JP2018047670A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部200が移動する構成で、原稿を原稿台151に載置し易くできる構成を提供する。【解決手段】操作部200は、上端部が原稿台151よりも上方に位置する第1位置と、上端部が第1位置よりも下方に位置する第2位置とに移動可能に装置本体110に設けられている。操作部200が第1位置に位置している状態で、開閉センサ153によりADF300が閉状態から開状態に移行を開始した状態から開状態となるまでの何れかの状態を検知したとする。この場合に、制御部は、駆動機構を駆動して操作部200を第2位置に移動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。
画像形成装置として、装置本体の上側部分に画像形成装置を操作するための操作部を備えた構成が知られている。また、この操作部を装置本体に対して傾動可能とし、人を検知する人検知手段の検知結果から操作者の身長に合わせて操作部を自動で傾動させる構成が提案されている(特許文献1)。
また、原稿読取装置として、装置本体に操作部を傾動可能に設けた構成も知られている(特許文献2)。特許文献2に記載の構成の場合、操作部の傾斜角度に応じて原稿押さえ板の最大開放角度を規制して、車いすの操作者などが原稿台使用時の原稿押さえ板の開閉操作性を向上させている。
特開2014−89359号公報 特開2009−111550号公報
しかしながら、近年の操作部の大型化や、操作部の回転軸の位置によっては、操作部が或る傾斜角度となった場合に操作部の上端部が原稿読取部の原稿台よりも上側に突出する位置となる場合がある。この場合、車いすの操作者や身長が低い操作者が、操作部によって原稿台が見えにくくなったり、操作部が邪魔になって原稿台に原稿を載置しにくくなったりする可能性がある。
例えば、特許文献1に記載の構成の場合、人検知手段が車いすの操作者などを検知すると、操作し易くするように操作部が略鉛直方向に立ち上がるように傾動する。また、特許文献2に記載の構成の場合であっても、車いすの操作者などが操作部を操作すべく、操作部を鉛直方向に立ち上がるように傾動させる。
このように車いすの操作者などに合わせて操作部が鉛直方向に近い傾斜角度となった場合、操作部の大型化や、操作部の回転軸の位置によっては、操作部の上端部が原稿台よりも上側に突出するように位置する場合がある。そして、車いすの操作者などが原稿台に原稿を載置しにくくなる可能性がある。
また、操作者の身長などに拘らず、操作部の上端部が原稿台よりも大きく突出した状態であると、操作部が邪魔をして原稿を原稿台に載置しにくくなる場合もある。
本発明は、操作部が移動する構成で、原稿を原稿台に載置し易くできる構成を提供することを目的とする。
本発明は、装置本体と、前記装置本体に設けられ、原稿を載置可能な原稿台と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取部と、前記原稿台に対して原稿を載置可能な開状態と、前記原稿台に載置された原稿を押さえる閉状態との間で開閉自在な原稿押さえ部材と、前記原稿押さえ部材の開閉状態を検知する検知手段と、上端部が前記原稿台よりも上方に位置する第1位置と、前記上端部が前記第1位置よりも下方に位置する第2位置とに移動可能に前記装置本体に設けられた操作部と、前記操作部を移動可能な駆動部と、前記操作部が前記第1位置に位置している状態で、前記検知手段により前記原稿押さえ部材が前記閉状態から前記開状態に移行を開始した状態から前記開状態となるまでの何れかの状態を検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第2位置に移動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。
また、本発明は、装置本体と、前記装置本体に設けられ、原稿を載置可能な原稿台と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取部と、前記原稿台に対して原稿を載置可能な開状態と、前記原稿台に載置された原稿を押さえる閉状態との間で開閉自在な原稿押さえ部材と、前記原稿押さえ部材に設けられた把手部と、操作者が前記把手部に対してアクセスしたことを検知するための検知手段と、上端部が前記原稿台よりも上方に位置する第1位置と、前記上端部が前記第1位置よりも下方に位置する第2位置とに移動可能に前記装置本体に設けられた操作部と、前記操作部を移動可能な駆動部と、前記原稿押さえ部材が前記閉状態で、且つ、前記操作部が前記第1位置に位置している状態で、前記検知手段により操作者が前記把手部に対してアクセスしたことを検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第2位置に移動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。
本発明によれば、操作部が移動する構成で、原稿を原稿台に載置し易くできる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の操作部が最大回動位置である状態の、(a)斜視図、(b)側面図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の操作部が水平位置である状態の、(a)斜視図、(b)側面図。 (a)第1の実施形態に係る操作部及び駆動機構の水平位置における斜視図、(b)(a)の矢印α方向から見た操作部及び駆動機構の側面図。 (a)第1の実施形態に係る操作部及び駆動機構の最大回動位置における斜視図、(b)(a)の矢印β方向から操作部及び駆動機構の側面図。 第1の実施形態に係る操作部のチルト動作に関する制御のブロック図。 第1の実施形態に係る操作部のチルト動作に関する制御のフローチャート。 第1の実施形態に係る操作部とADFの動作の順番の1例で、(a)第1状態、(b)第2状態、(c)第3状態、(d)第4状態、(e)第5状態、(f)第6状態をそれぞれ示す模式図。 第2の実施形態に係る操作部及びADFの斜視図。 第3の実施形態に係る操作部及びADFの斜視図。 第4の実施形態に係る操作部及びADFの、(a)ADFが閉状態の場合の、(b)ADFが開状態の場合の側面図。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
画像形成装置100は、中間転写ベルト31の回転方向に画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Kが直列状に配置されたタンデム型中間転写方式の画像形成装置である。画像形成装置100は、パーソナルコンピュータなどの外部機器から送信された画像データや原稿読取装置150で読み取った画像データに応じて、電子写真方式によりシート(用紙、OHPシートなど)などの記録材Sにフルカラー画像を形成する。このために画像形成装置100は、原稿読取装置150と、このような画像データに基づいて記録材に画像形成可能な画像形成部10とを有する。画像形成部10は、画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Bk、中間転写ベルト31、二次転写ローラ41などを備える。
画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Bkは、それぞれ像担持体としての感光ドラム(感光体)11に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。中間転写ベルト31は、張架ローラ32、33、34により張架されて矢印A方向に回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、感光ドラム11に対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35が配置されている。
感光ドラム11の表面は、不図示の帯電装置により一様に帯電される。露光装置12は、帯電した感光ドラム11にレーザ光を照射して表面に静電潜像を形成する。現像器13Yは、感光ドラム11上の静電潜像をトナーにより現像し、感光ドラム11上にトナー像を形成する。感光ドラム11上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ35に一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト31に一次転写される。トナー像の一次転写後に感光ドラム11に残留するトナーは、不図示のクリーニング装置により除去される。
このように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色にトナー像が、画像形成ステーション1Y、1M、1C、1Bkにおいて各感光ドラム11に形成される。そして、各トナー像は、中間転写ベルト31のトナー像の上に順次重ねて転写され、中間転写ベルト31上にフルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト31上のトナー像は、張架ローラ34と中間転写ベルト31を介して対向配置された二次転写ローラ41と中間転写ベルト31とで形成される二次転写部42に搬送される。
一方、画像形成装置100は、装置本体110に対して挿入及び引き出し可能で、記録材Sを収納する複数のカセット61、62を有する。各カセットに収納された記録材Sは、給送ローラ63、64により一枚ずつ分離されて搬送路71に給送される。給送された記録材Sは、第1搬送ローラ対72に受け渡されて斜行補正装置73に向かって搬送される。そして、斜行補正装置73で記録材Sの斜行が補正される。
その後、記録材Sは第二の搬送ローラ対74によって、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて二次転写部42へと搬送される。そして、二次転写部42にて中間転写ベルト31上のトナー像が記録材Sに転写される。転写後に中間転写ベルト31上に残留するトナーは、不図示のベルトクリーニング装置により除去される。
次に、トナー像が転写された記録材Sは、定着装置50に搬送される。定着装置50は、略対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えて記録材S上にトナーを溶融固着させる。このようにして得られた定着画像を有する記録材Sは定着後搬送部51を通過して、排出ローラ81によって排出トレイ82上に排出される。或いは、記録材Sの両面に画像形成を行う場合には排出ローラ81を逆回転させ反転搬送装置83へと搬送され、上述と同様に裏面に画像が形成され、排出トレイ82上に排出される。上述のような各部の動作は、制御手段としての制御部120により制御される。
[原稿読取装置]
画像形成装置100は、上述の画像形成部10と、原稿読取装置150と、操作部200と、駆動機構210と、制御部120とを備える。原稿読取装置150は、図1ないし図3に示すように、原稿台151と、読取部152と、ADF300と、開閉センサ153とを備える。なお、図2(a)は、操作部200が立面方向に回動している最大回動位置の状態で、ADF300を開いた斜視図であり、図2(b)は、その側面図である。図3(a)は、操作部200が回動していない水平位置の状態で、ADF300を開いた斜視図であり、図3(b)は、その側面図である。
原稿台151は、装置本体110に固定された筐体155の上部に設けられた、例えばプラテンガラスであり、原稿を載置可能である。読取部152は、筐体155の内部で原稿台151の下方に配置されたイメージセンサであり、図1の左右方向に移動することで原稿台151に載置された原稿の画像情報を読み取り(走査)可能である。
原稿押さえ部材としてのADF(Auto Document Feeder)300は、積載トレイ301に積載された原稿を自動で搬送して、原稿の画像情報を読取部152で読取らせる。読取部152で読み取られた原稿は、排出トレイ302に排出される。また、ADF300は、原稿台151と対向する部分に原稿台151に載置された原稿を押さえる原稿押さえ板303を有する。
このようなADF300は、筐体155の背面側(操作者(ユーザやサービスマン)が画像形成装置100を操作する側とは反対側)に設けられたヒンジ154を中心に回動可能に設けられている。これにより、ADF300は、図2(a)、(b)に示すような開状態と、図1に示すような閉状態との間で開閉自在である。ADF300が開状態では、原稿台151に原稿を載置可能である。ADF300は、開状態となった場合に外部から力が作用しなければその位置で保持される。一方、ADF300が閉状態では、原稿台151に載置された原稿を押さえる。ADF300を開閉するために、ADF300の正面側(操作者が画像形成装置100を操作する側)には、把手部304が設けられている。把手部304は、操作者が手を挿入してADF300を持ち上げやすいように凹んだ凹部である。なお、把手部304は、凹部以外に、例えば、正面側に突出した取っ手などであっても良い。
検知手段としての開閉センサ153は、ADF300の開閉状態を検知する。開閉センサ153は、図2(b)及び図3(b)に示すように、筐体155の背面側の端部に設けられて、ADF300の開閉動作に連動して回動するアーム153aと、アーム153aの回動状態及び回動速度を検知する検知部153bとを有する。アーム153aは、筐体155から突出及び筐体155の内部側に退避するように回動可能に支持され、不図示のばねなどの付勢手段により突出方向に付勢されている。そして、ADF300が閉状態では、アーム153aが付勢手段の付勢力に抗してADF300の下面に押されて筐体155の内部に退避した状態となっている。
したがって、ADF300が閉状態から開状態となる場合には、アーム153aが付勢手段の付勢力によりADF300の開動作に追従して筐体155から突出するように回動する。一方、ADF300が開状態から閉状態となる場合には、アーム153aがADF300の下面に押されて、ADF300の閉動作に追従して筐体155の内部に退避するように回動する。
検知部153bは、複数のフォトセンサ及び速度センサにより構成され、このようなアーム153aの回動角度及び回動速度を検知可能である。したがって、検知部153bが、ADF300の開閉動作に追従したアーム153aの回動角度及び回動速度を検知することで、ADF300の開閉状態(開状態であるか閉状態であるか、又は、開閉角度)及び開閉速度を検知することができる。
なお、開閉センサ153は、このような構成に限らず、例えば、ADF300側にフラグを設け、筐体155側にこのフラグの通過を検知するフォトインタラプタを設けた構成などであっても良い。この構成の場合、ADF300が閉状態でフラグがフォトインタラプタを通過し、ADF300が開状態でフラグがフォトインタラプタを通過しないようにすることで、ADF300の開閉状態を検知できる。このように、開閉センサ153は、少なくともADF300が開状態であるか閉状態であるかを検知できれば良いが、ADF300の開閉角度や開閉速度などを検知できることが好ましい。
[操作部]
操作部200は、装置本体110の上側部分の正面側に設けられている。なお、操作部200の位置は、閉状態のADF300の把手部304と正面から見て重ならないように、把手部304から図1の右方にずれた位置としている。
操作部200は、液晶の操作画面、操作ボタンを有し、プリント指示や画像形成装置100の環境設定や、後述するID認証時の設定登録を行うことができる。このような操作部200は、装置本体110に対して移動可能に設けられている。本実施形態では、操作部200は、略水平方向の軸(後述するシャフト232)を中心に、図2(b)及び図3(b)の矢印B方向に傾動(チルト)して、操作画面がある操作面201の角度を少なくとも2段階以上変更させられるようになっている。
具体的には、操作部200は、図2(b)に示すように、操作面201が略水平方向から傾斜した最大回動位置と、図3(b)に示すように、操作面201が略水平となる水平位置との間の任意の角度に傾動可能となっている。最大回動位置では、操作面201が傾斜して正面側に向くようになっている。水平位置では、操作面201が略鉛直方向上方に向くようになっている。これにより、操作者の身長に応じて、或いは、車いすの操作者に対して操作面201を適切な角度に設定可能である。この結果、あらゆる操作者に対して、操作部200の視認性及び操作性を向上させられる。
ここで、操作部200の上端部が原稿台151よりも上方に位置する場合の操作部200の位置を第1位置とする。一方、操作部200の上端部が第1位置よりも下方に位置し、且つ、原稿台151の高さ或いはこの高さよりも低くなる位置を第2位置とする。言い換えれば、第2位置では、操作部200が操作面201を含む平面から上方に突出しないような角度としている。したがって、図2(b)に示した最大回動位置は、第1位置に含まれ、図3(b)に示した水平位置は、第2位置に含まれる。以下の説明では、この水平位置を第2位置とするが、第2位置は、操作部200の上端部が第1位置よりも下方に位置し、且つ、原稿台151の高さ或いはこの高さよりも低くなる位置であれば、水平位置から傾斜していても良い。
本実施形態の場合、操作部200のこのような傾動動作(チルト動作)は、手動でも行えるが、自動でも行えるようになっている。このために、装置本体110の正面には、操作者の情報を検知可能な情報検知部としてのID認証部202が設けられている。本実施形態の場合、ID認証部202は、操作部200の正面向かって左側で、原稿読取装置150の正面側に設けられている。ID認証部202は、操作者の情報が記憶されたIDカードをかざしたとき、IDカードの情報を読み取る。即ち、ID認証部202は、IDカードの情報を読み取ることで、操作者の情報を検知可能である。そして、後述するように、制御部120が、このIDカードに記憶された操作者の情報に基づきID認証を行い、操作部200のチルト要否を判断する。
なお、情報検知部は、人を検知可能な人検知手段としての人感センサであっても良い。人感センサは、画像形成装置100の正面側の人の有無の検知、及び、人の高さ(身長など)の操作者の情報を検知が可能なもので、例えば特許文献1に記載されているような公知のものを使用可能である。
また、操作部200は、次述する駆動部としての駆動機構210によって移動可能である。そして、ID認証部202の検知結果に応じて、制御部120が駆動機構210を駆動して、自動で操作部200の位置が設定されるようになっている。
[駆動機構]
次に、このような駆動機構210について、図4(a)、(b)及び図5(a)、(b)を用いて説明する。駆動機構210は、駆動源としてのモータ211、ギア列220、トルクリミッタ230、カップリング212、ボリュームセンサ213、位置検知部240、250などを有する。このような駆動機構210は、操作部200の裏側及び下方で、装置本体110の操作部200を支持する部分と操作部200との間に配置されている。駆動機構210は、図2(a)などに示すように、操作部200の下方の装置本体110の前面側に設けられたカバー260の内部に設けられている。
モータ211は、モータ支持板211aに支持され、正逆回転可能である。ギア列220は、不図示のウォームギアと、段付きギア221、222と、平歯ギア223とを有する。ウォームギアは、モータ211の駆動軸に接続されている。段付きギア221は、ウォームギアと噛み合う平歯のギア221aとギア221aと隣接して設けられた平歯のギア221bとが一体に形成されている。段付きギア222は、段付きギア221のギア221aと噛み合う平歯のギア222aとギア222aと隣接して設けられた平歯のギア222bとが一体に形成されている。この段付きギア222のギア222bは、平歯ギア223と噛合する。
モータ支持板211a、段付きギア221、222は、装置本体110の本体フレーム111にビスで着脱可能に固定された支持板261に支持されている。言い換えれば、モータ211から段付きギア222までをユニット化して、装置本体110に対して着脱可能とし、駆動機構210の組み立て性及び交換性を向上させている。
平歯ギア223は、トルクリミッタ230に接続されている。トルクリミッタ230は、略水平方向に配置されたハウジング231とシャフト232とを有し、ある一定値以上のトルクがかかるとハウジング231とシャフト232が滑ることでトルク伝達を制限する。
トルクリミッタ230のハウジング231は、装置本体110に固定されたヒンジ支持板233により回転可能に支持されている。平歯ギア223はハウジング231と係合しており、平歯ギア223とハウジング231は一体に回転する。トルクリミッタ230のシャフト232は、操作部200と一体に接合されている操作部支持板234と係合しており、シャフト232と操作部200は一体に回転する。
したがって、モータ211が回転することで、ウォームギア、段付きギア221、222、平歯ギア223により構成されるギア列220を介してトルクリミッタ230のシャフト232に回転が伝達され、操作部200がチルト動作を行う。なお、操作部200を手動でチルト動作させるときには、まず操作部200を手動で回動させようとすることで、ウォームギアがセルフロックする。すると、トルクリミッタ230に一定以上のトルクがかかって、ハウジング231とシャフト232が滑り、操作部200を手動で回動可能となる。
また、操作部200が自動でチルト動作を行っている場合に、例えば操作者が操作部200と装置本体110との間に手を挟むなど負荷がかかった場合、トルクリミッタ230でトルク伝達が制限される。これにより、操作部200がそれ以上回動することを防止して、モータ211の保護などを図れる。
シャフト232の先端には、カップリング212を介し、角度検知手段としてのボリュームセンサ213が設けられている。ボリュームセンサ213もシャフト232及び操作部200と一体に回転する。ボリュームセンサ213は回転角度によって出力電圧が変化するもので、この出力電圧値より、制御部120が操作部200の角度を判断する。なお、操作部200の傾動角度を検知する角度検知手段としては、ボリュームセンサ以外に、例えば、ロータリエンコーダなどであっても良い。
位置検知部240、250は、それぞれフォトセンサ241、251と、センサフラグ242、252とを備え、フォトセンサ241、251は、センサフラグ242、252の通過を検知する。センサフラグ242、252は、それぞれ操作部200に固定され、フォトセンサ241、251は、装置本体110に支持されている。そして、図4(b)に示すように、操作部200が水平位置に位置するときには、センサフラグ242がフォトセンサ241を通過して、フォトセンサ241により操作部200が水平位置に位置することを検知できる。一方、図5(b)に示すように、操作部200が最大回動位置に位置するときには、センサフラグ252がフォトセンサ251を通過して、フォトセンサ251により操作部200が最大回動位置に位置することを検知できる。ここで、水平位置が操作部200のホームポジションで、最大回動位置が、操作部200がホームポジションから最大量回動した位置である。
[チルト動作の制御]
次に、操作部200のチルト動作の制御について、図6ないし図8を用いて説明する。まず、図6に示すように、制御手段としての制御部120には、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)121及びメモリ122が設けられている。メモリ122内にはROM(Read Only Memory)122aが設けられている。ROM122aには、制御手順に対応するプログラムなどが格納されている。CPU121は、ROM122aに格納されたプログラムを読み出しながら各部の制御を行うようになっている。また、メモリ122内には、作業用データや入力データが格納されたRAM(Randon Access Memory)122bも設けられている。CPU121は、前述のプログラム等に基づいてRAM122bに収納されたデータを参照して制御を行うようになっている。
ID認証部202、ボリュームセンサ213、フォトセンサ241、251、開閉センサ153の信号はそれぞれ制御部120のCPU121へ送られる。これらの信号を元に、CPU121が操作部200の回動が必要だと判断した場合は、モータドライバ130に回転の指令を出し、モータ211を駆動し、操作部200を回動させる。
例えば、CPU121は、ID認証部202により検知した信号から操作者の情報をメモリ122から読み出し、操作部200の適切な角度を決定する。具体的には、ID認証部202は、IDカードをかざされたときにIDカードの情報を読み取る。CPU121は、IDカードに記憶された操作者の情報に基づき、設定時にメモリ122に記憶された情報と対比して、操作部200の傾動角度(操作位置)を決定する。そして、CPU121がモータ211を駆動することでギア列220及びトルクリミッタ230を介して操作部200を回動させる。CPU121は、決定した角度までの回動をボリュームセンサ213により検知すると、モータドライバ130へ停止指令が出し、モータ211が停止する。
なお、操作部200を最大回動位置又は水平位置まで回動させる場合には、CPU121は、フォトセンサ241又は251の信号を検知すると、モータ211を停止する。このように、CPU121は、ID認証部202の検知結果から、操作部200を適切な角度、即ち、認証した操作者が操作し易い操作位置にチルト動作可能である。
ここで、操作部200が立面する方向(第1位置、例えば最大回動位置)に回動している場合、操作部200の上端部が原稿台151を含む平面よりも上方に突出した状態になる。この状態で原稿台151に原稿を置こうとした場合、特に車いすの操作者や身長が低い操作者の場合は、原稿台151の一部が操作部200で隠れてしまい、操作者からの原稿台151の視認性が低下する。また、原稿を原稿台151に置く際には、原稿台151よりも上方に突出した操作部200を乗り越えて、原稿を原稿台151に置かなければならず、作業性も低下してしまう。
一方、操作部200を、例えば図3(a)、(b)に示したような水平位置(第2位置)とすれば、操作部200は上端部が原稿台151の高さ或いはこの高さよりも下方に位置する。したがって、この状態で車いすの操作者や身長が低い操作者が原稿台151に原稿を置こうとした場合であっても、操作部200が原稿台151への視界を遮らず、原稿を原稿台151に置く際にも操作部200を乗り越えるような動作をしなくても済む。
そこで、本実施形態の場合、開閉センサ153により検知したADF300の状態により、上述の視認性・作業性の低下を防ぐように、駆動機構210で操作部200を回動させる構成としている。即ち、ADF300を開いた際に、操作部200を第2位置に位置させて、操作部200の上端部が原稿台151よりも上方に位置しないようにしている。具体的には、操作部200が第1位置に位置している状態で、開閉センサ153によりADF300が閉状態から開状態に移行を開始した状態から開状態となるまでの何れかの状態を検知したとする。この場合に、制御部120は、駆動機構210を駆動して操作部200を第2位置に移動させる。
本実施形態の操作部200のチルト動作の制御の流れの一例について、図7及び図8(a)〜(f)を用いて説明する。まず、操作者がIDカードをID認証部202で読み取らせ認証を行った場合(S1)、CPU121は、予め登録されているこのIDの情報を呼び出し、現在の設定を登録されている設定へ変更する。この時、操作部200の角度の設定登録の有無が確認され(S2)、操作部200の角度設定が登録されていると、操作部200の回動準備に入る。ここでは、図8(a)に示すように、操作部200が水平位置(ホームポジション)に位置し、ADF300が閉状態であるとする(第1状態)。
その後、ボリュームセンサ213、フォトセンサ241、251の出力により、操作部200の現在の回動位置を確認し(S3)、登録されている設定角に合うように回動方向・回動停止位置(操作位置)を決める(S4)。回動方向、回動停止位置決定後は、CPU121より、モータドライバ130へモータ駆動の指令が出され、モータ211が駆動される(S5)。モータ211が駆動するとギア列220及びトルクリミッタ230を介して操作部200が回動する。同時に、トルクリミッタ230のシャフト232に連結されているボリュームセンサ213も回転し、ボリュームセンサ213の出力値が変化して、操作部200の傾動位置が検知される。そして、ボリュームセンサ213の出力値が、決定された回動停止位置に対応する値になると、CPU121よりモータ停止指令が出て、モータ211の駆動が停止し、操作部200の回動が止まる(S6)。ここでは、図8(b)に示すように、操作部200が最大回動位置(第1位置)に位置し、ADF300が閉状態であるとする(第2状態)。
このとき、ある一定時間経過後も、ボリュームセンサ213の出力値が回動停止位置に対応する値にならない場合は、操作部200の操作画面にエラー表示を出し、モータ211の駆動を止める(S7)。なお、S2で、操作部200に角度設定が無い場合は、モータ211による操作部200の回動は行わない(S8)。また、プリント動作(画像形成動作)などのジョブ終了後は、画像形成装置100がスリープモードへ移行するタイミングで、操作部200を略水平状態となるホームポジション(第2位置)まで戻す。なお、スリープモードとは、例えば、定着装置50の温度を画像形成時よりも低い温度に調整するなどして画像形成動作のジョブを待機しているスタンバイモードよりも画像形成装置の消費電力が低いモードである。このように、ID認証部202で取得した情報により操作者に合った角度に操作部200が自動で回動することで、視認性・操作性が向上する。
続けて、原稿読取装置150を使用する場合について説明する。ここでは、上述のIDカード認証による操作部200の操作位置が第1位置であるとする。操作部200が第1位置にある状態で操作者がADF300を開こうとすると、開閉センサ153がADF300の開放動作及び動作速度を検知する(S9)。このとき、操作部200がADF300の開閉に連動して回動する設定になっている場合(S10)、CPU121より、モータドライバ130へモータ駆動の指令が出され、モータ211が駆動する(S11)。そして、操作部200は略水平状態となる第2位置まで回動する。この際、CPU121が操作部200が第2位置(ホームポジション)にあることを検知するフォトセンサ241の信号を検知すると、モータ停止指令を出して、モータ211の駆動を停止し、操作部200の回動が第2位置で止まる(S12)。
この点についてより詳しく説明する。まず、CPU121は、開閉センサ153によりADF300が閉状態から開状態に移行を開始した状態を検知した場合に、操作部200を第1位置から第2位置に移動させる動作を開始する(図8(c)の第3状態)。例えば、開閉センサ153によりADF300が閉状態から開く方向に所定角度(例えば10°)回動したことを検知した場合に、操作部200の傾動を開始する。
また、操作部200がADF300の開閉に連動して回動するどうかの設定は、予め画像形成装置100へIDと絡めて登録しておき、ID認証時に、自動的に設定が反映されるようになっている。例えば、車いすの操作者や身長が低い操作者のIDを認証した場合にADF300の開閉動作に連動して操作部200を傾動させるように設定する。
また、CPU121は、上述のように開閉センサ153の信号からADF300の開閉速度も検知している。そして、CPU121は、開閉センサ153により検知したADF300の開閉速度に応じて操作部200の移動速度(傾動速度)を変更可能である。本実施形態では、ADF300の開位置への移動が完了するのとほぼ同等のタイミングで操作部200の傾動動作も終了するように、CPU121が開閉センサ153によりADF300が開く速度を検知し、操作部200の傾動速度を制御している。これにより、ADF300を勢いよく開けた場合は、操作部200も早く回動し、急いでいる状況でも、すぐに原稿台151へアクセスすることが可能である。
また、ADF300を閉位置へ閉じるときも、CPU121が開閉センサ153によりADF300が閉まる速度を検知し、操作部200の傾動速度を制御して、後述するように操作位置まで操作部200を傾動させる。そして、ADF300の閉位置への移動が完了するのとほぼ同等のタイミングで操作部200の傾動動作も終了するようにしている。
なお、ADF300の開閉と連動し、操作部200が傾動する速度は、別途、操作者により任意に設定できるようにしても良い。例えば、ADF300の開閉速度に拘らず、操作部200の傾動速度を一定とするように設定しても良い。また、開閉センサ153によりADF300の開閉速度を検知できない構成の場合、開閉センサ153によりADF300が所定角度回動したことを検知した際に、操作部200を一定速度で傾動させるようにしても良い。
ここで、S12で操作部200の傾動動作開始後、ある一定時間経過してもCPU121がフォトセンサ241の信号を検知しない場合は、操作部200の操作画面にエラー表示を出し、モータ211の駆動を止める(S13)。また、S9で、ADF300の開放を検知しなければ、操作部200は傾動しない(S14)。また、S10で、操作部200がADF300の開閉に連動して回動する設定となっていない場合は、ADF300を開いても操作部200は傾動しない(S15)。なお、S10で、操作部200が第2位置に位置する場合には、操作部200の傾動動作は行わない。
次に、上述のようにADF300を開状態とし、操作部200が第2位置に位置した状態で、原稿台151に原稿を載置(セット)する(図8(d)の第4状態)。そして、この状態で、操作者がADF300を閉じる。この際、開閉センサ153がADF300の閉動作及び動作速度を検知する(S16)。CPU121は、ADF300の閉動作を検知すると、モータドライバ130へモータ駆動の指令を出し、モータ211が駆動する(S17)。そして、操作部200は、上述のIDカード認証による操作部200の傾動位置(操作位置、第1位置)まで戻る。
即ち、操作部200が第2位置に位置している状態で、開閉センサ153によりADF300が開状態から閉状態に移行を開始した状態から閉状態となるまでの何れかの状態を検知したとする。この場合に、制御部120は、駆動機構210を駆動して操作部200を第1位置(操作位置)に移動させる。具体的には、CPU121は、開閉センサ153によりADF300が開状態から閉状態に移行を開始した状態を検知した場合に、操作部200を第2位置から第1位置に移動させる動作を開始する(図8(e)の第5状態)。例えば、開閉センサ153によりADF300が開状態から閉まる方向に所定角度(例えば10°)回動したことを検知した場合に、操作部200の傾動を開始する。
この際、トルクリミッタ230のシャフト232に連結されているボリュームセンサ213も回転し、ボリュームセンサ213の出力値が変化して、操作部200の傾動位置が検知される。そして、ボリュームセンサ213の出力値が、操作位置に対応する値になると、CPU121よりモータ停止指令が出て、モータ211の駆動が停止し、操作部200の回動が止まる(S18、図8(f)の第6状態)。なお、操作位置が最大回動位置である場合、CPU121がフォトセンサ251の信号を検知すると、モータ停止指令を出して、モータ211の駆動を停止し、操作部200の回動が最大回動位置で止まる。
ここで、S18で操作部200の傾動動作開始後、ある一定時間経過してもボリュームセンサ213の出力値が操作位置に対応する値にならない場合、操作部200の操作画面にエラー表示を出し、モータ211の駆動を止める(S19)。操作部200の傾動動作開始後、ある一定時間経過してもCPU121がフォトセンサ241の信号を検知しない場合も同様である。なお、S16で、ADF300の閉動作を検知しなければ、操作部200は傾動しない(S20)。
このように、本実施形態では、ADF300を開放させた場合に、操作部200を略水平な第2位置に位置させる。このため、操作部200の上端部が原稿台151の高さ或いはこの高さよりも低くなり、原稿を原稿台151に載置する際に、原稿台151の一部が操作部200で隠れてしまい、操作者からの原稿台151の視認性が低下することを防止できる。また、原稿を原稿台151に置く際にも、操作部200が邪魔にならずに作業性が低下することも防止できる。即ち、本実施形態の場合、操作部200が移動する構成で、原稿を原稿台151に載置し易くできる。
また、ADF300を閉じるときには、操作部200を元の操作位置の角度まで戻すことで、操作部200への視認性・作業性が良い位置で、読み取りの設定等の入力が可能となる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図9を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、ADF300の開閉状態を検知する開閉センサ153の信号により、操作部200の傾動動作を行う例について説明した。これに対して本実施形態では、操作者がADF300Aの把手部304Aに対してアクセスしたことを検知することで、操作部200の傾動動作を行う。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
ADF300Aは、正面側の一部にADF300Aを開閉するための把手部304Aが設けられている。把手部304Aは、操作者が手を挿入してADF300Aを持ち上げやすいように凹んだ凹部である。把手部304Aの凹部内の上面と下面の所定範囲には、操作者が把手部304Aに対してアクセスしたことを検知するための検知手段としての接触式センサ310a、310bがそれぞれ設けられている。接触式センサ310a、310bは、それぞれ操作者が接触したとき(例えば手で触れたとき)に信号を出力する。
CPU121(図6参照)は、ADF300Aが閉状態で、且つ、操作部200が第1位置に位置している状態で、接触式センサ310aにより操作者が把手部304Aに対してアクセスしたことを検知した場合に、操作部200を第2位置に移動させる。具体的には、ADF300Aを開放すべく、操作者が把手部304Aの上面に手を掛けると、それを接触式センサ310aが検知してCPU121に信号を出力する。すると、CPU121は、操作部200を第2位置に移動させ、操作部200の上端部が原稿台151(例えば、図2(a)参照)よりも突出しないようにする。これにより、原稿を原稿台151上に載置し易くなる。
一方、CPU121は、ADF300Aが開状態で、接触式センサ310bにより操作者が把手部304Aにアクセスしていない状態から把手部304Aにアクセスしたことを検知した場合に、操作部200を第1位置に移動させる。例えば、ADF300Aが開状態で、且つ、操作部200が第2位置に位置している状態で、接触式センサ310bに操作者が触れたことを検知した場合に、操作部200を第1位置に移動させる。具体的には、ADF300Aを閉じるべく、操作者が把手部304Aの下面に手を掛けると、それを接触式センサ310bが検知してCPU121に信号を出力する。すると、CPU121は、操作部200をIDカード認証による操作部200の傾動位置(操作位置、第1位置)に移動させる。これにより、操作者が操作部200を操作し易くできる。
なお、ADF300Aが閉状態で、且つ、操作部200が第1位置に位置している状態で、接触式センサ310aと接触式センサ310bの何れかに触れれば、操作部200が第2位置に移動するようにしても良い。同様に、ADF300Aが開状態で、且つ、操作部200が第2位置に位置している状態で、接触式センサ310aと接触式センサ310bの何れかに触れれば、操作部200が第1位置に移動するようにしても良い。
また、把手部304Aは、凹部以外に、例えば、正面側に突出した取っ手などであっても良く、この場合には、取っ手に接触式センサを設ける。また、接触式センサは、把手部304A以外に、例えば、ADF300の正面側の所定位置に設けても良い。この場合、操作者が接触式センサに手を触れたりすることで、操作部200を移動させる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態について、図10を用いて説明する。上述の第2実施形態では、操作者が把手部304Aの接触式センサ310a、310に触れた場合に操作部200を移動させる構成について説明した。これに対して本実施形態では、操作者の手がADF300Bの一部に凹形状に形成された把手部304B(凹部)内に設けた非接触式センサ320に操作者の手などのものが接近したことを検知することで、操作部200の傾動動作を行う。その他の構成及び作用は、第2の実施形態と同様であるため、以下、第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
ADF300Bは、正面側の一部にADF300Bを開閉するための把手部304Bが設けられている。本実施形態の場合も、把手部304Bは、操作者が手を挿入してADF300Bを持ち上げやすいように凹んだ(凹形状に形成された)凹部である。把手部304B内(凹部内)には、操作者が把手部304Bに対してアクセスしたことを検知するための検知手段としての非接触式センサ320が設けられている。非接触式センサ320は、把手部304bB内(把手部内)にものが進入したときに信号を出力する。具体的には、把手部304B内に操作者の手が進入して非接触式センサ320に手が接近した場合に、非接触式センサ320は信号を出力する。即ち、操作者が把手部304Bの把手部304bB内に手を進入させ、手が把手部304bB内のどこにも触れなくても、非接触式センサ320によりその進入を検知可能である。
CPU121(図6参照)は、ADF300Bが閉状態で、且つ、操作部200が第1位置に位置している状態で、非接触式センサ320により操作者が把手部304Bに対してアクセスしたことを検知した場合に、操作部200を第2位置に移動させる。具体的には、ADF300Bを開放すべく、操作者が把手部304Bの把手部304bBに手を進入させると、それを非接触式センサ320が検知してCPU121に信号を出力する。すると、CPU121は、操作部200を第2位置に移動させ、操作部200の上端部が原稿台151(例えば、図2(a)参照)よりも突出しないようにする。これにより、原稿を原稿台151上に載置し易くなる。
一方、CPU121は、ADF300Bが開状態で、非接触式センサ320により操作者が把手部304Bにアクセスしていない状態から把手部304Bにアクセスしたことを検知した場合に、操作部200を第1位置に移動させる。例えば、ADF300Bが開状態で、且つ、操作部200が第2位置に位置している状態で、非接触式センサ320が操作者の手を検知した場合に、操作部200を第1位置に移動させる。具体的には、ADF300Bを閉じるべく、操作者が把手部304Bの凹部に手を進入させると、それを非接触式センサ320が検知してCPU121に信号を出力する。すると、CPU121は、操作部200をIDカード認証による操作部200の傾動位置(操作位置、第1位置)に移動させる。これにより、操作者が操作部200を操作し易くできる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態について、図11(a)、(b)を用いて説明する。上述の各実施形態では、操作部200が略水平方向の軸であるシャフト232(図4(a)参照)を中心として傾動する構成について説明した。これに対して本実施形態では、駆動機構210Aにより操作部200をスライド移動させるようにしている。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
駆動部としての駆動機構210Aは、モータ400、ギア401、ラック402などを有する。このような駆動機構210Aは、第1の実施形態と同様に、操作部200の裏側及び下方で、装置本体110の操作部200を支持する部分と操作部200との間に配置されている。モータ400は、正逆回転可能で、駆動軸にギアが設けられ、ギア列を介してギア401に回転駆動を伝達可能である。ギア401は、ラック402と噛み合って、モータ400の駆動によりギア401が回転することで、ラック402を矢印C方向にスライドさせる。
ラック402は、操作部200の裏面側に固定されており、操作部200と共に矢印C方向にスライド可能に、装置本体110に支持されている。また、操作部200及びラック402は、操作部200の操作面201が正面側且つ上方に向くように水平方向に傾斜するように設けられている。駆動機構210Aは、この傾斜方向(矢印C方向)に沿って操作部200をスライド移動させ、操作部200の矢印C方向に沿った高さ位置を少なくとも2段階以上変更させられるようになっている。これにより、操作者の身長に応じて、或いは、車いすの操作者に対して操作面201を適切な角度に設定可能である。この結果、あらゆる操作者に対して、操作部200の視認性及び操作性を向上させられる。
ここで、図11(a)に示すように、操作部200の上端部が原稿台151よりも上方に位置する場合の操作部200の位置を第1位置とする。一方、図11(b)に示すように、操作部200の上端部が第1位置よりも下方に位置し、且つ、原稿台151の高さ或いはこの高さよりも低くなる位置を第2位置とする。なお、本実施形態の駆動機構210Aも、第1の実施形態と同様に、操作部200の位置を検知するフォトセンサやボリュームセンサなどを有する。
このような本実施形態の場合も、第1の実施形態と同様に、ID認証部202(図1参照)により検知した情報に応じて、操作部200の高さ位置を変更可能である。そして、図11(b)に示すように、ADF300を開放した場合に、操作部200を第2位置に移動させる。即ち、CPU121は、開閉センサ153(図6参照)の検知に基づいて駆動機構210Aを駆動し、操作部200を矢印C1方向にスライド移動させ、操作部200の上端部が原稿台151よりも下方となる第2位置に位置させる。これにより、原稿台151に原稿を載置し易くできる。
なお、本実施形態では、操作部200をスライド移動させる構成について説明したが、このようなスライド移動と第1の実施形態のようなチルト動作を組み合わせても良い。
<他の実施形態>
上述の実施形態では、第2位置を、操作部200の上端部が第1位置よりも下方に位置し、且つ、原稿台151の高さ或いはこの高さよりも低くなる位置とした。但し、第2位置は、少なくとも操作部200の上端部が第1位置よりも下方となる位置であっても良い。即ち、操作部200の上端部が原稿台151の高さよりも上方に位置する場合であっても、操作部200の上端部が第1位置よりも低くなるように移動することで、操作部200が第1位置に位置する場合よりも原稿台151に原稿を載置し易くできる。例えば、操作部200が最大回動位置に位置する場合、ADF300の開放動作に伴って、操作部200を最大回動位置よりも上端部が下方となる位置で、且つ、上端部が原稿台151よりも上方となる位置まで回動させる。この場合、操作部200が最大回動位置に位置する場合よりも原稿を原稿台151に載置し易くなる。
また、上述の各実施形態は、適宜組み合わせて実施可能である。例えば、第4の実施形態を第2の実施形態又は第3の実施形態と組み合わせて実施することができる。また、上述の各実施形態では、原稿押さえ部材としてADFを用いた例について説明したが、原稿押さえ部材は、このようなADFの機能を有さない原稿押さえ板であっても良い。更に、上述の各実施形態では、原稿読取装置を備えた画像形成装置について説明したが、原稿読取装置単独の構成であっても本発明を適用可能である。
10・・・画像形成部/100・・・画像形成装置/110・・・装置本体/120・・・制御部(制御手段)/121・・・CPU/150・・・原稿読取装置/151・・・原稿台/152・・・読取部/153・・・開閉センサ(検知手段)/200・・・操作部/202・・・ID認証部(情報検知部)/210、210A・・・駆動機構(駆動部)/300、300A、300B・・・ADF(原稿押さえ部材)/304、304A、304B・・・把手部/310a、310b・・・接触式センサ(検知手段)/320・・・非接触式センサ(検知手段)

Claims (11)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、原稿を載置可能な原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取部と、
    前記原稿台に対して原稿を載置可能な開状態と、前記原稿台に載置された原稿を押さえる閉状態との間で開閉自在な原稿押さえ部材と、
    前記原稿押さえ部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    上端部が前記原稿台よりも上方に位置する第1位置と、前記上端部が前記第1位置よりも下方に位置する第2位置とに移動可能に前記装置本体に設けられた操作部と、
    前記操作部を移動可能な駆動部と、
    前記操作部が前記第1位置に位置している状態で、前記検知手段により前記原稿押さえ部材が前記閉状態から前記開状態に移行を開始した状態から前記開状態となるまでの何れかの状態を検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第2位置に移動させる制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記操作部が前記第2位置に位置している状態で、前記検知手段により前記原稿押さえ部材が前記開状態から前記閉状態に移行を開始した状態から前記閉状態となるまでの何れかの状態を検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第1位置に移動させる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段は、前記原稿押さえ部材の開閉速度を検知可能であり、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知した前記原稿押さえ部材の開閉速度に応じて前記操作部の移動速度を変更可能である、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、原稿を載置可能な原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿を読み取る読取部と、
    前記原稿台に対して原稿を載置可能な開状態と、前記原稿台に載置された原稿を押さえる閉状態との間で開閉自在な原稿押さえ部材と、
    前記原稿押さえ部材に設けられた把手部と、
    操作者が前記把手部に対してアクセスしたことを検知するための検知手段と、
    上端部が前記原稿台よりも上方に位置する第1位置と、前記上端部が前記第1位置よりも下方に位置する第2位置とに移動可能に前記装置本体に設けられた操作部と、
    前記操作部を移動可能な駆動部と、
    前記原稿押さえ部材が前記閉状態で、且つ、前記操作部が前記第1位置に位置している状態で、前記検知手段により操作者が前記把手部に対してアクセスしたことを検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第2位置に移動させる制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、前記把手部に設けられ、操作者が接触したときに信号を出力する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、前記把手部に設けられ、前記把手部内にものが進入したときに信号を出力する、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記原稿押さえ部材が前記開状態で、前記検知手段により操作者が前記把手部にアクセスしていない状態から前記把手部にアクセスしたことを検知した場合に、前記駆動部を駆動して前記操作部を前記第1位置に移動させる、
    ことを特徴とする、請求項4ないし6のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2位置は、前記操作部の上端部が前記原稿台の高さ或いはこの高さよりも低くなる位置である、
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記操作部は、略水平方向の軸を中心とした傾動可能であり、
    前記第2位置は、前記操作部の操作面が略水平となる位置である、
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 操作者の情報を検知可能な情報検知部を有し、
    前記制御手段は、前記原稿押さえ部材が閉状態の場合に、前記情報検知部により検知した情報に応じた操作位置に、前記駆動部を駆動して前記操作部を自動で移動可能である、
    ことを特徴とする、請求項1ないし9のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記操作位置が前記第1位置である、
    ことを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
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