JPH03254263A - 交換装置のリセット監視回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要１ 交換装置の電源瞬断時に内部状態をリセットするための
リセット監視回路に関し 電源の瞬断の発生を監視して７瞬断が発生したら自律的
にリセットを行うリセット監視回路を提供することを目
的とし。

装置の内部状態をリセットする信号を発生するリセット
信号発生回路と、リセット回路の出力により特定の出力
パターンを発生する複数のフリップフロップ回路と、複
数のフリップフロップ回路の出力を判別し特定のパター
ンを検出しないと出力を発生する障害検出回路と、障害
検出回路の出力をリセット信号として供給するよう構成
する。

［産業上の利用分野〕 本発明は交換装置の電源瞬断時に内部状態をリセットす
るためのリセット監視回路に関する。

交換機の制御装置やその他のプログラムによる各種の制
御を行う装置は、電源が停電するとその後の電源投入に
より装置を初期化するためにリセット信号が発生する。

これにより、装置は初期状態に設定されて正常な動作を
開始することができる。ところが、電源の瞬断という短
時間だけ供給されない状態が発生すると、停電状態を自
動的に検出できないため、リセット信号が発生しないと
いう事態が発生する。

［従来の技術］ 第３図は従来例の構成図である。

従来の交換装置の電源としては、主電源装置３０から交
換装置を構成する管理処理装置（マネージメントプロセ
ッサ）や呼処理装置（コールプロセッサ）等の複数のユ
ニット３１に対して電源が分配され、各ユニットではそ
れぞれ必要な電源電圧を発生する電源回路３２が設けら
れている。

従来、このようなユニットにはリセット機能（外部から
操作するり七ノドボタン等）が設けられてない。その代
わりに各ユニットには従来、電源オンを検出すると、ユ
ニット内の回路状態を初期化（リセット）する必要があ
る回路に対してリセット信号を発生するりセント回路３
３を備えている。

このリセット回路３３（パワーオンリセット回路と称さ
れる）は２図のような抵抗、コンデンサ及びダイオード
を組み合わせた回路により構成され、電源回路３２の電
圧を監視して、電源オフの状態から電源オンの状態に変
化するとパルス信号を発生する。このパルス信号がリセ
ット信号としてユニット３１内の各回路のリセット端子
（Ｒ）に供給されてそれぞれの回路をリセット状態にす
る。リセットされる回路は、各種のデータやアドレスを
保持するメモリ（レジスタを含む）や状態を表す回路等
である。

このような構成により、電源がオンになると交換装置の
制御装置の状態が最初に自動的にリセットされて、初期
状態から起動することができる。

動作状態になった後、電源が停電により供給されなくな
ると、装置の動作は停止する。その後電源の給電が再開
されると、リセット回路３３により再びリセット信号が
発生してユニットの各部をリセットして最初から動作を
再開することができる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来の技術によれば、電源が停電した場合は、リセ
ット回路によりリセット信号が確実に発生するが、電源
回路の瞬間的な異常等により瞬時の停電（瞬断）が発生
した場合は、リセット回路３３では断となる時間が短い
ため検出ができず。

リセット信号を発生できないという問題があった。

また、瞬断の発生を外部（保守者等）から検出できない
し、検出できても外部からリセットする機能がないとい
う問題があった。

ところが、各ユニット内のデータ等を格納する回路では
、電源瞬断により状態が変化する可能性がある。すなわ
ち、瞬時の断の後電源が元に戻る時、各回路と接続した
周囲の装置または線路（それぞれ所定の容量を持ってい
る）からの回り込み等による電圧レベルの変化の具合に
よりレジスタ等の内容が変化するという問題があった。

この状態でユニットが動作を継続すると、誤ったデータ
に基づいて動作して、誤った制御動作を行ったり、プロ
グラムが暴走する等の障害が発生してしまう。

本発明は電源の瞬断の発生を監視して、瞬断が発生した
ら自律的にリセットを行うリセット監視回路を提供する
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理構成図である。

第１図において、１０はリセット回路、１１は複数のフ
リップフロップ回路（Ｆ、Ｆ、で表示）。

１２は障害検出回路、１３はオア回路である。

本発明は電源が正常であれば特定のパターンを発生する
複数のフリップフロップ回路の状態を監視して、電源の
瞬断等の異常発生により特定のパターンが検出できない
とりセント信号を発生するものである。

［作用］ リセット回ＦＩｌｒｌｏｌ；！電源オン時等の場合にリ
セット信号を発生してオア回路１３からリセット信号を
発生してユニントの各部をリセットする。この時、リセ
ット回路１０から発生したりセント信号は複数のフリッ
プフロップ回路１１に供給される。リセット信号線は各
フリップフロップ回路１１のそれぞれ固定した入力端子
（セット端子またはリセット端子）に接続されているの
で、リセ・ント信号の入力により固定した状態に設定さ
れる。

複数のフリップフロップ回路１１がリセット信号の入力
により予め設定された状態の出力を発生すると、障害検
出回路１２は何も出力を発生しない。

電源の瞬断が発生しても、リセット回路１０からはリセ
ット信号が発生しないが、複数のフリップフロップ回路
１１は、その中のどれか一つのフリップフロップ回路で
も電ｔＡＶ４断による影響を受けて状態が変化すると、
障害検出回１￥ｌ１２で、予め設定したパターンと異な
ることを検出して出力を発生する。この出力はオア回路
１３を介してリセット信号として各部の回路に供給され
て、瞬断により影響を受けた可能性のある回路をリセッ
トする。

［実施例コ 第２図は実施例の構成図である。

第２図において、２０はリセット回路、２１は４つのフ
リップフロップ回路１〜４（ＦＦＩ〜ＦＦ４で表示）、
２２は第１図の障害検出回路に対応するナンド回路、２
３．２４はオア回路、２５２６はノット回路である。

動作を説明すると、リセット回路２０からリセット信号
が発生すると、オア回路２４を介して各フリップフロッ
プ回路ＦＦＩ〜ＦＦ４に人力する。

各フリップフロップ回路ＦＦｌ−ＦＦ４は２図に示すよ
うにリセット信号をプリセット端子ＰＲとクリア端子Ｃ
ＬＲに交互に入力するように接続されている。クロック
入力から各フリップフロップ回路のクロック端子ＣＰに
高速のクロック信号が供給されている。これによりフリ
ップフロップ回路ＦＦＩ〜ＦＦ４の出力端子Ｑからは、
°“１°““”　０　”　、　　”　１　”　、　　“
０”の出力が発生する。

ナンド回路２２には、フリップフロップ回路ＦＦｌ、Ｆ
Ｆ３の出力、フリップフロップ回路ＦＦ２、ＦＦ４から
ノット回路２５．２６を介して反転した出力が供給され
、全て“１”の入力が供給され、出力として０゛を発生
する。

電源の瞬断等の障害が発生して、リセット回路２０から
はリセット信号が発生しない場合、フリップフロップ回
路ＦＦＩ〜ＦＦ４の何れかの状態が瞬断による影響を受
けると、何れか１つのフリップフロップ回路の状態が変
化する。すると、ナンド回路２２から“１″′出力が発
生する。この“１”信号はリセット信号として各部に供
給されて自律的に各部をリセットすると共に、オア回路
２３を介して各フリップフロップ回路ＦＦＩ〜ＦＦ４に
入力されて初期の状態に設定する。

この実施例ではフリップフロップ回路群として４個のフ
リップフロップ回路を使用しているがフリップフロップ
回路の数を増やせばより瞬断検出を確実に検出してリセ
ットすることができる。

［発明の効果］ 本発明によれば簡単な回路を付加することにより外部か
らのりセット機能を持たない交換機の制御装置等の装置
において瞬断による装置の誤動作や障害の発生を防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は実施例の構成図
、第３図は従来例の構成図である。 第１図中 １０：リセット回路 １１：複数のフリップフロップ回路 １２：障害検出回路 １３：オア回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 交換装置の電源異常時に内部状態をリセットするための
   リセット監視回路において、 装置の内部状態をリセットする信号を発生するリセット
   回路（１０）と、 該リセット回路（１０）の出力により特定の出力パター
   ンを発生する複数のフリップフロップ回路（１１）と、 前記複数のフリップフロップ回路の出力を判別し特定の
   パターンを検出しないと出力を発生する障害検出回路（
   １２）と、 前記障害検出回路（１２）の出力をリセット信号として
   供給することを特徴とする交換装置のリセット監視回路
   。