JP2006276620A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複合機をプリンタとして使用する際に排出された用紙の状況を容易に確認することができると共に、排出された用紙の取り出しも容易に行うことができ、これによって事務作業の効率化に貢献する。
【解決手段】 原稿画像を読み取る原稿読取り部12を備えた複写機、回線を介した画像情報の送受信を行い得るように構成されたファクシミリ装置およびコンピュータから電送されてきた画像情報の印刷出力に使用されるプリンタのいずれかとして選択的に使用可能に構成され複合機10であり、かかる複合機10において、転写処理済みの用紙Pが排出される用紙排出部17が本体部11の構成要素である装置本体111の頂部に設けられ、原稿読取り部12は、用紙排出部17の上面開口を覆う覆い姿勢S1と、装置本体111の背面側に収納される収納姿勢S2との間で姿勢変更可能に構成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置およびプリンタ等のいずれかとして選択的に使用可能に構成された複合機としての画像形成装置に関するものであり、特に、当該複合機をプリンタとして使用するときの利便性を図り得る画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は、その用途に応じて、主に原稿画像を読み取る原稿読取り装置を備えた複写機や、回線を介した画像情報の送受信を行い得るように構成されたファクシミリ装置、さらにはコンピュータから電送されてきた画像情報の印刷出力に使用されるプリンタの3種類が存在するが、近年、これら各単能機の機能を全て兼ね備え、用途に応じて選択的に各単能機の機能を利用することが可能に構成された、特許文献1に記載されているようないわゆる複合機が注目されている。
かかる複合機を採用すると、単能機をそれぞれ設ける場合に比較して1台の画像形成装置で賄うことができるため、その分場所が取られず、事務作業空間の有効活用に貢献することができると共に、コスト的にも有利になる。
一方、近年、画像形成装置から排出された用紙を受ける排出トレイを装置本体の頂部に設けた、いわゆる洞内排出タイプのものも注目されている。かかる胴内排出タイプの画像形成装置によれば、従来のように排紙トレイを装置本体から外部に突出させる必要がなくなるため、その分スペースの有効利用に寄与することができる。
このようなことから、最近では、複合機を対象とした胴内排出タイプの画像形成装置が注目されている。因みに、特許文献1の複合機は、胴内排出タイプのものではない。
特開2003−87463号公報
ところで、胴内排出タイプの複合機においては、装置本体の頂部の排出トレイに覆い被さるようにして原稿読取り装置が設けられているため、排出トレイに覆い被さった原稿読取り装置が邪魔になって排出された用紙の状況を確認することが困難であるばかりか、排出された用紙の取り出しが容易でないという不都合が存在する。かかる不都合は、当該複合機をプリンタとして使用する頻度が多いユーザーにとって作業効率の面から切実な問題になる。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであって、複合機を対象とし、当該複合機をプリンタとして使用する際に排出された用紙の状況を容易に確認することができると共に、排出された用紙の取り出しも容易に行うことができ、これによって事務作業の効率化に貢献することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、原稿画像を読み取る原稿読取り部と、所定の用紙に対し画像形成動作を行う本体部とを備えた画像形成装置であって、転写処理済みの用紙が排出される用紙排出部が前記本体部の頂部に設けられ、前記原稿読取り部は、前記用紙排出部の上面開口を覆う覆い姿勢と、前記本体部の背面側または側面側に収納される収納姿勢との間で姿勢変更可能に構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、画像形成装置を、上部に原稿読取り部、その下部に画像形成部および両者の間に用紙排出部を備えたもの、すなわち胴内排出タイプのものとして省スペース状態で使用することができる。一方、原稿読取り部を本体部の背面側あるいは側面側に収納することで用紙排出部を外部から視認し易い状態にすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、原稿画像を読み取る原稿読取り部を備えた複写機、回線を介した画像情報の送受信を行い得るように構成されたファクシミリ装置およびコンピュータから電送されてきた画像情報の印刷出力に使用されるプリンタのいずれかとして選択的に使用可能に構成された複合機であることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、原稿読取り部を覆い姿勢に姿勢設定することにより、当該原稿読取り部が用紙排出部の上面開口を覆った状態で装置本体の頂部に位置設定されるため、このような状態の複合機を複写機またはファクシミリ装置として使用することができる。
これに対し、複合機をプリンタとして使用するに際しては、原稿読取り部を覆い姿勢から装置本体の背面側に収納される収納姿勢に姿勢変更することにより、用紙排出部の上面開口が外部に露出した状態になるため、用紙排出部に排紙された用紙の状態を原稿読取り部に邪魔されることなく容易に視認することが可能になる。従って、複合機をプリンタとして使用する頻度が多い場合には、原稿読取り部を収納姿勢に姿勢設定しておくことにより、複合機を利用した事務作業の効率化が達成される。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記原稿読取り部は、所定の筐体を備えるものであり、かつ、当該原稿読取り部を姿勢変更させる姿勢変更構造を有し、前記姿勢変更構造は、前記原稿読取り部の前記筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿って移動することにより前記原稿読取り部を姿勢変更させ得るように構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、原稿読取り部を移動させることにより、筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿うように移動し、これによって当該原稿読取り部は覆い姿勢と収納姿勢との間で姿勢変更する。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記原稿読取り部は、所定の筐体を備えるものであり、かつ、当該原稿読取り部を姿勢変更させる姿勢変更構造を有し、前記姿勢変更構造は、前記原稿読取り部の前記筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿って移動することにより前記原稿読取り部を姿勢変更させ得るように構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、原稿読取り部を移動させることにより、筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿うように移動し、これによって当該原稿読取り部は覆い姿勢と収納姿勢との間で姿勢変更する。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記姿勢変更構造は、前記突起としての前記筐体の側面の略中央位置に設けられた上部連結軸回りに回動可能に軸支されている一方、下端部が前記装置本体の側板の背面側に設けられた下部連結軸回りに回動可能に軸支されたリンクロッドを有していることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、覆い姿勢に姿勢設定されている原稿読取り部を背面側に向けて押圧することにより、リンクロッドが上下の連結軸回りに回動して上部連結軸が下部連結軸を中心とした円軌跡に沿うように移動し、これによって原稿読取り部は、一旦上昇した後に下降する。そして、当該原稿読取り部は、下降するに際し背面側が装置本体の背面側から後方に向かって突出した状態になり、この状態で下面が装置本体の背面上縁部に当接した状態になるため、以後、この当接状態を維持したまま前記円軌跡に沿いつつ装置本体の背面に沿って下降する。そして、この下降が継続されることにより原稿読取り部は、最後にその裏面側が装置本体の背面に密着した収納姿勢に姿勢設定される。
収納姿勢に姿勢設定された原稿読取り部を元の覆い姿勢に姿勢変更するに際しては、当該原稿読取り部を持ち上げるようにすればよい。こうすることによって原稿読取り部は、先の姿勢変更と逆の動きをして元の覆い姿勢に姿勢変更される。
このように姿勢変更構造として装置本体の側面と原稿読取り部の筐体の側面との間に相対回動可能に介設されるリンクロッドを備えて構成することにより、当該姿勢変更構造を極めて簡単な構造にすることができ、しかも良好な操作性が確保された上で装置コストの低減化が達成される。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記装置本体は、背面側の上縁部に周面が外部に突出した支持ローラを有している一方、前記筐体は、前記支持ローラの周面に当接されるガイドレールを備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、原稿読取り部の姿勢変更に際し、当該原稿読取り部の筐体の裏面に設けられたガイドレールが装置本体の背面側上縁部に設けられたローラの周面に当接するため、このローラの回転で姿勢変更が円滑に行われる。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記原稿読取り部は、前記筐体の上面のコンタクトガラスに当接される閉止姿勢と、コンタクトガラスから離間した開放姿勢との間で姿勢変更可能に構成された原稿押え用蓋体を有し、所定の操作を行うことでこの原稿押え用蓋体の閉止姿勢を維持させる閉止維持部材を備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ブック原稿などの大容量物の原稿面から原稿情報を読み取るに際しては、原稿押え用蓋体を開放姿勢に姿勢設定した状態で、当該原稿面をコンタクトガラスに当接させるように大容量物をコンタクトガラス上に載置することで当該大容量物の原稿面の画像情報が読み取られる。これに対し、原稿押え用蓋体に原稿束から原稿を1枚ずつ繰り出させてコンタクトガラス上に送り込む自動給紙構造を設けることにより、原稿押え用蓋体を閉止姿勢に姿勢設定した状態で原稿束を当該原稿押え蓋体に装填することで1枚ずつの原稿の自動的な読取りが行われる。
そして、このような原稿押え用蓋体の閉止姿勢を維持させる閉止維持部材が設けられているため、原稿読取り部を覆い姿勢から収納姿勢に姿勢変更するに際し、この排紙維持部材を操作して原稿押え蓋体を原稿押え部材の筐体と一体化させることにより、原稿押え用蓋体が筐体から離間するような不都合の発生が確実に防止される。
請求項1記載の発明によれば、原稿読取り部は、用紙排出部の上面開口を覆う覆い姿勢と、本体部の背面側または側面側に収納される収納姿勢との間で姿勢変更可能に構成されているため、画像形成装置を、上部に原稿読取り部、その下部に画像形成部および両者の間に用紙排出部を備えたもの、すなわち胴内排出タイプのものとして省スペース状態で使用することができる。一方、原稿読取り部を本体部の背面側あるいは側面側に収納することで用紙排出部を外部から視認し易い状態にすることができる。
請求項2記載の発明によれば、複合機をプリンタとして使用するに際しては、原稿読取り部を覆い姿勢から装置本体の背面側に収納される収納姿勢に姿勢変更することにより、用紙排出部の上面開口が外部に露出した状態になるため、用紙排出部に排紙された用紙の状態を原稿読取り部に邪魔されることなく容易に視認することができ、これによって、複合機をプリンタとして使用する頻度が多い場合には、原稿読取り部を収納姿勢に姿勢設定しておくことにより、事務作業の効率化を達成することができる。また、原稿読取り部を完全に取り外してしまわないので、必要なときには、直ちに元の複写機等として使用し得る状態に復元することができる。
請求項3記載の発明によれば、原稿読取り部を移動させることにより、筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿うように移動し、これによって当該原稿読取り部を覆い姿勢と収納姿勢との間で姿勢変更させることができる。
請求項4記載の発明によれば、姿勢変更構造として装置本体の側面と原稿読取り部の筐体の側面との間に相対回動可能に介設されるリンクロッドを備えて構成することにより、当該姿勢変更構造を極めて簡単な構造にすることで装置コストの低減化を達成することができると共に、良好な操作性を確保することができる。
請求項5記載の発明によれば、原稿読取り部の姿勢変更に際し、当該原稿読取り部の筐体の裏面に設けられたガイドレールが装置本体の背面側上縁部に設けられたローラの周面に当接するため、このローラの回転で原稿読取り部の姿勢変更を円滑に行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、原稿押え用蓋体の閉止姿勢を維持させる閉止維持部材が設けられているため、原稿読取り部を覆い姿勢から収納姿勢に姿勢変更するに際し、この排紙維持部材を操作して原稿押え蓋体を原稿押え部材の筐体と一体化させることにより、原稿押え用蓋体が筐体から離間するような不都合の発生を確実に防止することができる。
図1は、本発明に係る複合機10の第1の実施形態を示す外観斜視図であり、図2は、その内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。なお、これらの図において、X−X方向を幅方向または左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
まず、図1に示すように、複合機(画像形成装置)10は、箱形を呈した装置本体111内に画像形成用の各種の機器が装着されてなる本体部11と、原稿Mの原稿画像を読み取るべく本体部11の上面に姿勢変更可能に装着された原稿読取り部12とを備えた基本構成を有している。前記原稿読取り部12は、装置本体111の上面を覆った覆い姿勢S1(図1、図3)と、装置本体111の背面(後面)に当接された状態で収納される収納姿勢S2(図6)との間で姿勢変更可能になっている。このような原稿読取り部12の詳細については後に説明する。
前記本体部11は、各種サイズの用紙Pを当該サイズに合わせてそれぞれ貯留するように構成された用紙貯留部13と、この画像形成部13から給紙された用紙に対して転写処理を施す画像形成部14と、この画像形成部14で転写処理が施された用紙Pに対してトナー像の定着処理を施す定着部15と、用紙Pに対して両面印刷処理を施すときに当該用紙Pに反転処理を施す用紙反転部16とが装置本体111に内装されるとともに、装置本体111の頂部に排紙部15で定着処理が施された用紙Pが排紙される用紙排出部17が形成されることによって構成されている。
前記用紙貯留部13は、装置本体111に挿脱自在に装着された複数段(本実施形態では4段)の用紙トレイ131を有している。本実施形態においては、図2に示すように、最上段の用紙トレイ131はA4サイズの用紙P用のものであり、以下順次下方に向かってA3サイズ用、B5サイズ用およびB4サイズ用の用紙トレイ131が設けられている。そして、各用紙トレイ131には、それぞれ予め設定されたサイズの用紙束P1が貯留され、選択された用紙トレイ131の用紙束からピックアップローラ132の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、給紙搬送路133を通って画像形成部14へ導入されるようになっている。
前記画像形成部14は、用紙貯留部13から給紙された用紙にトナー画像を形成させるものであり、本実施形態では、上流側(図2の紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設されたイエロー用ユニット14Yと、マゼンタ用ユニット14Mと、シアン用ユニット14Cと、ブラック用ユニット14Kとを有している。
各ユニット14Y,14M,14C,14Kには、感光体ドラム141および現像装置142がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム141は、図2において時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置142からトナーの供給を受けるようになっている。
各感光体ドラム141の図2における上方左寄りの位置には帯電器143がそれぞれ設けられているとともに、同上方右寄りの位置には露光装置144がそれぞれ設けられている。そして、各感光体ドラム141は、前記帯電器143によって周面が一様に帯電され、原稿読取部12で読み取られた画像データや、図略のコンピュータあるいは相手方のファクシミリ装置から電送されてきた画像データに基づくレーザー光が前記各露光装置144から帯電後の感光体ドラム141の周面に照射されることにより、各感光体ドラム141の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置142からトナーが供給されることにより、感光体ドラム141の周面にトナー像が形成されるようになっている。
また、各感光体ドラム141の図2における左方下部位置には感光体ドラム141の周面の残留トナーを除去してクリーニングするクリーニング装置145が設けられている。このクリーニング装置145によって清浄化処理された感光体ドラム141の周面は、新たな帯電処理のために帯電器143へ向かうことになる。
各感光体ドラム141の下方位置には、搬送面が各感光体ドラム141と対向するように配設された搬送ベルト146が設けられている。この搬送ベルト146は、イエロー用ユニット14Yの若干上流側に設けられた駆動ローラ147と、ブラック用ユニット14Kの若干下流側に設けられた従動ローラ148とに掛け回され、駆動ローラ147の回転駆動によって周回するようになっている。
また、各感光体ドラム141の直下位置には、搬送ベルト146を介して転写ローラ149がそれぞれ対向配置されている。そして、搬送ベルト146によって搬送されつつある用紙Pには、この転写ローラ149によって感光体ドラム141周面のトナー像の電荷と逆極性の電荷が付与されるようになっている。従って、用紙貯留部13から供給された用紙Pは、この搬送ベルト146の周回に誘導されて感光体ドラム141の周面に当接しながら移動しつつ、転写ローラ149による前記逆極性の電荷の付与で転写処理が確実に施されるようになっている。
前記定着部15は、画像形成部14で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、上下で互いに対向配置されたヒートローラ151と加圧ローラ152とを備えている。搬送ベルト146の周回によって画像形成部14から導出された転写処理済の用紙は、これらヒートローラ151および加圧ローラ152間で加熱されつつ押圧挟持されることによる熱処理でトナー画像が用紙P上に定着され、用紙上に安定したカラー画像が形成されるようになっている。定着処理の完了したカラー画像付の用紙は、排紙搬送路112を通って装置本体111の上部に形成された用紙排出部17へ向けて排出されることになる。
前記用紙反転部16は、用紙Pに対して両面印刷処理を施すときに用いられる部分であり、画像形成部14と用紙貯留部13との間に介設された、片面に定着処理後の画像を有する用紙Pを一時的に貯留する中間トレイ161と、定着部15の直下流位置に設けられ、定着処理後の用紙Pに対して排紙搬送路112および返送搬送路113のいずれか一方に用紙Pを振り分ける切換ガイド162と、一旦中間トレイ161に排紙された用紙Pを後端側から排紙する反転ローラ対163とを備えている。
そして、前記切換ガイド162の切り換え操作によって返送搬送路113および反転ローラ対163を介して一旦中間トレイ161へ排紙された用紙Pは、反転ローラ対163の逆回転によって後端側から排出され、反転搬送路114を通って給紙搬送路133へ向わせられるようになっている。この給紙搬送路133へ供給された表裏反転後の用紙Pは、再度画像形成部14へ供給されることにより裏面側に対して転写処理が施されることになる。
前記用紙排出部17は、定着部15によって定着処理が施され、排紙搬送路112を通って排紙される用紙Pを受けるためのものであり、図1に示すように、装置本体111の上面が下方に向けて凹没されることによって形成された、いわゆる胴内排紙タイプと称されるものである。かかる用紙排出部17は、装置本体111の上面の左右の側縁部(上面側縁部171)および上面後縁部172(図5参照)除いて中央部分が凹没されることによって構成されている。かかる凹没部分の底面によって排紙トレイ173が形成されている。かかる排紙トレイ173の左方位置に形成された垂直壁面には排紙搬送路112からの用紙Pを排紙トレイ173上に排紙するための前後方向に延びた排紙口174が設けられている。
前記排紙トレイ173は、排紙口174側が最下位レベルに設定され、右方に向かって高さレベルが漸増するように上面が上に凸の円弧状に形成されている。排紙口174から排紙された用紙Pは、かかる円弧状の面に案内されることにより排紙トレイ173上に円滑に排出されるようになっている。
前記原稿読取部12は、光学系ユニット23が内装された扁平な直方体状の筐体20と、この筐体20の上部に開閉可能に積み重ねられた自動原稿送給装置(原稿押え用蓋体)30とを備えて構成されている。前記筐体20の天板21には、原稿Mの画像を読み取るためのコンタクトガラス22(図4)が装着されている。
かかるコンタクトガラス22は、裏向けで載置された原稿の原稿面を読み取るための、自動原稿送給装置30の平面形状より若干小さい長方形状の載置原稿用コンタクトガラス221と、自動原稿送給装置30によって自動給紙された原稿の原稿面を読み取る前後方向に長尺の細長い自動給紙用コンタクトガラス222とを備えている。
一方、装置本体111の上面側縁部171間における用紙排出部17の前方位置には、画像形成処理に対する各種の指示を入力操作すると共に、入力内容や処理結果等を出力するためのパネルボード60が設けられている。このパネルボード60の左右方向の略中央位置には、図1に示すように、液晶からなる表示パネル61が設けられているとともに、この表示パネル61の右側にテンキー62が配列されている。また、このテンキー62の右側にはスタートボタン63が設けられているとともに、前記表示パネル61の左側にはモード切換えキー64が設けられている。前記表示パネル61は、各種の入力情報や出力情報を液晶表示したり、表示された処理条件の内で選択したものについてタッチイン操作で入力したりするものである。また、前記テンキー62は、コピー枚数などの主に数量情報を設定するためのものである。
前記モード切換えキー64は、画像形成装置10のモードを切り換えるためのものであり、本実施形態においては、画像形成装置10を複写機として使用するときに押下されるコピーキー65と、プリンタとして使用するときに押下されるプリンタキー66と、ファクシミリとして使用するときに押下されるファクシミリキー67と、原稿画像をコンピューターへの入力用として読み取るときに押下されるスキャナキー68とからなっている。
前記スタートボタン63は、画像形成装置10に対する各種の処理条件が設定された状態で押下されるものであり、この押下によって設定された処理条件に沿う画像形成処理が実行されることになる。なお、パネルボード40には、これら表示パネル61、テンキー62、スタートボタン63およびモード切換えキー64の他にも、必要に応じて各種のキーやボタンが設けられる。
前記光学系ユニット23は、装置本体111内でコンタクトガラス22を介して自動原稿送給装置30と対向配置されるものであり、図略の光源や複数のミラー、レンズユニット、さらにはCCD(charge coupled device)等を有している。そして、光源からの光が原稿面で反射され、この反射光がこれらミラーおよびレンズユニットを介して原稿情報としてCCDに入力されるようになっている。CCDに入力されたアナログ量としての原稿情報は、デジタル信号に変換され、デジタルの原稿情報として所定の記憶装置に記憶されるようになっている。
前記自動原稿送給装置30は、二段構造で構成され、上段に設けられた原稿Mを載置するための原稿トレイ31と、下段に設けられた画像読み取り済の原稿Mが排紙される原稿排出トレイ32とを有している。自動原稿送給装置30の左側部には、原稿トレイ31と原稿排出トレイ32との間に介設された原稿送り部33が形成され、この原稿送り部33に設けられた図略の原稿送り機構によって原稿トレイ31上に載置された原稿Mの束から1枚ずつがピックアップされて自動給紙用コンタクトガラス222へ供給され、移動しながらこの自動給紙用コンタクトガラス222を介して光学系ユニット23によリ原稿面の画像が読み取られるようになっている。
このように構成された複合機10において、本発明では原稿読取り部12が姿勢変更構造40の作用によって装置本体111の上面に載置されて用紙排出部17の上面開口を覆う覆い姿勢S1と、装置本体111の背面側に収納された収納姿勢S2との間で姿勢変更可能になっている。
以下、図3〜図6を基に、姿勢変更構造40について説明する。図3および図4は、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態を示す斜視図であり、図3は、自動原稿送給装置30が閉止姿勢S3に姿勢設定された状態、図4は、自動原稿送給装置30が開放姿勢S4に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。また、図5は、自動原稿送給装置30が覆い姿勢S1から収納姿勢S2へ向けて姿勢変更しつつある状態を示す斜視図であり、図6は、自動原稿送給装置30が収納姿勢S2に姿勢設定された状態を示す斜視図である。なお、図3〜図6におけるXおよびYによる方向表示(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y後方)は図1の場合と同様である。
図3〜図6に示すように、姿勢変更構造40は、装置本体111の左右の側壁(側板)111aにそれぞれ設けられた幅方向(左右方向)一対のリンクロッド41(図3および図6では右方のリンクロッド41のみが示されている。)と、装置本体111の背面側の上縁部に設けられた幅方向一対の支持ローラ42(図5)と、これらの支持ローラ42と対向するように自動原稿送給装置30の裏面側に設けられた前後方向に延びる幅方向一対のガイドレール43(図2、図5)とを備えて構成されている。
前記リンクロッド41は、上端部が前記筐体20の側面の略中央位置に設けられた上部連結軸44回りに回動可能に軸支されていると共に、下端部が前装置本体111の側壁111aの背面側に設けられた下部連結軸45回りに回動可能に軸支され、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態で筐体20の側面から後方に向かって斜めになっている。本実施形態においては、自動原稿送給装置30が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態で、リンクロッド41の水平面に対する角度が略45°になるように下部連結軸45の設置位置が設定されている。
かかるリンクロッド41によれば、自動原稿送給装置30が閉止姿勢S3に姿勢設定された状態の原稿読取り部12が、図3に示すように、覆い姿勢S1に姿勢設定された状態で当該原稿読取り部12の筐体20を手作業で後方に向かって押圧することにより、原稿読取り部12は、上部連結軸44回りに時計方向に向けて自転しながら下部連結軸45回りに時計方向に向けて公転し(図5参照)、リンクロッド41が下部連結軸45の軸心を通る垂直線より後方に向けて傾いたときには、自身の重みで下部連結軸45回りに時計方向へ向けて公転しながら上部連結軸44回りに反時計方向に向けて自転しつつ下降する。そして、原稿読取り部12は、最後に図6に示すように、その裏面を装置本体111の背面に当接させた収納姿勢に姿勢設定されることになる。
前記一対の支持ローラ42および一対のガイドレール43は、原稿読取り部12のリンクロッド41を介した姿勢変更動作を援助するためのものである。まず、一対の支持ローラ42は、装置本体111の上面後縁部172の後方角部でローラ軸421(図5、図7)回りに回転自在に軸支されている。かかる支持ローラ42は、その周面の一部が上方および後方の双方に向かって若干突出するように設置位置が設定され、これによって原稿読取り部12の裏面側が常に当該支持ローラ42に当接するようになっている。
前記一対のガイドレール43は、原稿読取り部12の裏面側の支持ローラ42に対する当接状態を安定化させるためのものであり、各支持ローラ42と対向した状態で原稿読取り部12の裏面側に前後方向に延びるように設けられている。従って、原稿読取り部12は、ガイドレール43が支持ローラ42の周面に当接し当該支持ローラ42を回転させながら姿勢変更するため、原稿読取り部12の姿勢変更動作が安定する。
かかるガイドレール43は、前端部が最大厚み寸法に設定され、後方に向かうに従い厚み寸法が漸減するように後方に向かって先細りに形成されている。そして、前端部の厚み寸法は、支持ローラ42が装置本体111の上面後縁部172から上方へ突出した突出量と同一に設定され、これによって原稿読取り部12は、図3に示すように、覆い姿勢S1に姿勢設定された状態で水平状態が維持されるようになっている。
そして、本実施形態においては、原稿読取り部12が収納姿勢S2に姿勢変更された状態で自動原稿送給装置30が閉止姿勢S4に姿勢変更して自動原稿送給装置30から突出してしまうのを防止するために、所定の操作を行うことでこの自動原稿送給装置30の閉止姿勢S3を維持させる閉止維持部材50(図4)が筐体20に設けられている。
この閉止維持部材50は、筐体20側に設けられた係止爪51と、この係止爪51を操作する操作レバー52とを備えて構成され、前記操作レバー52を正逆操作することで係止爪51が筐体20の上面から上方に突出して自動原稿送給装置30を係止する係止姿勢と、筐体20内に没入することでこの係止を解除する解除姿勢との間で姿勢変更するようになっている。
一方、自動原稿送給装置30の裏面における係止爪51と対向した位置には、係止爪51を挿通させる係止孔34(図3、図4)が設けられ、係止爪51は、操作レバー52の一方向への操作で係止姿勢に姿勢設定されることによりこの係止孔34に嵌り込んで筐体20を係止するようになっている。操作レバー52を他方向に操作することによって係止爪51の筐体20に対する係止が解除されることになる。
図7は、本発明の作用を説明するための複合機10の右側面図であり、(イ)は、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部12が覆い姿勢S1から収納姿勢S2へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部12が収納姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
まず、図7の(イ)に示すように、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態では、当該原稿読取り部12は、装置本体111の上面に積み重ねられて排紙トレイ173の上面開口を閉止し、かつ、筐体20の後縁部がガイドレール43を介して支持ローラ42に支持された状態になっている。複合機10は、この状態で複写機あるいはファクシミリ装置、さらにはスキャナーとして使用される。
複合機10をプリンタとして使用する頻度が多いときは、覆い姿勢S1に姿勢設定されている原稿読取り部12に対して姿勢変更操作を行い、当該原稿読取り部12を収納姿勢S2に姿勢変更させる。この姿勢変更のために、筐体20を前方(図7の左方)から後方に向かって手作業で押圧する。そうすると、ガイドレール43の支持ローラ42の周面に対する当接状態が維持されつつ、ガイドレール43が当該支持ローラ42をローラ軸421回りに回転させながら、原稿読取り部12は、図7の(ロ)に示すように、上部連結軸44回りに自転しながら下部連結軸45回りに公転しつつ覆い姿勢S1から収納姿勢S2に向けて姿勢変更していくことになる。
そして、原稿読取り部12は、その自転および公転が完了すると、図7の(ハ)に示すように、装置本体111の背面に当接した収納姿勢S2に姿勢設定された状態になる。
逆に収納姿勢S2に姿勢設定された原稿読取り部12を覆い姿勢S1に戻すに際しては、図7の(ハ)に示す状態の原稿読取り部12を上方に持ち上げればよい。こうすることによって原稿読取り部12は、運動軌跡がリンクロッド41の下部連結軸45回りの回転運動に規制されつつ図7の(ロ)に示す状態を経由して図7の(イ)に示す元の覆い姿勢S1に戻ることになる。
以上詳述したように、本発明に係る複合機10は、原稿画像を読み取る原稿読取り部12を備えた複写機、回線を介した画像情報の送受信を行い得るように構成されたファクシミリ装置およびコンピュータから電送されてきた画像情報の印刷出力に使用されるプリンタのいずれかとして選択的に使用可能に構成されたものを前提とするものである。
そして、かかる複合機10において、転写処理済みの用紙Pが排出される用紙排出部17が本体部11の構成要素である装置本体111の頂部に設けられ、原稿読取り部12は、用紙排出部17の上面開口を覆う覆い姿勢S1と、装置本体111の背面側に収納される収納姿勢S2との間で姿勢変更可能に構成されているため、原稿読取り部12を覆い姿勢S1に姿勢設定することにより、当該原稿読取り部12が用紙排出部17の上面開口を覆った状態で装置本体111の頂部に位置設定され、かかる状態の複合機を複写機またはファクシミリ装置として使用することができる。なお、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態でも複合機10をプリンタとして使用することができるが、複合機10をプリンタとして使用する場合、原稿読取り部12は不要であるため、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定される必要性はない。
そして、複合機をプリンタとして使用するに際しては、原稿読取り部12を覆い姿勢S1から装置本体111の背面側に収納される収納姿勢S2に姿勢変更することにより、用紙排出部17の上面開口が外部に露出した状態になるため、用紙排出部17に排紙された用紙Pの状態を原稿読取り部12に邪魔されることなく容易に視認することができる。従って、複合機をプリンタとして使用する頻度が多い場合には、原稿読取り部12を予め収納姿勢S2に姿勢設定しておくことにより、排出された用紙Pの状況を容易に視認することができると共に、用紙排出部17からの取り出しも容易になり、これによって複合機10を用いた事務作業の効率化を達成することができる。
また、原稿読取り部12を姿勢変更させる姿勢変更構造40が設けられ、姿勢変更構造40は、装置本体111の側面と、内部に光学系ユニット23を備えた原稿読取り部12の筐体20の側面との間に相対回動可能に介設されるリンクロッド41を備えて構成され、リンクロッド41は、上端部が筐体20の側面の略中央位置に設けられた上部連結軸44回りに回動可能に軸支されている一方、下端部が装置本体111の側壁111aの背面側に設けられた下部連結軸45回りに回動可能に軸支されているため、覆い姿勢S1に姿勢設定されている原稿読取り部12を背面側に向けて手作業で押圧することにより、リンクロッド41が上下の連結軸44,45回りに回動して上部連結軸44が下部連結軸45を中心とした円軌跡に沿うように移動(公転)し、これによって原稿読取り部12は、一旦上昇した後に下降する。
そして、当該原稿読取り部12は、下降するに際し背面側が装置本体111の背面側から後方に向かって突出した状態になり、この状態で下面が装置本体111の背面上縁部に当接した状態になるため、以後、この当接状態を維持したまま円軌跡に沿いつつ装置本体111の背面に沿って下降する。そして、この下降が継続されることにより原稿読取り部12は、最後にその裏面側が装置本体111の背面に密着した収納姿勢S2に姿勢設定される。
収納姿勢S2に姿勢設定された原稿読取り部12を元の覆い姿勢S1に姿勢変更するに際しては、当該原稿読取り部12を持ち上げるようにすればよい。こうすることによって原稿読取り部12は、先の姿勢変更と逆の動きをして元の覆い姿勢S1に姿勢変更することができる。
このように姿勢変更構造40として装置本体111の側面と原稿読取り部12の筐体20の側面との間に相対回動可能に介設されるリンクロッド41を備えて構成することにより、当該姿勢変更構造40を極めて簡単な構造にすることができ、しかも良好な操作性が確保された上で装置コストの低減化を達成することができる。
また、装置本体111は、背面側の上縁部に周面が外部に突出した支持ローラ42を有している一方、筐体20は、支持ローラ42の周面に当接されるガイドレール43を備えているため、原稿読取り部12の姿勢変更に際し、当該原稿読取り部12の筐体20の裏面に設けられたガイドレール43が装置本体111の背面側上縁部に設けられたローラの周面に当接し、この支持ローラ42の回転で原稿読取り部12を円滑に姿勢変更させることができる。
さらに、原稿読取り部12は、筐体20の上面のコンタクトガラス22に当接される閉止姿勢S3と、コンタクトガラス22から離間した開放姿勢S4との間で姿勢変更可能に構成された原稿押え用蓋体としての自動原稿送給装置30を有しているため、ブック原稿などの大容量物の原稿面から原稿情報を読み取るに際しては、自動原稿送給装置30を開放姿勢S4に姿勢設定した状態で、当該原稿面をコンタクトガラス22に当接させるように大容量物をコンタクトガラス22上に載置することで当該大容量物の原稿面の画像情報を読み取ることができる。これに対し、自動原稿送給装置30に原稿束から原稿Mを1枚ずつ繰り出させてコンタクトガラス22上に送り込む原稿送り部33を設けることにより、自動原稿送給装置30を閉止姿勢S3に姿勢設定した状態で原稿束を当該自動原稿送給装置30に装填することで1枚ずつの原稿Mの自動的な読取りを行うことができる。
そして、このような自動原稿送給装置30の閉止姿勢S3を維持させる閉止維持部材50が設けられているため、原稿読取り部12を覆い姿勢S1から収納姿勢S2に姿勢変更するに際し、この排紙維持部材を操作して原稿押え蓋体を原稿押え部材の筐体20と一体化させることにより、自動原稿送給装置30が筐体20から離間するような不都合の発生を確実に防止することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、複合機10は、モード切換えキー64のコピーキー65、プリンタキー66およびファクシミリキー67のいずれを押釦するかで当該複合機10を複写機、プリンタあるいはファクシミリとして使用することができるようになっているが、本発明は、当該機能の選択を複写機、プリンタおよびファクシミリの3機能から選択するものであることに限定されるものではなく、複合機10が複写機とプリンタとの2つの機能を備えたものである場合、複写機の機能とプリンタの機能とからの二者択一であってもよいし、複合機10がファクシミリ装置とプリンタとの2つの機能を備えたものである場合、ファクシミリ装置の機能とプリンタの機能とからの二者択一であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、原稿押え用蓋体として原稿Mの束から1枚ずつを原稿送り部33へ送り込み、自動給紙用コンタクトガラス222を介して順番に原稿画像を読み取る自動原稿送給装置30を採用しているが、本発明は、原稿押え用蓋体として自動原稿送給装置30を採用することに限定されるものではなく、載置原稿用コンタクトガラス221上に載置された原稿Mを当該載置原稿用コンタクトガラス221へ押さえ付ける機能のみを備えた文字通りの蓋体であってもよい。
(3)上記の実施形態においては、複合機10として色毎に4台の感光体ドラム141を備えた、いわゆるカラー印刷用のものが採用されているが、本発明は、複合機10がカラー印刷用のものであることに限定されるものではなく、一色のみで印刷出力する、いわゆるモノトーン印刷用のものであってもよい。
(4)上記の実施形態においては、複合機10として両面印刷が可能なものが採用されているが、本発明は、複合機10が両面印刷可能なもので得あることに限定されるものではなく、片面印刷のみが可能なものであってもよい。
(5)上記の実施形態においては、用紙貯留部13に4段で用紙トレイ131が装着されているが、本発明は、用紙トレイ131が4段であることに限定されるものではなく、4段未満であってもよいし、4段を越えてもよい。
(6)上記の実施形態においては、姿勢変更構造40として本体部11と原稿読取り部12との間に架設されたリンクロッド41値と、原稿読取り部12の姿勢変更時に当該原稿読取り部12の底部を支持する支持ローラ42と、原稿読取り部12の底部に設けられて支持ローラ42の周面に当接されるガイドレール43とを備えたものが採用されているが、本発明は、姿勢変更構造40がリンクロッド41,支持ローラ42およびガイドレール43とから構成されるものであることに限定されるものではなく、姿勢変更構造40として各種のリンク構造が採用されたものを適用することができる。
図8は、かかる各種のリンク構造を例示するための姿勢変更構造の他の実施形態(第2の実施形態)を示す説明図であり、(イ)は、原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部が収納姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
図8に示すように、この実施形態に係る姿勢変更構造40′は、原稿読取り部12の筐体20の両側部後方位置から互いに離間する方向に向けて突設された幅方向(図8の紙面に直交する方向)一対の被案内突起46と、これら一対の被案内突起46を案内するべく装置本体111の両側面後方位置それぞれ設けられた幅方向一対のガイド板47とを備えて構成されている。前記ガイド板47は、逆L字状に形成され、上方と後方とが装置本体111から外方に向かって突出した状態になっている。
かかるガイド板47には、被案内突起46が嵌挿される逆L字形状のガイド長孔471が穿設されている。このガイド長孔471は、水平方向に延びた水平ガイド孔472と、この水平ガイド孔472の後端部から下方に向けて垂下された垂直ガイド孔473とからなっており、原稿読取り部12は、被案内突起46がこれらの水平ガイド孔472および垂直ガイド孔473に案内されることによって覆い姿勢S1から収納姿勢S2へ向けて姿勢変更し得るようになっている。
すなわち、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態では、図8の(イ)に示すように、被案内突起46が水平ガイド孔472の前端部(図8における左端部)に位置した状態になっている。この状態で、原稿読取り部12の筐体20を手作業で後方に向かって押圧すると、被案内突起46が水平ガイド孔472内を後方に向かって移動しつつ当該原稿読取り部12は後方に向けてスライドされる。
そして、被案内突起46が水平ガイド孔472の後端に到達した状態で、図8の(ロ)に示すように、被案内突起46回りに時計方向に向けて回動させると、当該被案内突起46は、垂直ガイド孔473に案内され得る状態になるため、この状態で原稿読取り部12を下降させることにより、原稿読取り部12は、図8の(ハ)に示すように、収納姿勢S2に姿勢設定されることになる。
一旦収納姿勢S2に姿勢設定された原稿読取り部12を元の覆い姿勢S1に戻すに際しては、上記と逆の操作を原稿読取り部12に施せばよい。
図9は、かかる各種のリンク構造を例示するための姿勢変更構造のさらに他の実施形態(第3の実施形態)を示す説明図であり、(イ)は、原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部が収納姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
図9に示すように、第3実施形態に係る姿勢変更構造40″は、原稿読取り部12の筐体20の両側部後方位置から互いに離間する方向に向けて突設された幅方向(図9の紙面に直交する方向)一対のブラケット48と、これら一対のブラケット48間に挟持された状態で原稿読取り部12の筐体20の両側面に固定された幅方向一対の被ガイド板49とを備えて構成されている。前記各ブラケット48は、それぞれ装置本体111の後方上縁部から上後方に向かって突設され、各上縁部に互いに対向した方向に向けて突設された案内突起481を有している。また、前記被ガイド板49は、前記亜481と対向するようにその後部(図9の右方)が装置本体111から若干後方に向かって突出した状態になっている。
かかる被ガイド板49には、案内突起481が嵌挿される逆L字形状の被ガイド長孔491が穿設されている。この被ガイド長孔491は、被ガイド板49の延びる方向に延びた第1長孔492と、この第1長孔492の後端部から原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態で情報に向けて延設された第2長孔493とからなっており、原稿読取り部12は、かかる被ガイド長孔491が案内突起481に案内されることによって覆い姿勢S1から収納姿勢S2へ向けて姿勢変更し得るようになっている。
すなわち、原稿読取り部12が覆い姿勢S1に姿勢設定された状態では、図9の(イ)に示すように、案内突起481が第2長孔493の上端に位置した状態になっている。この状態で、原稿読取り部12の筐体20を手作業で案内突起481回りに時計方向に向かって回動すると、当該原稿読取り部12は、図9の(ロ)に示すように、装置本体111に対して開いた状態になる。この状態で原稿読取り部12を後方に向けって押圧することにより案内突起481が第2長孔493の基端側に位置して筐体20の装置本体111に対する干渉が解除されるため、以後、原稿読取り部12を下降させることにより、原稿読取り部12は、第1長孔492が案内突起481に案内されつつ、図9の(ハ)に示すように、収納姿勢S2に姿勢設定されることになる。
一旦収納姿勢S2に姿勢設定された原稿読取り部12を元の覆い姿勢S1に戻すに際しては、上記と逆の操作を原稿読取り部12に施せばよい。
(7)上記の実施形態においては、閉止維持部材50の操作レバー52を操作することによって筐体20と自動原稿送給装置30との間の一体化および一体化解除を行うようになされているが、こうする代わりに、筐体20を覆い姿勢S1から収納姿勢S2へ向けて姿勢変更するに際し、筐体20の回動動作と連動して自動的に筐体20と自動原稿送給装置30とを一体化する一方、筐体20を収納姿勢S2から覆い姿勢S1へ戻すに際し、筐体20の回動動作と連動して自動的に両者の一体化を解除する機構を設けてもよい。
本発明に係る複合機の第1の実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示す複合機の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。 原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図であり、自動原稿送給装置が閉止姿勢に姿勢設定された状態を示している。 原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図であり、自動原稿送給装置が開放姿勢に姿勢設定された状態を示している。 自動原稿送給装置が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更しつつある状態を示す斜視図である。 自動原稿送給装置が収納姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図である。 本発明の作用を説明するための複合機の右側面図であり、(イ)は、原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部が収納姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 姿勢変更構造の第2の実施形態を示す説明図であり、(イ)は、原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部が収納姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 姿勢変更構造の第3の実施形態を示す説明図であり、(イ)は、原稿読取り部が覆い姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、原稿読取り部が覆い姿勢から収納姿勢へ向けて姿勢変更されつつある状態、(ハ)は、原稿読取り部が収納姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 複合機(画像形成装置)
11 本体部 111 装置本体
111a 側壁 112 排紙搬送路
113 返送搬送路 114 反転搬送路
12 原稿読取り部 13 用紙貯留部
131 用紙トレイ 132 ピックアップローラ
133 給紙搬送路 14 画像形成部
14Y イエロー用ユニット 14M マゼンタ用ユニット
14C シアン用ユニット 14K ブラック用ユニット
141 感光体ドラム 142 現像装置
143 帯電器 144 露光装置
145 クリーニング装置 146 搬送ベルト
147 駆動ローラ 148 従動ローラ
149 転写ローラ 15 定着部
151 ヒートローラ 152 加圧ローラ
16 用紙反転部 161 中間トレイ
162 切換ガイド 163 反転ローラ対
17 用紙排出部 171 上面側縁部
172 上面後縁部 173 排紙トレイ
174 排紙口 20 筐体
21 天板 22 コンタクトガラス
221 載置原稿用コンタクトガラス
222 自動給紙用コンタクトガラス
23 光学系ユニット 30 自動原稿送給装置(原稿押え用蓋体)
31 原稿トレイ 32 原稿排出トレイ
33 原稿送り部 34 係止孔
40,40′,40″ 姿勢変更構造
41 リンクロッド 42 支持ローラ
421 ローラ軸 43 ガイドレール
44 上部連結軸 45 下部連結軸
46 被案内突起 47 ガイド板
471 ガイド長孔 472 水平ガイド孔
473 垂直ガイド孔 48 ブラケット
481 案内突起 49 被ガイド板
491 被ガイド長孔 492 第1長孔
493 第2長孔 50 閉止維持部材
51 係止爪 52 操作レバー
60 パネルボード 61 表示パネル
62 テンキー 63 スタートボタン
64 モード切換えキー 65 コピーキー
66 プリンタキー 67 ファクシミリキー
68 スキャナキー M 原稿
P 用紙 P1 用紙束
S1 覆い姿勢 S2 収納姿勢
S3 閉止姿勢 S4 開放姿勢

Claims (6)

  1. 原稿画像を読み取る原稿読取り部と、所定の用紙に対し画像形成動作を行う本体部とを備えた画像形成装置であって、
    転写処理済みの用紙が排出される用紙排出部が前記本体部の頂部に設けられ、
    前記原稿読取り部は、前記用紙排出部の上面開口を覆う覆い姿勢と、前記本体部の背面側または側面側に収納される収納姿勢との間で姿勢変更可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、原稿画像を読み取る原稿読取り部を備えた複写機、回線を介した画像情報の送受信を行い得るように構成されたファクシミリ装置およびコンピュータから電送されてきた画像情報の印刷出力に使用されるプリンタのいずれかとして選択的に使用可能に構成された複合機であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記原稿読取り部は、所定の筐体を備えるものであり、かつ、当該原稿読取り部を姿勢変更させる姿勢変更構造を有し、
    前記姿勢変更構造は、前記原稿読取り部の前記筐体の側面から突設された突起が所定の軌跡に沿って移動することにより前記原稿読取り部を姿勢変更させ得るように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記姿勢変更構造は、前記突起としての前記筐体の側面の略中央位置に設けられた上部連結軸回りに回動可能に軸支されている一方、下端部が前記装置本体の側板の背面側に設けられた下部連結軸回りに回動可能に軸支されたリンクロッドを有していることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体は、背面側の上縁部に周面が外部に突出した支持ローラを有している一方、前記筐体は、前記支持ローラの周面に当接されるガイドレールを備えていることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記原稿読取り部は、前記筐体の上面のコンタクトガラスに当接される閉止姿勢と、コンタクトガラスから離間した開放姿勢との間で姿勢変更可能に構成された原稿押え用蓋体を有し、所定の操作を行うことでこの原稿押え用蓋体の閉止姿勢を維持させる閉止維持部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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