JP2018032779A - 基板セット及び基板セットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン基板に対して複数のサブ基板をより密集させて実装することが可能な基板セット等を提供する。【解決手段】本発明に係る基板セットは、側面より突出する第1の凸部、及び該第1の凸部の端面より突出する第2の凸部を有するメイン基板と、上記第1の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を上記第1の凸部が貫通した状態で、上記メイン基板の側面上に取り付けられた第1のサブ基板と、上記第1の凸部の端面よりも小さく、かつ上記第2の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を上記第2の凸部が貫通した状態で、上記第1の凸部の端面上に取り付けられた第2のサブ基板と、を備える。【選択図】図1a

Description

本発明は、基板セット及び基板セットの製造方法に関する。
配線基板は、絶縁性合成樹脂等で構成された絶縁基板の一面に、薄い金属箔からなる導電路で回路パターンを形成し、これらの導電路に設けたランド部に絶縁基板および導電路を貫通する貫通孔を形成するものである。電子部品やトランス等の部品は、そのピン端子を貫通孔に挿入して装着し、ピン端子と導電路を半田付けして電気回路を形成する。この電子部品等が実装された配線基板は、電気機器の筐体内に装着される。
所望の機能を実現するために、小型のサブ基板をメイン基板に電気的に接続して取り付ける場合がある。例えば、サブ基板をメイン基板に対して垂直に保持し、サブ基板の基板端子とメイン基板の基板端子とを半田付けにより接続することで、基板同士を電気接続するものが知られている(特許文献1)。
上記のようにサブ基板をメイン基板に実装する場合、メイン基板には、サブ基板挿入用開口部が形成されるとともに、半田面側におけるサブ基板挿入用開口部の両側に複数のパッドが形成され、一方、サブ基板には、その下端の両面に複数のパッドが形成される。そして、サブ基板の下端をメイン基板のサブ基板挿入用開口部に挿入し、メイン基板のパッドとサブ基板のパッドとを半田付けにより接続することで、サブ基板をメイン基板に実装する。
特開2004−153178号公報
上記のようにサブ基板をメイン基板に実装する場合はサブ基板の両面で半田付けを行うことになる。したがって、複数のサブ基板を隣接してメイン基板に実装する場合は、隣接する半田付け部分同士の短絡を防ぐようにサブ基板を取り付けるためのスペースを確保する必要がある。一方、近年の電子機器は小型化が求められ、筐体内に部品が高密度で配置されることが多くなっているため、メイン基板にサブ基板を密集させて実装する場合が多くある。このような状況において、上記のような従来の実装方法ではメイン基板にサブ基板を密集させることができないという課題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、メイン基板に対して複数のサブ基板をより密集させて実装することが可能な基板セット等を提供することを目的とする。
上記の課題は以下の特徴を有する本発明によって解決される。すなわち、本発明の一態様としての基板セットは、側面より突出する第1の凸部、及び該第1の凸部の端面より突出する第2の凸部を有するメイン基板と、上記第1の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を上記第1の凸部が貫通した状態で、上記メイン基板の側面上に取り付けられた第1のサブ基板と、上記第1の凸部の端面よりも小さく、かつ上記第2の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を上記第2の凸部が貫通した状態で、上記第1の凸部の端面上に取り付けられた第2のサブ基板と、を備えた基板セットである。
このように構成された本発明によれば、メイン基板の側面上に第1の凸部を貫通した状態で第1のサブ基板が取り付けられ、第1の凸部の端面上に第2の凸部を貫通した状態で第2のサブ基板が取り付けられることから、隣接するサブ基板のメイン基板に対する取り付け箇所、例えば半田付けされる箇所、が分離されるため、短絡を回避できる構造とすることができる。これにより、複数のサブ基板をより密集させてメイン基板に実装できるため、基板セットを全体としてより小さくすることができる。
本発明の一態様として、上記第1のサブ基板は、上記第1の凸部と半田付けにより接続され、上記第2のサブ基板は、上記第2の凸部と半田付けにより接続される。
このように構成された本発明によれば、第1のサブ基板及び第2のサブ基板のそれぞれをメイン基板に電気的に接続しつつ固定することができる。
本発明の一態様として、上記メイン基板は、その側面に切欠部を有し、上記第1の凸部は上記切欠部内に形成される。
このように構成された本発明によれば、メイン基板上に形成された切欠部内にサブ基板が取り付けられるため、基板セットの占めるスペースをよりコンパクトにすることができる。
本発明の一態様としての基板セットの製造方法は、メイン基板に対して第1のサブ基板及び第2のサブ基板を取り付けて基板セットを製造する方法であって、上記メイン基板に、その側面より突出する第1の凸部、及び該第1の凸部の端面より突出する第2の凸部を形成するステップと、上記第1のサブ基板に、上記第1の凸部よりも大きい第1の開口部を形成するステップと、上記第2のサブ基板に、上記第1の凸部の端面よりも小さく、かつ上記第2の凸部の端面よりも大きい第2の開口部を形成するステップと、上記第1の開口部を上記第1の凸部に貫通させて、上記第1のサブ基板を上記メイン基板の側面上に取り付けるステップと、上記第2の開口部を上記第2の凸部に貫通させて、上記第2のサブ基板を上記第1の凸部の端面上に取り付けるステップと、を有する製造方法である。
このように構成された本発明によれば、複数のサブ基板をより密集させてメイン基板に実装した上記の基板セットを製造することができる。
本発明によれば、メイン基板に対して複数のサブ基板をより密集させて実装することができる。
本発明の第1の実施形態の基板セットの平面図である。 本発明の第1の実施形態の基板セットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態のメイン基板の平面図である。 本発明の第1の実施形態のメイン基板の斜視図である。 本発明の第1の実施形態の第1のサブ基板の平面図である。 本発明の第1の実施形態の第2のサブ基板の平面図である。 本発明の第2の実施形態の基板セットの平面図である。 本発明の第2の実施形態の基板セットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例のメイン基板の平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例のメイン基板の平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例のメイン基板の平面図である。 本発明の第3の実施形態の基板セットの平面図である。 本発明の第3の実施形態の基板セットの斜視図である。 本発明の第3の実施形態の固定用サブ基板の表面から見た平面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお各図において同一の符号は、特に言及が無い限り同一又は相当部分を示すものとし、また便宜上、部材又は部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
図1は、第1の実施形態に係る基板セットを示す外形図であり、図1aはメイン基板11の表面から見た基板セット10の平面図であり、図1bは基板セット10の斜視図である。基板セット10は、メイン基板11と、第1のサブ基板12と、第2のサブ基板13とを備える。各基板は、好ましくは一般的なプリント基板であって、配線された基板上には電子部品を実装することができる(図示せず)。
図2は、第1の実施形態に係るメイン基板を示す外形図であり、図2aはメイン基板11の表面から見た平面図であり、図2bはメイン基板11の斜視図を示す。メイン基板11は、本体部11aと、本体部11aの外縁の側面より突出した第1の凸部11bと、第1の凸部11bの端面(先端面)より突出した第2の凸部11cとを有する。
第1の凸部11b及び第2の凸部11cのそれぞれの幅及び厚さは、高さ方向、すなわち各凸部の突出方向、に応じて実質的に変わらないことが好ましい。第2の凸部11cの根元部分にある第1の凸部11bの端面及び第2の凸部11cの端面(先端面)は、第1の凸部11bの根元部分にある本体部11aの側面と実質的に平行であることが好ましい。また図1aに示す構成から理解されるように、第1の凸部11bの高さは第1のサブ基板12の厚さよりも大きく、第2の凸部11cの高さは第2のサブ基板13の厚さよりも大きい。
図3は、第1の実施形態に係る各サブ基板を示す外形図であり、図3aは第1のサブ基板12の表面から見た平面図であり、図3bは第2のサブ基板13の表面から見た平面図である。第1のサブ基板12は第1の開口部12aを有し、第2のサブ基板13は第2の開口部13aを有する。
第1の開口部12aは、第1の凸部11b及び第2の凸部11cを貫通することができる大きさの形状を有し、かつ第1の凸部11bが突出する本体部11aの側面よりも小さい形状を有する。例えば、第1の開口部12aは、第1の凸部11bの端面及び第2の凸部11cの端面よりも大きな寸法(縦横の長さ)を有し、第1の凸部11bが突出する本体部11aの側面の幅よりも小さい幅を有する開口部である。第2の開口部13aは、第2の凸部11cを貫通することができる大きさの形状を有し、かつ第1の凸部11bの端面よりも小さい形状を有する。例えば、第2の開口部13aは、第2の凸部11cの端面よりも大きな寸法を有し、第1の凸部11bの幅よりも小さい幅を有する開口部である。なお各サブ基板12、13の大きさは、上記の開口部を形成できる大きさであれば、メイン基板11より小さくてもよいし、大きくてもよい。
図1に示すように、第1の実施形態に係る基板セット10においては、第1の凸部11b及び第2の凸部11cが第1の開口部12aを貫通した状態で、第1のサブ基板12は本体部11aの側面上に取り付けられ、かつ第2の凸部11cが第2の開口部13aを貫通した状態で、第2のサブ基板13は第1の凸部11bの端面上に取り付けられる。
次に、基板の接続について説明する。本体部11a及び第1の凸部11bの表面上には、図1aに示すとおり、第1のサブ基板12を接続するための複数のパッドPが形成され、本体部11a及び第1の凸部11bの裏面上にも同様に複数のパッドPが形成される。第1のサブ基板12の表面上には、図3aに示すとおり、第1の凸部11bの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成され、第1のサブ基板12の裏面上にも同様に、本体部11aの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、本体部11a及び第1の凸部11bの表面及び裏面上のパッドPと第1のサブ基板12の表面及び裏面上のパッドPとを半田付けにより接続することで、第1のサブ基板12をメイン基板11に電気的に接続しつつ固定することができる。他の例では、本体部11aに第1のサブ基板12を接続するためのパッドは形成されず、第1のサブ基板12の裏面上にもパッドは形成されない。このような構成とすることにより、本体部11aのスペースをより有効に活用することができる。なお、ここでサブ基板の表面とは、メイン基板との接触面と反対側の面を示すものとする。
同様にして第2の凸部11cの表面上には、図1aや図1bに示すとおり、第2のサブ基板13を接続するための複数のパッドPが形成され、第2の凸部11cの裏面上にも同様に複数のパッドPが形成される。第2のサブ基板13の表面上には、図1bや図3bに示すとおり、第2の凸部11cの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、第2の凸部11cの表面及び裏面上のパッドPと第2のサブ基板13の表面上のパッドPとを半田付けにより接続することで、第2のサブ基板13をメイン基板11に電気的に接続しつつ固定することができる。
このような構成とすることにより、本実施形態では、隣接するサブ基板12、13がメイン基板11において半田付けされる箇所が分離されるため、短絡を回避できる構造とすることができる。そのため、従来のように隣接する半田付け部分同士の短絡防止のためにスペースを設ける必要がなくなる。これにより、メイン基板11にサブ基板12、13をより密集させて実装することができるため、基板セット10を全体としてより小さくすることができる。なお実装するにあたっては、サブ基板12、13上の電子部品や配線の関係を考慮して、第1の凸部11bなどの高さを調整することができることを理解されたい。また半田付けされる箇所を考慮すると、第1のサブ基板12は、第2のサブ基板13と同じ大きさ又は第2のサブ基板13よりも大きい基板であることが好ましい。
また本実施形態では、第1のサブ基板12及び第2のサブ基板13のそれぞれをメイン基板11に電気的に接続しつつ固定することができる。
本実施形態において、好ましくは、第1の凸部11bが第1の開口部12aに挿入された状態で、第1のサブ基板12が第1の凸部11bの突出方向のみに移動するように(突出方向以外に実質的に移動しないように)第1の凸部11b及び第1の開口部12aは形成される。同様に、好ましくは、第2の凸部11cが第2の開口部13aに挿入された状態で、第2のサブ基板13が第2の凸部11cの突出方向のみに移動するように(突出方向以外に実質的に移動しないように)第2の凸部11c及び第2の開口部13aは形成される。これにより、各サブ基板12、13がずれる方向を限定することができるため、より安定した状態で実装することができる。なお、追加的に係止穴や係止爪等の機械的な機構をメイン基板と各サブ基板とに形成することによりさらに安定した状態で実装することもできる。
図4は、第2の実施形態に係る基板セットを示す外形図であり、図4aはメイン基板11の表面から見た基板セット10の平面図であり、図4bは基板セット10の斜視図である。基板セット10は、メイン基板11と、第1のサブ基板12と、第2のサブ基板13と、第3のサブ基板14とを備える。
メイン基板11は、本体部11aと、本体部11aの外縁の側面より突出した第1の凸部11bと、第1の凸部11bの端面より突出した第2の凸部11cと、第2の凸部11cの端面より突出した第3の凸部11dとを有する。
第2の実施形態に係る基板セット10が第3のサブ基板14を備える点、及び第2の実施形態に係るメイン基板11が第3の凸部11dを有する点以外において、第2の実施形態に係る基板セット10は第1の実施形態に係る基板セット10と同じであるため、主に相違点を説明する。
第3の凸部11dの幅及び厚さは、高さ方向、すなわち第3の凸部11dの突出方向、に応じて実質的に変わらないことが好ましい。第3の凸部11dの端面は、第1の凸部11bの根元部分にある本体部11aの側面と実質的に平行であることが好ましい。また図4aに示す構成から理解されるように、第3の凸部11dの高さは第3のサブ基板14の厚さよりも大きい。
第3のサブ基板14は第3の開口部を有する(図示せず)。第3の開口部は、第3の凸部11dを貫通することができる大きさの形状を有し、かつ第2の凸部11cの端面よりも小さい形状を有する。例えば、第3の開口部は、第3の凸部11dの端面よりも大きな寸法を有し、第2の凸部11cの幅よりも小さい幅を有する開口部である。なお第3のサブ基板14の大きさは、第3の開口部を形成できる大きさであれば、メイン基板11より小さくてもよいし、大きくてもよい。
図4に示すように、第2の実施形態に係る基板セット10においては、第3の凸部11dが第3の開口部を貫通した状態で、第3のサブ基板14は第2の凸部11cの端面上に取り付けられる。第3の凸部11dの表面上には、図4aや図4bに示すとおり、第3の基板14を接続するための複数のパッドPが形成され、裏面上にも同様に複数のパッドPが形成される。第3のサブ基板14の表面上には、図4bに示すとおり、第3の凸部11dの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、第3の凸部11dの表面及び裏面上のパッドPと第3のサブ基板14の表面上のパッドとを半田付けにより接続することで、第3のサブ基板14をメイン基板11に電気的に接続しつつ固定することができる。
本発明の実施形態によれば、さらに多くのサブ基板をメイン基板に実装する場合、実装するサブ基板の数に応じて、メイン基板に階段状に凸部を形成するように構成することができること、又はメイン基板に複数の第1の凸部を形成するように構成することができることを理解されたい。
図5は、第1の実施形態に係るメイン基板の変形例を示し、いずれもメイン基板11の表面から見た平面図である。図5aは、メイン基板11の外縁の側面に切欠部11eを有し、切欠部11eの側面上に第1の凸部11bを有するメイン基板11を示す。図5bは、メイン基板11の外縁の側面に凹部(切欠部)11eを有し、凹部11eの側面上に第1の凸部11bを有するメイン基板11を示す。図5cは、メイン基板11の内側(内側面)に開口部(切欠部)11eを有し、開口部11eの内側面上に第1の凸部11bを有するメイン基板を示す。このような構成とすることにより、本実施形態では、基板セット10の占めるスペースをよりコンパクトにすることができる。なお本実施形態においても、第1の実施形態や第2の実施形態と同様にしてパッドが形成される(図示せず)。
図6は、第3の実施形態に係る基板セットを示す外形図であり、図6aはメイン基板11の表面から見た基板セット10の平面図であり、図6bは基板セット10の斜視図である。基板セット10は、メイン基板11と、第1のサブ基板12と、第2のサブ基板13と、固定用サブ基板15とを備える。
メイン基板11は、本体部11aと、本体部11aの外縁の側面より突出した第1の凸部11bと、第1の凸部11bの端面より突出した第2の凸部11cとを有する。さらにメイン基板11は、第1の凸部11bを有する本体部11aの側面に隣接する他の側面より突出した他の凸部11fを有する。
第3の実施形態に係る基板セット10が固定用サブ基板15を備える点、及び第3の実施形態に係るメイン基板11が他の凸部11fを有する点以外において、第3の実施形態に係るメイン基板10は第1の実施形態に係るメイン基板10と同じであるため、主に相違点を説明する。
他の凸部11fの幅及び厚さは、高さ方向、すなわち他の凸部11fの突出方向、に応じて実質的に変わらないことが好ましい。また図6aに示す構成から理解されるように、他の凸部11fの高さは固定用サブ基板15の厚さよりも大きい。
図7は、第3の実施形態に係る固定用サブ基板15の表面から見た平面図である。固定用サブ基板15は、メイン基板挿入用開口部15aと、第1のサブ基板挿入用開口部15bと、第2のサブ基板挿入用開口部15cとを有する。
第1のサブ基板挿入用開口部15bは、第1のサブ基板12を貫通することができる大きさの形状である。好ましくは、第1のサブ基板12が第1のサブ基板挿入用開口部15bに挿入された状態で、固定用サブ基板15が第1のサブ基板12の幅方向のみに移動するように(幅方向以外に実質的に移動しないように)第1のサブ基板12及び第1のサブ基板挿入用開口部15bは形成される。
同様にして、第2のサブ基板挿入用開口部15cは、第2のサブ基板13を貫通することができる大きさの形状である。好ましくは、第2のサブ基板13が第2のサブ基板挿入用開口部15cに挿入された状態で、固定用サブ基板15が第2のサブ基板13の幅方向のみに移動するように(幅方向以外に実質的に移動しないように)第2のサブ基板13及び第2のサブ基板挿入用開口部15cは形成される。
またメイン基板挿入用開口部15aは、他の凸部11fを貫通することができる大きさの形状である。好ましくは、他の凸部11fがメイン基板挿入用開口部15aに挿入された状態で、固定用サブ基板15が他の凸部11fの突出方向のみに移動するように(突出方向以外に実質的に移動しないように)他の凸部11f及びメイン基板挿入用開口部15aは形成される。
図6に示すように、第3の実施形態に係る基板セット10においては、第1のサブ基板12が第1のサブ基板挿入用開口部15bを貫通した状態で、第2のサブ基板13が第2のサブ基板挿入用開口部15cを貫通した状態で、及び他の凸部11fがメイン基板挿入用開口部15aを貫通した状態で、固定用サブ基板15が本体部11aの側面(他の側面)上に、各サブ基板と実質的に直交して取り付けられる。このような構成とすることにより、本実施形態では、メイン基板11に対して各サブ基板12、13をより固定して実装することが可能となる。
次に、固定用サブ基板15と各基板11、12、13の接続について説明する。第1のサブ基板12の表面及び裏面上には固定用サブ基板15を接続するための複数のパッドPが形成され、固定用サブ基板15の表面及び裏面上には、図7に示すとおり、第1のサブ基板12の表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、第1のサブ基板12の表面及び裏面上のパッドPと固定用サブ基板15の表面及び裏面上のパッドPとを半田付けにより接続することで、第1のサブ基板12を固定用サブ基板15に電気的に接続しつつ固定することができる。
同様にして第2のサブ基板13の表面上には、図6bに示すとおり、固定用サブ基板15を接続するための複数のパッドPが形成され、固定用サブ基板15の表面及び裏面上には、図6bや図7に示すとおり、第2のサブ基板13の表面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、第2のサブ基板13の表面上のパッドPと固定用サブ基板15の表面及び裏面上のパッドPとを半田付けにより接続することで、第2のサブ基板13を固定用サブ基板15に電気的に接続しつつ固定することができる。
また本体部11a及び他の凸部11fの表面上には、図6aに示すとおり、複数のパッドPが形成され、裏面上にも同様に複数のパッドPが形成される。固定用サブ基板15の表面上には、図7に示すとおり、他の凸部11fの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成され、固定用サブ基板15の裏面上にも同様に、本体部11aの表面及び裏面上のパッドPに対応する複数のパッドPが形成される。したがって、本体部11a及び他の凸部11fの表面及び裏面上のパッドPと固定用サブ基板15の表面及び裏面上のパッドPとを半田付けにより接続することでメイン基板11を固定用サブ基板15に電気的に接続しつつ固定することができる。
このような構成とすることにより、本実施形態では、メイン基板11とサブ基板12、13を電気的に接続するだけではなく、サブ基板12、13同士を電気的に接続することが可能となる。
次に第1の実施形態に係る基板セットを製造する方法について説明する。まずメイン基板に第1の凸部11b及び第2の凸部11cを形成するとともに、第1のサブ基板12に第1の開口部12aを形成し、第2のサブ基板13に第2の開口部13aを形成する。
続いて第1の開口部12aを第1の凸部11bに貫通させて、第1のサブ基板12を本体部11a及び第1の凸部11bに半田付けにより接続して取り付け、かつ第2の開口部13aを第2の凸部11cに貫通させて、第2のサブ基板13を第2の凸部11cに半田付けにより接続して取り付けることにより、基板セットを製造することができる。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。例えば、上記に示すパッドの位置や半田付けの方法は一例であって、これらに限定されない。各実施例は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせて本発明の任意の実施形態に適用することができる。すなわち本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
10 基板セット
11 メイン基板
11a 本体部
11b 第1の凸部
11c 第2の凸部
11d 第3の凸部
11e 切欠部
11f 他の凸部
12 第1のサブ基板
12a 第1の開口部
13 第2のサブ基板
13a 第2の開口部
14 第3のサブ基板
15 固定用サブ基板
15a メイン基板挿入用開口部
15b 第1のサブ基板挿入用開口部
15c 第2のサブ基板挿入用開口部

Claims (4)

  1. 側面より突出する第1の凸部、及び該第1の凸部の端面より突出する第2の凸部を有するメイン基板と、
    前記第1の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を前記第1の凸部が貫通した状態で、前記メイン基板の側面上に取り付けられた第1のサブ基板と、
    前記第1の凸部の端面よりも小さく、かつ前記第2の凸部の端面よりも大きい開口部が形成され、該開口部を前記第2の凸部が貫通した状態で、前記第1の凸部の端面上に取り付けられた第2のサブ基板と、を備えた基板セット。
  2. 前記第1のサブ基板は、前記第1の凸部と半田付けにより接続され、前記第2のサブ基板は、前記第2の凸部と半田付けにより接続される、請求項1に記載の基板セット。
  3. 前記メイン基板は、その側面に切欠部を有し、前記第1の凸部は前記切欠部内に形成される、請求項1又は2に記載の基板セット。
  4. メイン基板に対して第1のサブ基板及び第2のサブ基板を取り付けて基板セットを製造する方法であって、
    前記メイン基板に、その側面より突出する第1の凸部、及び該第1の凸部の端面より突出する第2の凸部を形成するステップと、
    前記第1のサブ基板に、前記第1の凸部よりも大きい第1の開口部を形成するステップと、
    前記第2のサブ基板に、前記第1の凸部の端面よりも小さく、かつ前記第2の凸部の端面よりも大きい第2の開口部を形成するステップと、
    前記第1の開口部を前記第1の凸部に貫通させて、前記第1のサブ基板を前記メイン基板の側面上に取り付けるステップと、
    前記第2の開口部を前記第2の凸部に貫通させて、前記第2のサブ基板を前記第1の凸部の端面上に取り付けるステップと、
    を有する製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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