JP2018060482A - 演算装置および制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】演算装置へ供給される電力が遮断されたときに、機能ユニットにおいて、それに応じた処理を実行させるための新規な構成を提供する。
【解決手段】制御装置を構成する演算装置は、通信線を介して1または複数の機能ユニットとデータを遣り取りするための通信回路と、1または複数の機能ユニットから取得されるデータを利用した演算処理、および、1または複数の機能ユニットへ送信するデータの生成処理、のうち少なくとも一方を実施するユーザプログラムを実行するためのプロセッサと、通信回路およびプロセッサに接続された監視回路とを含む。監視回路は、演算装置に供給される電力の遮断の検知、および、演算装置に供給される電力を遮断する前の予告通知の受信、の少なくとも一方に基づいて、通信回路から1または複数の機能ユニットに対して、演算装置への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、1または複数の機能ユニットを含む制御装置を構成する演算装置およびその制御装置に関する。
様々なFA(Factory Automation)を実現するための主たるコンポーネントとして、PLC(プログラマブルコントローラ)などの制御装置が普及している。このような制御装置は、様々な機械や設備の動作を集中して制御するため、何らかの故障や異常などが発生した場合でも、制御動作を継続するといった耐故障性や、制御対象の機械や設備を安全に停止させるフェールセーフ機能などを備える必要がある。
例えば、特開2009−146168号公報(特許文献1)は、電源断時に信頼性を向上させるための、バックアップ機能付きのIOメモリ仕様とECC機能付きのIOメモリ仕様とに低コストに対応可能としたPLC用の部品実装基板を開示する。
特開2009−146168号公報
PLCなどの制御装置は、入出力ユニット、カウンタユニット、温度調整ユニットといった様々な機能ユニットを含む。これらの機能ユニットは、ユーザプログラムなどを実行する演算装置(CPU(Central Processing Unit)ユニットと称されることもある)と直接的に接続されることもあるし、フィールドネットワークなどを介して演算装置と接続されることもある。
演算装置に供給される電力が遮断されると、ユーザプログラムを正常に実行できなくなるので、当該演算装置に接続された機能ユニットについても、出力信号を安全な値にするといった演算装置への電力供給の遮断に応じた処理が必要になる。
本発明は、演算装置へ供給される電力が遮断されたときに、機能ユニットにおいて、それに応じた処理を実行させるための新規な構成を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う、制御装置を構成する演算装置は、通信線を介して1または複数の機能ユニットとデータを遣り取りするための通信回路と、1または複数の機能ユニットから取得されるデータを利用した演算処理、および、1または複数の機能ユニットへ送信するデータの生成処理、のうち少なくとも一方を実施するユーザプログラムを実行するためのプロセッサと、通信回路およびプロセッサに接続された監視回路とを含む。監視回路は、演算装置に供給される電力の遮断、および、演算装置に供給される電力を遮断する予告通知、の少なくとも一方を受けて、通信回路から1または複数の機能ユニットに対して、演算装置への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う。
演算装置への電力供給の遮断に応じた処理は、各機能ユニットの動作を制限する動作状態へ遷移することを含んでいてもよい。
通信回路から通信線を介して、演算装置への電力供給の遮断に応じた処理に関連付けられた命令を含む特定のフレームが送信され、特定のフレームは、1または複数の機能ユニットを順次転送されてもよい。
1または複数の機能ユニットの各々は、特定のフレームを受信すると、動作状態を示すフラグの値を変更することであってもよい。
プロセッサは、プログラムを実行することで、ユーザプログラムの実行開始前に、通信回路から送信される特定のフレームを事前登録するようにしてもよい。
監視回路は、特定のフレームの送信後、通信回路の電力消費を遮断するようにしてもよい。
演算装置は、演算装置へ電力を供給する電源部をさらに含み、監視回路は、電源部への外部電源の供給状態に基づいて、電力の遮断を検知するようにしてもよい。
演算装置は、演算装置へ電力を供給する電源部をさらに含み、監視回路は、電源部へ外部電力を供給する無停電電源装置から予告通知を受信するようにしてもよい。
監視回路は、FPGAまたはASICを用いて実装されてもよい。
本発明の別の局面に従う制御装置は、演算装置と、1または複数の機能ユニットとを含む。演算装置は、通信線を介して1または複数の機能ユニットとデータを遣り取りするための通信回路と、1または複数の機能ユニットから取得されるデータを利用した演算処理、および、1または複数の機能ユニットへ送信するデータの生成処理、のうち少なくとも一方を実施するユーザプログラムを実行するためのプロセッサと、通信回路およびプロセッサに接続された監視回路とを含む。監視回路は、演算装置に供給される電力の遮断、および、演算装置に供給される電力を遮断する予告通知、の少なくとも一方を受けて、通信回路から1または複数の機能ユニットに対して、演算装置への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う。
本発明に従えば、演算装置へ供給される電力が遮断されたときに、機能ユニットにおいて、それに応じた処理を実行させるためのより簡素な構成を実現できる。
本発明の関連技術に従うPLCの要部構成を示す模式図である。 本実施の形態に従うPLCの要部構成を示す模式図である。 本実施の形態に従うPLCにおける電力遮断処理の概要を説明する模式図である。 本実施の形態に従うPLCが提供する電力遮断処理の処理手順を示すシーケンス図である。 本実施の形態に従うPLCのCPUユニットにおける電力遮断の検知方法の一例を示す模式図である。 本実施の形態に従うPLCにおいて用いられる電力遮断通知フレームおよびその処理内容を説明するための模式図である。 本実施の形態に従うPLCにおける電力遮断通知フレームの事前登録に係る処理を説明するための模式図である。 本実施の形態に従うPLCの別の要部構成を示す模式図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
以下の説明においては、「制御装置」の典型例として、PLC(プラグラマブルコントローラ)を具体例として説明するが、PLCとの名称に限定されることなく、本明細書に開示された技術的思想は、任意の制御装置に対して適用可能である。
<A.関連技術>
まず、本実施の形態に従う制御装置に関連する技術について説明する。
図1は、本発明の関連技術に従うPLCの要部構成を示す模式図である。図1を参照して、本発明の関連技術に従うPLC2は、典型的には、電源ユニット230と、CPUユニット200と、1または複数の機能ユニット250とから構成される。
電源ユニット230は、商用電源などの外部電源232からの電力の供給を受けて、所定電圧に変換した上で、その電力をCPUユニット200などへ供給する。典型的には、電源ユニット230には、100V〜240Vの交流電力が入力され、5Vの直流電力がCPUユニット200などへ供給される。
機能ユニット250は、PLC2による様々な機械や設備の制御を実現するための各種機能を提供する。
CPUユニット200は、PLC2を構成する一要素であり、PLC2全体の処理を制御する演算装置に相当する。CPUユニット200は、演算処理部202と、バスマスタ回路212と、イベント通知回路214と、フィールドネットワーク回路216とを含む。
演算処理部202は、ユーザプログラムを実行するためのプロセッサ204と、システムプログラム208およびユーザプログラム210などを格納するメモリ206とを含む。プロセッサ204は、システムプログラム208およびユーザプログラム210を含む様々なプログラムを実行する。
バスマスタ回路212は、内部バス222を介して、1または複数の機能ユニット250とデータを遣り取りするための通信回路である。フィールドネットワーク回路216は、フィールドネットワークを介して、他のPLC、リモートI/O(Input Output)装置、機能ユニットなどとデータの遣り取りを仲介する通信回路である。イベント通知回路214は、何らかのイベントが発生すると、専用線224を介して、1または複数の機能ユニット250へ当該イベントを通知するための通信回路である。
機能ユニット250の各々は、バス通信回路252と、イベント検知回路254と、機能モジュール256と、I/Oインターフェイス258とを含む。
バス通信回路252は、CPUユニット200のバスマスタ回路212との間で内部バス222を介してデータを遣り取りする。より具体的には、バス通信回路252は、CPUユニット200のバスマスタ回路212により指定されたタイミングで、機能ユニット250で収集または生成したデータ(以下、「入力データ」とも称す。)をCPUユニット200へ送信し、CPUユニット200により取得または生成されたデータ(以下、「出力データ」とも称す。)をCPUユニット200から受信する。出力データは、制御対象の機械や設備などへ与えられる指令値に相当する。
機能モジュール256は、各機能ユニット250の主たる処理を実行する部分であり、制御対象の機械や設備などからのフィールド情報の収集や、制御対象の機械や設備などへの指令信号の出力などを司る。I/Oインターフェイス258は、制御対象の機械や設備などとの間の信号の遣り取りを仲介する回路である。
イベント検知回路254は、CPUユニット200のイベント通知回路214からのイベント通知を監視する回路であり、イベント通知を受信すると、そのイベント通知を機能モジュール256へ出力する。
CPUユニット200のイベント通知回路214、機能ユニット250のイベント検知回路254、および、専用線224は、CPUユニット200で検知された任意のイベントを機能ユニット250へ通知するための構成であり、例えば、CPUユニット200へ供給される電力が遮断されると、機能ユニット250に対してその電力遮断を示すイベントが通知される。機能ユニット250の各々は、当該イベント通知を受けて、CPUユニット200への電力供給の遮断に応じた処理を実行する。
このように、図1に示すPLC2においては、CPUユニット200への電力の供給が遮断されると、残留電力による電力供給が維持されている間、CPUユニット200に接続されている1または複数の機能ユニット250に対して、その電力遮断を通知する。このような電力遮断の通知が行われることで、各機能ユニット250は、即座に必要な処理を実行できる。
このようなCPUユニット200からのイベント通知は、運用上および保守上、有効なものであるが、図1に示すPLC2においては、このようなイベント通知を送信するために、専用線224が必要であり、コスト上、不利である。そこで、以下に説明するような、本実施の形態に従う制御装置が採用されることが好ましい。
<B.装置構成>
次に、本実施の形態に従うPLCの装置構成について説明する。
図2は、本実施の形態に従うPLCの要部構成を示す模式図である。図2を参照して、本実施の形態に従うPLC1は、典型的には、電源ユニット130と、CPUユニット100と、1または複数の機能ユニット150とから構成される。CPUユニット100と1または複数の機能ユニット150との間は、通信線の一例であるローカルネットワーク126を介して接続されている。
電源ユニット130は、CPUユニット100などへ電力を供給する電源部であり、商用電源などの外部電源132からの電力の供給を受けて、所定電圧に変換した上で、その電力をCPUユニット100などへ供給する。典型的には、電源ユニット130には、100V〜240Vの交流電力が入力され、5Vの直流電力がCPUユニット100などへ供給される。
機能ユニット150は、PLC1による様々な機械や設備の制御を実現するための各種機能を提供するものであり、典型的には、I/Oユニット、通信ユニット、温度調整ユニット、ID(Identifier)センサユニットなどを包含し得る。
I/Oユニットとしては、例えば、デジタル入力(DI)ユニット、デジタル出力(DO)ユニット、アナログ出力(AI)ユニット、アナログ出力(AO)ユニット、パルスキャッチ入力ユニット、および、複数の種類を混合させた複合ユニットなどが挙げられる。
通信ユニットは、他のPLC、リモートI/O装置、機能ユニットなどとデータの遣り取りを仲介するものであり、例えば、EtherCAT(登録商標)、EtherNet/IP(登録商標)、DeviceNet(登録商標)、CompoNet(登録商標)などのプロトコルに従う通信装置などを包含し得る。
温度調整ユニットは、温度計測値などを取得するアナログ入力機能と、制御指令などを出力するアナログ出力機能と、PID(Proportional Integral Differential)制御機能とを含む制御装置である。IDセンサユニットは、RFID(Radio Frequency IDentifier)などから非接触でデータを読出す装置である。
CPUユニット100は、PLC1を構成する一要素であり、PLC1全体の処理を制御する演算装置に相当する。CPUユニット100は、演算処理部101と、メモリ106と、通信マスタ回路120とを含む。
演算処理部101は、プロセッサ102および監視回路104を含む。説明の便宜上、図2には、プロセッサ102のみを描くが、複数のプロセッサを実装してもよい。なお、各プロセッサは、複数のコアを有していてもよい。監視回路104は、少なくとも主要部についてはハードワイヤードな構成を有することで、プロセッサ102より高速な処理を実現する。すなわち、監視回路104は、ハードウェアロジックを用いて実現される。例えば、監視回路104は、PLD(Programmable Logic Device)の一例であるFPGA(Field-Programmable Gate Array)や、IC(Integrated Circuit)の一例であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを用いて実装されてもよい。
図2に示す構成において、演算処理部101は、プロセッサ102および監視回路104を同一のチップ上に実装したSoC(System on Chip)から構成される。但し、これに限られるものではなく、プロセッサ102および監視回路104をそれぞれ異なるチップとして実装してもよいし、あるいは、メモリ106および通信マスタ回路120の少なくとも一部をさらに同一のチップ上に実装してもよい。
メモリ106は、プロセッサ102でのプログラムの実行に必要なワーク領域を提供する部位(典型的には、揮発性メモリ)と、プロセッサ102で実行されるプログラム自体を格納する部位(典型的には、不揮発性メモリ)とを含む。揮発性メモリとしては、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などを用いることができ、不揮発性メモリとしては、フラッシュメモリやハードディスクなどを用いることができる。
メモリ106は、システムプログラム108およびユーザプログラム110などを格納する。システムプログラム108は、プロセッサ102においてユーザプログラム110を実行するためのOS(Operating System)およびライブラリなどを含む。ユーザプログラム110は、典型的には、1または複数の機能ユニット150から取得されるデータ(入力データ)を利用した演算処理(例えば、論理演算や数値演算)、および、1または複数の機能ユニット150へ送信するデータ(出力データ)の生成処理、のうち少なくとも一方を実施する命令群であり、制御対象の機械や設備に応じて任意に作成される。プロセッサ102がユーザプログラム110を実行することで、PLC1による設備や装置などに対する制御が実現される。
監視回路104は、プロセッサ102および通信マスタ回路120に接続され、後述するような、CPUユニット100への電力供給が遮断されたときに、1または複数の機能ユニット150の各々に対して、電力供給の遮断を通知する。この監視回路104における処理の詳細については後述する。
本実施の形態に従うPLC1において、ローカルネットワーク126は、一種の定周期ネットワークであり、CPUユニット100の通信マスタ回路120の制御下において、1または複数の機能ユニット150の各々は、入力データのCPUユニット100への送信、および、CPUユニット100からの出力データの受信を所定周期毎に繰返す。このように、通信マスタ回路120は、通信線であるローカルネットワーク126を介して1または複数の機能ユニット150とデータ(入力データおよび出力データ)を遣り取りする。
このような定周期ネットワークとしては、EtherCAT(登録商標)、EtherNet/IP(登録商標)、DeviceNet(登録商標)、CompoNet(登録商標)などの公知のプロトコルに従うネットワークを採用してもよい。
本実施の形態に従うPLC1において、ローカルネットワーク126上では、予め定められたデータ構造を有するフレームが所定周期で順次転送されており、CPUユニット100および各機能ユニット150は、順次転送されるフレームに対して、指定されたデータを指定された領域に書込み、および、必要なデータを対応する領域から読出す。
通信マスタ回路120は、送受信コントローラ122と、送受信ポート124とを含む。送受信ポート124は、ローカルネットワーク126と物理的に接続される部位であり、送受信コントローラ122からの指令に従って電気信号を生成して、ローカルネットワーク126上に送出するとともに、ローカルネットワーク126上に生じる電気信号をデジタル信号に変換して送受信コントローラ122へ出力する。送受信コントローラ122は、ローカルネットワーク126を介したデータの遣り取りに加えて、ローカルネットワーク126上を転送されるデータの到着時間を保証するための時間管理および送受信タイミング管理などを行う。
機能ユニット150の各々は、通信スレーブ回路160と、機能モジュール156と、I/Oインターフェイス158とを含む。
通信スレーブ回路160は、ローカルネットワーク126を順次転送されるフレームを処理する。すなわち、通信スレーブ回路160は、ローカルネットワーク126を介して何らかのフレームを受信すると、当該受信したフレームに対するデータ書込みおよび/またはデータ読出しを行った後に、ローカルネットワーク126上において次に位置する機能ユニット150へ当該フレームを送信する。通信スレーブ回路160は、このようなフレームリレーの機能を提供する。
より具体的には、通信スレーブ回路160は、送受信コントローラ166と、送受信ポート162,164と、状態レジスタ168とを含む。
送受信ポート162,164は、ローカルネットワーク126と物理的に接続される部位であり、送受信コントローラ166からの指令に従って電気信号を生成して、ローカルネットワーク126上に送出するとともに、ローカルネットワーク126上に生じる電気信号をデジタル信号に変換して送受信コントローラ166へ出力する。
送受信コントローラ166は、ローカルネットワーク126上を転送されるフレームに対するデータ書込みおよび/またはデータ読出しを行う。送受信コントローラ166は、通信マスタ回路120の送受信コントローラ122と同期したカウンタを有しており、この同期したカウンタに従って、ローカルネットワーク126上でのフレーム転送のタイミングなどを管理する。
状態レジスタ168は、各機能ユニット150における各種の状態を示すフラグを格納するレジスタであり、例えば、機能ユニット150自体の動作モードを示すフラグ、機能ユニット150で発生した異常の種別を示すフラグ、機能ユニット150での通信状態を示すフラグなどが格納される。
送受信コントローラ166は、さらに、特殊命令などを含むフレームを受信すると、当該受信したフレームに含まれる特殊命令にて指定された処理を実行する。このような特殊命令の一つとして、状態レジスタ168に格納されている状態値を更新する命令を含み得る。以下の説明するような、本実施の形態に従う処理は、このような特殊命令を利用して実現される。
機能モジュール156およびI/Oインターフェイス158は、図1に示す機能モジュール256およびI/Oインターフェイス258とそれぞれ実質的に同一であるので、詳細な説明は繰返さない。
<C.電力遮断処理の概要>
次に、本実施の形態に従うPLC1における処理の概要について説明する。本実施の形態に従うPLC1のCPUユニット100は、CPUユニット100(特に、プロセッサ102)への電力供給の遮断というイベントが発生すると、各機能ユニット150に対して、CPUユニット100への電力供給の遮断が通知される。この通知を受けた各機能ユニット150は、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行する。このようなCPUユニット100への電力供給の遮断を検知し、その検知結果に応じて、各機能ユニット150に対して、必要な通知を行う一連の処理を、以下では「電力遮断処理」とも総称する。
図3は、本実施の形態に従うPLC1における電力遮断処理の概要を説明する模式図である。図3(A)には、CPUユニット100と各機能ユニット150との間でのデータの遣り取りを模式的に示す。図3(A)に示すように、CPUユニット100と各機能ユニット150との間では、所定周期で、入力データおよび出力データが遣り取りされる。
図3(B)には、CPUユニット100への電力供給が遮断されたときの処理を模式的に示す。CPUユニット100の監視回路104は、CPUユニット100に供給される電力の遮断の検知(電力遮断検知)に基づいて、または、CPUユニット100に供給される電力を遮断する予告通知の受信(予告通知受信)に基づいて、1または複数の機能ユニット150に対して、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う。この通知は、通信マスタ回路120(図2)により、ローカルネットワーク126を介して行われる。
通常の入力データおよび出力データを遣り取りするローカルネットワーク126を用いた通知であれば、どのような実装形態を採用してもよいが、本実施の形態においては、通信マスタ回路120からローカルネットワーク126を介して、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理に関連付けられた命令を含む特定のフレーム(図3(B)においては、「電力遮断通知フレーム」と記す。)が送信される。この特定のフレームは、1または複数の機能ユニット150を順次転送される。
機能ユニット150の各々において実行される、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理としては、任意の処理を規定できるが、本実施の形態においては、機能ユニット150の動作を制限する動作状態へ遷移することを含む。以下の説明においては、図3(A)に示す機能ユニット150の動作状態を「通常オペレーション状態」と称し、図3(B)に示すように、電力遮断通知フレームを受信した後の機能ユニット150の動作状態を「セーフオペレーション状態」と称す。これらの各状態の名称は、説明の便宜上のためのものであり、このような名称に限定されるものではない。
セーフオペレーション状態における制限された動作は、機能ユニット150の種類に応じて予め設計されているか、あるいは、ユーザが予め設定しておくことができる。一例として、セーフオペレーション状態における制限された動作は、各機能ユニット150が、予め指定された一定値を出力する、あるいは、何らの値も出力しないといった状態を含み得る。つまり、CPUユニット100への電力供給が遮断されることで、CPUユニット100が適切に制御することができない状態になると、安全を確保するため、および/または、制御対象の機械や設備を破損しないために、機能ユニット150は予め定められた状態で処理を進める。このような状態がセーフオペレーション状態であり、各機能ユニット150は、CPUユニット100からのイベント通知によって、セーフオペレーション状態へ遷移する。
また、各機能ユニット150は、様々な異常検知ロジックを有しており、その一部として、接続先のCPUユニット100が健全であるか否か、および、ローカルネットワーク126での通信が正常であるか否かを監視するロジックを含む。このような異常検知ロジックは、CPUユニット100での電力供給が遮断されると異常ログを発生する。機能ユニット150の各々が異常ログを発生すると、異常ログが「溢れる」ことになり、運用上や保守上、問題を生じ得る。そこで、セーフオペレーション状態における制限された動作の別の一例としては、このような異常検知ロジックを無効化して、不必要な異常ログをマスクする処理を含めることができる。すなわち、セーフオペレーション状態における制限された動作は、異常検知ロジックの一部または全部を無効化することを含む。
なお、各機能ユニット150がセーフオペレーション状態へ遷移した後、ローカルネットワーク126を無効化してもよい。すなわち、ローカルネットワーク126を運用するために必要な電力供給を遮断することで、CPUユニット100へ残留電力が供給される期間を延ばすことができる。
<D.電力遮断処理の処理手順>
次に、本実施の形態に従うPLC1が提供する電力遮断処理の処理手順について説明する。図4は、本実施の形態に従うPLC1が提供する電力遮断処理の処理手順を示すシーケンス図である。図4には、図2に示すようなCPUユニット100および複数の機能ユニット150(図4に示す例では、説明の便宜上、2つの機能ユニット)とからなるPLC1における電力遮断処理の処理手順を示す。
CPUユニット100に供給される電力の遮断が生じる(シーケンスSQ2)と、CPUユニット100の監視回路104は、その電力遮断を検知する(シーケンスSQ4)。すると、監視回路104は、通信マスタ回路120に対して、通信起動を指示するとともに、監視回路104に予め登録されているフレーム(電力遮断通知フレーム)を送信するように指示する(シーケンスSQ6)。
この指示に従って、通信マスタ回路120は、1または複数の機能ユニット150に対して、ローカルネットワーク126を介して電力遮断通知フレームを送信する(シーケンスSQ8)。
ローカルネットワーク126において最も通信マスタ回路120に近い位置に配置されている機能ユニット150(図4の「機能ユニット1」)は、上流側から電力遮断通知フレームを受信すると、当該受信した電力遮断通知フレームを下流側へ転送する(シーケンスSQ10)とともに、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理(例えば、上述したようなセーフオペレーション状態への遷移)を実行する(シーケンスSQ12)。
転送された電力遮断通知フレームを受信した次の機能ユニット150(図4の「機能ユニット2」)についても同様に、当該受信した電力遮断通知フレームをさらに下流側へ転送する(シーケンスSQ14)とともに、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行する(シーケンスSQ16)。
以下、上流側からの電力遮断通知フレームの受信、受信した電力遮断通知フレームの下流側への転送、および、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理の実行が、各機能ユニット150においてそれぞれ実行される。
そして、監視回路104は、通信マスタ回路120に対する通信起動の指示から所定時間(電源供給継続時間)経過後に、通信マスタ回路120に対する電力供給を停止する(シーケンスSQ18)。通信マスタ回路120に対する電力供給の停止は、通信マスタ回路120に対する電力供給経路にあるスイッチをオフにする、あるいは、通信マスタ回路120自体にシャットダウン指令を与えるといった方法で実現できる。このように、監視回路104は、特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)の送信後、通信マスタ回路120の電力消費を遮断する。
通信マスタ回路120の電力消費を遮断するまでの時間(電源供給継続時間)は、電力遮断通知フレームがローカルネットワーク126に接続されているすべての機能ユニット150へ転送されるのに要する時間以上に設定することが好ましい。例えば、ローカルネットワーク126に接続可能な機能ユニット150の最大数に応じて予め設定されてもよいし、ローカルネットワーク126に接続されている機能ユニット150の数に応じて動的に設定してもよい。
さらに、通信マスタ回路120が、ローカルネットワーク126の末端に接続されている機能ユニット150からの電力遮断通知フレームについての受信応答を受信したことを条件に、通信マスタ回路120の電力消費を遮断するようにしてもよい。
一方、プロセッサ102は、監視回路104から電力遮断検知のトリガを受信することで、電力遮断を検知すると、不揮発性メモリ上のデータや現在の状態を示すデータを退避する、シャットダウン処理を実行する(シーケンスSQ20)。このシャットダウン処理は、電源ユニット130からの残留電力による電力供給が維持されている間に実行される。そして、電源ユニット130からの電力供給が途絶えると、あるいは、供給電力が規定の電圧値以下になると、プロセッサ102は動作を停止する(シーケンスSQ30)。
このような一連の電力遮断処理を実行することで、各機能ユニット150は、セーフオペレーション状態に遷移するので、CPUユニット100への電力供給が回復した後に、1または複数の機能ユニット150が大量の異常ログを発生するような事態を回避できる。
<E.電力遮断の検知方法>
次に、CPUユニット100の監視回路104による電力遮断の検知方法の一例について説明する。図5は、本実施の形態に従うPLC1のCPUユニット100における電力遮断の検知方法の一例を示す模式図である。
図5(A)は、CPUユニット100に供給される電力の遮断を検知する方法の一例として、電源ユニット130への外部電源の供給状態に基づいて、電力の遮断を検知する場合の構成例を示す。図5(A)に示す電源ユニット130は、商用電源などの外部電源から交流電力を受けて、直流電力を出力する交直変換回路を含む。具体的には、電源ユニット130は、整流部133と、スイッチング部134と、ダイオード135と、インダクタ136と、キャパシタ137とを含む。スイッチング部134、ダイオード135、インダクタ136、および、キャパシタ137は、一種のスイッチングレギュレータを構成する。すなわち、電界効果トランジスタなどによって構成されるスイッチング部134でのスイッチング動作によって、所定の電圧をもつ直流電力が出力される。
例えば、電源ユニット130の整流部133の出力側に分圧抵抗138を設けるとともに、分圧抵抗138に生じる電位と基準電位Vrefとをコンパレータ139で比較することで、外部電源からの電力供給の遮断を検知することができる。つまり、基準電位Vrefを適切に設定することで、何らかの原因で外部電源からの電力供給が遮断されると、分圧抵抗138に生じる電位が低下し、基準電位Vrefを下回ることになる。この状態において、コンパレータ139は、電力遮断検知信号を出力する。演算処理部101の監視回路104は、電力遮断検知信号が出力されることをもって、CPUユニット100に供給される電力の遮断を検知できる。
なお、演算処理部101の監視回路104には、図5(A)に示すコンパレータ139を含めるようにしてもよい。
図5(A)には、電源ユニット130の構成例に応じて実際に生じる電圧または電位を計測することで、供給される電力の遮断を検知する方法について例示したが、これに限らず、任意の回路構成および検知回路を採用できる。
図5(B)は、CPUユニット100に供給される電力を遮断する前の予告通知を受ける方法の一例として、電源ユニット130へ外部電力を供給する無停電電源装置(UPS)から予告通知を受信する場合の構成例を示す。図5(B)を参照して、外部電源132からの電力が無停電電源装置131を介して電源ユニット130へ供給される構成においては、外部電源132からの電力供給が遮断されても、電源ユニット130への電力供給が即座に遮断されるということはない。但し、無停電電源装置131に内蔵されるバッテリにより確保される電力量は限りがあるので、通常は、無停電電源装置131が外部電源132からの電力供給の遮断を検知すると、所定時間内に電源ユニット130への電力供給が遮断されることを示す予告通知が出力される。演算処理部101の監視回路104は、この予告通知を受けて、上述したような電力遮断処理の実行を開始する。
なお、図5(B)には、典型例として、無停電電源装置から予告通知を受信する例を示したが、これに限らず、任意の方法で、CPUユニット100に供給される電力を遮断する前の予告通知を受け取るようにしてもよい。
<F.CPUユニットへの電力供給の遮断に応じた処理>
次に、各機能ユニット150にて実行される、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理について説明する。
(f1:動作状態の遷移)
CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理の一つとして、各機能ユニット150の動作状態を「通常オペレーション状態」から「セーフオペレーション状態」へ遷移する処理が想定される。つまり、CPUユニット100の監視回路104は、各機能ユニット150に対して、「通常オペレーション状態」から「セーフオペレーション状態」へ遷移させるための指令を与え、各機能ユニット150は、この指令を受けて、動作状態を遷移させる。この動作状態の遷移によって、各機能ユニット150は、制御対象の機械や設備に対して予め定められた出力値を出力し、および/または、異常検知ロジックの全部または一部を無効化する。
すなわち、1または複数の機能ユニット150は、電力遮断通知フレームを受信すると、「通常オペレーション状態」から「セーフオペレーション状態」へ動作状態を遷移する処理を実行し、その結果、各機能ユニット150は、CPUユニット100の動作停止に応じた処理を実行するようになる。
図6は、本実施の形態に従うPLC1において用いられる電力遮断通知フレームおよびその処理内容を説明するための模式図である。
図6(A)には、電力遮断通知フレーム180のデータ構造の一例を示す。電力遮断通知フレーム180は、ヘッダ部として、データ種別部181と、宛先指定部182とを含み、データ本体部として、オフセット部183と、サイズ部184と、データ値部185とを含む。
データ種別部181は、フレームの種別を示す値を格納する領域であり、図6(A)に示す例では、受信した機能ユニット150において指定された命令を実行すべきフレームであることを示す値が格納されている。宛先指定部182は、フレームの送信先を示す値を格納する領域であり、ユニキャストの場合にはネットワーク上のアドレスが指定され、マルチキャストの場合には複数の転送先を示す情報が指定され、ブロードキャストの場合には、特定の値が指定される。
図6(A)に示すフレームのデータ本体部には、データを書込むための命令が格納される。具体的には、オフセット部183には、データが書込まれる領域の先頭位置を示すオフセット値が格納され、サイズ部184には、データが書込まれる領域のサイズが格納され、データ値部185には、実際に書込まれるデータの値が格納される。
図6(B)には、各機能ユニット150の通信スレーブ回路160に含まれる状態レジスタ168の一例を示す。本実施の形態に従うPLC1において、各機能ユニット150は、状態レジスタ168に設定されるフラグの値に応じて、動作状態を設定し、あるいは、異常の有無などを判断する。図6(B)に示す例においては、状態レジスタ168の下位から2ビット目(右側から2番目)のビットが、各機能ユニット150の動作状態を示すものとする。
各機能ユニット150は、図6(A)に示す電力遮断通知フレーム180を受信すると、それに含まれた命令に従って、状態レジスタ168の内容を更新する。図6(B)に示す例では、各機能ユニット150において、状態レジスタ168の下位から2ビット目が更新される。これによって、各機能ユニット150は、「通常オペレーション状態」から「セーフオペレーション状態」へ動作状態を遷移させる。
このように、特定のフレームである電力遮断通知フレームは、各機能ユニット150を「セーフオペレーション状態」に遷移させるフレームであり、各機能ユニット150は、電力遮断通知フレームを受信すると、動作状態を示すフラグの値を変更する。各機能ユニット150は、「セーフオペレーション状態」に遷移することで、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行することになる。
図6に示すように、各機能ユニット150の動作状態を示すフラグの値を更新する電力遮断通知フレームを用いることで、CPUユニット100の監視回路104から送出される電力遮断通知フレームの構成や処理を簡素化できるとともに、各機能ユニット150がセーフオペレーション状態として定義されている処理を実行するので、CPUユニット100側で各機能ユニット150における処理を管理する必要がない。すなわち、CPUユニット100に対する電力供給が遮断されたときの処理を、CPUユニット100側で管理する必要がないので、システムの設計および保守が容易化できる。
(f2:個別指定)
図6には、状態レジスタ168のフラグ値を変更するための電力遮断通知フレームを用いる例について説明したが、電力遮断通知フレームとしては、特定の機能ユニット150だけを対象にする命令、および/または、特定の処理を実行させる命令を含めるようにしてもよい。
例えば、ローカルネットワーク126に接続されている複数の機能ユニット150のうち、特定種類の機能ユニット150に対してのみ、不必要な異常ログをマスクするように命令することができる。例えば、通信ユニットなどでは、上位ネットワークおよび下位ネットワークの通信状態を常に監視しているため、CPUユニット100に対する電力供給が遮断されることで、大量の異常ログを発生する可能性がある。そのため、このような特定種類の機能ユニット150に対してのみ、異常検知ロジックを無効化するような指令を与えるようにしてもよい。
また、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理として、(1)機能ユニット150からの出力信号を予め定められた値に設定する、および、(2)異常検知ロジックの全部または一部を無効化する、などが挙げられるが、これらの処理を具体的に指定するようにしてもよい。例えば、ローカルネットワーク126に接続されている機能ユニット150の各々からの出力信号をすべてFALSE(オフまたは「0」)に設定する、すなわち負荷遮断出力に設定することだけが必要なシステム構成においては、すべての機能ユニット150に対して、出力信号をFALSEに設定するための指令を含む電力遮断通知フレームを送信するようにしてもよい。
電力遮断通知フレームに機能ユニット150別の指令を含ませることで、制御対象の機械や設備に応じた処理を安全に実行させることができる。
<G.電力遮断通知フレームの事前登録>
上述したように、任意の電力遮断通知フレームを送信するように構成可能である。このような送信される電力遮断通知フレームの自由度を高めるために、システム起動時などに、プロセッサ102がシステムプログラム108(一種のファームウェア)を実行することで、監視回路104が送信すべき電力遮断通知フレームを設定するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態に従うPLC1における電力遮断通知フレームの事前登録に係る処理を説明するための模式図である。図7(A)を参照して、CPUユニット100の起動時において、プロセッサ102はシステムプログラム108を実行する。システムプログラム108の実行によって、ユーザプログラム110を実行するための環境が形成される。このシステムプログラム108の一部として、監視回路104のレジスタ1041に電力遮断通知フレーム180を登録する処理が含まれる。
図7(B)に示すように、監視回路104のレジスタ1041に電力遮断通知フレーム180が事前登録された状態で、プロセッサ102はユーザプログラム110を実行するとともに、監視回路104は、CPUユニット100に対する電力供給の遮断を監視する。このように、プロセッサ102は、システムプログラム108(あるいは、ファームウェア)を実行することで、ユーザプログラム110の実行開始前に、通信マスタ回路120から送信される特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)を事前登録する。
上述したように、監視回路104は、CPUユニット100への電力供給の遮断を検知すると、予め登録された電力遮断通知フレーム180を通信マスタ回路120から送信する。
このように、ハードウェアロジックである監視回路104は、電力供給の遮断を検知する機能に加えて、特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)を送信する機能を有している。この特定のフレームは、プロセッサ102により実行されるシステムプログラム108によって事前に登録される。
本実施の形態においては、プロセッサ102により実行されるシステムプログラム108によって、監視回路104のレジスタ1041に任意の通信フレームを登録できる。そのため、PLC1の構成や用途などに応じて、任意の通信フレームを登録するようにしてもよい。
例えば、ローカルネットワーク126に接続されている機能ユニット150の数に応じて、電力遮断通知フレームの内容を異ならせてもよい。あるいは、上述したように、特定の機能ユニット150に対してのみ処理を行わせるようにしてもよいし、特定の処理のみを機能ユニット150に対して行わせるようにしてもよい。
本実施の形態に従うCPUユニット100においては、電力供給の遮断検知の機能および電力遮断通知フレームの送信機能については、ハードウェアロジックを用いることで、高速化を実現するとともに、電力遮断通知フレームの内容自体については、システムプログラム108によって任意に設定できる構成を採用することで、自由度を高めたシステムを実現できる。
<H.その他の応用例>
上述においては、CPUユニット100とローカルネットワーク126を介して接続された1または複数の機能ユニット150に対して、特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)が送信される構成について主として説明した。しかしながら、フィールドネットワークを介して接続される1または複数の機能ユニット150に対しても、同様のスキームを適用可能である。
図8は、本実施の形態に従うPLCの別の要部構成を示す模式図である。図8を参照して、PLC1のCPUユニット100は、ローカルネットワーク126を介して、1または複数の機能ユニット150に接続されているとともに、フィールドネットワーク128を介してリモートI/O装置(通信カプラユニット170および1または複数の機能ユニット150)にも接続されている。
このような構成においても、CPUユニット100の監視回路104は、CPUユニット100に供給される電力の遮断を検知すると、ローカルネットワーク126を介して電力遮断通知フレームを送信するともに、フィールドネットワーク128を介して電力遮断通知フレームを送信する。これらの電力遮断通知フレームに応答して、ローカルネットワーク126に接続されている1または複数の機能ユニット150の各々、ならびに、フィールドネットワーク128に接続されている1または複数の機能ユニット150の各々は、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行する。
このように、本実施の形態に従う電力遮断処理は、CPUユニット100とローカルネットワーク126を介して接続されている機能ユニット150だけではなく、フィールドネットワーク128を介して接続されている機能ユニット150に対しても適用可能である。
説明の便宜上、図8には、ローカルネットワーク126およびフィールドネットワーク128の両方を備えるCPUユニット100を例示するが、フィールドネットワーク128のみを備えるCPUユニット100に対しても、同様に適用可能である。
<I.利点>
本実施の形態に従うCPUユニット100によれば、CPUユニット100に対して供給される電力が遮断されたときに、入力データおよび出力データを遣り取りする通信線を介して、特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)を1または複数の機能ユニット150に対して送信することができる。この電力遮断通知フレームにより、各機能ユニット150は、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行する。このような構成を採用することで、図1に示すような、イベントを通知するための専用線が必要ではなくなり、低コスト化を実現できる。また、専用線が必要ないので、汎用的な通信プロトコルを採用する定周期ネットワークなどを採用した場合であっても、各機能ユニット150に対して、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行させることができる。
本実施の形態に従うCPUユニット100によれば、電力供給の遮断検知の機能および電力遮断通知フレームを送信する機能を、ハードウェアロジックを用いて実現しているので、供給される電源の遮断が発生してから、各機能ユニット150において必要な処理を実行または必要な動作状態へ移行するまでに要する時間を短縮化できる。併せて、プロセッサなどを用いて電力供給の遮断を検知する場合に比較して、検知処理に要する時間のゆらぎを低減できる。このような短時間化および時間ゆらぎの低減に伴って、電源ユニット130が確保すべき電源容量を低減でき、電源ユニット130に対する低コスト化にも寄与できる。
本実施の形態に従うCPUユニット100によれば、電力供給の遮断が検知されてから、各機能ユニット150に対して送信さされる電力遮断通知フレームの内容自体については、システムプログラム108によって任意に設定できる構成を採用することで、自由度を高めたシステムを実現できる。
本実施の形態に従うCPUユニット100によれば、電力供給の遮断が検知されると、監視回路104は、各機能ユニット150の動作状態を遷移させるための電力遮断通知フレームが送信するだけでよく、CPUユニット100に対する電力供給が遮断された後、各機能ユニット150がどのような処理を実行するのかについては、機能ユニット150毎に予め設定することができる。つまり、各機能ユニット150の動作を指示するための特別な通信フレームを予め用意する必要がなく、システムを簡素化できる。
本実施の形態に従うPLC1においては、各機能ユニット150は、CPUユニット100との間で遣り取りされる通信フレームの送受信に関するタイムアウトを常時監視しており、このタイムアウトが発生することで、CPUユニット100のダウンを検知することができる。この場合も、各機能ユニット150は、動作状態を遷移させるとともに、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を実行する。但し、このタイムアウトの監視に基づく方法によれば、検知時間を通信フレームの送信周期より短くすることができず、その結果、CPUユニット100の動作が停止する前に、必要な処理を完了させることができない。また、電力供給が遮断されたことを検知するタイミングにもゆらぎが生じ得る。
これに対して、上述したような特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)を送信することで、各機能ユニット150は、CPUユニット100に対する電力供給の遮断を直ちに知ることができるので、CPUユニット100への電力供給の遮断に応じた処理を直ちに開始できる。特に、同一のネットワークに接続されている機能ユニット150の総数が多い場合などには、フレーム周期が長くなり、CPUユニット100のダウンを検知するまでに相対的に長い時間を要することになるが、このような問題を生じることがない。
本実施の形態に従うPLC1においては、特定のフレーム(電力遮断通知フレーム)を送信することで、各機能ユニット150は、異常検知ロジックの一部または全部を無効化するので、CPUユニット100が復帰したときなどに、異常ログで溢れるといった事態を回避できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2 PLC、100,200 CPUユニット、101,202 演算処理部、102,204 プロセッサ、104 監視回路、106,206 メモリ、108,208 システムプログラム、110,210 ユーザプログラム、120 通信マスタ回路、122,166 送受信コントローラ、124,162,164 送受信ポート、126 ローカルネットワーク、128 フィールドネットワーク、130,230 電源ユニット、131 無停電電源装置、132,232 外部電源、133 整流部、134 スイッチング部、135 ダイオード、136 インダクタ、137 キャパシタ、138 分圧抵抗、139 コンパレータ、150,250 機能ユニット、156,256 機能モジュール、158,258 I/Oインターフェイス、160 通信スレーブ回路、168 状態レジスタ、170 通信カプラユニット、180 電力遮断通知フレーム、181 データ種別部、182 宛先指定部、183 オフセット部、184 サイズ部、185 データ値部、212 バスマスタ回路、214 イベント通知回路、216 フィールドネットワーク回路、222 内部バス、224 専用線、252 バス通信回路、254 イベント検知回路、1041 レジスタ。

Claims (10)

  1. 制御装置を構成する演算装置であって、
    通信線を介して1または複数の機能ユニットとデータを遣り取りするための通信回路と、
    前記1または複数の機能ユニットから取得されるデータを利用した演算処理、および、前記1または複数の機能ユニットへ送信するデータの生成処理、のうち少なくとも一方を実施するユーザプログラムを実行するためのプロセッサと、
    前記通信回路および前記プロセッサに接続された監視回路とを備え、
    前記監視回路は、前記演算装置に供給される電力の遮断の検知、および、前記演算装置に供給される電力を遮断する前の予告通知の受信、の少なくとも一方に基づいて、前記通信回路から前記1または複数の機能ユニットに対して、前記演算装置への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う、演算装置。
  2. 前記演算装置への電力供給の遮断に応じた処理は、各機能ユニットの動作を制限する動作状態へ遷移することを含む、請求項1に記載の演算装置。
  3. 前記通信回路から前記通信線を介して、前記演算装置への電力供給の遮断に応じた処理に関連付けられた命令を含む特定のフレームが送信され、前記特定のフレームは、前記1または複数の機能ユニットを順次転送される、請求項1または2に記載の演算装置。
  4. 前記1または複数の機能ユニットの各々は、前記特定のフレームを受信すると、動作状態を示すフラグの値を変更する、請求項3に記載の演算装置。
  5. 前記プロセッサは、プログラムを実行することで、前記ユーザプログラムの実行開始前に、前記通信回路から送信される前記特定のフレームを事前登録する、請求項3または4に記載の演算装置。
  6. 前記監視回路は、前記特定のフレームの送信後、前記通信回路の電力消費を遮断する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の演算装置。
  7. 前記演算装置へ電力を供給する電源部をさらに備え、
    前記監視回路は、前記電源部への外部電源の供給状態に基づいて、電力の遮断を検知する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の演算装置。
  8. 前記演算装置へ電力を供給する電源部をさらに備え、
    前記監視回路は、前記電源部へ外部電力を供給する無停電電源装置から前記予告通知を受信する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の演算装置。
  9. 前記監視回路は、FPGAまたはASICを用いて実装される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の演算装置。
  10. 制御装置であって、
    演算装置と、
    1または複数の機能ユニットとを備え、
    前記演算装置は、
    通信線を介して前記1または複数の機能ユニットとデータを遣り取りするための通信回路と、
    前記1または複数の機能ユニットから取得されるデータを利用した演算処理、および、前記1または複数の機能ユニットへ送信するデータの生成処理、のうち少なくとも一方を実施するユーザプログラムを実行するためのプロセッサと、
    前記通信回路および前記プロセッサに接続された監視回路とを備え、
    前記監視回路は、前記演算装置に供給される電力の遮断の検知、および、前記演算装置に供給される電力を遮断する前の予告通知の受信、の少なくとも一方に基づいて、前記通信回路から前記1または複数の機能ユニットに対して、前記演算装置への電力供給の遮断に応じた処理を実行させるための通知を行う、制御装置。
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