JP2018027001A - ステータ及びブラシレスモータ - Google Patents

ステータ及びブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2018027001A
JP2018027001A JP2017035289A JP2017035289A JP2018027001A JP 2018027001 A JP2018027001 A JP 2018027001A JP 2017035289 A JP2017035289 A JP 2017035289A JP 2017035289 A JP2017035289 A JP 2017035289A JP 2018027001 A JP2018027001 A JP 2018027001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjacent
circumferential direction
stator
insulator
cores
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017035289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6831615B2 (ja
Inventor
風間 修
Osamu Kazama
修 風間
勝久 向井
Katsuhisa Mukai
勝久 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to KR1020170054477A priority Critical patent/KR102339538B1/ko
Priority to US15/657,513 priority patent/US11063482B2/en
Priority to PCT/KR2017/007995 priority patent/WO2018021796A1/en
Priority to EP17834738.1A priority patent/EP3476021B1/en
Publication of JP2018027001A publication Critical patent/JP2018027001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6831615B2 publication Critical patent/JP6831615B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • H02K1/146Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
    • H02K1/148Sectional cores
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • H02K1/185Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to outer stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/095Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors around salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/18Windings for salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • H02K3/345Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】導線の占有面積を大きくしつつ、既存の巻き線機を用いて巻き線することができる実用的なステータ及びそのステータを備えるモータを提供する。
【解決手段】導線が巻回されるティース12を有し、環状に配置される複数の分割コア20と、互いに隣り合う分割コア20の上側又は下側の少なくとも一方に設けられて、これらの分割コア20を周方向に沿った離間距離を拡縮可能に連結する連結機構30とを備え、複数の分割コア20が環状に配置された状態で、離間距離を拡縮することによりステータ100が拡径又は縮径するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステータ及びそのステータを備えるブラシレスモータに関するものである。
従来、ブラシレスモータのステータとしては、導線が巻回される複数のティースを一体的に備えた環状のコアを具備するものがある。導線を各ティースに巻回する際は、例えば導線を通したノズルを上下動させる巻き線機が用いられ、1つのティースへの巻き線が終わるとノズルを周方向に移動させて次のティースへ巻き線するようにしている。
このような巻き線機を用いて巻き線する場合、互いに隣り合うティース間でノズルを上下動させる必要があり、ノズルが通過するスペースを確保しなければならないことから、導線の占有面積を大きくすることができない。
そこで、導線の占有面積を大きくするためのステータとしては、上述したコアを周方向に分割した分割コアを備えたものが知られている。
例えば特許文献1には、複数の分割コアを直線状に連結した状態で、各分割コアのティースに導線を巻回して、全てのティースへの巻き線を終えたあと、両端の分割コアを連結することで、環状のコアを形成することのできるステータが開示されている。
かかる構成により、複数の分割コアを直線状に配置した状態で巻き線するようにしているので、巻き線時にティース間距離を広げることができ、ノズルの通過するスペースを確保しつつ導線をより多く巻回することができ、導線の占有面積を大きくすることが可能となる。
しかしながら、この構成では、複数の分割コアを直線状に連結した状態で巻き線をしなければならないので、上述した既存の巻き線機、すなわち1つのティースへの巻き線が終わるとノズルを周方向に移動させて次のティースへ巻き線する巻き線機を用いることはできず、新たな巻き線機を導入しなければならない。また、巻き線を終えたあとに両端の分割コアを連結する際には、一端のコアに設けられた長穴部に他端のコアに設けられたピン部を挿入すべく、連結されたコアを捻じる必要があり、専用の冶具が必要となる上に作業性が悪い。両端の分割コアを無理なく連結するためには、これらの連結部分のみ他の連結部分とは別の構成にすることが考えられるが、そうすると製造性が低下するという問題が生じる。
これに対して、複数の分割コアを環状に配置した状態で巻き線できるものとしては、特許文献2に示すステータがある。このステータは、第1の鋼板と第2の鋼板とを交互に多数枚積層させて分割コアを構成したものであり、第1の鋼板には周方向の一端側に突起が設けられており、第2の鋼板には周方向の他端側に前記突起が貫通する長孔が形成されている。
かかる構成により、周方向に隣り合う一方の分割コアに設けられた突起を、他方の分割コアに設けられた長孔内でスライドさせることで、これらの分割コアの離間距離が拡縮するので、離間距離を広げた状態で巻き線することができ、ノズルの通過するスペースを確保しつつ導線をより多く巻回することができ、導線の占有面積を大きくすることが可能となる。
しかしながら、この構成では、多数枚の鋼板それぞれに突起や長孔を交互に設ける必要があり、コアの金型が複雑でコストが高くなる。さらに、鋼板に長孔を設けているので、磁気抵抗が増加して効率が低下するという問題がある。
特開2001−103690号公報 特開2002−281697号公報
そこで、本願発明は、上記問題点を一挙に解決すべくなされたものであって、導線の占有面積を大きくしつつ、既存の巻き線機を用いて巻き線することができる実用的なステータ及びそのステータを備えるモータを提供することをその主たる課題とするものである。
すなわち、本願発明に係るステータは、導線が巻回されるティースを有し、環状に配置される複数の分割コアと、互いに隣り合う前記分割コアの上側又は下側の少なくとも一方に設けられて、これらの分割コアを周方向に沿った離間距離を拡縮可能に連結する連結機構とを備え、前記複数の分割コアが環状に配置された状態で、前記離間距離を拡縮することにより拡径又は縮径することを特徴とするものである。
このように構成されたステータであれば、複数の分割コアが環状に配置された状態で互いに隣り合う分割コアの離間距離を拡縮することができるので、離間距離を広げた状態で巻き線することにより、ノズルの通過スペースを確保しつつより多く巻き線することができ、新たな巻き線機などを用いることなく、既存の巻き線機を用いて導線の占有面積を大きくすることが可能となる。
そのうえ、連結機構を分割コアの上側又は下側の少なくとも一方に設けているので、分割コアを構成する鋼板は、複雑な形状にする必要なく従来のものを用いることができ、無理なく組み立てることのできる実用的なステータを提供することが可能となる。
さらに、上述したように、分割コアの鋼板としては従来のものを用いることができるので、例えば鋼板に長孔を形成する場合のように、磁気抵抗を増加させることなく分割コアを製造することができる。
互いに隣り合う分割コアの離間距離が拡がった状態において分割コアが回動してしまうと、例えばステータを組み立てる工程で分割コアを移動させる場合に、分割コアの姿勢が安定せず、専用の冶具に乗せて移動させるなどの必要があり、作業性が悪い。
そこで、前記連結機構が、互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が拡がった状態において、これらの分割コアの拡がり角度が変わることを規制する拡がり角規制機構を有することが好ましい。
このような構成であれば、複数の分割コアが環状に配置された状態において、その姿勢を保ちながら移動させることができるので、作業性を向上させることができる。
前記拡がり角規制機構の具体的実施態様としては、前記離間距離を拡縮する方向と平行であり、互いに対向する一対の規制面を有し、これら一対の規制面が互いに面接触することにより前記拡がり角度を規制する構成が挙げられる。
前記分割コアと前記導線との間に介在してこれらを絶縁するインシュレータをさらに備え、前記インシュレータが、前記各分割コアの上側及び下側に設けられており、前記連結機構が、周方向に隣り合う前記インシュレータに設けられていることが好ましい。
これならば、連結機構を既存のインシュレータに設けているので、部品点数を増やすことなくステータに連結機構を備えさせることができる。
前記連結機構の具体的な実施態様としては、周方向に隣り合う前記インシュレータの一方に設けられたスライド溝と、他方に設けられて前記スライド溝をスライドするスライド部とを有しており、前記スライド部が前記スライド溝をスライド移動することで、前記離間距離が拡縮するように構成されたものが挙げられる。
ところで、分割コアが多数の電磁鋼板を積層してなるところ、製造タイミングなどにより分割コアの高さ寸法にばらつきが発生する。その場合、インシュレータに設けられたスライド部が隣の分割コアに干渉して組み立てられない恐れがある。
そこで、前記スライド溝が、前記インシュレータの底面に形成されて周方向に延在する凹溝であり、前記スライド部が、前記インシュレータの周方向端面から周方向外側に延在して前記スライド溝に挿入されるものであり、前記スライド部の上下にクリアランスが形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、分割コアに高さ寸法のばらつきが生じたとしても、そのばらつきをスライド部の上下に形成されたクリアランスによって吸収することができ、スライド部と分割コアとの干渉を防ぐことができる。
ステータが拡径した状態や縮径した状態を保つためには、前記連結機構が、前記スライド溝の一端側から他端側又は他端側から一端側に前記スライド部が移動することを防ぎ、前記スライド部が前記スライド溝の一端側又は他端側に位置する状態を保つストッパ機構を有していることが好ましい。
前記ストッパ機構の具体的実施態様としては、前記スライド溝に形成され、当該スライド溝の幅寸法が途中で狭くなる括れ部から構成されている態様が挙げられる。
ところで、例えば三相交流モータを作成すべく、ティースにU相、V相、W相の巻き線を施す場合、導線の一部が各ティース間に掛け渡されることがある。このような渡線部分があると、分割コアの離間距離を縮めた場合に、この渡線部分に弛みが生じて、各相の導線間の絶縁距離を確保できなくなる恐れがある。
そこで、本発明に係るステータは、環状に配置される複数の分割コアと、これらの分割コアに巻回される導線とを備え、前記導線が少なくとも2つの分割コアに切断されることなく連続して巻回されているステータにおいて、互いに隣り合う前記分割コアの上側又は下側の少なくとも一方に設けられ、前記導線の一部であり2つの前記ティース間に掛け渡される渡線部分に生じる弛みを低減する弛み低減機構をさらに備え、前記弛み低減機構は、互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が縮まった場合にその機能を発揮するものであることを特徴とするものである。
このような構成であれば、弛み低減機構によって離間距離を縮めた場合に渡線部分に生じる弛みを低減することができるので、各相の導線間の絶縁距離を確実に確保することができる。
前記弛み低減機構の具体的な実施態様としては、前記渡線部分が引っ掛かけられるとともに前記離間距離の拡縮に連動して互いに接近又は離間する一対の引っ掛かり部を有し、一方の前記引っ掛かり部が、他方の前記引っ掛かり部よりも上下方向又は径方向にオフセットしており、前記渡線部分が、前記一方の引っ掛かり部の上方から、前記一対の引っ掛かり部のオフセットされた間を通って前記他方の引っ掛かり部の下方に掛け渡される構成が挙げられる。
前記分割コアと前記導線との間に介在してこれらを絶縁するインシュレータをさらに備え、前記インシュレータが、前記各分割コアの上側及び下側に設けられており、前記弛み低減機構が、周方向に隣り合う前記インシュレータに設けられていることが好ましい。
これならば、弛み低減機構を既存のインシュレータに設けているので、部品点数を増やすことなくステータに弛み低減機構を備えさせることができる。
前記一対の引っ掛かり部が、前記インシュレータの外周面に設けられるとともに、その一部が前記外周面から周方向外側に突出しており、互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が最も短くなった状態において、前記引っ掛かり部の周方向外側に突出している部分が、隣に位置する前記インシュレータの外周面に対向して、互いに隣り合うインシュレータが径方向に位置ずれすることを防ぐことが好ましい。
このような構成であれば、上述した弛み低減機構にインシュレータの径方向の位置ずれを防止する機能を兼ね備えさせることができる。
ところで、分割コアを環状に配置して周方向に隣り合う分割コアの離間距離を縮める際、分割コアが軸方向に位置ずれしてしまうと、作業性が悪くなるし、位置ずれにより加わる応力を考慮してインシュレータの強度を高めておく必要が生じる。
そこで、本発明に係るステータは、周方向に隣り合う前記分割コアの間に介在して、これらの分割コアが軸方向に位置ずれすることを防ぐ軸方向ずれ防止機構をさらに備えており、前記軸方向ずれ防止機構が、周方向に隣り合う一方の分割コアに設けられて軸方向一方側を向く上向き面と、他方の分割コアに設けられて軸方向他方側を向く下向き面とを有し、周方向に隣り合う前記分割コアが離間している状態で、前記上向き面と前記下向き面とが接触するように構成されたものが好ましい。
このような構成であれば、周方向に隣り合う分割コアが離間している状態で一方の分割コアの上向き面と他方の分割コアの下向き面とが接触するように構成されているので、上向き面によって下向き面を下方から支持することができる。これにより、環状に配置された分割コアが軸方向に位置ずれることを防止することでき、ステータの組み立てを容易にすることができる。そのうえ、分割コアの軸方向の位置ずれを防止しているので、分割コアの上方や下方に設けられるインシュレータへ加わる応力を小さくすることができ、インシュレータに必要とされる強度を低くすることができ、材料の削減や製造コストの低減を図れる。
具体的な実施態様としては、周方向に隣り合う前記分割コアの互いに向かい合う側面において、一方の前記分割コアの側面に第1凸部が設けられるとともに、他方の前記分割コアの側面に第2凸部が設けられており、前記第1凸部の上面が前記上向き面として形成され、前記第2凸部の下面が前記下向き面として形成されている構成が挙げられる。
前記他方の分割コアの側面における前記第2凸部とは異なる位置に第3凸部が設けられており、前記第3凸部の上面が前記上向き面として形成されており、前記第1凸部の下面が前記下向き面として形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、第1凸部を第2凸部及び第3凸部によって挟むことができるので、分割コアの軸方向一方側への位置ずれ及び軸方向他方側への位置ずれの両方を防ぐことができる。
周方向に隣り合う分割コアの間に隙間が生じると磁束が損失してしまうことから、これを抑えるためには、前記一方の分割コアの側面に前記第2凸部が嵌る第2凹部及び前記第3凸部が嵌る第3凹部が設けられており、前記他方の分割コアの側面に前記第1凸部が嵌る第1凹部が設けられており、前記各凸部が対応する前記各凹部に嵌ることにより、周方向に隣り合う前記分割コアの互いに向かい合う側面同士が接触することが好ましい。
具体的な構成としては、前記第1凸部の軸方向長さと、前記第2凸部の軸方向長さ及び前記第3凸部の軸方向長さの合計とが等しい構成が挙げられる。
より確実に分割コアの軸方向に沿った位置ずれを防ぐためには、前記軸方向ずれ防止機構が、前記一方の接触面における前記凸部とは別の位置に設けられた第2凹部と、前記他方の接触面における前記凹部とは別の位置に設けられて、前記第2凹部に嵌る第2凸部とをさらに有していることが好ましい。
また、本発明に係るブラシレスモータは、上述したステータと、前記ステータの内側又は外側又は両側に設けられたロータとを備えることを特徴とするものである。
このようなブラシレスモータであれば、上述したステータと同様の作用効果を得ることができる。
このように構成した本発明によれば、導線の占有面積を大きくしつつ、既存の巻き線機を用いて巻き線することができる実用的なステータやそのステータを備えるモータを提供することが可能となる。
第1実施形態におけるステータの構成を部分的に示す図。 同実施形態におけるステータの構成を部分的に示す図。 同実施形態のインシュレータの構成を模式的に示す図。 同実施形態の連結機構の構成を説明するための図。 同実施形態の連結機構の構成を説明するための図。 同実施形態の導線の巻き方を説明するための図。 同実施形態の弛み低減機構の構成を説明するための図。 同実施形態の弛み低減機構の設計を説明するための図。 第1実施形態の変形例におけるインシュレータの構成を模式的に示す図。 第1実施形態の変形例における連結機構の構成を説明するための図。 第1実施形態の変形例における弛み低減機構の構成を説明するための図。 第2実施形態のステータの構成を部分的に示す図。 同実施形態のステータの構成を部分的に示す図。 同実施形態の軸方向ずれ防止機構の構成を模式的に示す図。 同実施形態の鋼板の構成を模式的に示す図。 第2実施形態の変形例のステータの構成を部分的に示す図。 第2実施形態の変形例のステータの構成を部分的に示す図。
以下に本発明に係るステータの第1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のステータ100は、当該ステータ100の内側に設けられるロータと、導線を巻回してなるコイルとともに例えば三相交流のブラスレスモータを構成するものであり、具体的には図1及び図2に示すように、環状に配置される複数の分割コア10と、分割コア10と導線とを絶縁し、導線が巻回されてなるコイルのコイルエンドを保持するインシュレータ20とを備えている。
分割コア10は、図1に示すように、部分円環状のヨーク11と、ヨーク11から径方向内側に突出して導線が巻回されるティース12とを有し、多数枚の鋼板を積層してなるものである。
なお、本実施形態では、複数の分割コア10は、いずれも同じ形状をなし、各分割コア10それぞれに1つのティース12が設けられているが、分割コア10の形状は全て同じである必要はないし、1つの分割コア10に複数のティース12が設けられていても良い。
インシュレータ20は、例えば樹脂などの絶縁部材により成型されたものであり、ここでは分割コア10の上部及び下部それぞれに圧入するなどして設けられており、インシュレータ20が簡単に外れたり、位置ずれを起こさないようにしてある。これにより、作業性を担保することができる。
本実施形態では、分割コア10の上部に上方から嵌め込む、或いは、分割コア10の下部に下方から嵌め込むことができるように、インシュレータ20の底面に分割コア10の上部及び下部のティース形状に対して先端が狭まったテーパ形状の凹部(図示しない)が形成されている。
なお、インシュレータ20の分割コア10への固定方法は、前述の方法に限る必要はない。
本実施形態では、各分割コア10は、上方から視た形状と下方から視た形状とが互いに略同じであり、各インシュレータ20は、いずれも同じ形状をなす。以下では、これらのインシュレータ20を代表して分割コア10の上部に設けられるものについて説明する。
なお、分割コア10の形状は、上方から視た場合と下方から視た場合とで異なる形状であっても良い。また、インシュレータ20に関しても、分割コア10の上部に設けられるものと下部に設けられるものとで形状が互いに異なっていても構わない。
具体的にこのインシュレータ20は、図3に示すように、ティース12の上部を覆うティース被覆部21と、ティース被覆部21の内側に設けられた内側起立部22と、ティース被覆部21の外側に設けられて内側起立部22と対向配置された外側起立部23とを有している。そして、これらのティース被覆部21、内側起立部22、及び外側起立部23に囲まれた空間が、導線が巻回されてなるコイル(不図示)が収容されるコイル収容空間Sとして形成されている。なお、ティース被覆部21、内側起立部22、及び外側起立部23は、一体的に形成されている。
かかる構成により、コイル収容空間Sに収容されたコイルを固定させつつ、コイルとティース12とを絶縁することができる。
しかして、本実施形態のステータ100は、図4及図5に示すように、互いに隣り合う分割コア10の上側及び下側に設けられて、これらの分割コア10を周方向に沿った離間距離を拡縮可能に連結する連結機構30をさらに備えている。
なお、ここでいう離間距離は、互いに隣り合う分割コア10における互いに対向する側面同士の離間距離である。
本実施形態の連結機構30は、互いに隣り合う分割コア10を回動させることなく周方向に沿ってスライド移動させるものであり、上述したインシュレータ20に設けられている。より具体的にこの連結機構30は、複数の分割コア10が環状に配置された状態で、互いに隣り合うインシュレータ20を周方向に沿ってスライド可能に連結することで、これらのインシュレータ20が装着された分割コア10の離間距離を拡縮可能にするものである。
より詳細に説明すると、前記連結機構30は、外側起立部23のさらに外側に位置するフランジ部24に設けられている。
このフランジ部24は、周方向に沿って延在するとともに、その途中に段部241が形成されており、一端部242が他端部243よりも低く、且つ、他端部243がその隣に位置するインシュレータ20のフランジ部24における一端部242よりも上方に位置するように構成されている。なお、本実施形態のフランジ部24は、外側起立部23と一体的に形成されている。
そして、前記連結機構30は、前記フランジ部24の一端部242に形成されたスライド溝31と、前記フランジ部24の他端部243に設けられて下方に突出するスライド部32とから構成されている。
なお、連結機構30は、フランジ部24の一端部242に設けられて上方に突出するスライド部32と、他端部243に形成されたスライド溝31とから構成されていても良い。
前記スライド溝31は、図3に示すように、前記フランジ部24を貫通して形成された長孔であり、ここでは一端部242から他端部243に向かうに連れて径方向外側から内側に傾かせてある。つまり、フランジ部24におけるスライド溝31の外側は、一端部242に向かうほど薄肉になり、他端部243に向かうほど厚肉になる。
前記スライド部32は、その隣に位置するインシュレータ20のスライド溝31に差し込まれて当該スライド溝31をスライドするものであり、具体的には図3に示すように、フランジ部24の下面から下方に突出する円柱状をなすものである。
このように構成された連結機構30により、周方向に隣り合う分割コア10をスライドさせてこれらの離間距離を拡縮することで、本実施形態のステータ100は拡径又は縮径する。なお、図4には、ステータ100が最も拡径した拡径状態にある場合のインシュレータ20の配置を示しており、図5には、ステータ100が最も縮径した縮径状態にある場合のインシュレータ20の配置を示している。
本実施形態の連結機構30は、スライド部32がスライド溝31の一端側から他端側又は他端側から一端側に意図せずスライド移動することを防ぐストッパ機構を備えている。
このストッパ機構は、図3に示すように、スライド溝31に形成されて、その幅寸法が途中で狭くなる括れ部311から構成されている。そして、前記スライド部32の外径は、スライド溝31の幅寸法と略同一かやや小さく、括れ部311の幅寸法よりもやや大きい。
この構成により、スライド部32がスライド溝31の一端側又は他端側に位置した状態を保つことができ、ステータ100を拡径状態又は縮径状態に保つことが可能となる。
ところで、本実施形態のステータ100は、上述したように三相交流のブラシレスモータに用いられるものであり、各ティース12にはU相、V相、W相の導線が巻回される。
この巻き線の仕方の一例としては、図6(a)に示すように、まず1つ目のティース12にU相を巻き線したあと導線を切断し、次にその隣の2つ目のティース12にW相を巻き線したあと導線を切断し、次に更に隣の3つ目のティース12にV相を巻き線したあと導線を切断する。そして、これらの切断箇所を束ねて中性点結線する。なお、各相を巻き線する順番や、各相の配列順は適宜変更して構わない。
この方法では、3つのティース12全てに巻き線を完了するまでに、導線の巻き始めが3回、導線の切断が3回必要となる。
上記の方法で巻き線しても構わないが、本実施形態では、別の方法で巻き線している。具体的には、図6(b)に示すように、1つ目のティース12にU相を巻き線したあと、導線を切断することなくそのまま2つ隣の2つ目のティース12にV相を巻き線し、次いでその導線を切断することなく1つ目と2つ目との間に位置する3つ目のティース12にW相を巻き線し、最後に導線を切断する。そして、V相及びW相の間に架け渡される渡線部分Lとを切断して、各相を形成する導線の端部を束ねて中性点結線する。なお、各層を巻き線する順番や、各相の配列順は適宜変更して構わない。
この方法であれば、3つのティース12全てに巻き線を完了するまでに、導線の巻き始めは1回、導線の切断は2回で済み、巻き線時間の短縮化を図れる。
なお、本実施形態のインシュレータ20は、図3〜図5に示すように、中性点結線するための例えば図示しない圧接端子を取り付ける結線用端子取付部25を有しており、ここでは、前記結線用端子取付部25を外側起立部23の外周面に設けてある。
ここで、本実施形態の巻き線方法を用いた場合、図6(b)に示すように、導線のうち各ティース12間に掛け渡される部分が渡線部分Lとして生じる。
このように渡線部分Lが生じると、連結機構30により互いに隣り合う分割コア10の離間距離を縮めた場合に、前記渡線部分Lに弛みが生じて各相の導線間における絶縁距離を確保できなくなる恐れがある。
そこで、本実施形態のステータ100は、図4、5、7に示すように、前記離間距離を縮めた場合に、上述した渡線部分Lに生じる弛みを低減する弛み低減機構40をさらに具備している。
この弛み低減機構40は、互いに隣り合う分割コア10の上側及び下側の両方に設けられており、これらの分割コア10の離間距離を縮めた場合にその機能を発揮するように、つまり渡線部分Lに生じる弛みを前記離間距離が縮まることにより低減できるように構成されている。
なお、本実施形態の弛み低減機構40は、分割コア10の上側と下側とで同じ構成であるので、以下ではこれらを代表して、分割コア10の上側に設けられたものについて説明する。
具体的にこの弛み低減機構40は、図4及び図5に示すように、互いに隣り合うインシュレータ20に設けられており、前記渡線部分Lが引っ掛かけられるとともに前記離間距離の拡縮に連動して互いに接近又は離間する一対の引っ掛かり部41a、bを有している。
本実施形態では、互いに隣り合うインシュレータ20の一方に引っ掛かり部41a、bの一方が設けられ、他方のインシュレータ20に引っ掛かり部41a、bの他方が設けられており、一方の引っ掛かり部41aは他方の引っ掛かり部41bよりも上方に位置している。より詳細には、各引っ掛かり部41a、bは、外側起立部23の外周面における周方向端部に設けられた正面視矩形状のものであり、前記外周面から径方向外側に突出するとともに、前記外周面から周方向外側に飛び出している。これにより、一対の引っ掛かり部41a、bは、ステータ100の縮径状態、すなわち互いに隣り合う分割コア10の離間距離が最も短くなった状態において、軸方向から視て少なくとも一部が互いに重なり合う。
これらの引っ掛かり部41a、bは、図7に示すように、渡線部分Lが前記一方の引っ掛かり部41aの上方から両方の引っ掛かり部41a、bの間を通って前記他方の引っ掛かり部41bの下方に掛け渡されるように配置されている。
ここでは、一方の引っ掛かり部41aの上端から他方の引っ掛かり部41bの下端までの導線の長さが、ステータ100の拡径状態、すなわち互いに隣り合う分割コア10の離間距離が最も長くなった状態と、上述した縮径状態とにおいて互いに略同じ長さとなるように構成されている。
なお、各引っ掛かり部41a、bの上端部及び下端部には、渡線部分L(導線)を引っ掛かけるための凹溝が形成されている。
より具体的に説明すると、図8に示すように、ステータ100の拡径状態における一対の引っ掛かり部41a、bの周方向に沿った離間距離をx、一方の引っ掛かり部41aの上端から他方の引っ掛かり部41bの下端までの軸方向に沿った距離をy、ステータ100の縮径状態において軸方向から視て一対の引っ掛かり部41a、bが重なり合う部分の周方向に沿った長さをzとしたときに、以下の式(1)を満たすように設計されている。
なお、本実施形態の引っ掛かり部41a、bは、外側起立部23から周方向外側に飛び出しているので、ステータ100の縮径状態において、飛び出した部分が隣に位置するインシュレータ20の外側起立部23の外周面に対向する。これにより、本実施形態の引っ掛かり部41a、bは、ステータ100の縮径状態において、隣に位置するインシュレータ20が径方向に位置ずれすることを防ぐ位置ずれ防止部としての機能をも兼ね備えている。
このように構成された本実施形態のステータ100によれば、複数の分割コア10が環状に配置された状態で互いに隣り合う分割コア10の離間距離を拡縮することができるので、離間距離を広げた状態で巻き線することにより、巻き線機のノズルの通過スペースを確保しつつより多く巻き線することができ、既存の巻き線機を用いて導線の占有面積を大きくすることができる。
そのうえ、連結機構30を分割コア10の上側及び下側に設けているので、分割コア10を構成する鋼板は複雑な形状にする必要なく従来のものを用いることができ、無理なく組み立てることのできる実用的なステータ100を提供することが可能となる。
さらに、上述したように、分割コア10の鋼板としては従来のものを用いることができるので、例えば鋼板に長孔を形成する場合のように、磁気回路を低減させることなく分割コア10を製造することができる。
加えて、連結機構30を既存のインシュレータ20に設けているので、部品点数を増やすことなくステータ100に連結機構30を備えさせることができる。
また、分割コア10の離間距離が縮まった場合に、弛み低減機構40が渡線部分Lに生じる弛みを低減するので、各ティース12にU相、V相、W相の巻き線を短時間で施そうとした場合に、各ティース12間に掛け渡される渡線部分Lが生じたとしても、各相の導線間の絶縁距離を確保することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、連結機構30は、図9及び図10に示すように、フランジ部24に設けられて周方向に延在する凹状のスライド溝31と、フランジ部24の周方向端面から周方向外側に直線状に延在して前記スライド溝31に挿入されるスライド部32とから構成されていても良い。なお、この実施形態では、外側起立部23の外側に、周方向の一方側及び他方側に間を隔てて一対のフランジ部24が設けられている。
前記スライド溝31は、前記実施形態と同様に、その幅寸法が途中で狭くなる括れ部311が形成されており、この括れ部311の前後両側に凹部313が形成されている。
前記スライド部32は、先端部から延在方向と垂直な方向に膨出して括れ部311に引っ掛かる膨出部321を有しており、この膨出部321が前記スライド溝31に形成された凹部313に係合するように構成されている。なお、このスライド部32には、ここでは材料の使用量を低減すべく、肉抜き部323が形成されている。
この実施形態の連結機構30は、ステータ100の拡径状態、すなわち互いに隣り合う分割コア10の離間距離が拡がった状態において、互いに隣り合う分割コア10の拡がり角度が変わることを規制する拡がり角規制機構を備えている。
具体的にこの拡がり角規制機構は、一対の規制面である、前記スライド溝31の内側面312と、前記スライド部32の外側面322とから構成されている。前記内側面312及び前記外側面32は、スライド方向と平行な互いに対向する平面であり、膨出部321が前記凹部313に係合した状態において互いに面接触するように構成されている。
このような構成であれば、スライド溝31の内側面312とスライド部32の外側面322とが面接触するので、ステータの拡径状態において、分割コア10が回動することを防ぐとともに拡がり角度が変わることを規制することができ、互いに隣り合う分割コアの拘束力を向上させて分割コアのガタつきを抑制することができる。
さらに、この実施形態のでは、スライド溝31の深さ寸法が、スライド部32の高さ寸法よりも大きく設定されており、スライド部32の上下、すなわちスライド部32とスライド溝31との間及びスライド部32と分割コア10との間それぞれにクリアランスが形成されている。
かかる構成により、分割コア10に高さ寸法のばらつきが生じたとしても、そのばらつきをスライド部32の上下に形成されたクリアランスによって吸収することができ、スライド部32と分割コア10との干渉を防ぐことができる。
また、前記実施形態のフランジ部は円柱状であったが、その形状は限られず、例えば外周面にスライド方向と平行な平面部分が形成されており、この平面部分が前記スライド溝の内周面に面接触するような形状であっても良い。
このような構成であれば、スライド部の外周面とスライド溝の内周面とによって上述した拡がり角規制機構を構成することができ、互いに隣り合う分割コアの拘束力を向上させて分割コアのガタつきを抑制することができる。
また、前記実施形態の連結機構は、インシュレータに設けられていたが、例えば分割コアの上部又は下部や外周面などにインシュレータとは別体で設けられていても良い。
さらに、前記実施形態では、分割コアの上側及び下側の両方に連結機構を設けていたが、分割コアの上側又は下側の何れか一方に連結機構を設けても良い。
弛み低減機構は、前記実施形態では、一対の引っ掛かり部が正面視矩形状のものであったが、形状は種々変更して構わない。例えば、導線が硬くて曲げ難い場合には、図11に示すように、引っ掛かり部41a、bを導線に向かって徐々に細くなる先細り形状にすることで、導線を無理なく曲げることができ、確実に弛みを低減させることができる。
さらに、前記実施形態では、分割コアの上側及び下側の両方に弛み低減機構を設けていたが、分割コアの上側又は下側の何れか一方に弛み低減機構を設けても良い。
また、前記実施形態のステータは、内側にロータが配置されるインナーロータタイプのブラシレスモータを構成するものであったが、外側にロータが配置されるアウターロータタイプのブラシレスモータを構成するものであっても良いし、内側と外側との両方にロータが配置されるブラシレスモータを構成するものであっても良い。
また、ブラシレスモータは三相交流のものには限られず、単相交流のものであっても良い。
次に、第2実施形態に係るステータについて説明する。
第2実施形態のステータ100は、図12及び図13に示すように、周方向に隣り合う分割コア10の間に介在して、これらの分割コア10が軸方向に位置ずれすることを防ぐ軸方向ずれ防止機構50を備えるものである。なお、図13は、図12に示される分割コア10の互いに向かい合う側面13の構成の理解容易のため、これらの分割コア10の姿勢を傾けた状態を示している。
この軸方向ずれ防止機構50は、周方向に互いに隣り合う分割コア10において、一方の分割コア10に設けられて軸方向一方側(以下、この向きを上方とする)を向く上向き面51と、他方の分割コア10に設けられて軸方向他方側(以下、この向きを下方とする)を向く下向き面52とを有している。以下、一方の分割コア10及び他方の分割コア10を区別する場合、一方の分割コア10a及び他方の分割コア10bと付す。
上述した上向き面51と下向き面52とは、分割コア10が環状に配置された状態において、軸方向に沿って略同じ高さ位置に設けられており、上向き面51と下向き面52とが接触することで、上向き面51が下向き面52を下方から支持するように構成されている。
より具体的に説明すると、図13に示すように、周方向に隣り合う分割コア10の互いに向かい合う側面13において、一方の分割コア10aの側面13に他方の分割コア10bに向かって突出する第1凸部141を設けるとともに、他方の分割コア10bの側面13に一方の分割コア10aに向かって突出する第2凸部142を設けてある。そして、第1凸部141の上面が前記上向き面51として形成され、第2凸部142の下面が前記下向き面52として形成されている。第1凸部141及び第2凸部142は、軸方向に沿って延びる突条として形成されており、軸方向に沿って等断面形状のものである。
さらにここでは、他方の分割コア10bの側面13に、第2凸部142とは異なる位置に一方の分割コア10aに向かって突出する第3凸部143を設けてあり、この第3凸部143の上面が前記上向き面51として形成され、第1凸部141の下面が前記下向き面52として形成されている。この第3凸部143は、第1凸部141及び第2凸部142と同様、軸方向に沿って延びる突条として形成されており、軸方向に沿って等断面形状のものである。
なお、ここでは第1凸部141、第2凸部142、及び第3凸部143は、軸方向に直交する平面で切った断面が互いに同じ形状である。
これらの凸部141〜143は、図12及び図13に示すように、分割コア10が環状に配置された状態において、上方から第2凸部142、第1凸部141、及び第3凸部143がこの順で配置され、第2凸部142の下面と第1凸部141の上面とが軸方向に沿って略同じ高さ位置に形成されており、第1凸部141の下面と第3凸部143の上面とが軸方向に沿って略同じ高さ位置に形成されている。
上述した構成により、分割コア10が環状に配置された状態において、第2凸部142の下向き面52と第1凸部141の上向き面51とが接触して第2凸部142が第1凸部141に支持されるとともに、第1凸部141の下向き面52と第3凸部143の上向き面51とが接触して第1凸部141が第3凸部143に支持される。
そして、本実施形態の軸方向ずれ防止機構50は、図14に示すように、周方向に隣り合う分割コア10が離間している状態で、上向き面51と下向き面52とが接触するように構成されている。
より詳細には、周方向に隣り合う分割コア10を、周方向に隣り合うティース12間に当該ティース12にコイルを巻回すためのノズルが通る程度に離間させた状態において、上向き面51と下向き面52とが接触するように、各凸部141〜143の突出長さが設定されている。
またここでは、図13に示すように、一方の分割コア10aの側面13には第2凸部142が嵌る第2凹部152及び第3凸部143が嵌る第3凹部153が形成されており、他方の分割コア10bの側面13には第1凸部141が嵌る第1凹部151が形成されている。
これらの凹部151〜153は、対応する凸部141〜143の突出長さと略同じ深さ側面13から周方向内側に窪んだ空間であり、軸方向に沿って延びる溝である。ここでの凹部151〜153は、対応する凸部141〜143と略同じ形状であり、各凹部151〜153に対応する凸部141〜143がガタ無く嵌り、これにより周方向に隣り合う分割コア10において互いに向かい合う側面13同士が接触するように構成されている。
ここで上述した凸部141〜143や凹部151〜153は、分割コア10を構成する多数の鋼板Tを軸方向に積層させることにより形成されている。
より具体的に説明すると、図15に示すように、鋼板Tは周方向一端部から周方向外側に突出する突起部t1と、周方向他端部に周方向内側に切り欠かれた切欠部t2とを有している。そして、この鋼板Tを積層することにより、突起部t1が多数重なり合って凸部141〜143が形成され、切欠部t2が多数重なり合って凹部151〜153が形成される。なお、ここでは凸部141〜143を凹部151〜153に嵌め易くすべく、突起部t1の先端部を例えば半円状などの先窄まり形状としてある。
この実施形態における分割コア10は、上述した鋼板Tを積層させてなる上段鋼板群T1、中段鋼板群T2、及び下段鋼板群T3を備えており、各鋼板群T1〜T3を構成する鋼板はいずれも互いに同じ形状である。
具体的には、上段鋼板群T1を構成する鋼板Tは、突起部t1が周方向一方側に位置し、切欠部t2が周方向他方側に位置する状態で積層されている。
また、下段鋼板群T3を構成する鋼板Tは、上段鋼板群T1を構成する鋼板Tと同様、突起部t1が周方向一方側に位置し、切欠部t2が周方向他方側に位置する状態で積層されている。
一方、中段鋼板群T2を構成する鋼板Tは、上段鋼板群T1及び下段鋼板群T3を構成する鋼板Tとは表裏が逆の状態、すなわち突起部t1が周方向他方側に位置し、切欠部t2が周方向一方側に位置する状態で積層されている。
これにより、上段鋼板群T1及び下段鋼板群T3においては、周方向一方側に凸部が形成されるとともに、周方向他方側に凹部が形成される。一方、中段鋼板群T2においては、周方向一方側に凹部が形成され、周方向他方側に凸部が形成される。
このような鋼板群T1〜T3によって各分割コア10を構成することにより、周方向に隣り合う分割コア10の間の全てに軸方向ずれ防止機構50が設けられる。
このように、本実施形態における軸方向ずれ防止機構50によれば、第1凸部141の上面を上向き面51、第2凸部142の下面を下向き面52として形成するとともに、第3凸部143の上面を上向き面51、第1凸部141の下面を下向き面52として形成して、周方向に隣り合う分割コア10が離間している状態で上向き面51と下向き面52とが接触するように構成されているので、各上向き面51によって各下向き面52を下方から支持することができる。これにより、環状に配置された分割コア10が軸方向に位置ずれすることを防止することでき、ステータ100の組み立てを容易にすることができる。そのうえ、分割コア10の軸方向の位置ずれを防止しているので、インシュレータへ加わる応力を小さくすることができ、インシュレータに必要とされる強度を低くすることができ、材料の削減や製造コストの低減を図れる。
また、各凸部141〜143を対応する凹部151〜153に嵌めることにより、周方向に隣り合う分割コア10における互いに向かい合う側面13同士が接触するので、これらの側面13同士に生じる隙間を可及的に小さくすることができ、磁束の損失を抑制することができる。
上段鋼板群T1及び下段鋼板群T3を構成する鋼板Tと、中段鋼板群T2を構成する鋼板Tとが表裏を逆にした状態で積層されているので、各鋼板群T1〜T3を構成する鋼板Tを互いに同一形状にすることができ、製造コストを低減することができる。
なお、軸方向ずれ防止機構50の構成は、前記実施形態に限られるものではない。
例えば、一方の分割コア50aに設けられた上向き面51或いは下向き面52の数や、他方の分割コア50bに設けられた上向き面51或いは下向き面52の数は適宜変更して良い。すなわち、一方の分割コア50aの側面13に設けられた凸部或いは凹部の数や、他方の分割コア50bの側面13に設けられた凸部或いは凹部の数は適宜変更して良い。
その一例としては、図16に示すように、前記実施形態のおける第3凸部を設けておらず、一方の分割コア50aの側面13に第1凸部141及び第2凹部152を設け、他方の分割コア50bの側面13に第2凸部142及び第1凹部151を設けた構成を挙げることができる。
また、一方の分割コア50aの側面13や他方の分割コア50bの側面13には、必ずしも凹部を設ける必要はない。
その一例としては、図17に示すように、他方の分割コア50bの側面13に凹部を設けていない構成を挙げることができる。この場合、他方の分割コア50bの側面13に設けた第2凸部142の下面が下向き面52として形成され、一方の分割コア50aの中段鋼板群T2の上面において前記下向き面52と対向する部分が上向き面51として形成される。また、他方の分割コア50bの側面13に設けた第3凸部143の上面が上向き面51として形成され、一方の分割コア50aの中段鋼板群T2の下面において前記上向き面51と対向する部分が下向き面52として形成される。この構成では、例えば前記実施形態よりも凸部142、143の突出長さを長くすることで、ティース12間にノズルが通る程度に分割コア10を離間させた状態で、上向き面51と下向き面52とを接触させることができる。
さらに、軸方向ずれ防止機構50は、周方向に隣り合う分割コア10の間の全てに設けられていることが好ましいが、周方向に隣り合う分割コア10の間の一部にのみ設けられていても構わない。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・ステータ
10 ・・・分割コア
12 ・・・ティース
20 ・・・インシュレータ
30 ・・・連結機構
31 ・・・スライド溝
32 ・・・スライド部
L ・・・渡線部分
40 ・・・弛み低減機構
50 ・・・軸方向ずれ防止機構
51 ・・・上向き面
52 ・・・下向き面
141・・・第1凸部
142・・・第2凸部
143・・・第3凸部
151・・・第1凹部
152・・・第2凹部
153・・・第3凹部

Claims (18)

  1. 導線が巻回されるティースを有し、環状に配置される複数の分割コアと、
    互いに隣り合う前記分割コアの上側又は下側の少なくとも一方に設けられて、これらの分割コアを周方向に沿った離間距離を拡縮可能に連結する連結機構とを備え、
    前記複数の分割コアが環状に配置された状態で、前記離間距離を拡縮することにより拡径又は縮径するステータ。
  2. 前記連結機構が、互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が拡がった状態において、これらの分割コアの拡がり角度が変わることを規制する拡がり角規制機構を有する請求項1記載のステータ。
  3. 前記拡がり角規制機構が、前記離間距離を拡縮する方向と平行であり、互いに対向する一対の規制面を有し、これら一対の規制面が互いに面接触することにより前記拡がり角度を規制するように構成されている請求項2記載のステータ。
  4. 前記分割コアと前記導線との間に介在してこれらを絶縁するインシュレータをさらに備え、
    前記インシュレータが、前記各分割コアの上側及び下側に設けられており、
    前記連結機構が、周方向に隣り合う前記インシュレータに設けられている請求項1乃至3のうち何れか一項に記載のステータ。
  5. 前記連結機構が、
    周方向に隣り合う前記インシュレータの一方に設けられたスライド溝と、他方に設けられて前記スライド溝をスライドするスライド部とを有しており、
    前記スライド部が前記スライド溝をスライド移動することで、前記離間距離が拡縮するように構成されている請求項4記載のステータ。
  6. 前記スライド溝が、前記インシュレータの底面に形成されて周方向に延在する凹溝であり、
    前記スライド部が、前記インシュレータの周方向端面から周方向外側に延在して前記スライド溝に挿入されるものであり、
    前記スライド部の上下にクリアランスが形成されている請求項1乃至5のうち何れか一項に記載のステータ。
  7. 前記連結機構が、前記スライド溝の一端側から他端側又は他端側から一端側に前記スライド部が移動することを防ぎ、前記スライド部が前記スライド溝の一端側又は他端側に位置する状態を保つストッパ機構を有している請求項1乃至6のうち何れか一項に記載のステータ。
  8. 前記ストッパ機構が、前記スライド溝に形成され、当該スライド溝の幅寸法が途中で狭くなる括れ部から構成されている請求項7記載のステータ。
  9. 環状に配置される複数の分割コアと、これらの分割コアに巻回される導線とを備え、前記導線が少なくとも2つの分割コアに切断されることなく連続して巻回されているステータにおいて、
    互いに隣り合う前記分割コアの上側又は下側の少なくとも一方に設けられ、前記導線の一部であり2つの前記ティース間に掛け渡される渡線部分に生じる弛みを低減する弛み低減機構をさらに備え、
    前記弛み低減機構は、互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が縮まった場合にその機能を発揮するものであるステータ。
  10. 前記弛み低減機構が、
    前記渡線部分が引っ掛かけられるとともに前記離間距離の拡縮に連動して互いに接近又は離間する一対の引っ掛かり部を有し、
    一方の前記引っ掛かり部が、他方の前記引っ掛かり部よりも上下方向又は径方向にオフセットしており、
    前記渡線部分が、前記一方の引っ掛かり部から、前記一対の引っ掛かり部のオフセットされた間を通って前記他方の引っ掛かり部に掛け渡される請求項9記載のステータ。
  11. 前記分割コアと前記導線との間に介在してこれらを絶縁するインシュレータをさらに備え、
    前記インシュレータが、前記各分割コアの上側及び下側に設けられており、
    前記弛み低減機構が、周方向に隣り合う前記インシュレータに設けられている請求項9又は10記載のステータ。
  12. 前記一対の引っ掛かり部が、前記インシュレータの外周面に設けられるとともに、その一部が前記外周面から周方向外側に突出しており、
    互いに隣り合う前記分割コアの離間距離が最も短くなった状態において、前記引っ掛かり部の周方向外側に突出している部分が、隣に位置する前記インシュレータの外周面に対向して、互いに隣り合うインシュレータが径方向に位置ずれすることを防ぐ請求項10又は11記載のステータ。
  13. 周方向に隣り合う前記分割コアの間に介在して、これらの分割コアが軸方向に位置ずれすることを防ぐ軸方向ずれ防止機構をさらに備えており、
    前記軸方向ずれ防止機構が、周方向に隣り合う一方の分割コアに設けられて軸方向一方側を向く上向き面と、他方の分割コアに設けられて軸方向他方側を向く下向き面とを有し、
    周方向に隣り合う前記分割コアが離間している状態で、前記上向き面と前記下向き面とが接触する請求項1乃至12のうち何れか一項に記載のステータ。
  14. 周方向に隣り合う前記分割コアの互いに向かい合う側面において、一方の前記分割コアの側面に第1凸部が設けられるとともに、他方の前記分割コアの側面に第2凸部が設けられており、
    前記第1凸部の上面が前記上向き面として形成され、前記第2凸部の下面が前記下向き面として形成されている請求項13記載のステータ。
  15. 前記他方の分割コアの側面における前記第2凸部とは異なる位置に第3凸部が設けられており、
    前記第3凸部の上面が前記上向き面として形成されており、前記第1凸部の下面が前記下向き面として形成されている請求項14記載のステータ。
  16. 前記一方の分割コアの側面に前記第2凸部が嵌る第2凹部及び前記第3凸部が嵌る第3凹部が設けられており、
    前記他方の分割コアの側面に前記第1凸部が嵌る第1凹部が設けられており、
    前記各凸部が対応する前記各凹部に嵌ることにより、周方向に隣り合う前記分割コアの互いに向かい合う側面同士が接触する請求項14記載のステータ。
  17. 前記第1凸部の軸方向長さと、前記第2凸部の軸方向長さ及び前記第3凸部の軸方向長さの合計とが等しい請求項16記載のステータ。
  18. 請求項1乃至17のうち何れか一項に記載されたステータと、
    前記ステータの内側又は外側又は両側に設けられたロータとを備えるブラシレスモータ。
JP2017035289A 2016-07-28 2017-02-27 ステータ及びブラシレスモータ Active JP6831615B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020170054477A KR102339538B1 (ko) 2016-07-28 2017-04-27 스테이터 및 이를 갖춘 모터
US15/657,513 US11063482B2 (en) 2016-07-28 2017-07-24 Stator and motor having the same
PCT/KR2017/007995 WO2018021796A1 (en) 2016-07-28 2017-07-25 Stator and motor having the same
EP17834738.1A EP3476021B1 (en) 2016-07-28 2017-07-25 Stator and motor having the same

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148529 2016-07-28
JP2016148529 2016-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018027001A true JP2018027001A (ja) 2018-02-15
JP6831615B2 JP6831615B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=61193624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017035289A Active JP6831615B2 (ja) 2016-07-28 2017-02-27 ステータ及びブラシレスモータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11063482B2 (ja)
EP (1) EP3476021B1 (ja)
JP (1) JP6831615B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198708A1 (ja) * 2018-04-13 2019-10-17 三菱電機株式会社 回転電機のステータ、回転電機、および、回転電機のステータの製造方法
WO2021033496A1 (ja) * 2019-08-20 2021-02-25 三菱電機株式会社 ステータと回転電機、およびそれらの製造方法
JP7040582B1 (ja) 2020-09-30 2022-03-23 株式会社富士通ゼネラル インシュレータ及びモータ
WO2022249525A1 (ja) * 2021-05-24 2022-12-01 三菱電機株式会社 インシュレーター、ステーター、回転電機、ステーターの製造方法、および回転電機の製造方法
WO2024075549A1 (ja) * 2022-10-07 2024-04-11 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、回転電機および回転電機の固定子の製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109937521A (zh) * 2016-11-16 2019-06-25 三菱电机株式会社 旋转电机
EP3657632A1 (en) * 2018-11-26 2020-05-27 Nortech System SA A stator for a brushless motor
CN111628591A (zh) * 2019-02-28 2020-09-04 株式会社村田制作所 定子、定子组件、以及电能与机械能的转换器
EP4293879A1 (en) * 2021-05-17 2023-12-20 Anhui Welling Auto Parts Co., Ltd. Insulating framework, stator, motor, compressor, and vehicle

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3765561B2 (ja) 2001-03-19 2006-04-12 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法
JP4278373B2 (ja) 2002-12-24 2009-06-10 株式会社三井ハイテック モータ用固定子製造装置およびモータ用固定子製造方法
JP2007068324A (ja) 2005-08-31 2007-03-15 Nippon Densan Corp 電機子およびこの電機子を搭載したブラシレスモータ
JP2007166750A (ja) 2005-12-13 2007-06-28 Toyota Motor Corp ステータコア及びそれを用いた回転電機
US7667367B2 (en) * 2006-10-13 2010-02-23 Mitsui High-Tec, Inc. Laminated core and method for manufacturing the same
JP5601799B2 (ja) 2009-07-10 2014-10-08 パナソニック株式会社 ステータおよびステータの製造方法
KR101092072B1 (ko) 2010-04-13 2011-12-12 뉴모텍(주) 직렬 또는 병렬 결선이 용이한 스테이터 코어
JP5558903B2 (ja) 2010-04-28 2014-07-23 アスモ株式会社 電機子の製造方法、電機子及びモータ
DE102010031584A1 (de) * 2010-07-21 2012-01-26 Robert Bosch Gmbh Elektromotor mit einem segmentierten Stator
JP6221034B2 (ja) 2013-03-29 2017-11-01 日本電産株式会社 モータおよびモータの製造方法
JP5858245B2 (ja) * 2013-05-17 2016-02-10 株式会社安川電機 ボビン及び回転電機
WO2015173932A1 (ja) * 2014-05-15 2015-11-19 三菱電機株式会社 回転電機の電機子鉄心および電機子の製造方法
JP2016073137A (ja) 2014-09-30 2016-05-09 ダイキン工業株式会社 ステータおよびモータ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198708A1 (ja) * 2018-04-13 2019-10-17 三菱電機株式会社 回転電機のステータ、回転電機、および、回転電機のステータの製造方法
JPWO2019198708A1 (ja) * 2018-04-13 2020-09-03 三菱電機株式会社 回転電機のステータ、回転電機、および、回転電機のステータの製造方法
WO2021033496A1 (ja) * 2019-08-20 2021-02-25 三菱電機株式会社 ステータと回転電機、およびそれらの製造方法
JPWO2021033496A1 (ja) * 2019-08-20 2021-11-11 三菱電機株式会社 ステータと回転電機、およびそれらの製造方法
JP7146100B2 (ja) 2019-08-20 2022-10-03 三菱電機株式会社 ステータと回転電機、およびそれらの製造方法
JP7040582B1 (ja) 2020-09-30 2022-03-23 株式会社富士通ゼネラル インシュレータ及びモータ
WO2022071025A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社富士通ゼネラル インシュレータ及びモータ
JP2022057886A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 株式会社富士通ゼネラル インシュレータ及びモータ
WO2022249525A1 (ja) * 2021-05-24 2022-12-01 三菱電機株式会社 インシュレーター、ステーター、回転電機、ステーターの製造方法、および回転電機の製造方法
WO2024075549A1 (ja) * 2022-10-07 2024-04-11 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、回転電機および回転電機の固定子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6831615B2 (ja) 2021-02-17
EP3476021A1 (en) 2019-05-01
US11063482B2 (en) 2021-07-13
EP3476021B1 (en) 2023-06-28
EP3476021A4 (en) 2019-07-17
US20180076673A1 (en) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6831615B2 (ja) ステータ及びブラシレスモータ
JP6033582B2 (ja) ステータおよびステータの製造方法
JP6126897B2 (ja) 回転電機のステータ及びその製造方法
JP5789570B2 (ja) ステータ
EP2833521A1 (en) Stator
WO2015083329A2 (en) Stator for rotary electric machine
US9887601B2 (en) Stator of rotary electric machine
US20160254717A1 (en) Stator for rotary electric machine
JP6598736B2 (ja) 回転電機の固定子
KR20110084918A (ko) 고정자 및 코일
JP6554774B2 (ja) ステータ巻線
CN110022019B (zh) 旋转电机的定子
JP5793348B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
US20160190876A1 (en) Supporter for stator
JP2018088729A (ja) 回転電機のステータ
JP2006191703A (ja) モータの固定子鉄心
KR102339538B1 (ko) 스테이터 및 이를 갖춘 모터
JP2016123247A (ja) コイル
JP2019009962A (ja) 三相モータの結線構造、結線方法及び三相モータ
JP2019022380A (ja) 巻線ガイド及び固定子
JP2015019452A (ja) コイル及びコイル形成方法
JP7428114B2 (ja) ステータ
JP2017079553A (ja) 電動機用ステータ
JP5907831B2 (ja) 電機子のインシュレータおよび電機子
JP5799904B2 (ja) ステータ巻線

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6831615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250