JP2018049572A - 作業車両の管理システム及び作業車両の管理方法 - Google Patents

作業車両の管理システム及び作業車両の管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業現場の生産性の低下を抑制できる作業車両の管理システムを提供する。【解決手段】作業車両の管理システムは、作業車両の作業が実施される作業場に通じる搬送路において、作業車両を前進で走行させる第1走行経路及び後進で走行させる第2走行経路を含む走行条件データを設定する走行条件データ生成部と、搬送路のうち作業車両がスイッチバック可能な特定エリアを示す特定エリアデータを取得する特定エリアデータ取得部と、第1走行経路及び第2走行経路の一方の走行経路を走行する作業車両を特定エリアでスイッチバックさせて第1走行経路及び第2走行経路の他方の走行経路を走行させる指令信号を出力するスイッチバック指令部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、作業車両の管理システム及び作業車両の管理方法に関する。
鉱山のような広域の作業現場においては、無人で走行する作業車両が運搬作業に使用される。作業車両は、積込場において積荷を積載された後、搬送路を走行して排土場まで移動し、排土場において積荷を排出する。特許文献1には、作業車両が積込場で作業車両の前後方向を転換して積込点に移動する技術が開示されている。
特開2012−113429号公報
例えば複数の積込場のうち第1の積込場に異常が発生し、第1の積込場において所期の作業を実施することが困難な状況であるにもかかわらず、作業車両が第1の積込場に向かって走行してしまうと、作業現場の生産性が低下する。第1の積込場に異常が発生したときに、作業現場の生産性の低下を抑制するためには、作業車両を正常な第2の積込場に迅速に走行させることができる技術が要望される。
本発明の態様は、作業現場の生産性の低下を抑制できる作業車両の管理システム及び作業車両の管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、作業車両の作業が実施される作業場に通じる搬送路において、前記作業車両を前進で走行させる第1走行経路及び後進で走行させる第2走行経路を含む走行条件データを設定する走行条件データ生成部と、前記搬送路のうち前記作業車両がスイッチバック可能な特定エリアを示す特定エリアデータを取得する特定エリアデータ取得部と、前記第1走行経路及び前記第2走行経路の一方の走行経路を走行する前記作業車両を前記特定エリアでスイッチバックさせて前記第1走行経路及び前記第2走行経路の他方の走行経路を走行させる指令信号を出力するスイッチバック指令部と、を備える作業車両の管理システムが提供される。
本発明の第2の態様に従えば、作業車両の作業が実施される作業場に通じる搬送路において、前記作業車両を前進で走行させる第1走行経路及び後進で走行させる第2走行経路を含む走行条件データを設定することと、前記搬送路のうち前記作業車両がスイッチバック可能な特定エリアを示す特定エリアデータを取得することと、前記第1走行経路及び前記第2走行経路の一方の走行経路を走行する前記作業車両を前記特定エリアでスイッチバックさせて前記第1走行経路及び前記第2走行経路の他方の走行経路を走行させる指令信号を出力することと、を含む作業車両の管理方法が提供される。
本発明の態様によれば、作業現場の生産性の低下を抑制できる作業車両の管理システム及び作業車両の管理方法が提供される。
図1は、本実施形態に係る作業車両の管理システムの一例を模式的に示す図である。 図2は、本実施形態に係る作業車両を前方から見た斜視図である。 図3は、本実施形態に係る作業車両を後方から見た斜視図である。 図4は、本実施形態に係る作業車両を示す側面図である。 図5は、本実施形態に係る管理装置及び制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、本実施形態に係る走行条件データを模式的に示す図である。 図7は、本実施形態に係る作業車両の管理方法の一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態に係る作業車両の管理方法を説明するための模式図である。 図9は、本実施形態に係る作業車両の管理方法を説明するための模式図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
[管理システム]
図1は、本実施形態に係る作業車両2の管理システム1の一例を模式的に示す図である。管理システム1は、作業車両2の運行管理を実施する。本実施形態において、作業車両2は、鉱山を走行可能な運搬車両であるダンプトラック2である。
図1に示すように、ダンプトラック2は、鉱山の作業場PA及び作業場PAに通じる搬送路HLの少なくとも一部を走行する。作業場PAは、積込場LPA及び排土場DPAの少なくとも一方を含む。搬送路HLは、交差点ISを含む。ダンプトラック2は、搬送路HL及び作業場PAに設定された目標走行経路に従って走行する。
積込場LPAは、ダンプトラック2に積荷を積み込む積込作業が実施されるエリアである。積込場LPAにおいて、油圧ショベルのような積込機械3が稼働する。排土場DPAは、ダンプトラック2から積荷が排出される排出作業が実施されるエリアである。排土場DPAには、例えば破砕機CRが設けられる。
管理システム1は、管理装置10と、通信システム9とを備える。管理装置10は、コンピュータシステムを含み、鉱山に設けられる管制施設7に設置される。通信システム9は、管理装置10とダンプトラック2との間でデータ通信及び信号通信を実施する。通信システム9は、データ及び信号を中継する中継器6を複数有する。管理装置10とダンプトラック2とは、通信システム9を介して無線通信する。
本実施形態において、ダンプトラック2は、管理装置10からの指令信号に基づいて鉱山を走行する無人ダンプトラックである。ダンプトラック2は、運転者の操作によらずに管理装置10からの指令信号に基づいて鉱山を走行する。
本実施形態において、ダンプトラック2の位置が、GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球航法衛星システム)を利用して検出される。全地球航法衛星システムは、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を含む。GNSSは、複数の測位衛星5を有する。GNSSは、緯度、経度、及び高度の座標データで規定される位置を検出する。GNSSにより検出される位置は、グローバル座標系において規定される絶対位置である。GNSSにより、鉱山におけるダンプトラック2の絶対位置が検出される。
[ダンプトラック]
次に、本実施形態に係るダンプトラック2について説明する。図2は、本実施形態に係るダンプトラック2を前方から見た斜視図である。図3は、本実施形態に係るダンプトラック2を後方から見た斜視図である。図4は、本実施形態に係るダンプトラック2を示す側面図である。図2、図3、及び図4を用いる説明においては、XYZ直交座標系を設定し、XYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。
図2、図3、及び図4を用いる説明においては、Y軸方向をダンプトラック2の走行方向とし、+Y方向をダンプトラック2の前進方向とし、−Y方向をダンプトラック2の後進方向とする。また、走行方向において、ダンプトラック2の+Y側の部位又は方向を適宜、前部又は前方、と称し、ダンプトラック2の−Y側の部位又は方向を適宜、後部又は後方、と称する。また、X軸方向をダンプトラック2の車幅方向とし、車幅方向において、ダンプトラック2の+X側の部位又は方向を適宜、右部又は右方、と称し、ダンプトラック2の−X側の部位又は方向を適宜、左部又は左方、と称する。また、Z軸方向をダンプトラック2の上下方向とし、上下方向において、ダンプトラック2の+Z側の部位又は方向を適宜、上部又は上方、と称し、ダンプトラック2の−Z側の部位又は方向を適宜、下部又は下方、と称する。
ダンプトラック2は、シャーシ20と、シャーシ20に支持されるダンプボディ21と、シャーシ20を支持する走行装置22と、走行装置22を作動するための動力を発生する駆動装置23と、ラジエータ24と、ダンプボディ21を駆動するホイストシリンダ25と、制御装置40とを備える。
本実施形態において、ダンプトラック2は、キャブ(運転室)を有しないキャブレスダンプトラックである。ダンプトラック2は、運転者の操作によらずに無人で走行する。なお、ダンプトラック2は、キャブを有し、無人で走行するダンプトラックでもよい。
走行装置22は、ダンプトラック2の前部に設けられ、タイヤ26Tを支持するホイール26と、ダンプトラック2の後部に設けられ、タイヤ27Tを支持するホイール27と、ホイール26及びホイール27を制動するブレーキ装置と、ホイール26及びホイール27を操舵する操舵装置とを有する。ホイール26及びタイヤ26Tは、シャーシ20の右部及び左部のそれぞれに1つずつ設けられる。ホイール27及びタイヤ27Tは、シャーシ20の右部及び左部のそれぞれに1つずつ設けられる。
ホイール26及びホイール27は、懸架装置を介してシャーシ20に支持される。ホイール26及びホイール27が回転することによって、ダンプトラック2は走行する。
駆動装置23は、ホイール26及びホイール27を回転させるための動力を発生する。本実施形態において、駆動装置23は、内燃機関と、内燃機関の作動により電力を発生する発電機と、発電機で発生した電力に基づいて作動する電動モータとを含む。ラジエータ24は、内燃機関の冷却液を放熱する。
ホイール26及びホイール27は、電動モータが発生する動力によって回転する。電動モータは、インホイールモータであり、ホイール26及びホイール27のそれぞれに設けられる。内燃機関が駆動することにより、発電機が作動して電力を発生する。発電機が発生する電力によって、電動モータが駆動する。電動モータは、2つのホイール26のそれぞれに設けられる。また、電動モータは、2つのホイール27のそれぞれに設けられる。すなわち、本実施形態において、走行装置22は、4輪駆動方式の走行装置である。
ホイール26は、第1の操舵装置によって操舵される。ホイール27は、第2の操舵装置によって操舵される。すなわち、本実施形態において、走行装置22は、4輪操舵方式の走行装置である。
ダンプトラック2は、前進可能及び後進可能である。前進時におけるダンプトラック2の走行性能と後進時におけるダンプトラック2の走行性能とは実質的に同一であることが好ましい。すなわち、前進時における走行装置22の駆動性能、制動性能、及び旋回性能の少なくとも一つと、後進時における走行装置22の駆動性能、制動性能、及び旋回性能の少なくとも一つとは、実質的に同一である。例えば、前進時におけるダンプトラック2の最高走行速度と後進時におけるダンプトラック2の最高走行速度とは実質的に同一である。前進時におけるダンプトラック2の最高加速度と後進時におけるダンプトラック2の最高加速度とは実質的に同一である。
ダンプボディ21は、積荷を収容する。ダンプボディ21は、シャーシ2の後部にヒンジ機構28を介して回動可能に支持される。ダンプボディ21は、前部に突出部29を有し、後部に傾斜面30を有する。
ホイストシリンダ25は、ダンプボディ21を駆動する。ホイストシリンダ25は、車幅方向に2つ設けられる。ホイストシリンダ25の上端部は、ダンプボディ21の前部に回転可能に連結される。ホイストシリンダ25の下端部は、シャーシ20に回転可能に連結される。
ダンプボディ21は、ホイストシリンダ25の作動によりダンプ動作する。ホイストシリンダ25が伸長することにより、ダンプボディ21の前部が上昇するように、ヒンジ機構25を中心にダンプボディ21が回動する。ダンプボディ21がダンプ動作することにより、ダンプボディ21に積載されている積荷は、ダンプボディ21の後部から排出される。
制御装置40は、コンピュータシステムを含む。制御装置40は、管理装置10から供給される走行条件データを含む指令信号に基づいて、ダンプトラック2を制御する。
ダンプトラック2は、ダンプトラック2の絶対位置を検出する位置検出器31と、前部に設けられた照明灯32と、後部に設けられた照明灯33と、前部に設けられた障害物センサ36と、後部に設けられた障害物センサ37とを有する。
位置検出器31は、GPS衛星5からのGPS信号を受信するGPSアンテナと、GPSアンテナで受信されたGPS信号に基づいてダンプトラック2の絶対位置を算出するGPS演算器とを含む。位置検出器31のGPSアンテナは、ダンプボディ21の後部に設けられる。
照明灯32は、ダンプトラック2の前方の物体を照明する。照明灯33は、ダンプトラック2の後方の物体を照明する。
障害物センサ36は、ダンプトラック2の前進時において、ダンプトラック2の前方の障害物を検出する。障害物センサ37は、ダンプトラック2の後進時において、ダンプトラック2の後方の障害物を検出する。障害物センサ36及び障害物センサ37は、例えばレーダ装置を含む。なお、障害物センサ36及び障害物センサ37は、レーザスキャナ装置を含んでもよいし、カメラを含んでもよい。ダンプトラック2の前進時において、障害物センサ36が障害物を検出したとき、制御装置40は、障害物センサ36の検出データに基づいて、ダンプトラック2と障害物との衝突を回避するための処理を実施する。ダンプトラック2の後進時において、障害物センサ37が障害物を検出したとき、制御装置40は、障害物センサ37の検出データに基づいて、ダンプトラック2と障害物との衝突を回避するための処理を実施する。ダンプトラック2と障害物との衝突を回避するための処理は、例えば、走行しているダンプトラック2を減速させる処理、又は停止させる処理である。
[管理装置及び制御装置]
次に、本実施形態に係る管理装置10及び制御装置40について説明する。図5は、本実施形態に係る管理装置10及び制御装置40の一例を示す機能ブロック図である。上述のように、管理装置10は、管制施設7に設置される。制御装置40は、ダンプトラック2に搭載される。管理装置10と制御装置40とは、通信システム9を介して無線通信する。
管理装置10は、コンピュータシステムを含む。管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサを含む演算処理装置11と、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリ及びストレージを含む記憶装置12と、入出力インターフェース13とを有する。
管理装置10は、無線通信装置14と接続される。管理装置10は、無線通信装置14及び通信システム9を介して、ダンプトラック2とデータ通信する。
管理装置10は、入力装置15及び出力装置16と接続される。入力装置15及び出力装置16は、管制施設7に設置される。入力装置15は、例えばコンピュータ用のキーボード、マウス、及びタッチパネルの少なくとも一つを含む。入力装置15が操作されることにより生成された入力データは、管理装置10に出力される。出力装置16は、表示装置を含む。表示装置は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)又は有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display:OELD)のようなフラットパネルディスプレイを含む。出力装置16は、管理装置10から出力される表示データに基づいて作動する。なお、出力装置16は、例えば印刷装置でもよい。
演算処理装置11は、走行条件データ生成部111と、特定エリア取得部112と、異常データ取得部113と、位置データ取得部114と、スイッチバック指令部115とを有する。
走行条件データ生成部111は、鉱山を走行するダンプトラック2の走行条件データを生成する。ダンプトラック2の走行条件データは、ダンプトラック2の走行経路、走行速度、加速度、減速度、及び進行方向の少なくとも一つを含む。また、ダンプトラック2の走行条件データは、ダンプトラック2の停車位置及び発車位置の少なくとも一方を含んでもよい。
本実施形態において、走行条件データ生成部111は、少なくとも、搬送路HLにおいて、ダンプトラック2を前進で走行させる第1走行経路RPa及び後進で走行させる第2走行経路RPbを含む走行条件データを設定する。
走行条件データ生成部111は、作業場PA及び搬送路HLにおいて、第1走行経路RPaと第2走行経路RPbとが重複しないように走行条件データを生成することが好ましい。
特定エリアデータ取得部112は、搬送路HLのうちダンプトラック2がスイッチバック可能な特定エリアSAを示す特定エリアデータを取得する。
スイッチバックとは、前進するダンプトラック2がダンプトラック2の前後方向を転換することなく進行方向を転換して、後進を開始する動作、又は、後進するダンプトラック2がダンプトラック2の前後方向を転換することなく進行方向を転換して、前進を開始する動作をいう。なお、本実施形態において、前進とは、ダンプトラック2の前部が進行方向を向いている状態で走行することをいう。なお、本実施形態において、後進とは、ダンプトラック2の後部が進行方向を向いている状態で走行することをいう。
搬送路HLにおいて、ダンプトラック2がスイッチバック可能な特定エリアSAが複数設けられる。ダンプトラック2がスイッチバック可能な特定エリアSAの条件として、例えば、一方向に走行するダンプトラック2と逆方向に走行するダンプトラック2とがすれ違うことができる程度のエリアであること、及びスイッチバックを妨げる障害物が存在しないことなどが挙げられる。特定エリアSAの一例として、搬送路HLや搬送路HLの交差点ISを含む交差エリアなどが挙げられる。
特定エリアデータは、グローバル座標系における特定エリアSAの位置データ、及び特定エリアSAの寸法データを含む。特定エリアデータは、鉱山における事前調査又は実地調査から導出される既知データであり、記憶装置12に記憶されている。特定エリアデータ取得部112は、記憶装置12から特定エリアデータを取得する。
なお、管制施設7の管理者が入力装置15を介して特定エリアSAを指定してもよい。入力装置15は、管理者により操作されることにより特定エリアデータを生成する。この場合、特定エリアデータ取得部112は、入力装置15から特定エリアデータを取得する。例えば、入力装置15が出力装置(表示装置)16に設けられているタッチパネルを含む場合、管制施設7の管理者は、表示装置16に表示されている鉱山の地図データを参照しながら、搬送路HLの任意の位置をタッチして、ダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを指定してもよい。
異常データ取得部113は、作業場PAの異常データを取得する。作業場PAの異常データは、積込場LPAの異常データ及び排土場DPAの異常データを含む。積込場LPAの異常データは、例えば積込機械3の異常を含む。積込機械3の異常は、積込機械3の故障又は動作不良を含む。排土場DPAの異常データは、例えば破砕機DRの異常を含む。破砕機DRの異常は、破砕機DRの故障又は動作不良を含む。
作業場PAの異常データは、作業場PAから通信システム9を介して管理装置10に送信される。異常データ取得部113は、通信システム9を介して、作業場PAの異常データを取得する。例えば、積込機械3に異常が発生した場合、積込機械3の異常データが、通信システム9を介して積込機械3から管理装置10に送信される。破砕機DRに異常が発生した場合、破砕機DRの異常データが、通信システム9を介して破砕機DRから管理装置10に送信される。
位置データ取得部114は、ダンプトラック2の絶対位置を示す位置データを取得する。上述のように、ダンプトラック2の絶対位置は、位置検出器31によって検出される。位置検出器31の検出データは、通信システム9を介して管理装置10に送信される。位置データ取得部114は、通信システム9を介して、ダンプトラック2の位置データを取得する。
スイッチバック指令部115は、搬送路HLに設定された第1走行経路RPa及び第2走行経路RPbの一方の走行経路を走行するダンプトラック2を特定エリアSAでスイッチバックさせて第1走行経路RPa及び第2走行経路RPbの他方の走行経路を走行させる指令信号をダンプトラック2に出力する。
入出力インターフェース13は、走行条件データ生成部111で生成された走行条件データをダンプトラック2に出力する。また、入出力インターフェース13は、スイッチバック指令部115から出力された指令信号をダンプトラック2に出力する。入出力インターフェース13は、走行条件データ及び指令信号をダンプトラック2に出力する出力部として機能する。演算処理装置11で生成された走行条件データ及び指令信号は、入出力インターフェース13及び通信システム9を介して、ダンプトラック2に出力される。
制御装置40は、コンピュータシステムを含む。制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサを含む演算処理装置41と、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリ及びストレージを含む記憶装置42と、入出力インターフェース43とを有する。
制御装置40は、無線通信装置44と接続される。制御装置40は、無線通信装置44及び通信システム9を介して、管理装置10とデータ通信する。
制御装置40は、位置検出器31、駆動装置23、ブレーキ装置34、及び操舵装置35と接続される。位置検出器31、駆動装置23、ブレーキ装置34、及び操舵装置35は、ダンプトラック2に搭載される。
上述のように、位置検出器31は、ダンプトラック2の絶対位置を検出する。駆動装置23は、ダンプトラック2の走行装置22を駆動するために作動する。ブレーキ装置34は、ダンプトラック2の走行装置22を制動するために作動する。操舵装置35は、ダンプトラック2の走行装置22を操舵するために作動する。
演算処理装置41は、運転制御部411と、絶対位置データ取得部412とを有する。
運転制御部411は、管理装置10から供給された走行条件データに基づいて、ダンプトラック2の駆動装置23、ブレーキ装置34、及び操舵装置35の少なくとも一つを制御する運転制御信号を出力する。運転制御信号は、駆動装置23に出力されるアクセル信号、ブレーキ装置34に出力されるブレーキ指令信号、及び操舵装置35に出力されるステアリング指令信号を含む。
絶対位置データ取得部412は、位置検出器31の検出データからダンプトラック2の絶対位置データを取得する。
[走行条件データ]
次に、本実施形態に係る走行条件データについて説明する。図6は、本実施形態に係る走行条件データを模式的に示す図である。図6は、搬送路HLに規定された走行条件データの一例を示す。
図6に示すように、走行条件データは、一定の間隔Wで設定される複数のコース点PIの集合体を含む。
複数のコース点PIのそれぞれは、ダンプトラック2の目標絶対位置データと、コース点PIが設定された位置におけるダンプトラック2の目標走行速度データと、コース点PIが設定された位置におけるダンプトラック2の目標進行方向データとを含む。
複数のコース点PIを通過する軌跡によって、ダンプトラック2の目標走行経路RPが規定される。目標走行速度データに基づいて、そのコース点PIが設定された位置におけるダンプトラック2の目標走行速度が規定される。目標進行方向データに基づいて、そのコース点PIが設定された位置におけるダンプトラック2の目標進行方向が規定される。
図6は、搬送路HLに設定された走行条件データの一例を示す。作業場PAにおいても、ダンプトラック2の走行条件データが設定される。
[管理方法]
次に、本実施形態に係るダンプトラック2の管理方法について説明する。図7は、本実施形態に係るダンプトラック2の管理方法の一例を示すフローチャートである。図8及び図9は、本実施形態に係るダンプトラック2の管理方法を説明するための模式図である。
走行条件データ生成部111は、ダンプトラック2の積込作業が実施される積込場LPA及びダンプトラック2の排出作業が実施される排土場DPAに通じる搬送路HLにおいて、ダンプトラック2を前進で走行させる第1走行経路RPa及び後進で走行させる第2走行経路RPbを含む走行条件データを設定する(ステップS10)。
図8は、本実施形態に係る走行条件データの一例を示す。図8に示す例において、鉱山に複数の積込場LPA及び複数の排土場DPAが設けられている。図8に示す例においては、鉱山に第1積込場LPA1及び第2積込場LPA2が設けられている。また、鉱山に第1排土場DPA1及び第2排土場DPA2が設けられている。
図8に示すように、ダンプトラック2を前進で走行させる第1走行経路RPaと、ダンプトラック2を後進で走行させる第2走行経路RPbとが搬送路HLに設定される。ダンプトラック2は、第1走行経路RPa及び第2走行経路RPbに従って、搬送路HLを走行する。
図8は、ダンプトラック2が第1積込場LPA1と第1排土場DPA1とを往復するように走行条件データが設定されている例を示す。積込場LPA及び排土場DPAが正常状態のとき、ダンプトラック2は、第1走行経路RPaに従って搬送路HLを前進で走行し、第1積込場LPA1に進入する。ダンプトラック2は、第1積込場LPA1において、積込機械3により積荷を積み込まれる。第1積込場LPA1における積込作業が終了した後、ダンプトラック2は、第2走行経路RPbに従って搬送路HLを後進で走行し、第1排土場DPA1に進入する。ダンプトラック2は、第1排土場LPA1において、積荷を排出する。第1排土場DPA1における排出作業が終了した後、ダンプトラック2は、第1走行経路RPaに従って搬送路HLを前進で走行し、第1積込場LPA1に進入する。ダンプトラック2は、第1積込場LPA1において、積込機械3により積荷を積み込まれる。以下、同様の作業が繰り返される。
ダンプトラック2の位置データは、管理装置10に監視される。位置データ取得部114は、ダンプトラック2の位置データを取得する(ステップS20)。
異常データ取得部113は、積込場LPA及び排土場DPAの異常データを取得したか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において、異常データを取得していないと判定された場合(ステップS30:No)、ステップS20の処理に戻り、ダンプトラック2の位置データの監視が継続される。
ステップS30において、異常データが取得されたと判定された場合(ステップS30:Yes)、特定エリアデータ取得部112は、搬送路HLのうちダンプトラック2がスイッチバック可能な特定エリアSAを示す特定エリアデータを記憶装置12から取得する。
図9は、第1積込場LPA1に異常が発生したときの走行条件データを模式的に示す。例えば、ダンプトラック2が第1積込場LPA1に向かって搬送路HLを走行しているときに、第1積込場LPA1の異常データが異常データ取得部113に取得された場合、スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2の位置データに基づいて、特定エリアデータ取得部112に取得された複数の特定エリアSAの中から、ダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを決定する(ステップS40)。
図9に示すように、搬送路HLには、ダンプトラック2がスイッチバック可能な特定エリアSAが複数設けられる。図9は、搬送路HLに第1特定エリアSA1、第2特定エリアSA2、及び第3特定エリアSA3が設けられている例を示す。第2特定エリアSA2及び第3特定エリアSA3は、交差点ISを含む。なお、図9に示す特定エリアSAの位置及び数は一例である。
例えば、第1積込場LPA1に向かって搬送路HLを走行しているダンプトラック2が位置PSを通過した時点において、異常データ取得部113が第1積込場LPA1の異常データを取得した場合、スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2の位置PSを示す位置データに基づいて、複数の特定エリアSAのうちダンプトラック2から最も近い特定エリアSAでダンプトラック2をスイッチバックさせる。
図9に示す例では、位置PSに最も近い特定エリアSAは、第1特定エリアSA1である。スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2の位置データに基づいて、ダンプトラック2が第1特定エリアSA1でスイッチバックするように、複数の特定エリアSAの中からダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを第1特定エリアSA1に決定する。
スイッチバック指令部115は、第1走行経路RPaを走行するダンプトラック2を第1特定エリアSA1でスイッチバックさせて、第2走行経路RPbを走行させる指令信号をダンプトラック2に出力する(ステップS50)。
これにより、図9に示すように、ダンプトラック2は、第1特定エリアSA1でスイッチバックして、第2走行経路RPbを後進して走行する。
本実施形態において、第1積込場LPA1が異常であるとき、走行条件データ生成部111は、ダンプトラック2が正常な第2積込場LPA2に向かって走行するように、ダンプトラック2の走行条件データを再設定する(ステップS60)。
スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2が第2積込場LPA2に向かって走行するように、ダンプトラック2の位置データ及び第2積込場LPA2の位置データに基づいて、特定エリアデータ取得部112に取得された複数の特定エリアSAの中から、ダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを決定する(ステップS70)。
第2積込場LPA2の絶対位置を示す位置データは、既知データであり、記憶部12に記憶されている。スイッチバック指令部115は、位置データ取得部114で取得されたダンプトラック2の位置データと、記憶部12に記憶されている第2積込場LPA2の位置データとに基づいて、複数の特定エリアSAの中から、ダンプトラック2を第2積込場LP2に向かって走行させるためにスイッチバックさせる特定エリアSAを決定する。
本実施形態においては、スイッチバック指令部115は、複数の特定エリアSAのうち第2積込場LPA2から最も近い特定エリアSAでダンプトラック2をスイッチバックさせる。図9に示す例では、第2積込場LPA2に最も近い特定エリアSAは、第2特定エリアSA2である。スイッチバック指令部115は、第2積込場LPA2の位置データに基づいて、ダンプトラック2が第2特定エリアSA2でスイッチバックするように、複数の特定エリアSAの中からダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを第2特定エリアSA2に決定する。
スイッチバック指令部115は、第2走行経路RPbを走行するダンプトラック2を第2特定エリアSA2でスイッチバックさせて、第1走行経路RPaを走行させる指令信号をダンプトラック2に出力する(ステップS80)。
これにより、図9に示すように、ダンプトラック2は、第2特定エリアSA2でスイッチバックして、第1走行経路RPaを前進して走行する。第2特定エリアSA2でスイッチバックして、第1走行経路RPaを前進して走行するダンプトラック2は、第2積込場LPA2に進入することができる。
このように、本実施形態において、ダンプトラック2は、搬送路HLにおいて複数回スイッチバックすることにより、目的地である第2積込場LPAに走行することができる。
第1積込場LPA1が異常状態においては、走行条件データ生成部111は、ダンプトラック2が第2積込場LPA2と第1排土場DPA1とを往復するように走行条件データを設定する。
なお、管制施設7の管理者は、入力装置15を操作して、ダンプトラック2の目的地を適宜変更することができる。
なお、本実施形態においては、第1積込場LPA1に異常が生じたときのダンプトラック2の管理方法の一例について説明した。上述の管理方法は、例えば第1排土場DPA1に異常が生じたときのダンプトラック2についても適用可能である。
例えば、第1排土場DPA1に向かって第2走行経路RPbダンプトラック2が後進で走行しているときに、第1排土場DPA1の異常データが異常データ取得部113に取得された場合、スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2の位置データに基づいて、複数の特定エリアSAのうちダンプトラック2から最も近い特定エリアSAでダンプトラック2をスイッチバックさせるための指令信号を出力する。これにより、第1排土場DPA1に向かって第2走行経路RPbを後進して走行するダンプトラック2はスイッチバックして、第1走行経路RPaを前進して走行する。
また、第1排土場DPA1が異常であるとき、走行条件データ生成部111は、ダンプトラック2が正常な第2排土場DPA2に向かって走行するように、ダンプトラック2の走行条件データを再設定する。スイッチバック指令部115は、ダンプトラック2が第2排土場DPA2に向かって走行するように、ダンプトラック2の位置データ及び第2排土場DPA2の位置データに基づいて、特定エリアデータ取得部112に取得された複数の特定エリアSAの中からダンプトラック2をスイッチバックさせる特定エリアSAを決定する。
第2排土場DPA2の絶対位置を示す位置データは、既知データであり、記憶部12に記憶されている。スイッチバック指令部115は、位置データ取得部114で取得されたダンプトラック2の位置データと、記憶部12に記憶されている第2排土場DPA2の位置データとに基づいて、複数の特定エリアSAの中から、ダンプトラック2を第2排土場DP2に向かって走行させるためにスイッチバックさせる特定エリアSAを決定する。スイッチバック指令部115は、第1走行経路RPaを走行するダンプトラック2を特定エリアSAでスイッチバックさせて、第2走行経路RPbを走行させる指令信号をダンプトラック2に出力する。
これにより、ダンプトラック2は、特定エリアSAでスイッチバックして、第2走行経路RPbを後進して走行する。特定エリアSAでスイッチバックして、第2走行経路RPbを後進して走行するダンプトラック2は、第2排土場DPA2に進入することができる。
[作用及び効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、前進時における走行性能と後進時における走行性能とが実質的に同一であるダンプトラック2は、第1走行経路RPa及び第2走行経路RPbの一方の走行経路を走行している状態から、搬送路HLの特定エリアSAでスイッチバックして、第1走行経路RPa及び第2走行経路RPbの他方の走行経路を走行することができる。
これにより、例えば複数の積込場LPAのうち第1積込場LPA1に異常が発生し、第1積込場LPA1において所期の作業を実施することが困難な状況である場合には、ダンプトラック2を第1積込場LPA1に向かって走行させることなく、正常な第2積込場LPA2に向かって迅速に走行させることができる。これにより、第2積込場LPA2において正常に積込作業が実施されるため、鉱山の生産性の低下が抑制される。
本実施形態によれば、ダンプトラック2は、4輪操舵方式により、前進時においても、後進時においても、進行方向前方の車輪26又は車輪27が操舵される。また、前進時におけるダンプトラック2の走行性能と、後進時におけるダンプトラック2の走行性能とが実質的に同一である。また、ダンプトラック2の前部に障害物センサ36が設けられ、ダンプトラック2の後部に障害物センサ37が設けられる。しがって、積込場LPAにおいて異常が発生した場合でも、ダンプトラック2は、その異常が発生した積込場LPAまで走行することなく、搬送路HLにおいて容易に方向転換することができる。したがって、積込場LPAに異常が発生した場合でも、従来よりもダンプトラック2が方向転換するのに要する時間を短縮することができる。そのため、鉱山の生産性の低下を抑制できる。また、ダンプトラック2は、積込場LPAまで走行しなくても方向転換できるので、無駄な走行が抑制され、燃費の低減を図ることができる。また、ダンプトラック2は、スイッチバックしなくて済むため、タイヤ26T及びタイヤ27Tの偏摩耗が抑制され、タイヤ26T及びタイヤ27Tの寿命が向上する。また、本実施形態においては、ダンプトラック2が搬送路HLにおいてスイッチバックできるので、積込場LPAをのエリアを広くする必要がない。
また、本実施形態においては、第1回目のスイッチバックは、複数の特定エリアSAのうちダンプトラック2から最も近い特定エリアSAで実施される。これにより、例えば異常状態の第1積込場LPA1に向かってダンプトラック2が走行する期間を短縮することができる。また、本実施形態においては、第2回目のスイッチバックは、正常状態の第2積込場LPA2から最も近い特定エリアSAで実施される。これにより、ダンプトラック2は、第2積込場LPA2に早期に到着することができる。
なお、上述の実施形態において、スイッチバック指令部115は、搬送路HLを走行する複数のダンプトラック2のうち特定のダンプトラック2をスイッチバックさせるとき、複数の特定エリアSAのうち他のダンプトラック2が進入するまでの時間が最も長い特定エリアSAで特定のダンプトラック2をスイッチバックさせてもよい。一般に、鉱山においては、複数のダンプトラック2が走行条件データに従って搬送路HLを走行する。位置データ取得部114は、複数のダンプトラック2それぞれの位置データを取得する。位置データ取得部114は、複数のダンプトラック2それぞれの位置データに基づいて、複数の特定エリアSAのうち、どの特定エリアSAがダンプトラック2で混み合っているか、どの特定エリアSAが空いているかを判定することができる。スイッチバック指令部115は、特定のダンプトラック2をスイッチバックさせるとき、ダンプトラック2で混み合っていない、空いている特定エリアSAを決定し、その決定した特定エリアSAでダンプトラック2をスイッチバックさせることができる。これにより、他のダンプトラック2の走行が阻害されず、鉱山の生産性の低下が抑制される。
なお、上述の実施形態においては、走行条件データ生成部111、特定エリアデータ取得部112、異常データ取得部113、位置データ取得部114、及びスイッチバック指令部115の機能が管理装置10に含まれることとした。走行条件データ生成部111、特定エリアデータ取得部112、異常データ取得部113、位置データ取得部114、及びスイッチバック指令部115の一部又は全部の機能が、ダンプトラック2に搭載されている制御装置40に含まれてもよい。
なお、上述の実施形態においては、作業車両が鉱山で稼働するダンプトラック2であることとした。作業車両は、鉱山とは別の広域の作業現場で稼働してもよい。
1…管理システム、2…ダンプトラック(作業車両)、3…積込機械、5…測位衛星、6…中継器、7…管制施設、9…通信システム、10…管理装置、11…演算処理装置、12…記憶装置、13…入出力インターフェース、14…無線通信装置、15…入力装置、16…出力装置、18…無線通信装置、20…シャーシ、21…ダンプボディ、22…走行装置、23…駆動装置、24…ラジエータ、25…ホイストシリンダ、26…ホイール、26T…タイヤ、27…ホイール、27T…タイヤ、28…ヒンジ機構、29…突出部、30…傾斜面、31…位置検出器、32…照明灯、33…照明灯、34…ブレーキ装置、35…操舵装置、36…障害物センサ、37…障害物センサ、40…制御装置、41…演算処理装置、42…記憶装置、43…入出力インターフェース、44…無線通信装置、111…走行条件データ生成部、112…特定エリアデータ取得部、113…異常データ取得部、114…位置データ取得部、115…スイッチバック指令部、411…運転制御部、412…絶対位置データ取得部、CR…破砕機、DPA…排土場、Gi…入口、Go…出口、HL…搬送路、IS…交差点、LPA…積込場、PA…作業場、RP…目標走行経路、RPa…第1走行経路、RPb…第2走行経路、SA…重複エリア。

Claims (8)

  1. 作業車両の作業が実施される作業場に通じる搬送路において、前記作業車両を前進で走行させる第1走行経路及び後進で走行させる第2走行経路を含む走行条件データを設定する走行条件データ生成部と、
    前記搬送路のうち前記作業車両がスイッチバック可能な特定エリアを示す特定エリアデータを取得する特定エリアデータ取得部と、
    前記第1走行経路及び前記第2走行経路の一方の走行経路を走行する前記作業車両を前記特定エリアでスイッチバックさせて前記第1走行経路及び前記第2走行経路の他方の走行経路を走行させる指令信号を出力するスイッチバック指令部と、
    を備える作業車両の管理システム。
  2. 前進時における前記作業車両の走行性能と後進時における前記作業車両の走行性能とは実質的に同一である、
    請求項1に記載の作業車両の管理システム。
  3. 前記作業車両は、前部及び後部のそれぞれに障害物センサを有し、前進時及び後進時のそれぞれにおいて障害物を検出する、
    請求項1又は請求項2に記載の作業車両の管理システム。
  4. 前記特定エリアは、前記搬送路の交差点を含む、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業車両の管理システム。
  5. 前記作業車両の位置データを取得する位置データ取得部を備え、
    前記スイッチバック指令部は、前記位置データに基づいて、複数の前記特定エリアのうち前記作業車両から最も近い特定エリアで前記作業車両をスイッチバックさせる、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の作業車両の管理システム。
  6. 操作されることにより前記特定エリアデータを生成する入力装置を備え、
    前記特定エリアデータ取得部は、前記入力装置から前記特定エリアデータを取得する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の作業車両の管理システム。
  7. 前記スイッチバック指令部は、前記搬送路において前記作業車両を複数回スイッチバックさせて、特定の前記作業場に前記作業車両を走行させる、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の作業車両の管理システム。
  8. 作業車両の作業が実施される作業場に通じる搬送路において、前記作業車両を前進で走行させる第1走行経路及び後進で走行させる第2走行経路を含む走行条件データを設定することと、
    前記搬送路のうち前記作業車両がスイッチバック可能な特定エリアを示す特定エリアデータを取得することと、
    前記第1走行経路及び前記第2走行経路の一方の走行経路を走行する前記作業車両を前記特定エリアでスイッチバックさせて前記第1走行経路及び前記第2走行経路の他方の走行経路を走行させる指令信号を出力することと、
    を含む作業車両の管理方法。
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