JP2018026809A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走査駆動手段を制御する制御手段のI/O数を抑えつつ、適切にトリミング制御を行って信号の読み出し処理にかかる時間を短縮することが可能な放射線画像撮影装置を提供する。【解決手段】放射線画像撮影装置1の制御手段22は、OE信号が入力されることでオン電圧が印加される所定の走査線5を1ライン目からnライン目まで順次移動させるようにCPV信号を走査駆動手段15に入力するとともに、所定の走査線5が画像データを読み出す有効画素領域に対応する走査線5である場合にのみオン電圧が印加されるように走査駆動手段15にOE信号を入力する。【選択図】図5

Description

本発明は、放射線画像撮影装置に関する。
近年、放射線検出素子を二次元状に配列し、放射線照射装置から照射され被写体を透過した放射線に応じて放射線検出素子内で発生した電荷を画像データとして読み取る放射線画像撮影装置(Flat Panel Detector)が種々開発されており、病院等の施設で撮影に用いられている。また、近年、放射線検出素子等が形成されたセンサーパネル等を筐体内に収納し、持ち運び可能とした可搬型の放射線画像撮影装置が開発され、実用化されている。
このような放射線画像撮影装置では、従来の銀塩フィルムや、輝尽性蛍光体シート等を内蔵するCR(Computed Radiography)カセッテと同様に、被写体を介して放射線画像撮影装置に放射線を1回照射して放射線画像を1枚ずつ撮影する静止画撮影(単純撮影や一般撮影等ともいう。)を行うことが可能である。
また、従来の銀塩フィルムやCRカセッテでは、それらに被写体を介して放射線を連続して照射するといわゆる二重露光や多重露光の問題が生じてしまうが、放射線画像撮影装置では、撮影した放射線画像のデータ(すなわち画像データ)を外部装置に転送したり、放射線画像撮影装置に内蔵する記憶手段に保存しておくことができる。
このため、放射線画像撮影装置は、従来の銀塩フィルムやCRカセッテとは異なり、例えば肺に疾患がある患者の肺換気や肺の血流等の動態を観察するために連続的に複数の放射線画像を得る撮影や、放射線照射装置と放射線画像撮影装置とを移動させながら被写体の複数の放射線画像を撮影するトモシンセシス撮影等のように、被写体を介して放射線画像撮影装置に放射線を連続的に照射して複数のフレームの放射線画像を時間的に連続して動画的に撮影する準動画撮影を行うことも可能となるといった特徴を有している。
しかし、このように、放射線画像撮影装置により複数のフレームの放射線画像を連続的に撮影する場合には、一連の撮影において放射線照射と信号の読み出し処理とを複数回繰り返すこととなるが、信号の読み出し処理に時間がかかるとその分撮影に要する時間が長くなり、患者に負担を掛けてしまう。
放射線画像撮影装置による撮影では、撮影が可能な領域全体を使って撮影する場合だけでなく、診断対象となる部分に対応する範囲に絞って放射線を照射する場合もある。そこで、放射線の照射範囲を絞って撮影を行う場合には、信号の読み出し処理も放射線が照射された有効画素領域(関心領域)のみについて行うトリミング制御を行うことで信号の読み出し処理にかかる時間を短縮することが提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。
このように、有効画素領域(関心領域)のみについて信号の読み出し処理を行うことで、フレームレートの高速化を図ることができる。
放射線画像撮影装置によって撮影された画像データの信号を読み出すためには、制御手段からゲート駆動を行うデバイス(走査駆動手段)に適宜各種信号を入力して信号の読み出し処理を制御する必要があるが、従来の技術では、こうした信号を入力するための信号線を制御手段から全ての走査駆動手段について個々に配線していた。
このように制御手段から全ての走査駆動手段に信号線が個々に配線されている場合には、任意の領域に対応する走査駆動手段のみに対して柔軟に信号を入力することができ、容易に有効画素領域(関心領域)についてのみ信号の読み出し処理を行うことができる。
特許第3897389号公報 特開2008−42478号公報 特許第5749873号公報 特許第5627748号公報
しかしながら、制御手段から全ての走査駆動手段に信号線が個々に配線されている場合には、例えばFPGA等、走査駆動手段を制御する制御手段のI/O数が増大し、I/O数を確保するために上位のパッケージを採用せざるを得なくなる場合もある。
また、基板についても走査駆動手段を制御する回路(制御手段、例えばFPGA)から多くの配線を引き出さなければならないため、構成が複雑となり、さらには、引き出し後の配線の経路を確保するために、基板層数を多くせざるを得ず、コストアップが避けられない。
特に近時は、放射線画像撮影装置(Flat Panel Detector)の高精細化が進んでおり、
これに伴って放射線画像撮影装置に設けられる走査駆動手段の数も増大している。
このため、走査駆動手段を制御する制御手段のI/O数の増大や配線の複雑化、配線経路の確保のための基板層数の増大等によるコストアップは一層重要な問題となっており、フレームレートの高速化のみに焦点を当てたトリミング制御を行うことには限界がある。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、走査駆動手段を制御する制御手段のI/O数を抑えつつ、適切にトリミング制御を行って信号の読み出し処理にかかる時間を短縮することが可能な放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影装置は、
1ライン目からnライン目までの複数の走査線と、
複数の信号線と、
撮影可能領域に二次元状に配列された複数の放射線検出素子と、
前記各放射線検出素子から前記各信号線に放出された電荷を画像データとして読み出す読み出し回路と、
前記放射線検出素子ごとに配置され、前記走査線を介してオフ電圧が印加されるとオフ状態になり前記放射線検出素子と前記信号線との導通を遮断し、オン電圧が印加されるとオン状態になり前記放射線検出素子から電荷を前記信号線に放出させるスイッチ素子と、
前記各走査線に印加する電圧を前記オン電圧と前記オフ電圧との間で切り替える走査駆動手段と、
前記各放射線検出素子からの画像データの読み出し処理を行わせるように制御する制御手段と、
所定の走査線に対して前記オン電圧を印加して当該所定の走査線の前記スイッチ素子をオン状態とするOE信号を前記制御手段から前記走査駆動手段に入力するOE信号線と、
前記OE信号が入力されることで前記オン電圧が印加される前記所定の走査線を次の走査線に移動させるCPV信号を前記制御手段から前記走査駆動手段に入力するCPV信号線と、
を備え、
前記制御手段は、前記所定の走査線を1ライン目からnライン目まで順次移動させるように前記CPV信号を入力するとともに、前記所定の走査線が画像データを読み出す有効画素領域に対応する走査線である場合にのみ前記オン電圧が印加されるように前記走査駆動手段に前記OE信号を入力することを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影装置によれば、走査駆動手段を制御する制御手段のI/O数を抑えつつ、適切にトリミング制御を行って信号の読み出し処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像撮影装置の外観を示す斜視図である。 放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 放射線画像撮影装置の模式的な平面図である。 (a)は、第1の実施形態におけるSTV信号線の配線例を示す図であり、(b)は、第1の実施形態におけるOE信号線の配線例を示す図であり、(c)は、第1の実施形態におけるCPV信号線の配線例を示す図である。 (a)は、第1の実施形態におけるトリミング制御を模式的に示す説明図であり、(b)は、第1の実施形態におけるSTV信号、OE信号、CPV信号の入力タイミングを示すタイミングチャートである。 (a)は、第2の実施形態におけるSTV信号線の配線例を示す図であり、(b)は、第2の実施形態におけるOE信号線の配線例を示す図であり、(c)は、第2の実施形態におけるCPV信号線の配線例を示す図である。 (a)は、第2の実施形態におけるトリミング制御を模式的に示す説明図であり、(b)は、第2の実施形態におけるSTV信号、OE信号、CPV信号の入力タイミングを示すタイミングチャートである。 (a)は、第2の実施形態の一変形例におけるトリミング制御を模式的に示す説明図であり、(b)は、第2の実施形態の一変形例におけるSTV信号、OE信号、CPV信号の入力タイミングを示すタイミングチャートである。
[第1の実施形態]
図1から図5(a)及び図5(b)を参照しつつ、本発明に係る放射線画像撮影装置の第1の実施形態を説明する。なお、本実施形態では、なお、本発明の範囲は図示例に限定されない。
なお、以下では、放射線画像撮影装置として、シンチレーター等を備え、照射された放射線をシンチレーターで可視光等の他の波長の光に変換して放射線検出素子で画像データを得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレーター等を介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することも可能である。
〈放射線画像撮影装置の基本構成〉
本実施形態に係る放射線画像撮影装置の基本的な構成等について説明する。図1は、放射線画像撮影装置の外観を示す斜視図である。
本実施形態では、放射線画像撮影装置1は、後述する放射線検出素子7等が筐体2内に収納されて構成されており、筐体2の一方の側面には、電源スイッチ25や切替スイッチ26、前述したコネクター27、LED等で形成されたインジケーター28等が配置されている。また、図示を省略するが、本実施形態では、筐体2の例えば反対側の側面等に、外部装置と無線方式で通信を行うためのアンテナ29(後述する図2参照)が設けられている。なお、放射線画像撮影装置1は、外部と無線方式で通信を行う場合にはアンテナ29を用い、外部と有線方式で通信を行う場合にはコネクター27に図示しないケーブル等を接続させて通信するようになっている。
図2は、放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。図2に示すように、放射線画像撮影装置1には、図示しないセンサー基板上の撮影可能領域(図2に示す破線枠P)に複数の放射線検出素子7が二次元状(マトリクス状)に配列されている。各放射線検出素子7は、照射された放射線の線量に応じた電荷を発生させるようになっている。各放射線検出素子7には、バイアス線9が接続されており、バイアス線9は結線10に接続されている。そして、結線10はバイアス電源14に接続されており、バイアス電源14からバイアス線9等を介して各放射線検出素子7に逆バイアス電圧が印加されるようになっている。
各放射線検出素子7には、薄膜トランジスター(Thin Film Transistor。以下、TFTという。)8がスイッチ素子として接続されており、TFT8は信号線6に接続されている。
また、ゲートドライバーIC(GDIC)である走査駆動手段15では、配線15cを介して電源回路15aから供給されたオン電圧とオフ電圧がゲートドライバー15bで切り替えられて走査線5の各ラインL1〜Lnに印加されるようになっている。ゲートドライバーIC(GDIC)である走査駆動手段15は、例えばFPGA(field-programmable gate array)等で制御される。
そして、各TFT8は、走査線5を介してオン電圧が印加されるとオン状態になって、放射線検出素子7内に蓄積された電荷を信号線6に放出させ、また、走査線5を介してオフ電圧が印加されるとオフ状態になって、放射線検出素子7と信号線6との導通を遮断して、放射線検出素子7内で発生した電荷を放射線検出素子7内に蓄積させるようになっている。
読み出しIC16内には複数の読み出し回路17が設けられており、読み出し回路17にはそれぞれ信号線6が接続されている。そして、画像データDの読み出し処理の際には、放射線検出素子7から電荷が放出されると、電荷は信号線6を介して読み出し回路17に流れ込み、増幅回路18では流れ込んだ電荷の量に応じた電圧値が出力される。そして、相関二重サンプリング回路(図2では「CDS」と記載されている。)19は、増幅回路18から出力された電圧値をアナログ値の画像データDとして読み出して下流側に出力する。そして、出力された画像データDはアナログマルチプレクサー21を介してA/D変換器20に順次送信され、A/D変換器20でデジタル値の画像データDに順次変換され、記憶手段23に出力されて順次保存されるようになっている。
図3は、本実施形態における放射線画像撮影装置1の平面的な構成を模式的に示したものである。
図3に示すように、本実施形態では、ゲートドライバーICである走査駆動手段15(図3においてGDIC15とする。)が放射線画像撮影装置1の縦方向(図3における縦方向)に17個配置されている。
また、放射線画像撮影装置1の横方向(図3における横方向)には、読み出しIC16(図3においてROIC16とする。)が14個配置されている。
なお、走査駆動手段15及び読み出しIC16の数や配置は一例であり、これに限定されない。
本実施形態では、画像データDの信号の読出し範囲を限定するトリミング制御を行うようになっている。ここで、トリミング制御とは、放射線検出素子7が配置されている撮影可能範囲のうち、放射線が照射された照射領域(以下、有効画素領域又は関心領域という。)についてのみ画像データDの信号の読み出し処理を行う部分読み出し制御である。このように、有効画素領域についてのみ信号の読み出しを行うことにより、フレームレートを高めることができる。
例えば、図3では、画像データDの読み出しを行う有効画素領域(関心領域)TAとして、有効画素領域TA1、有効画素領域TA2の2つの領域(図3において一点鎖線で示す領域)を設定可能となっている。
放射線画像撮影装置1に設定される有効画素領域(図3におけるTA1、TA2)のうち、縦方向の範囲が最小の領域(図3では有効画素領域TA2)における縦方向の範囲が放射線の最低照射範囲SA(図3において破線で示す範囲)とされ、この最低照射範囲SAを含んでいれば、各撮影における放射線の照射範囲を上下方向に拡大することは可能である。
なお、有効画素領域TAとしてどの範囲を設定するかは、放射線画像撮影装置1の仕様や使用状況等に応じて適宜設定可能であり、図示例に限定されない。
また、有効画素領域TAの設定の仕方は特に限定されない。
例えば、各放射線画像撮影装置1についてトリミング制御を行う場合の有効画素領域(関心領域)TAを予め設定しておいてもよい。この場合、当該範囲を示す指標を放射線画像撮影装置1の表面に付することで、放射線技師等の操作者(ユーザー)が目視にて有効画素領域TAを確認できるようにしてもよい。有効画素領域TAを示す指標を付す手法は特に限定されず、例えばシルクスクリ−ン等の技法による印刷等によって行うことができる。
また、図示しないコンソール等の外部の操作装置から有効画素領域TAを設定するようにしてもよい。この場合、任意の範囲を設定できてもよいし、1又は大きさや位置等の異なる複数の有効画素領域TAを選択可能としておき、操作者(ユーザー)が選択することで当該撮影における有効画素領域TAが設定されるようにしてもよい。
また、操作者が、撮影したい部位の範囲・大きさ等に応じて放射線画像撮影装置1における放射線の照射領域を設定し、実際に放射線の曝射により放射線が照射された範囲を有効画素領域TAとして設定して、この領域についてのみ画像データDの読み出しを行うようにしてもよい。この場合、放射線画像撮影装置1が図示しないX線センサーを備えるように構成し、制御手段22がX線センサーからの出力値に基づいて放射線の照射範囲を検出するように構成することができる。また、別途X線センサーを備えず、撮影に用いられる放射線検出素子7からの出力値に基づいて制御手段22が放射線の照射範囲を検出し、この範囲を有効画素領域TAとしてもよい。
制御手段22は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューターや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。制御手段22には、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NAND型フラッシュメモリー等で構成される記憶手段23が接続されており、また、アンテナ29やコネクター27を介して外部と無線方式や有線方式で通信を行う通信部30が接続されている。
また、制御手段22には、走査駆動手段15や読み出し回路17、記憶手段23、バイアス電源14等の各機能部に必要な電力を供給する内蔵電源24等が接続されている。そして、制御手段22は、画像データDの読み出し処理の際には、上記のように走査駆動手段15や読み出し回路17等の動作を制御して、各放射線検出素子7から信号線6に放出された電荷を読み出し回路17等で画像データDとして読み出すように制御するようになっている。
本実施形態において、放射線画像撮影装置1は、患者の肺換気や肺の血流等の動態を観察するために連続的に複数の放射線画像を得る撮影や、図示しない放射線照射装置と放射線画像撮影装置1とを移動させながら被写体の複数の放射線画像を撮影するトモシンセシス撮影等のように、被写体を介して放射線画像撮影装置1に放射線を連続的に照射して複数のフレームの放射線画像を時間的に連続して動画的に撮影する準動画撮影を行うことができるように構成されている。
制御手段22は、撮影が行われる撮影状況(動態観察のための連続的な撮影かトモシンセシス撮影かその他の撮影か、放射線の照射がパルス状か連続か、放射線の照射時間または照射回数、照射から次の照射までの時間間隔等)に応じて図示しない放射線照射装置と連携しながら撮影を行い、画像データDの信号の読み出し処理を行うように構成される。
すなわち、撮影前に制御手段22は、走査駆動手段15のゲートドライバー15b(図2参照)から走査線5の各ラインL1〜Lnにオン電圧を順次印加して、放射線検出素子7内に残存する電荷を信号線6に放出させる等して放射線検出素子7内から除去する放射線検出素子7のリセット処理を行う。
そして、放射線技師等の操作者が放射線照射装置の曝射スイッチを操作して放射線照射装置から照射開始信号が送信されてくると、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、その時点で行っている放射線検出素子7のリセット処理を、走査線5の最終ラインLnまでオン電圧が印加された時点で終了させて、ゲートドライバー15bから走査線5の各ラインL1〜Lnにオフ電圧を印加させて電荷蓄積状態に移行させる。また、それとともに放射線照射装置にインターロック解除信号を送信する。
そして、放射線照射装置は、放射線画像撮影装置1からのインターロック信号を受信すると放射線を照射させる。そして、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、電荷蓄積状態に移行してから所定の時間が経過した時点で、ゲートドライバー15bから走査線5の各ラインL1〜Lnにオン電圧を順次印加させて前述したように画像データDの信号の読み出し処理を行う。
読み出された画像データDは、撮影ごとに(すなわちフレームごとに)図示しない外部の画像処理装置等に転送されるように構成してもよく、また、放射線画像撮影装置1の記憶手段23(図2参照)に保存しておき、後で画像処理装置等に転送するように構成してもよい。
なお、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1は、図示しない撮影台に装填して撮影に用いることも可能であるが、図示を省略するが、撮影台に装填せずに、いわば単独の状態で、例えば被写体である患者の身体にあてがったり、或いは例えば患者とベッドとの間に挿入する等して撮影に用いることもできるようになっている。
〈放射線画像撮影装置の基板上の配線について〉
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影装置1における基板上の配線について詳細に説明する。
図4(a)は、制御手段22からの垂直方向開始信号(以下STV信号とする。)のSTV信号線の配線を示す説明図であり、図4(b)は、制御手段22からのアウトプットイネーブル信号(Output Enable信号、以下OE信号とする。)のOE信号線の配線を示す説明図であり、図4(c)は、制御手段22からのシフトクロック信号(以下CPV信号とする。)のCPV信号線の配線を示す説明図である。
図4(a)に示すように、本実施形態では、垂直方向開始信号(STV信号)のうち、ゲート入力信号(これを以下STV1とする。)のSTV信号線は制御手段22から先頭の走査駆動手段(GDIC)15のみに配線されており、ゲート出力信号(これを以下STV2とする。)のSTV信号線は先頭の走査駆動手段(GDIC)15から次の(すなわち先頭から2番目の)走査駆動手段(GDIC)15にデイジーチェーンで配線されている。
また本実施形態では、放射線画像撮影装置1の撮影可能領域が上側と下側との2つの分割領域に分割されており、制御手段22からOE信号(OE1,OE2)が入力されるOE信号線は、図4(b)に示すように、上側の分割領域(以下、上側領域という。)に属する走査駆動手段(GDIC)15にOE1のOE信号線が制御手段22から配線され、下側の分割領域(以下、下側領域という。)に属する走査駆動手段(GDIC)15にOE2のOE信号線が制御手段22から配線されている。
上側領域と下側領域とをどこで分割するかは任意に設定可能であるが、上下方向のほぼ中間の位置で分割することが好ましく、図4(b)では、上下方向に17個配置されている走査駆動手段(GDIC)15のうち、上側8個を上側領域の走査駆動手段(GDIC)15とし、下側9個を下側領域の走査駆動手段(GDIC)15とした例を示している。
また、図4(c)に示すように、制御手段22からのCPV信号の信号線は、全走査駆動手段(GDIC)15に共通に配線される。
本実施形態では、放射線画像撮影装置1の走査線5の各ラインL1〜Lnを順次ON状態として画像データDの信号を読み出すために、上記のSTV信号(すなわち、STV1,STV2)、OE信号、CPV信号という3種類の信号が用意されている。
画像データDの読み出しを行う際には、制御手段22は、まず放射線画像撮影装置1の走査線5の1ライン目(L1)にSTV信号(STV1)を与え、このときにCPV信号を入れると1ライン目(L1)にゲートが入る(すなわち、1ライン目をアクティブにする)。この状態でさらにOE信号を入れるとこの1ライン目(L1)のTFT8(すなわちスイッチ素子)が有効(ON状態)となり、放射線検出素子7から電荷が信号線6に放出されて、読み出しIC16(ROIC16とする。)による信号読み出しが可能な状態となる。
次のライン(2ライン目(L2))をON状態としたいときには、1ライン目(L1)にゲートがいる状態でCPV信号を入れる。これにより、ゲートが次のライン(すなわち、2ライン目(L2))に移動する。
なお、ゲートが入った状態でOE信号を入れずに(すなわちON状態とせずに)CPV信号のみを入れると、当該ラインについては、放射線検出素子7と信号線6との導通が遮断されたままであり、読み出しIC16による信号の読み出し処理を行わずに次のラインにゲートが移動する。
本実施形態のように走査駆動手段(GDIC)15が17個配置されている場合、全ての走査駆動手段(GDIC)15について、STV1のSTV信号線、STV2のSTV信号線、OE信号のOE信号線、CPV信号のCPV信号線を制御手段22からそれぞれ配線した場合には、68本の信号線を配線する必要が生じ、制御手段22のI/O数が多くなるため、I/O数が多いパッケージを用いる必要が生じてしまう。また配線の引き出し等も複雑となり、基板の層数の多い高価な基板を用いる必要も生じる。
この点、本実施形態では、上記のように、STV1の信号線を制御手段22から先頭の走査駆動手段(GDIC)15のみに配線し、STV2の信号線を先頭の走査駆動手段(GDIC)15から2番目の走査駆動手段(GDIC)15に配線し、OE信号の信号線を制御手段22から上側領域の走査駆動手段(GDIC)15に共通に、また、下側領域の走査駆動手段(GDIC)15に共通に配線し、CPV信号の信号線を制御手段22から全ての走査駆動手段(GDIC)15に共通に配線すればよいため、制御手段22のI/O数が少なくてすみ、配線の引き出し等も簡易化することができる。
〈本実施形態に特有の制御及び放射線画像撮影装置の作用について〉
図5(a)及び図5(b)を参照しつつ、本実施形態に特有の制御及び放射線画像撮影装置の作用について説明する。
図5(a)は、各フレームにおけるトリミング制御を模式的に示した説明図であり、図中の矢印は、信号読み出し及びゲートシフトの向きを示している。すなわち、図5(a)では、図中左上から右下に向けて順次信号の読み出し処理及びゲートシフトが行われることを示す。また、図中の領域Aは、フレーム左側の有効画素領域TAを含まない部分であり、図中の領域Bは、フレーム内の有効画素領域TAを含む部分であり、図中の領域Cは、フレーム右側の有効画素領域TAを含まない部分である。なお、領域A1,領域B1,領域C1は1フレーム目における各領域を示し、領域A2,領域B2,領域C2は2フレーム目における各領域を示している。
また、図5(b)は、図5(a)に示す各フレームのうち、1フレーム分(1フレーム目と2フレーム目の1ライン目)のトリミング処理における各信号を入れるタイミングを示すタイミングチャートである。なお、図中の「RO」は、読み出しIC(ROIC)16による画像データDの信号の読み出し処理(Read Out)が行われていることを示している。
本実施形態では、まず、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、放射線技師等の操作者(ユーザー)等によって設定された有効画素領域(関心領域)TAを、コンソール等の外部装置からの指示信号やX線センサーの出力値等に基づいて検出する。
なお、本実施形態では、放射線画像撮影装置1の放射線検出素子7が400(w)×400(h)のマトリクス状に配置されていると仮定して、この範囲を撮影可能領域とし、この撮影可能領域のうち、上下50ライン分は有効画素でない領域(すなわち、非有効画素領域)であって、フレームのほぼ中央部の400(w)×300(h)が有効画素領域(関心領域)TAであると仮定した場合を例として以下説明する。
有効画素領域(関心領域)TAに対応する放射線画像撮影装置1上の位置に患者の撮影対象部位を配置して撮影が行われ、画像データDの信号の読み出し処理を行う際には、制御手段22は、まず、1フレーム目の1ライン目にSTV1入力し、このときにCPV信号を入れることで1ライン目(L1)の走査駆動手段(GDIC)15にパルスを入力する。
さらに制御手段22は、この状態でCPV信号のみを50回入れることで有効画素領域TAの先頭である51ライン目までゲートをシフトさせる。
なお、1ライン目から50ライン目までの50ラインは非有効画素領域であるためOE信号は入力せず、読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等は行わない。
次に、51ライン目までゲートがシフトすると、制御手段22は、上側領域のみが信号の読出しが可能な状態となるように、OE1のみを入力する。これにより、51ライン目のTFT8がON状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出されて、51ライン目について読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等が行われる。
その後制御手段22は、CPV信号を入れることで次の52ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にパルスを入力してゲートをシフトさせる。
そして、52ライン目から200ライン目についても同様に、制御手段22は順次OE信号(OE1)を入力して各ラインのTFT8を順次有効(ON状態)とし、読み出しIC16(ROIC16とする。)による信号の読み出し処理を行う。これにより上側領域の有効画素領域TAについて信号の読み出し処理が完了する。
次に、201ライン目までゲートがシフトすると、制御手段22は、下側領域のみが信号の読出しが可能な状態となるように、OE2のみを入力する。これにより、201ライン目のTFT8がON状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出されて、201ライン目について読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等が行われる。
その後制御手段22は、CPV信号を入れることで次の202ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にパルスを入力する。
そして、202ライン目から350ライン目についても同様に、制御手段22は順次OE信号(OE2)を入力して各ラインのTFT8を順次有効(ON状態)とし、読み出しIC16(ROIC16とする。)による信号の読み出し処理を行う。これにより下側領域の有効画素領域TAについて信号の読み出し処理が完了する。
また、本実施形態において、制御手段22は、1フレーム目の301ライン目、すわなち、下側領域の有効画素領域TAの残りの有効画素ラインが50ラインとなった時点で、2フレーム目の1ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にSTV1を入力する。
さらに制御手段22は、2フレーム目についてこの状態でCPV信号のみを50回入れることで1ライン目から50ライン目までゲートのみを移動させ、2フレーム目における有効画素領域TAの先頭である51ライン目の手前までゲートをシフトさせる。
これにより、1フレーム目の301ライン目から350ライン目について下側領域の有効画素領域TAについて信号の読み出し処理を行っている間に、これと並行して2フレーム目の上側領域の非有効画素領域をゲートシフトし、2フレーム目の有効画素領域TAについて信号の読み出し処理を行う準備(ゲート準備)をすることができる。
このため、1フレーム目の下側領域の有効画素領域TAについて信号の読み出し処理が完了すると、すぐに2フレーム目の上側領域の有効画素領域TAの信号の読み出し処理を開始することができ、処理時間の無駄を省くことができる。また、このように1度にゲートが2つ入っている状態を生じても、非有効画素領域にあるゲートにはOE信号を入力せず、CPV信号のみを入れてゲートをシフトさせるだけであるため、有効画素領域TAについての信号の読み出し処理にノイズ等の影響を及ぼすことがなく、迅速な信号の読み出し処理と高精度な信号読出しとを両立させることができる。
そして、351ライン目から400ライン目までは、下側領域の非有効画素領域となるため、制御手段22は、1フレーム目についてCPV信号のみを351ライン目から400ライン目まで50回入れることで400ライン目までゲートをシフトさせる。
また、1フレーム目におけるゲートが351ライン目から400ライン目にあるとき、2フレーム目については、上側領域の有効画素領域TAにあるため、制御手段22は、1フレーム目についてゲートをシフトさせる処理を行うのと並行して、2フレーム目の51ライン目から200ライン目まで、上側領域のみが信号の読出しが可能な状態となるように、OE1のみを入力する。これにより、2フレーム目の51ライン目から200ライン目のTFT8が順次ON状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出されて、51ライン目から200ライン目について順次読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等が行われる。
以下、2フレーム目の下側領域の有効画素領域TA及び3フレーム目以降についても同様の処理を繰り返し、nフレーム目まで順次信号の読み出し処理を行う。
以上のように、本実施形態によれば、ゲートについては先頭の1ライン目から最終のnライン目まで順次移動させつつ、信号の読み出し処理は有効画素領域TAについてのみ行う。このため、不要な領域について無駄に信号の読み出し処理を行うことがなく、効率よく迅速に信号の読み出し処理を行うことができる。
そして、ゲートについては1ライン目からnライン目まで順次移動させるため、制御手段22から配線されるSTV信号を入力するSTV信号線としてはSTV1を入力する信号線を配線することで足りる。また、CPV信号を入力するCPV信号線は全ての走査駆動手段15に共通配線され、OE信号を入力するOE信号線も上側領域の有効画素領域TAについて信号を読み出すための、すなわち、上側領域の走査駆動手段15に共通のOE1の信号線と下側領域の有効画素領域TAについて信号を読み出すための、すなわち、下側領域の走査駆動手段15に共通のOE2の信号線とを配線すれば足りる。
このため、制御手段22から走査駆動手段15に配線される信号線の配線数を大幅に削減することができ、I/O数の少ない安価なパッケージで迅速なトリミング処理を実現することができる。また、引き出される配線も少ないため、配線を簡易化できるとともに、基板の層数も抑えることができ、コストダウンを実現することができる。
このように本実施形態の放射線画像撮影装置1によれば、走査駆動手段15を制御する制御手段22のI/O数を抑えてコストダウンを図りつつ、適切にトリミング制御を行って信号の読み出し処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
さらに、本実施形態では、放射線画像撮影装置1の撮影可能領域を上側領域と下側領域とに分割し、それぞれにOE信号を入力するOE信号線を1本ずつ配線している。
このため、例えば、1つのフレームの下側領域の有効画素領域について信号の読み出し処理を行っているときに、同時並行的に次のフレームの上側領域の非有効画素領域についてゲートをシフトさせることができる。
このように、1つのフレームについて処理が完了する前に、次のフレームについて前倒しでSTV1を入れることで、1つのフレームの下側領域の有効画素領域TAの終端から、上側領域の有効画素領域TAの先頭へと切れ目なく信号の読み出し処理を行うことができ、より効率のよいトリミング処理を行うことができる。
なお、本実施形態では、放射線画像撮影装置1の撮影可能領域を上下2つの分割領域に分割し、それぞれにOE信号を入力するOE信号線を1本ずつ配線する例を示したが、放射線画像撮影装置1の撮影可能領域は2つに分割する場合に限定されない。
放射線画像撮影装置1の撮影可能領域をさらに多くの分割領域に分割し、それぞれの分割領域ごとにOE信号を入力する信号線を配線してもよい。
この場合には、一層効率の良い信号の読み出し処理を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、図6(a)〜図6(c)、図7(a)及び図7(b)を参照しつつ、本発明に係る放射線画像撮影装置の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、OE信号線の配線の仕方及びトリミング制御の手法のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図6(a)は、本実施形態におけるSTV信号線の配線例を示す図であり、図6(b)は、本実施形態におけるOE信号線の配線例を示す図であり、図6(c)は、本実施形態におけるCPV信号線の配線例を示す図である。
図6(a)及び図6(c)に示すように、STV信号線とCPV信号線の配線については。第1の実施形態と同様である。
これに対して、OE信号線は、第1の実施形態と異なり、図6(b)に示すように、全走査駆動手段(GDIC)15に共通する信号線が配線されており、CPV信号線と同様の配線となっている。
本実施形態では、第1の実施形態とは異なって撮影可能領域を分割せず、OE信号線の配線についても1本の配線で対応する。このため、配線数をより少なく単純化することができる。
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、図7(a)及び図7(b)を参照しつつ、本実施形態に特有の制御及び放射線画像撮影装置の作用について説明する。
図7(a)は、本実施形態におけるトリミング制御を模式的に示す説明図であり、図7(b)は、本実施形態におけるSTV信号、OE信号、CPV信号の入力タイミングを示すタイミングチャートである。
図7(a)における矢印は、信号読み出し及びゲートシフトの向きと速さを示している。すなわち、図7(a)では、図中左上から右下に向けて順次信号の読み出し処理及びゲートシフトが行われることを示しており、矢印の角度が緩やかな部分はゆっくりとゲートシフトを行っていることを示し、矢印の角度が急である部分は高速にゲートシフトを行っていることを示している。
本実施形態では、まず、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、第1の実施形態と同様に、撮影可能範囲内に設定された有効画素領域(関心領域)TAを検出する。
なお、撮影可能領域及び有効画素領域(関心領域)TAについては、第1の実施形態と同様であると仮定した場合を例として以下説明する。
有効画素領域(関心領域)TAに対応する放射線画像撮影装置1上の位置に患者の撮影対象部位を配置して撮影が行われ、画像データDの信号の読み出し処理を行う際には、制御手段22は、まず、1フレーム目の1ライン目(L1)の走査駆動手段(GDIC)15にSTV1を入力する。
さらに制御手段22は、この状態でCPV信号のみを50回入れることで1ライン目から50ライン目までゲートのみを移動させ、有効画素領域TAの先頭である51ライン目の手前までゲートをシフトさせる。
なお、1ライン目から50ライン目までの50ラインは非有効画素領域であるためOE信号は入力せず、読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等は行わない。
図7(a)に示すように、非有効画素領域である1ライン目から50ライン目までについては、制御手段22は、有効画素領域TAに対応する走査線5の走査駆動手段15に対するよりも高速でCPV信号を入力する。
これにより、不要な領域について高速でゲートをシフトさせることができる。なお、高速でゲートをシフトさせることは、具体的には、例えば走査駆動手段(GDIC)15の最大周波数でゲートをシフトさせることにより実現することができる。
次に、51ライン目までゲートがシフトすると、制御手段22は、信号の読出しが可能な状態となるように、OE信号を入力する。これにより、51ライン目のTFT8がON状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出されて、51ライン目について読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等が行われる。
その後制御手段22は、CPV信号を入れることで次の52ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にパルスを入力してゲートをシフトさせる。
そして、52ライン目から350ライン目についても同様に、制御手段22は順次OE信号を入力して各ラインのTFT8を順次有効(ON状態)とし、読み出しIC16(ROIC16)による信号の読み出し処理を行う。そして信号の読み出し処理が完了するとCPV信号を入力して次のラインにゲートを移動させる。これを繰り返すことにより有効画素領域TAについて信号の読み出し処理が完了する。
次に、351ライン目までゲートがシフトすると、非有効画素領域である351ライン目から400ライン目までの50ラインについては、制御手段22は、再び有効画素領域TAに対応する走査線5の走査駆動手段15に対するよりも高速でCPV信号を50回入力する。これにより、不要な領域について高速でゲートをシフトさせることができる。
1フレーム目の処理が完了すると、2フレーム目以降についても同様の処理を繰り返し、nフレーム目まで順次信号の読み出し処理を行う。
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、ゲートについては先頭の1ライン目から最終のnライン目まで順次移動させつつ、信号の読み出し処理は有効画素領域TAについてのみ行う。このため、不要な領域について無駄に信号の読み出し処理を行うことがなく、効率よく迅速に信号の読み出し処理を行うことができる。
また、ゲートについては1ライン目からnライン目まで順次移動させるため、制御手段22から配線されるSTV信号を入力するSTV信号線としてはSTV1とSTV2を入力する2本の信号線を配線することで足りる。また、OE信号を入力するOE信号線及びCPV信号を入力するCPV信号線は全ての走査駆動手段15に共通して1本ずつ配線すれば足りる。
このため、制御装置22から走査駆動手段15に配線される信号線の配線数を最小限度まで削減することができ、I/O数の少ない安価なパッケージで迅速なトリミング処理を実現することができる。また、引き出される配線も少ないため、配線を簡易化できるとともに、基板の層数も抑えることができ、コストダウンを実現することができる。
さらに、本実施形態では、制御手段22が、有効画素領域TAに対応する走査線以外に対しては、有効画素領域TAに対応する走査線に対するよりも高速でCPV信号を入力する。
このため、不要な領域については、高速でゲートをシフトさせることができ、より効率よく迅速な信号の読み出し処理を行うことができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、第2の実施形態では、1フレームずつ信号の読み出し処理を行う例を示したが、第2の実施形態のように、OE信号線、CPV信号線ともに全ての走査駆動手段15に共通して配線するとした場合のトリミング制御の手法は実施形態に示したものに限定されない。
例えば図8(a)は、第2の実施形態の一変形例におけるトリミング制御を模式的に示す説明図であり、図8(b)は、第2の実施形態の一変形例におけるSTV信号、OE信号、CPV信号の入力タイミングを示すタイミングチャートである。
図8(a)及び図8(b)に示すように、撮影可能領域のうち、有効画素領域TAを含まない領域、例えば、1フレーム目の領域C1を次のフレームの領域A2と重ねて同時並行的に処理を行うことで、より無駄なく効率的なトリミング処理を行うことができる。
具体的には、制御手段22は、第1の実施形態と同様に、まず、1フレーム目の1ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にSTV1を入力する。
さらに制御手段22は、1フレーム目についてこの状態でCPV信号のみを50回入れることで1ライン目から50ライン目までゲートのみを移動させ、有効画素領域TAの先頭である51ライン目の手前までゲートをシフトさせる。
このとき、制御手段22は、非有効画素領域である1ライン目から50ライン目までについては、有効画素領域TAに対応する走査線5の走査駆動手段15に対するよりも高速でCPV信号を入力する。これにより、不要な領域について高速でゲートをシフトさせることができる。
次に、51ライン目までゲートがシフトすると、制御手段22は、信号の読出しが可能な状態となるように、OE信号を入力する。これにより、51ライン目のTFT8がON状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出されて、51ライン目について読み出しIC(ROIC)16による信号の読み出し処理等が行われる。
その後制御手段22は、CPV信号を入れることで次の52ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にパルスを入力してゲートをシフトさせる。
そして、52ライン目から350ライン目についても同様に、制御手段22は順次OE信号を入力して各ラインのTFT8を順次有効(ON状態)とし、読み出しIC16(ROIC16)による信号の読み出し処理を行う。そして信号の読み出し処理が完了するとCPV信号を入力して次のラインにゲートを移動させる。これを繰り返すことにより有効画素領域TAについて信号の読み出し処理が完了する。
次に、1フレーム目について351ライン目の手前までゲートがシフトすると、制御手段22は、2フレーム目の1ライン目の走査駆動手段(GDIC)15にSTV1を入力する。
さらに制御手段22は、CPV信号のみを50回入れる。これにより、1フレーム目については351ライン目から400ライン目まで、2フレーム目については1ライン目から50ライン目まで同時並行的にゲートのみを移動させ、1フレーム目についての処理を終了するとともに、2フレーム目について有効画素領域TAの先頭である51ライン目の手前までゲートをシフトさせる。
なお、非有効画素領域である1フレーム目の351ライン目から400ライン目までの50ラインと2フレーム目の1ライン目から50ライン目までの50ラインについては、第2の実施形態で述べたのと同様に、制御手段22は、有効画素領域TAに対応する走査線5の走査駆動手段15に対するよりも高速でCPV信号を入力する。これにより、不要な領域について高速でゲートをシフトさせることができる。
2フレーム目以降についても同様の処理を繰り返し、nフレーム目まで順次信号の読み出し処理を行う。
このように、1フレーム目の後半の非有効画素領域と次のフレームの前半の非有効画素領域とについて同時並行的にゲートシフトの処理を行った場合には、第2の実施形態のように、1フレームずつ処理を行う場合より、重ねて処理を行っている分だけ処理時間の短縮を図ることができ、より効率よく迅速な処理を行うことが可能となる。
また、上記各実施形態では、各フレームについて撮影可能領域の左上から右下に向かって処理を行う場合を例示したが、処理の進め方はここに例示した方向に限定されない。
例えば、第1の実施形態のように、撮影可能領域を上側領域と下側領域とに分割する場合には、制御手段22から、先頭の走査線5に対応する走査駆動手段15と最終の走査線5に対応する走査駆動手段15との2つにそれぞれSTV信号を入力するSTV信号線を配線してもよい。
この場合には、信号の読み出し処理及びゲートシフトを行う際に、撮影可能領域の上下方向の中央部に、向かって左上と左下の両方から同時並行的に処理を行うようにしてもよい。
この場合もCPV信号を入力するCPV信号線を、制御手段22から、上側領域に属する走査駆動手段15、下側領域に属する走査駆動手段15にそれぞれ共通に配線しておく。
これにより、上側領域、下側領域いずれにおいても非有効画素領域においてはゲートシフトのみを行い、有効画素領域TAについてはOE信号を入力して信号の読み出し処理を行うように制御することができる。
また、第2の実施形態で示したCPV信号を高速で入力し、非有効画素領域に対応するラインのゲートを高速でシフトさせる手法を、第1の実施形態で示した手法に合せて適用してもよい。
この場合、非有効画素領域について更なる処理の高速化を図ることができる。
また、トリミング制御を行う場合に撮影に用いる領域(すなわち、有効画素領域TA)が予め設定されている場合には、当該領域に対応する走査駆動手段15については全てSTV信号線等を配線し、他の領域についてのみ制御手段22からの信号線の配線本数を減らす構成を採用してもよい。
例えば、トリミング制御を行う際には撮影可能範囲の中央部分のみを有効画素領域TAとして撮影を行うと設定されている場合、当該有効画素領域TAに対応する走査駆動手段15については全てSTV信号線等を配線し、当該領域の上側及び下側の領域に対応する走査駆動手段15のいずれかにSTV1用の信号線を1本配線する、又は上側の領域に対応する走査駆動手段15及び下側の領域に対応する走査駆動手段15のいずれかにSTV1用の信号線を1本ずつ配線する等の構成としてもよい。
この場合、有効画素領域TAに対応する走査駆動手段15についてはどこからでもSTV信号を入れることができ、自由度の高いトリミング制御を行うことができるとともに、全体としての制御手段22からの配線数を抑えることができる。
また、CPV信号を入力するCPV信号線についても共通配線とせず、2本以上配線してもよい。
CPV信号線が共通配線されている場合には、全ての走査駆動手段(GDIC)15に同一のCPV信号が入力されるため、第1の実施形態のように、非有効画素領域と有効画素領域TA(の一部)に対し同時並行的に処理を行う場合、非有効画素領域に対応する走査駆動手段(GDIC)15に入力されるCPV信号のみを高速化することはできないが、CPV信号線についても分割し、複数本設けるようにした場合には、上記のような場合にも、非有効画素領域でのみ高速シフトを行うことが可能となる。
1 放射線画像撮影装置
5 走査線
7 放射線検出素子
15 走査駆動手段
22 制御手段
23 記憶手段
D 画像データ
TA 有効画素領域

Claims (8)

  1. 1ライン目からnライン目までの複数の走査線と、
    複数の信号線と、
    撮影可能領域に二次元状に配列された複数の放射線検出素子と、
    前記各放射線検出素子から前記各信号線に放出された電荷を画像データとして読み出す読み出し回路と、
    前記放射線検出素子ごとに配置され、前記走査線を介してオフ電圧が印加されるとオフ状態になり前記放射線検出素子と前記信号線との導通を遮断し、オン電圧が印加されるとオン状態になり前記放射線検出素子から電荷を前記信号線に放出させるスイッチ素子と、
    前記各走査線に印加する電圧を前記オン電圧と前記オフ電圧との間で切り替える走査駆動手段と、
    前記各放射線検出素子からの画像データの読み出し処理を行わせるように制御する制御手段と、
    所定の走査線に対して前記オン電圧を印加して当該所定の走査線の前記スイッチ素子をオン状態とするOE信号を前記制御手段から前記走査駆動手段に入力するOE信号線と、
    前記OE信号が入力されることで前記オン電圧が印加される前記所定の走査線を次の走査線に移動させるCPV信号を前記制御手段から前記走査駆動手段に入力するCPV信号線と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記所定の走査線を1ライン目からnライン目まで順次移動させるように前記CPV信号を入力するとともに、前記所定の走査線が画像データを読み出す有効画素領域に対応する走査線である場合にのみ前記オン電圧が印加されるように前記走査駆動手段に前記OE信号を入力することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記撮影可能領域は、前記走査駆動手段が属する複数の分割領域に分割され、
    前記OE信号線は、前記分割領域ごとに配線されていることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. STV信号を前記制御手段から前記走査駆動手段に入力するSTV信号線を備え、
    前記STV信号線は、その全部又は一部はデイジーチェーンにて前記各走査駆動手段に配線されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記CPV信号線は、全ての前記走査駆動手段に共通して配線されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記制御手段は、非有効画素領域における前記所定の走査線の移動が、前記有効画素領域における前記所定の走査線の移動よりも高速で行われるように、前記走査駆動手段に対して前記CPV信号を入力することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 複数のフレームの画像データの読み出しに際して、
    前記制御手段は、あるフレームの有効画素領域の画像データの読み出し中に、次フレームの非有効画素領域において前記所定の走査線を順次移動させることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 複数のフレームの画像データの読み出しに際して、
    前記制御手段は、あるフレームの非有効画素領域において前記所定の走査線を順次移動させながら、次フレームの非有効画素領域においても前記所定の走査線を順次移動させることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記制御手段は、前記非有効画素領域における前記所定の走査線の移動が、前記有効画素領域における前記所定の走査線の移動よりも高速で行われるように、前記走査駆動手段に対して前記CPV信号を入力することを特徴とする請求項7に記載の放射線画像撮影装置。
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