JP2018042919A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球通路ユニットまたは球払出装置を機器本体の背面に装着するのと同時にアース接続することができるパチンコ機を提供する。【解決手段】貯留タンク20に貯留された遊技球が球通路ユニット22を通って球払出装置22へと導かれ、この球払出装置22が入賞部への入賞に応じて所定数の遊技球を払い出すように構成されたパチンコ機において、球払出装置23は機器本体2の裏面(ユニットベース33)に対して着脱可能となっており、この球払出装置23に内部を通過する遊技球と接触可能な導電性部材35が組み込まれていると共に、ユニットベース33に遊技球に帯電した静電気を取り除くことが可能なアース接続部材34が取り付けられており、球払出装置23をユニットベース33の取付面に装着したときに、導電性部材35がアース接続部材34に自動的に接続されるようにした。【選択図】図6

Description

本発明は、遊技機本体の背面に球通路ユニットや球払出装置が着脱自在に装着されるパチンコ機に係り、特に、球通路ユニットや球払出装置内を通過する遊技球に帯電した静電気の放電を防止する静電防止機構を備えたパチンコ機に関するものである。
一般的にパチンコ機は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の外枠と、この外枠にヒンジ部を介して開閉可能に取り付けられた機器本体と、この機器本体に設置された遊技盤と、機器本体の前面に別のヒンジ部を介して開閉可能に取り付けられたガラス扉とを備えており、ガラス扉の中央部に開設された窓孔には遊技盤の遊技領域を目視可能な透明板が取り付けられている。遊技盤には入賞口や演出表示装置等が設けられており、機器本体の背面には遊技に関する制御を行う制御処理装置等が設けられている。
また、機器本体の背面上部には遊技場の島設備から供給される遊技球を貯留するための貯留タンクが設けられており、貯留タンクに貯留された遊技球は所定の経路を通って球通路ユニットに誘導される。球通路ユニット内には遊技球を通過させるための蛇行した通路が設けられており、この通路に誘導されて球通路ユニット内を上方から下方へ流下した遊技球は球払出装置に導かれる。
球払出装置の内部には、ステッピングモータ等からなる球払出モータや、球払出モータの作動により所定数の遊技球を流下排出させる球送りロータ(スプロケット)や、排出経路を払出通路と球抜き通路のいずれかに切り替える切替機構等が組み込まれており、通常の遊技状態においては、球払出装置の払出通路から排出された遊技球が機器本体の前面に設けられた受け皿内に賞球として払い出される。一方、貯留タンクに貯留された遊技球をパチンコ機の外部に排出して回収する場合は、切替機構を作動させて球払出装置の排出経路を球抜き通路側へ切り替えることにより、球払出装置の球抜き通路から排出された遊技球が島設備に回収される。
このように構成されたパチンコ機において、遊技場の島設備から貯留タンク内に供給される遊技球は、島設備の補給経路内を流れてくる過程で摩擦により静電気が帯電されてしまうため、貯留タンクの球出口近傍にアース用金具を取り付けて遊技球に帯電している静電気を取り除くようにしている。しかし、貯留タンクの球出口付近でアースされたとしても、その後に球通路ユニットを経て球払出装置に至る経路を流下する過程で、摩擦によって再び遊技球に静電気が帯電してしまい、その放電によって周囲の電子部品に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで従来、特許文献1に記載されているように、球払出装置の上方に配設された賞球補給レールにアース板金を取り付け、このアース板金に折曲形成した複数のアース舌片を賞球補給レール内に露出させることにより、賞球補給レール内の遊技球に帯電した静電気をアース板金を通して取り除くようにした静電防止機構が提案されている。ここで、賞球補給レールは球通路ユニットに相当する部材であるが、賞球補給レールとアース板金は複数本のネジを用いて機器本体の背面に共締めされており、そのうちの1本のネジにアース導線が接続されている。
特開平10−32097号公報
通常、このようなパチンコ機において、球払出モータや切替機構等が組み込まれている球払出装置は、保守点検や修理・交換等が可能となるように機器本体の背面に対して着脱可能に取り付けられているが、球払出装置の上側に配設される球通路ユニット(賞球補給レール)についても、蛇行通路の清掃を含む保守点検や修理・交換等が可能となるように、機器本体の背面に対して着脱可能とすることが要望されている。
しかしながら、特許文献1に記載された静電防止機構は、賞球補給レールとアース板金が複数本のネジを用いて機器本体の背面に共締めされ、そのうちの1本のネジにアース導線を接続するように構成されているため、アース導線を取り外さないとネジを緩めて賞球補給レールを機器本体から脱着することはできず、賞球補給レールを機器本体に装着する場合も、賞球補給レールとアース板金をネジ止めした後に、そのネジにアース導線を接続する作業が必要となり、アース接続作業が煩雑で不確実になるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、球通路ユニットまたは球払出装置を機器本体の背面に装着するのと同時にアース接続することができるパチンコ機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、遊技機本体の背面上部に設けられた貯留タンクと、この貯留タンクに貯留された遊技球を上方から下方へ流下させる球通路ユニットと、この球通路ユニットの下端に連設された球払出装置とを備え、前記球払出装置が入賞部への入賞に応じて所定数の遊技球を払い出すように構成されたパチンコ機において、前記球通路ユニットと前記球払出装置の少なくとも一方を前記遊技機本体の背面に対して着脱可能な操作部材となし、この操作部材に内部を通過する遊技球と接触可能な導電性部材を設けると共に、前記遊技機本体の背面に遊技球に帯電した静電気を取り除くことが可能なアース接続部材を設け、前記操作部材を前記遊技機本体の背面に装着することによって前記導電性部材と前記アース接続部材が接続されるようにした。
このように構成されたパチンコ機では、遊技機本体の背面に対して着脱可能となっている球通路ユニットまたは球払出装置に、その内部を通過する遊技球と接触可能な導電性部材が設けられており、これら球通路ユニットまたは球払出装置を遊技機本体の背面に装着すると、導電性部材が遊技機本体の背面に設けられたアース接続部材に接続されるようになっているため、メンテナンス作業性を損なわずに簡単かつ確実にアース接続を行うことができる。
上記の構成において、着脱可能とした球通路ユニットに導電性部材が設けられていても良いが、導電性部材が球通路ユニットの下流側に連続する球払出装置に設けられていると共に、この球払出装置を遊技機本体の背面に対して着脱可能とするロック部材を備えていると、ネジ止めやスナップ止め等の面倒な作業を用いなくても、ロック部材の手動操作だけで球払出装置を簡単に着脱することが可能となり、球払出装置を装着するのと同時にアース接続を行うことができる。しかも、貯留タンクと球払出装置との間に貯留された遊技球に対して、最も下流となる球払出装置の内部で導電性部材が接触しており、貯留タンクと球払出装置間で連なる貯留球にアース接続されていない箇所がなくなるため、島設備からの遊技球の供給が一時的に停止した後に再開した際にも、貯留球が大きな電荷となる前に除電することができる。
ここで、球払出装置が遊技機本体の背面に設けられた係合部に対して上方から下方へのスライド移動によって係止可能であり、球通路ユニットと球払出装置との間に介設されたロック部材によって、球払出装置と係合部の係止状態を解除する方向の動きが阻止されるようになっていると、球払出装置を下方へスライド移動して係合部に係止させると、球払出装置の装着作業に連動してアース接続を行うことができて好ましい。
この場合において、球通路ユニットは必ずしも着脱可能になっていなくても良いが、球通路ユニットが遊技機本体の背面に設けられた上側係合部に対して下方から上方へのスライド移動によって係止可能であると共に、球払出装置が遊技機本体の背面に設けられた下側係合部に対して上方から下方へのスライド移動によって係止可能であり、上側係合部に係止された球通路ユニットと下側係合部に係止された球払出装置との間に解除スペースが確保されており、ロック部材によって球通路ユニットと球払出装置の係止状態を解除する方向の動きが阻止されるようになっていると、球通路ユニットと球払出装置を両方共に着脱可能にしてメンテナンス性を高めた上で、共通のロック部材を用いて球通路ユニットと球払出装置の脱落を防止することができる。
また、上記の構成において、アース接続部材の構成は特に限定されるものではないが、板金材料からなるアース接続部材に当接部が折曲形成されており、操作部材(球通路ユニットまたは球払出装置)の脱着時に当接部を遊技機本体の背面から突出させると共に、操作部材の装着時に導電性部材が当接部を押圧して弾性変形させることにより、導電性部材とアース接続部材が当接部の反力を受けて接続されるようになっていると、導電性部材とアース接続部材を簡単かつ確実に接続させることができて好ましい。
本発明のパチンコ機によれば、球通路ユニットまたは球払出装置を機器本体の背面に装着するのと同時にアース接続することができる。
本発明の実施形態例に係るパチンコ機の斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開放した状態を示す斜視図である。 該パチンコ機に備えられる機器本体の背面図である。 該機器本体の背面側に配設されるユニットベースの正面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図5のA部拡大図である。 該ユニットベースに取り付けられたアース接続部材の説明図である。 該機器本体に装着される球通路ユニットの正面図である。 該球通路ユニットの断面図である。 該球通路ユニットを裏面側から見た斜視図である。 該機器本体に装着される球払出装置の正面図である。 該球払出装置の裏面図である。 該球払出装置の側面図である。 該球払出装置の断面図である。 該機器本体に装着されるロック部材の正面図である。 該ロック部材を裏面側から見た斜視図である。 球通路ユニットの取り付け動作を示す斜視図である。 球払出装置の取り付け動作を示す斜視図である。 球通路ユニットと球払出装置の取り付け完了状態示す斜視図である。 ロック部材が解除スペースから離脱された状態を示す説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の外枠1と、外枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた機器本体2と、機器本体2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス扉3等を備えており、ガラス扉3にはガラスやプラスチック等からなる透明板4が取り付けられている。
外枠1の左側枠部には上側軸受け体5と下側軸受け体6が固着されており、これら一対の軸受け体5,6に機器本体2の左側枠部に設けられた上下のピン(図示せず)が軸支されることにより、機器本体2は外枠1に対して開閉自在となっている。
機器本体2の左側枠部には上側ヒンジ板7と下側ヒンジ板8が設けられており、図示せぬが、上側ヒンジ板7には取付孔が形成されると共に、下側ヒンジ板8には支軸が立設されている。そして、ガラス扉3の左側枠部の上部に設けた取付ピンを上側ヒンジ板7の取付孔に挿入すると共に、ガラス扉3の左側枠部の下面に設けた軸孔を下側ヒンジ板8の支軸に挿入することにより、ガラス扉3は機器本体2に対して開閉自在となっている。
機器本体2の上部内側には遊技盤9が収納されており、この遊技盤9の盤面(前面)はガラス扉3の透明板4を透して目視可能となっている。図2に示すように、遊技盤9はガイドレール10等によって区画形成された遊技領域11を有しており、この遊技領域11の中央部には遊技の演出を表示する液晶表示ユニット12が配設されている。詳細な説明は省略するが、遊技領域11にはそれ以外にも始動入賞口、一般入賞口、アタッカー装置、遊技釘、風車、アウト口等が設けられている。また、遊技盤9よりも下方の機器本体2はガラス扉3によって覆い隠される設置部2aとなっており、この設置部2aにはスピーカ13や発射装置14等が配設されている。
機器本体2の右側枠部にはシリンダ錠15aを有する施錠装置15が設置されており、図示せぬが、この施錠装置15は機器本体2の裏面に配置された後部施錠杆と機器本体2の前面に配置された前部施錠杆とを備えている。常態では、施錠装置15の後部施錠杆により外枠1に対して機器本体2が施錠されると共に、前部施錠杆により機器本体2に対してガラス扉3が施錠されている。そして、シリンダ錠15aの鍵穴に図示せぬ鍵を差し込み、この鍵を一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が上動して機器本体2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠15aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆が上動してガラス扉3が開錠されるようになっている。
図1に示すように、ガラス扉3には遊技盤9の盤面に対向する大きな窓孔3aが開設されており、この窓孔3aは透明板4によって塞がれている。ガラス扉3前面下部には、遊技盤9の裏面に配設された球払出装置23(図3参照)から払い出された遊技球を収容する上段受皿16と、上段受皿16から排出された遊技球を収容する下段受皿17と、遊技者による押下および回転操作が可能な演出操作ユニット18とが設けられており、下段受皿17の斜め右下方には発射装置14の発射強度を調整するための操作ハンドル19が配設されている。さらに、下段受皿17の斜め右上方にはスピーカ13の音を放射するグリル部3bが設けられており、このスピーカ13によって遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。
図3〜図5に示すように、機器本体2の背面側にはユニットベース33がネジ止め等の手段を用いて固定されており、このユニットベース33には、遊技場の島設備から供給される多数の遊技球を貯留可能な貯留タンク20と、貯留タンク20から排出された遊技球を一列に整列させて斜め下方へ誘導する樋状部材21と、樋状部材21から吐出された遊技球を上方から下方へ流下させる球通路ユニット22と、球通路ユニット22の下端に連続する球払出装置23等が設けられている。図示は省略されているが、それ以外にも機器本体2の背面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御基板や、主制御基板からの指令を受けて液晶表示ユニット12やスピーカ13等の各種装置を制御する副制御基板、主制御基板からの指令を受けて球払出装置23を制御する払出制御基板、操作ハンドル19の回動量に応じて発射装置14の作動を制御する発射制御基板等が設けられている。
貯留タンク20と樋状部材21はユニットベース33一体的に設けられた固定部材であるが、球通路ユニット22と球払出装置23はユニットベース33に対して着脱可能な操作部材となっている。図6に示すように、ユニットベース33の下部側にはアース接続部材34が取り付けられており、詳細については後述するが、このアース接続部材34に対して球払出装置23に収納された導電性部材35が接続されるようになっている。図7に示すように、アース接続部材34は銅板等の板金材料をフォーミングしたものであり、平板状の基部34aの一端側に「くの字」状の当接部34bが折曲形成されている。基部34aは取付ネジ36を用いてユニットベース33の裏面側に固定されており、当接部34bはユニットベース33の開口部を通って前面側に突出している。なお、取付ネジ36には図示せぬアース導線が巻き付けられており、このアース導線を介してアース接続部材34はグランドに接地されている。
図8〜図10に示すように、球通路ユニット22は略直方体形状の部材であり、この球通路ユニット22の内部には蛇行した誘導通路24が設けられている。誘導通路24の上端入口は樋状部材21の吐出口に連通するようになっており、誘導通路24の下端出口は球払出装置23の上端入口と対向するようになっている。球通路ユニット22の上端および裏面側(ユニットベース33に対峙する面)には舌片状の係合突起22a,22bが設けられており、後述するように、これら係合突起22a,22bがユニットベース33に設けられた上側係合部に対して係脱可能となっている。また、球通路ユニット22の裏面側における下方位置には断面山形状の保持突起22cが設けられており、後述するように、この保持突起22cはユニットベース33に設けられた係合受片と係脱可能となっている。さらに、球通路ユニット22の下面には角型筒状の連通突起22dが形成されており、この連通突起22dの開口端が誘導通路24の下端出口となっている。
図11〜図14に示すように、球払出装置23は箱型形状の部材であり、この球払出装置23の内部には払出通路25aと球抜き通路25bに分岐された排出通路25とが設けられている。球払出装置23の裏面側における上下3箇所には係合突起23aが設けられており、後述するように、これら係合突起23aがユニットベース33に設けられた下側係合部に対して係脱可能となっている。また、球払出装置23の上面には平面視コ字状の被覆壁23bが形成されており、この被覆壁23bによって球通路ユニット22の下面から突出する連通突起22dが覆われるようになっている。ただし、球通路ユニット22が上側係合部に係止されているときに被覆壁23bの上端は球通路ユニット22の下面に当接しておらず、これら被覆壁23bの上端と球通路ユニット22の下面との間に、球通路ユニット22と球払出装置23の上下方向の移動を許可する解除スペースSが確保されるようになっている(図3参照)。
球払出装置23の内部には、前述した導電性部材35と、球払出モータ26と、球払出モータ26の作動により所定数の遊技球を流下排出させる球送りロータ27(スプロケット)と、排出通路25の上端入口から入った遊技球を払出通路25aと球抜き通路25bに切り替える切替機構等が組み込まれており、通常の遊技状態においては、払出通路25aを通過した遊技球が上段受皿16内に賞球として払い出される。また、切替機構を作動させて排出経路を球抜き通路25b側へ切り替えると、排出通路25に入った遊技球は球抜き通路25bを通って回収球としてパチンコ機の外部に排出される。
導電性部材35は炭素や金属粉等の導電材料を含有する樹脂成形品であり、この導電性部材35の一側面は払出通路25aに露出している。したがって、貯留タンク20と球払出装置23の球送りロータ27との間に貯留された遊技球のうち、最下流側の遊技球は必ず導電性部材35に接触した状態となる。なお、導電性部材35の下端部はアース接続部材34に接続される連結部35aとなっており、この連結部35aは球払出装置23の裏面下部から底面にかけて露出している(図12参照)。
球通路ユニット22と球払出装置23の側方にはロック部材28が配置されており、このロック部材28はユニットベース33にスライド可能に保持されている。図15と図16に示すように、ロック部材28の裏面側には複数のガイドレール28aが形成されており、これらガイドレール28aを機器本体2の背面に設けたガイド溝29(図3参照)に摺動可能に嵌合することにより、ロック部材28はガイド溝29に沿って左右方向へ手動操作できるようになっている。また、ロック部材28の上部一側面にはストッパ突部28bが形成されており、詳細については後述するが、ロック部材28がアンロック位置に保持されているとき、ストッパ突部28bは球通路ユニット22と球払出装置23の側方に位置しているが、ロック部材28がロック位置へとスライド操作されると、ストッパ突部28bは球通路ユニット22の下面と球払出装置23の上面との間に嵌まり込むようになっている。
次に、このように構成された球通路ユニット22と球払出装置23を機器本体2の裏面のユニットベース33に取り付ける作業手順について図17〜図19を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、機器本体2を背面側から見たときの方向を前後、左右および上下方向とし、これらの方向を図中に矢印で示してある。また、これら図17〜図19においては、図3に示された貯留タンク20と樋状部材21は省略されている。
図17に示すように、機器本体2の裏面に一体化されたユニットベース33は球通路ユニット22と球払出装置23が組み付けられる取付面となっており、この取付面の上部領域E1に前述した上側係合部と係合受片が設けられている。上側係合部は下面に開口部を有する2つの係合孔部30によって構成されており、係合受片31は上端部を支点として前後方向へ揺動可能な片持ち梁状部材となっている。また、取付面の下部領域E2に前述した下側係合部が設けられており、この下側係合部は上面に開口部を有する3つの係合孔部32によって構成されている。さらに、取付面の下部領域E2にアース接続部材34が取り付けられており、このアース接続部材34の当接部34bはユニットベース33の開口部を通って前面側に突出している。
まず、図17に示すように、ロック部材28を左端側のアンロック位置に移動しておき、この状態で球通路ユニット22をユニットベース33の取付面(上部領域E1)に対して斜め上方へスライド移動することにより、球通路ユニット22の2つの係合突起22a,22bをユニットベース33の対応する係合孔部30に嵌め込むと共に、残り1つの保持突起22cを係合受片31の突出部に係合させる。
その結果、図18に示すように、球通路ユニット22はユニットベース33に仮保持された状態となり、球通路ユニット22に設けられた誘導通路24の上端入口が樋状部材21(図3参照)の吐出口と連通する。そして、このように球通路ユニット22をユニットベース33に仮保持させた後、球払出装置23をユニットベース33の取付面(下部領域E2)に対して斜め下方へスライド移動することにより、球払出装置23の3つの係合突起23aをユニットベース33の対応する係合孔部32に嵌め込む。この時点で球通路ユニット22と球払出装置23の両方がユニットベース33に仮保持された状態となるが、かかる仮保持状態において、球払出装置23の被覆壁23bは球通路ユニット22の下面に当接しておらず、これら被覆壁23bの上端と球通路ユニット22の下面との間に解除スペースSが確保されている。
また、このように球払出装置23を下方へスライド移動してユニットベース33に仮保持させる過程で、ユニットベース33の前方へ突出しているアース接続部材34の当接部34bが球払出装置23に押し込まれて弾性変形するため、図6に示すように、当接部34bの反力をうけて球払出装置23に組み込まれた導電性部材35の連結部35aがアース接続部材34に接続される。
しかる後、図19に示すように、ロック部材28をガイド溝29に沿って右方向へスライド操作することにより、ロック部材28をアンロック位置からロック位置まで移動してストッパ突部28bを球通路ユニット22の下面と球払出装置23の上面との間に挿入し、この時点で球通路ユニット22と球払出装置23の取付作業が完了する。その結果、ストッパ突部28bがロック位置で球通路ユニット22と球払出装置23との間に挿入されているかぎり、球払出装置23を上方へ移動して係合突起23aと係合孔部32の係止状態を解除することができなくなると共に、球通路ユニット22を下方へ移動して係合突起22a,22bと係合孔部30の係止状態を解除することができなくなる。
球払出装置23を保守点検や修理・交換等のためにユニットベース33の取付面から取り外す場合は、まず、ロック部材28をロック位置からアンロック位置へスライド操作し、ロック部材28のストッパ突部28bを球通路ユニット22の下面と球払出装置23の上面との間から離脱させた後、球払出装置23を解除スペースSの範囲内で上方へスライド移動する。その際、係合突起23aと係合孔部32の係合量が解除スペースSの上下方向に沿う長さ寸法に対して小さく設定されているため、球払出装置23を上方へスライド移動して解除スペースSの隙間を狭めていけば、係合突起23aと係合孔部32の係止状態を解除して球払出装置23を取り外すことができる。
また、球通路ユニット22を保守点検や修理・交換等のためにユニットベース33の取付面から取り外す場合は、上記した手順によって球払出装置23をユニットベース33の取付面から取り外した後、球通路ユニット22を下方へスライド移動して保持突起22cと係合受片31の係合を解除する。その際、球通路ユニット22の下方に球払出装置23が存在しないため、そのまま係合突起22a,22bが係合孔部30から抜ける位置まで球通路ユニット22を下方へスライド移動すれば、係合突起22a,22bと係合孔部30の係止状態が解除されて球通路ユニット22を取り外すことができる。
なお、機器本体2を開放した作業者(ホール店員)がロック部材28を誤操作してしまったり、機器本体2の開閉動作時にロック部材28が島設備やワイヤーハーネスに引っ掛かる等して、ロック部材28が意図せずに球通路ユニット22と球払出装置23との間から離脱してアンロック位置へ移動してしまった場合、球通路ユニット22と球払出装置23は前述した仮保持状態となる。かかる仮保持状態において、球払出装置23の自重は係合突起23aが係合孔部32に嵌まり込む方向に作用しているため、外部振動や衝撃によって球払出装置23が機器本体2の取付面から外れてしまうことはない。
これに対し、球通路ユニット22の自重は係合突起22a,22bが係合孔部30から抜ける方向に作用しているため、外部振動や衝撃を受けると保持突起22cが係合受片31から外れてしまい、球通路ユニット22が解除スペースS内を下方へ移動することがある。この場合、解除スペースSの下方に球払出装置23が存在しているため、図20に示すように、解除スペースS内を下方へ移動した球通路ユニット22は球払出装置23の被覆壁23bに突き当たって停止する。ここで、係合突起22a,22bと係合孔部30の係合量が解除スペースSの上下方向に沿う長さ寸法よりも大きく設定されているため、球通路ユニット22が被覆壁23bに当接して移動規制された時点で、まだ係合突起22a,22bと係合孔部30の係合状態は維持された状態となっている。したがって、ロック部材28が意図せずにアンロック位置へ移動してしまったとして、球通路ユニット22が不用意にユニットベース33の取付面から脱落してしまうことはない。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機では、機器本体2の裏面(ユニットベース33)に対して着脱可能となっている球払出装置23に、その内部を通過する遊技球と接触可能な導電性部材35が組み込まれており、この球払出装置23をユニットベース33の取付面に装着すると、導電性部材35がユニットベース33に取り付けられたアース接続部材34に自動的に接続されるため、球払出装置23の着脱時にアース導線を取り付けたり取り外す面倒な作業が必要となり、メンテナンス作業性を損なわずに簡単かつ確実にアース接続を行うことができる。
また、ロック部材28のロック/アンロック操作によって球払出装置23が着脱可能となっているため、わざわざネジ止めやスナップ止め等の面倒な作業を用いなくても、ロック部材28の手動操作だけで球払出装置23を簡単に着脱することが可能となり、球払出装置23を装着するのと同時にアース接続を行うことができる。しかも、貯留タンク20と球払出装置23の間に貯留された遊技球に対して、最も下流となる球払出装置23の内部で導電性部材35が接触しており、貯留タンク20と球払出装置23間で連なる貯留球にアース接続されていない箇所がなくなるため、島設備からの遊技球の供給が一時的に停止した後に再開した際にも、貯留球が大きな電荷となる前に除電することができ、周囲電子部品の放電による悪影響を確実に防止することができる。
さらに、球通路ユニット22がユニットベース33の取付面に設けられた上側係合部(係合孔部30)に対して下方から上方へのスライド移動によって係止可能であると共に、球払出装置23がユニットベース33の取付面に設けられた下側係合部(係合孔部32)に対して上方から下方へのスライド移動によって係止可能であり、上側係合部に係止された球通路ユニット22と下側係合部に係止された球払出装置23との間に解除スペースSが確保され、ロック部材28によって球通路ユニット22と球払出装置23の係止状態を解除する方向の動きが阻止されるため、球通路ユニット22と球払出装置23の両方を着脱可能にしてメンテナンス性を高めた上で、共通のロック部材28用いて球通路ユニット22と球払出装置23の脱落を防止することができる。
また、板金材料からなるアース接続部材34に「くの字」状の当接部34bが折曲形成されており、この当接部34bを球払出装置23の脱着時にユニットベース33の前方へ突出させておき、球払出装置23の装着時に当接部34bを押し込んで弾性変形させることにより、当接部34bの反力を受けて導電性部材35とアース接続部材34が接続されるようにしたので、導電性部材35とアース接続部材34を簡単かつ確実に接続させることができる。
なお、上記実施形態例では、球通路ユニット22と球払出装置23の両方がユニットベース33に対して着脱可能となっていると共に、導電性部材35が球払出装置23に組み込まれている場合について説明したが、導電性部材35が組み込まれていない球通路ユニット22についてはユニットベース33に固定的に設けられたものであっても良い。
また、上記実施形態例では、着脱可能な球払出装置23に導電性部材35を組み込み、この球払出装置23の装着時に導電性部材35をアース接続部材34に接続させるようにしているが、球通路ユニット22が着脱可能となっている場合は、導電性部材35を球通路ユニット22に組み込んで、この球通路ユニット22の装着時に導電性部材35をアース接続部材34に接続させるようにしても良い。
1 外枠
2 機器本体(遊技機本体)
3 ガラス扉
9 遊技盤
11 遊技領域
20 貯留タンク
21 樋状部材
22 球通路ユニット
22a,22b 係合突起
22c 保持突起
22d 連通突起
23 球通路ユニット
23a 係合突起
23b 被覆壁
25 誘導通路
28 ロックレバー
28a ガイドレール
28b ストッパ突部
29 ガイド溝
30 係合孔部(上側係合部)
31 係合受片
32 係合孔部(下側係合部)
33 ユニットベース(遊技機本体の背面)
34a 基部
34b 当接部
35 導電性部材
35a 連結部
36 取付ネジ
S 解除スペース

Claims (5)

  1. 遊技機本体の背面上部に設けられた貯留タンクと、この貯留タンクに貯留された遊技球を上方から下方へ流下させる球通路ユニットと、この球通路ユニットの下端に連設された球払出装置とを備え、前記球払出装置が入賞部への入賞に応じて所定数の遊技球を払い出すように構成されたパチンコ機において、
    前記球通路ユニットと前記球払出装置の少なくとも一方を前記遊技機本体の背面に対して着脱可能な操作部材となし、この操作部材に内部を通過する遊技球と接触可能な導電性部材を設けると共に、前記遊技機本体の背面に遊技球に帯電した静電気を取り除くことが可能なアース接続部材を設け、前記操作部材を前記遊技機本体の背面に装着することによって前記導電性部材と前記アース接続部材が接続されることを特徴とするパチンコ機。
  2. 請求項1の記載において、前記導電性部材が前記球払出装置に設けられていると共に、前記球払出装置を前記遊技機本体の背面に対して着脱可能とするロック部材を備えていることを特徴とするパチンコ機。
  3. 請求項2の記載において、前記球払出装置は前記遊技機本体の背面に設けられた係合部に対して上方から下方へのスライド移動によって係止可能であり、前記球通路ユニットと前記球払出装置との間に介設された前記ロック部材によって、前記球払出装置と前記係合部の係止状態を解除する方向の動きが阻止されることを特徴とするパチンコ機。
  4. 請求項3の記載において、前記球通路ユニットは前記遊技機本体の背面に設けられた上側係合部に対して下方から上方へのスライド移動によって係止可能であると共に、前記球払出装置は前記遊技機本体の背面に設けられた下側係合部に対して上方から下方へのスライド移動によって係止可能であり、前記上側係合部に係止された前記球通路ユニットと前記下側係合部に係止された前記球払出装置との間に解除スペースが確保されており、前記ロック部材によって前記球通路ユニットと前記球払出装置の係止状態を解除する方向の動きが阻止されることを特徴とするパチンコ機。
  5. 請求項1の記載において、板金材料からなる前記アース接続部材に当接部が折曲形成されており、前記操作部材の脱着時に前記当接部を前記遊技機本体の背面から突出させると共に、前記操作部材の装着時に前記導電性部材が前記当接部を押圧して弾性変形させることにより、前記導電性部材と前記アース接続部材が前記当接部の反力を受けて接続されることを特徴とするパチンコ機。
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