JP2018058527A - 車両用サンシェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブアッセンブリされた状態で、サンシェードに発生する皺や癖を抑制することができる車両用サンシェード装置を提供する。
【解決手段】車両用サンシェード装置10は、ドアトリムの端部に組み付けられるドアアッパー11と、ドアアッパー11に両端を軸支され、軸回転方向に付勢された巻取軸13と、下端部が巻取軸13に固定され、巻取軸13に巻き取られるサンシェード14と、サンシェード14の上端部に設けられ、サンシェード14を引き出す際の把手となるノブ17と、を有している。この場合、ドアアッパー11は、巻取軸13に巻き取られたサンシェード14の巻取体から離間した状態でノブ17を保持する保持部12を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用サンシェード装置に関する。
従来より、車両の窓ガラス(例えばドアウィンドウ)を透過して室内に入射する日光を遮蔽するために、ドアウィンドウの内側面を被覆する車両用サンシェード装置が知られている。車両用サンシェード装置は、巻取軸と、当該巻取軸に巻き取られるサンシェードとを主体に構成されている。この車両用サンシェード装置にあっては、乗員が巻取軸に巻き取られたサンシェードを引き出して車体側のフック部材に係止することで、サンシェードがドアウィンドウの内側面を被覆した使用位置に保持される。
例えば特許文献1には、サンシェードの引出側の端部に、当該サンシェードを引き出す際の把手となるノブを備える車両用サンシェード装置が開示されている。具体的には、布状のスクリーン(サンシェード)の上側端末には、フレームが設けられており、ノブはフレームの長手方向の中間位置の上側に設けられている。このノブの長手方向の一端側には、下側に張り出した軸取付部が両側に設けられており、各軸取付部には、外方へと突き出る回転軸が取り付けられている。フレームの中間位置の上側には切欠部が設けられており、ノブは切欠部の両側部に形成された丸孔である軸支持部に回転可能に支持されている。この構成により、ノブは、フレームの長手方向を回転軸方向としてフレームに対して回転可能とされている。
特開2014−159183号公報
このような構成の車両用サンシェード装置にあっては、巻取軸とサンシェードとがケーシングであるドアアッパーにサブアッセンブリされており、このサブアッセンブリされたユニットが内装トリムに組み付けられる。一方、サブアッセンブリされた状態においては、巻取軸に作用する巻取力を受けてサンシェードが最後まで巻き取られることで、巻取軸に巻き取られたサンシェードの巻取体に対してノブが直接当接してしまう。この場合、ノブの当接した箇所に皺や癖が生じてしまい、サンシェード使用時に見栄えが低下するなどの不都合が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サブアッセンブリされた状態で、サンシェードに発生する皺や癖を抑制することができる車両用サンシェード装置を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明は、車両に設けられたウィンドウの内側面を被覆する車両用サンシェード装置において、車体パネルを覆う内装トリムの端部に組み付けられるドアアッパーと、ドアアッパーに両端を軸支され、軸回転方向に付勢された巻取軸と、巻取側の端部が巻取軸に固定され、当該巻取軸に巻き取られるサンシェードと、サンシェードの引出側の端部に設けられ、サンシェードを引き出す際の把手となるノブと、を有し、ドアアッパーは、巻取軸に巻き取られたサンシェードの巻取体から離間した状態でノブを保持する保持部を備えることを特徴とする。
ここで、本発明において、ノブは、把手となるノブ本体と、ノブ本体の基端部側に設けられ、サンシェードの引出側の端部にノブ本体を回動可能に連結する連結部と、基端部より延出する挿入片と、を備え、保持部は、ノブの挿入片が挿入されることで当該ノブを保持する挿入口からなることが好ましい。
また、本発明において、挿入片は、ノブ本体の基端部を境に内向きに折れ曲がるように当該基端部に屈曲状に連設されており、ノブは、内装トリムに対してドアアッパーが組み付けられたときに、ノブ本体が内装トリムの表面に対して隙間を空けた姿勢となるように保持部に保持されることが好ましい。
そして、本発明において、保持部の挿入口の周囲には、ノブの回転を規制するリブが設けられていることが好ましい。
本発明に係る車両用サンシェード装置によれば、サブアッセンブリされた状態で、サンシェードに発生する皺や癖を抑制することができる。
本実施形態に係る車両用サンシェード装置を適用したサイドドアを室内側から眺めた斜視図 本実施形態に係る車両用サンシェード装置を適用したサイドドアを室内側から眺めた斜視図 車両用サンシェード装置の構成を模式的に示す正面図 車両用サンシェード装置の構成を模式的に示す断面図 ノブの構成を模式的に示す斜視図 ドアアッパーがドアトリムに組み付けられた状態を示す断面図 本実施形態に係る車両用サンシェード装置に対して比較例となる構成を模式的に示す断面図 本実施形態に係る車両用サンシェード装置に対して比較例となる構成を模式的に示す断面図
以下、本実施形態に係る車両用サンシェード装置10について説明する。ここで、図1及び図2は、本実施形態に係る車両用サンシェード装置10を適用したサイドドア1を室内側から眺めた斜視図である。この場合、図1は、サンシェード14を展開した状態を示し、図2は、サンシェード14を収容した状態を示している。
サイドドア1は、例えば、センタピラーとリアピラーとの間のドア開口部に開閉自在に取り付けられるリアサイドドアである。サイドドア1は、室外側のドア半体を形成するドアアウタパネル(図示せず)と、室内側のドア半体を形成するドアインナパネル(図示せず)とを備えるドア本体2を主体に構成されている。
ドア本体2の室内側には、ドアインナパネル(車体パネル)を覆う内装トリムであるドアトリム3が装着されている。ドアトリム3は、適宜の合成樹脂材を用いた型成形によって形成されており、室内側の側面(表面)にはクッションと表装を兼ねた表皮が貼合されている。
また、サイドドア1は、ドア本体2(ドアインナパネル)の上部に、ドアウィンドウ5の昇降を案内するドアサッシュ4を備えている。ドアサッシュ4は、ドア本体2に取付けられる、車両前後方向に沿った下辺部(図示せず)と、この下辺部の上方に位置する、車両前後方向に沿った上辺部4aと、下辺部の前端と上辺部4aの前端とを連結する前辺部4bと、下辺部の後端と上辺部4aの後端とを連結する後辺部4cと、からなる枠部材である。
図3は、車両用サンシェード装置10の構成を模式的に示す正面図であり、図4は、車両用サンシェード装置10の構成を模式的に示す断面図である。車両用サンシェード装置10は、ドアウィンドウ5の内側面を被覆することにより、当該ドアウィンドウ5を透過して室内に入射する日光を遮蔽したり、車内のプライバシーを確保したりする装置である。
車両用サンシェード装置10は、ドアアッパー11と、巻取軸13と、サンシェード14と、を主体に構成されている。車両用サンシェード装置10は、巻取軸13とサンシェード14とがドアアッパー11にサブアッセンブリされた状態で、ドアトリム3の上端部に車両前後方向に沿って配置されている。
ドアアッパー11は、巻取軸13及びサンシェード14をサブアッセンブリするケーシングであり、適宜の合成樹脂材を用いた型成形によって形成されている。ドアアッパー11は、ドアトリム3の上端部に組み付けられており、当該ドアアッパー11の一部は、ドアトリム3とともに車室内装の意匠面を構成している。
ドアアッパー11には、巻取軸13を回転自在に支持する軸受部11bが設けられており、当該軸受部11bに支持された巻取軸13は、ドアトリム3内側の空間部に収容される。また、ドアアッパー11は、ドアトリム3の上側縁部との間に、車両前後方向に沿って横長となるサンシェード用開口11aを備えている。巻取軸13に巻き取られたサンシェード14は、サンシェード用開口11aから引き出し可能となる。
また、ドアアッパー11の車両前後方向の略中央位置(後述するノブ17と対応する位置)には、ノブ17を保持するための保持部12が設けられている。保持部12は、ノブ17の一部を挿入するための挿入口(開口)からなり、この保持部12にノブ17が挿入されることで当該ノブ17が保持される。保持部12は、所要の距離だけ巻取軸13から離間した位置に設けられている。そのため、保持部12によってノブ17を保持する際には、スクリーン15を巻取軸13から一定量だけ引き出す必要があり、保持部12に保持されたノブ17は、スクリーン15の巻取体に対して一定距離だけ離間される。
また、保持部12の挿入口の周囲には、リブ12aが設けられている。このリブ12aは、保持部12の剛性を確保して、ノブ17が回転することを防止する機能を担っている。リブ12aの本数やその長さは、自由に設定することができる。
巻取軸13は、サンシェード14を巻き取るための軸部材であり、巻取軸13の両端部は、ドアアッパー11に設けられた一対の軸受部11bに軸支されている。巻取軸13は、例えば渦巻スプリング等の付勢部材により、一方の軸回転方向(サンシェード14の巻取方向)に付勢されている。
サンシェード14は、スクリーン15と、保持バー16とで構成されている。
スクリーン15は、ドアウィンドウ5の内側面を被覆する部材である。スクリーン15は、巻取軸13の外周上に巻取可能な柔軟性を有する薄い材料からなり、ドアウィンドウ5の形状に応じた所要の形状に裁断されている。また、スクリーン15は、遮光性を備える。例えば、スクリーン15はメッシュ状の布地などを用いることができる。
スクリーン15の下側端末(巻取側の端末)は、巻取軸13に固定されている。巻取軸13に付与された付勢力に従って巻取軸13が軸回転することで、当該巻取軸13にスクリーン15が巻き取られる。一方、巻取軸13に付与された付勢力に抗して巻取軸13を逆回転させることで、スクリーン15を引き出すことができる。
保持バー16は、スクリーン15を弛みなく整然と引き出すための部材であり、スクリーン15の上側端末(引出側の端末)に車両前後方向に沿って設けられている。保持バー16は、例えば、車両前後方向に沿って軸が延在する棒状の部材から構成されている。
また、スクリーン15の上側端末には、スクリーン15の一部が切り欠かれた切欠部15aが設けられている。切欠部15aの設定位置においては、保持バー16が部分的に露出した状態となる。これにより、ドアサッシュ4の上辺部4aに設けられたフック部材(図示せず)に対して保持バー16を引っ掛けることができる。この切欠部15aは、後述するノブ17を中央にしてその両側にそれぞれ配置されている。すなわち、切欠部15aは、保持バー16の前端側と後端側とにそれぞれ一つずつ設けられている。
図5は、ノブ17の構成を模式的に示す斜視図である。保持バー16の車両前後方向に沿った中央部には、ノブ17が取り付けられている。ノブ17は、室内側に臨むように保持バー16に取り付けられており、スクリーン15を引き出したり巻き取ったりする際の把手として機能する。
ノブ17は、サンシェード用開口11aよりも大きな形状とされており、スクリーン15を巻き取る際には、サンシェード用開口11aを通過することなくこれに引っ掛かる。その結果、スクリーン15の巻き取りが強制的に停止される。一方で、ノブ17はドアトリム3の上端部に位置する。スクリーン15を使用する際には、ドアトリム3の上端部に位置するノブ17を上方に持ち上げることで、スクリーン15を引き出すことができる。
ノブ17は、ノブ本体17aと、連結部17bと、挿入片17cとで構成されている。
ノブ本体17aは、把手となる部位であり、基端部17a2から先端部17a1にかけてなだらかに湾曲した形状を有している。
連結部17bは、ノブ本体17aの基端部17a2側に設けられ、サンシェード14の上端に位置する保持バー16にノブ本体17aを回動可能に連結する。具体的には、連結部17bは、ノブ本体17aの車両前後方向の両側にそれぞれ設けられており、個々の連結部17bは、ノブ本体17aの裏面側に膨出するように形成されている。連結部17bには、挿通孔が設けられており、当該挿通孔には保持バー16が挿通されている。これにより、ノブ17は、保持バー16の軸方向を回転軸方向として保持バー16に対して回転可能となっている。
挿入片17cは、ノブ本体17aの基端部17a2から延出している。挿入片17cは、ドアアッパー11の保持部12に挿入されることで、ノブ17をドアアッパー11に固定するための部位である。
挿入片17cは、ノブ本体17aの基端部17a2を境に内向きに折れ曲がるように、基端部17a2に屈曲状に連設されている。ドアアッパー11の保持部12にノブ17が保持された際には、ノブ本体17aは、ノブ本体17aと挿入片17cとの屈曲角度に応じた所定の姿勢となる。
このような構成の車両用サンシェード装置10は、ドアトリム3に組み付けられることで車両に搭載される。図3及び図4に示すように、ドアトリム3への組み付けに先立ち、巻取軸13と、サンシェード14と、ドアアッパー11とはサブアッセンブリされている。この際、サンシェード14に巻き取られた状態の巻取軸13は、軸受部11bに軸支される。一方、サンシェード14の上端部側は、スクリーン15の上側端末が巻取軸13から一定量引き出され、ノブ17の挿入片17cが、ドアアッパー11の保持部12に挿入、保持される。保持部12によってノブ17が保持されることで、巻取軸13から一定量引き出されたスクリーン15の上側端末(スクリーン15の上側端末)を介して、ノブ17とスクリーン15の巻取体とが一定距離だけ離間される。
また、ノブ本体17aと、挿入片17cとが一定の屈曲状態で連結されているため、保持部12に挿入片17cが挿入された状態では、ノブ本体17aがサンシェード14の平面から起き上がった姿勢となる。これにより、サブアッセンブリされたドアアッパー11がドアトリム3に組み付けられた際には、ノブ本体17aがドアトリム3の表面に対して隙間を空けるような姿勢状態となる(図6参照)。このように、ノブ本体17aが予め起き上がった姿勢を保持しているため、サブアッセンブリされたドアアッパー11をドアトリム3に組み付ける際には、ノブ本体17aの先端部17a1がドアトリム3の上縁部をそのまま乗り越えることができる。このため、ドアトリム3に対してスムーズな組み付けを行うことができる。
このようにして組み付けられた車両用サンシェード装置10にあっては、ドアトリム3の上端部にノブ17が現れる。ノブ17を手等で摘み、これを上下させることで、巻取軸13からサンシェード14(スクリーン15)を引き出したり、巻取軸13にサンシェード14を巻き取らせたりすることができる。巻取軸13からサンシェード14を引き出した場合には、ドアサッシュ4の上辺部4aのフック部材にサンシェード14の上端部(保持バー16)を引っ掛けることでサンシェード14を展開することできる。一方、フック部材からサンシェード14を取り外し、当該サンシェード14を巻取軸13に巻き取らせることで、サンシェード14を収容することができる。
サンシェード14を収容した際には、挿入片17cを保持部12に挿入することで、ノブ17を保持することができる。この場合には、上述の通り、ノブ本体17aがドアトリム3の表面に対して隙間を空けた姿勢となるので、ノブ17とドアトリム3との接触が抑制される。このため、車両の振動に起因してノブ17がドアトリム3にぶつかり、異音が発生するといった事態を抑制することができる。
ここで、図7及び図8を参照し、本実施形態に係る車両用サンシェード装置10に対して比較例となる車両用サンシェード装置50について説明する。この車両用サンシェード装置50は、ノブ57の保持構造を備えていない点において車両用サンシェード装置10と相違する。この車両用サンシェード装置50によれば、図7に示すように、サブアッセンブリされた状態において、巻取軸53の力によってサンシェード54が完全に巻き取られ、当該サンシェード54の上端部に位置するノブ57がサンシェード54の巻取体に対して直接当接してしまう。そのため、サンシェード54(スクリーン55)に皺や癖が付いてしまう。
また、ノブ57の保持構造を備えない場合には、ノブ57の姿勢が規制されず、保持バー56に対してノブ57が回動自在となる。サブアッセンブリされたドアアッパーをドアトリム44に組み付ける際には、ノブ57の先端側がサンシェード54に沿って垂れ下がった状態となってしまう。そのため、ドアトリム44を乗り越えさせるために、作業者がノブ57の先端側を持ち上げて、ドアトリム44との干渉を抑制した上で、ドアトリム44との組み付けを行う必要がある。
この点、本実施形態に係る車両用サンシェード装置10は、ドアトリム3の上端部に組み付けられるドアアッパー11と、ドアアッパー11に両端を軸支され、軸回転方向に付勢された巻取軸13と、下端部(巻取側の端部)が巻取軸13に固定され、巻取軸13に巻き取られるサンシェード14と、サンシェード14の上端部(引出側の端部)に設けられ、サンシェード14を引き出す際の把手となるノブ17と、を有している。この場合、ドアアッパー11は、巻取軸13に巻き取られたサンシェード14から離間した状態でノブ17を保持する保持部12を備えている。
この構成によれば、サンシェード14の上端部に設けられたノブ17が、ドアアッパー11の保持部12に保持される。この保持状態により、ノブ17と、巻取軸13に巻き取られたスクリーン15の巻取体とが一定距離だけ離間される。これにより、サブアッセンブリされた状態において、サンシェード14の巻取体にノブ17が直接当接し、サンシェード14に皺や癖が付いてしまうという不都合を抑制することができる。
また、本実施形態において、ノブ17は、把手となるノブ本体17aと、ノブ本体17aの基端部17a2側に設けられ、サンシェード14の上端部にノブ本体17aを回動可能に連結する連結部17bと、基端部17a2より延出する挿入片17cと、を備える。一方、保持部12は、ノブ17の挿入片17cが挿入されることで当該ノブ17を保持する挿入口からなる。
この構成によれば、ドアアッパー11の保持部12に挿入片17cを挿入することで、ノブ17全体を適切に保持することができる。
また、本実施形態において、挿入片17cは、ノブ本体17aの基端部17a2を境に内向きに折れ曲がるようにその基端部17a2に屈曲状に連設されている。そして、ノブ17は、ドアアッパー11がドアトリム3に組み付けられたときに、ノブ本体17aがドアトリム3の表面に対して隙間を空けた姿勢となるように保持部12に保持される。
この構成によれば、挿入片17cが内向きに屈曲した状態で連結されているため、保持部12に挿入片17cが挿入されることで、ノブ本体17aが予め起き上がった姿勢となる。そのため、アッセンブリされたドアアッパー11をドアトリム3に組み付ける際には、ノブ本体17aの先端部17a1がドアトリム3と干渉することなく、ドアトリム3の上縁部をそのまま乗り越えることができる。したがって、組付の際に、ノブ17を手で持ち上げるといった手間をかける必要がなく、ドアトリム3に対してスムーズな組み付けを行うことができる。
また、ノブ17(ノブ本体17a)がドアトリム3の表面に対して隙間を空けた姿勢となるので、ノブ17とドアトリム3との接触が抑制される。このため、車両の振動に起因してノブ17がドアトリム3にぶつかり、異音が発生するといった事態を抑制することができる。
また、本実施形態において、保持部12の周囲には、ノブ17の回転を規制するリブ12aが設けられている。
この構成によれば、保持部12の周囲の剛性を高めるとともに、ノブ17の回転を適切に規制することができる。これにより、サンシェード14の巻取力を受けてノブ17が回転し、保持部12から脱落してしまうといった事態を抑制することができる。その結果、サンシェード14にノブ17が当接して、皺や癖が発生することを抑制することができる。
以上、本実施形態の車両用サンシェード装置について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。
1 サイドドア
2 ドア本体
3 ドアトリム
4 ドアサッシュ
4a 上辺部
4b 前辺部
4c 後辺部
5 ドアウィンドウ
10 車両用サンシェード装置
11 ドアアッパー
11a サンシェード用開口
11b 軸受部
12 保持部
12a リブ
13 巻取軸
14 サンシェード
15 スクリーン
15a 切欠部
16 保持バー
17 ノブ
17a ノブ本体
17a1 先端部
17a2 基端部
17b 連結部
17c 挿入片

Claims (4)

  1. 車両に設けられたウィンドウの内側面を被覆する車両用サンシェード装置において、
    車体パネルを覆う内装トリムの端部に組み付けられるドアアッパーと、
    前記ドアアッパーに両端を軸支され、軸回転方向に付勢された巻取軸と、
    巻取側の端部が前記巻取軸に固定され、当該巻取軸に巻き取られるサンシェードと、
    前記サンシェードの引出側の端部に設けられ、前記サンシェードを引き出す際の把手となるノブと、を有し、
    前記ドアアッパーは、前記巻取軸に巻き取られた前記サンシェードの巻取体から離間した状態で前記ノブを保持する保持部を備えることを特徴とする車両用サンシェード装置。
  2. 前記ノブは、
    把手となるノブ本体と、
    前記ノブ本体の基端部側に設けられ、前記サンシェードの引出側の端部に前記ノブ本体を回動可能に連結する連結部と、
    前記基端部より延出する挿入片と、を備え
    前記保持部は、前記ノブの前記挿入片が挿入されることで当該ノブを保持する挿入口からなることを特徴とする請求項1に記載された車両用サンシェード装置。
  3. 前記挿入片は、前記ノブ本体の前記基端部を境に内向きに折れ曲がるように当該基端部に屈曲状に連設されており、
    前記ノブは、前記内装トリムに対して前記ドアアッパーが組み付けれたときに、前記ノブ本体が前記内装トリムの表面に対して隙間を空けた姿勢となるように前記保持部に保持されることを特徴とする請求項2に記載された車両用サンシェード装置。
  4. 前記保持部の挿入口の周囲には、前記ノブの回転を規制するリブが設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載された車両用サンシェード装置。
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