JP2018046140A5 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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第1ゲート絶縁膜103の上にTAOS102を形成する。TAOS102の上には第1層間絶縁膜105が形成される。第1層間絶縁膜105はSiOあるいは、SiOおよびSiNの積層膜で形成される。第1層間絶縁膜105がTAOS106と接触する層はSiOである。SiNはアニール工程において、水素を発生するので、TAOS102と接触して形成することは出来ない。一方、第1層間絶縁膜105の上側にSiNが形成されれば、第1層間絶縁膜105の上に形成されるLTPS102の、終端処理のための、水素の供給源となるので好都合である。
図14は図13のB−B断面図である。図14において、TFT基板100に有機EL層を含む表示素子層210が形成されている。表示素子層210は図13の表示領域10に対応して形成されている。有機EL材料は水分によって分解するので、外部からの水分の侵入を防止するために、表示素子層210を覆って保護層214がSiN等によって形成されている。保護層214の上に偏光板220が貼り付けられている。また、表示素子層210以外の部分には端子部150が形成され、端子部150には、ドライバIC170が搭載され、フレキシブル配線基板160が接続している。

Claims (20)

  1. 基板に酸化物半導体層を有する第1のTFTとPoly−Si層を有する第2のTFTが形成された半導体装置であって、
    前記基板に下地膜が形成され、前記下地膜の上または上方に前記酸化物半導体層が形成され、
    前記酸化物半導体層の上または上方に第1の層間絶縁膜が形成され、
    前記第1の層間絶縁膜の上または上方に前Poly−Si層が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の層間絶縁膜はSiO層とSiN層を含む複数層で形成され、
    前記SiO層は前記酸化物半導体層の上または上方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記Poly−Si層の上または上方に第2の層間絶縁膜が形成され、
    前記第2の層間絶縁膜と前記Poly−Si層の上に形成された第2のゲート絶縁膜を貫通して第2のスルーホールが形成され、前記第2のスルーホールを介して第2のソースドレイン電極が前記第2のTFTと接続し、
    前記第2の層間絶縁膜、前記第2のゲート絶縁膜、および、前記第1の層間絶縁膜を貫通して、第1のスルーホールが形成され、前記第1のスルーホールを介して第1のソースドレイン電極が前記第1のTFTと接続していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のスルーホールはさらに前記酸化物半導体を覆う第1のゲート絶縁膜を貫通しており、前記第1のスルーホールを介して前記第1のソースドレイン電極が前記第1のTFTと接続していることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のTFTはボトムゲート型であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のTFTはトップゲート型であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記下地膜はSiO層を含む層で形成され、前記SiO層は、前記酸化物半導体と接触することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 基板に酸化物半導体層を有する第1のTFTとPoly−Si層を有する第2のTFTが形成された半導体装置であって、
    前記基板に下地膜が形成され、前記下地膜の上に第1のTFTが形成され、
    前記第1のTFTの上または上方にAlO層が形成され、前記AlO層を覆って第2下地膜が形成され、
    前記第2下地膜の上に前記第2のTFTが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記Poly−Si層と前記酸化物半導体層は平面で視て重複していないことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第2のTFTの上には、第2の層間絶縁膜が形成され、
    前記第2の層間絶縁膜と前記Poly−Si層の上に形成された第2のゲート絶縁膜を貫通して第2のスルーホールが形成され、前記第2のスルーホールを介して第2のソースドレイン電極が前記第2のTFTと接続し、
    前記第2の層間絶縁膜、前記第2のゲート絶縁膜、前記第2の下地膜、および、前記AlO層を貫通して第1のスルーホールが形成され、前記第1のスルーホールを介して第1のソースドレイン電極が前記第1のTFTと接続していることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記第2の下地膜はSiO層を含む層で形成され、前記SiO層は、前記AlO層と接触して形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  12. 前記第2の下地膜はSiO層とSiN層を含む複数層で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  13. 前記第1のTFTと前記AlO層との間にはSiO層を含む第1の層間絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  14. 前記第1のTFTと前記AlO層との間にはSiO層を含む第1の層間絶縁膜が形成されており、前記第1のスルーホールは前記第1の層間絶縁膜を貫通しており、
    前記第1のスルーホールを介して前記第1のソースドレイン電極が前記第1のTFTと接続していることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  15. 前記第1のスルーホールはさらに前記酸化物半導体を覆う第1のゲート絶縁膜を貫通しており、前記第1のスルーホールを介して前記第1のソースドレイン電極が前記第1のTFTと接続していることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  16. 前記第1のTFTはボトムゲート型であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  17. 前記第1のTFTはトップゲート型であることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  18. 基板に酸化物半導体層を有する第1のTFTとPoly−Si層を有する第2のTFTが形成された半導体装置の製造方法であって、
    前記酸化物半導体層を形成した後、前記酸化物半導体層の上または上方に第1の層間絶縁膜を形成し、
    前記第1の層間絶縁膜の上にa−Si層を形成してパターニングを行い、その後レーザ照射をすることによって、Poly−Si層に変換することにより前記第2のTFTを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 前記a−Siをパターニング後、半導体レーザ照射を行う前に前記a−Siをアニールすることを特徴とする請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記第2のTFTを第2の層間絶縁膜で覆い、前記第2のTFTと接続する第2のスルーホールを前記第2の層間絶縁膜を貫通して形成し、
    前記第1のTFTと接続する第1のスルーホールを前記第2の層間絶縁膜と前記第1の層間絶縁膜を貫通して形成し、
    前記第1のスルーホールと前記第2のスルーホールを同一プロセスで形成することを特徴とする請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
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