JP2018043765A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
引裂きにより開封される包装袋であって、
前記引裂きを開始する起点となる、引裂き起点部分、及び
前記引裂きを停止させるべき位置として定めた引裂き停止位置、
を備え、
前記引裂き停止位置は、切り込みを有し、
前記切り込みは、前記引裂き起点部分と前記引裂き停止位置とを結ぶ仮想引裂き直線によって分けられる前記包装袋の2つの部分の一方側及び他方側に向けてそれぞれ凸形状を有し、
両方の前記凸形状の頂点は円弧形状を有し、
両方の前記凸形状の端部の一方同士は、前記引裂き停止位置において接続されており、かつ
両方の前記凸形状の端部の他方同士は接続されておらず、
前記切り込みは、前記仮想引裂き直線に沿った方向に前記引裂き起点部分から最も離れた最遠部分を有し、かつ
前記最遠部分の接線の傾きが、前記仮想引裂き直線に垂直である、
包装袋。
〈態様2〉
前記凸形状の少なくとも一方が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にある、態様1に記載の包装袋。
〈態様3〉
両方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にある、態様2に記載の包装袋。
〈態様4〉
前記切り込みが、前記仮想引裂き直線に関して対称である、態様1〜3のいずれか一項に記載の包装袋。
〈態様5〉
一方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にあり、かつ他方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分側にある、態様2に記載の包装袋。
〈態様6〉
前記凸形状のそれぞれの端部の一方同士が互いに接続されている部分が、前記仮想引裂き直線に垂直な直線である、態様1〜5のいずれか一項に記載の包装袋。
〈態様7〉
前記切り込みのうち、前記凸形状の前記最遠部分から前記引裂き停止位置と反対側に延長した方向にある終端部が、前記仮想引裂き直線に沿った方向において前記最遠部分と前記引裂き停止位置との間に位置する、態様1〜6のいずれか一項に記載の包装袋。
〈態様8〉
前記凸形状の頂点が、半径1.0mm以上の略半円を有する形状である、態様1〜7のいずれか一項に記載の包装袋。
〈態様9〉
内容物が内部に封入されており、前記引裂きにより開封することにより、内容物を取り出すことができる、態様1〜8のいずれか一項に記載の包装袋。
引裂き起点部分は、引裂きを開始する起点となる部分である。引裂き起点部分は、引裂きによって包装袋の開封を開始するための部分であって、包装袋の引裂きを容易にするための加工、例えば切り欠き又は切り込み等が施されていてよい。
引裂き停止位置は、引裂きを停止させるべき位置としてとして定められた位置である。引裂き停止位置は、切り込みを有する。
切り込みは、引裂き起点部分と引裂き停止位置とを結ぶ仮想引裂き直線によって分けられる包装袋の2つの部分の一方側及び他方側に向けてそれぞれ凸形状を有する。それぞれの凸形状の頂点は円弧形状を有し、凸形状の端部の一方同士は引裂き停止位置において接続されているが、端部の他方同士は接続されていない。また切り込みは、仮想引裂き直線に沿った方向に引裂き停止位置から最も離れた最遠部分を有し、この最遠部分の接線の傾きは、仮想引裂き直線に垂直である。
切り込みは、仮想引裂き直線に関して対称、又は引裂き停止位置に関して点対称であってよい。
仮想引裂き直線とは、引裂き起点部分から包装袋を引裂いた際に引裂かれる部分を、仮想的な直線で表したものである。仮想引裂き直線は、包装袋上に明示的に存在していることを要しない。
両方の凸形状の頂点は、円弧形状を有する。凸形状の頂点が角形状である場合、包装袋を引裂く際に、引裂く力が凸形状の角部にかかり、角部からさらに引裂きが開始しやすくなるが、円弧形状にすることによりそれを抑制することができる。
切り込みは、引裂き停止位置から仮想引裂き直線に沿った方向に最も離れた最遠部分を有する。また最遠部分の接線の傾きは、仮想引裂き直線に垂直である。
最遠部分から引裂き停止位置と反対方向に延長した側にある切り込みの終端部は、仮想引裂き直線に沿った方向において最遠部分と引裂き停止位置との間に位置することが好ましい。
包装袋は、引裂きにより開封される。包装袋は、内容物が内部に封入されていることができ、引裂きにより開封することにより、内容物を取り出すことができてよい。
《包装袋の作製》
1.製袋
製袋充填機(オリヒロ製VH−100)により、実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋を製袋し、包装袋に内容物を充填した。
実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋は、切り込み部分の形状を除いて、図1に示される包装袋と同様の形状を有していた。すなわち、実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋10は、縁部20に、引裂き起点部分40を有し、かつ引裂きを停止させるべき位置としてとして定めた引裂き停止位置50に、切り込み100を有していた。
実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋の切り込みは、それぞれ図6及び7に示されるとおりであった。なお、図6及び図7において、仮想引裂き直線60は、仮想的な線に過ぎず、実際の包装袋に切り込み等として存在するものではない。さらに、図6及び図7には記載されていないが、引裂き起点部分は、各図の左側の仮想引裂き直線60上に存在する。
実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋を、それぞれ5個用意した。各包装袋について、次のようにして引張強度(N)を測定した。
実験結果を下記の表3に示す。なお、表3における数値は、各包装袋の引張強度(N)の平均値を示している。
実施例1〜3並びに比較例1及び2の包装袋を、それぞれ5個用意した。各包装袋について、次のようにして開封試験を行った。
実験結果を下記の表4に示す。
20 縁部
30 収容部分
40 引裂き起点部分
50 引裂き停止位置
60 仮想引裂き直線
100 切り込み
110 最遠部分
115 最遠部分の接線
140 凸形状
150 終端部
160 直線部分
170 凸形状の円弧の半径
Claims (9)
- 引裂きにより開封される包装袋であって、
前記引裂きを開始する起点となる、引裂き起点部分、及び
前記引裂きを停止させるべき位置として定めた引裂き停止位置、
を備え、
前記引裂き停止位置は、切り込みを有し、
前記切り込みは、前記引裂き起点部分と前記引裂き停止位置とを結ぶ仮想引裂き直線によって分けられる前記包装袋の2つの部分の一方側及び他方側に向けてそれぞれ凸形状を有し、
両方の前記凸形状の頂点は円弧形状を有し、
両方の前記凸形状の端部の一方同士は、前記引裂き停止位置において接続されており、かつ
両方の前記凸形状の端部の他方同士は接続されておらず、
前記切り込みは、前記仮想引裂き直線に沿った方向に前記引裂き起点部分から最も離れた最遠部分を有し、かつ
前記最遠部分の接線の傾きが、前記仮想引裂き直線に垂直である、
包装袋。 - 前記凸形状の少なくとも一方が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にある、請求項1に記載の包装袋。
- 両方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にある、請求項2に記載の包装袋。
- 前記切り込みが、前記仮想引裂き直線に関して対称である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装袋。
- 一方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分の反対側にあり、かつ他方の前記凸形状が、前記引裂き停止位置を基準として前記引裂き起点部分側にある、請求項2に記載の包装袋。
- 前記凸形状のそれぞれの端部の一方同士が互いに接続されている部分が、前記仮想引裂き直線に垂直な直線である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の包装袋。
- 前記切り込みのうち、前記凸形状の前記最遠部分から前記引裂き停止位置と反対側に延長した方向にある終端部が、前記仮想引裂き直線に沿った方向において前記最遠部分と前記引裂き停止位置との間に位置する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の包装袋。
- 前記凸形状の頂点が、半径1.0mm以上の略半円を有する形状である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の包装袋。
- 内容物が内部に封入されており、前記引裂きにより開封することにより、内容物を取り出すことができる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の包装袋。
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JP6906283B2 JP6906283B2 (ja) | 2021-07-21 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176163A (ja) * | 2010-11-30 | 2019-10-10 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置および半導体装置の製造方法 |
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2016
- 2016-09-14 JP JP2016179710A patent/JP6906283B2/ja active Active
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