JP2018063818A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】スラント形状の接地電極を用いる構成において中心電極の偏摩耗を好適に抑制できるスパークプラグを提供する。【解決手段】スパークプラグ100は、筒状の取付金具10に絶縁保持され、その一端部31が取付金具10の一端部11から露出して延びる中心電極30と、一端側が取付金具10の一端部11に接合され、他端側の一面45が中心電極30の一端部31に対向するように延び、延在方向が中心電極30に対して傾斜するスラント形状である接地電極40と、接地電極40の一面45において中心電極30に向かって接地電極40の母材から突出しており、突出方向に対して中心電極30の側に傾斜し、中心電極30の端面(中心電極側チップ50の先端面51)と対向するよう形成される凸部対向面46Aを有する凸部46と、凸部46の表面全体に亘り形成される貴金属層60と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、自動車のエンジン等に用いる内燃機関用のスパークプラグに関する。
従来、スパークプラグにおいて、接地電極における中心電極側の面である対向面上に、中心電極に向かって接地電極の母材の一部を突出させる凸加工を施して凸部を設ける構成が知られている。この構成では、接地電極の母材のうち凸部の先端面である放電面を形成しようとする部分に貴金属チップを溶接して、母材と溶融させてなる溶融凝固部を形成した後に、押出成形により凸部を成形することにより、凸部の先端面である放電面に貴金属層を設けることができる。また、同様の加工手法で、先端面に加えて凸部の側面や、先端面と側面との間の角部にも貴金属層を設けることができる。このように凸部の大半を貴金属層で被覆することによって、放電により消耗しやすい角部の消耗を抑制でき、また、酸化や亀裂、溶融凝固部の乖離等の不具合を回避できる(例えば特許文献1参照)。
特開2010−170705号公報
ところで、近年は、中心電極に対して接地電極が鋭角に傾斜して配置される、所謂スラント接地のプラグ構造が知られている。特許文献1に記載されるような接地電極に凸部を形成する構成をスラント接地に適用した場合、中心電極と接地電極とが斜めに対向することになる。このような電極の位置関係でスパークプラグの放電を行うと、特に中心電極の偏摩耗が多くなるため、中心電極と接地電極との間の火花放電ギャップが早期に拡大し、この結果、要求電圧が高くなるおそれがある。
本開示は、スラント形状の接地電極を用いる構成において中心電極の偏摩耗を好適に抑制できるスパークプラグを提供することを目的とする。
本開示は、内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具(10)と、前記取付金具に絶縁保持され、一端部(31)が前記取付金具の一端部(11)から露出して延びる中心電極(30)と、一端側が前記取付金具の一端部に接合され、他端側の一面(45)が前記中心電極の一端部に対向するように延び、延在方向が前記中心電極に対して傾斜するスラント形状である接地電極(40)と、前記接地電極の前記一面において前記中心電極に向かって前記接地電極の母材から突出しており、突出方向に対して前記中心電極の側に傾斜し、前記中心電極の端面と対向するよう形成される凸部対向面(46A)を有する凸部(46)と、前記凸部の表面のうち少なくとも前記凸部対向面に形成される貴金属層(60)と、を備えるスパークプラグ(100)である。
この構成により、スラント形状の接地電極の母材が中心電極に対して傾斜して配置される構成であっても、中心電極側に傾斜する凸部対向面を有するように接地電極に凸部を設けることで、接地電極の凸部の凸部対向面を中心電極の端面と容易に対向させることができる。これにより、中心電極と接地電極との間の火花放電ギャップにおいて、中心電極及び接地電極の端面同士が斜めに向かい合うときに発生しやすい中心電極の偏摩耗の発生を回避できる。
本開示によれば、スラント形状の接地電極を用いる構成において中心電極の偏摩耗を好適に抑制できるスパークプラグを提供することができる。
図1は、実施形態に係るスパークプラグの半断面図である。 図2は、図1に示すスパークプラグにおける火花放電部近傍の拡大図である。 図3は、接地電極の凸部近傍の形状を模式的に示す図である。 図4は、接地電極の凸部及び貴金属層の押出成形前の状態を示す図である。 図5は、接地電極の凸部及び貴金属層の押出成形後の状態を示す図である。 図6は、接地電極の構成が異なる変形例における火花放電部近傍の拡大図である。 図7は、接地電極の構成が異なる変形例における火花放電部近傍の拡大図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
[実施形態]
図1〜図3を参照して、本実施形態に係るスパークプラグ100の構成について説明する。本実施形態に係るスパークプラグ100は、自動車用エンジンの点火栓等に適用されるものであり、該エンジンの燃焼室を区画形成するエンジンヘッド(図示せず)に設けられたネジ穴に挿入されて固定されるようになっている。
図1に示すように、スパークプラグ100は、導電性の鉄鋼材料(例えば低炭素鋼等)等よりなる筒形状の取付金具10を有しており、この取付金具10は、図示しないエンジンブロックに固定するための取付ネジ部10aを備えている。取付金具10の内部には、アルミナセラミック(Al23)等からなる絶縁体20が固定されており、この絶縁体20の一端部21は、取付金具10の一端部11から露出するように設けられている。
絶縁体20の軸孔22には中心電極30が固定されており、この中心電極30は取付金具10に対して絶縁保持されている。中心電極30は、例えば、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成された円柱体で、図2に示すように、その細径化された一端部31が、絶縁体20の一端部21から露出して延びるように設けられている。
一方、接地電極40は、その一端部41にて取付金具10の一端部11に溶接により固定され、途中で曲げられて、その他端部42側が中心電極30の一端部31に向かって中心電極の軸33とは鋭角をなすように延びる柱状(例えば角柱)をなす。
つまり、図2に示すように、接地電極40の他端部42側の端面(以下、接地電極他端面という)43に向かう軸44と中心電極30の軸33とのなす角度αが鋭角となっている。すなわち、接地電極40は、その延在方向が中心電極30に対して傾斜する形状、所謂スラント形状となっている。この接地電極40は、例えば、Niを主成分とするNi基合金より構成されている。
ここで、接地電極40の接地電極他端面43に向かう軸44は、接地電極40と取付金具10との接合部(溶接部)断面の重心および中心電極の軸33を含む面を仮想面とし、この仮想面に対して投影した時の実質的な接地電極40の接地電極他端面43に向かう軸である。当該仮想面は、図2における紙面に平行な面となる。
また、中心電極30の一端部31には、中心電極の軸33と同一方向に延びる貴金属等よりなる中心電極側チップ50が、レーザ溶接や抵抗溶接等により接合されている。つまり、本実施形態では、中心電極の軸33は中心電極側チップ50の軸52でもある。なお、本例では、中心電極の軸33は中心電極側チップの軸52と一致しているが、一致していなくても同一方向即ち平行関係にあれば良い。
一方、接地電極40の他端部42側における中心電極30に対向した面45(以下「対向面45」とも表記する)には、中心電極30に向かって接地電極40の母材から突出する凸部46が形成されている。凸部46の突出方向(軸61の方向)に直交する凸部の断面は、例えば円形状である。凸部46は、その突出方向に対して中心電極30の側に傾斜して形成される凸部対向面46Aを備える。言い換えると、図3に示すように、凸部46は、接地電極40の一面45に対して、接地電極他端面43側の突出量h2が一端部41側の突出量h1より大きくなるように形成されている。これにより、凸部対向面46Aは、図2に示すように、中心電極30の端面(中心電極側チップ50の先端面51)と対向する配置することができる。より詳細には、凸部46の凸部対向面46Aは、中心電極30の軸線方向(軸33の方向)に対して垂直になるように形成される。そして、この凸部46の表面全体を被覆するように、略均等な厚さの貴金属層60が形成されている。なお、貴金属層60は、貴金属チップと接地電極40の母材の一部とを溶融してなる溶融凝固部でもある。本実施形態では、貴金属層60の厚さは0.1〜0.2mmの範囲内である。
これらの凸部46と貴金属層60は、その凸部対向面46Aと中心電極側チップ50の先端面51とが放電ギャップを介して対向するように、中心電極側チップ50の先端面51に向かって延びている。以下、図2に示すように、凸部46と貴金属層60の突出方向に沿った凸部46の軸心を「接地電極40の凸部46の軸61」と表記する。
また、接地電極40の対向面45と反対側の面には、この面から対向面45側に向かって凹部47が形成されている。凸部46の形成に伴って接地電極40の母材の一部を凹設させてなる。凹部47は、凹設方向に垂直な底面47Aを有する。この凹設方向は、凸部46の突出方向と同一である。凹部47は、例えば、凹設方向から視た形状が、凸部46と同様の円形状となるよう形成されている。以下、図2に示すように、凹部47の凹設方向に沿った凹部の軸心を「接地電極40の凹部47の中心軸48」と表記する。凹部47の凹設方向の中心軸48は、凸部46の突出方向の中心軸61に対して接地電極40の他端(接地電極他端面43)側にずれている。言い換えると、接地電極40の凹部47は、その軸心48が凸部46の軸心61に対してずれ量aだけ他端側にオフセットをとるように設けられている。
中心電極側チップ50の軸52と接地電極40の凸部46の軸61とが交差またはねじれの位置関係にある。ここで、具体的には、中心電極側チップの軸52と接地電極40の凸部46の軸61との交差角度β(ねじれの場合も、図2中のβを交差角度とする)は5°以上70°以下であることが好ましい。
中心電極側チップ50は、柱状、円板状等にすることができるが、柱状であることが好ましい。
また、中心電極側チップ50及び接地電極40の貴金属層60の材質としては、Pt(白金)−Ir(イリジウム)、Pt−Rh(ロジウム)、Pt−Ni(ニッケル)、Ir−Rh、Ir−Y(イットリウム)等の合金のいずれか1種を採用することができる
更に言うならば、中心電極側チップ50及び接地電極40の貴金属層60の材質としては、Ptを主成分としIr、Ni、Rh、W、Pd、Ru、Osの少なくとも一つが添加された合金よりなるものにできる。より具体的には、Ptを主成分とし、50重量%以下のIr、40重量%以下のNi、50重量%以下のRh、30重量%以下のW、40重量%以下のPd、30重量%以下のRu、20重量%以下のOsの少なくとも一つが添加された合金を採用することができる。
また、中心電極側チップ50及び接地電極40の貴金属層60の材質としては、Irを主成分としRh、Pt、Ni、W、Pd、Ru、Osの少なくとも一つが添加された合金よりなるものを採用することができる。より具体的には、Irを主成分とし、50重量%以下のRh、50重量%以下のPt、40重量%以下のNi、30重量%以下のW、40重量%以下のPd、30重量%以下のRu、20重量%以下のOsの少なくとも一つが添加された合金を採用することができる。
かかるスパークプラグ100においては、中心電極側チップ50の先端面51と、接地電極40の貴金属層60との間に形成された放電ギャップにおいて放電し、燃焼室内の混合気に着火させる。着火後、放電ギャップに形成された火炎核は、成長していき、燃焼室内にて燃焼が行われるようになっている。
次に、図4及び図5を参照して、接地電極40の凸部46及び貴金属層60の製造方法について説明する。
まず、接地電極40の母材の対向面45上において、凸部46を形成しようとする部分に貴金属層60の原料となる貴金属チップ60aを設置して、抵抗溶接またはアーク溶接によって貴金属チップ60aの貴金属全体と、接地電極40の母材の一部とを溶融させて溶融凝固部を形成する。アーク溶接においては、この溶融凝固部における表面(放電面)近傍の金属比率は70%以上、母材近傍の金属比率は50%以下になることが好ましい。アーク溶接としては、プラズマアーク溶接、被覆アーク溶接、サブマージアーク溶接、イナートガス溶接、マグ溶接(含炭酸ガスアーク溶接)、セルフシールドアーク溶接などの種々のものが挙げられる。なお、この溶融処理は、接地電極40の一面(対向面45)に貴金属層60を接着する処理(接着ステップ)とも表現できる。
次いで、図4に示すように、貴金属チップ60aを溶接した接地電極40を、凸部46を成形するための凸部用キャビティ101を有する金型102に、凸部用キャビティ101と対向面45を対向させた状態で載置する。凸部用キャビティ101は、円柱形状であり、かつ、押出方向に対して傾斜する底面を有するように形成されている。この凸部用キャビティ101の形状を変更することで、完成後の凸部46の突出量h1,h2や凸部対向面46Aの斜度などを変更することができる。
なお、貴金属チップ60aは、本実施形態では、その形状が略円形の板材である。貴金属チップ60aの径φ1は、凸部用キャビティ101の径(すなわち成形後の凸部46の最大径)より大きいのが好ましく、また、貴金属チップ60aの厚さt1は、成形後の貴金属層60の最大厚さより大きいかまたは同等であるのが好ましい。
また、押圧治具103は、例えば略円柱形状からなる。押圧治具103は、例えばその径φ2が貴金属チップ60aの径φ1や、成形後の凸部46の最大径より大きくされ、これにより凸部用キャビティ101の最深部に母材が突出しやすくなるよう構成されている。
そして、これらの金型102及び押圧治具103を用いて、平板状の接地電極5に冷鍛加工を施すことにより凸部46を形成する(凸部形成ステップ)。具体的には、図5に示すように、押圧治具103によって接地電極40の対向面45と反対側の背面の一部を押圧して凹部47を形成するとともに、接地電極40の母材の一部を凸部用キャビティ101に向かって押し出すことにより凸部46を形成する。すなわち、対向面45の一部が押し出され、その押し出された分の接地電極40が凸部用キャビティ101の内部に突出して、上記のとおりその表面全体に貴金属層60が設けられた凸部46が形成される(貴金属層形成ステップ)。
この結果、図3に示すように、接地電極40の母材において、その一面45側に、接地電極他端面43側の突出量h2、一端部41側の突出量h1であり、軸61に対して一端部41側に傾斜する凸部対向面46Aを有する凸部46が形成される。また、接地電極40の一面45と反対側の面において、押出方向に対して直交する底面47Aを有し、中心軸48の位置が凸部46の軸61に対してずれ量aだけ接地電極他端面43側にずれている凹部47が形成される。
次に、本実施形態に係るスパークプラグ100の効果について説明する。
本実施形態のスパークプラグ100は、内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具10と、取付金具10に絶縁保持され、その一端部31が取付金具10の一端部11から露出して延びる中心電極30と、一端側が取付金具10の一端部11に接合され、他端側の一面45が中心電極30の一端部31に対向するように延び、延在方向が中心電極30に対して傾斜するスラント形状である接地電極40と、接地電極40の一面45において中心電極30に向かって接地電極40の母材から突出しており、突出方向に対して中心電極30の側に傾斜し、中心電極30の端面(中心電極側チップ50の先端面51)と対向するよう形成される凸部対向面46Aを有する凸部46と、凸部46の表面全体に亘り形成される貴金属層60と、を備える。
この構成により、スラント形状の接地電極40の母材が中心電極30に対して傾斜して配置される構成であっても、中心電極30側に傾斜する凸部対向面46Aを有するように接地電極40に凸部46を設けることで、接地電極40の凸部46の凸部対向面46Aを中心電極30の端面(中心電極側チップ50の先端面51)と容易に対向させることができる。これにより、中心電極30と接地電極40との間の火花放電ギャップにおいて、中心電極30及び接地電極40の端面同士が斜めに向かい合うときに発生しやすい中心電極30の偏摩耗の発生を回避できる。この結果、スラント形状の接地電極40を用いる構成において中心電極30の偏摩耗を好適に抑制できる。このように電極の偏摩耗の発生を抑制することにより、スパークプラグ100の消耗寿命を延ばすことができる。さらに、接地電極40の凸部46の全体を貴金属で形成するのではなく、凸部46の表面に貴金属層60を形成するので、貴金属の必要量を低減でき、スパークプラグ100を安価で製造できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100において、接地電極40の凸部46は、凸部対向面46Aが中心電極30の軸線方向に対して垂直になるように形成される。
この構成により、接地電極40の凸部対向面46Aが、中心電極30の端面、すなわち中心電極側チップ50の先端面51と正対するよう配置されるので、凸部対向面46Aと先端面51との全体にわたり同距離とすることができ、中心電極30の偏摩耗の発生をより一層抑制できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100において、接地電極40の凸部46は、接地電極40の母材の一部を押出成形によって突出させてなり、貴金属層60は、接地電極40の一面45に溶接された後に押出成形によって凸部46の表面の全域に亘り形成される。
この構成により、接地電極40の形状を簡易に形成することができると共に、凸部46の表面に貴金属層60を簡易に形成することができる。また、凸部46の形成と、貴金属層60の形成とを一度の押出成形によって纏めて行うことができるので、工程数を削減でき製造効率を向上できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100は、接地電極40の一面45と反対側の面において、凸部46の形成に伴って接地電極40の母材の一部を凹設させてなり、凹設方向に垂直な底面47Aを有する凹部47を備える。
この構成により、凹部47の深さが均一であり、凹部47の底面47Aと接地電極40の一面45との間の母材の厚みが均一となるので、接地電極40の他端部において凸部46や凹部47の成形に伴う母材の薄型化や強度低下を抑制できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100において、凹部47の凹設方向の中心軸48は、凸部46の突出方向の中心軸61に対して接地電極40の他端側(接地電極他端面43側)にずれている。
本実施形態では、押出成形により形成される凸部46の形状が、突出方向に対して不均等な形状である。具体的には、凸部46の中心軸61より接地電極他端面43側の突出量h2が、一端部41側の突出量h1よりも大きい。このような形状の凸部46は、その突出方向の中心軸61が、押圧治具103による押圧方向の軸線と同一である場合には、押出成形により母材から押し出される金属の流れが不均一となるため、凸部46の先端にダレが発生する場合がある。これに対して本実施形態では、上記構成により凹部47の中心軸48を、凸部46の突出量が多い接地電極他端面43側にずらすことによって、押出成形により母材から押し出される金属量を、凸部46の中心軸61より接地電極他端面43で増加させることができ、これにより、接地電極40の母材から押し出される金属の流れが不均一な状態を改善できる。したがって、接地電極40の凸部46の加工精度を向上できる。
また、本実施形態のスパークプラグ100において、凸部46が円柱形状であり、凸部46の断面形状が円形である。この構成により、凸部用キャビティ101の形状を単純化でき、加工容易性の向上や製造コストの低減を図ることができる。
[変形例]
図6及び図7を参照して上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、接地電極40の凸部46の表面全体に亘り貴金属層60が被覆される構成を例示したが、貴金属層60は、少なくとも凸部46の先端部を含む一部に被覆されていればよく、凸部表面全体を覆わない構成でもよい。例えば図6に示すスパークプラグ100Aのように、接地電極40の凸部46の凸部対向面46Aのみに貴金属層160を設ける構成としてもよい。この構成の場合、例えば押出成形によって凸部46を成形した後に、凸部46の凸部対向面46Aに貴金属層160を溶接などで接着させて、接地電極40を製造することができる。これにより、少なくとも接地電極40の凸部46の凸部対向面46Aに確実に貴金属層160を設けることができる。
このように貴金属層160を押出成形後に接着する製造手法をとる場合には、図7に示すスパークプラグ100Bのように、凹部47が接地電極他端面43まで達するように形成することもできる。これにより、凸部46が形成される位置を、上記実施形態のものよりも接地電極他端面43側に移動させることができる。これにより接地電極40を短縮でき、これにより熱引き性をさらに良好にでき、接地電極40の耐熱性向上と、強度低下防止を図ることができる。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
上記実施形態では、接地電極40の凹部47の中心軸48が、凸部46の中心軸61に対して接地電極40の他端(接地電極他端面43)側にずれている構成を例示したが、これらの中心軸48,61が一致する構成、つまり、凹部47が凸部46と同軸上に配置される構成としてもよい。
上記実施形態では、接地電極40の凸部46の凸部対向面46Aが、中心電極30の軸線方向に対して垂直であり、中心電極30の端面、すなわち中心電極側チップ50の先端面51と正対するよう配置される構成を例示したが、必ずしも凸部対向面46Aが中心電極30の軸線方向に対して垂直である必要はなく、凸部対向面46Aと先端面51の向かい合う各部間の距離が略同一となるように対向していればよい。
上記実施形態では、接地電極40の凸部46が円柱形状である構成を例示したが、例えば三角柱、四角柱、五角柱、六角柱などの多角柱形状や、任意の凸柱形状や凹柱形状など他の形状で形成してもよい。これらの形状の角部や辺に面取りを行い、面取り加工により形成された加工面のうち、中心電極30の中心電極側チップ50の先端面51と対向するものを凸部対向面46Aとしてもよい。また、接地電極40の凸部46が、三角錐や四角錐などの多角錐の形状や山型などの多面体形状であって、これらの形状の複数の面のうち、中心電極30の中心電極側チップ50の先端面51と対向するものを凸部対向面46Aとしてもよい。
10:取付金具
30:中心電極
40:接地電極
45:接地電極の他端側の一面
46:凸部
46A:凸部対向面
47:凹部
47A:底面
48:凹部の凹設方向の中心軸
60,160:貴金属層
61:凸部の突出方向の中心軸
100,100A,100B:スパークプラグ

Claims (12)

  1. スパークプラグ(100,100A,100B)であって、
    内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具(10)と、
    前記取付金具に絶縁保持され、一端部(31)が前記取付金具の一端部(11)から露出して延びる中心電極(30)と、
    一端側が前記取付金具の一端部に接合され、他端側の一面(45)が前記中心電極の一端部に対向するように延び、延在方向が前記中心電極に対して傾斜するスラント形状である接地電極(40)と、
    前記接地電極の前記一面において前記中心電極に向かって前記接地電極の母材から突出しており、突出方向に対して前記中心電極の側に傾斜し、前記中心電極の端面と対向するよう形成される凸部対向面(46A)を有する凸部(46)と、
    前記凸部の表面のうち少なくとも前記凸部対向面に形成される貴金属層(60,160)と、
    を備えるスパークプラグ。
  2. 前記凸部は、前記凸部対向面が前記中心電極の軸線方向に対して垂直になるように形成される、
    請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記凸部は、前記接地電極の母材の一部を押出成形によって突出させてなり、
    前記貴金属層(60)は、前記接地電極の前記一面に接着された後に前記押出成形によって前記凸部の表面に形成される、
    請求項1または2に記載のスパークプラグ(100)。
  4. 前記凸部は、前記接地電極の母材の一部を押出成形によって突出させてなり、
    前記貴金属層(160)は、前記押出成形によって前記凸部を形成した後に、前記凸部の前記凸部対向面に接着して形成される、
    請求項1または2に記載のスパークプラグ(100A,100B)。
  5. 前記接地電極の前記一面と反対側の面において、前記凸部の形成に伴って前記接地電極の母材の一部を凹設させてなり、凹設方向に垂直な底面(47A)を有する凹部(47)を備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパークプラグ(100,100A,100B)。
  6. 前記凹部の前記凹設方向の中心軸(48)は、前記凸部の前記突出方向の中心軸(61)に対して前記接地電極の前記他端側にずれている、
    請求項5に記載のスパークプラグ。
  7. 前記凸部の断面形状が円形である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のスパークプラグ。
  8. スパークプラグ(100,100A,100B)の製造方法であって、
    前記スパークプラグは、
    内燃機関に取り付け可能な筒状の取付金具(10)と、
    前記取付金具に絶縁保持され、一端部(31)が前記取付金具の一端部(11)から露出して延びる中心電極(30)と、
    一端側が前記取付金具の一端部に接合され、他端側の一面(45)が前記中心電極の一端部に対向するように延び、延在方向が前記中心電極に対して傾斜するスラント形状である接地電極(40)と、
    を備え、
    前記接地電極の前記一面において前記中心電極に向かって前記接地電極の母材から突出しており、突出方向に対して前記中心電極の側に傾斜し、前記中心電極の端面と対向するよう形成される凸部対向面(46A)を有する凸部(46)を形成する凸部形成ステップと、
    前記凸部の表面のうち少なくとも前記凸部対向面に貴金属層(60,160)を形成する貴金属層形成ステップと、
    を含む、スパークプラグの製造方法。
  9. 前記凸部形成ステップは、前記接地電極の母材の一部を押出成形によって突出させて前記凸部を形成し、
    前記凸部形成ステップの前に、前記接地電極の前記一面に前記貴金属層を接着する接着ステップを含み、
    前記貴金属層形成ステップは、前記接着ステップにて前記貴金属層が接着された状態で前記凸部形成ステップの前記押出成形を行うことによって、前記凸部の表面のうち少なくとも前記凸部対向面に前記貴金属層を形成する、
    請求項8に記載のスパークプラグの製造方法。
  10. 前記凸部形成ステップは、前記接地電極の母材の一部を押出成形によって突出させて前記凸部を形成し、
    前記貴金属層形成ステップは、前記凸部形成ステップにて前記押出成形によって前記凸部を形成した後に、前記凸部の前記凸部対向面に前記貴金属層を接着することによって、前記凸部の前記凸部対向面に前記貴金属層を形成する、
    請求項8に記載のスパークプラグの製造方法。
  11. 前記凸部形成ステップは、前記接地電極の前記一面と反対側の面において、前記凸部の形成に伴って前記接地電極の母材の一部を凹設させてなり、凹設方向に垂直な底面(47A)を有する凹部(47)を形成する、
    請求項8〜10のいずれか1項に記載のスパークプラグの製造方法。
  12. 前記凸部形成ステップは、前記凹部の前記凹設方向の中心軸(48)が、前記凸部の前記突出方向の中心軸(61)に対して前記接地電極の前記他端側にずれるように押出成形を行う、
    請求項11に記載のスパークプラグ。
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