JP2018018335A - 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置 - Google Patents

予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018018335A
JP2018018335A JP2016148644A JP2016148644A JP2018018335A JP 2018018335 A JP2018018335 A JP 2018018335A JP 2016148644 A JP2016148644 A JP 2016148644A JP 2016148644 A JP2016148644 A JP 2016148644A JP 2018018335 A JP2018018335 A JP 2018018335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
facility
terminal
condition
user terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016148644A
Other languages
English (en)
Inventor
里子 岡部
Satoko Okabe
里子 岡部
博紀 齊藤
Hironori Saito
博紀 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gourmet Navigator Inc
Original Assignee
Gourmet Navigator Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gourmet Navigator Inc filed Critical Gourmet Navigator Inc
Priority to JP2016148644A priority Critical patent/JP2018018335A/ja
Publication of JP2018018335A publication Critical patent/JP2018018335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能な予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置を提供すること。【解決手段】本発明に係る予約支援方法では、予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力がユーザー端末から受け付けられる。前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容が通知される。前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容が前記ユーザー端末に通知される。前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付が終了し、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設が抽出される。前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報が前記ユーザー端末に通知される。【選択図】図7

Description

本発明は、予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置に関する。
一般に、ユーザー端末の操作に応じて、予約可能な店舗をユーザー端末に表示させ、ユーザー端末で選択された店舗について予約を即時に成立させることが可能なシステム(例えば特許文献1参照)が知られている。
国際公開第01/63474号
ところで、この種のシステムでは、特定の施設への予約要求をユーザー端末から受け付けた後、その特定の施設からの返信に応じて予約を成立させる予約手法が採用されることがある。このような予約手法では、施設からの返信が遅ければユーザーの待ち時間が長くなるため、施設からの返信は迅速に行われることが望ましい。
本発明の目的は、ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能な予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置を提供することにある。
本発明に係る予約支援方法では、予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力がユーザー端末から受け付けられる。前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容が通知される。前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容が前記ユーザー端末に通知される。前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付が終了し、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設が抽出される。前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報が前記ユーザー端末に通知される。
本発明に係る予約支援プログラムは、一又は複数のプロセッサーに、予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付け、前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知し、前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了して、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する各ステップを実行させるためのプログラムである。
本発明に係る予約支援装置は、受付処理部と、第1通知処理部と、予約処理部と、抽出処理部と、第2通知処理部とを備える。前記受付処理部は、予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付ける。前記第1通知処理部は、前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知する。前記予約処理部は、前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了する。前記抽出処理部は、前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する。前記第2通知処理部は、前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する。
本発明によれば、ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能な予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る予約支援システムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用されるユーザー情報の一例を示す図である。 図2Bは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用される施設情報の一例を示す図である。 図2Cは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用されるエリア情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で実行される特定予約支援処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で実行される予約候補更新処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される施設検索ページの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される予約依頼ページの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される予約候補提案ページの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される予約候補提案ページの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される条件選択ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[予約支援システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る予約支援システム1は、予約支援装置2と一又は複数のユーザー端末3と、複数の施設端末4とを含む。予約支援装置2、ユーザー端末3、及び施設端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
そして、予約支援システム1では、予約支援装置2が、ユーザー端末3各々と施設端末4各々との間を中継し、ユーザーによる各種の施設の予約作業を支援する。本実施形態に係る施設は、例えば新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、懇親会、同窓会、社員旅行、及びゴルフコンペ等の各種のイベントで使用される飲食店舗、イベント会場、ホテル、又はゴルフ場などの施設である。
[予約支援装置2]
図1に示されるように、予約支援装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーである。なお、予約支援装置2は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。また、予約支援装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、予約支援装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザー端末3及び施設端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、ユーザー情報D1、施設情報D2、及びエリア情報D3などのデータが記憶される。ここに、図2Aはユーザー情報D1、図2Bは施設情報D2、図2Cはエリア情報D3の一例を示す図である。
図2Aに示されるように、ユーザー情報D1には、予約支援装置2にアクセスして施設の予約を行うユーザー(以下、「予約ユーザー」と称する)ごとに対応するユーザーID、ユーザー名、パスワード、及び連絡先などの情報が含まれる。ユーザーIDは予約ユーザーを識別するための識別情報であって、ユーザーID及びパスワードは予約ユーザーのログイン処理で使用される。ユーザー名は、予約ユーザーの氏名等である。連絡先は、予約ユーザーに情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。以下、説明の便宜上、予約ユーザーに対応する連絡先に情報を通知することを予約ユーザーへの通知又はユーザー端末3への通知ということがある。
また、予約ユーザーへの通知には、前記連絡先への能動的な通知処理だけでなく、通知先である予約ユーザーが参照可能な状態にする処理が含まれる。例えば、予約ユーザーが予約支援装置2によって提供される特定のサイトにログインした場合に参照可能になるメッセージとして通知されること、又は前記特定のサイトへのログイン時にポップアップで表示されること等が考えられる。
図2Bに示されるように、施設情報D2には、施設ごとに対応する施設ID、施設名、パスワード、連絡先、エリア、料理ジャンル、営業日、営業時間、及び個室有無などの情報が含まれる。なお、施設情報D2には、他に、平均予算、利用目的、許容人数、クーポン使用可否、飲み放題有無、又は食べ放題有無などの情報が含まれていてもよい。また、施設情報D2では、施設への確認を要しない即時予約が可能な施設については、予約が可能であるか否かを即時に判断するための情報を示す予約可能状況なども対応付けて記憶可能であり、前記予約可能状況は、予約の成立時などに制御部21によって更新され、又は施設端末4によって任意に更新される。なお、制御部21は、即時予約が可能な施設の予約受付に関する処理も実行可能であるが、その点は従来と同様であってよいため、本実施形態では説明を省略する。
施設IDは施設を識別するための識別情報であって、施設ID及びパスワードは各施設の予約を管理するユーザー(以下、「施設側ユーザー」と称する)のログイン処理で使用される。施設名は、施設の名称等である。連絡先は、施設側ユーザーに情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。である。以下、説明の便宜上、施設側ユーザーの連絡先に情報を通知することを施設側ユーザーへの通知又は施設端末4への通知ということがある。エリアは、施設の所在地を示す情報であって、エリア情報D3の小分類に登録された個別エリア(図2C)から選択されて登録される。料理ジャンル、営業日、営業時間、及び個室有無などは、施設の対応可能な条件の一例である。
図2Cに示されるように、エリア情報D3では、施設の所在地を示す情報として用いられるエリアが大分類、中分類、小分類に分類されて登録されている。小分類は、駅名又は町名のような個別エリアを示す情報であり、中分類は、近接する一又は複数の個別エリアを含むグループエリアである。また、大分類は、近接する一又は複数のグループエリアを含む都道府県名である。そして、エリア情報D3では、小分類各々に対応するエリアIDが記憶されており、施設情報D2では、エリアの情報として前記エリアIDが記憶される。
また、エリア情報D3には、中分類のグループエリアごとに、当該グループエリアに隣接する一又は複数の他のグループエリアを示すグループ隣接情報が記憶されている。なお、前記グループ隣接情報では、当該グループエリアに隣接するグループエリアが複数存在する場合には、当該グループエリアから近い順番が予め設定されている。さらに、エリア情報D3には、小分類のエリアごとに、当該エリアに隣接する一又は複数の他のエリアを示すエリア隣接情報が記憶されている。なお、前記エリア隣接情報では、当該エリアに隣接するエリアが複数存在する場合には、当該エリアから近い順番が予め設定されている。また、前記グループ隣接情報及び前記エリア隣接情報のデータ構造は特に限定されず、制御部21が各エリア又は各グループエリアについて隣接するエリア又はグループエリアを判断することが可能なデータであればよい。
なお、他の実施形態として、ユーザー情報D1、施設情報D2、及びエリア情報D3の一部又は全部が、予約支援装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されていることも考えられる。そして、予約支援装置2の制御部21は、前記サーバーから各種の情報を取得して、後述の特定予約支援処理(図3参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、予め表示レイアウトが設定された各種のWeb(World Wide Web)ページをユーザー端末3又は施設端末4に表示させるための情報も記憶される。具体的に、ユーザー端末3に表示されるWebページには、後述の施設検索ページP11(図5参照)、予約依頼ページP12(図6参照)、予約候補提案ページP13、P14(図7、図8参照)、及び希望条件設定ページP21(図10参照)などが含まれる。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の特定予約支援処理(図3参照)、予約候補更新処理(図4参照)を実行させるための予約支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記予約支援プログラムは、CD又はDVDなどのコンピューター読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、予約支援装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより予約支援装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受付処理部211、第1通知処理部212、予約処理部213、抽出処理部214、第2通知処理部215、条件変更処理部216などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記予約支援プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記予約支援プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、前記施設情報D2に登録されている施設のうち予約対象となる特定の第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末3から受け付ける。また、第1通知処理部212は、予約対象として選択された前記第1施設に対応する施設端末4に前記予約内容を通知する。
予約処理部213は、前記予約内容の通知先の施設端末4から返信を受け付けた場合に当該施設端末4に対応する施設の予約を成立させる。また、予約処理部213は、前記予約の成立に代えて、施設端末4からの返信内容をユーザー端末3に通知するものであってもよい。なお、予約処理部213は、前記予約内容が施設端末4に通知された後、予め設定された待機期間内に、前記予約内容の通知先の施設端末4から返信がない場合に、当該施設端末4からの返信受付を終了する。
抽出処理部214は、前記待機期間内に前記予約内容の通知先の施設端末4から返信がない場合に、前記初期予約条件に基づいて、前記施設情報D2に登録されている施設のうち前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する。なお、抽出処理部214は、前記予約内容が施設端末4に通知された後、前記施設端末4から予約が不可である旨の返信が受信された場合に前記第2施設を抽出してもよい。そして、第2通知処理部215は、抽出処理部214で抽出された一又は複数の前記第2施設の情報をユーザー端末3に通知する。
条件変更処理部216は、前記第2施設の情報がユーザー端末3に通知された後、予め設定された予約受付期間内にユーザー端末3から前記第2施設の予約要求が受信されない場合に、前記初期予約条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和予約条件を設定する。前記緩和予約条件は、前記初期予約条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で施設が抽出される条件であって、少なくとも前記初期予約条件で抽出される場合よりも多くの施設が抽出される条件である。なお、条件変更処理部216は、前記第2施設の情報がユーザー端末3に通知された後、前記第2施設の予約が拒否された場合に、前記初期予約条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和予約条件を設定してもよい。そして、予約支援装置2では、抽出処理部214が、条件変更処理部216で設定された前期緩和予約条件に基づいて、前記第1施設及び前記第2施設を除く一又は複数の第3施設を抽出し、第2通知処理部215が、その抽出された一又は複数の前記第3施設の情報をユーザー端末3に通知する。
なお、抽出処理部214は、第2施設を抽出する際に、前記初期予約条件だけでなく、前記初期予約条件を緩和した初期緩和条件を設定し、前記初期予約条件及び前記初期緩和条件に基づいて第2施設を抽出することが考えられる。これにより、抽出処理部214は、前記初期予約条件に基づいて第2施設を抽出する場合に比べて多くの第2施設を抽出することになるため、最初の段階でユーザーの選択肢を増加させることができる。なお、このように前記初期緩和条件が設定される場合、前記緩和規則では、前記初期予約条件及び前記初期緩和条件を更に緩和する旨が定められていることが考えられる。即ち、前記初期緩和条件は、前記初期予約条件よりも緩和された条件であり、前記緩和予約条件は、前記初期緩和条件よりも緩和された条件である。
[ユーザー端末3]
図1に示されるように、ユーザー端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザー端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置であり、予約支援装置2にアクセスして施設の予約を行う予約ユーザーによって使用される。
具体的に、予約ユーザーは、ユーザー端末3に対して所定のログインページにおいてユーザーID及びパスワードを入力することにより予約支援装置2にログインする。これにより、予約支援装置2の制御部21は、ユーザー端末3に現在ログイン中の予約ユーザーを識別することが可能である。
通信I/F34は、ユーザー端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のWebページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って予約支援装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザー端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるWebページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[施設端末4]
施設端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。施設端末4は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置であって、各施設の予約を管理する施設側ユーザーによって使用される。
具体的に、施設側ユーザーは、施設端末4に対して所定のログインページにおいてユーザーID及びパスワードを入力することにより予約支援装置2にログインする。これにより、予約支援装置2の制御部21は、施設端末4に現在ログイン中の予約ユーザーを識別することが可能である。
通信I/F44は、施設端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のWebページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ユーザー端末3と同様に、HTTP等の通信プロトコルに従って予約支援装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部21に実行させるためのブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより施設端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるWebページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。また、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
ところで、この種の予約支援システム1では、特定の施設への予約要求をユーザー端末3から受け付けた後、施設からの返信が遅ければ、予約ユーザーの待ち時間が長くなるため、施設からの返信は迅速に行われることが望ましい。これに対し、本実施形態に係る予約支援装置2で実行される予約支援方法によれば、予約ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能である。
[特定予約支援処理]
以下、図3を参照しつつ、予約支援装置2の制御部21によって実行される特定予約支援処理について説明する。なお、制御部21は、ユーザー端末3から即時予約が可能でない施設の予約を行うための表示開始要求を受信した場合に、ユーザー端末3ごとに対応する当該特定予約支援処理を個別に実行する。即ち、制御部21は、複数のユーザー端末3に対応する前記特定予約支援処理を時分割によって略並行して実行することがある。また、当該特定予約支援処理は、ユーザー端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
また、本発明は、当該特定予約支援処理に含まれる一又は複数のステップを制御部21のようなプロセッサーで実行する予約支援方法の発明として捉えることができるが、ここで説明する当該特定予約支援処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記特定予約支援処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該特定予約支援処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該特定予約支援処理における各ステップが分散して実行される予約支援方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS1>
ステップS1において、制御部21は、前記施設情報D2に登録されている施設のうち予約対象となる特定の第1施設の選択をユーザー端末3から受け付けるための処理を実行する。具体的に、制御部21は、前記第1施設を選択するための施設検索ページP11をユーザー端末3に表示させる。ここに、図5は、施設検索ページP11の一例を示す図である。
図5に示されるように、施設検索ページP11では、施設情報D2に登録されている施設のうち予約対象となる第1施設を絞り込むための検索条件の入力が可能である。具体的に、前記検索条件には、予約日時、人数、予算、利用目的、エリア、料理ジャンルなどの項目が含まれる。また、前記検索条件には、店舗名、個室有無、飲み放題有無、又は食べ放題有無などが含まれていてもよい。そして、制御部21は、ユーザー端末3によって施設検索ページP11で前記検索条件として一又は複数の項目の内容が設定された後、検索キーK11が操作されると、前記検索条件に合致する施設を抽出してユーザー端末3に一覧表示させる。その後、制御部21は、ユーザー端末3に表示された施設から任意に第1施設を選択する操作を受け付ける。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部21は、前記ステップS1で選択された前記第1施設に対する一又は複数の予約内容の入力を受け付けるための処理を実行する。具体的に、制御部21は、前記第1施設に対して一又は複数の予約内容を設定して予約を依頼するための予約依頼ページP11をユーザー端末3に表示させる。即ち、ステップS1〜S2では、前記第1施設及び前記予約内容を含む初期予約条件の入力が受け付けられる。なお、これらの受付処理は、制御部21の受付処理部211によって実行される。ここに、図6は、予約依頼ページP12の一例を示す図である。
図6に示されるように、予約依頼ページP12では、予約対象の前記第1施設の名称が表示されており、当該第1施設についての予約内容として予約日時及び人数の入力が可能である。なお、予約依頼ページP12では、前記予約内容として、施設で提供されるサービスの種類(コースなど)、予算、利用目的、座席の種類(個室又はテーブルなど)、飲み放題有無、又は食べ放題有無などが設定可能であってもよい。そして、制御部21は、ユーザー端末3によって予約依頼ページP12で前記予約内容が設定された後、予約キーK12が操作されると、処理をステップS3に移行させる。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部21は、前記ステップS1で選択された前記第1施設に対応する施設端末4に、前記ステップS2で設定された前記予約内容を通知する。なお、当該ステップS3の通知処理は、制御部21の第1通知処理部212によって実行される。
具体的に、制御部21は、前記ステップS1で選択された前記第1施設に対応する連絡先を施設情報D2に基づいて特定し、その連絡先に、前記予約内容を含むメッセージをメールで送信する。また、前記メッセージには、前記予約内容について予約の可否を入力可能な返信ページにアクセスさせるためのリンク情報が含まれる。これにより、前記第1施設の施設側ユーザーは、施設端末4を用いて前記メールを受信し、前記返信ページにアクセスすることが可能である。ここで、制御部21は、前記初期予約条件に含まれる前記予約内容の全てを施設端末4に通知してもよいが、前記予約内容のうち予め設定された一部の情報を施設端末4に通知してもよい。なお、ステップS3は、制御部21の第1通知処理部212によって実行される。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部21は、前記ステップS3で前記予約内容の通知を受けた前記第1施設から予約の可否の返信があったか否かを判断する。具体的に、制御部21は、前記第1施設の施設側ユーザーがログイン中の施設端末4において前記返信ページを用いて入力された返信内容を受信した場合に返信があったと判断する。ここで、前記返信があったと判断されると(S4:Yes)、処理がステップS401に移行し、前記返信がなければ(S4:No)、処理がステップS5に移行する。
<ステップS401>
ステップS401において、制御部21は、施設端末4からの返信内容が予約可能又は予約不可のいずれであるかを判断し、予約可能である場合には(S401:Yes)、処理をステップS402に移行させ、予約不可である場合には(S401:No)、処理をステップS403に移行させる。
<ステップS402>
ステップS402において、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーによる前記第1施設の予約を成立させる。なお、このように前記第1施設からの返信を受け付けた場合に予約を成立させるための処理は、制御部21の予約処理部213によって実行される。
より具体的に、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーに対応するユーザーID、ユーザー名、連絡先などの情報をユーザー情報D1から抽出し、前記第1施設の情報及び前記予約内容と対応付けて予約情報として記憶部22に記憶させる。また、制御部21は、前記予約情報を、前記予約ユーザーに対応する連絡先、及び前記第1施設に対応する連絡先に送信する。これにより、予約ユーザー及び施設側ユーザーは、前記予約情報を把握することが可能である。
なお、本実施形態では、前記ステップS401において、予約を成立させるための処理が実行される場合を例に挙げて説明するが、前記ステップS401において、制御部21がユーザー端末3に施設端末4からの予約の可否などの返信内容を通知することも考えられる。この場合、制御部21は、例えば前記返信内容を受信したユーザー端末3から予約確認操作を受け付けた場合に、予約を成立させるための処理を実行してもよい。
<ステップS403>
ステップS403において、制御部21は、前記予約ユーザーに予約不可である旨のメッセージを通知する。なお、他の実施形態として、前記第1施設の予約不可である場合に、処理が後述のステップS7に移行して前記第1施設とは異なる他の第2施設が前記予約ユーザーに提示されることも考えられる。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部21は、前記予約内容を施設端末4に通知してから、予め設定された待機期間が経過したか否かを判断する。そのため、制御部21は、前記ステップS3において前記予約内容を施設端末4に通知してからの経過時間を計時している。前記待機期間は、前記第1施設からの返信を有効に受け付ける期間として予め設定された期間である。例えば、前記待機期間は3時間、24時間、又は3日などである。なお、予約支援装置2で設定されている前記待機期間は、施設側ユーザーが既知の情報であって、例えば前記施設側ユーザーによる予約支援装置2への施設情報の登録時などの事前のタイミングで前記第1施設の施設側ユーザーにも通知される。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部21は、前記第1施設に対応する施設端末4からの返信受付を終了する。即ち、制御部21の予約処理部213は、前記待機期間内に前記第1施設に対応する施設端末4からの返信が無い場合に前記第1施設に対応する施設端末4からの返信受付を終了する。
具体的に、制御部21は、これ以後に前記第1施設に対応する施設端末4から返信があった場合でも、前記ステップS41の第1施設の予約を成立するための処理を実行しない。また、制御部21は、ユーザー端末3に施設端末4からの返信内容も通知しない。即ち、前記第1施設に対応する施設端末4は、前記待機期間が経過した後は、予約ユーザーから当該第1施設への予約要求に応えて予約を成立させることができなくなる。もちろん、前記ステップS1及び前記ステップS2で前記初期予約条件を入力した前記予約ユーザーとは異なる他の予約ユーザーからの予約要求がある場合にそれに応えることは可能である。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部21は、前記初期予約条件に含まれる前記第1施設の情報及び前記予約内容に基づいて、施設情報D2に登録されている施設のうち前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する。具体的には、施設情報D2に登録されている施設から前記初期予約条件に含まれる第1施設のエリア及び前記予約内容と同一の条件で予約が可能な第2施設が特定される。なお、このように前記待機期間内に前記第1施設に対応する施設端末4からの返信がない場合に、前記第2施設を抽出する処理は、制御部21の抽出処理部214によって実行される。
具体的に、制御部21は、前記施設情報に登録されている前記第1施設のエリアと同一のエリアに属する施設であって、且つ前記初期予約条件で即時予約の受付が可能な施設を前記第2施設として抽出する。なお、他の実施形態として、前記ステップS7で抽出される第2施設に即時予約ができない施設が含まれていてもよい。
ここで、前記第2施設の抽出手法の一例について説明する。例えば、施設情報D2に登録されている前記第1施設のエリアが「銀座」である場合、制御部21は、施設情報D2に登録されている施設のうち、エリアが「銀座」であり、前記予約内容に含まれる予約日時及び人数の条件で予約が可能な第2施設を前記予約可能状況に基づいて抽出する。なお、制御部21は、前記第1施設の予約内容としてサービスの種類(コース)が選択されている場合には、平均予算が前記サービスの種類に対応する金額内である第2施設を抽出することも考えられる。
なお、制御部21が、施設検索ページP11で入力された検索条件を前記予約ユーザーに対応付けて記憶部22に記憶しており、前記ステップS7において前記検索条件を考慮して前記第2施設を抽出することが考えられる。具体的に、制御部21は、施設情報D2に登録されている施設のうち、前記検索条件と前記初期予約条件における予約内容との両方の条件を満たし、且つ前記第1施設を除く施設を前記第2施設として抽出することが考えられる。これにより、予約ユーザーの当初の施設検索時の意図に沿った前記第2施設が抽出されることになる。
また、前述したように、制御部21の抽出処理部214は、前記ステップS7で前記第2施設を抽出する際に、前記初期予約条件を緩和した初期緩和条件を設定し、前記初期予約条件及び前記初期緩和条件に基づいて第2施設を抽出することも考えられる。例えば、制御部21は、ステップS7において抽出された前記第2施設の数が予め設定された閾値未満である場合、前記第2施設の数が前記閾値以上になるまで、後述のステップS13と同様に前記初期予約条件を徐々に緩和して再度抽出処理を実行してもよい。なお、前記閾値は、予約依頼ページP12において設定可能であってもよい。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部21は、前記ステップS7で抽出された前記第2施設の情報をユーザー端末3に通知する。なお、当該ステップS8の通知処理は、制御部21の第2通知処理部215によって実行される。
具体的に、制御部21は、前記ステップS7で抽出された前記第2施設各々について施設名及び代表画像(商品画像)などの一覧を含む予約候補提案ページP13にアクセスするためのリンク情報を、前記予約ユーザーに対応する連絡先に通知する。これにより、前記予約ユーザーは、ユーザー端末3にログインした状態で予約候補提案ページP13を参照することが可能であり、前記第1施設の代りに予約対象となる施設を選定することが可能である。また、ここで通知される前記第2施設の情報には、最初に予約ユーザーが選択した前記第1施設の情報が含まれていないため、予約ユーザーへの無駄な情報の提示が防止され、データ通信量も抑制される。なお、本発明に係る予約支援方法は、当該ステップS8における前記第2の情報の通知で終了する方法として捉えてもよい。
ここに、図7は、予約候補提案ページP13の一例を示す図である。図7に示されるように、予約候補提案ページP13には、前記初期予約条件における予約内容に対応する条件と、前記第2施設の一覧とが表示される。また、予約候補提案ページP13には、前記初期予約条件で再検索した第2施設を提案する旨のメッセージも表示されている。なお、前記検索条件を考慮して検索が行われる場合には前記検索条件も予約候補提案ページP13に表示される。また、他の実施形態として、予約候補提案ページP13に、今後の他の施設の提案の要否を選択するための操作部が表示されており、制御部21は、当該操作部の操作によって提案が必要である旨が選択されなかった場合は、後述の第3施設の情報の通知を実行しないことが考えられる。
このように、前記予約内容が施設端末4に通知された後、当該施設端末4からの返信がないまま前記待機期間が経過すると、前記第1施設の施設側ユーザーが予約を成約させる権利を失うことになると共に、他の前記第2施設の情報が予約ユーザーに提示される。したがって、施設側ユーザーは、早期に返信しなければ予約を成約させることができなくなるため、結果的に施設側ユーザーは早期の返事を促されることになり、予約ユーザーの待ち時間を短縮することができる。
<ステップS9>
次に、ステップS9において、制御部21は、予約ユーザーに提示する前記第2施設の情報を更新するための予約候補更新処理を実行する。ここに、図4は、前記予約候補更新処理の一例を示すフローチャートである。
[予約候補更新処理]
以下、図4を参照しつつ、前記予約候補更新処理について説明する。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部21は、ユーザー端末3から前記第2施設の予約要求を受信したか否かを判断する。例えば、前記予約要求は、前記ステップS8でユーザー端末3に表示される予約候補提案ページP13において特定の前記第2施設を選択してから行われる予約操作に応じてユーザー端末3から前記予約支援装置2に送信される。そして、制御部21は、前記第2施設の予約要求を受信したと判断すると(S11:Yes)、処理をステップS111に移行させ、前記第2施設の予約要求を受信していなければ(S11:No)、処理をステップS12に移行させる。
<ステップS111>
ステップS111において、制御部21は、ユーザー端末3に対応する予約ユーザーによる前記第2施設の予約を成立させる。より具体的に、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーに対応するユーザーID、ユーザー名、連絡先などの情報をユーザー情報D1から抽出して、前記第2施設及び前記初期予約条件と対応付けて予約情報として記憶部22に記憶させる。また、制御部21は、前記予約情報を、前記予約ユーザーに対応する連絡先、及び前記第2施設に対応する連絡先に送信する。これにより、予約ユーザー及び施設側ユーザーは、前記予約情報を把握することが可能である。
なお、本実施形態では、前記第2施設として抽出される施設が、即時予約可能な施設であり、前記ステップS111において予約が成立する場合を例に挙げて説明する。一方、即時予約ができない施設が前記第2施設に含まれる場合、前記ステップS111では、制御部21によって、前記第2施設の施設側ユーザーがログイン中の施設端末4にユーザー端末3からの予約要求が通知されることも考えられる。この場合、制御部21は、施設端末4からの返信を受信した場合に、予約を成立させることが考えられる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部21は、予め設定された予約受付期間が経過したか否かを判断する。前記予約受付期間は、前記第2施設の予約を有効に受け付ける期間として予め設定された期間である。ここで、前記予約受付期間が経過したと判断されると(S12:Yes)、処理がステップS13に移行し、前記予約受付期間が経過していないと判断されると(S12:No)、処理が前記ステップS11に戻される。
なお、制御部21は、ステップS12において、前記予約受付期間が経過していないと判断した場合であっても、ユーザー端末3によって前記第2施設の予約を拒否する旨の操作が行われた場合には、処理をステップS13に移行することが考えられる。これにより、予約ユーザーは、前記第2施設の予約をする意思がない場合には、前記予約受付期間の経過を待つことなく、前記第2施設とは異なる後述の第3施設の情報を取得することができる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部21は、前記初期予約条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和予約条件を設定する。当該ステップS13の設定処理は、制御部21の条件変更処理部216によって実行される。ここで、前記緩和規則の例として第1緩和規則〜第3緩和規則について説明する。予約支援装置2では、前記第1緩和規則〜前記第3緩和規則のいずれかが予め設定されていてもよいが、ユーザーごとに前記第1緩和規則〜前記第3緩和規則のいずれか選択可能であってもよい。また、前記第1緩和規則〜前記第3緩和規則は前記緩和規則の単なる一例であり、前記緩和規則は、前記初期予約条件から徐々に施設の検索範囲が広がるように前記初期予約条件を緩和することが可能なものであればよい。
[第1緩和規則]
前記第1緩和規則として、前記初期予約条件のうちエリアの内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第1緩和規則では、施設情報D2に前記第1施設の所在地として登録された小分類のエリアが属する中分類(図2B参照)のグループエリアが、前記緩和予約条件におけるエリアとして設定されることが考えられる。即ち、前記緩和予約条件では、前記初期予約条件に含まれる前記第1施設のエリアよりも広いエリアが対象となる。
なお、前記エリアの緩和手法については、エリアをグループエリアに拡張する場合に限らず、前記第1施設のエリアとして設定された小分類のエリア(例えば「銀座」など)に隣接する一又は複数の他の小分類のエリア(例えば「有楽町・日比谷、築地、月島」など)が前記緩和予約条件におけるエリアとして設定されてもよい。なお、制御部21は、前記隣接するエリアを、エリア情報D3に記憶されている前記エリア隣接情報に基づいて判断することが可能である。さらに、制御部21は、前記隣接するエリアが複数存在する場合は、その複数のエリアのうち前記第1施設のエリアに最も近いエリアを選択することが考えられる。
[第2緩和規則]
前記第2緩和規則として、前記初期予約条件のうち予算の内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第2緩和規則では、前記第1施設の予約内容に含まれる予算(又はサービスの種類(コース)に相当する金額)に、予め設定された加算額(例えば500円、又は1000円など)を加算した金額が前記緩和予約条件における予算として設定されることが考えられる。なお、前記予算の緩和手法については、予算に前記加算額が加算される場合に限らず、前記緩和予約条件では予算が上限なしに設定されることも考えられる。
[第3緩和規則]
前記第3緩和規則として、前記初期予約条件のうちエリア及び予算の内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第3緩和規則では、前記第1緩和規則のようにエリアの設定が緩和されると共に、前記第2緩和規則のように予算の金額が緩和されることが考えられる。即ち、前記初期予約条件に含まれる複数の項目の内容が同時に緩和されることが考えられる。
なお、その他、前記緩和予約条件では、例えば前記初期予約条件における予約日時の時間の前後30分又は前後1時間を許容するように前記初期予約条件が緩和されてもよい。また、前記緩和予約条件では、前記初期予約条件として個室有りが設定されている場合に、個室有りの制限が解除されること、前記初期予約条件として料理ジャンルが設定されている場合に、予め設定された類似の料理ジャンルが対象となることも考えられる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部21は、前記ステップS13で設定された前記緩和予約条件に基づいて、前記施設情報D2に登録されている施設のうち前記第1施設及び前記第2施設を除く第3施設を抽出する。また、制御部21は、当該ステップS14を2回以上実行する場合には、前記施設情報D2に登録されている施設のうち、前記緩和予約条件が設定されてから現在までの間に次のステップS15で既に通知済みの前記第3施設を除く第3施設を抽出する。なお、制御部21は、前記第3施設の抽出の際に、予め設定された数以上の施設が前記第3施設として抽出されるまでの間、前記ステップS13〜S14を繰り返して前記緩和予約条件を緩和してもよい。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部21は、前記ステップS14で抽出された前記第3施設の情報を前記緩和予約条件と共にユーザー端末3に通知する。なお、ここで通知される前記第2施設の情報には、前記第1施設の情報が含まれていないため無駄な表示が防止される。
具体的に、制御部21は、前記ステップS14で抽出された前記第3施設各々の名称及び代表画像などの一覧を含む予約候補提案ページP14を前記予約ユーザーがログイン中のユーザー端末3に表示させる。これにより、予約ユーザーは、ユーザー端末3で前記第3施設の情報を参照して、前記第1施設の代替となる施設を選定することが可能である。なお、本発明に係る予約支援方法は、前記ステップS15で終了してもよい。
ここに、図8は、予約候補提案ページP14の一例を示す図である。図8に示されるように、予約候補提案ページP14には、前記緩和予約条件の情報と、前記第2施設の一覧とが表示される。また、予約候補提案ページP14には、前記緩和予約条件で再検索した第2施設を提案する旨のメッセージも表示されている。また、他の実施形態として、予約候補提案ページP14に、今後の他の施設の提案の要否を選択するための操作ボタンが表示されており、制御部21は、前記操作ボタンによる提案が必要である旨が選択されなかった場合は、今後の前記第3施設の通知を実行しないことが考えられる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部21は、ユーザー端末3から前記第3施設の予約要求を受信したか否かを判断する。例えば、前記予約要求は、前記ステップS15でユーザー端末3に表示される前記一覧画面において特定の前記第3施設を選択してから行われる予約操作に応じてユーザー端末3から前記予約支援装置2に送信される。そして、制御部21は、前記第3施設の予約要求を受信したと判断すると(S16:Yes)、処理をステップS161に移行させ、前記第3施設の予約要求を受信していなければ(S16:No)、処理をステップS17に移行させる。
<ステップS161>
ステップS161において、制御部21は、ユーザー端末3に対応する予約ユーザーによる前記第3施設の予約を成立させる。より具体的に、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーに対応するユーザーID、ユーザー名、連絡先などの情報をユーザー情報D1から抽出して、前記第3施設及び前記初期予約条件と対応付けて予約情報として記憶部22に記憶させる。また、制御部21は、前記予約情報を、前記予約ユーザーに対応する連絡先、及び前記第3施設に対応する連絡先に送信する。これにより、予約ユーザー及び施設側ユーザーは、前記予約情報を把握することが可能である。
なお、本実施形態では、前記第3施設として抽出される施設が即時予約可能な施設であって、前記ステップS161において予約が成立する場合を例に挙げて説明する。一方、即時予約ができない施設が前記第3施設に含まれる場合、前記ステップS161では、制御部21によって、前記第3施設の施設側ユーザーがログイン中の施設端末4にユーザー端末3からの予約要求が通知されることも考えられる。この場合、制御部21は、施設端末4からの返信を受信した場合に、予約を成立させることが考えられる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部21は、予め設定された更新期間が経過したか否かを判断する。前記更新期間は、現在抽出されている前記第3施設の予約を有効に受け付ける期間として予め設定された期間である。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部21は、前記緩和予約条件を予め設定された緩和更新規則に従って更に緩和した内容に更新し、処理を前記ステップS14に戻す。以下に前記緩和規則の更新例として第11緩和更新規則〜第13緩和更新規則を示す。具体的に、前記ステップS13で前記第1緩和規則が採用された場合は前記第11緩和更新規則、前記第2緩和規則が採用された場合は前記第12緩和更新規則、前記第3緩和規則が採用された場合は前記第13緩和更新規則が採用される。また、前記第11緩和更新規則〜前記第13緩和更新規則は、前記緩和更新規則の単なる一例であり、前記緩和予約条件の予約内容から徐々に検索範囲が広がるように前記予約内容を緩和することが可能であればよい。
[第11緩和更新規則]
前記第11緩和更新規則として、前記緩和予約条件のうちエリアの内容がさらに緩和されることが考えられる。具体的に、前記第11緩和更新規則では、前記緩和予約条件における中分類のグループエリア(図2B参照)に隣接するグループエリアが前記緩和予約条件におけるエリアとして設定されることが考えられる。なお、制御部21は、前記隣接するグループエリアを、エリア情報D3に記憶されている前記グループエリア隣接情報に基づいて判断することが可能である。さらに、制御部21は、前記隣接するグループエリアが複数存在する場合は、その複数のエリアのうち前記第1施設の所在地が属するグループエリアに最も近いグループエリアを選択することが考えられる。
[第12緩和更新規則]
前記第2緩和規則として、前記緩和予約条件のうち予算の内容がさらに緩和されることが考えられる。具体的に、前記第12緩和更新規則では、前記緩和予約条件における予算に予め設定された加算額(例えば500円、又は1000円など)を加算した金額が前記緩和予約条件における予算として設定されることが考えられる。なお、前記予算の緩和更新手法については、予算に加算額を加算する場合に限らず、前記緩和予約条件では予算の上限がなしに設定されることも考えられる。
[第13緩和更新規則]
前記第13緩和更新規則として、前記緩和予約条件のうちエリア及び予算の内容が共に緩和されることも考えられる。具体的に、前記第13緩和規則では、前記第11緩和規則のようにエリアの設定が緩和されると共に、前記第12緩和規則のように予算の金額が緩和されることが考えられる。即ち、前記緩和予約条件に含まれる複数の項目の内容が同時に緩和されることが考えられる。
また、前記緩和予約条件を最初に設定する際の緩和規則と前記緩和予約条件を更新する際の緩和規則とが異なる項目の内容について条件が緩和されることが考えられる。例えば、前記初期予約条件を緩和した前記緩和予約条件が設定される際には、前記第1緩和規則に従ってエリアが緩和され、前記緩和予約条件がさらに緩和される際には、前記第12緩和規則に従って予算が緩和されることが考えられる。また、これとは反対に、前記初期予約条件を緩和した前記緩和予約条件が設定される際には、前記第2緩和規則に従って予算が緩和され、前記緩和予約条件がさらに緩和される際には、前記第11緩和規則に従ってエリアが緩和されることが考えられる。
以上説明したように、予約支援装置2によれば、ユーザー端末3からの予約要求が特定の第1施設の施設端末4に通知された後、前記待機期間が経過するまでの間に前記特定の第1施設から返信がない場合は、前記予約ユーザーに対して他の施設の情報が提供される。このように、予約支援装置2は、前記待機期間が経過するという条件を満たした場合に、他の施設の情報を能動的にユーザー端末3に提供する。そのため、ユーザー端末3に対して行われる前記第1施設とは異なる他の施設の情報の要求操作に応じて前記第2施設の情報を提供する場合に比べてリアルタイム性が要求されず、予約支援装置2の効率的な動作が実現される。例えば、予約支援装置2は、前記待機期間が経過した場合、予約支援装置2の処理負荷が低いタイミングで前記第2施設を抽出してユーザー端末3に通知することが可能である。また、ユーザー端末3から前記要求操作を受け付ける処理が省略されるため、通信トラフィックの使用量又は使用回数が省減される。特に、予約支援装置2は、前記待機期間が経過した後は、前記特定の第1施設の施設端末4から返信があった場合でもその予約を成立させない。これにより、前記特定の第1施設の施設側ユーザーは、早期に返信しなければ予約を受け付ける権利を失うことになり、早期の返信が促されることになる。したがって、予約ユーザーの予約要求に対する返信が早く行われることが期待され、前記予約ユーザーの待ち時間の短縮が期待される。
また、制御部21は、予約依頼ページP12において前記待機期間の設定をユーザー操作に応じて受け付け可能であることも考えられる。これにより、予約ユーザーは、任意に前記待機期間を変更することが可能であり利便性が向上する。さらに、このように前記待機期間が任意に設定された場合、制御部21は、前記待機期間を前記初期予約条件と共に前記第1施設に対応する施設端末4に送信することが考えられる。これにより、施設側ユーザーは、前記待機期間を参照して、いつまでに返信すればよいかを把握した上で対応することが可能になる。なお、前記ユーザー操作による前記待機期間の設定の有無にかかわらず、常に前記待機期間が前記初期予約条件と共に施設端末4に送信されてもよい。また、制御部21は、前記予約受付期間又は前記更新期間についても同様にユーザー操作に応じて設定可能であることが考えられる。
さらに、制御部21は、前記ステップS13において前記緩和予約条件を設定する場合に、複数の前記緩和予約条件を選択する条件選択ページP15をユーザー端末3に表示させ、予約ユーザーによる選択操作に応じて特定の前記緩和予約条件を選択することが考えられる。ここに、図9は、条件選択ページP15の一例を示す図である。図9に示されるように、条件選択ページP15には、前記初期予約条件を異なる条件で緩和した複数の緩和予約条件の候補が表示されている。例えば、前記初期予約条件について、エリア及び予算のいずれか一方又は両方が相互に異なる緩和予約条件の候補が表示される。なお、条件選択ページP15では、前記初期予約条件に近い前記緩和予約条件が優先して上位に表示される。なお、前記ステップS19において、前記緩和予約条件が更新される際にも同様に複数の候補が表示されて選択可能であることも考えられる。
また、制御部21は、前記初期予約条件を前記第1施設の施設端末4に通知した後、施設端末4から予約可否の返信予定を受信可能であって、前記返信予定を受信した時点で前記返信予定をユーザー端末3に通知することが考えられる。これにより、予約ユーザーは、前記第1施設からの予約可否の返信予定を把握することが可能であり、いつまでに返信があるかわからないという不安定な時期が短縮される。なお、この場合には、前記初期予約条件を前記第1施設の施設端末4に通知した後、前記返信予定を受付可能な第1待機期間と、前記初期予約条件を前記第1施設の施設端末4に通知した後、予約の可否を受付可能な第2待機期間とが個別に設定されていることも考えられる。ここで、前記第1待機期間は、前記第2待機期間よりも短いことが考えられる。この場合、制御部21は、前記第1待機期間内に返信予定が受信されない時点で、前記第1施設の施設端末4からの返信の有効な受付を終了することが考えられる。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付け、
前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知し、
前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了して、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
予約支援方法。
<付記2>
前記第2施設の情報が前記ユーザー端末に通知された後、予め設定された予約受付期間内に前記ユーザー端末から前記第2施設の予約要求が受信されない場合又は前記ユーザー端末で前記第2施設の予約が拒否された場合に、前記初期予約条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和予約条件を設定し、
前記緩和予約条件に基づいて前記第1施設及び前記第2施設を除く一又は複数の第3施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
付記1に記載の予約支援方法。
<付記3>
前記第3施設の情報が前記ユーザー端末に通知された後、予め設定された更新期間が経過した場合に、前記緩和予約条件を予め設定された緩和更新規則に従って緩和し、前記第1施設、前記第2施設、及び通知済みの前記第3施設を除く一又は複数の前記第3施設を再度抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
付記2に記載の予約支援方法。
<付記4>
前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報と共に前記緩和予約条件を前記ユーザー端末に通知する、
付記2又は3に記載の予約支援方法。
<付記5>
前記緩和予約条件は、前記初期予約条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で前記第3施設が抽出される条件である、
付記2〜4のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記6>
前記第2施設は、前記初期予約条件及び前記初期予約条件を緩和した初期緩和条件に基づいて抽出される、
付記1〜5のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記7>
前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報と共に少なくとも前記初期予約条件における前記予約内容を前記ユーザー端末に通知する、
付記1〜6のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記8>
前記ユーザー端末から前記待機期間の設定を受け付け可能であり、
前記待機期間が前記ユーザー端末によって設定された場合は前記待機期間を前記初期予約条件と共に前記施設端末に通知する、
付記1〜7のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記9>
前記第2施設又は前記第3施設は、予め登録された施設のうち前記ユーザー端末からの要求に応じて即時に予約の成立が可能な施設である、
付記1〜8のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記10>
前記初期予約条件に、少なくともエリア及び予算の一方又は両方が含まれる、
付記1〜9のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記11>
前記初期予約条件にエリアが含まれ、
前記緩和予約条件では、前記エリアに隣接する予め設定されたエリアが選択される、
付記10に記載の予約支援方法。
<付記12>
前記初期予約に予算が含まれ、
前記緩和予約条件では、前記予算に予め設定された加算額が加算される、
付記10又は11に記載の予約支援方法。
<付記13>
一又は複数のプロセッサーに、
予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付け、
前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知し、
前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了して、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
各ステップを実行させるための予約支援プログラム。
<付記14>
予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付ける受付処理部と、
前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知する第1通知処理部と、
前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了する予約処理部と、
前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する抽出処理部と、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する第2通知処理部と、
を備える予約支援装置。
1 予約支援システム
2 予約支援装置
21 制御部
211 受付処理部
212 第1通知処理部
213 予約処理部
214 抽出処理部
215 第2通知処理部
216 条件変更処理部
3 ユーザー端末
4 施設端末

Claims (14)

  1. 予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付け、
    前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知し、
    前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
    前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了して、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
    前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
    予約支援方法。
  2. 前記第2施設の情報が前記ユーザー端末に通知された後、予め設定された予約受付期間内に前記ユーザー端末から前記第2施設の予約要求が受信されない場合又は前記ユーザー端末で前記第2施設の予約が拒否された場合に、前記初期予約条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和予約条件を設定し、
    前記緩和予約条件に基づいて前記第1施設及び前記第2施設を除く一又は複数の第3施設を抽出し、
    前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項1に記載の予約支援方法。
  3. 前記第3施設の情報が前記ユーザー端末に通知された後、予め設定された更新期間が経過した場合に、前記緩和予約条件を予め設定された緩和更新規則に従って緩和し、前記第1施設、前記第2施設、及び通知済みの前記第3施設を除く一又は複数の前記第3施設を再度抽出し、
    前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項2に記載の予約支援方法。
  4. 前記抽出された一又は複数の前記第3施設の情報と共に前記緩和予約条件を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項2又は3に記載の予約支援方法。
  5. 前記緩和予約条件は、前記初期予約条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で前記第3施設が抽出される条件である、
    請求項2〜4のいずれかに記載の予約支援方法。
  6. 前記第2施設は、前記初期予約条件及び前記初期予約条件を緩和した初期緩和条件に基づいて抽出される、
    請求項1〜5のいずれかに記載の予約支援方法。
  7. 前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報と共に少なくとも前記初期予約条件における前記予約内容を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の予約支援方法。
  8. 前記ユーザー端末から前記待機期間の設定を受け付け可能であり、
    前記待機期間が前記ユーザー端末によって設定された場合は前記待機期間を前記初期予約条件と共に前記施設端末に通知する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の予約支援方法。
  9. 前記第2施設又は前記第3施設は、予め登録された施設のうち前記ユーザー端末からの要求に応じて即時に予約の成立が可能な施設である、
    請求項1〜8のいずれかに記載の予約支援方法。
  10. 前記初期予約条件に、少なくともエリア及び予算の一方又は両方が含まれる、
    請求項1〜9のいずれかに記載の予約支援方法。
  11. 前記初期予約条件にエリアが含まれ、
    前記緩和予約条件では、前記エリアに隣接する予め設定されたエリアが選択される、
    請求項10に記載の予約支援方法。
  12. 前記初期予約に予算が含まれ、
    前記緩和予約条件では、前記予算に予め設定された加算額が加算される、
    請求項10又は11に記載の予約支援方法。
  13. 一又は複数のプロセッサーに、
    予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付け、
    前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知し、
    前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
    前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了して、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
    前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する、
    各ステップを実行させるための予約支援プログラム。
  14. 予約対象となる第1施設と一又は複数の予約内容とを含む初期予約条件の入力をユーザー端末から受け付ける受付処理部と、
    前記第1施設に対応する施設端末に前記予約内容を通知する第1通知処理部と、
    前記施設端末からの返信を受け付けた場合に予約を成立させ又は返信内容を前記ユーザー端末に通知し、前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記施設端末からの返信受付を終了する予約処理部と、
    前記予約内容が前記施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内に前記施設端末からの返信がない場合に、前記初期予約条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する抽出処理部と、
    前記抽出された一又は複数の前記第2施設の情報を前記ユーザー端末に通知する第2通知処理部と、
    を備える予約支援装置。
JP2016148644A 2016-07-28 2016-07-28 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置 Pending JP2018018335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148644A JP2018018335A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148644A JP2018018335A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018018335A true JP2018018335A (ja) 2018-02-01

Family

ID=61081842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148644A Pending JP2018018335A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018018335A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159953A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 東京瓦斯株式会社 テーブル情報提供システム、情報処理装置およびプログラム
JP2019185793A (ja) * 2019-05-22 2019-10-24 ラクスル株式会社 荷物配送の発注者と受注者との間の取引を促すための装置、方法及びそのためのプログラム
JP2020067832A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2020149371A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社ぐるなび 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP2021033949A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社ぐるなび 予約システム、予約方法、および予約プログラム
JP2023061789A (ja) * 2021-10-20 2023-05-02 MONET Technologies株式会社 サーバおよびその制御方法、供給者用の端末およびその制御方法、商品配送システム、並びに制御プログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243304A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 N K Ekusa:Kk 要望応答型施設情報閲覧予約システム
JP2002149937A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Ns Solutions Corp サービスを提供する組織の運営を支援する情報処理方法およびそのための情報処理装置
JP2002197329A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Nec Corp 施設予約システム及び方法
JP2002312654A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Nec Corp 宿泊施設検索システム、その仮予約方法及びそのプログラム
US20100125467A1 (en) * 2008-11-19 2010-05-20 Tatiana Burguete Espindola System and a method for communication between a travel planning application and a hotel booking provider
JP2011253261A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 予約処理装置、予約処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び予約処理方法
JP2011253262A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 予約処理装置、予約処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び予約処理方法
WO2014132405A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243304A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 N K Ekusa:Kk 要望応答型施設情報閲覧予約システム
JP2002149937A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Ns Solutions Corp サービスを提供する組織の運営を支援する情報処理方法およびそのための情報処理装置
JP2002197329A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Nec Corp 施設予約システム及び方法
JP2002312654A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Nec Corp 宿泊施設検索システム、その仮予約方法及びそのプログラム
US20100125467A1 (en) * 2008-11-19 2010-05-20 Tatiana Burguete Espindola System and a method for communication between a travel planning application and a hotel booking provider
JP2011253261A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 予約処理装置、予約処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び予約処理方法
JP2011253262A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 予約処理装置、予約処理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び予約処理方法
WO2014132405A1 (ja) * 2013-02-28 2014-09-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159953A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 東京瓦斯株式会社 テーブル情報提供システム、情報処理装置およびプログラム
JP2020067832A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2020149371A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社ぐるなび 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP7208506B2 (ja) 2019-03-13 2023-01-19 株式会社ぐるなび 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP2019185793A (ja) * 2019-05-22 2019-10-24 ラクスル株式会社 荷物配送の発注者と受注者との間の取引を促すための装置、方法及びそのためのプログラム
JP2021033949A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社ぐるなび 予約システム、予約方法、および予約プログラム
JP2023061789A (ja) * 2021-10-20 2023-05-02 MONET Technologies株式会社 サーバおよびその制御方法、供給者用の端末およびその制御方法、商品配送システム、並びに制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018018335A (ja) 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置
JP6702848B2 (ja) 業務管理方法、業務管理プログラム、及び業務管理装置
JP2011170471A (ja) ソーシャルグラフ生成方法、ソーシャルグラフ生成装置、およびプログラム
JP6072852B2 (ja) 特典付与装置、特典付与方法及び特典付与プログラム
JP6335381B1 (ja) 情報管理装置、情報管理方法及びプログラム
JP6770232B2 (ja) 予約管理装置、予約管理プログラム及び予約管理方法
JP6993769B2 (ja) 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置
JP6862716B2 (ja) サーバ、その制御方法及びその制御プログラム
JP5645294B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2019177128A1 (ja) 順番管理システムおよびプログラム
JP6913991B2 (ja) イベント管理装置、イベント管理プログラム、イベント管理方法
JP6920606B2 (ja) 予約管理装置、予約管理プログラム及び予約管理方法
JP2017068348A (ja) サーバ、その制御方法及びその制御プログラム
JP6738873B2 (ja) 予約支援システム、予約支援方法、及び予約支援プログラム
JP2019070999A (ja) 価格算出装置、価格算出方法、価格算出プログラムおよび価格算出システム
JP7208506B2 (ja) 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
JP6814022B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2018124750A (ja) イベント管理装置、イベント管理プログラム、及びイベント管理方法
JP6656119B2 (ja) サーバ、その制御方法及びその制御プログラム
JP2020071664A (ja) 順番管理システムおよびプログラム
JP5752745B2 (ja) 特典付与装置、特典付与方法及び特典付与プログラム
JP7393651B2 (ja) 施設検索システム、施設検索方法、及び施設検索プログラム
JP5635722B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2018206344A (ja) 検索装置、検索プログラム、及び検索方法
JP6859674B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210106

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210106

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210112

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210119

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210312

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210316

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210615

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220308

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220412

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220412