JP2018049370A - 出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラム - Google Patents

出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取引価格を適切に更新することができる出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムを提供すること。【解決手段】本願に係る出品物取引処理装置は、設定受付部と、取引価格変更部と、購入受付部と、処理部とを備える。設定受付部は、出品物の取引価格の設定を受け付ける。取引価格変更部は、取引価格を段階的に下げる。購入受付部は、取引価格での出品物の購入要求を受け付ける。処理部は、購入要求に対する処理を行う。取引価格変更部は、取引価格を下げていく態様を動的に変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、ネットワークを介して企業間、企業個人間、個人間での出品物取引が広く行われている。例えば、ネットワークを介してフリーマーケット形式で商品の売買を行うための出品物取引サービスが知られており、かかる出品物取引サービスにおいて、利用者は設定された取引価格で出品物を即座に購入することができる。
できるだけ高い価格で購入されるような取引価格を出品者が設定することが難しい場合、設定された取引価格が固定的であると、出品物が購入されない可能性が高くなる。そこで、出品物が購入される可能性を高めるために、出品者による設定に応じて段階的に取引価格を下げる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−277207号公報
しかしながら、上記従来サービスでは、ユーザによる設定に応じて段階的に取引価格を下げるため、かかる設定に慣れていないような場合、取引価格を適切に更新することができないおそれがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、取引価格を適切に更新することができる出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る出品物取引処理装置は、設定受付部と、取引価格変更部と、購入受付部と、処理部とを備える。前記設定受付部は、出品物の取引価格の設定を受け付ける。前記取引価格変更部は、前記取引価格を段階的に下げる。前記購入受付部は、前記取引価格での前記出品物の購入要求を受け付ける。前記処理部は、前記購入要求に対する処理を行う。前記取引価格変更部は、前記取引価格を下げていく態様を動的に変更する。
実施形態の一態様によれば、取引価格を適切に更新することができる出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る出品物取引処理の説明図である。 図2は、実施形態に係る取引システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る出品物取引処理装置の構成例を示す図である。 図5は、出品物登録画面の一例を示す図である。 図6は、出品情報記憶部に記憶される出品情報テーブルの一例を示す図である。 図7は、端末装置に表示された出品物一覧画面の一例を示す図である。 図8は、端末装置に表示された出品物画面の一例を示す図である。 図9は、取引価格の変化の一例を示す図である。 図10は、取引価格変更部の構成の一例を示す図である。 図11は、取引価格の変化と注目度の変化との関係の一例を示す図である。 図12は、取引価格の変化と注目度の変化との関係の他の例を示す図である。 図13は、端末装置に表示される通知画面の一例を示す図である。 図14は、端末装置に表示される通知画面の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る出品物取引処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図16は、出品物取引処理プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る出品物取引処理装置、出品物取引処理方法および出品物取引処理プログラムが限定されるものではない。
〔1.出品物取引処理〕
図1を用いて、実施形態に係る出品物取引処理について説明する。図1は、実施形態に係る出品物取引処理の説明図であり、本実施形態においては、出品物取引処理装置1によって出品物取引処理が実行される。
図1に示す例では、ユーザUが出品者として出品情報を端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信する(ステップS1)。出品情報には、例えば、出品物の説明、出品物の画像、開始価格Pstart、最低価格Pminなどの情報が含まれる。開始価格Pstartは、出品開始時の出品物の取引価格Pであり、最低価格Pmin(<Pstart)は、出品物の取引価格Pの最低価格である。
出品物取引処理装置1は、端末装置2から出品情報を取得すると、かかる出品情報に基づいて、出品処理を開始する。かかる出品処理が行われた後、出品物取引処理装置1を利用するユーザU、Uの端末装置2、2からの要求に応じて、出品物取引処理装置1は、出品物画面63の情報を送信する(ステップS2、S3)。
かかる出品物画面63には、商品Dの説明、商品Dの画像、取引価格Pなどの情報に加え、商品Dに対するお気に入り登録数、商品Dに対するコメント数の情報が含まれる。かかる出品物画面63によってユーザU、Uは、商品Dの情報を把握することができる。
ユーザUが端末装置2を操作して、登録ボタン65を操作して商品Dに対するお気に入り登録を行うと(ステップS4)、お気に入り登録数が1つインクリメントされる。図1に示す例では、お気に入り登録数が「4」である。
また、ユーザUが端末装置2を操作して、商品Dに対するコメントを入力すると(ステップS5)、コメント数が1つインクリメントされる。図1に示す例では、コメント数が「1」である。なお、以下において、端末装置2、2、2を端末装置2と総称する場合がある。
出品物取引処理装置1は、商品Dの取引価格Pを開始価格Pstartに設定した後、商品Dが購入されない状態が継続する場合、取引価格Pを段階的に下げる処理を行う。図1に示す例では、取引価格Pを開始価格Pstartとして時刻t0から商品Dの出品を開始した後、時刻t1〜t6で取引価格Pを段階的に下げている。出品物取引処理装置1は、最低価格Pminが取引価格Pになった場合、取引価格Pを下げる処理を終了する。
このように、出品物取引処理装置1は、出品物が購入されない状態が継続する場合には、取引価格Pを段階的に下げる処理を行う。そのため、例えば、出品者による取引価格Pの設定が出品物の購入を検討している利用者(以下、購入検討者と記載する)が出品物を購入しようとする価格と乖離しているような場合であっても、出品物が購入されない可能性を低減することができる。
さらに、出品物取引処理装置1は、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更する。例えば、出品物取引処理装置1は、出品物に対する注目度、出品物情報(出品物の説明や画像)の情報量、時間帯や曜日、出品物と同じ種類または類似の他の出品物の取引価格などに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。
例えば、出品物取引処理装置1は、出品物に対する注目度が高い状態である場合、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくすることができる。また、出品物取引処理装置1は、出品物に対する注目度が高い状態である場合、取引価格Pの下げる時間間隔(以下、下げ間隔ΔTと記載する)を長くしたりすることができる。注目度は、例えば、出品物に対するお気に入り登録数、出品物に対するコメント数、出品物画面63が閲覧された回数などである。
注目度が高い出品物は、取引価格Pが適切に設定されている可能性が高いことから、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくすることによって、取引価格Pが低くなりすぎることを防止し、出品者が受ける利益を向上させることができる。
一方、出品物取引処理装置1は、出品物に対する注目度が低い状態である場合、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり、下げ間隔ΔTを短くしたりすることができる。
注目度が低い出品物は、取引価格Pが高めに設定されている可能性が高いことから、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり取引価格Pの下げ間隔ΔTを小さくしたりすることによって、出品物が購入される可能性を高めることができる。そのため、例えば、出品物をできるだけ早く売却したいと希望する出品者をターゲットとした出品物取引サービスを提供することができる。
また、出品物取引処理装置1は、出品物情報の情報量が少ない場合、取引価格Pを下げる処理を停止したり、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを長くしたりすることができる。
出品物情報の情報量が多ければ購入希望者が購入を検討する材料が多い可能性が高いことから、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを長くしたりすることで、取引価格Pが下がりすぎることを抑制できる。
一方、出品物取引処理装置1は、出品物情報の情報量が多い場合、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを短くしたりすることができる。出品物情報の情報量が少なければ購入希望者が購入を検討する材料が少ない可能性が高いことから、購入検討者が少ない可能性が高い。
そのため、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを短くしたりすることで、購入検討者を増加させ、出品物が購入される可能性を高めることができる。以下、出品物取引処理装置1を含む取引システムの構成について詳細に説明する。
〔2.取引システム〕
図2は、実施形態に係る取引システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る取引システム100は、出品物取引処理装置1と、複数の端末装置2〜2(nは、2以上の整数)とを備える。
これら出品物取引処理装置1および複数の端末装置2〜2(以下、端末装置2と総称する場合がある)は、ネットワーク3を介して有線または無線により互いに通信可能に接続される。ネットワーク3は、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。端末装置2〜2は、ユーザU〜U(以下、ユーザUと総称する場合がある)によって操作される。
端末装置2は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等であり、通信部10と、制御部11(コントローラ)と、表示部12と、操作部13と、記憶部14とを備える。図3は、端末装置2の一例を示す図である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。表示部12は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、操作部13は、例えば、キーボードやタッチパネルなどである。
制御部22は、処理部15と、表示制御部16を備える。かかる処理部15および表示制御部16の機能は、例えば、制御部11のCPUが制御部11のROMに記憶されている出品物取引処理アプリケーションのプログラムを読み出して実行することにより実現される。
処理部15は、ユーザUの操作部13への操作を検出し、かかる操作に応じた要求を出品物取引処理装置1へ送信する。また、表示制御部16は、出品物取引処理装置1から送信される各種の画面の情報やユーザUの操作部13への入力操作に応じた情報を表示部12に表示し、ユーザUの操作部13を用いたスクロール操作に応じて表示画面をスクロール表示させることができる。
出品物取引処理装置1は、図4に示すように、通信部20と、記憶部21と、制御部22(コントローラ)とを備え、端末装置2のユーザUに出品物取引サービスを提供する。図4は、実施形態に係る出品物取引処理装置1の構成例を示す図である。以下、通信部20、記憶部21および制御部22の順に具体的に説明する。
〔2.1.通信部20〕
通信部20は、ネットワーク3との間で情報の送受信を行う通信インターフェイスであり、ネットワーク3との接続を有線または無線で行う。制御部22は、通信部20およびネットワーク3を介して、端末装置2〜2との間で各種の情報を送受信することができる。
〔2.2.記憶部21〕
記憶部21は、ユーザ情報記憶部31と、出品情報記憶部32とを有する。ユーザ情報記憶部31および出品情報記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク等の記憶装置である。
ユーザ情報記憶部31は、ユーザUの識別情報であるユーザID、ユーザUの属性(例えば、年齢、性別)、ユーザUが登録した他のユーザUの出品物の情報および他のユーザUによる評価などを記憶する。出品情報記憶部32は、出品物に関する情報を記憶する。
〔2.3.制御部22〕
制御部22は、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部22は、出品受付部41(設定受付部の一例)と、閲覧処理部42と、登録処理部43と、購入受付部44と、購入処理部45(処理部の一例)と、取引価格変更部46と、通知部47とを備える。かかる出品受付部41、閲覧処理部42、登録処理部43、購入受付部44、購入処理部45、取引価格変更部46および通知部47の機能は、例えば、制御部22のCPUが制御部22のROMに記憶されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
なお、出品受付部41、閲覧処理部42、登録処理部43、購入受付部44、購入処理部45、取引価格変更部46および通知部47は、それぞれ一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
〔2.3.1.出品受付部41〕
出品受付部41は、例えば、出品者の端末装置2から出品情報を含む出品要求を受け付ける。出品情報は、出品物に関する情報であり、例えば、出品者のユーザID、商品名、商品説明、開始価格Pstart、最低価格Pmin、価格変更設定、落札までの希望期間、変更形式の情報などの情報を含む。
端末装置2のユーザUは、例えば、出品受付部41から提供される出品物登録画面に出品情報を入力し、入力した出品情報を含む出品要求を端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信することができる。図5は、出品物登録画面50の一例を示す図であり、かかる出品物登録画面50の情報は、出品物取引処理装置1から端末装置2へ送信され、端末装置2の表示制御部16によって表示部12に表示される。
図5に示す出品物登録画面50には、商品名入力枠51、商品説明入力枠52、開始価格入力枠53、最低価格入力枠54、希望期間入力枠55、変更形式入力枠56、価格変更設定枠57および商品画像設定枠58が含まれており、端末装置2のユーザUは、各枠51〜58へ出品物に応じた情報を入力または設定することができる。
商品名入力枠51は、出品物の名称である商品名が入力される枠であり、商品説明入力枠52は、出品物の説明文が入力される枠である。開始価格入力枠53は、出品物に対する取引価格Pの初期値である開始価格Pstartが入力される枠であり、最低価格入力枠54は、取引価格Pの最低値である最低価格Pminが入力される枠である。
希望期間入力枠55は、出品物の出品開始から出品物が購入されるまでの期間の希望期間が入力される枠である。かかる希望期間入力枠55にユーザUから希望期間の情報が入力された場合、かかる希望期間において取引価格変更部46によって取引価格Pを下げる処理が実行され、希望期間入力枠55に希望期間が入力されない場合、基準期間(例えば、1ヶ月)において取引価格変更部46によって取引価格Pを下げる処理が実行される。
変更形式入力枠56は、取引価格Pを段階的に下げていく形式(以下、変更形式と記載する場合がある)が入力される枠である。変更形式には、例えば、取引価格Pが一次関数的(リニア)に段階的に下がる第1形式と、取引価格Pが二次曲線的に段階的に下がる第2形式と、条件に応じて変更形式を動的に変更していく第3形式とが含まれる。
かかる変更形式は、かかる第1形式から第3形式に限定されない。例えば、変更形式には、希望期間(または基準期間)の前半に、取引価格Pが一次関数的に段階的に下がり、希望期間(または基準期間)の後半に取引価格Pが二次曲線的に段階的に下がる形式が含まれる。
価格変更設定枠57は、取引価格Pの動的な変更を行うか否かを設定するためのチェックボックスである。価格変更設定枠57にチェックマークが設定されるように、ユーザUは、操作部13を操作して、取引価格Pの動的な変更を行う状態に設定することができる。また、商品画像設定枠58には、ユーザUによる操作部13の操作によって、出品物の画像を1以上設定することができる。なお、希望期間および変更形式の設定は、価格変更設定枠57に取引価格Pの動的な変更を行う設定がされた場合に有効になる。
端末装置2のユーザUは、操作部13を操作して、出品物登録画面50のそれぞれの枠51〜58に、商品名、商品説明、開始価格Pstart、最低価格Pmin、希望期間、変更形式の各情報、価格変更設定の有無、出品物の画像を設定する。その後、端末装置2のユーザUは、操作部13を操作して、出品ボタン59を選択(クリック)する。端末装置2のユーザUが出品ボタン59を選択すると、端末装置2の処理部15は、設定された情報を含む出品要求を出品物取引処理装置1へ送信する。
出品受付部41は、出品者の端末装置2から出品情報を含む出品要求を受け付けた場合、出品要求に含まれる情報を出品情報記憶部32に記憶された出品情報テーブルに設定する。図6は、出品情報記憶部32に記憶される出品情報テーブルの一例を示す図である。
図6に示す出品情報テーブルは、「出品ID」に対し、「出品者ID」、「商品名」、「商品説明」、「開始価格」、「現在価格」、「最低価格」、「登録履歴」、「コメント履歴」、「閲覧履歴」、「出品開始日時」、「価格変更設定」、「希望期間」、「変更形式」が関連付けられた情報である。なお、図示していないが、出品情報テーブルは、出品物に関するコメントなどの情報も含まれる。
「出品ID」は、出品要求毎に割り当てられる識別情報であり、「出品者ID」は、出品要求の出品情報に含まれる出品者のユーザIDである。なお、ユーザU〜Uは、出品物取引処理装置1が提供する出品物取引サービスのユーザであり、ユーザU〜UのユーザIDは、U1〜Un(nは2以上の整数)であるものとする。
また、「出品者ID」、「商品名」、「商品説明」、「開始価格」、「最低価格」、「価格変更設定」、「希望期間」および「変更形式」は、出品要求の出品情報に含まれる商品名、商品説明、開始価格、最低価格、価格変更設定、希望期間、変更形式のそれぞれの情報が割り当てられる。「価格変更設定」は、取引価格Pの動的な変更を行うか否かを示す情報である。
「出品開始日時」は、出品物取引サービスにおいて出品物の出品が開始された日時であり、「現在価格」は、現時点での取引価格Pの情報である。「登録履歴」は、出品物画面(図8参照)の登録ボタン65が選択(押下)された日時や回数(以下、登録数Neと記載する)などの情報であり、「コメント履歴」は、出品物取引に関して書き込まれたコメントやコメントの数(以下、コメント数Ncと記載する)の情報である。
また、「閲覧履歴」は、後述する出品物画面(図8参照)が閲覧された日時や回数(以下、閲覧数Nvと記載する)などの情報である。「価格変更設定」は、取引価格Pの動的な変更を行うか否かを示す情報であり、「希望期間」は、品物の出品開始から出品物が購入されるまでの期間の希望期間である。また、「変更形式」は、取引価格Pの変更形式である。
例えば、出品ID「C1」に対し、出品者のユーザID「U1」、商品名「商品A」、商品説明「新品同様・・・」、出品開始日時「3/10 18:00」、開始価格「¥600」、現在価格「¥550」、最低価格「¥400」、価格変更設定「あり」、希望期間「1日」、変更形式「1」、などがそれぞれ関連付けられて出品情報として出品情報記憶部32に記憶される。なお、変更形式「1」は、変更形式として第1形式が設定されていることを示す。変更形式として第2形式がされている場合、変更形式「2」になり、変更形式として第3形式がされている場合、変更形式「3」になる。
また、出品ID「C2」に対し、出品者のユーザID「U2」、商品名「商品B」、商品説明「少し汚れ・・・」、出品日時「3/11 12:00」、開始価格「¥800」、現在価格「¥800」、価格変更設定「なし」などがそれぞれ関連付けられて出品情報として出品情報記憶部32に記憶される。なお、出品ID「C2」の出品物については、価格変更設定「なし」が設定されているため、出品ID「C2」に対しては取引価格Pに対する動的な変更処理は適用されない。
また、図6に示す例では、出品ID「C3」に対し、最低価格は設定されておらず、価格変更設定「あり」が設定されている。そのため、出品ID「C3」の出品物に対して、は取引価格Pに対する動的な価格変更処理が適用され、かつ、取引価格Pの下限値は、出品物取引処理装置1において予め設定された固定値になる。かかる固定値は、例えば、開始価格から所定割合の値または所定値(例えば、¥100)である。
出品受付部41は、出品要求に対応する出品物の出品物取引処理が開始された後に、出品要求時に設定していない情報を含む追加設定要求を受け付け、かかる追加設定要求に含まれる情報を出品情報テーブルに設定する。これにより、例えば、出品要求時に最低価格や価格変更設定の情報が設定されていない状態であっても、出品物の取引開始後に最低価格や価格変更設定を設定することができる。また、出品要求時に設定した情報であっても、出品物の取引開始後に変更(再設定)することができる。
また、出品受付部41は、出品要求に対応する出品物の出品物取引処理が開始された後に、端末装置2から出品要求時に設定された情報のうち1以上の情報の設定を解除する設定解除要求を受け付け、かかる設定解除要求に含まれる情報を出品情報テーブルから削除することもできる。
〔2.3.2.閲覧処理部42〕
閲覧処理部42(図4参照)は、端末装置2から閲覧要求を受け付ける。かかる閲覧要求には、例えば、端末装置2のユーザUのユーザIDなどの情報が含まれる。閲覧処理部42は、端末装置2からの閲覧要求を受け付けると、出品物一覧画面の情報を端末装置2へ送信する。これにより、出品物の情報が端末装置2へ配信される。なお、閲覧要求は、例えば、端末装置2における出品物取引処理アプリケーションの起動時に端末装置2の処理部15が出品物取引処理装置1へ送信する。
図7は、端末装置2に表示された出品物一覧画面61の一例を示す図である。図7に示すように、出品物一覧画面61には、複数の表示領域62のそれぞれに出品物に関する情報が表示される。かかる出品物一覧画面61は、例えば、縦長のページ画面であり、端末装置2のユーザUは、スクロール操作によって多数の出品物の情報を閲覧することが可能である。
かかる出品物一覧画面61は、例えば、出品開始日時が新しい出品物ほど優先して上位に表示されるように閲覧処理部42によって生成される。図7に示す例では、商品Aが最も出品開始日時が新しく、次に商品Xが新しく、次に商品Gが新しい。すなわち、商品A、商品X、商品G、商品Y、商品W、商品Kの順に出品開始日時が古くなっている。
なお、後述するように、閲覧処理部42は、販売促進費が高い出品物ほど優先して上位に表示されるように出品物一覧画面61を生成することもできる。この場合、閲覧処理部42は、例えば、出品者によって設定される販売促進割合と取引価格Pの乗算値である販売促進費が高い出品物ほど優先して上位に表示されるように出品物一覧画面61を生成する。販売促進割合の情報は、ユーザUによって指定され、例えば、出品情報テーブルに設定される。
端末装置2のユーザUは、出品物一覧画面61のうち所望の出品物の表示領域を選択(クリック)することで、選択された出品物の出品IDを含む個別閲覧要求が端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信される。
閲覧処理部42は、端末装置2から送信される個別閲覧要求を受け付けると、個別閲覧要求に含まれる出品IDに対応する閲覧履歴の情報を更新する。閲覧履歴の情報には、後述する出品物画面63を閲覧したユーザUのユーザIDや閲覧日時、出品物画面63を閲覧した回数(閲覧数Nv)などの情報が含まれる。
また、閲覧処理部42は、端末装置2から送信される個別閲覧要求を受け付けると、出品物画面63の情報を端末装置2へ送信する。図8は、端末装置2に表示された出品物画面63の一例を示す図である。
図8に示すように、出品物画面63には、出品物画像表示領域64と、登録ボタン65と、コメントボタン66と、シェアボタン67と、商品説明領域68と、取引価格表示領域70と、購入手続ボタン71とが含まれる。なお、図示しないが、出品物画面63には、出品者の情報、関連商品の情報などが含まれており、端末装置2のユーザUは、出品物画面63をスクロールすることによって、出品者の情報、関連商品(出品物と関連する他の出品物)の情報などを端末装置2の表示領域に表示することができる。
出品物画像表示領域64には、出品物の画像が表示され、商品説明領域68には、出品物の説明文が表示される。出品物の説明文には、出品物に関する情報の他、例えば、配送方法や配送料金の負担などの情報が含まれる。
登録ボタン65は、例えば、出品物画面63に画像が表示されている出品物の購入を検討している端末装置2のユーザUによって選択(クリック)される。ユーザUが登録ボタン65を選択した場合、ユーザIDおよび出品IDを含む登録要求が端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信される。
コメントボタン66は、出品物画面63に画像が表示されている出品物に対応する後述のコメント画面を要求するためのボタンである。ユーザUがコメントボタン66を選択した場合、端末装置2の処理部15は、ユーザIDおよび出品IDを含むコメント要求を出品物取引処理装置1へ送信する。
シェアボタン67は、例えば、出品物画面63に画像が表示されている出品物をソーシャルネットワークやメールなどによって他者とシェアするためのボタンである。ユーザUがシェアボタン67を選択した場合、処理部15は、出品物画面63の情報(例えば、URLなど)をソーシャルネットワークやメールを介して送信する。また、処理部15は、シェアボタン67が操作されたことを示す情報を出品物画面63の出品物に対応する出品IDやユーザIDと共に送信する。
取引価格表示領域70には、出品物についての現在の取引価格Pの情報が表示される。例えば、出品情報テーブルが図6に示す状態であり、出品ID「C1」の出品物の場合、現在価格「¥550」が取引価格Pとして表示される。
購入手続ボタン71は、出品物画面63に画像が表示されている出品物を購入するためのボタンである。端末装置2のユーザUは、出品物画面63に画像が表示されている出品物の購入を決定した場合、購入手続ボタン71を選択(クリック)する。購入手続ボタン71が選択された場合、端末装置2の処理部15は、ユーザIDおよび出品IDを含む購入要求を端末装置2へ送信する。
なお、閲覧処理部42は、出品物画面63の情報を生成する時においてかかる出品物画面63をリアルタイムで見ているユーザUの数(以下、リアルタイム閲覧ユーザ数と記載する)や閲覧数Nvを出品物画面63に表示することができ、リアルタイム閲覧ユーザ数が多いほどユーザUが購入する可能性を高めることができる。
〔2.3.3.登録処理部43〕
登録処理部43(図4参照)は、端末装置2から送信される登録要求を受け付け、かかる登録要求に含まれる出品IDに対応する出品情報テーブルの「登録履歴」を更新する。例えば、出品情報テーブルが図6に示す状態で、出品ID「C1」の出品物に対する登録要求がある場合、登録処理部43は、出品情報テーブルにおいて、登録要求に含まれるユーザIDや登録要求の日時などを更新し、また、登録要求の回数(以下、登録数Neと記載する)を更新する。
また、登録処理部43は、端末装置2から送信される登録要求を受け付けると、ユーザIDと出品IDとを関連付けて登録結果としてユーザ情報記憶部31に記憶する。端末装置2のユーザUは、端末装置2を操作してユーザIDを含む登録一覧要求を出品物取引処理装置1へ送信することができる。
登録処理部43は、端末装置2から送信される登録一覧要求を受け付けると、登録一覧要求に含まれるユーザIDに基づいて、かかるユーザIDに関連付けられた出品IDをユーザ情報記憶部31の登録結果から取得する。
そして、登録処理部43は、登録結果に含まれる出品IDに対応する出品情報を出品情報記憶部32から取得し、取得した出品情報を含む登録出品物一覧の情報を端末装置2へ送信する。これにより、端末装置2のユーザUは、登録した出品物の情報を容易に知ることができ、例えば、登録ボタン65をお気に入り登録のために用いることができる。なお、登録出品物一覧はウォッチリストとも呼ばれる。
また、登録処理部43は、端末装置2から送信されるコメント要求を受け付けると、コメント要求に含まれる出品IDに対応する出品物に関するコメントの情報を出品情報テーブルから取得し、取得したコメントを含むコメント画面の情報を端末装置2へ送信する。
端末装置2の表示制御部16は、コメント画面の情報を取得すると、かかるコメント画面の情報に基づいて、コメント画面(図示せず)を表示する。かかるコメント画面には、コメント要求に含まれる出品IDに対応する出品物に関して出品者や出品者以外のユーザUが入力して登録したコメントが表示される。
端末装置2のユーザUは、かかるコメント画面へコメントを入力することができ、このように入力されたコメントは、処理部15によって出品IDと共に出品物取引処理装置1へ送信される。登録処理部43は、端末装置2から送信されたコメントやコメントの日時を出品IDに関連付けて出品情報テーブルの「コメント履歴」に設定し、また、「コメント履歴」のコメント数Ncを更新して、出品情報テーブルを更新する。
また、登録処理部43は、出品物毎にシェアボタン67の操作履歴を出品情報テーブルのシェア履歴(図示せず)に設定することができる。出品物毎のシェア履歴には、例えば、シェアボタン67が操作された日時やシェアボタン67を操作したユーザUのユーザID、および、シェアボタン67が操作された回数(以下、シェア回数Nsと記載する)などが含まれる。
〔2.3.4.購入受付部44〕
購入受付部44(図4参照)は、端末装置2から送信される購入要求を受け付けると、かかる購入要求の情報をユーザ情報記憶部31に記憶する。
〔2.3.5.購入処理部45〕
購入処理部45は、購入受付部44によって購入要求が受け付けられた場合、購入要求時の取引価格Pでの購入処理を行う。例えば、出品情報テーブルが図6に示す状態であり、出品ID「C1」の出品物に対して購入要求がある場合、購入処理部45は、現在価格「¥550」を取引価格Pとして購入処理を行う。かかる購入処理は、例えば、クレジットカードによる決済や電子マネーによる決済によって行われる。
購入処理部45は、購入処理を行った出品物の出品処理を終了し、かかる出品物を出品物一覧画面への表示対象から除外する。
〔2.3.6.取引価格変更部46〕
取引価格変更部46は、出品情報記憶部32に記憶された出品情報テーブルに基づき、各出品物について取引価格Pを開始価格Pstartに設定した後、出品物が購入されない場合には、取引価格Pを段階的に下げる処理を行う。取引価格Pを段階的に下げる処理は、出品情報テーブルに設定された情報に基づいて行われる。
取引価格変更部46は、出品情報テーブルにおいて価格変更設定が「あり」に設定されている出品物の取引価格Pを段階的に下げる処理を動的に変更し、価格変更設定が「なし」に設定されている出品物の取引価格Pを段階的に下げる処理を行わない。
例えば、取引価格変更部46は、価格変更設定が「あり」に設定されている出品物に対する注目度、出品物情報(出品物の説明や画像)の情報量、時間帯、出品物と同一または類似の取引対象の取引価格などに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。
図10は、取引価格変更部46の構成の一例を示す図である。図10に示すように、取引価格変更部46は、注目度判定部72と、情報量判定部73と、相場価格判定部74と、物品状態判定部75と、価格変更処理部76とを備える。
例えば、取引価格変更部46の価格変更処理部76は、出品物に対する注目度が高い場合、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbよりも小さくすることができる。出品物に対する注目度は、例えば、登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsなどに基づき、注目度判定部72によって判定される。
取引価格変更部46の注目度判定部72は、例えば、出品物に対する登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsにそれぞれ重み付けを行って加算した値を出品物に対する注目度として判定することができる。例えば、注目度判定部72は、下記式(1)に基づいて、出品物に対する注目度Daを演算することができる。なお、K1〜K4は、重み付けのための係数である。なお、K1〜K4は、それぞれ0以上の値である。
Da=K1×Ne+K2×Nc+K3×Nv+K4×Ns ・・・(1)
また、注目度判定部72は、出品情報テーブルに設定されたコメント数をコメント数Ncとすることができ、また、出品情報テーブルに設定されたコメント数のうち、出品者のコメントを除いた数をコメント数Ncとすることもできる。
注目度判定部72は、直近の所定期間(例えば、1時間)の登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsに基づいて、上記式(1)を用いて注目度Daを所定期間(例えば、10分間)毎に演算することができる。なお、閲覧数Nvは、リアルタイムに出品物画面を閲覧しているユーザUの数であるリアルタイム閲覧数であってもよい。
また、注目度判定部72は、取引価格Pの変動が無い状態での単位期間当たりの登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsに基づいて、上記式(1)を用いて注目度Daを演算することができる。単位期間は、例えば、1時間、3時間などの期間である。
また、注目度判定部72は、取引価格Pを変更したタイミングから発生した登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsに基づいて、上記式(1)を用いて注目度Daを所定期間毎に演算することができる。すなわち、注目度判定部72は、ある取引価格Pに対する登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsに基づいて、注目度Daを演算することができる。
なお、注目度判定部72は、登録数Ne、コメント数Nc、閲覧数Nvおよびシェア回数Nsのうち1以上の情報に基づいて出品物に対する注目度Daを演算することもできる。例えば、注目度判定部72は、登録数Neおよび閲覧数Nvにそれぞれ重み付けを行って加算した値を出品物に対する注目度Daとして判定することができる。
取引価格変更部46の価格変更処理部76は、例えば、所定時間間隔Tc(基準下げ間隔ΔTbの一例)で取引価格Pを下げる処理を行い、出品情報記憶部32の出品情報テーブルの現在価格を更新する。例えば、取引価格変更部46の価格変更処理部76は、価格変更設定「あり」かつ変更形式「1」に設定された出品物(例えば、図6に示す出品ID「C1」の出品物)の取引価格Pを所定時間間隔Tcで取引価格Pを下げる処理を行う。
図9は、取引価格Pの変化の一例を示す図である。図9に示す例では、所定時間間隔Tc毎の各時刻t1、t2、t3、t4、t5において、所定の下げ幅ΔP(例えば、基準下げ幅ΔPb)で取引価格Pが下がっていき、時刻t5において、取引価格Pが最低価格Pminになっている。このように、出品物が購入されない場合には、取引価格Pを段階的に下げる処理を行う。そのため、例えば、出品者による取引価格Pの設定が購入検討者の希望価格と乖離しているような場合であっても、出品物が購入されない可能性を低減することができる。
なお、取引価格変更部46の価格変更処理部76は、取引価格Pを下げる処理を行うタイミング(以下、変更タイミングと記載する)を等間隔にするのではなく、変更タイミングを不等間隔に設定することもできる。例えば、価格変更処理部76は、価格変更設定「あり」かつ変更形式「2」に設定された出品物(例えば、図6に示す出品ID「C3」の出品物)に対して変更タイミングの間隔(基準下げ間隔ΔTb)を徐々に短くしていくことができる。これにより、取引価格Pを二次曲線的に下げることができる。そのため、例えば、希望期間(例えば、1日)に近づいてきた場合に取引価格Pを急激に下げることができ、出品物が購入される可能性を高めることができる。
また、価格変更処理部76は、ユーザUによって設定された変更形式に応じた下げ間隔ΔTにすることに代えてまたは加えて、ユーザUによって設定された変更形式に応じた基準下げ幅ΔPbにすることもできる。
例えば、価格変更処理部76は、ユーザUによって設定された変更形式が第1形式である場合、変更タイミングを等間隔とし、かつ、基準下げ幅ΔPbを一定にする。これにより、取引価格Pを一次関数的に段階的に下げることができる。また、価格変更処理部76は、ユーザUによって設定された変更形式が第2形式である場合、変更タイミングを等間隔または間隔を徐々に小さくし、かつ、基準下げ幅ΔPbを大きくしていく。これにより、取引価格Pを二次曲線的に下げることができる。
また、価格変更処理部76は、ユーザUによって設定された変更形式が第3形式である場合、第1形式および第2形式のうち所定の形式条件に応じた変更形式を選択し、選択した変更形式で下げ間隔ΔTおよび基準下げ幅ΔPbの少なくとも一つを変動させる。例えば、価格変更処理部76は、注目度Daが所定値以上である場合、第1形式を選択し、注目度Daが所定値未満である場合、第2形式を選択する。
また、価格変更処理部76は、出品物情報の情報量Mcが所定量以上である場合には、第1形式を選択し、注目度Daが所定値未満である場合、情報量Mcが所定量未満である場合には、第2形式を選択することもできる。なお、第1形式および第2形式は一例であって、価格変更処理部76は、ユーザUによって設定された変更形式が第3形式である場合、その他の形式を選択することもできる。
また、取引価格変更部46の価格変更処理部76は、出品物が購入されやすいような時間帯や曜日の変更タイミングの間隔を短くすることもできる。例えば、価格変更処理部76は、出品物取引処理サービスの利用が多い時間帯や曜日における変更タイミングの間隔を短くし、出品物取引処理サービスの利用が少ない時間帯や曜日における変更タイミングの間隔を長くすることができる。
価格変更処理部76は、例えば、出品物に対する注目度Daが所定値以上である場合、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくすることができる。図11は、取引価格Pの変化と注目度Daの変化との関係の一例を示す図である。
図11に示す例では、価格変更処理部76は、時刻t1において、注目度Daが所定値Sth以上であるため、取引価格Pを下げる処理を停止し、また、時刻t2において、注目度Daが所定値Sth未満であるため、取引価格Pを下げ幅ΔP分だけ下げている。
同様に、価格変更処理部76は、時刻t3において、注目度Daが所定値Sth以上であるため、取引価格Pを下げる処理を停止し、時刻t4、t5、t6、t7において、注目度Daが所定値Sth未満であるため、取引価格Pを下げ幅ΔP分ずつ下げている。
図11に示す例では、価格変更処理部76は、注目度Daが所定値Sth以上である場合に、取引価格Pを下げる処理を停止しているが、価格変更処理部76は、注目度Daが所定値Sth以上である場合に、下げ幅ΔPを小さくすることができる。図12は、取引価格Pの変化と注目度Daの変化との関係の他の例を示す図である。
図12に示す例では、価格変更処理部76は、時刻t1において、注目度Daが所定値Sth以上であるため、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくし、時刻t2において、注目度Daが所定値Sth未満であるため、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしている。
同様に、価格変更処理部76は、時刻t3において、注目度Daが所定値Sth以上であるため、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくし、時刻t4、t5、t6、t7において、注目度Daが所定値Sth未満であるため、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしている。
なお、価格変更処理部76は、各時刻t1〜t7において、注目度Daに応じた下げ幅ΔPで取引価格Pを下げる処理を行うこともできる。例えば、価格変更処理部76は、下記式(2)の演算によって、下げ幅ΔPを求めることもできる。なお、式(2)において、「K5」は係数である。
ΔP=K5×Da ・・・(2)
また、価格変更処理部76は、注目度Daに応じて取引価格Pを下げるタイミング(下げ間隔ΔT)を変更することができる。例えば、価格変更処理部76は、注目度Daが高いほど取引価格Pを下げるタイミングを長くすることができる。例えば、価格変更処理部76は、取引価格Pがある値に設定されてからの注目度Daの所定時間当たりの平均値を演算し、かかる平均値が大きいほどタイミングを長くすることができる。
また、価格変更処理部76は、価格変更設定「あり」かつ希望期間が設定された出品物(例えば、図6に示す出品ID「C1」の出品物)の取引価格Pを希望期間(例えば、1日)で購入されるように、希望期間に取引価格Pが最低価格Pminまで下がるように、所定時間間隔Tcまたは取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくすることができる。
例えば、希望期間が「Tx」であり、開始価格Pstartと最低価格Pminとの価格差Pdiffが「¥200」であるとする。この場合、価格変更処理部76は、所定時間間隔Tcが到来する毎に基準下げ幅ΔPbを下記式(3)の演算によって求めることができる。
ΔPb=Pdiff/(Tx/Tc) ・・・(3)
また、価格変更処理部76は、注目度Daが所定値Sth以上である場合に取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbよりも小さくし、注目度Daが所定値Sth未満である場合に取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbよりも大きくすることもできる。これにより、注目度Daに応じて取引価格Pを下げていく態様を変更しつつ、希望期間に取引価格Pを最低価格Pminまで下げることができ、購入される可能性を高めることができる。
なお、価格変更処理部76は、取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbとし、取引価格Pを下げるタイミングを注目度Daが高いほど長くし、注目度Daが低いほど短くすることができる。これによっても、購入される可能性を高めることができる。また、価格変更処理部76は、注目度Daに応じて取引価格Pの下げ幅ΔPと取引価格Pを下げるタイミングとを変更することもできる。
このように、価格変更処理部76は、取引価格Pを段階的に下げていく態様を注目度Daに応じて動的に変更することができる。注目度Daが高い出品物は、取引価格Pが適切に設定されている可能性が高いことから、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくすることによって、取引価格Pが低くなりすぎることを防止し、出品者が受ける利益を向上させることができる。
一方、注目度Daが低い出品物は、取引価格Pが高めに設定されている可能性が高いことから、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり取引価格Pの下げ間隔ΔTを小さくしたりすることによって、出品物が購入される可能性を高めることができる。
また、価格変更処理部76は、出品物情報(出品物の説明や画像)の情報量Mcに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。例えば、情報量判定部73は、下記式(4)の演算によって、情報量判定部73によって判定された出品物情報の情報量Mcを演算することができる。なお、式(4)において、「K6」、「K7」は係数、「Mt」は、出品物の説明文の長さ(例えば、テキストの文字数)、「Mp」は、出品物の画像の数である。なお、K6、K7は、0以上の値である。
Mc=K6×Mt+K7×Mp ・・・(4)
価格変更処理部76は、注目度Daの場合と同様に、情報量Mcに基づいて、取引価格Pを下げる処理を停止することができ、また、情報量Mcが多いほど、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを長くしたりすることができる。なお、価格変更処理部76は、出品物の説明文の長さおよび出品物の画像のいずれか一方に基づいて出品物情報の情報量Mcを演算することもできる。
また、価格変更処理部76は、注目度Daの場合と同様に、出品物と同じ種類または類似の種類の他の複数の出品物(以下、関連出品物と記載する)の取引価格に基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。例えば、価格変更処理部76は、出品物の取引価格が関連出品物の平均取引価格や平均購入価格よりも高額であるほど、出品物の取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくすることができる。
また、価格変更処理部76は、出品物の取引価格が関連出品物の平均取引価格や平均購入価格よりも低額なほど、出品物の取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくすることができる。なお、「平均取引価格」は、例えば、現時点で出品されている複数の関連出品物の現地点の取引価格P(現在価格)の平均値であり、また、「平均購入価格」は、例えば、購入された複数の関連出品物の購入時の取引価格P(購入価格)の平均値である。
なお、取引価格変更部46は、例えば、出品物の説明文および画像の共通性に基づいて、関連出品物を判定することができる。例えば、取引価格変更部46は、出品物の説明文に対するテキストマイニングの結果と出品物の画像に対する類似画像検索の結果との組み合わせによって関連出品物を判定することができる。
また、価格変更処理部76は、出品物の相場価格に基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。例えば、価格変更処理部76は、出品物の取引価格が相場価格よりも高額であるほど、出品物の取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくすることもできる。なお、出品物の相場価格は、出品物と同一の商品(以下、同一商品と記載する)の相場価格であるが出品物に類似する商品の相場価格を考慮したものであってもよい。
出品物の相場価格は、相場価格判定部74によって判定される。相場価格判定部74は、例えば、出品情報テーブルに基づいて、同一商品の平均取引価格や平均購入価格を出品物の相場価格として判定することができる。同一商品の平均取引価格は、関連出品物の現時点での取引価格の平均値であり、同一商品の平均購入価格は、同一商品が購入されたときの取引価格Pの平均値である。なお、相場価格判定部74は、外部サーバから出品物の相場価格を取得することもできる。
また、価格変更処理部76は、例えば、出品物が所定条件(例えば、注目度Daに対する条件)を満たし、かつ、出品物の取引価格Pが同一商品の相場価格よりも高い場合、同一商品の相場価格よりも高い取引価格帯で出品物の取引価格Pを段階的に下げることができる。この場合、価格変更処理部76は、取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbよりも小さくしたり、下げ間隔ΔTを基準下げ間隔ΔTbよりも小さくすることで、取引価格Pを緩やかに下げていくことができる。
これにより、適性な取引価格Pで購入の可能性を高めることができる。なお、上記「所定条件」は、出品物が購入される可能性が高い場合であり、例えば、出品物情報の情報量Mcが設定量以上であるという条件、注目度Daが設定閾値以上であるという条件、または、出品物が取引成立可能性が高い商品であるという条件である。
また、価格変更処理部76は、出品物の状態に基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。例えば、価格変更処理部76は、出品物の状態が良いほど取引価格Pの下げ幅ΔPを基準下げ幅ΔPbよりも小さくしたり、下げ間隔ΔTを基準下げ間隔ΔTbよりも小さくすることで、取引価格Pを緩やかに下げていくことができる。
かかる出品物の状態は、物品状態判定部75によって判定される。物品状態判定部75は、例えば、外部サーバから同一商品の新品の画像(以下、新品画像と記載する)の情報を収集する。物品状態判定部75は、新品画像と出品物の画像(以下、出品物画像と記載する)とを比較し、新品画像と出品物画像との差から出品物の状態を判定する。なお、かかる出品物画像は、物品状態判定部75によって出品情報テーブルから取得される。
例えば、出品物画像と新品画像との差が小さいほど出品物の状態が良いと判定し、出品物画像と新品画像との差が大きいほど出品物の状態が悪いと判定することができる。物品状態判定部75は、例えば、出品物画像と新品画像との差により、出品物の表面の傷、欠落、罅(ひび)などや出品物の色あせなどを判定し、かかる判定結果に基づき、出品物の状態を判定することができる。
また、物品状態判定部75は、出品情報テーブルに設定された出品物の説明文や出品物に対するコメントから劣化した部位の情報量の情報を抽出し、抽出した情報に基づき、出品物の状態を判定することができる。
例えば、出品物の説明文や出品物に対するコメントに「出品物画像にある取っ手の部分が多少、黒ずんでいます」などの情報が含まれている場合、程度を示す「多少」や状態を示す「黒ずんでいます」などの情報から出品物の状態を判定することができる。物品状態判定部75は、程度を示す用語、状態を示す用語に加え、部位を示す用語から出品物の状態を判定するモデル(例えば、機械学習モデル)から出品物の状態を判定することができる。
また、取引価格変更部46は、注目度Daの場合と同様に、例えば、出品者に対する購入者の評価(以下、出品者評価と記載する)が高いほど、取引価格Pを下げる処理を停止することができ、また、出品者評価が高いほど、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを長くしたりすることができる。出品者評価は、例えば、端末装置2から送信される情報であり、例えば、出品物取引処理装置1から出品物の購入処理後に購入者の端末装置2に送信される出品者評価画面へのユーザ操作によって入力され、出品物取引処理装置1へ送信される。
また、取引価格変更部46は、注目度Da、情報量Mc、時間帯や曜日、関連出品物の平均取引価格や平均購入価格、および、出品者評価のうちいずれか一つに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更するがかかる例に限定されない。すなわち、取引価格変更部46は、注目度Da、情報量Mc、時間帯や曜日、関連出品物の平均取引価格や平均購入価格、および、出品者評価のうち2以上を組み合わせて取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。
例えば、取引価格変更部46は、注目度Daおよび情報量Mcを重み付けして加算した結果や平均した結果を変更スコアとして演算し、かかる変更スコアに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。この場合、取引価格変更部46は、変更スコアが大きいほど、取引価格Pを下げる処理を停止または取引価格Pの下げ幅をΔP小さくしたり、取引価格Pの下げ間隔ΔTを長くしたりすることができる。
なお、取引価格変更部46は、最低価格Pminの設定がされていない場合や出品物の出品後に最低価格Pminの設定が出品者によって出品情報テーブルから解除(削除)された場合、最低価格Pminとは無関係に取引価格Pを下げる。これにより、出品物が購入されない状態が継続する場合に、取引価格Pを最低価格Pminよりも下げることができる。
〔2.3.7.通知部47〕
通知部47は、例えば、取引価格Pが最低価格Pminになった後、所定期間が経過した場合や変更スコアが小さいような場合に、最低価格Pminの解除を促すメッセージを端末装置2へ通知することができる。これにより、端末装置2の表示部12には、最低価格Pminの解除を促すメッセージが表示され、端末装置2のユーザUは、最低価格の解除を要求する設定解除要求を端末装置2から送信することで、出品物が購入される可能性を増加させることができる。
また、通知部47は、価格変更設定「あり」が設定されていない出品物(例えば、図6の出品ID「C2」の出品物)の出品者に対して、価格変更の提案を行うことができる。図13は、通知部47から端末装置2へ通知される情報に基づいて端末装置2で表示される通知画面の一例を示す図である。
図13に示すように、通知部47は、例えば、注目度Daが所定値よりも低い場合に、価格変更の設定(取引価格Pを段階的に下げる設定)を提案する通知画面81の情報を出品者であるユーザUの端末装置2へ送信する。これにより、出品者であるユーザUの端末装置2の表示部12に価格変更設定の提案を含む通知画面81を表示させ、価格変更設定の提案を通知することができる。図13に示す通知画面81には、取引価格Pの変更内容と、提案を受け入れるかどうかを決定するためのYesボタン82およびNoボタン83が表示される。
端末装置2のユーザUは、Yesボタン82を操作することで、通知画面81に含まれる取引価格Pの変更内容に応じた取引価格の情報と出品IDとを含む再設定要求が端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信される。出品受付部41は、再設定要求に含まれる取引価格を出品情報テーブルに設定する。これにより、取引価格Pに対する動的な変更処理が適用されない出品物の出品者であるユーザUは、出品物の取引価格Pを容易に変更することができる。なお、通知部47は、例えば、注目度Daが所定値よりも高い場合に、価格変更を提案する通知画面81の情報を端末装置2へ送信することもできる。
また、通知部47は、例えば、変更形式が第2形式に設定されており、且つ、注目度Daが所定値以上である場合、変更形式の第1形式への変更を提案する通知画面の情報を出品者であるユーザUの端末装置2へ送信する。これにより、出品者であるユーザUの端末装置2の表示部12に変更形式の変更の提案を含む通知画面を表示させ、変更形式の変更の提案を通知することができる。この場合、通知部47は、通知画面に閲覧数Nv(リアルタイム閲覧数でもよい)や登録数Neを表示することができ、これにより、出品者が変更形式を変更する動機付けを与えることができる。
なお、通知部47は、取引価格変更部46と同様に、注目度Da、情報量Mc、時間帯や曜日、関連出品物の平均取引価格や平均購入価格、および、出品者評価のうちいずれか一つ以上に基づいて、取引価格Pの変更タイミングや下げ幅ΔPを判定することができる。通知部47は、判定した取引価格Pの変更タイミングで、判定した下げ幅ΔPに基づく取引価格Pの変更内容に応じた通知画面81の情報を端末装置2へ送信することができる。
これにより、ユーザ操作に応じて、図11や図12に示すような取引価格Pの下げ態様で取引価格Pを変更することができる。なお、通知部47は、取引価格変更部46によって判定された取引価格Pの変更タイミングや下げ幅ΔPを取得して、通知画面81の情報を生成して送信することもできる。
また、通知部47は、取引価格Pを下げる処理と共に注目度Daを上げるための販売促進費の支払いの提案を出品者のユーザUへ行うことができる。例えば、通知部47は、図14に示すような通知画面91の情報を端末装置2へ送信することができる。図14は、端末装置2に表示される通知画面91の一例を示す図である。
図14に示すように、販売促進費の支払いの提案内容と、提案を受け入れるかどうかを決定するためのYesボタン92およびNoボタン93が表示される。端末装置2のユーザUは、Yesボタン92を操作することで、通知画面91に含まれる販売促進割合(例えば、取引価格の10%)の情報と出品IDとを含む再設定要求が端末装置2から出品物取引処理装置1へ送信される。出品受付部41は、再設定要求に含まれる販売促進割合を出品情報テーブルに設定する。
これにより、閲覧処理部42によって販売促進費が高い出品物ほど優先して上位に表示されるように出品物一覧画面61が生成されるため、出品物の注目度Daを上げることができ、購入の可能性を高めることができる。なお、通知部47は、取引価格Pを下げる処理が行われない場合であっても、注目度Daを上げるための販売促進費の支払いの提案を出品者のユーザUへ行うことができる。
〔3.出品物取引処理装置1の処理フロー〕
まず、図15を用いて、出品物取引処理装置1における情報処理の手順の一例について説明する。図15は、出品物取引処理装置1における情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。かかる情報処理は、出品物毎に行われる処理である。
図15に示すように、制御部22は、端末装置2から出品物の出品に関する要求(例えば、出品要求、追加設定要求、設定解除要求など)を受け付けたか否かを判定する(ステップS10)。出品物の出品に関する要求を受け付けたと判定した場合(ステップS10;Yes)、制御部22は、出品物の出品に関する処理を行う(ステップS11)。
例えば、制御部22は、ステップS11において、端末装置2から出品物の出品に関する要求に応じた情報を出品情報テーブルに設定する。また、制御部22は、ステップS11において、端末装置2からの閲覧要求などに対して、出品物一覧画面61の情報を生成して送信したり、出品物画面63の情報を生成して送信したりすることができる。
出品物の出品に関する要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS10;No)、または、ステップS11の処理が終了した場合、制御部22は、端末装置2から出品物の購入要求があるか否かを判定する(ステップS12)。出品物の購入要求があると判定した場合(ステップS12;Yes)、制御部22は、購入要求に対応する出品物の現在価格を取引価格Pとして購入処理を行う(ステップS13)。
出品物の購入要求がないと判定した場合(ステップS12;No)、または、ステップS13の処理が終了した場合、制御部22は、出品物が価格変更の対象であるか否かを判定する(ステップS14)。制御部22は、出品情報テーブルにおいて価格変更設定が「あり」になっている場合に、出品物が価格変更の対象であると判定する。
出品物が価格変更の対象であると判定した場合(ステップS14;Yes)、制御部22は、価格変更のタイミングであるか否かを判定する(ステップS15)。制御部22は、例えば、取引価格Pの下げ間隔ΔTが到来した場合に、価格変更のタイミングであると判定する。かかるステップS15の処理は、取引価格変更部46によって実行される。
価格変更のタイミングであると判定した場合(ステップS15;Yes)、制御部22は、価格変更処理を行う(ステップS16)。かかる価格変更処理は、上述した取引価格変更部46によって実行される処理であり、例えば、取引価格Pの変更を行うか否かの判定処理、取引価格Pの下げ幅ΔPの判定処理、および、取引価格Pの更新処理などが行われる。
出品物が価格変更の対象ではないと判定した場合(ステップS14;No)、価格変更のタイミングではないと判定した場合(ステップS15;No)、または、ステップS16の処理が終了した場合、制御部22は、端末装置2から登録要求があるか否かを判定する(ステップS17)。
登録要求があると判定した場合(ステップS17;Yes)、制御部22は、登録要求に応じた登録処理を行う(ステップS18)。かかる登録処理は、登録処理部43によって実行される処理である。登録要求がないと判定した場合(ステップS17;No)、または、ステップS18の処理が終了した場合、制御部22は、その他の処理を行う(ステップS19)。例えば、制御部22は、ステップS19において、上述した通知部47による処理を実行することができる。
〔4.変形例〕
上述した実施形態では、注目度Da、情報量Mc、時間帯や曜日、関連出品物の平均取引価格や平均購入価格、および、出品者評価のうち1以上の情報に基づいて取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更する例を説明したが、かかる例に限定されない。例えば、取引価格変更部46は、これらの情報に加え、または、これらの情報に代えて、周辺環境(例えば、自然災害の発生状況、天候の状態、他国の経済状態や紛争状態など)に基づいて取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することもできる。
また、上述した実施形態では、取引価格変更部46は、例えば、上記式(1)〜(3)の演算などに基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更する例を説明したがかかる例に限定されない。例えば、取引価格変更部46は、購入実績のある関連商品の取引価格Pの下げ態様を統計的に演算し、かかる統計結果に基づいて、取引価格Pを段階的に下げていく態様を動的に変更することができる。
また、上述した実施形態では、取引価格変更部46は、取引価格Pを下げていく態様を動的に変更する例を説明したが、取引価格Pを下げていく態様を動的に変更せず、ユーザUによって選択された変更形式で取引価格Pを下げていくが、取引価格Pを下げていく態様の動的変更を行わないこともできる。
〔5.ハードウェア構成〕
上述した実施形態における出品物取引処理装置1および端末装置2は、それぞれ例えば図16に示すような構成のコンピュータ200がプログラムを実行することによって実現される。
図16は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ200は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、通信インターフェイス(I/F)205、入出力インターフェイス(I/F)206、およびメディアインターフェイス(I/F)207を備える。
CPU201は、ROM203またはHDD204に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM203は、コンピュータ200の起動時にCPU201によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ200のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD204は、CPU201によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス205は、各通信部10、20に対応し、ネットワーク3を介して他の機器からデータを受信してCPU201へ送り、CPU201が生成したデータを、ネットワーク3を介して他の機器へ送信する。
CPU201は、入出力インターフェイス206を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU201は、入出力インターフェイス206を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU201は、生成したデータを、入出力インターフェイス206を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス207は、記録媒体208に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM202を介してCPU201に提供する。CPU201は、当該プログラムを、メディアインターフェイス207を介して記録媒体208からRAM202上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体208は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ200のCPU201は、RAM202上にロードされたプログラムを実行することにより、上述した制御部(制御部11または制御部22)の各機能を実現する。また、かかる制御部は、それぞれ一部または全部がハードウェアのみで構成されてもよい。
コンピュータ200のCPU201は、プログラムを、記録媒体208から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワーク3を介してこれらのプログラムを取得してもよい。なお、HDD204は、各記憶部14、21に対応し、各記憶部14、21と同様のデータを記憶する。また、HDD204に代えて、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、光ディスク等の記憶装置を用いてもよい。
〔6.効果〕
実施形態に係る出品物取引処理装置1は、出品受付部41(設定受付部の一例)と、取引価格変更部46と、購入受付部44と、購入処理部45(処理部の一例)とを備える。出品受付部41は、出品物の取引価格Pの設定を受け付ける。取引価格変更部46は、取引価格Pを段階的に下げる。購入受付部44は、取引価格Pでの出品物の購入要求を受け付ける。購入処理部45は、購入要求に対する処理を行う。取引価格変更部46は、取引価格Pを下げていく態様を動的に変更する。このように取引価格Pを下げていく態様を動的に変更することで、出品者が受ける利益を向上させたり、出品物が購入される可能性を向上させたりすることができる。
また、取引価格変更部46は、出品物に対する注目度Daに応じて取引価格Pを段階的に下げる。これにより、取引価格Pが低くなりすぎることを防止し、出品者が受ける利益を向上させることができ、また、出品物が購入される可能性を高めることができる。
また、出品受付部41は、出品物情報受付部として、出品物に関する情報として公開される出品物情報を受け付ける。取引価格変更部46は、出品物情報の情報量に応じて取引価格Pを段階的に下げる。これにより、取引価格Pが低くなりすぎることを防止し、出品者が受ける利益を向上させることができ、また、出品物が購入される可能性を高めることができる。
また、取引価格変更部46は、出品物情報の情報量Mcが所定条件(例えば、注目度Daが設定閾値以上であるという条件)を満たす場合、出品物の相場価格よりも高い取引価格帯で取引価格Pを段階的に下げる。これにより、適性な取引価格Pで購入の可能性を高めることができる。
出品物情報の情報量Mcには、出品物の画像の数が含まれ、取引価格変更部46は、出品物の画像の数に応じて取引価格Pを段階的に下げる。これにより、例えば、出品物の画像の数が多いほど、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、下げ間隔ΔTを長くしたりすることができる。
また、取引価格変更部46は、出品物情報に基づいて出品物の状態を判定する物品状態判定部75(判定部の一例)と、物品状態判定部75によって判定された出品物の状態に基づいて、取引価格Pを段階的に下げる価格変更処理部76とを備える。
出品物の状態が良いほど高い取引価格で購入される可能性が高いことから、取引価格変更部46は、出品物の状態が良いほど、取引価格Pの下げ幅ΔPを小さくしたり、下げ間隔ΔTを長くしたりすることで、適性な取引価格Pで購入の可能性を高めることができる。また、出品物の状態が悪いほど低い取引価格で購入される可能性が高いため、例えば、出品物の状態が悪いほど、取引価格Pの下げ幅ΔPを大きくしたり、下げ間隔ΔTを短くしたりすることで、出品物の購入の可能性を高めることができる。
また、取引価格変更部46は、時間帯および曜日の少なくともいずれか一つに応じて取引価格を段階的に下げる。例えば、出品物が購入されやすいような時間帯や曜日の変更タイミングの間隔を短くすることで、購入希望者に対して出品物の購入の後押しを行うことができ、これにより、出品物が購入される可能性を高めることができる。例えば、出品物が購入されやすいような時間帯や曜日の変更タイミングの間隔を長くすることで、出品物が購入されやすいような時間帯や曜日での取引価格Pの変動を抑えることができ、これにより、取引価格Pが低くなりすぎることを防止し、出品者が受ける利益を向上させることができる。
また、取引価格変更部46は、出品物と同じ種類または類似の種類の他の出品物(関連出品商品)の価格に基づいて、取引価格Pを下げる。これにより、取引価格Pを下げていく態様を適切に設定することができる。
また、出品受付部41は、出品物に対する最低価格Pminの設定を受け付け、取引価格変更部46は、取引価格Pが最低価格Pmin以下にならないように、取引価格Pを下げる。これにより、取引価格Pが低くなりすぎることを防止することができ、出品物が購入される可能性を高めつつ、出品者が受ける利益が下がりすぎることを防止できる。
また、出品受付部41は、最低価格Pminの設定を解除する設定を受け付け、取引価格変更部46は、最低価格Pminの設定が解除された場合に、最低価格Pminとは無関係に取引価格Pを下げる。これにより、設定された最低価格Pminの設定が適切でない場合であっても、出品物が購入される可能性を高めることができる。
また、出品受付部41は、取引価格Pを段階的に下げる形式である変更形式(例えば、上述した第1変更形式から第3変更形式のいずれか)の設定を受け付ける。取引価格変更部46は、出品受付部41によって受け付けた変更形式を基準に、取引価格Pを下げていく態様を動的に変更する。これにより、ユーザUが望む変更形式で取引価格Pを下げていく態様を動的に変更することができる。
また、出品物取引処理装置1は、出品物に対する注目度Daに基づいて、変更形式の変更の提案を出品物の出品者に通知する通知部47を備える。これにより、出品物が購入される可能性を高める機会をユーザUに与えることができる。
また、出品受付部41は、取引価格変更部46によって取引価格Pを段階的に下げる設定を受け付ける。取引価格変更部46は、出品物受付部4によって取引価格Pを段階的に下げる設定を受け付けた場合に、出品物の取引価格Pを段階的に下げる。これにより、ユーザUの選択によって出品物の取引価格Pが段階的に下がることから、ユーザUが意図せずに出品物の取引価格Pが段階的に下がることを防止することができる。
また、出品物取引処理装置1は、出品受付部41によって取引価格Pを段階的に下げる設定が受け付けられていない場合、出品物に対する注目度Daに基づいて、取引価格Pを段階的に下げる設定の提案を出品物の出品者に通知する通知部47を備える。これにより、例えば、注目度Daが高い出品物の出品者または注目度Daが低い出品物の出品者に取引価格Pを段階的に下げる設定を促すことができ、これにより、出品物が購入される可能性を高めることができる。
上述した出品物取引処理装置1は、それぞれ複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、処理部は、処理手段や処理回路に読み替えることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 出品物取引処理装置
20 通信部
21 記憶部
22 制御部
31 ユーザ情報記憶部
32 出品情報記憶部
41 出品受付部(設定受付部の一例)
42 閲覧処理部
43 登録処理部
44 購入受付部
45 購入処理部(処理部の一例)
46 取引価格変更部
47 通知部

Claims (16)

  1. 出品物の取引価格の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記取引価格を段階的に下げる取引価格変更部と、
    前記取引価格での前記出品物の購入要求を受け付ける購入受付部と、
    前記購入要求に対する処理を行う処理部と、を備え、
    前記取引価格変更部は、
    前記取引価格を下げていく態様を動的に変更する
    ことを特徴とする出品物取引処理装置。
  2. 前記取引価格変更部は、
    前記出品物に対する注目度に応じて前記取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の出品物取引処理装置。
  3. 前記出品物に関する情報として公開される出品物情報を受け付ける出品物情報受付部を備え、
    前記取引価格変更部は、
    前記出品物情報の情報量に応じて前記取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の出品物取引処理装置。
  4. 前記取引価格変更部は、
    前記出品物情報の情報量が所定条件を満たす場合、前記出品物の相場価格よりも高い取引価格帯で前記取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項3に記載の出品物取引処理装置。
  5. 前記出品物情報の情報量には、出品物の画像の数が含まれ、
    前記取引価格変更部は、
    前記出品物の画像の数に応じて前記取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の出品物取引処理装置。
  6. 前記取引価格変更部は、
    前記出品物情報に基づいて前記出品物の状態を判定する判定部と、
    前記判定部によって判定された前記出品物の状態に基づいて、前記取引価格を段階的に下げる価格変更処理部と、を備える
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  7. 前記取引価格変更部は、
    時間帯および曜日の少なくともいずれか一つに応じて前記取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  8. 前記取引価格変更部は、
    前記出品物と同じ種類または類似の種類の他の出品物の価格に基づいて、前記取引価格を下げる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  9. 前記設定受付部は、
    前記出品物に対する最低価格の設定を受け付け、
    前記取引価格変更部は、
    前記取引価格が前記最低価格以下にならないように、前記取引価格を下げる
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  10. 前記設定受付部は、
    前記最低価格の設定を解除する設定を受け付け、
    前記取引価格変更部は、
    前記最低価格の設定が解除された場合に、前記最低価格とは無関係に前記取引価格を下げる
    ことを特徴とする請求項9に記載の出品物取引処理装置。
  11. 前記設定受付部は、
    前記取引価格を段階的に下げる形式の設定を受け付け、
    前記取引価格変更部は、
    前記設定受付部によって受け付けた前記形式を基準に、前記取引価格を下げていく態様を動的に変更する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  12. 前記出品物に対する注目度に基づいて、前記形式の変更の提案を前記出品物の出品者に通知する通知部を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の出品物取引処理装置。
  13. 前記設定受付部は、
    前記取引価格変更部によって前記取引価格を段階的に下げる設定を受け付け、
    前記取引価格変更部は、
    前記設定受付部によって前記取引価格を段階的に下げる設定を受け付けた場合に、前記出品物の取引価格を段階的に下げる
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の出品物取引処理装置。
  14. 前記設定受付部によって前記取引価格を段階的に下げる設定が受け付けられていない場合、前記出品物に対する注目度に基づいて、前記取引価格を段階的に下げる設定の提案を前記出品物の出品者に通知する通知部を備える
    ことを特徴とする請求項13に記載の出品物取引処理装置。
  15. コンピュータが実行する出品物取引処理方法であって、
    出品物の取引価格の設定を受け付ける設定受付工程と、
    前記取引価格を段階的に下げていく態様を動的に変更する取引価格変更工程と、
    前記取引価格での前記出品物の購入要求を受け付ける購入受付工程と、
    前記購入要求に対する処理を行う処理工程と、を含む
    ことを特徴とする出品物取引処理方法。
  16. 出品物の取引価格の設定を受け付ける設定受付手順と、
    前記取引価格を段階的に下げいく態様を動的に変更する取引価格変更手順と、
    前記取引価格での前記出品物の購入要求を受け付ける購入受付手順と、
    前記購入要求に対する処理を行う処理手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする出品物取引処理プログラム。
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