JP2018024102A - ポリアミドフィルムおよびこれを用いた積層体、包装材 - Google Patents

ポリアミドフィルムおよびこれを用いた積層体、包装材 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性や厚み精度、寸法安定性に優れたポリアミドフィルムであって、金属箔と積層して冷間成型にて深絞り成型を行なっても、金属箔の破断や剥離、ピンホールの発生がなく、成形性よく製品を得ることが可能となるポリアミドフィルムを提供する。【解決手段】100℃の沸騰水中で5分間処理した際に測定される沸水収縮率が、フィルムの製膜時の縦方向、横方向、縦方向に対して時計回りに45度の方向、および135度の方向の4方向において、いずれも5.0%以下であり、これらの沸水収縮率の最大値と最小値の差が2.0%以下であり、下記式で求められる厚み精度が1.5%以下であることを特徴とするポリアミドフィルム。厚み精度(%)=〔(フィルムの最大厚み−フィルムの最小厚み)/2/フィルムの平均厚み〕×100【選択図】なし

Description

本発明は、冷間成型用途に好適なポリアミドフィルム、これを用いた積層体、包装材に関するものである。
従来、薬剤(錠剤)等の包装体として、プレススルーパックが使用されており、プレススルーパックを冷間成型するための素材として、塩化ビニルや、防湿性が要求される内容物を包装する場合には、ポリプロピレンが広く用いられてきた。
近年、内容物の品質保持の観点から、より優れたガスバリア性や防湿性を付与するために、アルミニウム箔などの金属箔が積層されている。アルミニウム箔などの金属箔は、単体では延展性に乏しく、成形性に劣るため、ポリアミドフィルムを基材層として、基材層/金属箔層/シーラント層からなる構成とすることにより、金属箔に延展性が付与され、金属箔の成形性が高められた冷間成型用積層体が使用されている。
例えば特許文献1〜3には、このような冷間成型用積層体の基材層を構成するためのポリアミドフィルムが開示されている。しかしながら、これらのポリアミドフィルムは、チューブラー法で延伸されたものであり、生産性や厚み精度、寸法安定性について不利なものであった。特に厚み精度は、フィルムの薄膜化に伴い制御が困難となるため、厚み精度が高いポリアミドフィルムをチューブラー法で安定生産することは難しかった。
一方、テンター法で延伸されたポリアミドフィルムは、チューブラー法のものと比較して、生産性や厚み精度、寸法安定性などに優れる。しかしながら、テンター法では、縦方向と横方向の物性バランスが良好であるポリアミドフィルムを得ることが難しい。冷間成型用積層体は、冷間成型時に全方向へ引き伸ばされるため、テンター法で二軸延伸され、縦方向と横方向の物性バランスが劣るポリアミドフィルムを含む積層体は、冷間成型時に全方向へ均一に伸ばすことが困難となり、伸びやすい方向と伸びにくい方向が存在することで、金属箔が破断したり、剥離やピンホールが発生するという問題があった。
特許第5487485号 特許第5226942号 国際公開第2013/089081号
本発明は、上記のような問題点を解決し、生産性や厚み精度、寸法安定性に優れたポリアミドフィルムであって、金属箔と積層して冷間成型にて深絞り成型を行なっても、金属箔の破断や剥離、ピンホールの発生がなく、成形性よく製品を得ることが可能となるポリアミドフィルムを提供することを技術的な課題とするものである。
本発明者は、上記課題を解決するために検討した結果、特定の条件で延伸され、特定の沸水収縮率と厚み精度を有するポリアミドフィルムは、金属箔と積層することにより、冷間成型にて深絞り成型が可能な積層体が得られることを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨は以下のとおりである。
(1)100℃の沸騰水中で5分間処理した際に測定される沸水収縮率が、フィルムの製膜時の縦方向、横方向、縦方向に対して時計回りに45度の方向、および135度の方向の4方向において、いずれも5.0%以下であり、これらの沸水収縮率の最大値と最小値の差が2.0%以下であり、
下記式で求められる厚み精度が1.5%以下であることを特徴とするポリアミドフィルム。
厚み精度(%)=〔(フィルムの最大厚み−フィルムの最小厚み)/2/フィルムの平均厚み〕×100
(2)平均厚みが20μm以上であることを特徴とする(1)記載のポリアミドフィルム。
(3)冷間成型に用いられる(1)または(2)記載のポリアミドフィルム。
(4)上記(1)記載のポリアミドフィルムを製造するための方法であって、ポリアミド樹脂を含む溶融混練物をシート状に成形して未延伸フィルムを得た後、未延伸フィルムを水分率が2.0〜5.0質量%になるように吸水させ、次いで175〜210℃で予熱した後、縦方向および横方向にそれぞれ2.5〜4.0倍の延伸倍率で、テンター法により二軸延伸することを特徴とするポリアミドフィルムの製造方法。
(5)二軸延伸後に、180〜230℃で、縦方向および横方向にそれぞれ1〜10%のリラックス率で、リラックス処理することを特徴とする(4)記載のポリアミドフィルムの製造方法。
(6)上記(1)または(2)記載のポリアミドフィルムと、その上に積層された金属箔とを含む積層体。
(7)上記(6)記載の積層体を含む包装材。
本発明のポリアミドフィルムは、厚み精度がよく、さらに4方向の物性バランスに顕著に優れたものである。このため、本発明のポリアミドフィルムと金属箔を用いて積層した積層体は、金属箔が良好な延展性を有するものとなり、冷間成型にて深絞り成型や張り出し成型加工を行う際に、金属箔が破断し、剥離やピンホールが発生することなく、成形性よく、品位の高い製品を得ることが可能となる。
本発明のポリアミドフィルムは、生産性や厚み精度、寸法安定性について有利なテンター法で二軸延伸を行って得られる。テンター法は、薄膜化しても厚み精度がよく二軸延伸することが可能であり、さらに延伸条件を最適化することで、4方向の物性バランスに顕著に優れたフィルムを製造することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のポリアミドフィルムを構成するポリアミド樹脂としては、たとえば、ε−カプロラクタムを主原料としたナイロン6を挙げることができる。また、その他のポリアミド樹脂としては、3員環以上のラクタム、ω−アミノ酸、二塩基酸とジアミン等の重縮合によって得られるポリアミド樹脂を挙げることができる。
具体的には、ラクタム類としては、先に示したε−カプロラクタムの他に、エナントラクタム、カプリルラクタム、ラウリルラクタムなどを挙げることができる。
ω−アミノ酸類としては、6−アミノカプロン酸、7−アミノヘプタン酸、9−アミノノナン酸、11−アミノウンデカン酸などを挙げることができる。
二塩基酸類としては、アジピン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカジオン酸、ヘキサデカジオン酸、エイコサンジオン酸、エイコサジエンジオン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、キシリレンジカルボン酸などを挙げることができる。
ジアミン類としては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、2,2,4(または2,4,4)−トリメチルヘキサメチレンジアミン、シクロヘキサンジアミン、ビス−(4,4′−アミノシクロヘキシル)メタン、メタキシリレンジアミン、ノナンジアミン、デカンジアミン等を挙げることができる。
そして、これらを重縮合して得られる重合体またはこれらの共重合体として、たとえばナイロン6、7、11、12、6.6、6.9、6.11、6.12、6T、9T、10T、6I、MXD6(メタキシレンジパンアミド6)、6/6.6、6/12、6/6T、6/6I、6/MXD6等を挙げることができる。中でも、耐熱性と機械特性のバランスに優れるナイロン6が好ましい。
本発明のポリアミドフィルムは、上記したポリアミド樹脂単独からなるものでも、あるいは、2種以上を混合または複層にしたものでもよい。
本発明に用いるポリアミド樹脂の相対粘度は、特に制限されるものではないが、1.5〜5.0であることが好ましく、2.0〜4.0であることがより好ましい。ポリアミド樹脂の相対粘度が1.5未満であると、得られるフィルムは力学的特性が著しく低下しやすくなる。また、ポリアミド樹脂の相対粘度が5.0を超えると、フィルムの製膜性に支障をきたしやすくなる。なお、上記相対粘度は、ポリアミド樹脂を96%硫酸に濃度1.0g/dlとなるよう溶解させた試料溶液(液温25℃)を、ウベローデ型粘度計を用いて測定されたものである。
本発明のポリアミドフィルムは、100℃の沸騰水中で5分間処理した際の沸水収縮率が、フィルム製膜時の縦方向(MD)、縦方向に対して時計回りに45度の方向、90度の方向(横方向、TD)および135度の方向の4方向において、いずれも5.0%以下であることが必要であり、3.0%以下であることが好ましい。ポリアミドフィルムは、上記4方向における沸水収縮率が5.0%を超えると、収縮応力が高くなり、得られる積層体の成形性が低下する。
また、本発明のポリアミドフィルムにおける上記4方向の沸水収縮率は、最大値と最小値の差が2.0%以下であることが必要であり、1.8%以下であることが好ましく、1.7%以下であることがより好ましい。ポリアミドフィルムは、沸水収縮率の最大値と最小値の差が2.0%を超えると、物性のバランスが劣り、得られる積層体の成形性に悪影響を与える。
本発明のポリアミドフィルムは、下記式で得られる厚み精度が1.5%以下であることが必要であり、1.3%以下であることが好ましい。ポリアミドフィルムは、厚み精度が1.5%を超えると、成型の際に厚みの薄い箇所に局所的に力がかかり破断の原因となるため、得られる積層体の成形性に悪影響を与える。
厚み精度(%)=〔(フィルムの最大厚み−フィルムの最小厚み)/2/フィルムの平均厚み〕×100
本発明のポリアミドフィルムが上記のように沸水収縮率、沸水収縮率の最大値と最小値の差および厚み精度を全て満足することで、得られる積層体は成形性に優れたものとなる。
本発明のポリアミドフィルムの平均厚みは、20μm以上であることが好ましく、25μm以上であることがより好ましい。ポリアミドフィルムは、平均厚みが20μm未満であると、成型深さにもよるが、成型時に破断のリスクが高くなる。特に薬剤の包装に用いられることが多いプレススルー包装体に使用されるポリアミドフィルムにおいては、安全性の観点からも、平均厚みは20μm以上であることが好ましい。
本発明のポリアミドフィルムは、本発明の特性を損なわない範囲において、顔料、熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤、難燃剤、可塑剤、離形剤、強化剤等を含有してもよい。例えば、熱安定剤や酸化防止剤としては、ヒンダードフェノール類、燐化合物、ヒンダードアミン類、硫黄化合物、銅化合物、アルカリ金属ハロゲン化物等が挙げられる。
また、本発明のポリアミドフィルムは、フィルムのスリップ性などの向上のために、各種無機系滑剤や有機系滑剤を含有してもよい。滑剤の具体例としては、クレー、タルク、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、ワラストナイト、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カルシウム、アルミノ珪酸マグネシウム、ガラスバルーン、カーボンブラック、酸化亜鉛、三酸化アンチモン、ゼオライト、ハイドロタルサイド、層状ケイ酸塩、エチレンビスステアリン酸アミド等が挙げられる。
また、本発明のポリアミドフィルムは、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲でコロナ放電処理や易接着処理などの表面処理が施されてもよい。
本発明のポリアミドフィルムは次のようにして製造することができる。
まず、ポリアミド樹脂を押出機にて溶融した後、溶融シートとしてTダイより押し出し、表面温度0〜25℃に温調した冷却ドラム上に密着させて急冷し、連続した未延伸フィルムを得る。
得られた未延伸フィルムは、二軸延伸するに先立って、吸水処理を施し、水分率を2.0〜5.0質量%に調整することが必要であり、2.0〜3.0質量%に調整することがより好ましい。この吸水処理により、未延伸フィルムを適度に可塑化し、ポリアミド樹脂の結晶化を抑制することで、延伸工程におけるフィルムの切断を防止することができる。未延伸フィルムは、水分率が2.0質量%未満であると、延伸工程において延伸応力が増大して切断などのトラブルが起き、操業性が低下し、一方、水分率が5.0質量%を超えると、後の予熱温度を高く設定する必要があり、厚み精度が低下する問題が起きることがある。未延伸フィルムの吸水処理は、25〜60℃に温調された温水槽で、10分間以下の条件で施されることが好ましく、中でも、25〜50℃に温調された温水漕で、5分間以下の条件で施されることが好ましい。
また、上記吸水処理が施された未延伸フィルムは、二軸延伸前に、170〜210℃で予熱することが必要であり、180〜200℃で予熱することが好ましい。予熱時間は1.5〜4.0秒であることが好ましい。未延伸フィルムは、予熱温度が170℃より低いと、含有水分が十分に乾燥せず、延伸工程において切断することがあり、一方、予熱温度が210℃を超えると、厚み精度が低下するため、得られる積層体は、成形性が低下する。
予熱後の未延伸フィルムの二軸延伸は、180〜210℃で行うことが好ましく、190〜200℃で行うことがより好ましい。
延伸倍率は、縦方向(MD)および横方向(TD)にそれぞれ2.5〜4.0倍であることが必要であり、3.0〜3.5倍であることが好ましい。MD、TDの延伸倍率が2.5倍未満であると、延伸後のフィルムは、厚みムラができてしまい厚み精度が低下する。一方、MD、TDの延伸倍率が4.0倍を超えると、延伸後のフィルムは、収縮応力が高くなり、成型の際に破断の原因となる。
また、MDの延伸倍率とTDの延伸倍率の比(MD/TD)は、0.80〜1.25であることが好ましく、0.9〜1.1であることがより好ましい。
未延伸フィルムの二軸延伸は、テンター式二軸延伸法で行うことが必要である。テンター式二軸延伸法では、チューブラー式二軸延伸法に比較して、厚み制御に優れたポリアミドフィルムを得ることができる。本発明の製造方法においては、テンター式同時二軸延伸法を採用することがより好ましい。
テンター式同時二軸延伸は、パンタグラフ方式テンター、スクリュー方式テンター、リニアモーター方式テンターなどを用いて行うことができる。本発明においては、沸水収縮率と、沸水収縮率の最大値と最小値の差とを同時に満足させる上で、延伸倍率およびリラックス率を容易に変更できるリニアモーター方式テンターを用いることが好ましい。
二軸延伸後のポリアミドフィルムは、リラックス処理前またはリラックス処理と同時に、熱処理することが好ましい。熱処理温度は190〜215℃であることが好ましく、200〜210℃であることがより好ましい。フィルムの延伸応力の緩和に、高温熱処理が有効であることは広く知られているが、熱処理温度が215℃を超えると、得られるポリアミドフィルムは、機械的強度が低下し、成形性が低下してしまうことがある。一方、熱処理温度が190℃より低いと、得られるポリアミドフィルムは、後述するリラックス処理を行っても、フィルムを十分にリラックスさせるまでに時間がかかり、生産上好ましくなく、また沸水収縮率を5.0%以下にすることが困難になることがある。
本発明においては、二軸延伸後に、ポリアミドフィルムをリラックス処理することが好ましい。リラックス処理を行うことで、機械的強度を損なわずに、ポリアミドフィルムの沸水収縮率をコントロールすることができる。
リラックス率は、MDおよびTDのいずれにも1〜10%であることが好ましく、5〜8%であることがより好ましい。ポリアミドフィルムは、リラックス率が10%を超えるように設定しても、十分にリラックスせず、生産機台に接触してスリキズや切断が発生することがある。これを解消するには長時間のリラックス処理が必要となり、生産効率が著しく低下する。一方、リラックス率が1%未満であると、ポリアミドフィルムの沸水収縮率を十分に低減するために、高温でリラックス処理することが必要となり、ポリアミドフィルムは、機械的物性が低下することがある。また、MDのリラックス率およびTDのリラックス率の比(MD/TD)は0.66〜1.50であることが好ましく、0.80〜1.25であることがより好ましい。リラックス率の比(MD/TD)が0.66未満や1.50を超えると、ポリアミドフィルムは、MDとTDの沸水収縮率のバランスが劣り、得られる積層体は成形性が低下する。
リラックス処理の温度は、180〜230℃であることが好ましく、190〜215℃であることがより好ましく、200〜210℃であることがさらに好ましい。リラックス処理の時間は、1〜10秒間であることが好ましい。リラックス処理は、MDとTDに同時におこなってもよく、前後しておこなってもよい。
次に、本発明の積層体について説明する。
本発明の積層体は、本発明のポリアミドフィルムと、その上に積層された金属箔とを含むものである。具体的には、ポリアミドフィルム/金属箔/シーラントフィルムの順に積層した積層体であることが好ましい。
金属箔は、純アルミニウム箔またはアルミニウム合金箔であることが好ましい。アルミニウム合金箔は、鉄を含有していることが好ましく、他の成分については積層体の成形性を損なわない範囲で、JIS等に規定されている公知の含有量の範囲であればいずれを含んでいてもよい。
金属箔の厚みは15〜80μmであることが好ましく、20〜60μmであることがより好ましい。
本発明の積層体に積層されるシーラントフィルムは、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、オレフィン系共重合体、ポリ塩化ビニルなどのヒートシール性を有する熱可塑性樹脂からなるものが好ましい。シーラントフィルムの厚みは20〜80μmであることが好ましく、30〜60μmであることがより好ましい。
また、本発明の積層体は、積層体を構成するポリアミドフィルムの外層側に、目的に応じて、他の層が1層以上積層されてもよい。他の層としては、ポリエステルフィルムが好ましく、ポリエステルフィルムの積層により、積層体は、耐熱性や耐電圧、耐薬品性が高まる他、理由は不明であるが、剥離強力も向上する。ポリエステルフィルムを構成するポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなどが例示される。コストと効果の観点から、ポリエステルフィルムはPETで構成されることが好ましい。
本発明の積層体において、ポリアミドフィルムと金属箔とは、また金属箔とシーラントフィルムとは、それぞれウレタン系接着剤層やアクリル系接着剤層等を用いて積層されることが好ましい。なお、表面にプライマー層が形成されているポリアミドフィルムを用いる場合には、プライマー層が形成された面に接着剤層を設け、金属箔を積層することが好ましい。
本発明の積層体において、ポリアミドフィルムと金属箔との間を剥離した場合の剥離強力は2.9N/cm以上であることが好ましい。なお、界面の剥離強力が高い場合には、ポリアミドフィルムが破断してしまうことがあるが、このような状態は概ね剥離強力が4.0N/cmを超えるようなときに起こりやすく、剥離強力は2.9N/cm以上であるとみなして差支えない。積層体は、上記剥離強力が2.9N/cm未満の場合、深絞り成型時に剥離しやすく、結果として、ポリアミドフィルムとの間に間隙が生じた金属箔部分の延展性が失われることで、クラックやピンホールが発生しやすくなる。
前記剥離試験においては、ポリアミドフィルムと接着剤層との界面で剥離する場合や、接着剤が凝集破壊する場合が好ましく、接着剤層と金属箔との界面で剥離しないことが好ましい。積層体は、接着剤層と金属箔との界面で剥離すると、金属箔の延展性が失われることにより、クラックやピンホールが発生しやくなる。
本発明の包装材は、本発明の積層体を成型することにより得られものであり、中でも冷間成型による深絞り成型や張り出し成型を行なうことにより得られたものであることが好ましい。このような包装材としては、張り出し成型のプレススルーパックが挙げられる。
本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
1.測定方法
(1)水分率
未延伸フィルムから100gの試験片を切り出し、この試験片の質量Wと、この試験片を0.01atm以下の減圧下、80℃で24時間乾燥した後の質量Wdとから、次式により水分率を求めた。測定は、未延伸フィルムのMDに沿った両端部と中央部の3箇所から切り出した試験片3点についてそれぞれ行い、それらの平均値を水分率とした。
水分率(%)=(W−Wd)/W×100
(2)平均厚み、厚み精度
得られたポリアミドフィルム(ロール状に巻き取られたフィルム)における、巻幅の中心付近であって、かつ、巻量の半分にあたる位置(a)と、巻幅の右端付近であって、かつ、巻量の半分にあたる位置(b)と、巻幅の左端付近であって、かつ、巻終わり付近の位置(c)の3位置から、それぞれ、縦50cm、横50cmのサイズのポリアミドフィルムを試料として切り出した。
3位置から切り出した試料それぞれについて、縦、横5cm間隔の格子状の交点(81点)において、厚みを測定した。これらの値より、各位置の試料について平均厚みを算出し、また下記式で厚み精度を算出した。なお厚み測定は、ハイデンハイン社製のHEIDENHAIN−METOR MT1287を用いた。
厚み精度(%)=((フィルムの最大厚み−フィルムの最小厚み)/2/フィルムの平均厚み)×100
(3)沸水収縮率
得られたポリアミドフィルム(ロール状に巻き取られたフィルム)における、巻幅の中心付近であって、かつ、巻量の半分にあたる位置(a)から切り出した、縦50cm、横50cmのサイズのポリアミドフィルムを試料とし、試料を23℃×50%RHの雰囲気下で、2時間調湿した。フィルム面における縦方向(MD)、MDに対して時計回りに45度の方向、90度(TD)の方向および135度の方向の4方向において、短冊状の試験片(各方向に150mm×幅10mm)をそれぞれ3試験片ずつ切り出した。試験片の長さ方向に沿って約100mmの間隔をおいて一対の標点をつけ、標点間距離(L(mm))を測定した。
試験片を100℃の沸騰水で5分間処理し、処理後再度23℃×50%RHの雰囲気下で2時間以上調湿した後、標点間距離(L(mm))を測定し、下記式により収縮率を算出した。なお、測定は各方向それぞれについて3試験片で行ない、平均値を沸水収縮率とした。
沸水収縮率(%)={(L−L)/L}×100
4方向の沸水収縮率における最大値と最小値とから、その差を算出した。
(4)成形性
得られた積層体のうち、積層体を構成するポリアミドフィルムが、ロール状に巻き取られたフィルムの巻幅の中心付近であって、かつ、巻量の半分にあたる位置(a)である積層体について、縦10cm、横10cmのサイズの試験片を15枚切り出した。
JISZ2247に基づいて、エリクセン試験機(安田精機製作所社製No.5755)を用い、試験片に鋼球ポンチを所定の押し込み深さで押し付け、エリクセン値を求めた。エリクセン値は0.5mmごとに測定した。エリクセン値が8mm以上である場合、深絞り成型に好適であり、「○」と評価し、エリクセン値が5mm以上、8mm未満である場合、「△」と評価し、エリクセン値が5mm未満である場合、「×」と評価した。
実施例1
(ポリアミドフィルムの製造)
ポリアミド樹脂として、ポリアミド6樹脂(ユニチカ社製A1030BRF、相対粘度3.0)を用いて、温度260℃でTダイより溶融押出しし、15℃のドラム上で冷却して、厚さ150μmの実質的に無配向の未延伸フィルムを得た。
得られた未延伸フィルムを40℃の温水槽に110秒間浸漬して吸水処理を行ない、未延伸フィルムの水分率を3.0%とした。
吸水処理された未延伸フィルムを、リニアモーター駆動のテンター式同時二軸延伸機に導き、190℃で予熱した後、延伸温度196℃、MD延伸倍率3.3倍、TD延伸倍率3.3倍の条件で同時二軸延伸した。
次に、同時二軸延伸後のフィルムを、前半部の温度が200℃、後半部の温度が210℃に設定された熱処理ゾーンで4秒間熱処理し、熱処理中に、フィルムのMD、TDにそれぞれ6.0%のリラックス率でリラックス処理を施し、厚さ25μmのポリアミドフィルム得て、片面にコロナ処理を行いロール状に採取した。
(積層体の作製)
得られたポリアミドフィルムのコロナ処理を施した面に、二液型ポリウレタン系接着剤(東洋モートン社製TM−K55/CAT−10L)を塗布量が5g/mとなるように塗布し、80℃で10秒間乾燥した。その接着剤塗布面とアルミニウム箔(厚み50μm)を貼り合せた。
次にポリアミドフィルムとアルミニウム箔とからなる積層体のアルミニウム箔側に、上記接着剤を同じ条件で塗布し、未延伸ポリプロピレンフィルム(三井化学東セロ社製 GHC 厚み50μm)を貼り合わせ、40℃の雰囲気下で72時間エージング処理を実施し、積層体を作製した。
実施例2〜13、比較例1〜14
製造条件を表1のように変更した以外は実施例1と同様にしてポリアミドフィルムを得た。また得られたポリアミドフィルムを使用して実施例1と同様にして積層体を作製した。
ポリアミドフィルムの製造条件、各位置での平均厚みと厚み精度、沸水収縮率、沸水収縮率の最大値と最小値の差、および作製した積層体の成形性を表1に示す。
Figure 2018024102
実施例1〜13のポリアミドフィルムは、沸水収縮率や、沸水収縮率の最大値と最小値の差が本発明で規定する範囲であるため、得られた積層体は、エリクセン値が高く、冷間成型したときに全方向へ均一な延展性を有するものであった。つまり、積層体は、アルミニウム箔が破断することなく、剥離やピンホールが発生することのない、優れた成形性を有していた。
比較例1のポリアミドフィルムは、水分率が低い未延伸フィルムを延伸したため、沸水収縮率の最大値と最小値の差が大きく、バランスが劣り、得られた積層体は、成形性に劣るものであった。一方、比較例2のポリアミドフィルムは、水分率が高い未延伸フィルムを延伸したため、厚み精度に劣るものとなった。このため、該ポリアミドフィルムを用いて得られた積層体は、成形性に劣るものであった。
比較例3では、予熱温度が低すぎるため、未延伸フィルムは、十分に乾燥せず、延伸工程において切断して延伸することができなかった。比較例4では、未延伸フィルムの予熱温度が高すぎるため、得られたポリアミドフィルムは厚み精度に劣るものとなり、該ポリアミドフィルムを用いて得られた積層体は、成形性に劣るものであった。
比較例5、6では、MDまたはTDの延伸倍率が低かったため、比較例7、8では、MDまたはTDの延伸倍率が高かったため、比較例10では、MDとTDの延伸倍率が両方とも高かったため、いずれも得られたポリアミドフィルムは、沸水収縮率の最大値と最小値の差が大きく、バランスが劣り、得られた積層体は、成形性に劣るものであった。
比較例9では、MDとTDの延伸倍率が低かったため、比較例11では、リラックス処理時の熱処理温度が高すぎたため、いずれも得られたポリアミドフィルムは、厚み精度に劣るものとなり、該ポリアミドフィルムを用いて得られた積層体は、成形性に劣るものであった。
比較例12では、リラックス処理時の熱処理温度が低すぎたため、比較例13では、リラックス率をかけずにリラックス処理を行ったため、いずれも得られたポリアミドフィルムは、沸水収縮率の最大値と最小値の差が大きく、バランスが劣り、得られた積層体は、成形性に劣るものであった。
比較例14のポリアミドフィルムは、チューブラー式同時二軸延伸により得られたものであったため、厚み精度に劣るものとなり、得られた積層体は成形性に劣っていた。

Claims (7)

  1. 100℃の沸騰水中で5分間処理した際に測定される沸水収縮率が、フィルムの製膜時の縦方向、横方向、縦方向に対して時計回りに45度の方向、および135度の方向の4方向において、いずれも5.0%以下であり、これらの沸水収縮率の最大値と最小値の差が2.0%以下であり、
    下記式で求められる厚み精度が1.5%以下であることを特徴とするポリアミドフィルム。
    厚み精度(%)=〔(フィルムの最大厚み−フィルムの最小厚み)/2/フィルムの平均厚み〕×100
  2. 平均厚みが20μm以上であることを特徴とする請求項1記載のポリアミドフィルム。
  3. 冷間成型に用いられる請求項1または2記載のポリアミドフィルム。
  4. 請求項1記載のポリアミドフィルムを製造するための方法であって、ポリアミド樹脂を含む溶融混練物をシート状に成形して未延伸フィルムを得た後、未延伸フィルムを水分率が2.0〜5.0質量%になるように吸水させ、次いで175〜210℃で予熱した後、縦方向および横方向にそれぞれ2.5〜4.0倍の延伸倍率で、テンター法により二軸延伸することを特徴とするポリアミドフィルムの製造方法。
  5. 二軸延伸後に、180〜230℃で、縦方向および横方向にそれぞれ1〜10%のリラックス率で、リラックス処理することを特徴とする請求項4記載のポリアミドフィルムの製造方法。
  6. 請求項1または2記載のポリアミドフィルムと、その上に積層された金属箔とを含む積層体。
  7. 請求項6記載の積層体を含む包装材。
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