は、立壁76と傾斜壁77とで構成されている。立壁76は、上下方向7及び左右方向9に拡がっている。傾斜壁77は、立壁76の上端及び上壁74の前端を連結する壁である。傾斜壁77は、上下方向7及び前後方向8に対して傾斜している。
右壁72は、前壁71の右端から後方へ延びる壁である。左壁73は、前壁71の左端から後方へ延びる壁である。上壁74は、前壁71の上端(詳細には傾斜壁77の上端)から後方へ延びる壁である。上壁74の右端は、右壁72の上端と接続されている。上壁74の左端は、左壁73の上端と接続されている。下壁75は、前壁71の下端から後方へ延びる壁である。下壁75の右端は、右壁72の下端と接続されている。下壁75の左端は、左壁73の下端と接続されている。
下壁75には、下方へ延びる円筒形状の凸部78が形成されている。凸部78は、下壁75の右端部及び左端部にそれぞれ形成されている。図8に示されるように、凸部78は、プリンタ部11の筐体14の底板161に形成された穴162に挿入される。
上壁74には、上方へ延びる円筒形状の凸部84が形成されている。凸部84は、上壁74の左右方向9の中央付近に形成されている。図8に示されるように、凸部84は、プリンタ部11の筐体14の中板163に形成された穴164に挿入される。このようにして、保持部材120は、インクタンク100を保持した状態で筐体14に固定されるとともに支持される。
保持部材120と底板161との間には、吸収材165が設けられている。吸収材165は、例えば発泡ポリウレタンやフェルトなどの、インクなどの液体を吸収して保持可能なものである。
図7に示されるように、前壁71と、右壁72と、左壁73と、上壁74と、下壁75とによって、保持部材120の内部空間127が形成される。図6に示されるように、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mが、後方から内部空間127へ向けて挿入される。これにより、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mの前部が、内部空間127を占める。
図7(B)に示されるように、上壁74の後部に複数の開口79が形成されている。図7(A)に示されるように、下壁75の後部に複数の開口80、開口69が形成されている。インクタンク100の凸部108は、開口79と係合する。インクタンク100の凸部109は、開口80と係合する。インクタンク100の凸部131、132は、上壁74の内部空間127側の面74Aと当接し、凸部134、135は、下壁75の内部空間127側の面75Aと当接する。これらの係合によって、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mは、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で、保持部材120に対して位置決めされる。
保持部材120がインクタンク100を保持した状態において、前壁71は、インクタンク100の前壁101を覆っており、上壁74は、インクタンク100の上壁104の前部を覆っており、下壁75は、インクタンク100の下壁105の前部を覆っている。
保持部材120がインクタンク100を保持した状態において、右壁72は、4つのインクタンク100のうち最も右に配置されたインクタンク100Bの右面の前部(右壁159)を覆っており、左壁73は、4つのインクタンク100のうち最も左に配置されたインクタンク100Mの左面の前部(左壁103)を覆っている。つまり、保持部材120は、保持した複数のインクタンク100のうちの左右両端に位置するインクタンク100B、100Mの右面及び左面のうち、左右方向9の外方に位置する面(インクタンク100Bの右面、及びインクタンク100Mの左面)の一部を覆っている。
以上より、保持部材120は、インクタンク100を保持した状態において、インクタンク100の前部を覆っている。
図7に示されるように、保持部材120の前壁71の立壁76には、複数の開口81が形成されている。各開口81は、左右方向9に間隔を空けて形成されている。各開口81は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mに対応している。つまり、本実施形態において、開口81は4つ形成されている。本実施形態において、各開口81の形状は矩形であるが、矩形以外の形状であってもよい。
保持部材120が各インクタンク100を保持した状態において、各インクタンク100の前壁101の立壁102が、開口81を介して保持部材120の外部に露出可能である。詳細には、立壁102の前面102A及び当該前面102Aに形成された第1ライン146及び第2ライン147が露出可能である。また、保持部材120が各インクタンク100を保持した状態、且つカバー70が閉塞位置の状態において、各インクタンク100の立壁102が、保持部材120の開口81及びカバー70の開口97を介してプリンタ部11の外部に露出可能である。
図7及び図8に示されるように、各開口81の周縁のうちの上側周縁部及び下側周縁部には、保持部材120の内部空間127へ向かって突出する凸部81A(第1凸部の一例)及び凸部81B(第2凸部の一例)がそれぞれ形成されている。保持部材120が各インクタンク100を保持した状態において、各インクタンク100の前壁101の立壁102が、開口81の周縁の凸部81A及び凸部81Bに当接する。これにより、保持部材120に対して、各インクタンク100の前方の位置が決定される。
図8に示されるように、開口81の上側周縁部において、前壁71の内面71Aと凸部81Aとの間の空間194は、インクが左右方向9に沿って流れるインク流路(第1液体流路の一例)である。
図6、図8に示されるように、各開口81の周縁のうちの上側周縁部、下側周縁部、右側周縁部、及び左側周縁部には、保持部材120の前壁71の外面71Bから外方へ向かって突出する凸部81Cが形成されている。凸部81Cは、開口81の周縁を囲んで連続する凸条である。前壁71の外面71Bと、凸部81Cのうち左右方向9に沿って延びる部分との間の空間195は、インクが左右方向9に沿って流れるインク流路(第3液体流路の一例)である。前壁71の外面71Bと、凸部81Cのうち上下方向7に沿って延びる部分との間の空間196は、インクが上下方向7に沿って流れるインク流路(第4液体流路の一例)である。
図7に示されるように、保持部材120の前壁71の傾斜壁77には、複数の開口82が形成されている。各開口82は、左右方向9に間隔を空けて形成されている。各開口82は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mに対応している。つまり、本実施形態において、開口82は4つ形成されている。本実施形態において、各開口82の形状は円形であるが、円形以外の形状であってもよい。
保持部材120が各インクタンク100を保持した状態において、各インクタンク100の供給口112が、開口82を介して保持部材120の外部に露出可能である。したがって、各インクタンク100の供給口112は、保持部材120の開口81の上方に位置する。
図7(A)に示されるように、保持部材120の上壁74の前部には、後述するキャップ113が取り付けられるキャップ取付部155が形成されている。
本実施形態において、キャップ取付部155は、図7(A)に示されるように、左右方向9に延びたリブ151、152と、前後方向8に延びた複数のリブ153とで区画されている。リブ152は、リブ151の後方に形成されている。リブ151の複数箇所に、隙間154が形成されている。各隙間154は、各開口82の後方に形成されている。各隙間154の左右方向9の位置は、各開口82の左右方向9の位置と同じである。各リブ153は、リブ151とリブ152とを接続している。各リブ153は、各隙間154の左右方向9の両外方に形成されている。
なお、キャップ取付部155は、キャップ113が取付可能な構成であれば、前述したリブ151、152、153を備えた構成に限らない。
[連結部材200]
図6に示されるように、連結部材200は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mを、前後方向8の後方から、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。連結部材200は、支持本体201及び連結部202を有する。図9に示されるように、支持本体201の後方から連結部202が組み合わされることによって、連結部材200が構成されている。なお、本実施形態では、支持本体201及び連結部202は別個の部材として構成されているが、支持本体201及び連結部202は一体に形成されてもよい。
支持本体201は、筐体14に固定され、支持される。連結部202は、連結板221、ガイド筒222、インクニードル223、インク流路224、及びジョイント225を有する。
ガイド筒222は、連結板221から前方へ突出する円筒形状である。ガイド筒222は、その内部空間に、インクタンク100の突出部157を収容可能である。ガイド筒222は、インクニードル223がシール部材160の貫通孔に挿入されるときに、突出部157を収容することによって、インクニードル223とシール部材160の貫通孔との位置決めを行う。
ガイド筒222の内部空間には、ガイド筒222と同軸線となるインクニードル223が配置されている。インクニードル223は、連結板221から前方へ突出した管である。インクニードル223がインクタンク100のシール部材160の貫通孔に挿入されることにより、インクニードル223の前端がインク流出路114に進入する。これにより、インクニードル223の内部空間とインク流出路114とが連通する。インクニードル223の後端は、連結板221の後面に開口している。
連結板221の後面には、インク流路224が形成されている。インク流路224は、各インクニードル223に対応して独立した流路として構成されている。連結板221の後面に形成された溝の開口面(後面)が不図示のフィルムによって封止されることによって、インク流路224が形成されている。各インク流路224は、各インクニードル223の後端の開口と連続している。また、各インク流路224は、連結板221の上部に形成された各ジョイント225とそれぞれ連続している。各ジョイント225には、インクチューブ32がそれぞれ連結される。連結部202によって、インクタンク100のインク流出路114からインクチューブ32へ連通するインク流路が構成される。
[キャップ113]
図6に示されるように、インクタンク100は、キャップ113B、113Y、113C、113M(これらの総称として「キャップ113」と表記することがある。)を備える。インクタンク100は、インクタンク100の4つの供給口112B、112Y、112C、112Mに対応して、4つのキャップ113B、113Y、113C、113Mを備える。
各キャップ113は、ゴムやエラストマーのように弾性変形可能な素材によって成型されている。各キャップ113は、キャップ部115と、弾性変形部116と、取付部117とを備えている。なお、各キャップ113の構成は、以下で説明する構成に限らない。
キャップ部115は、概ね円盤形状の円盤部115Aの中央から凸部115Bが突出された外形である。
弾性変形部116は、帯形状である。弾性変形部116の一端は、キャップ部115に接続されている。弾性変形部116の他端は、取付部117に接続されている。弾性変形部116は、外部から力を付与されていない状態において、図6に示されるように、概ね真っ直ぐに延びた状態である。弾性変形部116の一端には、凸部116Aが形成されている。凸部116Aは、弾性変形部116を挟んでキャップ部115と反対に突出している。
取付部117は、概ね直方体形状の矩形部117Aから凸部117Bが突出された外形である。矩形部117Aと凸部117Bとの境界は括れている。凸部117Bは、キャップ取付部155の形状(リブ151、152、153によって区画された領域)と対応した形状である。つまり、凸部117Bは、キャップ取付部155と嵌合可能である。また、凸部117Bとキャップ取付部155とが嵌合した状態において、矩形部117Aと凸部117Bとの境界は、隙間154に入り込んでいる。すなわち、キャップ113は、凸部117Bとキャップ取付部155とが嵌合することによって、保持部材120に取り付けられる。
キャップ113は、保持部材120に取り付けられた状態において、図1(B)に示された封止位置と、図9に示された離間位置に移動可能である。封止位置のキャップ113は、供給口112を液密に封止する。キャップ113が離間位置に位置する状態において、供給口112が開放される。その結果、供給口112を通じてインク室111にインクを注入することが可能となる。
例えば、供給口112からインク室111にインクが注入されるときに、供給口112からインクタンク100の傾斜壁106の外面にインクが流れることがあり得る。傾斜壁106の外面を流れるインクは、重力などによって、インクタンク100の立壁102と保持部材120の前壁71の内面71Aとの間に流れ込む。保持部材120の開口81の上側周縁部には凸部81Aが設けられているので、流れ込んだインクは、空間194に沿って開口81の上側周縁部において左右方向9へ流れる。凸部81Aの左右端へ流れたインクは、前壁71の内面71Aにおいて、開口81が設けられていない箇所を、重力によって下方へ流れ、開口69,80などから保持部材120の下方へ流れ出る。保持部材12の下方へ流れ出たインクは、吸収材165に吸収されて保持される。
また、仮に、保持部材120の立壁102の外面にインクが付着したとすると、そのインクは、重力などによって下方へ流れる。開口81の周縁には、凸部81Cが設けられているので、立壁102の外面において、開口81の周縁の空間195,196に沿ってインクが左右方向9へ流れ、また、下方へ流れる。保持部材12の下方へ流れたインクは、吸収材165に吸収されて保持される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、例えば、使用者がインクタンク100の供給口112へインクを注入するときに、供給口112からインクが漏れ出たとしても、インクタンク100の前壁101と保持部材120との間に進入したインクは、開口81の上側周縁部において、空間194に沿って左右方向9へ流れる。これにより、保持部材120の開口81により露出されたインクタンク100の前壁101にインクが流れ込み難い。特に、インクタンク100の前壁101には、第1ライン146及び第2ライン147が設けられているので、第1ライン146及び第2ライン147がインクで汚れることがなく、インクタンク100にインクを補充するタイミングや、インクタンクに貯留可能なインクの上限量が把握しやすい。
また、保持部材120の開口81の周縁において、凸部81A及び凸部81Bが、インクタンク100の前壁101に当接することによって、インクタンク100の前壁101と保持部材120の前壁71の内面71Aとを平行にすることができる。
また、保持部材120の開口81の周縁の外面71Bに凸部81Cが設けられているので、保持部材120の外面71Bに流れ出したインクは、凸部81Cに沿って流れる。これにより、保持部材120の開口81により露出されたインクタンク100の前壁101にインクが流れ込み難い。
また、インクタンク100の傾斜壁106に供給口112が設けられているので、補充用のインクが貯留されたボトルの口などが、供給口112に合わせやすい。
また、保持部材120は、インクタンク100の傾斜壁106を覆うものであり、供給口112を露出させる開口82を有するので、供給口112から流れ出したインクが、保持部材120の外面71Bへ流れ難い。
[変形例]
前述された実施形態では、保持部材120の開口81の周縁のうちの上側周縁部及び下側周縁部に、凸部81A及び凸部81Bが形成されているが、図11に示されるように、開口81の周縁のうちの右側周縁部及び左側周縁部にも、凸部81Dが形成されてもよい。凸部81Dと前壁71の内面71Aとの間の空間197によって、上下方向7に沿って延びるインク流路(第2液体流路の一例)が形成される。これにより、空間194に沿って左右方向9へ流れたインクが、空間197に沿って上下方向7へ流れることにより、保持部材120の開口81により露出されたインクタンク100の前壁101にインクが一層流れ込み難くなる。
また、図12に示されるように、保持部材120の右壁72(カバー側壁の一例)の外面72Aの下部に、後方且つ下方へ傾斜して延びる凸部81Eが形成されてもよい。凸部81Eと右壁72の外面72Aとの間の空間198によって、後方且つ下方へ延びるインク流路(第5液体流路の一例)が形成される。これにより、保持部材120の外面72Aに流れ出したインクは、空間198に沿って後方且つ下方へ流れる。保持部材12の下方へ流れたインクは、吸収材165に吸収されて保持される。これにより、保持部材120の開口81により露出されたインクタンク100の前壁101にインクが流れ込み難い。
また、前述された実施形態及び変形例では、凸部81A〜81Eと内面71A、外面71B、又は外面72Aとの間に形成された空間194〜198によりインク流路が形成されて入れるが、例えば、凸部81A〜81Eに代えて、内面71A、外面71B、又は外面72Aに形成された凹溝によりインク流路が構成されてもよい。
また、上記実施形態では、インクを液体の一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、インクに代えて、印刷時にインクに先立って記録用紙に吐出される前処理液、或いは記録ヘッド39のノズル40の乾燥を防止するために記録ヘッド39のノズル40近傍に噴霧される水等が、液体の一例であってもよい。
10・・・複合機(供給装置)
72・・・右壁(カバー側壁)
81・・・開口
81A・・・凸部(第1凸部)
81B・・・凸部(第2凸部)
82・・・開口
100・・・インクタンク(タンク)
101・・・前壁
106・・・傾斜壁
110・・・後壁
111・・・インク室(液体貯留室)
112・・・供給口
120・・・保持部材(カバー)
146・・・第1ライン(第1マーク)
147・・・第2ライン(第2マーク)
157・・・突出部(液体供給部)
159・・・右壁(側壁)
194・・・空間(第1液体流路)
195・・・空間(第3液体流路)
196・・・空間(第4液体流路)
197・・・空間(第2液体流路)
198・・・空間(第5液体流路)

Claims (10)

  1. 前壁及び後壁の間に配置された液体貯留室、当該液体貯留室に液体を供給するための供給口、及び液体貯留室から液体を流出させるための液体供給部を有するタンクと、
    上記タンクの前壁を含む一部を覆うカバーと、を備えており、
    上記カバーは、上記タンクの前壁の一部を露出させる開口と、当該開口周縁部のうち上側である上側周縁部に沿って、当該開口周縁部において上記タンクの前壁と対向する内面に設けられた第1液体流路と、を有しており、
    上記供給口は、上記カバーの開口の上方に配置されている供給装置。
  2. 上記カバーは、上記開口周縁部のうち右側及び左側である左右側周縁部に沿って、当該開口周縁部の内面に設けられた第2液体流路を更に有する請求項1に記載の供給装置。
  3. 上記第1液体流路は、上記開口周縁部の内面と、当該内面から上記タンクへ向かって突出して上記タンクの前壁と当接する第1凸部と、によって構成されている請求項1又は2に記載の供給装置。
  4. 上記カバーは、開口周縁部の下方に設けられており、上記タンクへ向かって突出して上記タンクの前壁と当接する第2凸部を更に有する請求項3に記載の供給装置。
  5. 上記カバーは、上記上側周縁部に沿って、上記開口周縁部の内面と反対の外面に設けられた第3液体流路を更に有する請求項1から4のいずれかに記載の供給装置。
  6. 上記カバーは、上記開口周縁部のうち右側及び左側である左右側周縁部に沿って、当該開口周縁部の外面に設けられた第4液体流路を更に有する請求項5に記載の供給装置。
  7. 上記タンクは、上記前壁及び上記後壁とを繋ぐ側壁を更に有しており、
    上記カバーは、上記タンクの側壁の少なくとも一部を覆うカバー側壁と、当該カバー側壁の外面に設けられており、後方且つ下方へ傾斜する第5液体流路と、を更に有する請求項1から6のいずれかに記載の供給装置。
  8. 上記カバーの開口により露出される上記タンクの前壁には、上記液体貯留室に貯留された液体が第1量であるときの液面に対応する位置に設けられた第1マークと、上記液体貯留室に貯留された液体が上記第1量よりも少ない第2量であるときの液面に対応する位置に設けられた第2マークと、が設けられている請求項1から7のいずれかに記載の供給装置。
  9. 上記タンクは、上記前壁と連続しており、前方且つ上方へ向いた傾斜壁を更に有しており、
    上記供給口は、上記傾斜壁に形成されている請求項1から8のいずれかに記載の供給装置。
  10. 上記カバーは、上記傾斜壁を覆うものであり、上記供給口を露出させる開口を更に有する請求項9に記載の供給装置。
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