JP2004213552A - 装置内動作状態監視方式 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置内監視手段8は、ユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6が機能回路部5の図示しない機能回路の動作を監視し取得した監視結果を収集するため各ユニット内監視手段6に対し順次行うポーリング動作の中で、無応答のユニット内監視手段6があったとき、電源電圧変換回路4から供給されていたユニット内電源16が断になったことを検出し、電源電圧変換回路7に対し電源部1より供給される予備電源12からユニット内電源16と同じ電圧のユニット内監視用予備電源13を生成させ、前記無応答のユニット内監視手段6に対してユニット内監視用予備電源13a〜13bを供給させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は装置内動作状態監視方式に関し、特に装置の所定機能を実行する機能回路を有した複数ユニットを備え、各ユニット内に、前記機能回路の他に前記機能回路の動作状態を監視するユニット内の監視手段と、各ユニット内の前記機能回路及びユニット内の監視手段に電源を供給する電源供給回路とをそれぞれ備え、さらに装置内に各ユニット内の監視手段から監視情報を受信する装置内監視手段を備えた装置内動作状態監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多くの機能回路を実装して構成される装置においては、装置内の機能回路の動作状態を監視する監視手段を装置内に設けることにより、機能回路に故障が発生した場合、故障の発生を自動的に通報させるとともに、故障が発生した機能回路が直ちに特定できるようにして、保全作業の容易化を図ることが行われている。
【0003】
下記に、装置の所定機能を実行する電子回路のような機能回路を有する複数のユニットを備え、各ユニット内には、ユニット内の上記機能回路の動作状態を監視するユニット内監視手段と、上記機能回路及びユニット内監視手段に電源を供給する電源電圧変換回路とをそれぞれ備え、かつ各ユニット内のユニット内監視手段から監視情報を受信する装置内監視部を備えた、従来行われている装置動作状態監視方式について、図2を参照して説明する。
【0004】
図2は、上述した従来の装置内動作状態監視方式の構成を示すブロック図である。 図2に示す従来の装置内動作状態監視方式では、装置の所定機能を実行する機能回路(図示せず)を有する複数のユニット22a〜22bと、複数のユニット22a〜22bのそれぞれの機能回路の動作状態を監視する装置内監視部23と、外部より装置電源として電源10を供給され、この電源10から複数のユニット22a〜22b及び装置内監視部23に必要な電圧を有する電源11を生成し供給する電源部21とから構成される。
【0005】
また、複数のユニット22a〜22bは、上記機能回路を収容する機能回路部5と、機能回路部5の機能回路の動作状態を監視するユニット内監視手段26と、電源部21から供給される電源11を入力して、機能回路部5及びユニット内監視手段26に必要な電圧のユニット内電源16を供給する電源電圧変換回路4とから構成される。
【0006】
また、装置内監視部23は、複数のユニット22a〜22bのそれぞれの機能回路部5の機能回路の動作状態についての監視情報をそれぞれのユニット内監視手段26から取得するため、複数のユニット22a〜22bに対して装置内の監視用バス15a〜15bを介して接続され、上記複数のユニット22a〜22bの機能回路部5の動作状態についての監視情報を、ユニット内監視手段26のそれぞれから取得する装置内監視手段28と、電源部21から供給される電源11を入力して、装置内監視手段28に必要な電圧の装置内監視用電源17を供給する電源電圧変換回路27とから構成される。
【0007】
次に、動作を説明する。
【0008】
図2において、電源部21は装置の外部から外部電源10を供給され、装置内部の装置内監視部23及び複数のユニット22a〜22bに電源11を供給する。
【0009】
電源部21から複数のユニット22a〜22bに供給される電源11は、ユニット22a〜22bのそれぞれの電源電圧変換回路4に入力され、電源電圧変換回路4によって、ユニット22a〜22bのそれぞれの機能回路部5及びユニット内監視手段26が必要とする電圧を有するユニット内電源16に変換されて、それぞれの機能回路部5及びユニット内監視手段26に供給される。
【0010】
ユニット22a〜22bのそれぞれのユニット内監視手段26は、同一のユニット内の機能回路部5の機能回路の動作状態を監視して、その監視結果を示す監視情報を内蔵する図示しないメモリに格納する。
【0011】
また、装置内監視部23の装置内監視手段28は、複数のユニット22a〜22bのそれぞれのユニット内監視手段26に対して、装置内監視部23への上記監視情報の送信を要求するポーリング信号を、あらかじめ定められた時間ごとに、あらかじめ定められた順序で監視用バス15a〜15bを介して送信する。
【0012】
複数のユニット22a〜22bのユニット内監視手段26は、装置内監視部23への監視情報の送信を要求する、装置内監視部23の装置内監視手段28からのポーリング信号を監視用バス15a〜15bを介して受信すると、装置内監視部23に上記監視情報を送出するため、上記メモリに格納されている監視情報を読み出して上記ポーリング信号に対する応答として、読み出した監視情報を含む応答信号を監視用バス15a〜15bを介して装置内監視部23に送信する。
【0013】
一方、装置内監視部23の装置内監視手段28は、それぞれのユニット内監視手段26から順次応答信号を監視用バス15a〜15bを介して受信して、ユニット22a〜22bのそれぞれの機能回路部5の機能回路の動作状態についての監視情報を収集する。
【0014】
以上で、図2に示す従来の装置内動作状態監視方式の動作説明を終了する。
【0015】
上記のように、図2に示す従来の装置内動作状態監視方式では、ユニット22a〜22bの各ユニット内監視手段26が監視し取得した、各機能回路部5の機能回路の動作状態についての監視情報を、装置内監視部23の装置内監視手段28がポーリング信号によって、各ユニット内監視手段26から順次収集することができるように構成される。
【0016】
しかし、上述した従来の装置内動作状態監視方式では、上記各ユニット内部の電源電圧変換回路4が、電源部21から供給される電源11を各ユニット内部の機能回路部5の機能回路に必要なユニット内電源16に変換して供給するとともに、ユニット内監視手段26にも同様に供給する。このため、ユニット内部の電源電圧変換回路4が障害のためにユニット内電源16が電源断になると、そのユニット内部のユニット内監視手段26は、ユニット内部の機能回路部5の機能回路の動作状態の監視ができなくなって監視情報を装置内監視部23に送出ができず、このため装置内監視部23は各ユニット内部の機能回路部5の機能回路の動作状態の監視ができなくなるという問題を有している。
【0017】
なお、特開昭58−054830号公報には、装置内に、電子回路(機能回路)に電源を供給している電源回路とは別の、監視用の電源回路を設け、この監視用の電源回路による電源供給を受けて上記電子回路の電源の電圧変動を監視し、電源が所定の範囲を外れたときに、電源故障信号を出して電子回路による制御を中止させるためのフェイルセーフ動作等を行うことができるように構成された、アンチスキッド制御回路等の車両用電子回路の電源監視装置に関する技術が特開昭58−054830号公報に記載されている。
【0018】
この特開昭58−054830号公報に記載の技術では、電子回路に電源を供給している電源回路と別に監視用の電源回路を設け、この電源回路による電源供給を受けて電子回路の電源の電圧変動を監視することはできるが、電源の変動を検出するための電源電圧変動検出回路が必要であり、上述したように、各ユニットごとに電源電圧変換回路を有する装置のような場合、電源電圧変動検出回路を設けることはそれだけ多くの回路素子を増加させて、装置の小型化の妨げになるという問題を有している。
【0019】
【特許文献1】
特開昭58−054830号公報 (第2−3頁、第2図)
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の装置内動作状態監視方式では、装置の各ユニット内部の電源電圧変換回路が、装置の電源部から供給される電源を、各ユニット内部の機能回路部を構成する電子回路のような機能回路に必要な電圧に変換して各機能回路部に供給するとともに、各ユニット内監視手段を構成する監視用の各電子回路に必要な電源を各ユニット内監視手段に供給している。このため、ユニット内部の電源電圧変換回路が障害のために電源断になると、そのユニット内部のユニット内監視手段は、ユニット内部の機能回路部の各電子回路の動作状態の監視ができなくなり、装置内監視部に送出ができず、装置内監視部もそのユニット内部の機能回路部の各電子回路の動作状態の監視ができなくなるという欠点を有している。
【0021】
一方、特開昭58−054830号公報に記載の技術においては、電源の変動を検出するための電源電圧変動検出回路を設け、かつ、電子回路に電源を供給する電源回路とは別の、監視用の電源回路を設けて、この監視用の電源回路による電源供給を受けた電源電圧変動検出回路により電源断を検出することができるが、このための電源電圧変動検出回路が必要であり、上述した各ユニットごとに電源電圧変換回路を有する従来の装置内動作状態監視方式の装置で、特開昭58−054830号公報に記載の技術のように、各ユニット内にそれぞれ電源電圧変動検出回路を設けることは各ユニット内にそれだけ回路素子を増加させてしまい、装置の小型化の妨げになるという欠点を有している。
【0022】
本発明の目的は、各ユニット内部に電源断の検出回路を設けずに、ユニット内部の電源電圧変換回路からの電源供給が断になったとき、ユニット内部の電源供給が断になったことを装置内監視部が検出することができるとともに、ユニット内部の機能回路の監視を継続できる装置内動作状態監視方式を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の装置内動作状態監視方式は、装置の所定機能を実行する機能実行手段を有した複数のユニットと、前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作を監視する装置内監視部と、前記複数のユニット及び前記装置内監視部に電源を供給する電源部とを備え、前記複数のユニットは、前記機能実行手段の動作を監視して取得した監視情報を前記装置内監視部に送信するユニット内監視手段と、前記機能実行手段及び前記ユニット内監視手段にユニット内現用電源を供給する第1の電源電圧変換回路とを有した装置内動作状態監視方式であって、前記電源部は、前記複数のユニットの前記第1の電源電圧変換回路及び前記装置内監視部に現用電源を供給するとともに、前記ユニット内現用電源断時に前記ユニット内監視手段に供給されるユニット内監視用予備電源を前記装置内監視部が生成するための予備電源を前記装置内監視部に供給し、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段は、取得した前記監視情報を、前記装置内監視部からのポーリング動作に応答して順次前記装置内監視部に送信し、前記装置内監視部は、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から送信される前記監視情報を前記ポーリング動作により順次取得し、前記第1の電源電圧変換回路の障害により前記ユニット内現用電源が断になったときには、前記ユニット内現用電源の断のために前記ポーリング動作への応答が行われなかった障害発生ユニットを、前記ポーリング動作に対する無応答のユニットとして検出し、それまで前記ユニット内監視手段に供給されていた前記ユニット内現用電源の代りに、前記予備電源から生成した、前記ユニット内現用電源と電圧の値が同じユニット内監視用予備電源を前記ユニット内監視手段に直接供給することを特徴として構成される。
【0024】
また、第2の発明の装置内動作状態監視方式は、第1の発明の装置内動作状態監視方式において、前記電源部は、
(A)前記複数のユニット及び前記装置内監視部に前記現用電源を供給する現用電源供給手段、
(B)前記装置内監視部に前記予備電源を供給する予備電源供給手段、を備え前記装置内監視部は、
(C)前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作状態についての前記監視情報を、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から、前記複数のユニットのそれぞれに対して接続された監視用バスを介して取得し、また、前記複数のユニットの前記第1の電源電圧変換回路から供給される前記ユニット内現用電源の断が発生したとき、前記ユニット内現用電源が断になったことを検出し、前記ユニット内現用電源が断となったことを示す電源断情報及び前記ユニット内現用電源が断になった前記ユニットを特定するためのユニット情報を通知するためのユニット内監視用現用電源断信号を出力する装置内監視手段、
(D)前記電源部から供給される前記現用電源を入力して、前記装置内監視手段に必要な電圧を有する電源を供給し、また、前記ユニット内監視用現用電源断信号を前記装置内監視手段から受信したとき、前記電源部から供給される前記予備電源を入力して、前記予備電源を電圧変換し前記複数のユニットの前記ユニット内現用電源と同じ電圧である前記ユニット内監視用予備電源を生成し、前記ユニット内監視用現用電源断信号に基づいて、前記ユニット内現用電源が断になったユニットの前記ユニット内監視手段に対して、前記ユニット内監視用予備電源を直接供給する第2の電源電圧変換回路、を備えたことを特徴として構成される。
【0025】
また、第3の発明の装置内動作状態監視方式は、第2の発明の装置内動作状態監視方式において、前記装置内監視手段は、
(A)前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作状態についての前記監視情報を、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から、前記複数のユニットのそれぞれに対して接続された前記監視用バスを介して前記ポーリング動作により収集するユニット内監視情報収集手段、
(B)前記ユニット内現用電源が断になったとき、前記ユニット内現用電源が断になったことを検出して前記ユニット内監視用現用電源断信号を出力するユニット内監視用現用電源断検出手段、を備え、前記第2の電源電圧変換回路は、
(C)前記電源部から供給される現用電源を入力して電圧変換し、前記装置内監視手段の前記ユニット内監視情報収集手段及びユニット内監視用現用電源断検出手段に必要な電圧を有した現用電源として装置内監視用電源を供給する装置内監視用電源供給手段、
(D)前記ユニット内監視用現用電源断信号を前記ユニット内監視用現用電源断検出手段から受信したとき、前記電源部から供給される予備電源を入力して電圧変換し、前記ユニット内現用電源と同じ電圧の前記ユニット内監視用予備電源を生成させて、前記ユニット内監視用現用電源断信号に基づき、前記ユニット内現用電源が断になったユニットの前記ユニット内監視手段に、生成した前記ユニット内監視用予備電源を直接供給するユニット用予備電源供給手段、を備えることを特徴として構成される。
【0026】
また、第4の発明の装置内動作状態監視方式は、第3の発明の装置内動作状態監視方式において、前記第2の電源電圧変換回路は、前記電源部から供給される前記現用電源の断を検出する現用電源断検出手段と、前記現用電源断検出手段により前記現用電源の断が検出されたとき、前記予備電源を入力して電圧変換し、前記装置内監視手段の前記ユニット内監視情報収集手段及びユニット内監視用現用電源断検出手段に装置内監視用予備電源として供給する装置内監視用予備電源供給手段とを備えることを特徴として構成される。
【0027】
また、第5の発明の装置内動作状態監視方式は、第1の発明、第2の発明、第3の発明又は第4の発明の装置内動作状態監視方式において、前記装置内監視部は、制御操作入力手段を備え、前記第1の電源電圧変換回路の障害が修復され、前記ユニット内監視用予備電源の供給を停止させるための制御操作入力が前記制御操作入力手段で行われたとき、前記制御操作入力手段から出力される制御信号に基づいて、前記第2の電源電圧変換回路の前記ユニット用予備電源供給手段が、前記ユニット内監視手段への前記ユニット内監視用予備電源の供給を停止させることを特徴として構成される。
【0028】
また、第6の発明の装置内動作状態監視方式は、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明又は第5の発明の装置内動作状態監視方式において、前記ユニット内監視手段は、前記第1の電源電圧変換回路から供給される前記ユニット内現用電源の入力回路と前記ユニット内監視用予備電源の入力回路とを結合するための、逆流防止用のダイオードを使用して構成されるダイオード結合回路を備えたことを特徴として構成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明は、装置に実装される各ユニット内部にそれぞれ電源供給回路として電源電圧変換回路を持ち、各ユニット内では、そのユニット内の電源電圧変換回路から供給されるユニット内電源(ユニット内現用電源)によって所定機能を実行する手段である、例えば電子回路のような機能回路が動作し、その機能回路の動作状態を、上記電源電圧変換回路からユニット内電源が供給されて動作するユニット内の監視手段が監視して、監視した監視結果を示す監視情報を上記装置の装置内監視部がポーリングにより収集し、ユニット内部の上記ユニット内電源が断になったときは、上記装置内監視部が、ポーリング応答の無いことから上記ユニット内部でのユニット内電源断を検出して、上記電源電圧変換回路から供給されていたユニット内電源の代りに、予備の電源をユニット内の監視手段に供給してそのユニット内監視手段の監視動作が不能になることを防ぐように構成された装置内動作状態監視方式である。
【0030】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1は、本発明の装置内動作状態監視方式の実施の一形態の構成を示すブロック図である。
【0032】
図1に示す本実施の形態の装置内動作状態監視方式は、装置の所定機能を実行する手段としての機能回路(機能実行手段:図示せず)を搭載し、この機能回路の動作を監視して取得した前記監視情報を、後述する装置内監視部3からのポーリング動作に応答して順次装置内監視部3に送信する複数のユニット2a〜2bと、複数のユニット2a〜2bのそれぞれから送信される監視情報をポーリング動作により順次取得することでユニット2a〜2bの機能回路の動作を監視し、ユニット内電源16(ユニット内現用電源)が断になったとき、ポーリング動作への応答が行われなかった障害発生ユニットを、ポーリング動作に対する無応答のユニットとして検出し、それまで供給されていたユニット内電源16の代りに、予備電源12から生成した、それまで供給されていたユニット内電源16と電圧の値が同じユニット内監視用予備電源13a〜13bを、障害が発生したユニットに供給する装置内監視部3と、装置の外部より外部電源10を供給されて装置内部の装置内監視部3及び上記複数のユニット2a〜2bのそれぞれに電源11を供給し、また、複数のユニット2a〜2bのそれぞれの内部で、電源11から生成されるユニット内電源16が断になったとき、断となったユニット内電源16の代りとなる上記ユニット内監視用予備電源13a〜13bを生成するための予備電源として用いられる予備電源12を装置内監視部3に供給する電源部1とから構成される。
【0033】
また、電源部1は、複数のユニット2a〜2b及び装置内監視部3に供給される電源11を供給する現用電源供給手段(図示せず)と、装置内監視部3に供給される予備電源である予備電源12を供給する予備電源供給手段(図示せず)とから構成される。
【0034】
また、複数のユニット2a〜2bは、所定機能を実現するための上記機能回路を搭載する機能回路部5と、機能回路部5の動作状態を監視し、機能回路部5の動作状態の監視により取得した監視情報を、後述する装置内監視部3からのポーリング動作に応答して順次、装置内監視部3に送信するユニット内監視手段6と、機能回路部5及びユニット内監視手段6にユニット内電源16を供給する電源電圧変換回路4(第1の電源電圧変換回路)とから構成される。
【0035】
また、装置内監視部3は、複数のユニット2a〜2bに対して装置内の監視用バス15a〜15bを介して接続され、複数のユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6から、上記監視用バス15a〜15bを介してポーリング動作により上記監視情報を収集し、また、複数のユニット2a〜2bの中で、電源電圧変換回路4の障害のためにユニット内電源16が断になったユニットが発生したとき、ユニット内電源16の断及びユニット内電源16が断になったユニットを検出して、後述する電源電圧変換回路7に対して、ユニット内予備電源13aを生成させ、ユニット内電源16が断になったユニットのユニット内監視手段6に供給させる装置内監視手段8と、電源11を入力して、装置内監視手段8に必要な電圧を有する装置内監視用電源17を装置内監視手段8に供給し、また、電源電圧変換回路4の障害のため電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16が断のとき、電源部1から供給される予備電源12を入力して、複数のユニット2a〜2bの電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16と同じ電圧のユニット内予備電源13aを生成させ、電源電圧変換回路4が障害になったユニットの電源電圧変換回路4に供給する電源電圧変換回路7(第2の電源電圧変換回路)とから構成される。
【0036】
また、装置内監視手段8は、複数のユニット2a〜2bのそれぞれの機能回路部5の機能回路の動作状態についての監視情報をそれぞれの機能回路部5から取得するために、複数のユニット2a〜2bに対して装置内の監視用バス15a〜15bを介して接続され、複数のユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6から、上記監視用バス15a〜15bを介してポーリング動作により上記監視情報を収集するユニット内監視情報収集手段(図示せず)と、ユニット内電源16が断になったとき、ユニット内電源16が断になったことを検出して、ユニット内電源16が断となったことを示す電源断情報及びユニット内電源16が断になったユニットを特定するためのユニット情報を通知するユニット内電源断信号18(ユニット内監視用現用電源断信号)を出力するユニット内電源断検出手段(ユニット内監視用現用電源断検出手段:図示せず)とから構成される。
【0037】
また、電源電圧変換回路7は、電源部1から供給される電源11を入力して電圧変換し、装置内監視手段8のユニット内監視情報収集手段及びユニット内電源断検出手段に必要な電圧を有する、現用電源としての装置内監視用電源17を供給する装置内監視用電源供給手段(図示せず)と、装置内監視手段8のユニット内電源断検出手段から出力されたユニット内電源断信号18を受信したとき、電源部1から供給される予備電源12を入力して電圧変換し、ユニット内電源16と同じ電圧のユニット内監視用予備電源13a〜13bを生成させて、ユニット内電源断信号18に基づき、ユニット内電源16が断になったユニットのユニット内監視手段6に、生成したユニット内監視用予備電源13a〜13bを直接供給するユニット用予備電源供給手段(図示せず)とから構成される。
【0038】
次に、動作を説明する。
【0039】
最初に、ユニット2a〜2bのそれぞれの電源電圧変換回路4の動作が正常で、各ユニットのユニット内監視手段6が正常に動作している場合の、本発明の装置内動作状態監視方式の動作について説明する。
【0040】
この場合の動作は、従来技術の欄で説明した、図2に示す従来の装置内動作状態監視方式の動作と同様の動作である。
【0041】
図1において、電源部1は外部より外部電源10を供給されて装置内部の装置内監視部3及び複数のユニット2a〜2bに電源11を供給する。電源部1から複数のユニット2a〜2bに供給される電源11は、各ユニット2a〜2bのそれぞれの電源電圧変換回路4に入力され、ユニット2a〜2bのそれぞれの電源電圧変換回路4によってユニット内電源16に変換されて、それぞれの機能回路部5に供給される。
【0042】
また、ユニット2a〜2bのそれぞれの電源電圧変換回路4は、電源部1から供給される電源11より変換したユニット内電源16をユニット内監視手段6にも供給する。
【0043】
ユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6は、同一ユニット内の機能回路部5の動作状態を監視して取得した、監視結果を示す監視情報を、内蔵する図示しないメモリに格納し、装置内監視部3への監視情報の送信を要求するポーリング信号を装置内監視部3から順次受信すると、装置内監視部3に監視結果を送出するため、上記メモリに格納されている監視情報をそれぞれ読み出して、上記ポーリング信号に対する応答として、読み出した監視情報を含む応答信号を監視用バス15a〜15bを介して装置内監視部3に、装置内監視部3からの上記ポーリング動作に応じて順次送信する。
【0044】
装置内監視部3は、複数のユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6に対して、装置内監視部3への監視情報の送信を要求するポーリング信号を、あらかじめ定められた時間ごとに、あらかじめ定められた順序で送信し、それぞれのユニット内監視手段6からの応答信号を順次受信して装置内のユニット2a〜2bのそれぞれの機能回路部5の動作状態についての監視情報を収集する。
【0045】
次に、各ユニット2a〜2bの電源電圧変換回路4に障害が発生し、電源電圧変換回路4によって電源11から変換されるユニット内電源16の供給が断になった場合の動作について説明する。
【0046】
以下の説明では、一例として、ユニット2aの電源電圧変換回路4に障害が発生した場合について説明する。
【0047】
ユニット2aの電源電圧変換回路4に障害が発生して、それまで電源電圧変換回路4により電源11から変換され供給されていたユニット内電源16の供給が断になることにより、ユニット2aのユニット内監視手段6の動作が停止してしまい、装置内監視部3の装置内監視手段8による、ユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6に対する上記ポーリングにおいて、ユニット2aのユニット内監視手段6に対するポーリング信号が監視用バス15aを介して送信されたとき、ユニット2aのユニット内監視手段6からは、監視用バス15aを介して送信されてくるべき応答信号が装置内監視手段8に送信されてこないため、装置内監視部3の装置内監視手段8は、ユニット2aの電源電圧変換回路4に障害が発生してユニット内監視手段6に対する電源の供給が断となり、ユニット2aのユニット内監視手段6の動作が停止し、装置内監視手段8からのポーリングに対してユニット2aが無応答となったものと判定する。
【0048】
装置内監視部3の装置内監視手段8は、ユニット内電源断信号18を電源電圧変換回路7に出力する。電源電圧変換回路7は、装置内監視手段8からユニット内電源断信号18を受信したとき、電源部1から供給される予備電源12を入力して、予備電源12を電圧変換し、ユニット2aのユニット内電源16と同じ電圧であるユニット内監視用予備電源13aを生成し、ユニット内電源断信号18に基づいて、ユニット内電源16が断になったユニット2aのユニット内監視手段6に対して、ユニット内監視用予備電源13aを直接供給する。
【0049】
上記のようにして、ユニット2aのユニット内監視手段6は、電源電圧変換回路4より供給されていたユニット内電源16の代りに、装置内監視部3の電源電圧変換回路7からユニット内予備電源13aを供給されて動作を再開する。
【0050】
ユニット2aのユニット内監視手段6は動作を再開すると、装置内監視部3により行われる次のポーリング動作のときに、装置内監視部3への応答信号により、電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16の断が発生したことが装置内監視部3に通知される。
【0051】
なお、ユニット2a〜2bのそれぞれのユニット内監視手段6において、同一のユニット内の電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16の入力回路を、電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16の断時に装置内監視部3の電源電圧変換回路7から直接供給されるユニット内予備電源13a〜13bの入力回路と逆流防止用のダイオードで結合しておくことにより、電源電圧変換回路7からユニット内予備電源13a〜13bが直接供給されている状態で、それまで障害のためユニット内電源16の供給を停止していた電源電圧変換回路4の障害が復旧してユニット内電源16の供給が再開されたときには、ユニット内電源16とユニット内予備電源13aとが並列に供給される状態になる。
【0052】
以上で、図1に示す装置内動作状態監視方式の動作説明を終了する。
【0053】
上記の説明では、ユニットの電源電圧変換回路4からのユニット内電源16の供給の断が装置内監視部3によって判定されたとき、装置内監視部3は、電源電圧変換回路7に対して電源部1から供給される予備電源12を電圧変換させて、電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16と同じ電圧のユニット内予備電源13aを生成させ、ユニット2aのユニット内監視手段6にだけ生成した前記ユニット内電源16を直接供給させることで説明したが、電源電圧変換回路4を介してユニット内監視手段6と機能回路部5に供給されるようにしてもよい。
【0054】
また、上記の説明では、ユニット2aの電源電圧変換回路4に障害が発生して、電源11から変換されるユニット内電源16の供給が断になった場合について説明したが、電源部1からの電源11が電源部1の障害のために断となった場合には、装置内監視部3の装置内監視手段8の電子回路に供給されている、電源電圧変換回路7によって電源11から変換される装置内監視用電源17も断となってしまい、装置内監視手段8の監視動作が停止してしまうので、装置内監視部3の監視機能が停止してしまうことになる。この状態を防止するため、電源電圧変換回路7に、電源部1から供給される電源11の断を検出する装置内現用電源断検出手段(図示せず)と、この装置内現用電源断検出手段により電源11の断が検出されたとき、予備電源12を入力して電圧変換し、装置内監視手段8のユニット内監視情報収集手段とユニット内監視用現用電源断検出手段とに、装置内監視用予備電源19として供給する装置内監視用予備電源供給手段(図示せず)とを備えるように構成してもよい。
【0055】
上記のように構成することにより、電源11の断の状態になった場合でも、装置内監視手段8の監視動作を継続させることができ、装置内監視部3は、電源11が断の状態になったことを外部に通報することができる。
【0056】
また、電源部1からの電源11が電源部1の障害のために断となった場合に対応する別な方法として、電源電圧変換回路7において、電源11から変換される装置内監視用電源17と予備電源12から変換される装置内監視用予備電源19とが常時、ダイオード結合回路により装置内監視手段8に供給されるように構成することにより、電源11が断の状態になった場合でも装置内監視手段8の監視動作を継続させることができる。
【0057】
また、上述した、ユニット2aの電源電圧変換回路4に障害が発生して、電源11から変換される電源の供給が断になったことにより、ユニット2aのユニット内監視手段6の動作が停止してしまう場合についての説明では、装置内監視手段8が、ユニット内監視手段6に対する電源電圧変換回路4からのユニット内電源16の供給断を検出し、電源電圧変換回路7に対して、電源部1から供給される予備電源12を電圧変換して、電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16と同じ電圧のユニット内予備電源13aを生成させ、電源電圧変換回路4から供給されるユニット内電源16が断になって電源の供給が無くなったユニット2aのユニット内監視手段6にのみ、生成したユニット内予備電源13aを直接供給させるように制御を行うことで説明したが、通常、ユニット2a〜2bの全ての電源電圧変換回路4に障害が同時に発生することはあまりないものと考え、あらかじめ定められた数のユニットの電源電圧変換回路4に障害が同時に発生する場合を想定して、電源電圧変換回路7には、上記の数だけのユニット内監視手段6に対して生成したユニット内予備電源13aを直接供給させられるだけの電力容量を設定するようにしてもよい。
【0058】
また、装置内監視部3に、図示しない制御操作入力手段を設け、電源電圧変換回路4の障害が修復されたとき、ユニット内監視用予備電源13a〜13bの中の、それまで供給が行われていたユニット内監視用予備電源の供給を停止させるための制御操作入力を上記制御操作入力手段で行って、この制御操作入力手段から出力される制御信号(図示せず)に基づいて、電源電圧変換回路7のユニット用予備電源供給手段が、ユニット内監視手段6への上記ユニット内監視用予備電源の供給を停止させるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の装置内動作状態監視方式は、ユニット内部の電源電圧変換回路からユニット内監視手段に供給されていた電源が断になった場合、装置内監視部は、ポーリング動作の相手先のユニットからの応答が無いことから相手先のユニットの供給電源の断を検出し、それまでユニット内監視手段に供給されていた、上記電源電圧変換回路から供給される電源の代りに、装置の電源部から供給される予備電源を電圧変換して前記ユニット内監視手段に予備電源として直接供給するように構成することにより、各ユニット内部に電源断の検出回路を設けずに、ユニット内部の電源電圧変換回路からの電源供給が断になったとき、ユニット内部の電源供給が断になったことを装置内監視部が検出することができるとともに、ユニット内部の機能回路の監視を継続することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置内動作状態監視方式の実施の一形態の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の装置内動作状態監視方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電源部
2a〜2b ユニット
3 装置内監視部
4 電源電圧変換回路
5 機能回路部
6 ユニット内監視手段
7 電源電圧変換回路
8 装置内監視手段
10 外部電源
11 電源
12 予備電源
13a〜13b ユニット内監視用予備電源
15a〜15b 監視用バス
16 ユニット内電源
17 装置内監視用電源
18 ユニット内電源断信号
19 装置内監視用予備電源
21 電源部
22a〜22b ユニット
23 装置内監視部
26 ユニット内監視手段
27 電源電圧変換回路
28 装置内監視手段
Claims (6)
- 装置の所定機能を実行する機能実行手段を有した複数のユニットと、前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作を監視する装置内監視部と、前記複数のユニット及び前記装置内監視部に電源を供給する電源部とを備え、前記複数のユニットは、前記機能実行手段の動作を監視して取得した監視情報を前記装置内監視部に送信するユニット内監視手段と、前記機能実行手段及び前記ユニット内監視手段にユニット内現用電源を供給する第1の電源電圧変換回路とを有した装置内動作状態監視方式であって、前記電源部は、前記装置内監視部及び前記複数のユニットの前記第1の電源電圧変換回路に現用電源を供給するとともに、前記ユニット内現用電源断時に前記ユニット内監視手段に供給されるユニット内監視用予備電源を前記装置内監視部が生成するための予備電源を前記装置内監視部に供給し、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段は、取得した前記監視情報を、前記装置内監視部からのポーリング動作に応答して順次前記装置内監視部に送信し、前記装置内監視部は、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から送信される前記監視情報を前記ポーリング動作により順次取得し、前記第1の電源電圧変換回路の障害により前記ユニット内現用電源が断になったときには、前記ユニット内現用電源の断のために前記ポーリング動作への応答が行われなかった障害発生ユニットを、前記ポーリング動作に対する無応答のユニットとして検出し、それまで前記ユニット内監視手段に供給されていた前記ユニット内現用電源の代りに、前記予備電源から生成した、前記ユニット内現用電源と電圧の値が同じユニット内監視用予備電源を前記ユニット内監視手段に直接供給することを特徴とする装置内動作状態監視方式。
- 請求項1記載の装置内動作状態監視方式において、前記電源部は、
(A)前記複数のユニット及び前記装置内監視部に前記現用電源を供給する現用電源供給手段
(B)前記装置内監視部に前記予備電源を供給する予備電源供給手段、を備え、前記装置内監視部は、
(C)前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作状態に関する前記監視情報を、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から、前記複数のユニットのそれぞれに対し接続された監視用バスを介して取得し、また、前記複数のユニットの前記第1の電源電圧変換回路から供給される前記ユニット内現用電源の断が発生したとき、前記ユニット内現用電源が断になったことを検出し、前記ユニット内現用電源が断となったことを示す電源断情報及び前記ユニット内現用電源が断になった前記ユニットを特定するためのユニット情報を通知するためのユニット内監視用現用電源断信号を出力する装置内監視手段、
(D)前記電源部から供給される前記現用電源を入力して、前記装置内監視手段に必要な電圧を有する電源を供給し、また、前記ユニット内監視用現用電源断信号を前記装置内監視手段から受信したとき、前記電源部から供給される前記予備電源を入力して、前記予備電源を電圧変換し前記複数のユニットの前記ユニット内現用電源と同じ電圧である前記ユニット内監視用予備電源を生成し、前記ユニット内監視用現用電源断信号に基づいて、前記ユニット内現用電源が断になったユニットの前記ユニット内監視手段に対して、前記ユニット内監視用予備電源を直接供給する第2の電源電圧変換回路、を備えたことを特徴とする装置内動作状態監視方式。 - 請求項2記載の装置内動作状態監視方式において、前記装置内監視手段は、
(A)前記複数のユニットのそれぞれの前記機能実行手段の動作状態に関する前記監視情報を、前記複数のユニットのそれぞれの前記ユニット内監視手段から、前記複数のユニットのそれぞれに対して接続された前記監視用バスを介して前記ポーリング動作により収集するユニット内監視情報収集手段、
(B)前記ユニット内現用電源が断になったとき、前記ユニット内現用電源が断になったことを検出して前記ユニット内監視用現用電源断信号を出力するユニット内監視用現用電源断検出手段、を備え、前記第2の電源電圧変換回路は、
(C)前記電源部から供給される現用電源を入力して電圧変換し、前記装置内監視手段の前記ユニット内監視情報収集手段及びユニット内監視用現用電源断検出手段に必要な電圧を有した現用電源として装置内監視用電源を供給する装置内監視用電源供給手段、
(D)前記ユニット内監視用現用電源断信号を前記ユニット内監視用現用電源断検出手段から受信したとき、前記電源部から供給される予備電源を入力して電圧変換し、前記ユニット内現用電源と同じ電圧の前記ユニット内監視用予備電源を生成させて、前記ユニット内監視用現用電源断信号に基づき、前記ユニット内現用電源が断になったユニットの前記ユニット内監視手段に、生成した前記ユニット内監視用予備電源を直接供給するユニット用予備電源供給手段、を備えることを特徴とする装置内動作状態監視方式。 - 請求項3記載の装置内動作状態監視方式において、前記第2の電源電圧変換回路は、前記電源部から供給される前記現用電源の断を検出する現用電源断検出手段と、前記現用電源断検出手段により前記現用電源の断が検出されたとき、前記予備電源を入力して電圧変換し、前記装置内監視手段の前記ユニット内監視情報収集手段及びユニット内監視用現用電源断検出手段に装置内監視用予備電源として供給する装置内監視用予備電源供給手段とを備えることを特徴とする装置内動作状態監視方式。
- 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の装置内動作状態監視方式において、前記装置内監視部は、制御操作入力手段を備え、前記第1の電源電圧変換回路の障害が修復され、前記ユニット内監視用予備電源の供給を停止させるための制御操作入力が前記制御操作入力手段で行われたとき、前記制御操作入力手段から出力される制御信号に基づいて、前記第2の電源電圧変換回路の前記ユニット用予備電源供給手段が、前記ユニット内監視手段への前記ユニット内監視用予備電源の供給を停止させることを特徴とする装置内動作状態監視方式。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の装置内動作状態監視方式において、前記ユニット内監視手段は、前記第1の電源電圧変換回路から供給される前記ユニット内現用電源の入力回路と前記ユニット内監視用予備電源の入力回路とを結合するための逆流防止用のダイオードを用いて構成されるダイオード結合回路を備えたことを特徴とする装置内動作状態監視方式。
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JP2003002339A JP2004213552A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 装置内動作状態監視方式 |
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JP2003002339A JP2004213552A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 装置内動作状態監視方式 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008029621A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Daikin Industries, Ltd. | Climatiseur |
US11921402B2 (en) | 2019-09-06 | 2024-03-05 | Light Widow, Llc | Systems and method for capturing filter data on a matte box |
-
2003
- 2003-01-08 JP JP2003002339A patent/JP2004213552A/ja active Pending
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