JPH09152666A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09152666A
JPH09152666A JP7335796A JP33579695A JPH09152666A JP H09152666 A JPH09152666 A JP H09152666A JP 7335796 A JP7335796 A JP 7335796A JP 33579695 A JP33579695 A JP 33579695A JP H09152666 A JPH09152666 A JP H09152666A
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浩 高橋
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Takeshi Endo
剛 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中折れ機構を備えた原稿圧板において、双方
向からの圧板の開閉操作が可能で、双方向からの原稿セ
ットが可能な画像形成装置を提供することを目的として
いる。 【解決手段】 画像形成装置の対向し合う2つの面に夫
々設けられた操作位置A、Bと、画像形成装置の原稿台
15の上面を開閉するように枢支された中折れタイプの
原稿圧板17と、を備えた双方向からの操作が可能な画
像形成装置において、上記原稿圧板は中央の中折れ部1
00を中心として開閉自在に連結された2つの圧板片1
01、102を有し、各圧板片の開閉を検知する開閉検
知機構110と、各圧板片の開閉を規制する開閉規制機
構111とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に複
数の操作方向から操作可能な画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおいては、事務処理の
効率化などの目的から、各種のOA機器が積極的に導入
され、オフィス内の各場所に設置されている。これら各
OA機器は、ラップトップ型パソコンなどのように小型
化されているものもあるが、デスクトップ型パソコンや
複写機などのように多くのものは、その、設置面積や嵩
がかなり大きい。このため、オフィス内にこれらOA機
器を設置すると、各OA機器によって広い空間が占有さ
れてしまい、面積が広いオフィスでも、実際に使用する
ことができるスペースが狭くなる。複写機などの画像形
成装置も、例にもれずスペースを有効活用する目的か
ら、壁際に設置されている場合がほとんどである。しか
しながら、オフィス内の什器類のレイアウトを勘案した
場合、OA機器も2方向以上からの利用が可能となる
と、設置の自由度も増え、省スペース化を図ることがで
きるともに、操作性を改善することができる。このよう
な画像形成装置として、以下に示す技術が開示されてい
る。
【0003】<装置の両側に操作部を備える複写機>実
開平1−169244号公報に開示されている複写機
は、原稿載置部を介して対向した位置に複数の操作部を
独立して配置するとともに、前記原稿載置部の端部で、
圧板を支持し、横方向に開閉する。 <回転する複写機>実開昭63−21946号公報に開
示されている複写機は、複写機本体の底部に回転機構を
設け、この回転機構により、装置全体を回動自在にし
て、複数の方向からの操作を可能にする。 <各部をユニット化し、双方向からのアクセス可能な複
写機>実開昭64−32548号公報に開示されている
複写機は、装置内のユニットを独立させ、装置の前後双
方向からのアクセスを可能にし、さらに操作部も前面後
面、いずれにも取付け可能にする。 <4方向から操作可能な複写機>特開平5−20405
7号、特開平5−207209号、特開平5−2072
10号、特開平5−216314号、特開平5−219
308号、特開平5−227372号の各公報に開示さ
れている複写機は4方向からの開閉操作を可能にした原
稿圧板と、開閉方向を検知する手段とを備え、この手段
の検知結果に応じて原稿スケールに設けられた点灯手段
を点灯させる。また、隣接する2辺間で移動可能な操作
パネルを備え、さらに操作パネルの位置を検出する手段
を備えている。また、スキャナ部と作像エンジン部との
間に空間を設けて、この空間に作像した用紙を排紙する
ように構成し、さらにスキャナ部が作像エンジン部に対
して4方向に移動して、排紙した用紙を取出し易くす
る。また、各操作パネルから画像形成の指示があったと
き、この指示を順次記憶して作像を行ない、また作像指
示を行なった操作パネルからのみ中断指示の受け付けを
可能し、さらに中断指示を優先的に行なえる操作パネル
を設ける。また、操作方向の検出結果により、原稿読取
範囲または排紙トレイの上下移動を決定する。また、作
像エンジン部に対してスキャナを移動自在にし、移動方
向の検出結果により原稿読取範囲、有効な操作パネルま
たは排紙トレイの上下移動を制御する。また、圧板の開
閉方向の検知結果により、原稿読取範囲、有効な操作パ
ネルまたは排紙トレイの上下を決定する。
【0004】<プリントキーを2つ持つ操作部を備えた
複写機>実開昭62−76343号公報に開示されてい
る複写機は、操作板の左右位置にそれぞれプリントキー
を設けた構成を備えている。 <操作方向に対して起立する操作部を備えた装置>実開
昭62−76343号公報に開示されている装置は、操
作パネルを起立可能にして操作パネルの表示面を見易く
することを主旨とする。 <回動する操作部を備えた装置>実開昭63−6685
0号、実開昭63−66851号公報に開示されている
装置は、装置本体に対して回転自在に液晶表示部を設
け、視線に対しての角度を変化させ得るようにする。 <回転自在な操作部を備えた装置>特開昭62−153
963号、特開昭62−153966号公報に開示され
ている装置は、液晶パネルが設けられた表示部を、操作
パネルに対して回転自在に設け、表示を見易くする。ま
た、モータで駆動し、所要の角度に設定可能にする。 <操作部の配置位置が可変な装置>特開昭60−209
745号、特開昭61−43308号公報に開示されて
いる装置は、操作ユニットを着脱自在にし、さらにユニ
ット受け部を複数設け、操作装置の配置位置を変更可能
にするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
各技術では、複数の方向からの操作を可能とした結果と
して、原稿のセット作業も各方向から行うこととなる
が、コンタクトガラス上に原稿をセットした場合には、
原稿圧板によりこれを押える必要がある為、原稿圧板の
開閉機構が必要となる。単一のコンタクトガラスと、こ
れを開閉する一枚の原稿圧板の使用を想定した場合に
は、一枚の原稿圧板を異なった方向から開閉するための
構造の開発が必要となる。このような圧板の枢支構造と
して、実開平1−169244号公報には平面形状が四
角い複写機の対向し合う2つの辺に沿って夫々操作部を
配置するとともに、操作部を配置した辺と隣接交差する
他の一辺にヒンジ部を有した原稿圧板を上下方向へ開閉
自在に枢支することにより、いずれの方向から操作した
場合に於ても原稿圧板の使用が可能な構成が開示されて
いる。しかし、圧板の開閉操作性や、開放した状態の嵩
等々種々の理由から現状では装置本体の奥側を支点とし
て上下方向に開閉するタイプの原稿圧板が主流であり、
双方向からの操作が可能な複写機に於ても操作者が位置
する操作部の奥側を支点として圧板を開閉する構造が望
まれている。
【0006】また、特開平5−204057号公報に
は、原稿圧板を複写機本体上面において4方向から開閉
可能に構成した技術が開示されているが、部品点数が多
く、構造が複雑であるという問題がある。また、操作部
が配置された辺と反対側の辺、つまり操作者の位置から
見て常に奥側の辺を支点として原稿圧板を開閉する構造
にした場合には、一枚の原稿圧板の開閉支点を対向し合
う2辺に夫々設け、一方が開閉支点となっている時には
対向する他方の辺はフリーの状態にするように構成する
必要がある。しかし、このような機能を備えた原稿圧板
の開閉構造についての従来技術はこれまで開発されてお
らず、この種の技術の開発が望まれていた。また、この
種の双方向からの開閉を可能とする圧板としては、中折
れ部を有しないタイプと、中折れ部を有するタイプが想
定されるが、コンタクトガラス上における原稿の位置ず
れを防いで確実に押える機能という点では、中折れ部を
有するタイプの圧板の方が優れており、このタイプの圧
板が今後主流となると思われるので、操作性、市場性と
いう点からして中折れタイプが優れている。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、請求項1の発明は、中折れ機構を備えた原稿圧
板において、双方向からの圧板の開閉操作が可能で、双
方向からの原稿セットが可能な画像形成装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】請求項2の発明は、原稿圧板の双方向から
の開閉操作を従来機と同様に自在とし、しかも通常の圧
板開閉操作で圧板が装置本体から外れてしまうことを防
止できる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。請求項3の発明は、原稿圧板の開放時には操作者の
手前側に位置する持ち手部分を上方へ持ち上げるが、こ
の持ち手部分に操作者の手が接触したことを速やかに検
知して、圧板の開閉操作を円滑に行わせるようにした画
像形成装置を提供することを目的としている。請求項4
の発明は、装置本体上面に取り外し可能に支持された原
稿圧板を、対称構造にして、圧板の組み付け作用や交換
作業を容易化し、また、中折れ部で分割する部品構造と
することにより、同一部品2組で構成し、小型化された
部品の組み合わせて低コスト化を図った画像形成装置を
提供することを目的としている。請求項5の発明は、中
折れ圧板を双方向から同時に開放した時に圧板全体を装
置本体上面から取り外し可能に構成することにより、交
換、取り付けを容易化し、また任意に圧板を取り外して
大判原稿をセットしたコピーを実行し易くした画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項6の発明は、非使用操作部側の原稿
圧板の開放を常時ロックすると同時に、逆方向の操作部
から操作しようとするオペレータが誤ってコピー中の原
稿圧板を開放してしまう事態の発生を防止できる画像形
成装置を提供することを目的としている。請求項7記載
の発明は、読取り動作中は、原稿圧板の開放を双方向か
ら禁止し、操作者が誤ってコピー中の原稿圧板を開放し
てしまう事態の発生を防止できる画像形成装置を提供す
ることを目的としている。請求項8記載の発明は、複写
機移動中等のような非通電時に原稿圧板の双方向からの
開放操作を禁止することにより、圧板を固定し、運搬作
業を容易化した画像形成装置を提供することを目的とし
ている。請求項9の発明は、両操作方向における原稿載
置基準位置を同一位置のコーナー基準とすることによ
り、いずれの方向から操作する場合であっても、原稿の
セット性を高め、また各操作方向から原稿が正立するよ
うにセットすることにより、操作方向の違いに起因して
原稿セット方向の違いが発生することによる操作性の低
下をなくした画像形成装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、画像形成装置の対向し合う2つ
の面に夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿
台の上面を開閉するように枢支された中折れタイプの原
稿圧板と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成
装置において、上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心と
して開閉自在に連結された2つの圧板片を有し、上記各
圧板片の開閉を検知する開閉検知機構と、各圧板片の開
閉を規制する開閉規制機構とを備えたことを特徴とす
る。請求項2の発明は、上記開閉検知機構が、各圧板片
側に夫々設けられたセンサであり、上記開閉規制機構
が、各圧板片の端縁に設けられた開閉支点を接離自在に
固定するガイド部材であり、開放された圧板片と反対方
向の開放を規制することを特徴とする。請求項3の発明
は、各方向に向いた複数の操作位置と、各操作位置の間
に位置する原稿台の上面を開閉する原稿圧板とを持ち、
各操作位置を各方向から操作し得るように構成した画像
形成装置において、上記原稿台上で双方向に開閉するよ
うに装置本体上に支持された原稿圧板と、該原稿圧板の
双方向の開閉操作位置において開放準備動作(触手)を
検知するスイッチ手段と、該原稿圧板の双方向の開閉を
規制する開閉規制手段とを備えたことを特徴とする。請
求項4の発明は、画像形成装置の対向し合う2つの面に
夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿台の上
面を開閉するように枢支された中折れタイプの原稿圧板
と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成装置に
おいて、上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心として開
閉自在に連結された2つの圧板片を有し、各圧板片は、
中折れ部を中心とした対称構造であることを特徴とす
る。請求項5の発明は、上記開閉規制機構、或は上記開
閉検知機構は、上記原稿圧板を一体として画像形成装置
から取り外すことができるように制御されることを特徴
とする。請求項6の発明は、上記各開閉規制機構が、各
圧板片の開閉を独立に規制する手段であり、原稿読取り
動作中は、開閉操作されていない側の圧板片の開放を規
制するように制御されることを特徴とする。請求項7の
発明は、上記各開閉規制機構が、各圧板片の開閉を独立
に規制する手段であり、原稿読取り動作中は、両圧板片
の開放を規制するように制御されることを特徴とする。
請求項8の発明は、画像形成装置の対向し合う2つの面
に夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿台の
上面を開閉するように枢支された中折れタイプの原稿圧
板と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成装置
において、上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心として
開閉自在に連結された2つの圧板片を有し、上記各圧板
片の開閉動作を電気的に規制する開閉規制手段を備え、
該開閉規制手段は画像形成装置への非通電時に各圧板片
の開放を禁止することを特徴とする。請求項9の発明
は、上記2つの操作位置の内の一方の操作位置における
原稿載置基準位置と、他方の操作位置における原稿載置
基準位置は、同一原稿載置部であり、かつ該基準位置は
原稿台の角隅部であり、上記一方の操作位置における原
稿載置方向と、他方の操作位置における原稿載置方向は
逆方向であり、各操作位置から原稿が正立しているよう
にセットすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像
形成装置の一形態例を前面側から見たときの斜視図、図
2は上記画像形成装置を後面側から見たときの斜視図で
ある。これらの図に示す画像形成装置1は、縦長の矩形
状に形成される装置匡体2と、この装置匡体2の上側に
設けられる画像読取装置3と、装置匡体2の下側に設け
られる画像作成装置(画像形成部)4と、装置匡体2の
右側板中央(図1において、右側の板)に設けられるメ
イン電源スイッチ5と、装置匡体2の上面の一側部に設
けられる操作装置6と、装置匡体2の前板上部および後
板上部に各々、設けられる人体検知センサ7、8と、装
置匡体2の左側板上部に設けられる操作方向A側(手前
側)の電源スイッチ9と、装置匡体2の右側板上部に設
けられる操作方向B側(奥側)の電源スイッチ10と、
装置匡体2の上部手前側に設けられる操作方向A側のス
タートキー11と、装置匡体2の上部後側に設けられる
操作方向B側のスタートキー12とを備えている。つま
り、この画像形成装置は、手前側面と奥側面に夫々操作
位置を有しており、操作者は、いずれか一方の操作位置
に立って操作を行うことができる。メイン電源スイッチ
5がオン状態にされた状態で、各電源スイッチ9、10
の操作内容、各人体検知センサ7、8の検知内容などに
基づき、操作装置6を構成するLCDパネル26上に操
作方向A用の操作画面、または操作方向B用の操作画面
などを表示して、操作方向A、Bいずれかの方向の操作
を有効にし、この方向で操作が行われたとき画像読取装
置3を動作させて、原稿の画像を読み取り、画像作成装
置4によって指定されたサイズの転写紙上に上記画像読
取装置3で得られた画像データに対応するトナー画像を
形成して機外に排紙する。
【0012】以下、上記画像形成装置1を構成する画像
読取装置3、操作装置6、画像作成装置4について詳細
に説明する。まず、画像読取装置3は、図3に示す如
く、装置匡体2の上部に形成された開口部に填込まれる
コンタクトガラス15と、装置匡体2の上部に上記コン
タクトガラス15に隣接して配置される原稿スケール1
6と、装置匡体2の上部に前後方向、どちらの方向から
でも開閉自在に構成される圧板17と、装置匡体2内に
配置されたガイドレール(図示は省略する)により、副
走査方向に対し、移動自在に構成され、変倍率に応じた
第1速度で走行駆動される第1キャリッジ18と、この
第1キャリッジ18上に配置され、上記コンタクトガラ
ス15上に載置されている原稿を照明する光源19と、
上記第1キャリッジ18上に配置され、上記原稿から光
(光学画像)を反射する第1ミラー20とを備えてい
る。
【0013】さらに、上記画像読取装置3は、装置匡体
2内に配置されたガイドレール(図示は省略する)によ
り副走査方向に対し移動自在に構成され、第1キャリッ
ジ18が移動しても、原稿を読み取る際の光路長が一定
となるように第1速度の半分の速度(第2速度)で走行
駆動される第2キャリッジ21と、この第2キャリッジ
21上に配置され、第1ミラー20から反射された光学
像を反射する第2、第3ミラー22、23と、装置匡体
2内に移動自在に配置され、ピント、倍率などに応じた
位置に位置調整されて、第3ミラー23から出射された
光学像を集光するレンズ24と、装置匡体2内に移動自
在に配置され、ピント、倍率などに応じた位置に位置調
整されて、レンズ24で集光された光学像を受光して電
気信号(画像信号)に変換するCCDイメージセンサ2
5とを備えている。画像作成装置4側から画像読取指令
が出力されたとき、読取倍率、読取範囲などに応じて、
レンズ24と、CCDイメージセンサ25の位置を左右
方向に移動させて、その位置を調整した後、第1キャリ
ッジ18の光源19を点灯させた状態で、第1キャリッ
ジ18と、第2キャリッジ21とを各々、第1、第2速
度で副走査方向に走行させながらコンタクトガラス15
上に載置された原稿の画像を読み取り、レンズ24によ
ってCCDイメージセンサ25上に集光して、画像信号
を生成し、これを上記画像作成装置4に供給する。
【0014】操作装置6は、装置匡体2の上部側方位置
に、前後方向(図1において、手前側から奥側の方向)
に長くなるように配置されるLCDディスプレィ(液晶
ディスプレィ)26と、このLCDディスプレィ26の
上部側に配置され、オペレータによってLCDディスプ
レィ26がタッチされたとき、これを検出してタッチ位
置情報を生成するタッチパネル27と、マイクロプロセ
ッサを持ち装置匡体2内の上部側に配置され、図4に示
す如くI/Oポートを介して画像作成装置4側のメイン
コントローラ52と通信を行ないながら、メインコント
ローラ52から出力される表示指示指令、状態情報など
を取り込んで、これを操作装置6を構成するLCDディ
スプレィ26に表示させる処理、操作装置6を構成する
タッチパネル27のタッチ位置情報を処理して操作され
たキーを検知する処理、これをメインコントローラ52
に送信する処理などを行なう操作部28とを備えてい
る。
【0015】メインコントローラ(制御部)52から分
割表示画面指示が出力されたとき、操作部28によって
これを取り込んで、LCDディスプレィ26上に、画面
の各半面(前後半面づつ)が各々、各操作方向の操作の
ために使用される分割表示画面を表示する。また、メイ
ンコントローラ52から全表示画面指示が出力されたと
き、操作部28によってこれを取り込んで、LCDディ
スプレィ26上に、画面の全面を1つの操作方向の操作
のために使用させる全表示画面を表示する。この状態で
オペレータによりLCDディスプレィ26の表示面がタ
ッチされれば、タッチパネル27によってこれを検知し
てタッチ位置情報を生成するとともに、操作部28によ
って、これを処理してタッチ位置に対応するキー信号
(操作情報)を生成し、これをメインコントローラ52
に供給する。
【0016】また、画像作成装置4は、図3に示す如く
画像読取装置3から出力される画像信号に基づき、光画
像の書込みを行なう書込み光学ユニット45と、この書
込み光学ユニット45で生成された光画像をトナー画像
として顕像化させる顕像化ユニット46と、転写紙を供
給する給紙ユニット47と、この給紙ユニット47によ
り取り出された転写紙に対し、上記顕像化ユニット46
で顕像化されたトナー画像を転写させる紙転写ユニット
48と、この紙転写ユニット48で画像が転写された転
写紙上のトナーを溶融定着させる定着ユニット49と、
この定着ユニット49でトナー画像が定着された転写紙
を装置匡体2の左側板に取り付けられた排紙トレイ50
上に排紙させる排紙ユニット51と、この画像形成装置
1全体の動作を制御するメインコントローラ52と、こ
のメインコントローラ52からの指示に基づき、画像読
取装置3から出力される画像信号を処理する画像信号処
理部(IPU)53とを備えており、画像読取装置3か
ら出力される画像信号で示される画像をトナー画像とし
て顕像化して、指定されたサイズの転写紙上に、上記ト
ナー画像を転写させた後、上記トナー画像を定着させ、
機外の排紙トレイ50上に排紙する。
【0017】この場合、書込み光学ユニット45は、画
像信号処理部53から出力される画像データに基づき、
レーザー光を発生するレーザーダイオード、このレーザ
ーダイオードから出射されるレーザー光をスキャンさせ
るポリゴンミラー、このポリゴンミラーを回転させる駆
動モータなどによって構成されるレーザー出力ユニット
60と、このレーザー出力ユニット60から出力される
レーザー光をfθ変換するf−θレンズなどのレンズ群
61と、このレンズ群61からのレーザー光を反射して
顕像化ユニット46に供給するミラー62とを備えてお
り、画像信号処理部53から出力される画像データを光
信号に変換して、顕像化ユニット46を構成する感光体
63上に画像データに対応した光画像を書込んで、静電
潜像を形成する。
【0018】顕像化ユニット46は、メインモータ85
(図4参照)によって回転駆動されながら、書込み光学
ユニット45から出射されるレーザー光により潜像が形
成される感光体63と、この感光体63の一端近傍に配
置され、書込み光学ユニット45から出射されるレーザ
ー光を検出したとき、主走査同期信号(LSYNC)を
生成してメインコントローラ52に供給するビームセン
サ64と、上記感光体63の周りに配置されて上記感光
体63をクリーニングする感光体クリーニングユニット
65と、感光体63の周りに配置されて感光体63を均
一に帯電させる帯電ユニット66と、感光体63の周り
に配置されて感光体63上に形成されている静電潜像を
現像する現像ユニット67とを備えている。 プリント
動作を行なうとき、メインモータ85の駆動力によって
感光体63を回転駆動しながら、クリーニングユニット
65によってクリーニングした後、帯電ユニット66に
よって均一に帯電し、さらに書込み光学ユニット45か
ら出射されるレーザー光によって感光体63上に画像デ
ータに対応する光画像が書込まれたとき、感光体63上
に静電潜像を形成する。この後、現像ユニット67によ
って感光体63上に形成されている静電潜像を現像して
トナー画像を形成する。
【0019】また、給紙ユニット47は、装置匡体2内
に出没自在に収納され、各々、指定されたサイズの転写
紙が収納される第1〜第3給紙トレイ70〜72と、こ
れら第1〜第3給紙トレイ70〜72に収納されている
各転写紙を取り出す第1〜第3給紙ユニット73〜75
と、これら第1〜第3給紙ユニット73〜75によって
取り出された転写紙を上方に搬送する縦搬送ユニット7
6と、この縦搬送ユニット76によって搬送された転写
紙を取込み、タイミングをとって上記紙転写ユニット4
8に供給するレジストローラ77とを備えており、プリ
ント動作を行なうとき第1〜第3給紙トレイ70〜72
に格納されている各サイズの転写紙のうち指定されたサ
イズの転写紙を取り出し、これを上方に搬送するととも
に感光体63上に形成されているトナー画像の先端部が
紙転写位置に到達するタイミングに合わせて、転写紙を
紙転写ユニット48に供給する。
【0020】紙転写ユニット48は、感光体63と対向
するように配置され、感光体63上に形成されたトナー
画像を上記レジストローラ77から供給された転写紙に
転写させるとき、バイアス電圧が印加される紙転写バイ
アスローラ78と、メインモータ85によって回転駆動
される駆動ローラ79と、これら駆動ローラ79、上記
紙転写バイアスローラ78に張設され、上記紙転写バイ
アスローラ78によって感光体63上のトナー画像が転
写された転写紙を搬送する搬送ベルト80とを備えてお
り、プリント動作を行なうとき、レジストローラ77か
ら供給された転写紙を介在させた状態で搬送ベルト80
を感光体63に押圧しながら、紙転写バイアスローラ7
8に所定のバイアス電圧を印加して、感光体63上に形
成されているトナー画像を転写紙に転写させた後、これ
を定着ユニット49に搬送する。定着ユニット49は、
所定温度となるようにコントロールされた定着ローラ8
1と、上記紙転写ユニット48によって搬送されてきた
転写紙を定着ローラ81に押し付ける加圧ローラ82と
を備えており、上記紙転写ユニット48から搬送されて
きた転写紙を加圧しながら加熱して、この転写紙上に形
成されているトナー画像を溶融定着させ、排紙ユニット
51に搬出する。排紙ユニット51は、転写紙を搬送す
る複数の搬送ローラ対69を備えており、上記定着ユニ
ット49から搬送されてきた上記転写紙を取り込むとと
もに、各搬送ローラ対69によってこれを搬送して、機
外の排紙トレイ50上に排紙する。
【0021】また、メインコントローラ(制御部)52
は、図4に示す如くマイクロプロセッサを有し、I/O
ポートを介して、操作装置6や画像信号処理部53と通
信を行ないながら、この画像形成装置1全体の動作を制
御する処理、各センサ83から出力される信号を受ける
処理、ソレノイド84を制御する処理、メインモータ8
5を駆動する処理、中間クラッチ86、第1〜第3給紙
クラッチ87〜89を制御する処理などを行なう回路で
あり、予め設定されているプログラムの内容、操作装置
6から送信される操作情報などに基づき、各センサ85
から出力される信号を処理して、ソレノイド84、メイ
ンモータ85、中間クラッチ86、第1〜第3給紙クラ
ッチ87〜89などを制御する処理、画像読取指令を生
成して、これを画像読取装置3に送信する処理、表示指
示指令、状態情報、表示情報などを生成して、操作装置
6に送信する処理、画像処理指令を生成して、これを画
像信号処理部53に送信する処理などを行なう。 <原稿圧板の説明>次に、本発明の要部をなす原稿圧板
の形態例について説明する。図5(a) (b) 及び(c) は本
発明の形態例の原稿圧板の基本構成及び動作説明図であ
り、この原稿圧板17は、図5(a) (b) (c) に示すよう
に中折れ部100(ヒンジ部)を中心として前後に位置
する圧板片101、102が上下方向に開閉する中折れ
タイプの原稿圧板であり、各圧板片101、102は夫
々中折れ部100を中心として独立して開閉するように
構成されている。符号103は、各圧板片101、10
2の操作方向側端縁に設けられる取っ手である。なお、
この原稿圧板17は画像形成置1の上面に配置され、そ
の直下位置には、コンタクトガラス(原稿台)15が位
置している。図5(b) に示すように操作方向A(手前
側)の圧板片101の取っ手103を把持し、中折れ部
100を回転の支点として上方に開放しようとすると、
当初は手前側圧板片101のみが開放され、中折れ部1
00からの開放角度が所定角度、例えば約20度に達し
た時点で、手前側圧板片101単独の開放動作が禁止さ
れ、それ以降は原稿圧板の奥側の端縁(奥側圧板片10
2の奥側端縁)に設けたヒンジ部を中心として圧板17
全体が開放する。このことは奥側の圧板片102につい
ても同様であり、圧板片が中折れ部100を中心として
単独で開放運動できるのは、所定の角度、約20度に規
制されている。
【0022】こうして原稿圧板を開放した状態で直下に
位置するコンタクトガラス15上に原稿面を下向きにし
た原稿をセットした後で、原稿圧板17を閉じようとす
ると、まず奥側圧板片102が先行してコンタクトガラ
ス15上に密着閉止した状態となり、このとき手前側圧
板片101は中折れ部100を中心として約20度の角
度に開放した状態にある。原稿圧板17の半面である奥
側圧板片102が先行してコンタクトガラス上に閉止さ
れる結果として、コンタクトガラス上の原稿の奥側の半
面が加圧され、一旦原稿が固定される。その後、手前側
圧板片101を閉じると、原稿圧板17全体が平板状に
なると同時に、原稿面手前側半面も加圧される。図5
(c) は上記とは逆に奥側圧板片102を開放する場合の
状態を示す図であり、この場合も上記と同様に中折れ部
100を中心として奥側圧板片102だけが先行して2
0度程度開放してから、手前側圧板片の手前側端縁に位
置するヒンジ部を中心として圧板17全体が開放する。
閉止動作も上記と同様である。
【0023】次に図6は上記原稿圧板の開閉を検知する
検知手段及び開閉規制手段の位置を示す図であり、破線
部105に各圧板片の開閉を検知する開閉検知手段と、
各圧板片の開閉を規制する開閉規制手段が配置されてお
り、これらの各手段の作動により一方の圧板片を開放す
る時に他方の圧板片の開放、脱落を禁止したり、原稿圧
板17全体の同時取り外しを可能にしたり、原稿圧板全
体の取り外しを禁止する等の種々の機能の実現が可能と
なっている。次に、図7(a) (b) に基づいて、本発明に
おける原稿圧板の開閉検知機構と開閉規制機構の第1の
形態例について説明する。図7(a) (b) はいずれも中折
れタイプの原稿圧板17の一方の圧板片、例えば手前側
圧板片101に設けた開閉検知機構110と開閉規制機
構111の一例を示しており、この各機構は他方の圧板
片102側にも装備されている。
【0024】この開閉規制機構111は、圧板片101
の端部下面から一体的に突設された軸ブラケット115
と、この軸ブラケット115の下端部に固定あるいは回
転自在に支持されたローラ状の回転軸受部材(開閉支
点)116と、装置本体側に設けられかつ回転軸受部材
116を規定位置で着脱自在に受入れて回転させるため
の軸ガイド117と、回転軸受部材116が軸ガイド1
17内に嵌合した状態で回転軸受部材116上に突出し
てこれを固定して圧板片101の開放を禁止する軸固定
板(ロック部材)118と、軸固定板118を矢印方向
へ進退させるための圧板規制ソレノイド119とそのプ
ランジャ120とを備える。軸固定板118はプランジ
ャ120に固定されており、(a) のように回転軸受部材
116の上方に突出した時に圧板片101の開放を禁止
し、(b) のように回転軸受部材116の上方から退避し
た時に圧板片101の開放を許容する。開閉検知機構1
10は、例えばフォトインタラプタから成る圧板開閉セ
ンサであり、装置本体側に設けたフォトインタラプタ1
25と、圧板片101側に設けて被検知片126とから
成る。開閉検知機構110と、開閉規制機構111は、
いずれも、図4に示すように、メインコントローラ52
に接続され、メインコントローラ52は開閉検知機構1
10からの開閉検知信号に基づいて開閉規制機構111
の開閉規制動作を制御する。上述のようにこれらの機構
110、111は他方の圧板片102側にも同様に設け
られている。
【0025】図7(a) では圧板規制ソレノイド119が
励磁されていない状態にある為、軸固定板(ロック部
材)118が突出した状態にあり、回転軸受部材116
の上方への移動は禁止し、回転のみが許容されている。
このため、手前側圧板片101側が開閉支点となり、奥
側圧板片102側からの開放が可能となる。図7(b) は
圧板規制ソレノイド119が励磁された状態にあるた
め、軸固定板118が引っ込んだ状態にあり、回転軸受
部材116の上方への移動が許容されている。このと
き、奥側の圧板規制ソレノイドは励磁されていないた
め、開放が禁止された状態にあり、手前側圧板片101
側のみが開閉可能となり、手前側からだけ原稿セットを
行うことができる。なお、本形態例では、圧板開閉検知
機構110や開閉規制機構111を図示の位置に配置し
たが、これは一例に過ぎないので、他の場所に配置して
もよい。また、後述する圧板開閉機構を含む、他の圧板
開閉機構を適用してもよい。なお、本形態例とは逆に圧
板開閉ソレノイドをONしたときに、圧板開閉を規制す
るように構成してもよい。 <原稿圧板開閉規制動作>待機時にある原稿圧板17
は、図7(b) に示すように2つの操作方向に位置する圧
板規制ソレノイド119を励磁させた状態で、どちら側
からでも開閉可能な構成となっている。そして、一方側
から開放する時には他方側の圧板片の端縁が支点となる
ように該端縁がロックされるように構成されている。原
稿圧板17の開閉規制動作においては、図7(a) に示し
た圧板片101の反対側の圧板片102が開放されたこ
とを奥側の圧板開閉検知機構110により検知したとき
に、メインコントローラ52が(a) のように手前側の圧
板規制ソレノイド119の励磁を切って手前側圧板片1
01を固定し、手前側圧板片101の回動軸受部材11
6を原稿圧板開閉の支点(ヒンジ)とする。また、奥側
の圧板片102が閉止されたことを図示しない奥側の圧
板開閉検知機構110が検知したときに当該検知信号を
受けたメインコントローラ52が(b) のように両方のソ
レノイド119をONして両圧板片101、102を開
閉可能な状態にする。この動作は、手前側の圧板片10
1が開放されたり、閉止される場合にも同様に行われ
る。
【0026】図8は上記原稿圧板開閉規制機構の制御フ
ローであり、ステップ1においてサービスプログラムモ
ード(SPモード)でない場合であって、手前側の圧板
開閉検知センサA(手前側開閉検知機構)がONしてい
ない場合には、手前側圧板片101が開放していること
になるので、この時には奥側の圧板規制ソレノイド11
9をOFFして奥側の支点、即ち回動軸受部材116の
開放をロックすると同時に、手前側圧板規制ソレノイド
119をONして手前側の圧板片101の開放を許容す
る(ST1〜4)。また、ステップ2において、手前側
圧板開閉検知機構110がOFFである場合には、手前
側圧板片101が閉止状態にある為、この時には奥側の
圧板規制ソレノイド119をONして奥側の支点、即ち
奥側の回動軸受部材116の開放を許容すると同時に、
手前側圧板規制ソレノイド119をOFFして手前側の
圧板片101の開放を禁止する(ST5〜7)。なお、
SPモードとは、圧板取り外し時等に圧板のロックを強
制解除する場合のモードである。
【0027】以上のようにこの形態例によれば、中折れ
部100を有する原稿圧板17を手前側か奥側いずれか
一方の端縁を支点として開閉する場合に、開放のために
所定角度持ち上げられた方の圧板片とは反対側の圧板片
の端縁が開閉支点となるように該反対側の端縁の開放を
禁止するようにしたので、通常の圧板の開閉動作に於て
圧板が装置本体上面から脱落する等の虞れが皆無とな
る。換言すれば、一方の圧板片を開放すると同時に他方
の圧板片の開放がロックされるようにメインコントロー
ラが手前側と奥側の各開閉規制機構を制御するので、操
作者は格別複雑な開閉操作を行う必要がなく、操作性よ
く各操作方向から圧板を自由に開閉し、原稿をセットす
ることができる。
【0028】次に、図9は本発明の原稿圧板の開閉規制
機構の第2の形態例の要部説明図であり、手前側圧板片
101に設けられる圧板開閉検知機構110と、圧板開
閉規制機構111の一例の略図である。奥側圧板片10
2にも同様の機構が採用されることは勿論であり、開閉
検知機構110からの検知信号は図4のメインコントロ
ーラ52に出力され、メインコントローラ52はこの検
知信号に基づいていずれかの圧板片の開閉の有無を知
り、いずれか或は双方の開閉規制機構を作動させる。開
閉規制機構111は、次のごとき構成を有する。即ち、
手前側圧板101の端部下面には軸ブラケット115が
一体的に突設されると共に、該軸ブラケット115の下
端部にはローラ状の回転軸受部材(開閉支点)116が
支持されている。複写装置本体側には、回転軸受部材1
16を規定位置で保持して手前側圧板片101の開放を
禁止したり、開放を許容させるためのヒンジガイド13
0が軸130aを中心として支持されている。ヒンジガ
イド130の下部位置には、これを駆動するための圧板
規制ソレノイド119と、ソレノイド119から上下方
向に進退するプランジャ−120が位置しており、ソレ
ノイド119がOFFしてプランジャー120が実線で
示した突出位置にある時にはヒンジガイド130はプラ
ンジャー120により押し上げられて、実線で示す禁止
位置に移動して回転軸受部材116の上方への移動を禁
止し、圧板の開閉の為の支点となる。また、ソレノイド
119がONしてプランジャー120が引っ込んだ時に
は、ヒンジガイド130は自重或は図示しないバネ等の
力によりヒンジ軸130aを中心にして反時計廻り方向
に90度回転する。これによりヒンジガイド130は回
転軸受部材116よりはずれ、回転軸受部材116、即
ち手前側圧板片101は上下動自在となる。このとき、
奥側圧板片102に設けた規制機構111が当該圧板片
102から延びる回転軸受部材116をロックすること
により、手前側圧板片101を開放することが可能とな
る。
【0029】なお、待機時の原稿圧板17は、前・後双
方向の各圧板規制ソレノイド119が励磁した状態にお
いて、いずれの側からでも開閉可能な状態になってい
る。原稿圧板17の開閉規制動作は、第1の形態例と同
様に、手前側圧板片の対向側が開放されたことを該対向
側の圧板開閉検知機構110が検知すると、メインコン
トローラ52は手前側の圧板開閉ソレノイド119の励
磁を切って開放を禁止し、手前側を原稿圧板開閉のヒン
ジ側とする。また、圧板片の奥側が閉じられたことを図
示しない奥側の圧板開閉検知機構110で検知すると、
両方の圧板開閉ソレノイド119が励磁した状態とな
り、どちら側からでも開閉可能な待機状態に戻る。これ
らの動作も操作方向逆側で同様に行われる。
【0030】以上のように本発明の第1及び第2の形態
例では、原稿圧板17を中折れするタイプとした。原稿
圧板が中折れしない平面構造のものであっても同様の動
作は可能だが、中折れ型にあっては片側の圧板片の開放
を検知してから、逆側の圧板片をロックするのに適して
いる。つまり、原稿圧板を開放するのに際して、一方の
圧板片がわずかに開放された時点でこれを検知し、中折
れ部を中心として一方の圧板片だけが開放されている期
間中に、逆方向の圧板片の開放をロックしている。これ
により開閉動作で生ずるロックする側の移動や振動が少
なくなり、確実にロックされて圧板が外れるようなこと
がない。
【0031】次に、図10(a) (b) は本発明の第3の形
態例であり、この形態例は圧板開閉検知機構として上記
形態例で示したフォトセンサを用いずに、各圧板片10
1、102の取っ手103が把持されたか(押し上げら
れたか)否かを検知する開放準備動作検知手段を用い
る。つまり、この形態例は、圧板片の開放準備動作の有
無を検知するスイッチと、圧板片の開閉規制機構とを有
する。この開閉規制機構は、上記各実施例に示したもの
を流用可能である。各圧板片101、102を開放する
際には、その取っ手103を指により上方に持ち上げ
る。図10(b) は開閉検知機構の一例を示す。この開閉
検知機構140は、各圧板片の端縁中央部下面に上下動
可能に支持され、かつ加圧バネ141により下方へ付勢
されたスイッチバー142と、スイッチバー142が加
圧バネ141に抗して押し上げられた時にONするスイ
ッチ143とを有する。スイッチ143は、長いスイッ
チバ−142のいずれの部位が加圧された場合にも作動
し得るようにする為に少なくとも2つのスイッチ143
を設け、そのどちらかがONしたときに、開放検知とし
ている。加圧バネ141の弾発力は、圧板片の自重より
も十分軽く設定してあるので、圧板片の開放操作により
圧板片が中折れ部100を中心として持ち上がる以前、
即ちスイッチバー142が指で押圧された時点で開放が
検知される。そして上記他の形態例での規制動作と同様
に、スイッチバー142を指で押圧すことにより開放が
検知された側の圧板片とは、逆側の圧板片の開閉軸(支
点)を開閉規制機構によりロックすることにより、いず
れか一方からの原稿圧板の開閉操作が可能となる。
【0032】本形態例の方式では、待機時にソレノイド
119をOFFにして両圧板片の開閉をロックしておく
と共に、いずれか一方のスイッチ143がスイッチバー
142の押上げを検知したことにより、検知した側の圧
板片のロックを解除するように構成することも可能であ
る。この場合、操作側のみロックが解除されるため、必
ず他方がロックされており、その結果、原稿圧板が装置
本体から外れてしまうような事態が起こらない。但し、
このように構成した場合には、圧板を閉じる際にロック
部に自動で入り込んでロックする構造や、圧板を閉じた
操作を検知してロックする構成と、制御が必要となる。
上記の形態例では、原稿圧板の開放準備動作が圧板片の
開放動作前に行われるため、原稿圧板が中折れしない平
面構造であっても同様の動作の実現が可能となる。つま
り、非中折れタイプの圧板の取っ手に指が接触した時点
で逆方向の端縁にある支点の開放をロックすれば、圧板
が開放動作に入る前に確実にロックされる。なお、コン
タクトガラス上で双方向に開閉し、その中央部で屈曲す
る本発明の原稿圧板は中折れ部100を中心として対称
構造とする。また、後述のように装置本体から取り外し
可能とすることにより、圧板の組み付けや交換の際に、
その方向性がなくなり、いずれの圧板片をいずれの方向
に向けても装着が可能となる。また、中折れ部を境界と
して2つに分割する部品構造とすることにより、同一部
品を2組準備することにより製作することができる。
【0033】次に、上記した各形態例に於て圧板を取り
外す操作について説明する。通常の操作では原稿圧板1
7は手前側と奥側(後側)の双方向から同時に開放され
ることはなく、従って圧板が外れることはない。しか
し、大判原稿をコンタクトガラス上にセットして複写を
行う場合等のように、中折れ圧板を両方同時に開放して
圧板自体を装置本体上から取り外すことが必要な場合も
ある。この場合には、待機中に両圧板片に設けた開閉規
制機構のロックを共に解除するように構成すればよい。
この場合には、各開閉検知機構が圧板片の開放を検知す
る以前に圧板自体を取り外せばよい。
【0034】また、図7から図9に示す形態例で、開放
してある圧板片側の圧板開閉検知機構を治具等を用いて
疑似的に遮蔽すればロックが解除されるので取り外しを
行うことが可能となり、圧板を外して新聞などの大判原
稿を複写することが可能となる。また、本発明の装置
は、前述の原稿圧板開閉規制機構111を用いて、原稿
圧板17を装置本体上から強制的に取り外しする機能を
備える。即ち、操作装置6からの操作によりSP(サ−
ビスプログラム)モ−ドを設定することにより、前後の
圧板片の規制機構を構成するソレノイド119の励磁を
同時にONしてロックを解除することにより、原稿圧板
を持ち上げれば、ネジなどを用いずに圧板を取り外せ
る。
【0035】次に、上記各形態例に於て、複写中の圧板
片の開閉規制について説明する。コピ−中に操作者が複
写機の前から離れる場合があるが、このコピー動作中に
逆方向からコピ−しようとする操作者が誤ってコピ−中
の原稿圧板を開けてしまうと、原稿がずれたり、光が入
ったりしてミスコピ−が発生する。このような不具合を
防止する為に本発明の他の形態例では、上記構成の開閉
規制機構を備えた複写機に於て、メインコントローラ5
2により、非使用側の圧板片の開放を常時ロックするよ
うにしている。つまり、操作者の有無に関わりなく、一
旦圧板片が開放されてコピーが行われている場合には、
反対側の圧板片の開放を禁止することにより、反対側か
らの圧板開放によるミスコピーの発生を確実に防止する
ことができる。更に、本発明の他の形態例では、両圧板
片側に夫々設けた開閉規制機構をメインコントローラ5
2により制御して、原稿画像読取動作中は両圧板片の開
放を常時ロックするようにしている。このことにより、
開放された側と逆側の圧板片のみならず、開放された側
の圧板片もコピーが終了するまでは開放が禁止されるの
で、コピー中に他の操作者がいずれかの圧板片を開放し
てミスコピーを起こすことが防止される。
【0036】次に、上記各形態例に於て、画像形成装置
本体を移動する際の圧板開閉規制について説明する。即
ち、原稿圧板の開閉規制機構111は前述の通り、双方
向に開閉できる原稿圧板の開閉を、圧板開閉ソレノイド
119を用いて電気的にロックしている。図7の形態例
では、画像装置への非通電時(電源OFF時)には圧板
開閉ソレノイド119の励磁が切れ、原稿圧板17の開
放がロックされている為、原稿圧板はいずれの方向から
も開放できない。すなわち、電源が切られている画像形
成装置を移動する際には、原稿圧板は装置本体上に固定
されているので、移動中に脱落する等の心配が不要とな
る。次に、上記の各形態例のように、双方向からの複写
操作を可能とした場合には、双方向から原稿のセットを
行うこととなるが、その際に、本発明では、各操作方向
における原稿載置基準位置は図11に符号150で示す
ように同一位置であり、手前側から見た場合には左奥
が、奥側から見た場合には右手前が夫々基準位置とな
る。しかも、コ−ナ−基準であるため、どちら方向から
でも位置合わせがし易い。また、操作方向によるセット
の方向の違いがなく、操作者は意識をしないで各操作方
向から原稿が正立するように自然な形で原稿をセットで
きる。また、画像形成の制御においても、同一コ−ナ−
基準であるため原稿エリアが変わらず、従って、操作方
向によって原稿位置に違いがないため、制御は特殊なモ
−ドを除き基本的に同一となる。なお、原稿のセット方
向が異なるため、排紙される転写紙の方向は操作側毎に
天地が逆となり、操作方向による転写紙の見分けが容易
となり、転写紙を持ち帰る際のミスが低減される
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明では、中折
れ機構を有する原稿圧板の各圧板片側に開閉検知機構
と、開閉規制機構を設けたので、一方の圧板片を開放す
る際には該圧板片が中折れ部を中心として所定角度まで
開放され、その後圧板が一体となって開放される。そし
て、一方の圧板片が開放開始された時点で開放を検知し
て他方の圧板片の開放をロックするようにするので、他
方の圧板片の端縁が開閉の支点となり、結果として、双
方向からの圧板片の開閉操作が可能となる。従って、双
方向からの圧板開閉が自在となり、双方向から原稿セッ
トをできる。請求項2記載の発明では、中折れタイプの
原稿圧板を構成する2つの圧板片の開閉の検知を、各圧
板片と装置本体側に設けたセンサにて行い、開放された
圧板片とは逆側の圧板片の開閉支点をロックしてこれを
開閉支点とするようにしたので、一度に開閉操作が可能
なのは一方の圧板片だけとなり、圧板がはずれてしまう
ことが防止される。
【0038】請求項3の発明では、原稿圧板を構成する
各圧板片の端縁に取っ手を設け、この取っ手を把持して
開放準備を行ったことを取っ手に連動するスイッチによ
り検知するようにしたので、開放準備が検知された側と
反対側の圧板片の開閉支点を、開閉規制機構によりロッ
クするようにすれば、いずれか一方からの圧板の開閉操
作が可能となる。請求項4の発明では、取り外し可能な
中折れタイプの原稿圧板を対称構造にすることにより、
原稿圧板の組み付けや交換の際に、その方向性を気にす
ることなく、どちら側からでも容易に行える。また、中
折れ部の両側の圧板片は同一部品で構成されるので、構
成が簡単となり、小型の部品の組み合わせで済む。
【0039】請求項5の発明では、中折れタイプの原稿
圧板を構成する2つの圧板片を両方同時に開放すること
により原稿圧板の取り外しでき、交換、取り付けが容易
である。通常の操作では両圧板片が同時に開放されるこ
とはなく、問題はない。また、開放してある側の圧板片
の開閉検知機構を疑似的に遮蔽するなどして閉止状態を
検知させれば、圧板の取り外しが容易となり、圧板を外
して新聞などの大判原稿を複写することが可能となる。
請求項6の発明では、2つの圧板片を中折れ部で開閉自
在に連結したタイプの原稿圧板において、非使用側の圧
板片の開放を常時ロックしておくようにしたので、コピ
−中に操作者が複写機の前から離れ、その間に、他人が
逆方向からコピ−を操作しようとしたときに、誤ってコ
ピ−中の原稿圧板を開けてしまい、原稿がずれたり、光
が入ったりしてミスコピ−となることが防止される。
【0040】請求項7の発明では、2つの圧板片を中折
れ部で開閉自在に連結したタイプの原稿圧板において、
原稿画像読取動作中は両圧板片の開放をロックするよう
にしたので、操作者が誤ってコピ−中の原稿圧板を開け
てしまい、原稿がずれたり、光が入ったりしてミスコピ
−となることがより確実に防止される。つまり、請求項
6の場合には操作した側の圧板片は開放可能である為、
他人が誤って同じ側の圧板片を開放することがあり得る
が、請求項7ではそのような不具合さえも防止できる。
請求項8の発明では、上記原稿圧板の各圧板片の開閉を
電気的にロックし、画像形成装置本体の電源OFF時等
の非通電時に、両圧板片の開放をできないように構成す
ることにより、電源が切られている画像形成装置を移動
する時に原稿圧板は固定されていることとなり、運搬が
しやすく、圧板がはずれて破損してしまうような危険が
ない。請求項9の発明では、各操作方向からの原稿載置
基準位置を同一位置のコ−ナ−基準としたので、どちら
操作方向からでも位置合わせがし易く、原稿のセット性
が良くなる。また、操作方向によるセットの方向の違い
をなくして、操作者は意識をしないで各操作方向から原
稿が正立するように自然な形で原稿をセットできる。ま
た、画像形成の制御は同一コ−ナ−基準のため、方向に
よる違いがなく、制御が容易である。さらに、排紙の方
向は操作側で天地逆となり、操作方向による見分けが容
易となり、持ち帰りのミスが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一形態例を前面側
から見たときの斜視図。
【図2】図1の画像形成装置を後面側から見たときの斜
視図。
【図3】図1の画像形成装置の詳細な構成例を示す開略
構成図。
【図4】図3に示す操作装置、メインコントローラ、画
像信号処理部の詳細な構成例を示すブロック図。
【図5】(a) (b) 及び(c) は本発明の主要部をなす原稿
圧板の構成及び動作を示す図。
【図6】圧板開閉検知機構、及び圧板開閉規制機構の配
置を示す図。
【図7】(a) 及び(b) は本発明の第1の形態例の開閉検
知機構及び開閉規制機構の構成図。
【図8】図7の形態例の制御の一例を示すフローチャー
ト。
【図9】本発明の第2の形態例の開閉検知機構及び開閉
規制機構の構成図。
【図10】(a) 及び(b) は本発明の開閉検知機構の他の
例を示す図。
【図11】原稿載置基準の一例を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置、2 装置匡体、3 画像読取装置、
4 画像作成装置、5メイン電源スイッチ、6 操作装
置、10電源スイッチ、11 スタートキー、15 原
稿台、17 原稿圧板、47 給紙ユニット、52 メ
インコントローラ、70、71、72 給紙トレイ、1
01 手前側圧板片、102奥側圧板片、103 取っ
手、110 圧板開閉検知機構、111 圧板開閉規制
機構、115 軸ブラケット、116 回転軸受部材
(開閉支点)、119 圧板規制ソレノイド、120
プランジャー、130 ヒンジガイド、130a ヒン
ジ軸、140 開閉検知機構、141 加圧バネ、14
2 スイッチバー、143スイッチ、150 原稿載置
基準位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の対向し合う2つの側部に
    夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿台の上
    面を開閉するように枢支された中折れタイプの原稿圧板
    と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成装置に
    おいて、 上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心として開閉自在に
    連結された2つの圧板片を有し、 上記各圧板片の開閉を検知する開閉検知機構と、各圧板
    片の開閉を規制する開閉規制機構とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記開閉検知機構が、各圧板片側に夫々
    設けられたセンサであり、 上記開閉規制機構が、各圧板片の端縁に設けられた開閉
    支点を接離自在に固定するガイド部材であり、開放され
    た圧板片と反対側の圧板片の開放を規制することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置の対向し合う2つの側部に
    夫々設けられた操作位置と、各操作位置の間に位置する
    原稿台の上面を開閉する原稿圧板とを持ち、各操作位置
    を各方向から操作し得るように構成した画像形成装置に
    おいて、 上記原稿台上で双方向に開閉するように装置本体上に支
    持された原稿圧板と、該原稿圧板の双方向の開閉操作位
    置において開放準備動作を検知するスイッチ手段と、該
    原稿圧板の双方向の開閉を規制する開閉規制手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置の対向し合う2つの側部に
    夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿台の上
    面を開閉するように枢支された中折れタイプの原稿圧板
    と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成装置に
    おいて、 上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心として開閉自在に
    連結された2つの圧板片を有し、各圧板片は、中折れ部
    を中心とした対称構造であることを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 上記開閉規制機構、或は上記開閉検知機
    構は、上記原稿圧板を一体として画像形成装置から取り
    外すことができるように制御されることを特徴とする請
    求項1、2、3、又は4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記各開閉規制機構は、各圧板片の開閉
    を独立に規制する手段であり、原稿読取り動作中は、開
    閉操作されていない側の圧板片の開放を規制するように
    制御されることを特徴とする請求項1、2、3、4、又
    は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記各開閉規制機構は、各圧板片の開閉
    を独立に規制する手段であり、原稿読取り動作中は、両
    圧板片の開放を規制するように制御されることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5又は6記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 画像形成装置の対向し合う2つの側部に
    夫々設けられた操作位置と、画像形成装置の原稿台の上
    面を開閉するように枢支された中折れタイプの原稿圧板
    と、を備えた双方向からの操作が可能な画像形成装置に
    おいて、 上記原稿圧板は中央の中折れ部を中心として開閉自在に
    連結された2つの圧板片を有し、 上記各圧板片の開閉動作を電気的に規制する開閉規制手
    段を備え、該開閉規制手段は画像形成装置への非通電時
    に各圧板片の開放を禁止することを特徴とする画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 上記2つの操作位置の内の一方の操作位
    置における原稿載置基準位置と、他方の操作位置におけ
    る原稿載置基準位置は、同一原稿載置部であり、かつ該
    基準位置は原稿台の角隅部であり、 上記一方の操作位置における原稿載置方向と、他方の操
    作位置における原稿載置方向は逆方向であり、各操作位
    置から原稿が正立しているようにセットすることを特徴
    とする請求項1乃至8記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018005197A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP2018047670A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 キヤノン株式会社 画像形成装置

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