JP2018053134A - テトラアザポルフィリン化合物ナノ粒子の製造方法、並びに該ナノ粒子を用いた着色組成物、分散インキ、およびカラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】N含有複素環化合物及び塩基性触媒を含む有機溶媒溶液に紫外線を照射するテトラアザポルフィン前躯体の合成工程、ノニオン性界面活性剤、イオン性界面活性剤、有機溶媒、テトラアザポルフィン前躯体、及び金属塩を混合するミセルの形成工程、ミセルに対して紫外線照射する顔料粒子形成工程を備える式(1)で表されるテトラアザポルフィリン顔料粒子の製造方法。
【選択図】図1
Description
特許文献2には金属フタロシアニンを含む顔料粒子の製造方法が記載されているが、得られたフタロシアニンには、原料由来成分の反応中間体が残存するため耐久性に劣るなどの問題があり高純度化が課題であった。
第一工程:式(2)、式(3)、式(4)または式(5)の化合物:
[式中、R1は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシアルキル基、アリールオキシ基、アリールアミノ基を表し、nは0〜4の整数であり、R2及びR3はシアノまたは一緒になって以下の式の基を形成する。]
或いは、尿素と式(6)、式(7)、式(8)または式(9)の化合物:
[式中、R1及びnは前記と同じ意味を表し、R4及びR5はカルボキシまたはカルボキサミドであるか、一緒になって以下の式の基を形成する。]
及び塩基性触媒を含む有機溶媒溶液に紫外線を照射してテトラアザポルフィン前躯体を合成する工程と、
第二工程:ノニオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とに、2種類の混じり合わない有機溶媒と前記テトラアザポルフィン前躯体と金属塩(必要な場合)を混合することでミセルを形成する工程と、
第三工程:前記ミセルに対して紫外線照射して顔料粒子を形成し、得られた粗テトラアザポルフィリン粒子を必要によりケトン溶媒にて処理する工程を有する顔料粒子の製造方法である。
さらに、前記顔料粒子と印刷インキ溶剤またはワニスからなる分散インキであり、前記分散インキにより形成される画素を有するカラーフィルタおよびカラートナーである。
(顔料粒子の製造方法)
本実施形態に係る顔料粒子は、金属テトラアザポルフィン化合物からなる。この金属テトラアザポルフィン化合物は、
第一工程:式(2)、式(3)、式(4)または式(5)の化合物:
[式中、R1は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシアルキル基、アリールオキシ基、アリールアミノ基を表し、nは0〜4の整数であり、R2及びR3はシアノまたは一緒になって以下の式の基を形成する。]
或いは、尿素と式(6)、式(7)、式(8)または式(9)の化合物:
[式中、R1及びnは前記と同じ意味を表し、R4及びR5はカルボキシまたはカルボキサミドであるか、一緒になって以下の式の基を形成する。]
及び塩基性触媒を含む有機溶媒溶液に紫外線を照射してテトラアザポルフィン前躯体を合成する工程と、
第二工程:ノニオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とに、2種類の混じり合わない有機溶媒と前記テトラアザポルフィン前躯体と金属塩(必要な場合)を混合することでミセルを形成する工程と、
第三工程:前記ミセルに対して紫外線を照射して顔料粒子を形成し、得られた粗テトラアザポルフィリン粒子を所望によりケトン溶媒にて処理する工程を有する。
式(1)の化合物、式(2)の化合物、式(3)の化合物または式(4)の化合物としては、特に限定なく、公知のものを用いることが可能である。
例えば、ピリジン2,3−ジカルボアミド、2,3-ジシアノピリジン、5−ブロモ-2,3-ジシアノピリジン、3,4-ジシアノピリジン、2,3-ジシアノピラジン、5,6-ジメチルー2,3-ジシアノピラジン、フタルアミド、フタロニトリル、4−アミノフタロニトリル、4−ブトキシフタロニトリル、4−tert−ブチルフタロニトリル、4−(4−α−クミルフェノキシ)フタロニトリル、3,6−ジヒドロキシフタロニトリル、4,5−ジクロロフタロニトリル、4,5−ジフルオロフタロニトリル、テトラフルオロフタロニトリル、4−メチルフタロニトリル、4−tert−ブチルフタロニトリル、3,5−ジヘキシルフタロニトリル、1,3−ジイミノイソインドリン、2,3-ピリジンジカルボン酸、2,3-ピリジンジカルボキシミド、3,4-ピリジンジカルボン酸、3,4-ピリジンジカルボキシミド、2,3-ピラジンジカルボン酸、2,3-ピラジンジカルボキシミド、フタル酸、無水フタル酸、フタルイミド、4,5−ジクロロフタル酸、テトラクロロフタル酸、テトラクロロフタル酸ジプロピル、テトラフルオロフタル酸、4−ブロモフタル酸、3,5−ジヘキシルフタル酸、4−クロロフタル酸無水物、4,5−ジクロロフタル酸無水物、4−フルオロフタル酸無水物、4−ブロモフタル酸無水物、テトラクロロフタル酸無水物、テトラフルオロフタル酸無水物、テトラブロモフタル酸無水物、4−ブロモフタルイミド等を用いることが可能である。これらの化合物は、単独で用いても、二種類以上を組み合わせて用いることも可能である。
尿素は、特に限定なく、公知のものを用いることが可能である。
ウンデセン、ジアザビシクロノネン、1,5,7−トリアザビシクロデセン等を用いること
が可能である。これらの塩基性触媒は、単独で用いても、二種類以上を組み合わせて用い
ることも可能である。
リセリン等を用いることが可能である。これらの有機溶媒は、単独で用いても、二種類以
上を組み合わせて用いることも可能である。
含窒素芳香族アミド化合物(場合によってはフタルアミド化合物)を出発原料とするテトラアザポルフィン前躯体は、含窒素芳香族アミド化合物と塩基性触媒を含む有機溶媒溶液を混合し、加熱または紫外線照射により合成する。
また、含窒素芳香族カルボン酸化合物(場合によってはフタル酸化合物)と尿素を出発原料とするテトラアザポルフィン前駆体は、含窒素芳香族カルボン酸化合物(場合によってはフタル酸化合物)を有機溶媒に溶解後、加熱し、中間生成物を形成する。次に塩基性触媒を含む有機溶液を混合し、加熱または紫外線照射により合成する。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキルエーテルや両親媒性のブロック共
重合体など特に限定なく、公知のものを用いることが可能である。
ポリオキシアルキルエーテルとしては、例えば、テトラエチレングリコールモノドデシ
ルエーテル、ペンタエチレングリコールモノドデシルエーテル、オクタエチレングリコー
ルモノドデシルエーテル、ニューコール(日本乳化剤株式会社製)、エマルゲン(登録商
標、花王株式会社製)などを用いることが可能である。
両親媒性のブロック共重合体としては、例えば、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレン−ポリオキシエチレンからなるブロック共重合体Pluronic(登録商標、B
ASF社製)を用いることが可能である。
ラメチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムクロリド、ドデシルジメチル
ベンジルアンモニウムクロリド、アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、オクチルト
リメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、セチル
トリメチルアンモニウムブロミド、アルキルトリメチルアンモニウムブロミド、ヘキサデ
シルトリメチルアンモニウムブロミド、ベンザルコニウムブロミド、ドデシル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウム、などを用いることが可能である。
ミセルは、ノニオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤に、2種類の混じり合わない有機溶媒とテトラアザポルフィリン前躯体と金属塩とを混合することで形成する。
混合方法としては、マグネチックスーラー、メカニカルスターラー、プロペラ攪拌機、
ホモジナイザーなどを用いることが可能である。
ミセルに対して紫外線を照射して顔料粒子を形成する。
紫外線は200から400nm、好ましくは320から380nmの波長範囲が好適で
ある。この波長範囲の紫外線を発生させるランプや光源を有する紫外線照射装置を特に限
定なく使用することができる。フローセルを使用した流通プロセスを使用することは紫外線照射の効率が向上し、スケールアップの際、極めて有効な手段である。
また得られた粗テトラアザポルフィリン粒子をケトン系溶媒にて分散処理することにより高純度なテトラアザポルフィリンナノ粒子を得ることができる。
ケトン系溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。
(式(1)中A1、 A2、 A3及びA4で表される環は、それぞれ独立に
を表す。ただし、A1、 A2、 A3及びA4のすべてが
であることはない。
R1は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシアルキル基、アリールオキシ基、アリールアミノ基を表し、nは0〜4の整数を表す。Mは、2個の水素原子、金属元素、金属酸化物、金属水酸化物又は金属ハロゲン化物を表す。)
で表わされる芳香環であり、その縮環方向及びそこに結合する置換基の置換位置により多数の異性体が存在する。具体的には、環の基本骨格として一般式(1)の A1、 A2、 A3及びA4で表わされる環が
[R3=水素、n=4 、M=銅 ]
の場合を例に挙げると下記式の(11)〜(15)の5種類の構造があり、さらにピリジン環の縮合方向の違いで、Nの位置が異なる位置異性体が存在する。
本発明のテトラアザポルフィリン化合物は、これら多数の異性体の一部又は、すべてを含むものである。
本発明の前記一般式(1)で表されるテトラアザポルフィリン化合物の具体例を表−1に示す。これらの具体例は本発明化合物の範囲を限定するものではない。
一般に、カラーフィルタの透明性は、使用するカラーフィルタ用顔料分散インキ中での
分散状態における顔料の粒径に依存する。近年、カラーフィルタに求められている高透明
性と高コントラスト比を達成するためには、顔料粒径は300nm以下が好ましい。より好ましくは、粒径が250nm以下、さらに好ましくは、粒径が200nm以下が良い。
顔料粒径が300nmを超える場合は、これを使用したカラーフィルタの透明性が低下してしまう。
以下、分散インキについて説明する。分散インキは顔料粒子と樹脂またはその前躯体と有機溶剤からなる混合物であり、顔料粒子5〜20重量部、樹脂またはその前躯体5〜30重量部、有機溶剤60〜90重量部を含む。樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、感光性樹脂等を用いることが可能である。また、樹脂の前躯体としては、紫外線照射により硬化して樹脂を生成するモノマーまたはオリゴマーがあげられ、これらを単独で、または2種以上混合して用いることができる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどがあげられる。
熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂などがあげられる。
カラーフィルタ用顔料分散インキの場合、使用する樹脂として、可視光領域400〜700nmの全波長領域において透過率が80%以上の透明樹脂を用いることが好ましく、さらには95%以上の透明樹脂を用いることが最適である。また、感光性を付与しフォトリソグラフィ法にて所定のパターンでカラーフィルタを形成する場合には、アクリル樹脂5〜30重量部に対して、更に、光重合性モノマーまたはオリゴマーを20〜150重量部と、光重合開始剤を5〜50重量部添加し、感光性分散インキとする。
尚、本明細書において、「(メタ)アクリル酸」なる用語は、アクリル酸とメタクリル酸の総称として用いる。
また、(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸−tert−ブチル、(メタ)アクリル酸−n−プロピル等を用いることが可能である。
また、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−4−ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル類、前記(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル類のε−カプロラクトン縮合物、モノ(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコール、モノ(メタ)アクリル酸プロピレングリコール、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル、トリ(メタ)アクリル酸ペンタエリスリトール、ペンタ(メタ)アクリル酸ジペンタエリスリトール等がある。
ロソルブ、エチルセロソルブアセテート、エタノール、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジグライム、シクロヘキサノン等から選ばれる一種または複数種を使用する。
以下カラーフィルタについて説明する。
カラーフィルタの形成方法としては、初めにフォトレジストによりパターンを形成し、次いで染色する方法、或いは特開平4−175753号公報で開示されているように色素を添加したフォトレジストによりパターンを形成する方法がある。本発明の化合物をカラーフィルタに導入する場合に用いられる方法としては、これらのいずれの方法を用いても良いが、好ましい方法としては、特開平4−175753号に記載されたところの、熱硬化性樹脂、キノンジアジド化合物、架橋剤、色素及び溶剤を含有してなるポジ型レジスト組成物、並びに、それを基体上に塗布後、マスクを通して露光し、該露光部を現像してポジ型レジストパターンを形成させ、上記ポジ型レジストパターンを全面露光し、次いで露光後のポジ型レジストパターンを硬化させることからなるカラーフィルタの形成方法を挙げることができる。又、常法に従いブラックマトリックスを形成させ、RGB原色系あるいはY、M、C補色系カラーフィルタを得ることができる。カラーフィルタの場合も本発明のテトラアザポルフィリン化合物の使用量の制限はないが0.1〜50質量%が好ましい。
この際使用する熱硬化性樹脂、キノンジアジド化合物、架橋剤、及び溶剤とそれらの使
用量については、前記特許文献に記載されているものを好ましく使用することができる。
実施例及び比較例に使用した具体的な材料および合成方法等について以下に記載する。
2,3-ジシアノピリジン 64.6mg、1,8−ジアゾビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン20.0mgおよびメタノール500mgを試験管に投入した。このメタノール溶液を攪拌しながら、紫外光(365nm、23mW/cm2)を20分間照射して、テトラアザポルフィリン前躯体を得た。このときの反応器内部の温度は40℃であった。このテトラアザポルフィリン前躯体のメタノール溶液を室温まで冷却した後、メタノール500mgおよびヘキサン3000mgの混合溶媒中にヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド250mgを溶解させた界面活性剤溶液を加えた。その後、テトラエチレングリコールモノドデシルエーテル550mgおよび塩化銅(II)二水和物21.0mgを溶解させたメタノール溶液を加えた。その後再び紫外光(365nm、23mW/cm2)を150分間照射した。反応時間経過後、反応液にキシレン4mlと1M塩酸水溶液20mlを加えた。加えた後撹拌すると水層および油層の中間に青色の中間層が生成する。この中間層を回収し、MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析にて目的物である具体例12の化合物であることを確認した。また反応中間体である原料2量体の残存を確認した。そこへアセトン、メタノールおよび水を加え撹拌後、再度青色の中間層を回収し、この作業を3回繰り返した。最後に10g/lポリエチレングリコール水溶液10ml中に青色層を分散させ、ろ過(孔径200nm)しテトラアザポルフィリン化合物分散青色水溶液を得た。遠心分離器にて分離後凍結乾燥し、青色粉末30mg得た。
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析: m/z M+580
反応中間体は検出されなかった。
水分散液の吸収波長は紫外線可視光光度計(日本分光製V-670)を用いて測定し、λmax 580nmであった。顔料粒子の分散液の紫外・可視分光分析(UV−vis測定)結果を図-2に示す。
平均粒子径は、動的光散乱式粒子径分布計(マルバーン製ゼータサイザー ナノ ZS)を用いて測定:粒径73±33nm
顔料粒子の形状は、透過型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製H−7650)を用
いて観察し、撮影した画像から、顔料粒子の長径と短径を測長し、アスペクト比(=長径
/短径)=3.3であった。分析の結果、具体例2のナノ粒子であることを確認した。
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析: m/z M+580
反応中間体 m/z M+258
2,3−ジシアノピラジン 65.1mg、1,8−ジアゾビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン20.0mgおよびメタノール500mgを試験管に投入した。このメタノール溶液を攪拌しながら、紫外光(365nm、23mW/cm2)を20分間照射して、テトラアザポルフィリン前躯体を得た。このときの反応器内部の温度は40℃であった。このテトラアザポルフィリン前躯体のメタノール溶液を室温まで冷却した後、メタノール500mgおよびヘキサン3000mgの混合溶媒中にヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド250mgを溶解させた界面活性剤溶液を加えた。その後、テトラエチレングリコールモノドデシルエーテル550mgおよび塩化銅(II)二水和物21.0mgを溶解させたメタノール溶液を加えた。その溶液を図―1に示すシリンジポンプにセットし流速 0.01ml/minで フローセル(流路)に導入、そのフローセルに紫外光(365nm、23mW/cm2)を照射した。その反応液を再度シリンジポンプにセットし同様の操作を10回行った。得られた反応液にキシレン4mlと1M塩酸水溶液20mlを加えた。加えた後撹拌すると水層および油層の中間に青色の中間層が生成する。この中間層を回収し、そこへアセトン、メタノールおよび水を加え撹拌後、再度青色の中間層を回収し、この作業を3回繰り返した。最後に10g/lポリエチレングリコール水溶液10ml中に青色層を分散させ、ろ過(孔径200nm)しテトラアザポルフィリン化合物分散青色水溶液を得た。遠心分離器にて分離後凍結乾燥し、青色粉末45mgを得た。
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析: m/z M+584
水分散液の吸収波長は、紫外線可視光光度計(日本分光製V−670)を用いて測定し、λmax 580nmであった。
平均粒子径は、動的光散乱式粒子径分布計(マルバーン製ゼータサイザー ナノ ZS)を用いて測定した。:粒径 75±40nm
顔料粒子の形状は、透過型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製H−7650)を用
いて観察し、撮影した画像から、顔料粒子の長径と短径を測長し、アスペクト比(=長径
/短径)=3.6であった。
分析の結果、具体例14のナノ粒子であることを確認した。
実施例1において、塩化銅(II)二水和物42.0mgの代わりに塩化亜鉛 33.6mgを用いた以外は実施例1と同様に行って青色粉末40mgを得た。
分析結果
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析: m/z M+582
水分散液の吸収波長は、紫外線可視光光度計(日本分光製V−670)を用いて測定し、λmax 580nm、700nmであった。顔料粒子の分散液の紫外・可視分光分析(UV−vis測定)結果を図-3に示す。
平均粒子径は、動的光散乱式粒子径分布計(マルバーン製ゼータサイザー ナノ ZS)を用いて測定した。:粒径87±32nm
顔料粒子の形状は、透過型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製H−7650)を用
いて観察し、撮影した画像から、顔料粒子の長径と短径を測長し、アスペクト比(=長径
/短径)=3.8であった。
分析の結果、具体例1のナノ粒子であることを確認した。
実施例1において、2,3-ジシアノピリジン 64.6mgの代わりに2,3-ジシアノピリジン 48.4mg、1,4−ジヘキシル-2,3−ジシアノベンゼン37.1gを用いた以外は実施例1と同様に行って青色粉末 31mgを得た。
分析結果
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析: m/zM+747
水分散液の吸収波長は、紫外線可視光光度計(日本分光製V−670)を用いて測定した。λmax 590nmであった。
平均粒子径は、動的光散乱式粒子径分布計(マルバーン製ゼータサイザー ナノ ZS)を用いて測定した。
DLS測定:粒径 96±34nm
顔料粒子の形状は、透過型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製H−7650)を用
いて観察し、撮影した画像から、顔料粒子の長径と短径を測長し、アスペクト比(=長径
/短径)=3.1であった。
分析の結果、具体例24のナノ粒子であることを確認した。
実施例1において2,3-ジシアノピリジン 64.6mgの代わりにフタロニトリル60.4mgを用いた以外は実施例1と同様に行って反応液を得た。反応液にキシレン2mlと1M塩酸水溶液10mlを加えた。加えた後撹拌すると水層および油層の中間に青色の中間層が生成する。この中間層を回収し、MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析にて目的物である比較例1の化合物であることを確認した。また反応中間体である原料2量体の残存を確認した。その中間層にアセトンの代わりにヘキサン、メタノールおよび水を加え撹拌後、再度青色の中間層を回収し、この作業を3回繰り返した。最後に10g/lポリエチレングリコール水溶液5ml中に青色層を分散させ、ろ過(孔径200nm)し遠心分離器にて分離後凍結乾燥し、青色粉末20mg得た。
MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)MS分析
:m/zM+576
:m/zM+283 (反応中間体、原料2量体)
2種のピークを観測した。原料中間体が除かれていないことを確認した。
水分散液の吸収波長は、紫外線可視光光度計(日本分光製V−670)を用いて測定した。λmax 607nmであった。
実施例1で作製した顔料粒子6.6g アクリル樹脂(ポリメタクリル酸(重量平均分子量10,000)、アクリル酸ヒドロキシエチルとメタクリル酸の共重合体(重量平均分子量30,000))12.6g、アクリル酸2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル、ペンタエリスリトールトリアクリレート 3g、2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン 0.8g、トルエンおよびシクロヘキサンの混合溶剤 77gを混合し、回転式攪拌機(回転数:500〜1,000rpm、時間:5〜10分)で攪拌して分散インキを得た。
実施例6において実施例1で作製した顔料粒子6.6gの代わりに比較例1で作製した顔料粒子6.6gを用いた以外は実施例6と同様に行って分散インキを得た。
ガラス基板1の上に、実施例6に係る分散インキ-1をスピンコート(3000rpm、10sec)し、乾燥させ、70℃で20分間プリベークし、露光した(50mJ/cm2)。 次に、2.5%炭酸ナトリウム水溶液で現像し、十分に水洗後、乾燥させ、230℃で1時間ベークした。
ガラス基板1の上に、比較例2に係る分散インキ-2をスピンコート(3000rpm、10sec)し、乾燥させ、70℃で20分間プリベークし、露光した(50mJ/cm2)。 次に、2.5%炭酸ナトリウム水溶液で現像し、十分に水洗後、乾燥させ、230℃で1時間ベークした。
紫外線可視光光度計(日本分光製V−670)を用いてフィルター分光透過率曲線を測定した。また、カーボンアークフェードメーター(スガ試験機製)に、20時間露光した時の濃度変化(ΔE)を測定した。
トップ透過率が460nm 550〜630nm ΔE
実施例7 90% 2% 9.2
比較例3 89% 10% 15.3
比較すると本発明で製造されたテトラベンゾポルフィリンは青色カラーフィルタとして優れ、耐久性も改善されていた。
Claims (8)
- 下記一般式(1)で表されるテトラアザポルフィリン化合物からなる顔料粒子の製造方法であって、
[式(1)中A1、 A2、 A3及びA4で表される環は、それぞれ独立に
を表す。ただし、A1、 A2、 A3及びA4のすべてが
であることはない。
R1は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシアルキル基、アリールオキシ基、アリールアミノ基を表し、nは0〜4の整数を表す。Mは2個の水素原子、金属元素、金属酸化物、金属水酸化物又は金属ハロゲン化物を表す。]
式(2)、式(3)、式(4)または式(5)の化合物:
[式中、R1及びnは前記と同じ意味を表し、R2及びR3はシアノまたは一緒になって以下の式の基を形成する。]
或いは、尿素と式(6)、式(7)、式(8)または式(9)の化合物:
[式中、R1及びnは前記と同じ意味を表し、R4及びR5はカルボキシまたはカルボキサミドであるか、一緒になって以下の式の基を形成する。]
及び塩基性触媒を含む有機溶媒溶液に紫外線を照射してテトラアザポルフィンリン前躯体を合成する工程と;
混じり合わない2種類の有機溶媒からなる混合溶媒に、ノニオン性界面活性剤と、イオン性界面活性剤と、前記テトラアザポルフィリン前躯体と、所望により金属塩とを混合することでミセルを形成する工程と;
前記ミセルに対して紫外光を照射して顔料粒子を形成する工程と;
を備える顔料粒子の製造方法。 - 前記ミセルに対して紫外光を照射して顔料粒子を形成する工程において、フローセル中で紫外光を照射して顔料粒子を形成する請求項1の製造方法。
- 前記顔料粒子をさらにケトン系溶媒で処理する請求項1または2の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかの製造方法にて得られる顔料粒子であって、そのアスペクト比が10以下であり、粒径が300nm以下である顔料粒子。
- 前記顔料粒子の表面が有機分子で被覆されてなる請求項4の顔料粒子。
- 請求項5記載の顔料粒子と、印刷インキ溶剤またはワニスとを含有する分散インキ。
- 請求項6記載の分散インキにより形成される画素を有するカラーフィルタ。
- 請求項6記載の分散インキを含有するカラートナー。
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