JP2018049210A - 画像形成装置、トナー供給方法およびトナー供給プログラム - Google Patents

画像形成装置、トナー供給方法およびトナー供給プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 印字品質を安定させること。
【解決手段】 MFPは、トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、貯蔵部に貯蔵されたトナーで感光体ドラムに画像を形成する画像形成ユニットと、サブホッパー駆動機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給するサブホッパーと、所定のタイミングで画像形成ユニットに予め定められた濃度の画像を形成させ、形成された画像の濃度を測定する濃度測定部55と、濃度測定部55による濃度の測定に応じて、測定された濃度に基づいてサブホッパー駆動機構の駆動量を補正する補正部59と、所定の条件の成立により、濃度測定部55が濃度を測定するタイミングを変更する変更部61と、を備える。
【選択図】 図6

Description

この発明は、画像形成装置、トナー供給方法およびトナー供給プログラムに関し、特に、トナーで画像を用紙に形成する画像形成装置、その画像形成装置で実行されるトナー供給方法およびトナー供給プログラムに関する。
近年、MFP(Multi Function Peripheral)で代表される画像処理装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーにて現像する現像器と、現像器にトナーを補給するサブホッパーとを備えている。この現像器は、トナーを貯蔵する貯蔵部を有しており、貯蔵部におけるトナー濃度が印字品質に影響する。このため、貯蔵部のトナー濃度が所定の範囲内に維持する必要がある。このため、現像器で消費される量のトナーをサブホッパーから供給する制御が知られている。貯蔵部にトナーの濃度を測定する濃度センサーを設け、貯蔵部のトナーの濃度が一定になるように、サブホッパーからトナーを供給する技術がある。しかしながら、濃度センサーを設けなければならず、コストが上昇してしまうといった問題がある。
一方、特開平6−258951号公報には、感光体上に基準トナー像をつくり、その基準トナー像のトナー濃度をセンサで測定し、その測定結果に基づき現像室へのトナー補給間隔を変更するとともに、その測定結果を前回の測定結果と比較して基準トナー像作成間隔を変更し、同様に、変更後の補給間隔でトナー補給を行いながら、引き続き記録を行うとともに、変更後の作成間隔で再び前記感光体上に基準トナー像をつくり、以下同様に、その基準トナー像のトナー濃度を測定し、トナー補給間隔を変更するとともに、基準トナー像作成間隔を変更し、トナー補給を行うとともに、基準トナー像をつくることを繰り返してなる、電子写真記録装置のトナー濃度調整方法が記載されている。
しかしながら、サブホッパーから貯蔵部にトナーを供給する供給量は、サブホッパーに収納されているトナーの状態に影響される。例えば、サブホッパーに収納されているトナーの量が少なくなった場合、サブホッパーに収納されているトナーの流動性が変化した場合等である。このため、特開平6−258951号公報に記載の技術では、サブホッパーに収納されているトナーの状態が変化した場合に、貯蔵部におけるトナー濃度を適切な濃度に保つことが困難であるといった問題がある。一方で、感光体への基準トナー像の形成と測定を増やすことで、出力される画像品質を維持することも考えられるが、基準トナー像の形成にはより多くのトナーを消費することになる。
特開平6−258951号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、印字品質を安定させることが可能な画像形成装置を提供することである。また他の目的は、印字品質を安定させつつ、トナーの消費を抑えることである。
この発明の他の目的は、印字品質を安定させることが可能なトナー供給方法を提供することである。
この発明の他の目的は、印字品質を安定させることが可能なトナー供給プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像処理装置は、トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、搬送機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給するトナー供給手段と、所定のタイミングで画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、形成された画像の濃度を測定する濃度測定手段と、濃度測定手段による濃度の測定に応じて、測定された濃度に基づいて搬送機構の駆動量を補正する補正手段と、所定の条件の成立により、濃度測定手段が濃度を測定するタイミングを変更する変更手段と、を備える。
この局面に従えば、所定のタイミングで予め定められた濃度の画像が形成され、形成された画像の濃度が測定され、測定された濃度に基づいて搬送機構の駆動量が補正される。このため、所定のタイミングで搬送機構の駆動量が補正されるので、貯蔵部に貯蔵されるトナーの量を適切な量に調整することができる。さらに、所定の条件の成立により、濃度を測定するタイミングが変更される。駆動量を補正するタイミングを変更することにより、搬送機構の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。その結果、貯蔵部に貯蔵されるトナーの量を適切な量に調整することができ、印字品質を安定することが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、変更手段は、濃度測定手段が濃度を測定する頻度が多くなるタイミングに変更する。
この局面に従えば、濃度を測定する頻度が多くなるタイミングに変更する。このため、搬送機構の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化が大きな場合に、その変化に早期に対応して駆動量を決定することができる。
好ましくは、画像形成の対象となる画像データに基づいて、画像形成手段によるトナー消費量を予測する消費量予測手段をさらに備え、トナー供給手段は、単位量当たりのトナーに対して定められた基準駆動量と、予測されたトナー消費量とに基づいて搬送機構の駆動量を決定し、決定された駆動量だけ搬送機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給し、補正手段は、測定された濃度に基づいて貯蔵部のトナー濃度を予測し、予測されたトナー濃度に基づいて、基準駆動量を補正する。
この局面に従えば、画像データに基づいて予測されたトナー消費量と、基準駆動量とに基づいて駆動量が決定され、決定された駆動量だけ搬送機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給し、測定された濃度に基づいて予測される貯蔵部のトナー濃度に基づいて基準駆動量が補正される。このため、画像データに基づいて予測されるトナー消費量と、搬送機構から実際に貯蔵部に供給されたトナーの供給量との差を、補正することができる。
好ましくは、所定のタイミングは、濃度測定手段が濃度を検出してから消費量予測手段により予測されたトナー消費量が第1のしきい値以上になるタイミングであり、所定の条件は、補正手段による基準駆動量の補正量が第2のしきい値以上となる場合であり、変更手段は、第1のしきい値を変更する。
この局面に従えば、予測されたトナー消費量が第1のしきい値以上で駆動量が補正され、基準駆動量の補正量が第2のしきい値以上で第1のしきい値が変更される。このため、基準駆動量を補正するまでに消費されるトナーの量を少なくするので、搬送機構の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の大きな変化に早期に対応することができる。
好ましくは、変更手段は、補正量が第2のしきい値以上の場合に第1のしきい値をより小さな値に変更する。
好ましくは、所定のタイミングは予測されるトナー消費量の累積が第1のしきい値以上になるタイミングである。
好ましくは、所定の条件は、画像形成手段が駆動していない不稼働期間が所定の期間を超える場合を含む。
この局面に従えば、不稼働期間が所定の期間を超える場合に濃度を測定するタイミングが変更される。このため、トナーが所定の期間を超えて移動しない場合に駆動量を補正するタイミングを変更することにより、搬送機構の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。
好ましくは、温度および/または湿度を含む環境変数を計測する環境検出手段を、さらに備え、所定の条件は、計測された環境変数の変化量が所定の値を超える場合を含む。
この局面に従えば、温度および/または湿度を含む環境変数の変化量が所定の値を超える場合に濃度を測定するタイミングが変更される。このため、トナーの環境が変化した場合に駆動量を補正するタイミングを変更することにより、搬送機構の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。
この発明の他の局面によれば、トナー供給方法は、トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、搬送機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給するトナー供給手段と、を備えた画像形成装置で実行されるトナー供給方法であって、所定のタイミングで画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、形成された画像の濃度を測定する濃度測定ステップと、濃度測定ステップにおいて濃度が測定されることに応じて、測定された濃度に基づいて搬送機構の駆動量を補正する補正ステップと、所定の条件の成立により、濃度測定ステップにおいて濃度を測定するタイミングを変更する変更ステップと、を含む。
この局面に従えば、印字品質を安定させることが可能なトナー供給方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、トナー供給プログラムは、トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、搬送機構を駆動することによりトナーを貯蔵部に供給するトナー供給手段と、を備えた画像形成装置を制御するコンピューターで実行されるトナー供給プログラムであって、所定のタイミングで画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、形成された画像の濃度を測定する濃度測定ステップと、濃度測定ステップにおいて濃度が測定されることに応じて、測定された濃度に基づいて搬送機構の駆動量を補正する補正ステップと、所定の条件の成立により、濃度測定ステップにおいて濃度を測定するタイミングを変更する変更ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、印字品質を安定させることが可能なトナー供給プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPの内部構成を示す模式的断面図である。 トナーボトルおよびサブホッパーの外観を示す斜視図である。 トナーボトル、サブホッパーおよび現像器の内部構成を示す図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。 トナー供給処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 トナー供給処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 実験結果を示す第1図である。 実験結果を示す第2図である。 実験結果を示す第3図である。 トナーカートリッジの構成を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFP(Multi Function Peripheral)の外観を示す斜視図である。図2は、MFPの内部構成を示す模式的断面図である。図1および図2を参照して、MFP100は、原稿を読み取るための原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送するための自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する静止画像を用紙等に形成するための画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給するための給紙部150と、ユーザインターフェースとしての操作パネル160と、を含む。
自動原稿搬送装置120は、原稿台に載置された1以上の原稿をさばいて、1枚ずつ原稿読取部130に搬送する。原稿読取部130は、自動原稿搬送装置120により原稿ガラス11上にセットされた原稿の画像を、その下方を移動するスライダ12に取付けられた露光ランプ13で露光する。原稿からの反射光は、ミラー14と2枚の反射ミラー15,15Aによりレンズ16に導かれ、CCD(Charge Coupled Devices)センサ18に結像する。露光ランプ13とミラー14とは、スライダ12に取付けられており、スライダ12は、スキャナモータ17により、図中に示す矢印方向(副走査方向)へ複写倍率に応じた速度Vで移動する。これにより、原稿ガラス11上にセットされた原稿を全面にわたって走査することができる。また、露光ランプ13とミラー14の移動に伴い、2枚の反射ミラー15,15Aは、速度V/2で図中矢印方向へ移動する。これにより、露光ランプ13で原稿に照射された光が、原稿で反射してからCCDセンサ18に結像するまでの光路長が常に一定となる。
CCDセンサ18に結像した反射光は、CCDセンサ18内で電気信号としての画像データに変換され、図示しないメイン回路に送られる。メイン回路では、受取ったアナログの画像データにA/D変換処理、デジタル画像処理等を行なった後、画像形成部140に出力する。メイン回路は、画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字用データに変換し、画像形成部140へ出力する。
画像形成部140は、現像器24Y,24M,24C,24Kと、これらに対応する着脱自在なトナーボトル41Y,41M,41C,41Kとを有する。トナーボトル41Y,41M,41C,41Kは、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナーをそれぞれ収納する。ここで、“Y”、“M”、“C”および“K”は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックを表す。トナーボトル41Y,41M,41C,41K内のトナーは、後述のサブホッパーを介して、現像器24Y,24M,24C,24Kにそれぞれ供給される。
画像形成部140は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックそれぞれの画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを備える。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの少なくとも1つが駆動されることにより、画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてが駆動されると、フルカラーの画像を形成する。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kには、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印字用データがそれぞれ入力される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kは、取扱うトナーの色彩が異なるのみなので、ここでは、イエローの画像を形成するための画像形成ユニット20Yについて説明する。
画像形成ユニット20Yは、イエローの印字用データが入力される露光ヘッド21Yと、感光体ドラム(像担持体)23Yと、帯電チャージャ22Yと、現像器24Yと、転写チャージャ25Yとを備える。露光ヘッド21Yは、受取った印字用データ(電気信号)に応じてレーザ光を発光する。発光されたレーザ光は露光ヘッド21Yが備えるポリゴンミラーにより1次元走査され、感光体ドラム23Yを露光する。感光体ドラムを1次元走査する方向は、主走査方向である。
感光体ドラム23Yは、帯電チャージャ22Yによって帯電された後、露光ヘッド21Yが発光するレーザ光が照射される。これにより、感光体ドラム23Yに静電潜像が形成される。続いて、現像器24Yにより、静電潜像上にトナーが載せられてトナー像が形成される。感光体ドラム23Y上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30上に、転写チャージャ25Yにより転写される。
一方、中間転写ベルト30は、駆動ローラ33Cとローラ33Aとにより弛まないように懸架されている。駆動ローラ33Cが図中で反時計回りに回転すると、中間転写ベルト30が所定の速度で図中反時計回りに回転する。中間転写ベルト30の回転に伴って、ローラ33Aが、反時計回りに回転する。
これにより、画像形成ユニット20Y、20M,20C,20Kが、順に中間転写ベルト30上にトナー像を転写する。画像形成ユニット20Y、20M,20C,20Kそれぞれが、中間転写ベルト30上にトナー像を転写するタイミングは、中間転写ベルト30に付された基準マークを検出することにより、調整される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト30上に重畳される。
給紙カセット35,35A,35Bには、それぞれサイズの異なる用紙がセットされている。所望のサイズの用紙が、給紙カセット35,35A,35Bに取付けられている給紙ローラ36,36A,36Bにより、搬送路へ供給される。搬送路へ供給された用紙は、搬送ローラ対37によりタイミングローラ31へ送られる。
中間転写ベルト30の基準マークを検出するためのタイミングセンサが設置されており、タイミングセンサが中間転写ベルト30の基準マークを検出すると、それに同期してタイミングローラ31が用紙を中間転写ベルト30に供給する。用紙は、転写ローラ26により中間転写ベルト30に押し当てられ、中間転写ベルト30上に重畳して形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が用紙に転写される。駆動ローラ33Cの外周側にクリーナ28が配置されている。クリーナ28は、中間転写ベルト30上に残ったトナーを除去する。
トナー像が転写された用紙は、定着ローラ対32に搬送され、定着ローラ対32により加熱される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は排紙トレイ39に排出される。なお、ここでは、用紙に4色のトナーそれぞれを形成する画像形成ユニット20Y、20M,20C,20Kを備えたタンデム方式のMFP100について説明するが、1つの感光体ドラムで4色のトナーを順に用紙に転写する4サイクル方式のMFPであってもよい。
MFP100は、フルカラーの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてを駆動するが、モノクロの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの1つを駆動する。また、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの2以上を組み合わせて画像を形成することもできる。
図3は、トナーボトルおよびサブホッパーの外観を示す斜視図である。図3を参照して、トナーボトル41Y,41M,41C,41Kそれぞれは、トナーを収容するボトル部411と、ボトル部411の一端に取り付けられるキャップ部412とを含む。キャップ部412にはツマミ413が設けられている。トナーボトル41Y,41M,41C,41KがMFP100に挿入された状態で、ツマミ413が一定角度回転されることにより、キャップ部412がMFP100に固定される。トナーボトル41Y,41M,41C,41Kにそれぞれ対応してサブホッパー42Y,41M,41C,41Kが一体的に設けられている。トナーボトル41Y,41M,41C,41KがMFP100に挿入された状態では、トナーボトル41Y,41M,41C,41Kそれぞれのキャップ部412が、サブホッパー42Y,41M,41C,41K上にそれぞれ位置する。
サブホッパー42Y,41M,41C,41Kの構成はほぼ同じであり、現像器24Y,24M,24C,24Kの構成はほぼ同じである。ここでは、一例としてトナーボトル41Y、サブホッパー42Yおよび現像器24Yの内部構成を説明する。
図4は、トナーボトル、サブホッパーおよび現像器の内部構成を示す図である。図4を参照して、ボトル部411の一端には開口411aが設けられ、ボトル部411の内周面には螺旋状の突起が形成されている。キャップ部412は、開口411aの周囲を取り囲むようにボトル部411に取り付けられる。キャップ部412には、下方に向けて開口する供給口412aが形成されており、その供給口412aを開閉可能にシャッター部415が設けられている。シャッター部415は、ツマミ413(図3)と連動しており、ツマミ413が回転されることによってシャッター部415が開放される。ボトル部411の他端部には、ボトル回転機構43が接続される。ボトル回転機構43はステッピングモータ43aを含み、ステッピングモータ43aの回転力がトナーボトル41Yに伝達されることにより、トナーボトル41Yが回転される。
トナーボトル41Yの供給口412aと重なるように、サブホッパー42Yの上部に供給口422aが形成されている。サブホッパー42Yの内部は、隔壁421によって収容部422と搬送部423とに区画されている。隔壁421の一端部とサブホッパー42Yの内壁面との間には間隙421aが形成されている。間隙421aは搬送部423の一端部上に位置し、間隙421aを介して収容部422は搬送部423と連通する。
ボトル回転機構43によってトナーボトル41Yが回転されると、ボトル部411内のトナーが、ボトル部411の内周面に形成された螺旋状の突起に沿って前方に移動し、開口411aから流出する。さらに、開口411aから流出したトナーが、キャップ部412の供給口412aおよびサブホッパー42Yの供給口422aを通って、サブホッパー42Yの収容部422に落下する。
収容部422には、水平方向の軸を中心に揺動するフロート部材424が設けられる。収容部422内のトナーの量に応じて、フロート部材424の傾きが変化する。収容部422の外面には、エンプティセンサー427が設けられている。収容部422内のトナーの量が不足してフロート部材424の傾きが大きくなると、エンプティセンサー427が、フロート部材424に取り付けられた被検出体(例えば磁石)を検出する。
搬送部423には、螺旋状の補給ローラ425が設けられている。補給ローラ425は、サブホッパー駆動機構426に接続されている。サブホッパー駆動機構426はステッピングモータ426aを含み、ステッピングモータ426aの回転力が補給ローラ425に伝達されることにより補給ローラ425が回転される。搬送部423の他端部(間隙421aと逆側の端部)は、連通部428を介して現像器24Yに接続されている。サブホッパー駆動機構426によって補給ローラ425が回転されると、搬送部423の一端部から他端部に向けてトナーが搬送され、連通部428を通して現像器24Yに供給される。このため、補給ローラ425の回転数によって、現像器24Yに供給するトナーの量を調整することができる。また、補給ローラ425の回転数と、現像器24Yに供給されるトナーの量との関係は、収容部422に収納されるトナーの状態が正常であれば比例する。収容部422に収納されるトナーの状態は、収容部422に収納されるトナーの量、収容部422に収納されるトナーの流動性を含む。このため、収容部422に収納されるトナーの状態を正常にして、補給ローラ425の回転数と、現像器24Yに供給されるトナーの量とを計測することにより、単位トナー量のトナーを現像器24Yに供給するための補給ローラ425の回転数を基準駆動量として定めることができる。
現像器24Yは、貯蔵部241、搬送ローラ242,243および現像ローラ244を含む。サブホッパー42Yから供給されるトナーは、貯蔵部241内に貯蔵される。搬送ローラ242,243は貯蔵部241内に配置されており、現像ローラ244は貯蔵部241から部分的に露出するように配置されている。搬送ローラ242,243は、図示しないモータによってそれぞれ回転されることにより、貯蔵部241内のトナーを現像ローラ244に向けて搬送する。現像ローラ244の外周面は感光体ドラム23Yの外周面と対向する。貯蔵部241には、キャリアーが収納されている。キャリアは磁性を有するが、トナーは磁性を有しない。搬送ローラ242,243によって、トナーとキャリアとが搬送される間に、静電気によりトナーがキャリアに付着する。現像ローラ244は、回転可能なスリーブ内に固定的に配置された磁石を有する。現像ローラ244は、図示しないモータによって回転されることにより、トナーが付着したキャリアを磁力によって担持しつつ搬送し、感光体ドラム23Yに形成された静電潜像にトナーを付着させる。ここで、トナー濃度は、貯蔵部241に貯蔵されるトナーとキャリアに対するトナーの比率である。
現像ローラ244に印可されるバイアス電圧は、トナー濃度が所定の範囲内であることを前提として決定されている。このため、トナー濃度が所定の範囲から外れると、印字品質が安定しなくなる。例えば、感光体ドラム23Yに形成された静電潜像以外の部分にトナーが付着するかぶりと呼ばれる現象が発生する場合や、キャリアが感光体ドラム23Yに付着するキャリア付着と呼ばれる現象が発生する場合がある。キャリア付着の現象が発生すると、感光体ドラム23Yなどに傷付いたりして、パーツの寿命を短くする原因になるほか、MFP本体の故障を招く可能性がある。したがって、貯蔵部241内のトナー濃度を所定の範囲内に保つ必要がある。
感光体ドラム23Yの現像ローラ244の下流に、濃度検出センサー27Yが配置される。濃度検出センサー27Yは、発光ダイオードとフォトトランジスタとからなり、感光体ドラム23Yの表面と対向して配置される。濃度検出センサー27Yは、発光ダイオードから照射される光が感光体ドラム23Yで反射した光をフォトトランジスタで受光し、フォトトランジスタが光電変換して出力する電子信号を出力する。濃度検出センサー27Yが出力する電気信号は、感光体ドラム23Yに付着したトナーの量によって異なるので、この電気信号から感光体ドラム23Yに付着したトナー量を検出することができる。なお、本実施の形態においては、感光体ドラム23Y上に付着したトナー量を計測するようにしたが、中間転写ベルト30に付着したトナー量を計測するようにしてもよい。中間転写ベルト30に付着したトナー量を計測する場合には、濃度検出センサーは、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kに対して1つ設ければよい。
図5は、MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図5を参照して、MFP100が有するメイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM113と、RAM114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、CD−ROM(Compact Disk ROM)119Aが装着される外部記憶装置119とを含む。また、CPU111は、自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、操作パネル160とそれぞれ接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
操作パネル160は、MFP100の上面に設けられ(図1参照)、表示部160Aと操作部160Bとを含む。表示部160Aは、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部160Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部160Bは、表示部160A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部112は、MFP100をネットワークに接続するためのインターフェースである。CPU111は、通信I/F部112を介してMFP101,102またはPC200との間で通信し、データを送受信する。また、通信I/F部112は、ネットワークを介してインターネットに接続されたコンピュータと通信が可能である。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部117は、受信したファクシミリデータを、HDD116に記憶する、または画像形成部140に出力する。画像形成部140は、ファクシミリ部117により受信されたファクシミリデータを用紙に印刷する。また、ファクシミリ部117は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
外部記憶装置119は、CD−ROM119Aが装着される。CPU111は、外部記憶装置119を介してCD−ROMにアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置119に装着されたCD−ROM119Aに記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM119Aに記録されたプログラムに限られず、HDD116に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワークに接続された他のコンピュータが、MFP100のHDD116に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワークに接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、CPU101が実行するプログラムを記憶する媒体としては、CD−ROM119Aに限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの半導体メモリーであってもよい。
図6は、MFPが備えるCPUが有する機能の一例を示すブロック図である。図6に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、CD−ROM119Aに記憶されたトナー供給プログラムを実行することによりCPU111に形成される機能である。図6を参照して、MFP100が備えるCPU111は、消費量予測部51と、供給制御部53と、濃度測定部55と、トナー濃度予測部57と、補正部59と、変更部61と、不稼働期間計時部63と、環境変数検出部65と、を含む。
消費量予測部51は、画像形成の対象となった画像データに基づいて、トナー消費量を予測する。上述したように、シアンの印字用データは画像形成ユニット20Cに出力され、マゼンタの印字用データは画像形成ユニット20Mに出力され、イエローの印字用データは画像形成ユニット20Yに出力され、ブラックの印字用データは画像形成ユニット20Kに出力される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれは、対応する印字用データに基づいて、用紙に画像を形成する。例えば、画像形成ユニット20Yは、イエローの印字用データに基づいて、貯蔵部241に貯蔵されたトナーで、給紙部150から供給される用紙に画像を形成する。
このため、消費量予測部51は、RGBからなる画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)それぞれの印字用データに変換する。そして、消費量予測部51は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックそれぞれの印字用データに基づいて、画像形成部140により消費されるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックごとのトナーの量(以下「トナー消費量」という)を予測する。消費量予測部51は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックそれぞれのトナー消費量を供給制御部53および濃度測定部55に出力する。CPU111による画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの制御は、印字用データが異なるのみで、その制御は同じなので、以下の説明では特に言及しない限り、CPU111による画像形成ユニット20Yの制御について説明する。
消費量予測部51は、イエローの印字用データに基づいて、画像形成ユニット20Yによって消費されるイエローのトナー消費量を予測し、予測したトナー消費量を供給制御部53、濃度測定部55およびトナー濃度予測部57に出力する。消費量予測部51は、イエローの印字用データの画素値からトナー消費量を算出する。複数の画素値それぞれに対して、予め測定されたトナー量を対応付けておき、印字用データの画素値からトナー量を算出するようにすればよい。また、画素値とトナー量との関係を定めた計算式を予め準備しておくようにしてもよい。
供給制御部53は、サブホッパー駆動機構426を制御し、サブホッパー42Yの収容部422に収納されたトナーを現像器24Yに供給させる。具体的には、供給制御部53は、ステッピングモータ426aを制御することにより、サブホッパー42Yの収容部422から現像器24Yに供給するトナーの量を調整する。
供給制御部53は、駆動量決定部67を含む。駆動量決定部67は、消費量予測部51から入力されるトナー消費量に基づいて、サブホッパー駆動機構426の駆動量を決定する。具体的には、供給制御部53は、トナー消費量と同じ量のトナーがサブホッパー42Yから現像器24Yに供給されるように、トナー消費量と基準駆動量とからステッピングモータ426aの回転数を決定する。駆動量決定部67は、消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が補給用上限値以上になるごとに、駆動量を決定する。補給用上限値は予め定められた値である。駆動量決定部67は、駆動量を決定した後に消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が補給用上限値以上になると、駆動量を決定する。なお、駆動量決定部67は、消費量予測部51からトナー消費量が入力されるごとに、駆動量を決定するようにしてもよい。
濃度測定部55は、画像形成ユニット20Yおよび濃度検出センサー27Yを制御して、画像形成ユニット20Yに予め定められた画像パターンのトナー画像(以下「パッチ画像」という)を感光体ドラム23Yに形成させ、濃度検出センサー27Yが出力する電気信号に基づいて、パッチ画像の濃度を測定する。画像パターンは、特に限定するものではないが、所定の濃度の画像である。パッチ画像のサイズおよび形状を限定するものではないが、ここではパッチ画像を縦20mm、横40mmの矩形としている。感光体ドラム23Yに形成されるパッチ画像は、濃度検出センサー27Yによって測定された後は、感光体ドラム23Yから除去される。なお、現像ローラ244に印可するバイアス電圧を変更して感光体ドラム23Yにパッチ画像を形成するようにし、パッチ画像を濃度検出センサー27Yで測定した電気信号の傾きからパッチ画像の濃度を測定するようにしてもよい。
濃度測定部55は、消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が第1のしきい値以上になるごとに、パッチ画像の濃度を測定する。濃度測定部55は、パッチ画像の濃度を測定した後に消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が第1のしきい値以上になると、パッチ画像の濃度を測定し、測定されたパッチ画像の濃度をトナー濃度予測部57に出力する。第1のしきい値は、補給用上限値よりも大きいのが好ましい。パッチ画像を感光体ドラム23Yに形成することによりトナーが消費されるので、濃度測定部55によるパッチ画像の濃度の測定によって消費されるトナー量をできるだけ少なくするためである。
トナー濃度予測部57は、パッチ画像の濃度に基づいて、貯蔵部241のトナー濃度を予測する。画像パターンの濃度が予め定められているので、貯蔵部241のトナー濃度が所定の範囲内にあれば、パッチ画像の濃度は所定の値になるはずである。貯蔵部241のトナー濃度を変化させて、貯蔵部241のパッチ画像の濃度の測定とトナー濃度の測定とをする実験をするなどして、パッチ画像の濃度と貯蔵部241のトナー濃度との関係を定めたテーブルを予め準備しておくようにすればよい。トナー濃度予測部57は、テーブルを参照して、濃度測定部55から入力されるパッチ画像の濃度に対応するトナー濃度を、貯蔵部241のトナー濃度の予測値に決定する。トナー濃度予測部57は、予測されたトナー濃度を補正部59に出力する。
補正部59は、トナー濃度予測部57からトナー濃度が入力されことに応じて、トナー濃度に基づいて基準駆動量を補正する。補正部59は、基準駆動量を補正している場合には補正後の最新の基準駆動量を補正する。補正部59は、基準駆動量の補正量が第2のしきい値以上となる場合、変更部61に変更指示を出力する。基準駆動量の補正量は、補正後の基準駆動量とデフォルトの基準駆動量との差である。したがって、補正部59は、補正後の基準駆動量が所定の値以上となる場合に変更部61に変更指示を出力するようにしてもよい。
基準駆動量は、単位トナー量のトナーを現像器24Yに供給するための補給ローラ425の回転数である。補正部59は、トナー濃度が、貯蔵部241に対して予め定められたトナー濃度の範囲より低ければ、基準駆動量をより大きな値に補正する。例えば、基準駆動量を所定の割合だけ増加した値に補正する。補正部59は、補正後の基準駆動量を、駆動量決定部67および変更部61に出力する。
補正部59は、トナー濃度が、貯蔵部241に対して予め定められたトナー濃度の範囲より高ければ、基準駆動量をより小さな値に補正する。例えば、基準駆動量を所定の割合だけ減少した値に補正する。また、補正部59は、トナー濃度が、貯蔵部241に対して予め定められたトナー濃度の範囲内ならば、基準駆動量を補正しない。
不稼働期間計時部63は、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれについて、稼働していない期間を不稼働期間として計時する。例えば、画像形成ユニット20Yが稼働していない不稼働期間は、画像形成ユニット20Yが稼働していない期間であり、他の画像形成ユニット20C,20M,20Kの少なくとも1つが稼働している期間を含む。不稼働期間計時部63は、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kいずれかの不稼働期間が所定の期間以上になる場合、変更部61に第2変更指示を出力する。第2変更指示は、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのうち不稼働期間が所定の期間以上になったユニットを識別するためのユニット識別情報を含む。例えば、第2変更指示は、画像形成ユニット20Yの不稼働期間が所定の期間以上になる場合、画像形成ユニット20Yのユニット識別情報を含む。
環境変数検出部65は、所定時間以内における環境の変化が所定の条件を満たす場合、変更部61に第3変更指示を出力する。環境変数検出部65は、温度計163により計測された温度および湿度計165により計測された湿度を取得する。所定時間以内における温度の差が所定のしきい値以上の場合、および/または、所定時間以内における湿度の差が所定のしきい値以上の場合、所定の条件を満たすと判断し、第3変更指示を出力する。
変更部61は、濃度測定部55がパッチ画像の濃度を測定するタイミングを変更する。変更部61は、補正量判断部71と、不稼働期間判断部73と、環境判断部75と、を含む。補正量判断部71は、補正部59から第1変更指示が入力されることに応じて、濃度測定部55がパッチ画像の濃度を測定するタイミングを変更する。不稼働期間判断部73は、不稼働期間計時部63から第2変更指示が入力されることに応じて、濃度測定部55がパッチ画像の濃度を測定するタイミングを変更する。環境判断部75は、環境変数検出部65から第3変更指示が入力されることに応じて、濃度測定部55がパッチ画像の濃度を測定するタイミングを変更する。
濃度測定部55がパッチ画像の濃度を測定するタイミングは、パッチ画像の濃度を測定した後に消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が第1のしきい値以上になる時である。例えば、変更部61は、第1のしきい値を所定の割合だけ減少した値に変更する。変更部61は、第1のしきい値をより小さな値に変更し、変更した後の第2のしきい値を濃度測定部55に出力する。変更部61は、第1のしきい値を変更している場合には、変更後の最新の第1のしきい値をより小さな値に変更する。また、変更部61は、変更後の第1のしきい値が補給用上限値以下となる場合には、画像形成ユニット20Yを駆動させないようにしてもよい。
濃度測定部55は、変更部61から変更後の第2のしきい値が入力された後は、パッチ画像の濃度を測定した後に消費量予測部51から入力されるトナー消費量の合計が変更後の第1のしきい値以上になると、パッチ画像の濃度を測定し、測定されたパッチ画像の濃度をトナー濃度予測部57に出力する。
図7および図8は、トナー供給処理の流れの一例を示すフローチャートである。トナー供給処理は、MFP100が備えるCPU111が、CD−ROM119Aに記憶されたトナー供給プログラムを実行することによりCPU111により実行される処理である。図7および図8を参照して、CPU111は、画像形成処理を実行したか否かを判断する(ステップS01)。画像形成処理を実行するまで待機状態となり(ステップS01でNO)、画像形成処理を実行したならば(ステップS01でYES)、処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、画像形成処理におけるトナー消費量を予測する。画像形成の対象となった画像データを変換したイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックそれぞれの印刷用データに基づいて、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックそれぞれのトナー消費量を予測する。ステップS02以降の処理は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックそれぞれのトナーに対して実行されるが、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックそれぞれに対して実行される処理は同じなので、ここでは、イエローのトナーの供給処理を例に説明する。
次のステップS03においては、第1累計消費量が補給用上限値以上か否かを判断する。第1累計消費量は、ステップS02において予測されたトナー消費量を累計した値であり、初期値はゼロに設定されており、後述するステップS06においてゼロにリセットされる。第1累計消費量が補給用上限値以上ならば処理をステップS04に進めるが、そうでなければ処理をステップS07に進める。
ステップS04においては、駆動量を決定する。第1累積消費量と基準駆動量とに基づいて、駆動量を決定する。基準駆動量は、後述するステップS12またはステップS14において変更されるため、ステップS12またはステップS14において変更されている場合には変更後の基準駆動量と第1累計消費量とに基づいて駆動量を決定する。次のステップS05においては、現像器24Yにトナーを補給し、処理をステップS06に進める。具体的には、ステップS04において決定された駆動量で定まる回転数だけステッピングモータ426aを回転させることにより、補給ローラ425を回転させ、現像器24Yにトナーを補給する。ステップS06においては、第1累計消費量をリセットし、処理をステップS07に進める。
ステップS07においては、第2累計消費量が第1のしきい値T1以上か否かを判断する。第2累計消費量は、ステップS02において予測されたトナー消費量を累計した値であり、初期値はゼロに設定されており、後述するステップS15においてゼロにリセットされる。第2累計消費量が第1のしきい値T1以上ならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS16に進める。
ステップS08においては、パターン画像を形成する。画像形成ユニット20Yを制御して、パッチ画像を感光体ドラム23Yに形成させる。そして、濃度検出センサー27Yを用いてパッチ画像の濃度を計測する(ステップS09)。濃度検出センサー27Yがパッチ画像で反射した光を受光して出力する電気信号に基づいていて、パッチ画像の濃度を計測する。次のステップS10においては、ステップS09において計測されたパッチ画像の濃度から現像器24Yの貯蔵部241内のトナー濃度を予測する。
次のステップS11においては、ステップS10において予測されたトナー濃度が所定の範囲よりも低いか否かを判断する。トナー濃度が所定の範囲よりも低いならば処理をステップS12に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS12においては、基準駆動量を増加し、処理をステップS15に進める。例えば、基準駆動量を所定の割合だけ増加する。一方、ステップS13においては、ステップS10において予測されたトナー濃度が所定の範囲よりも高いか否かを判断する。トナー濃度が所定の範囲よりも高いならば処理をステップS14に進めるが、そうでなければ処理をステップS15に進める。ステップS14においては、基準駆動量を減少し、処理をステップS15に進める。例えば、基準駆動量を所定の割合だけ小さい値に減少させる。ステップS15においては、第2累積消費量をリセットし、処理をステップS16に進める。
ステップS16においては、基準駆動量の補正量が第2のしきい値T2以上か否かを判断する。ステップS12またはステップS14において増加または減少した後の基準駆動量とデフォルトの基準駆動量との差を補正量とする。補正量が第2のしきい値T2以上ならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS17に進める。
ステップS17においては、不稼働期間が所定の期間以上か否かを判断する。イエローの画像形成ユニット20Yが稼働していない不稼働期間が、所定の期間以上ならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS18に進める。ステップS18においては、環境の変化が所定の条件を満たすか否かを判断する。例えば、環境変数を温度とする場合、所定の条件は、所定時間以内における温度の差が所定のしきい値以上の場合である。環境変数を湿度とする場合、所定の条件は、所定時間以内における湿度の差が所定のしきい値以上の場合である。また、環境変数を温度と湿度としてもよい。この場合には、所定の条件は、所定時間内における温度の差が所定のしきい値以上、かつ、所定時間内における湿度の差が所定のしきい値以上の場合である。環境の変化が所定の条件を満たすならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS01に戻す。
ステップS19においては、第1のしきい値をより小さな値に変更し、処理をステップS20に進める。例えば、第1のしきい値を所定の割合の値に変更する。次のステップS20においては、変更後の第1のしきい値が補正用上限値以下か否かを判断する。変更後の第1のしきい値が補正用上限値以下ならば処理をステップS21に進めるが、そうでなければ処理をステップS01に戻す。ステップS21においては、画像形成ユニット20Yを停止し、処理を終了する。変更後の第1のしきい値が補正用上限値以下の場合は、画像形成ユニット20Yの現像器24Yのトナー濃度が低く、画像形成を続けると故障の可能性があるからである。
<実施例>
ここでは、濃度検出センサー27Yによるパッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合それぞれについて、トナーボトル41Yのトナーがなくなるまで、印字率10%のテスト用の画像データを用いて連続で画像を形成した結果を示す。第1のしきい値を3gとした。この場合、パッチ画像の濃度の検出間隔を変更しない場合には、パッチ画像は、テスト用の画像データを用いて、100枚の用紙に画像を形成するごとに形成されることになる。
また、パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合において、第1のしきい値を1/4に変更するようにした。この場合、パッチ画像は、テスト用の画像データを用いて、25枚の用紙に画像を形成するごとに形成されることになる。
画像評価は、紙上のトナーのかぶりの量、およびキャリア付着の量を、目視で評価した。評価結果は、程度に応じてランク1〜3の範囲でランク付けすることにより行った。ランク1は品質不良のレベル、ランク2は、かぶりおよびキャリア付着は確認されるが、量が所定数より少なく、品質不良とまでは言えないレベル、ランク3は、かぶり、キャリア付着が確認されないレベルとした。
<基準駆動量の補正量による変更>
第2のしきい値を、デフォルトの基準駆動量の4倍とした。この場合、変更後の基準駆動量が、デフォルトの基準駆動量の5倍以上になる場合に、第1のしきい値を1/4に変更することになる。
図9は、実験結果を示す第1図である。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合それぞれの実験結果を示す。トナーボトル41Yのトナーの残量が少なくなったときに、パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合とで差が発生した。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更しない場合は、キャリア付着においてランク1となっており、画像の品質不良が見られた。これは、画像形成ユニット20Yのサブホッパー42Y内のトナー残量が少なくなり、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が少なくなることにより、貯蔵部241のトナー濃度が変動したものである。サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が少なくなると、基準駆動量が大きな値に補正されるが、基準駆動量を補正する間隔が一定の場合は、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が適正な値になるまでに時間を要する。このため、貯蔵部241において定常的にトナー濃度が所定の範囲よりも下回ることが続くことになる。
パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合は、トナーボトル41Yのトナーの残量が少なくなったときにおいても、かぶりおよびキャリア付着のいずれも発生しなかった。画像形成ユニット20Yのサブホッパー42Y内のトナー残量が少なくなり、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が少なくなる場合、基準駆動量が大きな値に補正される。変更後の基準駆動量が、デフォルトの基準駆動量の5倍以上になると、パッチ画像の濃度の検出間隔が1/4に変更される。このため、基準駆動量を変更する頻度が4倍になるので、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が適正な値に早期に変更することができる。このため、貯蔵部241内のトナー濃度を所定の範囲に維持することができる。
<環境変化による変更>
MFP100が配置される環境を1時間毎に高温高湿環境(30度70%)と、低音低湿環境(10度30%)とに切り換えて、MFP100で画像形成した。高温高湿環境は、温度が30度、湿度が70%とし、低音低湿環境は温度が10度、湿度が30%とした。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合は、高温高湿環境から低音低湿環境に変化した場合、または、低音低湿環境から高温高湿環境に変化した場合に、第1のしきい値を1/4に変更する。
図10は、実験結果を示す第2図である。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合それぞれの実験結果を示す。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合とで差が発生した。
パッチ画像の濃度の検出間隔を変更しない場合は、かぶりおよびキャリア付着においてランク1となっており、印字品質に不良が見られた。環境の変化によりトナーの流動性が変化し、基準駆動量に対応する量のトナーがサブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給されなくなったためである。
パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合は、パッチ画像の濃度の検出間隔が1/4に変更される。このため、基準駆動量を変更する頻度が4倍になるので、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が適正な値に維持される。
<不稼働時間による変更>
MFP100で、1000枚を連続して画像形成した後に10時間放置するサイクルを繰り返した。ステッピングモータ43aが連続して駆動しない不稼働時間を検出し、不稼働時間が3時間を超えた場合に、第1のしきい値を1/4に変更する。
図11は、実験結果を示す第3図である。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合それぞれの実験結果を示す。パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合と変更しない場合とで差が発生した。
パッチ画像の濃度の検出間隔を変更しない場合は、キャリア付着においてランク1となっており、画像の品質不良が見られた。環境の変化によりトナーの流動性が変化し、基準駆動量に対応する量のトナーがサブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給されなくなったためである。
パッチ画像の濃度の検出間隔を変更する場合は、パッチ画像の濃度の検出間隔が1/4に変更される。このため、基準駆動量を変更する頻度が4倍になるので、サブホッパー42Yから現像器24Yの貯蔵部241に供給するトナーの量が適正な値に維持される。
<変形例>
本実施の形態におけるMFP100は、サブホッパーを用いるタイプの画像形成装置である。具体的には、トナーボトル41Yとサブホッパー42から現像器24Yの貯蔵部241にトナーを供給する。画像形成装置には、トナーカートリッジを用いるタイプがある。トナーカートリッジを用いるタイプの画像形成装置は、MFP100と同様にして、現像器24Yにトナーを供給する。この場合、トナーボトル41Yとサブホッパー42に代えて、トナーカートリッジが用いられ、トナーカートリッジからトナーが現像器24Yの貯蔵部241にトナーが供給される。
図12は、トナーカートリッジの構成を示す概略断面図である。尚、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「左右」「上下」「前後」)を用いる場合は、図12における紙面左側を前として、その左右方向を正面視とし、これを基準にしている。
図12に示す構成のトナーカートリッジ45が、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色に対応して配置される。ここでは、トナーカートリッジ45がイエローのトナーを供給する場合を例に説明する。
トナーカートリッジ45は、前側筐体部材450Aの後側開放面と、後側筐体部材450Bの前側開放面とを重ね合わせた筐体450で構成される。筐体450は、トナーを貯蔵するトナー貯蔵部451をその上部に備え、トナー貯蔵部451の下側に仕切板453を介してトナー搬送部452が設けられる。
仕切板453の後端と後側筐体部材450Bの後方面の間に設けられた間隙部分が、トナー貯蔵部451による空間とトナー搬送部452による空間とを連結させるトナー供給口454を形成する。トナー貯蔵部451には、前後方向を軸方向とする攪拌スクリュー455が設けられる。攪拌スクリュー455には、その中央位置に、径方向外側に向かってマイラーシート456及び空気攪拌用パドル457が延設されるとともに、その後端側に、径方向外側に向かって架橋防止パドル458が延設される。
仕切板453には、空気攪拌用パドル457の下方位置で開口させた空気穴459が設けられる。また、前側筐体部材450Aは、その下側面を開口したトナー補給口460と、トナー補給口460を覆うシャッター462とを有する。トナー搬送部452には、前後方向を軸方向とする搬送スクリュー461が設けられる。さらに、前側筐体部材450Aの前方外側には、攪拌スクリュー455および搬送スクリュー461に駆動力を伝達させるためのギア群から成るドッキングギア463を備え、このドッキングギア463が装置本体のドッキングギアと接続されて、攪拌スクリュー455および搬送スクリュー461が回転駆動する。
トナーカートリッジ45において、攪拌スクリュー455が回転駆動することで、仕切板453上方のマイラーシート456とトナー供給口454上方の架橋防止パドル458とが回転する。従って、マイラーシート456と架橋防止パドル458との回転で、トナー貯蔵部451内に収納されるトナーが攪拌されるため、トナー貯蔵部451内部におけるトナーの架橋・凝集が防止される。よって、トナー貯蔵部451内のトナーが粉末状で保たれるとともに、トナー供給口454を通じてトナー搬送部452に供給される。
さらに、トナー搬送部452における搬送スクリュー461が回転することで、トナー供給口454から供給されたトナーが、搬送スクリュー461の羽根によって前方に押し出されトナー供給口454よりも前方のトナー補給口460まで移動する。このとき、シャッター462によりトナー補給口460が開口されている場合、トナー搬送部材を通じて、搬送スクリュー461によりトナー補給口460まで搬送されたトナーを、現像器24Yの貯蔵部241に供給する。トナーカートリッジ45を用いる場合には、搬送スクリュー461の回転数が駆動量に相当する。
以上説明したように、本実施の形態におけるMFP100は、画像形成装置として機能し、貯蔵部241に貯蔵されたトナーで用紙に画像を形成する画像形成ユニット20Yと、サブホッパー駆動機構426を駆動することによりトナーを貯蔵部241に供給するサブホッパー42Yと、感光体ドラム23Yに形成された画像の濃度を測定する濃度検出センサー27Yと、を備え、CPU111は、画像形成の対象となる画像データに基づいて、画像形成ユニット20Yによるトナー消費量を予測し、画像形成ユニット20Yを制御して、トナー消費量が第1のしきい値以上になるタイミングで、感光体ドラム23Yに予め定められた濃度の画像を形成させ、濃度検出センサー27Yで測定された濃度に基づいてサブホッパー駆動機構426の駆動量を補正し、所定の条件の成立により、濃度検出センサー27Yが濃度を測定するタイミングを定める第1のしきい値を変更する。このため、トナー消費量が第1のしきい値以上になるタイミングで予め定められた濃度のパッチ画像が感光体ドラム23Yに形成され、感光体ドラム23Yに形成されたパッチ画像の濃度が濃度検出センサー27Yにより測定され、測定された濃度に基づいてサブホッパー駆動機構426の駆動量を補正する。このため、トナー消費量が第1のしきい値以上になるタイミングでサブホッパー駆動機構426の駆動量が補正されるので、貯蔵部241に貯蔵されるトナーの量を適切な量に調整することができる。さらに、所定の条件の成立により、パッチ画像の形成およびパッチ画像の濃度を測定するタイミングが変更されるので、サブホッパー駆動機構426の駆動量を補正するタイミングを変更することにより、サブホッパー駆動機構426の駆動量に対する貯蔵部241へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。したがって、貯蔵部241に貯蔵されるトナーの量を適切な量に調整することができ、印字品質を安定することができる。
また、MFP100は、パッチ画像の形成およびパッチ画像の濃度を測定する頻度が多くなるタイミングに変更するので、パッチ画像の形成およびパッチ画像の濃度を測定する頻度が多くなり、サブホッパー駆動機構426の駆動量に対する貯蔵部241へのトナーの供給量の変化が大きな場合に、その変化に早期に対応してサブホッパー駆動機構426の駆動量を決定することができる。
また、MFP100が備えるCPU111は、単位量当たりのトナーに対して定められた基準駆動量と、画像データから予測されたトナー消費量とに基づいてサブホッパー駆動機構426の駆動量を決定し、決定された駆動量だけサブホッパー駆動機構426を駆動することによりトナーを貯蔵部241に供給し、測定されたパッチ画像の濃度に基づいて貯蔵部241のトナー濃度を予測し、予測されたトナー濃度に基づいて、基準駆動量を補正する。このため、画像データに基づいて予測されるトナー消費量と、サブホッパー駆動機構426により実際に貯蔵部241に供給されたトナーの供給量との差を、補正することができる。
また、MFP100が備えるCPU111は、基準駆動量の補正量が第2のしきい値以上となると、第1のしきい値を変更するので、基準駆動量を補正するまでに消費されるトナーの量が少なくなる。それによって、サブホッパー駆動機構426の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の大きな変化に早期に対応することができる。
また、MFP100が備えるCPU111は、画像形成ユニット20Yが駆動していない不稼働期間が所定の期間を超える場合に基準駆動量を補正するタイミングを変更する。貯蔵部241内のトナーが所定の期間を超えて移動しない場合は、トナーの流動性が変化する場合があるので、トナーの流動性が変化した場合に備えて、基準駆動量を補正するタイミングを変更することにより、サブホッパー駆動機構426の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。
また、MFP100が備えるCPU111は、温度および/または湿度を含む環境変数の変化量が所定の値を超える場合に濃度を測定するタイミングが変更される。温度および/または湿度の変化量が所定の値を超える場合は、トナーの流動性が変化する場合があるので、トナーの流動性が変化した場合に備えて、基準駆動量を補正するタイミングを変更することにより、サブホッパー駆動機構426の駆動量に対する貯蔵部へのトナーの供給量の変化に対応して駆動量を決定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1)前記トナー供給手段は、前記貯蔵部に貯蔵されるトナー濃度が所定の範囲となるように、トナーを前記貯蔵部に供給する、請求項2〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
(2)前記トナー供給手段は、トナーが収容される収容部を有し、前記搬送機構を駆動することにより、前記収容部に収納されたトナーを前記貯蔵部に供給する、請求項2〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
100 MFP、110 メイン回路、111 CPU、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、163 温度計、165 湿度計、20Y,20C,20M,20K 画像形成ユニット、21Y 露光ヘッド、22Y 帯電チャージャ、23Y 感光体ドラム、24Y,24M,24C,24K 現像器、25Y 転写チャージャ、26 転写ローラ、27Y 濃度検出センサー、28 クリーナ、30 中間転写ベルト、31 タイミングローラ、32 定着ローラ対、35,35A,35B 給紙カセット、36,36A,36B 給紙ローラ、37 搬送ローラ対、39 排紙トレイ、41Y,41M,41C,41K トナーボトル、42Y,41M,41C,41K サブホッパー、43 ボトル回転機構、43a ステッピングモータ、45 トナーカートリッジ、51 消費量予測部、53 供給制御部、55 濃度測定部、57 トナー濃度予測部、59 補正部、61 変更部、63 不稼働期間計時部、65 環境変数検出部、67 駆動量決定部、71 補正量判断部、73 不稼働期間判断部、75 環境判断部、241 貯蔵部、242,243 搬送ローラ、244 現像ローラ、411 ボトル部、411a 開口、412 キャップ部、412a 供給口、413 シャッター部、415 ツマミ、421 隔壁、421a 間隙、422 収容部、422a 供給口、423 搬送部、425 補給ローラ、426 サブホッパー駆動機構、426a ステッピングモータ、427 エンプティセンサー、428 連通部。

Claims (10)

  1. トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、前記貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
    搬送機構を駆動することによりトナーを前記貯蔵部に供給するトナー供給手段と、
    所定のタイミングで前記画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、前記形成された画像の濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記濃度測定手段による濃度の測定に応じて、前記測定された濃度に基づいて前記搬送機構の駆動量を補正する補正手段と、
    所定の条件の成立により、前記濃度測定手段が濃度を測定するタイミングを変更する変更手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記変更手段は、前記濃度測定手段が濃度を測定する頻度が多くなるタイミングに変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成の対象となる画像データに基づいて、前記画像形成手段によるトナー消費量を予測する消費量予測手段をさらに備え、
    前記トナー供給手段は、単位量当たりのトナーに対して定められた基準駆動量と、前記予測されたトナー消費量とに基づいて前記搬送機構の駆動量を決定し、決定された駆動量だけ搬送機構を駆動することによりトナーを前記貯蔵部に供給し、
    前記補正手段は、前記測定された濃度に基づいて前記貯蔵部のトナー濃度を予測し、前記予測されたトナー濃度に基づいて、前記基準駆動量を補正する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定のタイミングは、前記濃度測定手段が濃度を検出してから前記消費量予測手段により予測されたトナー消費量が第1のしきい値以上になるタイミングであり、
    前記所定の条件は、前記補正手段による前記基準駆動量の補正量が第2のしきい値以上となる場合であり、
    前記変更手段は、前記第1のしきい値を変更する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記変更手段は、前記補正量が前記第2のしきい値以上の場合に前記第1のしきい値をより小さな値に変更する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定のタイミングは予測されるトナー消費量の累積が第1のしきい値以上になるになるタイミングである、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定の条件は、前記画像形成手段が駆動していない不稼働期間が所定の期間を超える場合を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 温度および/または湿度を含む環境変数を計測する環境検出手段を、さらに備え、
    前記所定の条件は、前記計測された環境変数の変化量が所定の値を超える場合を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、前記貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
    搬送機構を駆動することによりトナーを前記貯蔵部に供給するトナー供給手段と、を備えた画像形成装置で実行されるトナー供給方法であって、
    所定のタイミングで前記画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、前記形成された画像の濃度を測定する濃度測定ステップと、
    前記濃度測定ステップにおいて濃度が測定されることに応じて、前記測定された濃度に基づいて前記搬送機構の駆動量を補正する補正ステップと、
    所定の条件の成立により、前記濃度測定ステップにおいて濃度を測定するタイミングを変更する変更ステップと、を含むトナー供給方法。
  10. トナーを貯蔵する貯蔵部を有し、前記貯蔵部に貯蔵されたトナーで像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
    搬送機構を駆動することによりトナーを前記貯蔵部に供給するトナー供給手段と、を備えた画像形成装置を制御するコンピューターで実行されるトナー供給プログラムであって、
    所定のタイミングで前記画像形成手段に予め定められた濃度の画像を形成させ、前記形成された画像の濃度を測定する濃度測定ステップと、
    前記濃度測定ステップにおいて濃度が測定されることに応じて、前記測定された濃度に基づいて前記搬送機構の駆動量を補正する補正ステップと、
    所定の条件の成立により、前記濃度測定ステップにおいて濃度を測定するタイミングを変更する変更ステップと、を前記コンピューターに実行させるトナー供給プログラム。
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