JP2017104200A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体である患者や当該患者以外の人等に、放射線の照射が終了したか否かを的確に認識させることが可能な放射線画像撮影システムを提供する。【解決手段】回診車50に搭載された放射線発生装置57、または可搬型の放射線発生装置と、二次元状に配列された複数の放射線検出素子を備えるFPDカセッテ1とを備え、FPDカセッテ1で一連の複数枚の放射線画像を撮影して動画撮影を行う放射線画像撮影システム100において、さらに、一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間τを算出する算出装置70と、算出された残り時間τを表示する表示装置80、80A、80Bとを備える【選択図】図5

Description

本発明は、放射線画像撮影システムに係り、特に回診車に搭載された放射線発生装置や可搬型の放射線発生装置を備える放射線画像撮影システムに関する。
従来のフィルム/スクリーンや輝尽性蛍光体プレート等に代わる放射線画像の撮影装置として、例えば後述する図2に示すように、複数の放射線検出素子7が二次元状(マトリクス状)に配列され、被写体を透過した放射線を、各放射線検出素子7でその強度に応じて画像データDに変換して読み出すFPD(flat panel detector)カセッテが開発されてきた。
そして、従来のフィルム/スクリーンや輝尽性蛍光体プレートでは、それらに放射線を複数回照射すると二重露光や多重露光の問題が生じてしまい、被写体の動画撮影を行うことができない。それに対し、FPDカセッテでは、読み出した画像データDを装置内の記憶手段23(後述する図2参照)に保存しておくことができるため、被写体の動態撮影等の動画撮影を行うことが可能となる。
なお、動態撮影とは、例えば被写体である患者の胸部に放射線を複数回照射し、例えば図10に示すように、患者の肺野Rの各時間位相T(T=t〜t)の各放射線画像(動態撮影の場合にはフレーム画像等ともいう。)を取得する撮影をいう。そして、それらの各放射線画像をさらに解析する等して診断に応用する試みがなされるようになってきている。また、本発明では、動画撮影は、上記の動態撮影に限定されず、放射線を、被写体に複数回照射し、或いは被写体に連続して照射し、複数枚の放射線画像を撮影するものであればどのような態様であってもよい。
一方、このようなFPDカセッテを用いた動画撮影は、設備が整った撮影室等で行われる場合もあるが、例えば患者が撮影室まで来ることができないような場合には、FPDカセッテや、放射線発生装置等が搭載された回診車(例えば特許文献1、2等参照)を病院等の病室に持ち込み、被写体である患者の胸部等の撮影部位に放射線を複数回照射して動画撮影が行われる場合もあり得る。
また、例えば図11に示すような可搬型の(すなわちいわゆるポータブルの)放射線発生装置57が病室に持ち込まれて動画撮影が行われる場合もある。なお、図11では、可搬型の放射線発生装置57の本体部分のみが記載されているが、使用時には、可搬型の放射線発生装置57が図示しない台や脚等に固定された状態で使用される。
特開2003−310595号公報 特開2014−204783号公報
ところで、例えば動画撮影が動態撮影である場合には、放射線発生装置から被写体である患者に20秒程度の間、放射線が照射されて図10に示したような各放射線画像の撮影が行われるが、その間、患者は姿勢を維持しなければならない。そのため、患者が動態撮影に慣れていない場合、患者は、放射線の照射が開始された後、あとどれくらいの時間、姿勢を維持しなければならないかが分からず、ストレスが溜まる可能性がある。
また、放射線技師等の撮影者は、撮影の間、患者の姿勢が適切に維持されたかを監視し続けるなど、注意を払う必要があるが、撮影室で動態撮影を行う場合とは異なり、放射線発生装置等が搭載された回診車等を病室に持ち込んで撮影を行う場合には、患者以外の人等が放射線の照射野内に入り込んでしまう可能性がある。そのため、撮影者は、患者以外の人等が放射線の照射野内に入り込まないようにする等のためにさらに注意を払うことが必要になり、ストレスが溜まる可能性がある。
さらに、患者以外の人にとっては、放射線は目に見えないため放射線の照射が終了したか否か等が判別できず、例えば同じ病室の他の患者が放射線発生装置の近くを通行してよいかや、介助者や介護者等が被写体である患者に触れてよいのか等が分からずに、いつまでも行動が制限されたり緊張が続いたりするため、やはりストレスが溜まる可能性がある。
このように、特にFPDカセッテや回診車等を病室に持ち込んで動態撮影等の動画撮影を行う場合には、患者や放射線技師等の撮影者だけでなく、患者以外の人が撮影現場の近くにいる可能性がある点で、病院等の撮影室で撮影する場合とは撮影環境が異なる点に注意する必要がある。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、被写体である患者や当該患者以外の人等に、放射線の照射が終了したか否かを的確に認識させることが可能な放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影システムは、
回診車に搭載された放射線発生装置、または可搬型の放射線発生装置と、
二次元状に配列された複数の放射線検出素子を備えるFPDカセッテと、
を備え、前記FPDカセッテで一連の複数枚の放射線画像を撮影して動画撮影を行う放射線画像撮影システムにおいて、
さらに、一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間を算出する算出装置と、
算出された前記残り時間を表示する表示装置と、
を備えることを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、回診車に搭載された放射線発生装置や可搬型の放射線発生装置等を病室に持ち込んで被写体である患者の動態撮影等の動画撮影を行う際に、算出装置が算出した一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間を表示装置上に表示する。そのため、被写体である患者や、放射線技師等の撮影者、被写体である患者以外の人等に、放射線の照射が終了したか否かを的確に認識させることが可能となる。
その際、放射線発生装置から照射される放射線は、被写体である患者や当該患者以外の人等の目には見えないが、表示装置上の残り時間の表示を見ることで、表示された残り時間が0でなければ、放射線が照射されており、放射線の照射があと何秒間続くかを知ることができる。また、残り時間が0であれば、放射線の照射が終了したことを的確に認識することが可能となる。
そのため、本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、被写体である患者や当該患者以外の人等が放射線の照射によりストレスを感じることなく動画撮影を行うことが可能となる。
FPDカセッテの外観を示す斜視図である。 FPDカセッテの等価回路を表すブロック図である。 本実施形態に係る回診車の外観を示す斜視図である。 コンソールの構成を表すブロック図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影システムの全体構成を表す図である。 残り時間を表示画面上に表示する構成例を表す図であり、(A)デジタル表示で表示する構成例、(B)プログレスバーで表示する構成例を表す図である。 撮影者が携帯する携帯端末の構成例を表す図である。 (A)複数の発光手段がアレイ状に並べられて構成された表示装置、(B)複数の発光手段が分散した状態で構成された表示装置で残り時間を表示する構成例を表す図である。 (A)〜(C)点灯させる発光手段の位置と発光色とを変えて残り時間を表示するように構成した表示装置の構成例を表す図である。 患者の胸部の動態撮影で撮影される各フレーム画像の例を表す図である。 可搬型の放射線発生装置の例を示す図である。
以下、本発明に係る放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
なお、以下では、例えば後述する図5に示すように、被写体Hである患者がベッドB等に横臥した状態で動態撮影等の動画撮影が行われる場合について説明するが、例えば、患者がベッドB等の上で上半身を起こした状態や、起立した状態(立位)で動画撮影が行われる場合にも本発明を適用することが可能である。
また、以下では、回診車50(後述する図3や図5参照)に搭載された放射線発生装置57を病室に持ち込んで動画撮影を行う場合について説明するが、前述したように、可搬型の放射線発生装置57(図11参照)を病室に持ち込んで動画撮影を行う場合にも適用可能であり、この場合も本発明に含まれる。
[FPDカセッテの構成について]
まず、FPDカセッテの構成等について簡単に説明する。図1は、FPDカセッテの外観を示す斜視図であり、図2は、FPDカセッテの等価回路を表すブロック図である。図1や図2に示すように、FPDカセッテ1には、図示しないセンサー基板上に二次元状(マトリクス状)に配列された複数の放射線検出素子7が筐体2内に収納されて形成されている。
なお、図1では、FPDカセッテ1の筐体2の一方の側面に、電源スイッチ25や切替スイッチ26、コネクター27、インジケーター28等が配置されている場合が示されている。また、図示を省略するが、筐体2の例えば反対側の側面等に、外部と無線通信を行うためのアンテナ29(後述する図2参照)が設けられている。
図2に示すように、各放射線検出素子7には、バイアス線9が接続されており、バイアス線9やそれらの結線10を介してバイアス電源14から逆バイアス電圧が印加される。また、各放射線検出素子7には、スイッチ素子としてTFT(Thin Film Transistor)8が接続されており、TFT8は信号線6に接続されている。
また、走査駆動手段15では、配線15cを介して電源回路15aから供給されたオン電圧とオフ電圧がゲートドライバー15bで切り替えられて走査線5の各ラインL1〜Lxに印加される。そして、各TFT8は、走査線5を介してオフ電圧が印加されるとオフ状態になり、放射線検出素子7と信号線6との導通を遮断して、電荷を放射線検出素子7内に蓄積させる。また、走査線5を介してオン電圧が印加されるとオン状態になり、放射線検出素子7内に蓄積された電荷を信号線6に放出させる。
各信号線6は、読み出しIC16内の各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。そして、画像データDの読み出し処理の際に、ゲートドライバー15bから走査線5の各ラインL1〜Lxにオン電圧が順次印加される。そして、TFT8がオン状態になると、放射線検出素子7から電荷がTFT8や信号線6を介して読み出し回路17に流れ込み、増幅回路18で、流れ込んだ電荷の量に応じた電圧値が出力される。
相関二重サンプリング回路(図2では「CDS」と記載されている。)19は、増幅回路18から出力された電圧値をアナログ値の画像データDとして読み出して出力し、出力された画像データDはアナログマルチプレクサー21を介してA/D変換器20に順次送信され、A/D変換器20でデジタル値の画像データDに順次変換されて記憶手段23に順次保存されるようになっている。
制御手段22は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューターや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。
制御手段22には、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NAND型フラッシュメモリー等で構成される記憶手段23や、リチウムイオンキャパシター等で構成される内蔵電源24が接続されており、また、前述したアンテナ29やコネクター27を介して外部と無線方式や有線方式で通信を行うための通信部30が接続されている。
また、制御手段22は、上記のように、バイアス電源14から各放射線検出素子7への逆バイアス電圧の印加を制御したり、走査駆動手段15や読み出し回路17等の動作を制御して、各放射線検出素子7からの画像データDの読み出し処理を行わせ、読み出された画像データDを記憶手段23に保存したり、或いは、保存された画像データDを、通信部30を介して外部に転送する等の制御を行うようになっている。
[回診車について]
次に、本実施形態に係る回診車について説明する。図3は、本実施形態に係る回診車の外観を示す斜視図である。なお、以下では、回診車50の支柱56が設けられた側を回診車50の前側、ハンドルバー61が設けられた側を回診車50の後ろ側として説明する。
本実施形態では、図3に示すように、カバー51で覆われた回診車50の基台52の前方に前輪53が、基台52の後方に後輪54がそれぞれ2輪ずつ設けられている。そして、カバー51で覆われた本体部55内に、後輪54を回転駆動させるための図示しないモーター等の駆動部が内蔵されている。また、本体部55内には、後述する放射線発生装置57の図示しない制御部等も内蔵されている。
回診車50の基台52の前側には、支柱56が略垂直方向に立設されるように設けられている。本実施形態では、支柱56は、上下方向に伸縮可能とされており、支柱56が上下方向に伸縮することで、その上端側に取り付けられている放射線発生装置57も上下動するようになっている。なお、支柱56は上下方向に伸縮せず、放射線発生装置57が支柱56に沿って昇降するように構成することも可能である。また、支柱56の上端部に取り付けられている表示装置80Aについては、後で説明する。
また、本実施形態では、支柱56が、その延在方向(すなわち上下方向)を中心として回動することで、放射線発生装置57が支柱56の延在方向を中心として回動することができるようになっている(図3中の矢印参照)。なお、放射線発生装置57を支柱56に固定し、支柱56を回動させることで放射線発生装置57を上記のように回動させるように構成することも可能である。
そして、回診車50を搬送する際は、放射線発生装置57を本体部55の上方に回動させた状態(すなわち図3の状態)で搬送し、放射線発生装置57から放射線を照射する際には、放射線発生装置57を図3に示した状態から180°等の所定の角度だけ回動させて使用するようになっている。
放射線発生装置57としては、図示しない回転陽極等を備える公知の装置を用いることが可能である。また、放射線発生装置57の下側には、放射線発生装置57から照射される放射線の照射野を絞るためのコリメーター58等が取り付けられている。なお、コリメーター58に取り付けられている表示装置80Bについては、後で説明する。また、表示装置80Bは、放射線発生装置57に取り付けられていてもよい。また、表示装置80Bも、表示装置80Aと同様に表示画面81を備えているが、図3や後述する図5では、表示装置80Bの表示画面81が下向きになっている。
回診車50の後ろ側の上部には、放射線技師等の撮影者が回診車50を動かす際などに握るハンドルバー59が設けられている。また、回診車50の後方の側方には、本体部55内にある放射線発生装置57の制御部に放射線発生装置57からの放射線の照射を指示するための曝射スイッチ60が着脱可能に取り付けられている。
また、本実施形態では、回診車50の最後方の位置には、FPDカセッテ1等を挿入可能なカセッテ保持部61が設けられている。そして、回診車50を病室に搬送する際に、FPDカセッテ1等をカセッテ保持部61に挿入した状態で搬送することで、放射線技師等の撮影者がFPDカセッテ1等を持ち運ぶ手間を省くことができるようになっている。
一方、回診車50のカバー51の上面部には、FPDカセッテ1の動作を制御したり、前述したようにFPDカセッテ1から転送されてきた画像データDを画像処理して放射線画像を生成したり、生成した放射線画像を表示画面70aに表示する等の処理を行うコンソール70が配置されている。
本実施形態では、コンソール70は、図4に示すように、CPU71やROM72、RAM73、入出力インターフェース74等がバスに接続されたコンピューターとして構成されている。また、コンソール70には、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力手段75や、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備える前述した表示画面70aが接続されている。
また、コンソール70には、入出力インターフェース74を介して、FPDカセッテ1等と無線通信を行うためのアクセスポイントAPや、前述した放射線発生装置57の制御部、前述した表示装置80A、80B等が接続されている。そして、本実施形態では、コンソール70は、経過時間を計測するタイマー76を備えており、本発明に係る算出装置として機能するようになっているが、この点については後で説明する。
なお、本実施形態では、コンソール70は、上記のように放射線発生装置57の制御部と接続されており、放射線発生装置57の制御部への管電圧や管電流、撮影時間(或いはmAs値)等の設定をコンソール70上で行うことができるようになっているが、必ずしもこのように構成されている必要はない。なお、以下においても同様であるが、この場合の撮影時間とは、放射線発生装置57からパルス状に照射される放射線や連続的に照射される放射線の、照射開始から照射終了までの全体的な時間を表す。そして、放射線がパルス状に複数回照射される場合には、1パルス分の照射時間(すなわち1パルス分の放射線の照射開始から照射終了までの時間)が別途設定される。
また、図3では、コンソール70が回診車50と一体的に形成されている場合が示されているが、例えば、ノート型のコンピューター等で構成されたコンソール70を回診車50上に積載するように構成することも可能である。また、前述したように、可搬型の放射線発生装置57(図11参照)等を病室R1に持ち込んで撮影を行う場合には、それとともに、ノート型のコンピューター等で構成されたコンソール70や携帯端末として構成されたコンソール70等が病室R1に持ち込まれる。
[本発明に特有の構成について]
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影システムにおける本発明に特有の構成等について説明する。また、本実施形態に係る放射線画像撮影システムの作用についてもあわせて説明する。
本実施形態に係る放射線画像撮影システム100では、図5に示すように、回診車50が例えば病室R1に搬入されて動画撮影等が行われる。なお、図5では、病室R1内の他のベッドBや、被写体Hである患者や放射線技師等の撮影者A以外の人等の記載が省略されている。また、回診車50に搭載された放射線発生装置57を持ち込んで撮影を行う代わりに、可搬型の放射線発生装置57(図11参照)を持ち込んで撮影を行う場合も同様に説明される。
まず、通常の動画撮影等の手順を説明すると、放射線技師等の撮影者Aは、撮影のための準備として、被写体Hである患者の撮影部位(例えば胸部)とベッドBとの間にFPDカセッテ1を差し込む等して、FPDカセッテ1をセットする。そして、回診車50の放射線発生装置57を上下動させたり回動させ、回診車50をベッドBに近づけて、放射線発生装置57を被写体Hの上方に配置する。そして、必要に応じて、FPDカセッテ1の位置を調整したり、放射線発生装置57の位置合わせを行ったり、或いはコリメーター58の絞り具合を調整する等してポジショニング作業を行う。
そして、撮影者Aは、ポジショニングが終了すると、回診車50の後ろ側に移動し、曝射スイッチ60を操作して、放射線発生装置57から放射線を照射して動画撮影を行う。放射線発生装置57から照射された放射線が被写体Hを介してFPDカセッテ1に入射すると、FPDカセッテ1で1フレーム分の画像データDが撮影される。そして、撮影が複数回行われ、複数フレーム分の画像データDが撮影されることで動態撮影等の動画撮影が行われる。
その際、FPDカセッテ1からコンソール70に、撮影ごとに(すなわち各フレームごとに)画像データDを転送するように構成することも可能であり、一連の複数回の撮影が終了した時点で、複数フレーム分の画像データDをまとめてコンソール70に転送するように構成することも可能である。
なお、本実施形態では、撮影者Aが曝射スイッチ60を押し続ける間、放射線発生装置57から放射線が照射され続けるが、設定した撮影時間が経過すると、撮影者Aが曝射スイッチ60を押し続けていても放射線発生装置57からの放射線の照射は自動的に終了する。また、放射線の照射を開始した後、設定した撮影時間が経過していなくても、撮影者Aが曝射スイッチ60の押下を停止することで、放射線発生装置57からの放射線の照射を停止させることができるようになっている。
[残り時間の算出について]
本実施形態に係る放射線画像撮影システムでは、本発明に係る算出装置であるコンソール70は、動画撮影において一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間τを算出するようになっている。
なお、以下では、表示装置80A、80Bをまとめて表示装置80という場合がある。また、以下では、コンソール70が本発明に係る算出装置として機能する場合、算出装置70と表して説明する。また、撮影が終了するまでの残り時間τとは、放射線発生装置57から連続的に放射線を照射させる場合は、放射線発生装置57から放射線の照射が開始されてから終了するまでの残り時間をいい、放射線発生装置57からパルス状に放射線を照射させる場合は、最後の放射線画像を撮影するための放射線の照射が終了するまでの残り時間をいう。
具体的には、本実施形態では、算出装置70は、撮影者Aにより曝射スイッチ60が押下されて放射線発生装置57から放射線の照射が開始されると、放射線発生装置57の制御部に設定された撮影時間Taを通知させるとともに、タイマー76(図4参照)に経過時間tの計測を開始させる。
なお、放射線発生装置57の制御部に設定された撮影時間Taを前もって算出装置70に通知させておくように構成することも可能である。また、コンソール70上で放射線発生装置57の制御部への撮影時間Taの設定を行うことができるように構成されている場合には、コンソール70に撮影時間Taが入力された時点で、それをRAM73等に記憶しておくように構成することも可能である。
また、上記の場合、算出装置70が、放射線発生装置57から放射線の照射が開始されたことを知る必要があるが、例えば、放射線発生装置57の制御部が放射線発生装置57から放射線の照射を開始させる際に、算出装置70に信号を送信する等して知らせるように構成することが可能である。
算出装置70は、下記(1)式に従って、放射線発生装置57の制御部に設定された撮影時間Taからタイマー76が計測した経過時間tを減算して残り時間τを算出し、算出した残り時間τの情報を各表示装置80に送信するようになっている。
τ=Ta−t …(1)
[残り時間の表示について]
表示装置80は、CRTやLCD等で構成された表示画面81(図3や図5参照)を備えており、算出装置70が算出した残り時間τの情報が算出装置70から送信されてくると、それに基づいて表示画面81上に残り時間τを表示するようになっている。
残り時間τを表示する方法としては、例えば図6(A)に示すように、残り時間τをデジタル表示することが可能である。また、例えば図6(B)に示すように、表示画面81上にプログレスバー82を表示させ、残り時間τを例えば右側から左向きに延びるバーの長さで表し、残り時間τが短くなるにつれてバーの長さが短くなっていくように表示することで、残り時間τを表示するように構成することも可能である。
一方、図3や図5に示したように、例えば回診車50の支柱56の上端部に表示装置80Aを取り付けて、その表示画面81上に残り時間τを表示するようにすれば、被写体Hである患者や、病室R1内にいる当該患者以外の人に、残り時間τを表示して知らせることが可能となる。
また、図3や図5に示したように、例えば放射線発生装置57やコリメーター58に表示装置80Bを取り付けて、その表示画面81を下方に向けるように配置すると、前述したように、放射線発生装置57やコリメーター58は被写体Hの上方に配置されているため、ベッドB上に横臥した被写体Hである患者が表示装置80Bの表示画面81上に表示された残り時間τを見やすくなる。
その際、表示装置80(80A、80B)は、表示画面81の向きを変えることができるように構成されていることが好ましい。このように構成されていれば、表示装置80の表示画面81の向きを適切に変えて、被写体Hである患者や、病室R1内にいる当該患者以外の人等が、表示画面81上に表示された残り時間τを的確に見ることができるようにすることが可能となる。
なお、残り時間τを、コンソール70の表示画面70a上に表示させるように構成することも可能であり、この場合は、コンソール70が本発明に係る表示装置として機能し、コンソール70の表示画面70aが本発明に係る表示装置の表示画面として機能することになる。
また、表示装置80は、回診車50の支柱56の上端部や、放射線発生装置57やコリメーター58以外の場所に取り付けることも可能であり、例えば回診車50の支柱56の中腹(上端部ではない位置)やカバー51など、被写体Hである患者や、病室R1内にいる当該患者以外の人や、撮影者Aが見ることができる場所であれば回診車50のどのような場所に取り付けてもよい。
さらに、本実施形態では、表示装置80を回診車50にいわば後付けで取り付けることを前提として説明しているが、表示装置80を回診車50の所定の場所に一体的に形成するように構成することも可能である。
このように、表示装置80を回診車50に取り付けたり一体的に形成して、表示装置80が回診車50に搭載されるように構成すれば、回診車50を病室R1に搬送する際に、表示装置80が回診車50とともに搬送されるため、表示装置80を、回診車50とは別に搬送する手間を省くことが可能となる。
しかし、表示装置80を、回診車50とは別体に設けることも可能であり、その場合には、例えば、撮影者Aは、その表示画面81上の残り時間τの表示が被写体Hである患者や、病室R1内にいる当該患者以外の人等に見やすい適切な場所に表示装置80を配置することが可能となり、残り時間τを患者や他の人等に的確に知らせることが可能となる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100によれば、回診車50に搭載された放射線発生装置57や可搬型の放射線発生装置57(図11参照)から放射線を照射して行う動態撮影等の動画撮影において、一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間τを表示装置80に表示させるように構成した。
そのため、被写体Hである患者や、病室R1に出入りする当該患者以外の人は、放射線は目に見えないため放射線発生装置57等を見ても放射線が照射されているか照射が終了したかは分からないが、表示装置80上の残り時間τの表示を見ることで、表示された残り時間τが0でなければ、放射線が照射されており、放射線の照射があと何秒間続くかを知ることができ、また、残り時間τが0であれば、放射線の照射が終了したことを的確に認識することが可能となる。
そのため、被写体Hである患者以外の人等(すなわち同じ病室R1にいる他の患者等や被写体Hである患者の介助者や介護者等)は、放射線発生装置57から放射線が照射されている間は、放射線発生装置57や被写体Hの近くを通行できない等の行動の制限や被写体Hである患者に触れてはいけない等の制約があるが、表示装置80上の残り時間τの表示を見ることで、その行動の制限や制約があと何秒続くかを知り、或いは放射線の照射が終了すればそれを認識して行動の制限や制約が解除されたことを的確に知ることが可能となる。
そのため、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100によれば、被写体Hである患者以外の人等に、放射線の照射が終了したか否かを的確に認識させることが可能なり、それらの人等が放射線の照射によりストレスを感じることがなくなる。
また、被写体Hである患者も、表示装置80上の残り時間τの表示を見ることで、姿勢をあと何秒間維持しなければならないかや、残り時間τが0になることで放射線の照射が終了したことを的確に認識することが可能となるため、同様に、放射線の照射によりストレスを感じることがなくなる。
さらに、放射線技師等の撮影者Aは、前述したように、撮影の間、患者の姿勢が適切に維持されたかを監視し続けるなど、注意を払う必要があるが、上記のように、被写体Hである患者以外の人等が、表示装置80上の残り時間τの表示を見て放射線が照射されている場合にはそれを的確に認識して、自主的に放射線発生装置57や被写体Hに近寄ったり被写体Hである患者に触れたりしないようになるため、被写体Hである患者以外の人が放射線の照射野内に入り込まないようにする等のために注意を払う必要がなくなり、ストレスを感じることがなくなる。
[残り時間τを表示するまでの手順の変形例]
なお、上記の実施形態では、算出装置であるコンソール70がタイマー76(図4参照)を備え、コンソール70が、上記(1)式に従って、設定された撮影時間Taからタイマー76が計測した経過時間tを減算して残り時間τを算出し、その情報を表示装置80に送信して表示させる場合について説明した。
しかし、そのように構成する代わりに、例えば、表示装置80が算出装置としての機能を備えるように構成することも可能である。すなわち、表示装置80がタイマーを備えるように構成し、放射線発生装置57から放射線の照射が開始されると、コンソール70や放射線発生装置57の制御部等から表示装置80に照射開始信号を送信し、表示装置80は、照射開始信号を受信すると、タイマーによる経過時間tの計測を開始させるとともに、設定された撮影時間Taからタイマーが計測した経過時間tを減算して残り時間τを算出して表示するように構成することも可能である。
なお、この場合、設定された撮影時間Taは、コンソール70や放射線発生装置57の制御部等から、予め、或いは照射開始信号の送信と同時に表示装置80に送信するように構成される。そして、このように構成しても、上記の実施形態と同様の有益な効果を得ることが可能となる。なお、上記の実施形態のように、算出装置70をコンソール70等で構成し、算出装置70で残り時間τを算出するように構成すれば、各表示装置80がそれぞれタイマーを備える必要がなくなる等のメリットがある。
[算出装置の変形例]
また、上記の実施形態では、コンソール70が本発明に係る算出装置として機能するように構成した場合について説明した。しかし、その代わりに、例えば回診車50に搭載されている放射線発生装置57の制御部を本発明に係る算出装置として機能させるように構成することも可能である。
このように、放射線発生装置57の制御部を本発明に係る算出装置として機能させたり、或いは、上記の実施形態のように、算出装置として機能するコンソール70を回診車50と一体的に形成したり、ノート型のコンピューター等で構成されたコンソール70を回診車50上に積載するように構成することで、回診車50を病室R1に搬送する際に、算出装置が回診車50とともに搬送される。そのため、算出装置を回診車50とは別に搬送する手間を省くことが可能となる。
また、例えば図7に示すように、放射線技師等の撮影者Aに携帯端末90を携帯させるように構成し、携帯端末90を本発明に係る算出装置として機能させるように構成することも可能である。このように構成すれば、撮影者Aが回診車50から離れた位置で携帯端末90を操作することが可能となり、本発明に係る算出装置を回診車50から離れた位置でも操作することが可能となる。
[表示装置の変形例]
[変形例1]
一方、前述したように、コンソール70を本発明に係る表示装置として機能させ、残り時間τをコンソール70の表示画面70a上に表示させるように構成することが可能であるが、上記の携帯端末90を本発明に係る表示装置として機能させ、残り時間τを携帯端末90の表示画面91上に表示させるように構成することも可能である。
その際、上記のように、携帯端末90を本発明に係る算出装置として機能させ、携帯端末90に算出装置と表示装置の両方の機能を持たせるように構成することも可能であり、また、コンソール70等を算出装置として機能させ、携帯端末90は表示装置として機能させるように構成することも可能である。
[変形例2]
また、上記の実施形態や変形例1等では、表示装置80が表示画面81を備えており、その表示画面81上に残り時間τを表示させる場合について説明した(図6(A)、(B)等参照)。しかし、表示装置80が必ずしも表示画面81を備えている必要はなく、例えば以下の各変形例のように構成することも可能である。そして、以下の各変形例のように構成しても、上記の実施形態等と同様の有益な効果を得ることが可能となる。
[変形例2−1]
図示を省略するが、例えば、表示装置80を7セグメントLED等で構成し、それを適宜点灯させて残り時間τを数字で表して表示するように構成することも可能である。
[変形例2−2]
また、例えば図8(A)に示すように、表示装置80を、LED等の複数の発光手段83をアレイ状に並べて形成することも可能である。そして、この場合、例えば、放射線の照射開始時には各発光手段83を点灯させておき、残り時間τが短くなるにつれて(すなわち経過時間tが経過するにつれて)例えば左側の発光手段83から順に消灯していき、点灯している発光手段83(図中網掛けで示されている発光手段83)の数を減らすようにして、残り時間τを表示するように構成することも可能である。
[変形例2−3]
なお、表示装置80を複数の発光手段83で形成する場合、必ずしも図8(A)に示したようにアレイ状に並べて形成する必要はなく、例えば図8(B)に示すように、複数の発光手段83が分散した状態で表示装置80が構成されていてもよい。そして、この場合も、例えば複数の発光手段83が適宜決められた順番で消灯していき、点灯している発光手段83の数を減らすことによって残り時間τを表示することが可能となる。
[変形例2−4]
また、上記の[変形例2−2]や[変形例2−3]では、図6(B)に示したプログレスバー82の場合と同様に、点灯している発光手段83の数を減らすこと(プログレスバー82におけるバーの長さを短くすることに相当する。)によって残り時間τを表示する場合を示したが、例えば、表示装置80において点灯させる発光手段83の位置をシフトさせる等して変えることによって残り時間τを表示するように構成することも可能である(例えば後述する図9(A)〜(C)参照)。
[変形例2−5]
一方、上記の各変形例では、残り時間τを表示する際に、複数のLEDや発光手段83が同一の発光色で点灯されることが想定されているが、発光色をLEDや発光手段83ごとに変えるようにして残り時間τを表示するように構成することも可能である。
[変形例2−6]
また、例えば図9(A)〜(C)に示すように、残り時間τが短くなるにつれて(すなわち経過時間tが経過するにつれて)、点灯させる発光手段83を例えば左側から順にシフトさせる等して点灯させる発光手段83の位置を変えていくとともに、各発光手段83の発光色を変えて残り時間τを表示するように表示装置80を構成することも可能である。
すなわち、この場合、信号機において青(緑)→黄→赤の順に信号が変わるのと同じように、残り時間τが短くなるにつれて点灯する発光手段83の位置が順次右側にシフトするとともに、発光色が変わっていく。なお、所定の目的以外の目的では使用することができない発光色があるため、上記の[変形例2−4]やこの[変形例2−5]で使用される発光色は、それらの所定の目的のみで使用可能な発光色以外の発光色が用いられる。
表示装置80を、以上の各変形例のように構成することで、上記の実施形態の場合のように表示装置80が表示画面81を備えていなくても、上記の実施形態と同様に、表示装置80上に残り時間τを的確に表示させることが可能となる。
なお、表示装置80は、被写体Hである患者や、当該患者以外の人等に残り時間τを的確に表示して知らせることができるものであればよく、上記の実施形態や各変形例の場合に限定されない。
また、本発明が上記の各実施形態や各変形例等に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であることは言うまでもない。
1 FPDカセッテ
7 放射線検出素子
50 回診車
57 放射線発生装置
57 可搬型の放射線発生装置
70 コンソール(算出装置、表示装置)
70a 表示画面
76 タイマー
80、80A、80B 表示装置
81 表示画面
90 携帯端末(算出装置、表示装置)
91 表示画面
100 放射線画像撮影システム
t 経過時間
Ta 撮影時間
τ 残り時間

Claims (8)

  1. 回診車に搭載された放射線発生装置、または可搬型の放射線発生装置と、
    二次元状に配列された複数の放射線検出素子を備えるFPDカセッテと、
    を備え、前記FPDカセッテで一連の複数枚の放射線画像を撮影して動画撮影を行う放射線画像撮影システムにおいて、
    さらに、一連の複数枚の放射線画像の撮影が終了するまでの残り時間を算出する算出装置と、
    算出された前記残り時間を表示する表示装置と、
    を備えることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記算出装置は、前記放射線発生装置から放射線の照射が開始されるとタイマーによる経過時間の計測を開始させるとともに、設定された撮影時間から前記タイマーが計測した経過時間を減算して前記残り時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記表示装置は、前記算出手段としての機能を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記表示装置は、前記回診車に搭載されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記表示装置は、表示画面を備えており、当該表示画面の向きを変えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記算出装置は、前記回診車に搭載されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記算出装置は、携帯端末で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  8. 表示画面を備えた携帯端末を備え、
    前記携帯端末は、前記表示画面上に前記残り時間を表示させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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