JP2018060971A - 熱電変換装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面導体パターンと裏面導体パターンとの間の接続信頼性を向上させる。【解決手段】複数枚の樹脂フィルム30のそれぞれにおいて、複数の熱電材料粒子を含む充填材36を、複数の貫通孔32のそれぞれに充填する。このとき、貫通孔32の外部に充填材36の一部361a、362aがはみ出した状態とする。この状態で、複数枚の樹脂フィルム30同士を積層する。さらに、表面導体パターン16が形成された表面保護部材20を複数枚の樹脂フィルム30の一方側に積層する。裏面導体パターン18が形成された裏面保護部材22を複数枚の樹脂フィルム30の他方側に積層する。これにより、積層体40を形成する。その後、積層体40を加熱加圧する。これにより、複数の熱電材料粒子同士を焼結させて、第1、第2熱電部材を形成する。【選択図】図9

Description

本発明は、熱電変換装置の製造方法に関するものである。
従来の熱電変換装置の製造方法として、特許文献1の製造方法がある。特許文献1の製造方法では、1枚の絶縁フィルムに複数の貫通孔を形成する。続いて、複数の貫通孔のそれぞれに充填材を充填する。充填材は、ペースト状の複数の熱電材料粒子である。続いて、表面導体パターンを有する表面保護部材と、充填材が充填された1枚の絶縁フィルムと、裏面導体パターンを有する裏面保護部材とを積層して積層体を形成する。続いて、この積層体を加熱加圧する。これにより、全体を一体化させる。このとき、複数の熱電材料粒子が焼結して、焼結体で構成された熱電部材が複数形成される。さらに、表面導体パターンおよび裏面導体パターンの各導体パターンと、複数の熱電部材のそれぞれとが接続される。
特開2014−7376号公報
上記した従来の製造方法では、次の問題が生じることを本発明者が見出した。
貫通孔に充填材を充填するとき、貫通孔に充填された充填材に、ボイド(すなわち、微小な空隙)が混入する場合がある。ボイドが混入すると、ボイドの体積分、充填材の充填量が不足する。また、ボイドが混入した状態で、積層体を加熱加圧すると、充填材に圧力が十分に伝達されない。このため、熱電材料粒子の焼結が不十分となる。
これらの結果、熱電部材の内部に隙間が生じたり、熱電部材と導体パターンとの間に隙間が生じたりする。このことから、熱電部材を介しての表面導体パターンと裏面導体パターンとの間の接続信頼性が低下するという問題が生じる。
なお、この問題は、1枚の絶縁フィルムが厚いほど、顕著となる。これは、絶縁フィルムが厚くなると、貫通孔のアスペクト比が大きくなる。アスペクト比が大きいほど、ボイドが混入しやすくなるからである。アスペクト比とは、貫通孔の開口幅に対する貫通孔の深さの比である。2つの貫通孔において、開口幅が同じ場合、貫通孔が深い方が、貫通孔のアスペクト比が大きい。アスペクト比が大きくなると、特に、貫通孔の底側にボイドが発生しやすくなる。
また、貫通孔に充填された充填材に、ボイドが混入しない場合においても、複数の熱電材料粒子を焼結させると、全体の見かけ上の体積が減少する。このため、熱電部材と導体パターンとの間に隙間が生じる。これにより、熱電部材と導体パターンとの接続信頼性が低下してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、表面導体パターンと裏面導体パターンとの間の接続信頼性を向上させることができる熱電変換装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の熱電変換装置の製造方法は、
複数の貫通孔(32)が形成された複数枚の絶縁フィルム(30)を用意することと、
複数枚の絶縁フィルムのそれぞれにおいて、複数の熱電材料粒子を含む充填材(36)を、複数の貫通孔のそれぞれに充填することと、
充填材の充填後に、複数枚の絶縁フィルム同士を積層するとともに、複数枚の絶縁フィルムの全部に対する積層方向の一方側に第1導体膜(16)を積層し、複数枚の絶縁フィルムの全部に対する積層方向の他方側に第2導体膜(18)を積層して、積層体(40)を形成することと、
積層体の積層方向に積層体を加熱加圧して、複数の熱電材料粒子同士を焼結させて、第1導体膜から第2導体膜まで連続した形状の熱電部材(12、14)を形成するとともに、熱電部材を第1導体膜と第2導体膜の両方に接続させることとを備え、
充填することにおいては、複数の貫通孔のそれぞれにおいて、貫通孔の外部に充填材の一部(361a、362a)がはみ出し、貫通孔の内部に充填材の他の一部(361b、362b)が配置された状態とし、
積層体を形成することにおいては、充填材の一部がはみ出した状態で、複数枚の絶縁フィルム同士を積層する。
なお、第1導体膜としては、表面導体パターンがパターニングされた導体膜、または、表面導体パターンがパターニングされる前の導体膜を用いることができる。第2導体膜としては、裏面導体パターンがパターニングされた導体膜、または、裏面導体パターンがパターニングされる前の導体膜を用いることができる。
これによれば、複数枚の絶縁フィルムで絶縁部材を形成する。このため、同じ厚さの絶縁部材を1枚の絶縁フィルムで形成する場合と比較して、1枚の絶縁フィルムを薄くできる。よって、1枚の絶縁フィルムにおける貫通孔のアスペクト比を小さくできる。これにより、貫通孔に充填された充填材の内部に混入するボイドを減少させることができる。
さらに、これによれば、充填材の一部が貫通孔の外部にはみ出した状態で、複数枚の絶縁フィルム同士を積層する。このため、貫通孔の内部容積よりも、充填材の充填量が多い状態で、充填材を加熱加圧することができる。
これにより、貫通孔に充填された充填材に、ボイドが混入した場合において、充填材の充填量が不足することを抑制できる。積層体の加熱加圧時において、充填材に圧力を十分に伝達することができる。このため、複数の熱電材料粒子を十分に焼結させることができる。よって、熱電部材の内部に隙間が生じたり、熱電部材と表面導体パターンまたは裏面導体パターンの導体パターンとの間に隙間が生じたりすることを抑制できる。また、貫通孔に充填された充填材に、ボイドが混入しない場合においても、熱電部材と導体パターンとの間に隙間が生じることを抑制できる。
よって、これによれば、表面導体パターンと裏面導体パターンとの間の接続信頼性を向上させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態における熱流束センサの上面図である。 図1の熱流束センサの下面図である。 図1、2中のIII−III線断面図である。 第1実施形態における熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図4に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図5に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図6に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図7に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図8に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図9に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 比較例1における熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図11に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図12に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。 図13に続く熱流束センサの製造工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本実施形態では、熱電変換装置としての熱流束センサおよびその製造方法について説明する。
図1−3に示すように、熱流束センサ1は、表面1aと裏面1bを有する平板形状である。表面1aは、熱流束センサ1の一面である。裏面1bは、熱流束センサ1の一面とは反対側の他面である。
図3に示すように、熱流束センサ1は、絶縁部材10と、複数の第1熱電部材12と、複数の第2熱電部材14と、複数の表面導体パターン16と、複数の裏面導体パターン18と、表面保護部材20と、裏面保護部材22とを備える。
絶縁部材10は、表面10aと裏面10bとを有する平板形状である。絶縁部材10は、絶縁材料で構成されている。絶縁部材10は、複数枚の樹脂フィルム30の積層体で構成されている。樹脂フィルム30は、熱可塑性樹脂で構成された絶縁フィルムである。絶縁部材10は、可撓性を有している。
複数の第1熱電部材12および複数の第2熱電部材14は、熱エネルギーと電気エネルギーとを相互に変換する特性を持つ熱電材料で構成された複数の熱電部材である。第1熱電部材12および第2熱電部材14は、互いに異なる熱電材料で構成されている。第1熱電部材12は、P型熱電材料で構成されている。第2熱電部材14は、N型熱電材料で構成されている。
複数の第1熱電部材12および複数の第2熱電部材14のそれぞれは、絶縁部材10の厚さ方向に延びた形状である。第1熱電部材12と第2熱電部材14とは、互いに間を空けて隣り合って配置されている。第1熱電部材12と第2熱電部材14とは、交互に電気的に直列に接続されている。
複数の表面導体パターン16は、絶縁部材10の表面10aに配置されている。表面導体パターン16は、図1、3に示すように、隣り合う第1熱電部材12と第2熱電部材14とを電気的に接続している。
複数の裏面導体パターン18は、絶縁部材10の裏面10bに配置されている。裏面導体パターン18は、図2、3に示すように、隣り合う第1熱電部材12と第2熱電部材14とを接続している。具体的には、裏面導体パターン18は、表面導体パターン16に接続された第1熱電部材12と、その表面導体パターン16の隣りに位置する表面導体パターン16に接続された第2熱電部材14とを接続している。
複数の表面導体パターン16および複数の裏面導体パターン18は、金属材料など導電材料で構成されている。
表面保護部材20は、絶縁部材10の表面10a側に配置されている。表面保護部材20は、複数の表面導体パターン16および絶縁部材10の表面10aを覆っている。裏面保護部材22は、絶縁部材10の裏面10b側に配置されている。裏面保護部材22は、複数の裏面導体パターン18および絶縁部材10の裏面10bを覆っている。
表面保護部材20および裏面保護部材22は、平板形状である。表面保護部材20および裏面保護部材22は、絶縁材料としての熱可塑性樹脂で構成されている。表面保護部材20および裏面保護部材22は、可撓性を有している。
本実施形態では、図1、3に示すように、裏面導体パターン18の一部18a、18bが、露出している。裏面導体パターン18の一部18a、18bが、外部との電気的接続のための接続端子を構成している。
表面1aと裏面1bの一方から他方に向かう方向にて、熱が熱流束センサ1の内部を通過する。このとき、表面1aと裏面1bに温度差が生じる。このため、表面導体パターン16と裏面導体パターン18に温度差が生じる。温度差が生じると、ゼーベック効果によって第1、第2熱電部材12、14に熱起電力が発生する。熱流束センサ1は、この熱起電力、例えば、電圧をセンサ信号として出力する。
次に、本実施形態の熱流束センサ1の製造方法について説明する。
まず、図4に示すように、複数枚の樹脂フィルム30を用意する。図4は、1枚の樹脂フィルム30を示している。樹脂フィルム30は、表面30aと裏面30bとを有する。表面30aが絶縁フィルムの一面に相当し、裏面30bが絶縁フィルムの一面の反対側の他面に相当する。
続いて、図5に示すように、樹脂フィルム30に、複数の貫通孔32を形成する。複数の貫通孔32はドリルによって形成される。貫通孔32の開口形状は、図1に示すように、円形状である。このようにして、複数の貫通孔32が形成された複数枚の樹脂フィルム30を用意する。
続いて、図6に示すように、樹脂フィルム30に、マスク34を配置する。マスク34は、樹脂製である。なお、金属薄板で構成されたマスク34を用いてもよい。マスク34は、複数の貫通孔32のそれぞれに対応する複数の開口部35を有する。マスク34は、複数の貫通孔32に充填材を充填する際に用いられる。
本実施形態では、樹脂フィルム30の表面30aに、マスク34としての第1マスク341を配置する。第1マスク341は、第1熱電部材12を形成するための充填材の充填に用いられる。樹脂フィルム30の裏面30bに、マスク34としての第2マスク342を配置する。第2マスク342は、第2熱電部材14を形成するための充填材の充填に用いられる。
具体的には、第1マスク341は、複数の貫通孔32のうち第1貫通孔321に対応する第1開口部351を有する。第1マスク341は、第1貫通孔321を除く、樹脂フィルム30の表面30a側を覆っている。第2マスク342は、複数の貫通孔32のうち第2貫通孔322に対応する第2開口部352を有する。第2マスク342は、第2貫通孔322を除き、樹脂フィルム30の裏面30b側を覆っている。このため、第1貫通孔321は、裏面30b側の第2マスク342が底となる。第1貫通孔321は、表面30a側が開口している。第2貫通孔322は、表面30a側の第1マスク341が底となる。第2貫通孔322は、裏面30b側が開口している。
続いて、図7に示すように、マスク34を用いて、複数の貫通孔32のそれぞれに充填材36を選択的に充填する。充填材36は、複数の熱電材料粒子に溶剤が混合されて、ペースト状態にされたものである。すなわち、充填材36は、ペースト状態の複数の熱電材料粒子である。したがって、充填材36は、複数の熱電材料粒子を含んでいる。
第1マスク341の外面341a上に充填材36としての第1充填材361を配置する。スキージ38を用いて複数の第1貫通孔321のそれぞれに第1充填材361を充填する。第1充填材361の熱電材料粒子は、P型熱電材料粒子である。このとき、複数の第1貫通孔321のそれぞれにおいて、第1充填材361の表面361sの位置を、樹脂フィルム30の厚さ方向における樹脂フィルム30の表面30aと第1マスク341の外面341aとの間の位置とする。すなわち、第1貫通孔321の外部に第1充填材361の一部361aがはみ出し、第1貫通孔321の内部に第1充填材361の他の一部361bが配置された状態とする。
同様に、第2マスク342の外面342a上に充填材36としての第2充填材362を配置する。スキージ39を用いて複数の第2貫通孔322のそれぞれに第2充填材362を充填する。第2充填材362の熱電材料粒子は、N型熱電材料粒子である。このとき、複数の第2貫通孔322のそれぞれにおいて、第2充填材362の表面362sの位置を、樹脂フィルム30の厚さ方向における樹脂フィルム30の裏面30bと第2マスク342の外面342aとの間の位置とする。すなわち、第2貫通孔322の外部に第2充填材362の一部362aがはみ出し、第2貫通孔322の内部に第2充填材362の他の一部362bが配置された状態とする。
このようにして、複数枚の樹脂フィルム30のそれぞれにおいて、充填材36を、複数の貫通孔32のそれぞれに充填する。その後、図8に示すように、マスク34を剥離する。
続いて、図9に示すように、複数枚の樹脂フィルム30と、表面保護部材20と、裏面保護部材22とを積層して、積層体40を形成する。
このとき、第1充填材361の一部361aが第1貫通孔321の外部にはみ出し、第2充填材362の一部362aが第2貫通孔322の外部にはみ出した状態で、複数枚の樹脂フィルム30同士が積層される。複数枚の樹脂フィルム30のそれぞれの第1充填材361が積層方向で連なる。複数枚の樹脂フィルム30のそれぞれの第2充填材362が積層方向で連なる。
より具体的には、積層方向で連なる充填材36のそれぞれは、貫通孔32からはみ出した充填材36の一部361a、362aと、貫通孔32の内部に配置された充填材36の他の一部361b、362bとが接触する。すなわち、積層方向で隣り合う2枚の樹脂フィルム30において、一方の樹脂フィルム30の第1充填材361の一部361aと、他方の樹脂フィルム30の第1充填材361の他の一部361bとが接触する。一方の樹脂フィルム30の第2充填材362の一部362aと、他方の樹脂フィルム30の第2充填材362の他の一部362bとが接触する。この状態となるように、複数枚の樹脂フィルム30同士が積層される。
なお、図9では、3枚の樹脂フィルム30が積層されているが、これに限定されない。樹脂フィルム30の積層枚数は、2枚以上であれば、何枚でもよい。
また、表面保護部材20は、複数枚の樹脂フィルム30の全部に対する積層方向の一方側に積層される。積層される表面保護部材20は、複数枚の樹脂フィルム30側の表面に、予め複数の表面導体パターン16が形成されている。複数の表面導体パターン16のそれぞれは、所定の第1充填材361と所定の第2充填材362と接触する。複数の表面導体パターン16は、複数の表面導体パターン16がパターニングされた第1導体膜である。
また、裏面保護部材22は、複数枚の樹脂フィルム30の全部に対する積層方向の他方側に積層される。積層される裏面保護部材22は、複数枚の樹脂フィルム30側の表面に、予め複数の裏面導体パターン18が形成されている。複数の裏面導体パターン18のそれぞれは、所定の第1充填材361と所定の第2充填材362と接触する。複数の裏面導体パターン18は、複数の裏面導体パターン18がパターニングされた第2導体膜である。
続いて、図10に示すように、積層体40を積層方向に加熱加圧する。これにより、複数枚の樹脂フィルム30、表面保護部材20および裏面保護部材22が一体化される。
さらに、複数のP型熱電材料粒子同士が焼結して、第1熱電部材12が形成される。形成された第1熱電部材12は、表面導体パターン16から裏面導体パターン18まで連続した形状である。さらに、第1熱電部材12は、表面導体パターン16と裏面導体パターン18の両方に接続される。
同様に、複数のN型熱電材料粒子同士が焼結して、第2熱電部材14が形成される。形成された第2熱電部材14は、表面導体パターン16から裏面導体パターン18まで連続した形状である。さらに、第2熱電部材14は、表面導体パターン16と裏面導体パターン18の両方に接続される。
なお、本実施形態では、加熱加圧することにおいて、加熱加圧前および加熱加圧中に、加熱加圧装置の内部を真空引きして低真空状態とする。加熱加圧装置の内部が低真空状態となることで、充填材36に含まれる溶剤が除去される。
このようにして、図1−3に示す構造の熱流束センサ1が製造される。
ここで、図11−14を用いて、比較例1の熱流束センサJ1の製造方法について説明する。比較例1は、図3中の絶縁部材10を1枚の樹脂フィルムで形成する点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、比較例1では、図11に示すように、複数の貫通孔52が形成された1枚の樹脂フィルム50を用意する。図11の樹脂フィルム50の厚さは、図9に示す複数枚の樹脂フィルム30の総厚さに相当する。貫通孔52の開口幅は、図9に示す貫通孔32の開口幅と同じである。貫通孔52の深さは、図9に示す貫通孔32の深さよりも深い。
その後、第1実施形態と同様に、マスク34を用いて、複数の貫通孔52のそれぞれに充填材36を選択的に充填する。
続いて、図12に示すように、マスク34を剥離する。
続いて、図13に示すように、1枚の樹脂フィルム50と、表面保護部材20と、裏面保護部材22とを積層して、積層体60を形成する。
続いて、図14に示すように、積層体60を積層方向に加熱加圧する。このようにして、図3に示す構造の熱流束センサ1が製造される。
上述の通り、比較例1の樹脂フィルム50は、第1実施形態の樹脂フィルム30よりも厚い。このため、比較例1の貫通孔52は、第1実施形態の貫通孔32よりもアスペクト比が大きい。このことから、図11に示すように、比較例1では、第1実施形態と比較して、貫通孔52に充填された充填材36にボイドV1、V2が多く混入する。また、貫通孔52の底側にボイドV2が存在しやすい。
ボイドV1、V2が混入すると、ボイドV1、V2の体積分、充填材36の充填量が不足する。また、ボイドV1、V2が混入した状態で、積層体60を加熱加圧すると、充填材36に圧力が十分に伝達されない。このため、熱電材料粒子の焼結が不十分となる。これらの結果、図14に示すように、第1、第2熱電部材12、14の内部に隙間G1が生じる。また、第1、第2熱電部材12、14と各導体パターン16、18との間に隙間G2が生じる。すなわち、第1、第2熱電部材12、14と各導体パターン16、18との接合面積が小さくなる。このことから、表面導体パターン16と裏面導体パターン18との間の接続信頼性が低下するという問題が生じる。
これに対して、本実施形態では、複数枚の樹脂フィルム30で絶縁部材10を形成する。このため、本実施形態と同じ厚さの絶縁部材10を1枚の樹脂フィルム50で形成する比較例1と比較して、1枚の樹脂フィルム30を薄くできる。よって、1枚の樹脂フィルム30における貫通孔32のアスペクト比を小さくできる。これにより、比較例1と比較して、充填材36の内部に混入するボイドV1、V2を減少させることができる。
さらに、本実施形態によれば、充填材36の一部361a、362aが貫通孔32の外部にはみ出した状態で、複数枚の樹脂フィルム30同士を積層する。このため、貫通孔32の内部容積よりも、充填材36の充填量が多い状態で、充填材36を加熱加圧することができる。
なお、比較例1においても、充填材36の一部が貫通孔32の外部にはみ出した状態とされている。しかし、比較例1では、充填材36の一部がはみ出した状態の樹脂フィルム50を1枚用いているだけである。これに対して、本実施形態では、充填材36の一部がはみ出した状態の樹脂フィルム30を複数枚用いている。このため、本実施形態の方が、比較例1よりも、充填材36の充填量を多くできる。
これにより、貫通孔32に充填された充填材36に、ボイドが混入した場合において、充填材36の充填量が不足することを抑制できる。積層体40の加熱加圧時において、充填材36に圧力を十分に伝達することができる。このため、複数のP型、N型熱電材料粒子を十分に焼結させることができる。よって、第1、第2熱電部材12、14の内部に隙間G1が生じたり、第1、第2熱電部材12、14と各導体パターン16、18との間に隙間G2が生じたりすることを抑制できる。また、貫通孔32に充填された充填材36に、ボイドが混入しない場合においても、第1、第2熱電部材12、14と各導体パターン16、18との間に隙間G2が生じることを抑制できる。
よって、これによれば、表面導体パターン16と裏面導体パターン18との間の接続信頼性を向上させることができる。
なお、上記した問題は、熱電変換装置を熱流束センサ以外の用途に用いた場合においても生じる。しかし、上記した問題は、熱電変換装置を熱流束センサ1として用いる場合に顕著となる。これは、絶縁部材10が厚くなるほど、熱流束センサ1における被測定物と接する側の一面と、その反対側の他面との距離が延びる。このため、一面と他面の温度差が大きくなる。したがって、熱流束センサ1の感度が向上するからである。
また、本実施形態では、複数枚の樹脂フィルム30で絶縁部材10を形成する。このため、樹脂フィルム30の積層枚数を任意に設定することで、絶縁部材10を所望の厚さにすることができる。
ここで、熱流束センサ1の面積、材料、構成が同じならば、熱流束センサ1の感度と可撓性の関係は反比例となる。すなわち、樹脂フィルム30の積層枚数が増加すると、熱流束センサ1における被測定物と接する側の一面と、その反対側の他面との距離が延びる。このため、一面と他面の温度差が大きくなる。したがって、熱流束センサ1の感度が向上する。しかしながら、樹脂フィルム30の積層枚数が増加すると、可撓性が低下する。
換言すると、樹脂フィルム30の積層枚数が少ないほど、熱流束センサ1が薄くなり、可撓性は向上する。しかしながら、樹脂フィルム30の積層枚数が少ないほど、熱流束センサ1の感度が低下する。
また、熱流束センサ1が厚いほど、樹脂フィルム30の積層枚数が多くなる。使用する材料の量が増加するので、コストアップになる。また、樹脂フィルム30として、しわの発生等により歩留まりが低下するほど薄い材料を使用する場合がある。この場合、樹脂フィルム30の積層枚数が多いほど、コストアップになる。
したがって、熱流束センサ1の感度と可撓性の要求仕様に応じて、積層枚数を調整することで、絶縁部材10を所望の厚さにすることができる。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、積層体を形成することにおいて、積層方向で連なる充填材36のそれぞれが、貫通孔32からはみ出した充填材36の一部361a、362aと、貫通孔32の内部に配置された充填材36の他の一部361b、362bとが接触する。この状態となるように、複数枚の樹脂フィルム30同士が積層されたが、これに限定されない。貫通孔32からはみ出した充填材36の一部361a、362a同士が接触するように、複数枚の樹脂フィルム30同士が積層されてもよい。この場合であっても、充填材36を加熱加圧することで、図3に示す熱電部材12、14を形成することができる。
(2)第1実施形態では、積層体を形成することにおいて、複数枚の樹脂フィルム30と、複数の表面導体パターン16が形成された表面保護部材20と、複数の裏面導体パターン18が形成された裏面保護部材22とを積層したが、これに限定されない。複数枚の樹脂フィルム30と、表面導体パターン16がパターニングされる前の第1導体膜と、裏面導体パターン18がパターニングされる前の第2導体膜とを積層してもよい。この場合、積層体を形成した後に、第1導体膜をエッチングする。これにより、第1導体膜をパターニングして、複数の表面導体パターン16を形成する。また、第2導体膜をエッチングする。これにより、第2導体膜をパターニングして、複数の裏面導体パターン18を形成する。その後、積層体に対して、表面保護部材20と、裏面保護部材22とを積層する。このようにしても、図1−3に示す構造の熱流束センサ1を製造することができる。
(3)第1実施形態では、絶縁フィルムとして、熱可塑性樹脂で構成された樹脂フィルム30を用いていたが、これに限定されない。絶縁フィルムとして、熱可塑性樹脂以外の樹脂材料で構成された樹脂フィルムを用いてもよい。また、絶縁フィルムとして、セラミックスなどの樹脂材料以外の絶縁材料で構成された絶縁フィルムを用いてもよい。
(4)第1実施形態では、貫通孔32の開口形状が円であったが、これに限定されない。貫通孔32の開口形状は、多角形などの他の形状であってもよい。
(5)第1実施形態では、熱流束センサの製造方法に、本発明の熱電変換装置の製造方法を適用したが、これに限定されない。熱流センサ以外の熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換装置の製造方法に、本発明の熱電変換装置の製造方法を適用することができる。また、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する熱電変換装置の製造方法に、本発明の熱電変換装置の製造方法を適用することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、熱電変換装置の製造方法は、複数枚の絶縁フィルムを用意することと、充填材を複数の貫通孔のそれぞれに充填することと、積層体を形成することと、積層体を加熱加圧することとを備える。充填することにおいては、複数の貫通孔のそれぞれにおいて、貫通孔の外部に充填材の一部がはみ出し、貫通孔の内部に充填材の他の一部が配置された状態とする。積層体を形成することにおいては、充填材の一部がはみ出した状態で、複数枚の絶縁フィルム同士を積層する。
また、第2の観点によれば、充填することにおいては、絶縁フィルムの一面に、一面を覆う第1マスクを配置し、絶縁フィルムの他面に、他面を覆う第2マスクを配置する。第1マスクは、複数の貫通孔のうち第1貫通孔に対応する第1開口部を有する。第2マスクは、複数の貫通孔のうち第2貫通孔に対応する第2開口部を有する。第2マスクで第1貫通孔を塞いだ状態で、第1マスクの第1開口部から第1貫通孔に充填材としての第1充填材を充填する。第1充填材の表面の位置を、絶縁フィルムの厚さ方向における一面と第1マスクの外面との間の位置とする。これにより、第1貫通孔の外部に第1充填材の一部がはみ出し、第1貫通孔の内部に第1充填材の他の一部が配置された状態とする。さらに、第1マスクで第2貫通孔を塞いだ状態で、第2マスクの第2開口部から第2貫通孔に充填材としての第2充填材を充填する。第2充填材の表面の位置を、絶縁フィルムの厚さ方向における他面と第2マスクの外面との間の位置とする。これにより、第2貫通孔の外部に第2充填材の一部がはみ出し、第2貫通孔の内部に第2充填材の他の一部が配置された状態とする。第1の観点においては、具体的には、このように充填することができる。
1 熱電変換装置
10 絶縁部材
16 表面導体パターン
18 裏面導体パターン
30 樹脂フィルム
32 貫通孔
36 充填材
40 積層体

Claims (2)

  1. 熱電変換装置の製造方法であって、
    複数の貫通孔(32)が形成された複数枚の絶縁フィルム(30)を用意することと、
    前記複数枚の絶縁フィルムのそれぞれにおいて、複数の熱電材料粒子を含む充填材(36)を、前記複数の貫通孔のそれぞれに充填することと、
    前記充填材の充填後に、前記複数枚の絶縁フィルム同士を積層するとともに、前記複数枚の絶縁フィルムの全部に対する積層方向の一方側に第1導体膜(16)を積層し、前記複数枚の絶縁フィルムの全部に対する積層方向の他方側に第2導体膜(18)を積層して、積層体(40)を形成することと、
    前記積層体の積層方向に前記積層体を加熱加圧して、前記複数の熱電材料粒子同士を焼結させて、前記第1導体膜から前記第2導体膜まで連続した形状の熱電部材(12、14)を形成するとともに、前記熱電部材を前記第1導体膜と前記第2導体膜の両方に接続させることとを備え、
    前記充填することにおいては、前記複数の貫通孔のそれぞれにおいて、前記貫通孔の外部に前記充填材の一部(361a、362a)がはみ出し、前記貫通孔の内部に前記充填材の他の一部(361b、362b)が配置された状態とし、
    前記積層体を形成することにおいては、前記充填材の前記一部がはみ出した状態で、前記複数枚の絶縁フィルム同士を積層する熱電変換装置の製造方法。
  2. 前記充填することにおいては、前記絶縁フィルムが有する一面(30a)と前記一面の反対側の他面(30b)のうち前記一面に、前記一面を覆う第1マスク(341)を配置し、前記他面に、前記他面を覆う第2マスク(342)を配置し、
    前記第1マスクは、前記複数の貫通孔のうち第1貫通孔(321)に対応する第1開口部(351)を有し、
    前記第2マスクは、前記複数の貫通孔のうち第2貫通孔(322)に対応する第2開口部(352)を有し、
    前記第2マスクで前記第1貫通孔を塞いだ状態で、前記第1マスクの第1開口部から前記第1貫通孔に前記充填材としての第1充填材(361)を充填し、前記第1充填材の表面(361s)の位置を、前記絶縁フィルムの厚さ方向における前記一面と前記第1マスクの外面(341a)との間の位置とすることで、前記第1貫通孔の外部に前記第1充填材の一部(361a)がはみ出し、前記第1貫通孔の内部に前記第1充填材の他の一部(361b)が配置された状態とし、
    前記第1マスクで前記第2貫通孔を塞いだ状態で、前記第2マスクの第2開口部から前記第2貫通孔に前記充填材としての第2充填材(362)を充填し、前記第2充填材の表面(362s)の位置を、前記絶縁フィルムの厚さ方向における前記他面と前記第2マスクの外面(342a)との間の位置とすることで、前記第2貫通孔の外部に前記第2充填材の一部(362a)がはみ出し、前記第2貫通孔の内部に前記第2充填材の他の一部(362b)が配置された状態とする請求項1に記載の熱電変換装置の製造方法。
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