JP2018056583A - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品フィーダの部品切れ後も電子部品の同時取り上げを継続する。
【解決手段】回路基板2に電子部品4を装着する電子部品装着装置10において、フィーダ保持部14における部品フィーダ12の取付位置を決定する装置22であり、第1部品フィーダと第2部品フィーダとの取付位置を、両者の間で装着ヘッド16による同時取り上げが可能な位置に決定する第1決定手段と、第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダの取付位置を、(1)第2部品フィーダの取付位置に対して、又は(2)第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第2決定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

ここで開示する技術は、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に関し、特に、二以上の部品フィーダから電子部品を同時に取り上げる電子部品装着装置に関する。
特許文献1に、電子部品装着装置が開示されている。この電子部品装着装置(以下、装着装置)は、複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、部品フィーダが供給する電子部品を回路基板に装着する装着ヘッドとを備える。装着ヘッドは、複数の電子部品を保持することができるとともに、二以上の部品フィーダから電子部品を同時に取り上げることができる。このような構成によると、装着ヘッドは、回路基板に装着すべき複数の電子部品を、部品フィーダから短時間で取り上げることができる。
特許文献1にはさらに、フィーダ保持部における部品フィーダの配置に関する技術を記載されている。この技術では、例えば、第1及び第2部品フィーダを、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置関係で、フィーダ保持部に配置するとともに、第1及び第2部品フィーダと同じ電子部品をそれぞれ収容する第3及び第4部品フィーダを、同じく装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置関係で、フィーダ保持部の他の位置に配置しておく。このような配置によると、装着ヘッドは、第1及び第2の部品フィーダから電子部品の同時に取り上げることができるとともに、第1及び第2の部品フィーダの一方が部品切れ(即ち、収容する電子部品が尽きた状態)となったときは、第1及び第2部品フィーダに代えて、第3及び第4の部品フィーダから同種の電子部品を同時に取り上げることができる。これにより、装着ヘッドは、部品フィーダが部品切れとなる前後において、電子部品の同時取り上げを継続することができる。
特開2001−15998号公報
上記したように、電子部品の同時に取り上げを実施する装着装置では、フィーダ保持部における部品フィーダの配置によって、装着装置の生産性を向上することができる。従って、本明細書では、フィーダ保持部における部品フィーダの配置を好適化し得る新規な技術を提供する。
本明細書が開示する技術では、第1及び第2部品フィーダを、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置関係で、フィーダ保持部に配置する。そして、第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダを、(1)第2部品フィーダに対して、又は(2)第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダに対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置関係で、フィーダ保持部に配置する。このような配置によると、装着ヘッドは、第1部品フィーダが部品切れとなった後も、第2部品フィーダ及び第3部品フィーダを用いて、あるいは、第3部品フィーダ及び第4部品フィーダを用いて、電子部品の同時取り上げを継続することができる。
上記した技術の一側面により、本明細書は、複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドとを備え、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置において、フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する決定装置を開示する。この決定装置は、第1部品フィーダと第2部品フィーダとの取付位置を、両者の間で前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第1決定手段と、第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、前記第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダの取付位置を決定する第2決定手段とを備える。
本技術の第1の実施形態として、上記した第2決定手段は、第3部品フィーダの取付位置を、第2部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定することが好ましい。これにより、第1部品フィーダが部品切れとなった後でも、装着ヘッドは、第2及び第3部品フィーダから同種の電子部品の同時吸着を継続することができる。ここで、第3部品フィーダの取付位置の決定は、電子部品装着装置による生産運転の開始前に行われてもよいし、電子部品装着装置による生産運転の開始後に行われてもよい。
本技術の第2の実施形態として、上記した第2決定手段は、第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダがフィーダ保持部に取り付けられたときに、第3部品フィーダの取付位置を、当該第4部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定することが好ましい。これにより、第1又は第2部品フィーダが部品切れとなった後でも、装着ヘッドは、第3及び第4部品フィーダから同種の電子部品の同時吸着を継続することができる。この構成によると、電子部品装着装置による生産運転の開始後に、作業者が任意に取り付けた第4部品フィーダの取付位置に対して、第3部品フィーダの取付位置を適切に決定することができる。
実施例の電子部品装着装置の構成を模式的に示す側面図。 図1のII−II線における断面図。 制御装置(決定装置)が生産運転前に実行する処理を示すフローチャート。 図3の処理によって決定されるオリジナルフィーダの取付位置の一例を示す。 上記処理によって決定されるネクストフィーダの取付位置の一例を示す。 制御装置(決定装置)が生産運転中に実行する処理を示すフローチャート。 図6の処理によって決定されるオリジナルフィーダの取付位置の一例を示す。 図6の処理によって決定されるネクストフィーダの取付位置の一例を示す。
前述した特許文献1に記載の技術では、例えば第1部品フィーダが部品切れとなったときに、第2部品フィーダに多くの電子部品が残存しているとしても、第3及び第4部品フィーダの使用が開始されてしまう。この場合、第2部品フィーダは、長くの間、装着装置に取り付けられた状態となり、第2部品フィーダに残存する電子部品が、例えば吸湿することによって劣化するという問題がある。このような問題に対して、上述した第1の実施形態では、第2決定手段が、第3部品フィーダの取付位置を、第2部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する。このような構成によると、第1部品フィーダが部品切れとなった後でも、第2部品フィーダの使用が継続されることから、例えば、上記した問題を解決又は低減することができる。
上記した実施形態では、第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、第2部品フィーダの部品切れ後に使用される第4部品フィーダの取付位置を、第1部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第3決定手段をさらに備えることが好ましい。このような構成によると、装着装置は、第1及び第2部品フィーダのどちらが先に部品切れとなったときでも、電子部品の同時取り上げを継続することができる。
あるいは、前述した特許文献1に記載の技術では、同時取り上げの対象となる一群の部品フィーダの取付位置、例えば、第3及び第4部品フィーダの各取付位置を、同時に決定することを前提としている。従って、例えばフィーダ保持部に第4部品フィーダが先に取り付けられたときに、当該第4部品フィーダの取付位置に基づいて、第3部品フィーダの取付位置のみを追加的に決定することは想定されていない。このような問題に関して、上述した第2の実施形態では、第4部品フィーダがフィーダ保持部に取り付けられたときに、第2決定手段が、第3部品フィーダの取付位置を、当該第4部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する。このような構成によると、フィーダ保持部に第4部品フィーダが先に取り付けられたときに、当該第4部品フィーダの取付位置に基づいて、第3部品フィーダの取付位置を追加的に決定することができる。
上記した実施形態では、例えば先に取り付けられた第4部品フィーダの近くに、他の部品フィーダが既に取り付けられていることがある。この場合、第2決定手段が第3部品フィーダの取付位置を決定しても、例えば他の部品フィーダが既に存在することによって、あるいは構造上、その取付位置には第3部品フィーダを取り付けられないことがある。このような事態を想定して、第2決定手段は、決定した第3部品フィーダの取付位置が、例えば他の部品フィーダが既に存在するなどして、第3部品フィーダの取り付けが不可能な位置であるときは、第4部品フィーダの取付位置の変更を作業者に指示する手段を有することが好ましい。この場合、その指示は、特に限定されないが、液晶パネルやLED等による可視的な指示や、音声等による可聴的な指示であってよい。
本技術の一実施形態では、第2決定手段が、決定した第3部品フィーダの取付位置を作業者に指示する手段を有することが好ましい。このような構成によると、作業者が第4部品フィーダをフィーダ取付部に取り付けたときに、当該作業者に対して第3部品フィーダの取り付けるべき位置を指示することができる。
図面を参照して、実施例の電子部品装着装置10(以下、装着装置)について説明する。装着装置10は、回路基板2に電子部品4を装着する装置である。装着装置10は、表面実装機やチップマウンタとも称される。通常、装着装置10は、はんだ印刷機、他の装着装置及び基板検査機といった他の基板作業機とともに併設され、一連の装着ラインを構成する。
図1、図2に示すように、装着装置10は、典型的には、複数の部品フィーダ12と、フィーダ保持部14と、装着ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、基板コンベア20と、制御装置22と、タッチパネル24を備える。各々の部品フィーダ12は、複数の電子部品4を収容している。部品フィーダ12は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、装着ヘッド16へ電子部品4を供給する。通常、各々の部品フィーダ12には、単一種類の電子部品4が装填される。但し、一部又は全ての部品フィーダ12は、二以上の種類の電子部品4を収容するものであってもよい。部品フィーダ12の具体的な構成は特に限定されない。例えば、部品フィーダ12は、巻テープ上に複数の電子部品4を収容するテープ式フィーダであってもよいし、容器内に複数の電子部品4をランダムに収容するバルク式フィーダであってもよい。
フィーダ保持部14には、複数の部品フィーダ12が着脱可能に取り付けられる。フィーダ保持部14は、装着装置10において固定されたものであってもよいし、装着装置10に対して着脱可能なものであってもよい。装着ヘッド16は、部品フィーダ12が供給する電子部品4を取り上げ、当該電子部品4を回路基板2上へ装着する。このとき、ヘッド移動装置18が、部品フィーダ12及び回路基板2に対して、装着ヘッド16を移動させる。基板コンベア20は、回路基板2の搬入、支持及び搬出を行う。タッチパネル24は、作業者に各種の情報を提供する表示装置であるとともに、作業者からの指示や情報を受け付けるユーザインターフェースである。ここで、本実施例における装着ヘッド16は、複数の部品保持部6を有しており、複数の電子部品4を保持することができる。また、装着ヘッド16は、少なくとも二つの部品フィーダ12から、電子部品4を同時に取り上げることができる(例えば図5参照)。なお、本実施例において各々の部品保持部6は、電子部品4を吸着するノズルである。
制御装置22は、CPU及び記憶装置を含む、コンピュータを用いて構成されている。制御装置22は、例えば生産プログラムに基づいて、装着装置10の各部の動作を制御する。また、制御装置22は、フィーダ保持部14における部品フィーダ12の取付位置を決定する決定装置でもある。以下、図3から図8を参照して、制御装置22が部品フィーダ12の取付位置を決定するために実行する処理について説明する。なお、本実施例では、制御装置22が、部品フィーダ12の取付位置を決定する決定装置の機能を有しているが、当該決定装置は、制御装置22とは別体の装置であってもよく、装着装置10から離れた位置に配置されたものであってもよい。
図3に示すように、制御装置22は、装着装置10の生産運転(回路基板2に電子部品4を装着していく動作)に先立って、フィーダ保持部14における複数の部品フィーダ12の取付位置をそれぞれ決定する。先ず、制御装置22は、部品フィーダ情報を取得する(S12)。ここでいう部品フィーダ情報とは、少なくとも、装着装置10に取り付けるべき複数の部品フィーダ12と、各々の部品フィーダ12が収容する電子部品4を記述する。部品フィーダ情報に記述された複数の部品フィーダ12には、複数のオリジナルフィーダと、少なくとも一つのネクストフィーダが含まれる。オリジナルフィーダとは、ネクストフィーダに先立って、装着ヘッド16へ電子部品4を供給する部品フィーダ12である。それに対して、ネクストフィーダとは、オリジナルフィーダが部品切れとなったときに、オリジナルフィーダに代わって、装着ヘッド16へ電子部品4を供給する部品フィーダ12である。典型的には、一つの回路基板2に対して多数が装着される電子部品4は、オリジナルフィーダだけでは供給数が不足するために、ネクストフィーダが事前に用意される。
次に、制御装置22は、オリジナルフィーダである複数の部品フィーダ12について、それらの取付位置を決定する(S14)。このとき、図4に示すように、少なくとも二つの部品フィーダ12a、12bの取付位置は、両者の間で装着ヘッド16による同時取り上げが可能な位置に決定される。説明の便宜上、図4に示す一方のオリジナルフィーダ12aを第1部品フィーダ12aと称し、他方のオリジナルフィーダ12bを第2部品フィーダ12bと称する。ここで、第1及び第2部品フィーダ12a、12bが収容する電子部品4の種類は、それぞれ「部品X」、「部品Y」であるとする。
次に、又は上記と並行して、制御装置22は、ネクストフィーダである少なくとも一つの部品フィーダ12について、それらの取付位置を決定する(S16)。このとき、図5に示すように、第1部品フィーダ12aと同一種類の電子部品4(部品X)を収容し、第1部品フィーダ12aの部品切れ後に使用される第3部品フィーダ12cは、第2部品フィーダ12bの取付位置に対して、装着ヘッド16による同時取り上げが可能な位置に決定される。このような配置によると、第1部品フィーダ12aが部品切れとなった後でも、装着ヘッド16は、第1及び第2部品フィーダ12a、12bに代えて、第2及び第3部品フィーダ12b、12cから、同種の電子部品4(即ち、部品X及びY)を同時に取り上げることができる。装着ヘッド16による同時取り上げが継続されることから、装着装置10による生産速度は実質的に維持される。
同様に、第2部品フィーダ12bと同一種類の電子部品4(部品Y)を収容し、第2部品フィーダ12bの部品切れ後に使用される第4部品フィーダ12dは、第4部品フィーダ12dの取付位置に対して、装着ヘッド16による同時取り上げが可能な位置に決定される。なお、本実施例においては、結果的に、第1及び第2部品フィーダ12a、12bが互いに隣接配置され、第2及び第3部品フィーダ12b、12dが互いに隣接配置され、第4及び第1部品フィーダ12d、12aが互いに隣接配置されるが、これらの位置関係は、装着ヘッド16における部品保持部6の配置(即ち、間隔)に応じて変化する。
次に、制御装置22は、全ての部品フィーダ12の取付位置を決定できたときは(S18でYES)、決定した取付位置を例えばタッチパネル24に表示して、作業者に教示する。なお、部品フィーダ12の取付が、作業者によるのではなく、フィーダ取付装置によって自動化されている場合、制御装置22は、決定した取付位置をフィーダ取付装置に教示するとよい。一方、二以上の部品フィーダ12の取付位置が重複するなどして、全ての部品フィーダ12の取付位置を決定できないときは(S18でNO)、上述した処理へ戻り、一部又は全部の条件を変更した上で、オリジナルフィーダ及びネクストフィーダの取付位置を決定する処理(S14、S16)を再度実行する。
また、図6に示すように、制御装置22は、装着装置10の生産運転の開始後に、ネクストフィーダの取付位置を決定することもできる。従って、前述した図3に示す生産運転前の処理において、ネクストフィーダの取付位置を必ずしも決定する必要はない。制御装置22は、生産運転中、オリジナルフィーダが収容する電子部品4の残数を把握している。そして、例えば第1及び第2部品フィーダ12a、12bの一方の残数が所定値を下まわると、制御装置22は、それらのネクストフィーダである第3及び第4フィーダ12c、12dが必要であると判断する(S32でYES)。この場合、制御装置22は先ず、一方のネクストフィーダの取り付けを、例えばタッチパネル24を用いて作業者に(又はフィーダ取付装置に)指示する(S34)。説明の便宜上、図7に示すように、ここでは、第4部品フィーダ12dが取り付けられたとする。なお、第4部品フィーダ12d(又は第3部品フィーダ12c)がフィーダ保持部14に予め取り付けられているときは、制御装置22は、上記した取り付けの指示(S34)をスキップすることができる。
フィーダ保持部14に一方のネクストフィーダが取り付けられると(S36でYES)、制御装置22は、当該一方のネクストフィーダの取付位置に基づいて、他方のネクストフィーダの取付位置を決定する(S38)。このとき制御装置22は、図8に示すように、他方のネクストフィーダ(ここでは第3部品フィーダ12c)の取付位置を、一方のネクストフィーダ(ここでは第4部品フィーダ12d)に対して、装着ヘッド16による同時取り上げが可能な位置に決定する。本実施例では、一例ではあるが、一方のネクストフィーダに隣接するように、他方のネクストフィーダの取付位置が決定される。このような配置によると、第1部品フィーダ12aが部品切れとなった後でも、装着ヘッド16は、第1及び第2部品フィーダ12a、12bに代えて、第3及び第4部品フィーダ12c、12dから、同種の電子部品4(即ち、部品X及びY)を同時に取り上げることができる。装着ヘッド16による同時取り上げが継続されることから、装着装置10による生産速度は実質的に維持される。
但し、先に取り付けた第4部品フィーダ12dの取付位置によっては、第3部品フィーダ12cの決定した取付位置に、他の部品フィーダ12が既に存在することもある。このように、現時点で決定した取付位置では、第3部品フィーダ12cが取り付けられない場合(S40でYES)、制御装置22は、例えばタッチパネル24を用いて作業者に(又はフィーダ取付装置に)、第4部品フィーダ12dの取付位置の変更を指示する(S42)。そして、制御装置22は、先の処理に戻り、第4部品フィーダ12dの取付位置が変更されると(S36でYES)、第3部品フィーダ12cの取付位置を再度決定する(S38)。制御装置22は、以上の処理を必要に応じて繰り返し、第3部品フィーダ12cの取付位置を最終的に決定すると(S40でNO)、決定した取付位置を例えばタッチパネル24に表示する(S44)。あるいは、制御装置22は、フィーダ取付装置に教示することもできる。
以上のように、本実施例の装着装置10によると、二以上のオリジナルフィーダの一つが部品切れとなった後も、装着ヘッド16は、オリジナルフィーダとネクストフィーダとの組み合わせ、又は、二以上のネクストフィーダから、同種の電子部品4を同時に取り上げることができる。部品フィーダ12の部品切れの前後において、装着ヘッド16による同時取り上げが継続されることから、装着装置10はその生産速度を実質的に維持することができる。また、ネクストフィーダの取付位置は、装着装置10による生産運転に先立って事前に行うことが可能であるともに、生産運転の開始後において適時に行うこともできる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記した実施例では、一つのオリジナルフィーダに対して、一つのネクストフィーダが用意される場合を説明したが、一つのオリジナルフィーダに対して、複数のネクストフィーダが用意される場合においても、本実施例の技術は有効に採用することができる。この場合、使用される順序に応じてネクストフィーダに順位付けをし、各々のネクストフィーダに対して、その直上の順位のネクストフィーダをオリジナルフィーダとして取り扱い、実施例で説明した処理を実行するとよい。
また、上記した実施例では、二つの電子部品4が同時に取り上げられる場合を説明したが、三以上の電子部品4が同時に取り上げられる場合においても、本実施例の技術は有効に採用することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
6:部品保持部
10:装着装置
12:部品フィーダ
12a:第1部品フィーダ
12b:第2部品フィーダ
12c:第3部品フィーダ
12d:第4部品フィーダ
14:フィーダ保持部
16:装着ヘッド
18:ヘッド移動装置
20:基板コンベア
22:制御装置
24:タッチパネル
上記した技術の一側面により、本明細書は、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置を開示する。この電子部品装着装置は、複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドと、装着ヘッドの動作を制御するとともに、フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する制御装置とを備える。制御装置は、フィーダ保持部に取り付けられた第1部品フィーダと第2部品フィーダから電子部品の同時取り上げを行う生産運転の開始後、第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダがフィーダ保持部に取り付けられたときに、第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第3部品フィーダの取付位置を、第4部品フィーダの取付位置に対して装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する。
制御装置は、決定した第3部品フィーダの取付位置を、作業者又はフィーダ取付装置へ指示してもよい。また、制御装置は、決定した第3部品フィーダの取付位置が、第3部品フィーダの取り付けが不可能な位置であるときに、第4部品フィーダの取付位置の変更を、作業者又はフィーダ取付装置へ指示してもよい。また、制御装置は、生産運転の開始後、第1部品フィーダが収容する電子部品の残数と、第2部品フィーダが収容する電子部品の残数との少なくとも一方が所定数を下回ったときに、第4部品フィーダの取り付けを、作業者又はフィーダ取付装置へ指示してもよい。
上記した技術の他の一側面により、本明細書は、複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドとを備え、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置において、フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する決定装置を開示する。この決定装置は、第1部品フィーダと第2部品フィーダとの取付位置を、両者の間で前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第1決定手段と、第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、前記第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダの取付位置を決定する第2決定手段とを備える。
本技術の第1の実施形態として、上記した第2決定手段は、第3部品フィーダの取付位置を、第2部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定することが好ましい。これにより、第1部品フィーダが部品切れとなった後でも、装着ヘッドは、第2及び第3部品フィーダから同種の電子部品の同時吸着を継続することができる。ここで、第3部品フィーダの取付位置の決定は、電子部品装着装置による生産運転の開始前に行われてもよいし、電子部品装着装置による生産運転の開始後に行われてもよい。
本技術の第2の実施形態として、上記した第2決定手段は、第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダがフィーダ保持部に取り付けられたときに、第3部品フィーダの取付位置を、当該第4部品フィーダの取付位置に対して、装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定することが好ましい。これにより、第1又は第2部品フィーダが部品切れとなった後でも、装着ヘッドは、第3及び第4部品フィーダから同種の電子部品の同時吸着を継続することができる。この構成によると、電子部品装着装置による生産運転の開始後に、作業者が任意に取り付けた第4部品フィーダの取付位置に対して、第3部品フィーダの取付位置を適切に決定することができる。

Claims (6)

  1. 複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、前記フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドとを備え、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する決定装置であって、
    第1部品フィーダと第2部品フィーダとの取付位置を、両者の間で前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第1決定手段と、
    前記第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、前記第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダの取付位置を決定する第2決定手段と、
    を備え、
    前記第2決定手段は、前記第3部品フィーダの取付位置を、前記第2部品フィーダの取付位置に対して、前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する、決定装置。
  2. 前記第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、前記第2部品フィーダの部品切れ後に使用される第4部品フィーダの取付位置を決定する第3決定手段をさらに備え、
    前記第3決定手段は、前記第4部品フィーダの取付位置を、前記第1部品フィーダの取付位置に対して、前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する、請求項1に記載の決定装置。
  3. 複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、前記フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドとを備え、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置において、前記フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する決定装置であって、
    第1部品フィーダと第2部品フィーダとの取付位置を、両者の間で前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する第1決定手段と、
    前記第1部品フィーダと同一種類の電子部品を収容し、前記第1部品フィーダの部品切れ後に使用される第3部品フィーダの取付位置を決定する第2決定手段と、
    を備え、
    前記第2決定手段は、前記第2部品フィーダと同一種類の電子部品を収容する第4部品フィーダが前記フィーダ保持部に取り付けられたときに、前記第3部品フィーダの取付位置を、当該第4部品フィーダの取付位置に対して、前記装着ヘッドによる同時取り上げが可能な位置に決定する、決定装置。
  4. 前記第2決定手段は、決定した前記第3部品フィーダの取付位置が、前記第3部品フィーダの取り付けが不可能な位置であるときに、前記第4部品フィーダの取付位置の変更を作業者に指示する手段を有する、請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記第2決定手段は、決定した前記第3部品フィーダの取付位置を作業者に指示する手段を有する、請求項3又は4に記載の決定装置。
  6. 回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置であって、
    複数の部品フィーダが取り付けられるフィーダ保持部と、
    前記フィーダ保持部に取り付けられた二以上の部品フィーダから電子部品の同時取り上げが可能な装着ヘッドと、
    請求項1から5のいずれか一項に記載された、前記フィーダ保持部における部品フィーダの取付位置を決定する決定装置と、
    を備える電子部品装着装置。
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