JP6993769B2 - 予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置 - Google Patents

予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置 Download PDF

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Description

本発明は、予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置に関する。
ユーザーによって特定の施設が指定されることなく、予約の希望内容が設定された場合に、その希望内容に合致する一又は複数の施設からの返信内容をユーザーに通知する提案予約支援機能が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012-99095号公報
ところで、前記提案予約支援機能が利用される場合、ユーザーは、予約の希望内容を設定した後、その希望内容に合致した施設からの返信を待つ状態となる。そのため、前記提案予約支援機能が利用される際、施設側からの返信が遅ければユーザーの待ち時間が長くなる。
本発明の目的は、ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能な予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置を提供することにある。
本発明に係る予約支援方法では、一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力がユーザー端末から受け付けられる。前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設が抽出される。前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部が通知され、前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容が前記ユーザー端末に通知される。前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件が設定される。前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設が抽出される。前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部が通知される。
本発明に係る予約支援プログラムは、一又は複数のプロセッサーに、一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付け、前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設を抽出し、前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部を通知し、前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知し、前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定し、前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する、各ステップを実行させるためのプログラムである。
本発明に係る予約支援装置は、一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付ける受付処理部と、前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設を抽出する第1抽出処理部と、前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件を通知する第1通知処理部と、前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知する第2通知処理部と、前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定する条件変更処理部と、前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する第2抽出処理部と、前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する第3通知処理部とを備える。
本発明によれば、ユーザーの要求に対する施設側の早期の返信を促すことが可能な予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る予約支援システムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用されるユーザー情報の一例を示す図である。 図2Bは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用される施設情報の一例を示す図である。 図2Cは、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用されるエリア情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で実行される提案予約支援処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される希望条件設定ページの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置で使用される管理情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される予約候補提案ページの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される予約候補提案ページの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る予約支援装置によって表示される条件選択ページの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[予約支援システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る予約支援システム1は、予約支援装置2と一又は複数のユーザー端末3と、複数の施設端末4とを含む。予約支援装置2、ユーザー端末3、及び施設端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
そして、予約支援システム1では、予約支援装置2が、ユーザー端末3各々と施設端末4各々との間を中継し、ユーザーによる各種の施設の予約作業を支援する。本実施形態に係る施設は、例えば新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、懇親会、同窓会、社員旅行、及びゴルフコンペ等の各種のイベントで使用される飲食店舗、イベント会場、ホテル、又はゴルフ場などの施設である。
[予約支援装置2]
図1に示されるように、予約支援装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーである。なお、予約支援装置2は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。また、予約支援装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、予約支援装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介してユーザー端末3及び施設端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、ユーザー情報D1、施設情報D2、及びエリア情報D3などのデータが記憶される。ここに、図2Aはユーザー情報D1、図2Bは施設情報D2、図2Cはエリア情報D3の一例を示す図である。
図2Aに示されるように、ユーザー情報D1には、予約支援装置2にアクセスして施設の予約を行うユーザー(以下、「予約ユーザー」と称する)ごとに対応するユーザーID、ユーザー名、パスワード、及び連絡先などの情報が含まれる。ユーザーIDは予約ユーザーを識別するための識別情報であって、ユーザーID及びパスワードは予約ユーザーのログイン処理で使用される。ユーザー名は、予約ユーザーの氏名等である。連絡先は、予約ユーザーに情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。以下、説明の便宜上、予約ユーザーに対応する連絡先に情報を通知することを予約ユーザーへの通知又はユーザー端末3への通知ということがある。
また、予約ユーザーへの通知には、前記連絡先への能動的な通知処理だけでなく、通知先である予約ユーザーが参照可能な状態にする処理が含まれる。例えば、予約ユーザーが予約支援装置2によって提供される特定のサイトにログインした場合に参照可能になるメッセージとして通知されること、又は前記特定のサイトへのログイン時にポップアップで表示されること等が考えられる。
図2Bに示されるように、施設情報D2には、施設ごとに対応する施設ID、施設名、パスワード、連絡先、エリア、料理ジャンル、営業日、営業時間、及び個室有無などの情報が含まれる。なお、施設情報D2には、他に、平均予算、利用目的、許容人数、クーポン使用可否、飲み放題有無、又は食べ放題有無などの情報が含まれていてもよい。また、施設情報D2では、施設への確認を要しない即時予約が可能な施設については、予約が可能であるか否かを即時に判断するための情報を示す予約可能状況なども対応付けて記憶可能であり、前記予約可能状況は、予約の成立時などに制御部21によって更新され、又は施設端末4によって任意に更新される。なお、制御部21は、即時予約が可能な施設の予約受付に関する処理も実行可能であるが、その点は従来と同様であってよいため、本実施形態では説明を省略する。
施設IDは施設を識別するための識別情報であって、施設ID及びパスワードは各施設の予約を管理するユーザー(以下、「施設側ユーザー」と称する)のログイン処理で使用される。施設名は、施設の名称等である。連絡先は、施設側ユーザーに情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。以下、説明の便宜上、施設側ユーザーの連絡先に情報を通知することを施設側ユーザーへの通知又は施設端末4への通知ということがある。エリアは、施設の所在地を示す情報であって、エリア情報D3の小分類に登録された個別エリア(図2C)から選択されて登録される。料理ジャンル、営業日、営業時間、及び個室有無などは、施設の対応可能な条件の一例である。
図2Cに示されるように、エリア情報D3では、施設の所在地を示す情報として用いられるエリアが大分類、中分類、小分類に分類されて登録されている。小分類は、駅名又は町名のような個別エリアを示す情報であり、中分類は、近接する一又は複数の個別エリアを含むグループエリアである。また、大分類は、近接する一又は複数のグループエリアを含む都道府県名である。そして、エリア情報D3では、小分類各々に対応するエリアIDが記憶されており、施設情報D2では、エリアの情報として前記エリアIDが記憶される。
また、エリア情報D3には、中分類のグループエリアごとに、当該グループエリアに隣接する一又は複数の他のグループエリアを示すグループ隣接情報が記憶されている。なお、前記グループ隣接情報では、当該グループエリアに隣接するグループエリアが複数存在する場合には、当該グループエリアから近い順番が予め設定されている。さらに、エリア情報D3には、小分類のエリアごとに、当該エリアに隣接する一又は複数の他のエリアを示すエリア隣接情報が記憶されている。なお、前記エリア隣接情報では、当該エリアに隣接するエリアが複数存在する場合には、当該エリアから近い順番が予め設定されている。また、前記グループ隣接情報及び前記エリア隣接情報のデータ構造は特に限定されず、制御部21が各エリア又は各グループエリアについて隣接するエリア又はグループエリアを判断することが可能なデータであればよい。
なお、他の実施形態として、ユーザー情報D1、施設情報D2、及びエリア情報D3の一部又は全部が、予約支援装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されていることも考えられる。そして、予約支援装置2の制御部21は、前記サーバーから各種の情報を取得して、後述の提案予約支援処理(図3参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、予め表示レイアウトが設定された各種のWeb(World Wide Web)ページをユーザー端末3又は施設端末4に表示させるための情報も記憶される。具体的に、ユーザー端末3に表示されるWebページには、後述の希望条件設定ページP21、及び予約候補提案ページP22などが含まれる。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の提案予約支援処理(図3参照)を実行させるための予約支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記予約支援プログラムは、CD又はDVDなどのコンピューター読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、予約支援装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより予約支援装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、受付処理部211、第1抽出処理部212、第1通知処理部213、第2通知処理部214、条件変更処理部215、第2抽出処理部216、及び第3通知処理部217などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記予約支援プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記予約支援プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末3から受け付ける。そして、第1抽出処理部212は、前記初期希望条件に基づいて、前記施設情報D2に登録されている施設から一又は複数の第1施設を抽出する。
第1通知処理部213は、第1抽出処理部212で抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する施設端末4(以下、第1施設端末4Aと称する)に前記初期希望条件をの一部又は全部を通知する。また、第2通知処理部214は、前記初期希望条件が前記第1施設端末4Aに通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末4Aからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知する。
条件変更処理部215は、前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末4Aからの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定する。前記緩和希望条件は、前記初期希望条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で施設が抽出される条件であって、少なくとも前記初期希望条件で抽出される場合よりも多くの施設が抽出される条件である。
第2抽出処理部216は、前記緩和希望条件に基づいて、前記施設情報D2に登録されている施設のうち前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する。その後、第3通知処理部217は、第2抽出処理部216で抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末(以下、第2施設端末4Bと称する)に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する。なお、第1施設端末4A及び第2施設端末4Bを含む任意の施設端末4を総称する場合は単に施設端末4と称する。
そして、第2通知処理部214は、前記待機期間の経過後は第1施設端末4Aからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知せず、前記第2施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末3に通知する。
[ユーザー端末3]
図1に示されるように、ユーザー端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザー端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置であり、予約支援装置2にアクセスして施設の予約を行う予約ユーザーによって使用される。
具体的に、予約ユーザーは、ユーザー端末3に対して所定のログインページにおいてユーザーID及びパスワードを入力することにより予約支援装置2にログインする。これにより、予約支援装置2の制御部21は、ユーザー端末3に現在ログイン中の予約ユーザーを識別することが可能である。
通信I/F34は、ユーザー端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のWebページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って予約支援装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザー端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるWebページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[施設端末4]
施設端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。施設端末4は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置であって、各施設の予約を管理する施設側ユーザーによって使用される。
具体的に、施設側ユーザーは、施設端末4に対して所定のログインページにおいてユーザーID及びパスワードを入力することにより予約支援装置2にログインする。これにより、予約支援装置2の制御部21は、施設端末4に現在ログイン中の予約ユーザーを識別することが可能である。
通信I/F44は、施設端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のWebページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ユーザー端末3と同様に、HTTP等の通信プロトコルに従って予約支援装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部21に実行させるためのブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより施設端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるWebページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。また、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
そして、予約支援装置2は、予約ユーザーによって特定の施設が指定されることなく、予約の希望内容が設定された場合に、その希望内容に合致する一又は複数の施設からの返信内容を前記予約ユーザーに通知する提案予約支援機能を備える。具体的には、予約支援装置2の制御部21が、後述の提案予約支援処理(図3参照)を実行することによって提案予約支援機能が実現される。
ところで、この種の予約支援システム1において、前記提案予約支援機能が利用される場合、予約ユーザーは、予約の希望内容を設定した後、その希望内容に合致した施設からの返信を待つ状態となる。そのため、前記提案予約支援機能が利用される際、施設側からの返信が遅ければユーザーの待ち時間が長くなる。以下、前記提案予約支援機能において、予約ユーザーからの要求に対する施設側ユーザーの早期の返信を促すことが可能な構成について説明する。
[提案予約支援機能]
以下、図3を参照しつつ、予約支援装置2において制御部21によって実行される提案予約支援処理について説明する。なお、制御部21は、ユーザー端末3から施設の予約を行うための施設検索ページの表示開始要求を受信した場合に、ユーザー端末3ごとに対応する当該提案予約支援処理を個別に実行する。即ち、制御部21は、複数のユーザー端末3に対応する前記提案予約支援処理を時分割によって略並行して実行することがある。また、当該提案予約支援処理は、ユーザー端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
また、本発明は、当該提案予約支援処理に含まれる一又は複数のステップを制御部21のようなプロセッサーで実行する予約支援方法の発明として捉えることができるが、ここで説明する当該提案予約支援処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記提案予約支援処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該提案予約支援処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該提案予約支援処理における各ステップが分散して実行される予約支援方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部21は、一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力を受け付けるための処理を実行する。なお、ステップS21は、制御部21の受付処理部211によって実行される。具体的に、初期希望条件を設定するための希望条件設定ページP21をユーザー端末3に表示させ、ユーザー端末3による初期希望条件の入力を受け付ける。ここに、図4は、希望条件設定ページP21の一例を示す図である。
図4に示されるように、希望条件設定ページP21では、施設情報D2に登録されている施設のうち予約対象となる第1施設を絞り込むための初期希望条件の入力が可能である。具体的に、前記初期希望条件には、予約日時、人数、予算、利用目的、エリア、料理ジャンルなどの項目が含まれる。また、前記初期希望条件には、店舗名、個室有無、飲み放題有無、又は食べ放題有無などが含まれていてもよい。
そして、制御部21は、ユーザー端末3によって希望条件設定ページP21で初期希望条件として一又は複数の項目の内容が入力された後、設定キーK21が操作されると、前記項目各々の内容を含む前記初期希望条件に予約希望IDを割り当てて前記予約ユーザーに対応する初期希望条件として記憶部22に記憶し、処理をステップS22に移行させる。
なお、他の実施形態として、希望条件設定ページP21において、前記施設のうち返信を受け取る上限を示す受取希望施設数が入力可能であり、後述のステップS24~S25において、制御部21が、前記受取希望施設数に達するまで前記施設からの返信内容をユーザー端末3に通知することも考えられる。また、希望条件設定ページP21において、前記初期希望条件を緩和して緩和希望条件が設定される際に緩和される希望内容の項目について優先順位が設定可能であり、後述の緩和希望条件が前記優先順位に従って徐々に緩和されることも考えられる。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部21は、前記初期希望条件に基づいて、施設情報D2に登録されている施設から一又は複数の第1施設を抽出する。具体的には、制御部21は、前記初期希望条件として入力された一又は複数の前記希望内容に合致する施設を前記第1施設として抽出する。また、前記第1施設として抽出される施設には、前記初期希望条件に含まれる前記希望内容が一致する施設に加えて前記希望内容が類似する施設が含まれてもよい。なお、ステップS22は、制御部21の第1抽出処理部212によって実行される。
具体的に、制御部21は、前記初期希望条件として入力されたエリアに属する施設であって、且つ前記初期希望条件で即時予約の受付が可能な施設を前記第1施設として抽出する。なお、他の実施形態として、前記ステップS22で抽出される第1施設に即時予約ができない施設が含まれていてもよい。
ここで、前記第1施設の抽出手法の一例について説明する。例えば、前記初期希望条件におけるエリアが「銀座」である場合、制御部21は、施設情報D2に登録されている施設のうち、エリアが「銀座」であり、前記希望内容に含まれる予約日時及び人数の条件で予約が可能な第1施設を前記予約可能状況に基づいて抽出する。なお、制御部21は、前記初期希望条件としてサービスの種類(コース)が選択されている場合には、平均予算が前記サービスの種類に対応する金額内である第1施設を抽出することも考えられる。
また、制御部21の第1抽出処理部212は、前記ステップS22で前記第1施設を抽出する際に、前記初期希望条件を緩和した初期緩和条件を設定し、前記初期希望条件及び前記初期緩和条件に基づいて第1施設を抽出することも考えられる。例えば、制御部21は、ステップS22において抽出された前記第1施設の数が予め設定された閾値未満である場合、前記第1施設の数が前記閾値以上になるまで、後述のステップS42と同様に前記初期希望条件を徐々に緩和して再度抽出処理を実行してもよい。なお、前記閾値は、希望条件設定ページP21において設定可能であってもよい。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部21は、前記ステップS22で抽出された前記第1施設各々に対応する第1施設端末4Aに前記初期希望条件を通知する。ここに、係る通知処理は、制御部21の第1通知処理部213によって実行される。なお、第1通知処理部213によって通知される情報は、前記初期希望条件の全部である場合に限らず、前記初期希望条件の一部であってもよい。例えば、前記初期希望条件のエリア等に基づいて前記第1施設が抽出されるため、前記初期希望条件のうちエリアに関する情報は通知されなくてもよい。
具体的に、制御部21は、前記第1施設各々に対応する連絡先に、前記初期希望条件と、返信ページにアクセスするためのリンク情報などのメッセージとを含むメールを送信する。具体的に、前記返信ページは、前記初期希望条件に対する予約条件の提案などのメッセージを返信内容として受付可能なページである。これにより、前記第1施設の施設側ユーザーは、第1施設端末4Aを用いて前記初期希望条件を参照することができ、前記返信ページにおいて返信内容の入力を行うことが可能である。
また、制御部21は、前記ステップS22で抽出された前記第1施設の数を、前記ステップS23において第1施設端末4A各々に通知することが考えられる。これにより、施設側ユーザーが、他の施設よりも早期に返信するという意識が高まることが期待される。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部21は、前記第1施設の施設側ユーザーからの返信を受信したか否かを判断する。具体的に、制御部21は、施設側ユーザーが第1施設端末4Aに前記第1施設に対応する施設側ユーザーとしてログインした状態で、前記返信内容を入力して返信するための操作が行われた場合に前記施設側ユーザーからの返信を受信する。そして、制御部21は、第1施設端末4Aからの返信を受信したと判断すると(S24:Yes)、処理をステップS25に移行させ、第1施設端末4Aからの返信を受信していなければ(S24:No)、処理をステップS26に移行させる。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部21は、前記第1施設の施設側ユーザーからの返信内容を前記予約ユーザーのユーザー端末3に通知する。より具体的に、制御部21は、前記初期希望条件が前記第1施設端末4Aに通知された後、後述する待機期間内に前記第1施設端末4Aからの返信があった場合に、その返信内容を前記ユーザー端末3に通知する。なお、当該ステップS8の通知処理は、制御部21の第2通知処理部215によって実行される。ここに、図6は、前記返信内容が通知される予約候補提案ページP22の一例を示す図である。
前記返信内容には、前記第1施設の施設側ユーザーによって入力された予約の提案内容などのメッセージと、前記第1施設の施設名及び代表画像(商品画像)などの情報と、前記第1施設の詳細情報(個別ページ)を表示させるためのリンク情報とが含まれる。また、前記返信内容には、前記第1施設の予約を確定させるための予約確定操作を受け付ける操作キーなどが含まれていてもよい。さらに、前記返信内容には、前記予約ユーザーが入力した前記初期希望条件が含まれていてもよい。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部21は、前記返信内容を送信した前記第1施設端末4Aに対応する第1施設のうち特定の第1施設についての予約を確定させるための予約確定操作が前記予約ユーザーによって行われたか否かを判断する。例えば、前記予約確定操作は、前記返信内容に含まれる前記予約確定操作を受け付けるための操作キーの操作である。そして、制御部21は、前記予約確定操作が行われたと判断した場合(S26:Yes)、処理をステップS27に移行させ、前記予約確定操作が行われていなければ(S26:No)、処理をステップS28に移行させる。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーによる前記第1施設の予約を成立させる。より具体的に、制御部21は、ユーザー端末3でログイン中の予約ユーザーに対応するユーザーID、ユーザー名、連絡先などの情報をユーザー情報D1から抽出し、前記第1施設及び前記第1施設から提案された内容と対応付けて予約情報として記憶部22に記憶させる。また、制御部21は、前記予約情報を、前記予約ユーザーに対応する連絡先、及び前記第1施設に対応する連絡先に送信する。これにより、予約ユーザー及び施設側ユーザーは、前記予約情報を把握することが可能である。
なお、本実施形態では、前記ステップS27において、予約を成立させるための処理が実行される場合を例に挙げて説明するが、前記ステップS27において、制御部21が第1施設端末4Aにユーザー端末3からの予約希望内容などのメッセージを通知することも考えられる。この場合、制御部21は、例えば前記予約希望内容を受信した第1施設端末4Aから予約承認操作を受け付けた場合に、予約を成立させるための処理を実行してもよい。
<ステップS28>
ステップS28において、制御部21は、前記初期希望条件が前記第1施設に通知されてから、予め設定された待機期間が経過したか否かを判断する。そのため、制御部21は、前記ステップS23において、前記初期希望条件を前記第1施設に通知してからの経過時間を計時している。前記待機期間は、前記第1施設からの返信を有効に受け付ける期間として予め設定された期間である。例えば、前記待機期間は、3時間、24時間、又は3日などである。なお、予約支援装置2で設定されている前記待機期間は、施設側ユーザーが既知の情報であって、例えば前記施設側ユーザーによる予約支援装置2への施設情報の登録時などの事前のタイミングで前記第1施設の施設側ユーザーにも通知される。また、制御部21は、前記待機期間を、予約ユーザーによる前記初期希望条件の設定時のユーザー操作に応じて任意に設定可能であってもよい。そして、制御部21は、前記待機期間が経過したと判断すると(S28:Yes)、処理をステップS29に移行させ、前記待機期間が経過するまでの間は(S28:No)、処理を前記ステップS24に移行させる。
<ステップS29>
ステップS29において、制御部21は、前記ステップS22で抽出された前記第1施設各々からの返信受付を終了する。具体的に、予約支援装置2では、返信を受け付け可能な対象施設と対象外施設とを管理するための管理情報D21が記憶部22に記憶されていることが考えられる。ここに、図5は、管理情報D21の一例を示す図である。
図5に示されるように、管理情報D21では、予約ユーザーのユーザーID及び予約希望IDに対応付けて、対象施設、対象外施設、及び返信済施設などが記憶されている。ユーザーIDは、前記予約ユーザーを識別するための情報であり、予約希望IDは、前記ユーザーIDに対応する予約ユーザーによって設定された前記初期希望条件を識別するための情報である。対象施設には、現在返信の受け付けが可能な施設の施設IDが登録され、対象外施設には、返信の受け付けが既に終了した施設の施設IDが登録され、返信済施設には、既に返信が受け付けられた施設の施設IDが登録される。
そして、制御部21は、当該提案予約支援処理において前記管理情報D21を適宜更新する。具体的に、制御部21は、前記ステップS22で抽出した前記第1施設の施設IDを前記対象施設として管理情報D21に登録する。また、制御部21は、前記ステップS25において、返信した前記第1施設の施設IDを前記対象施設から前記返信済施設に変更する。さらに、制御部21は、前記ステップS29において、前記待機期間が経過した前記第1施設の施設IDを対象施設から対象外施設に変更する。これにより、後述のステップS33~S36において、前記対象施設に登録された前記第1施設からの返信が有効に受け付けられ、前記対象施設外に登録された前記第1施設からの返信は有効に受け付けられないことになる。即ち、制御部21は、前記ステップS33~S36において、前記待機期間の経過後は前記対象外施設として登録された施設の第1施設端末4Aからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知せず、前記対象施設として登録された施設の前記第2施設端末4Bからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知する。
<ステップS30>
ステップS30において、制御部21は、前記初期希望条件を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定する。当該ステップS30の設定処理は、制御部21の条件変更処理部215によって実行される。具体的に、前記緩和規則では、前記初期希望条件における、エリア、料理ジャンル、予算、利用目的などいずれか一つ又は複数についての緩和内容が定められている。
ここで、前記緩和規則の例として第1緩和規則~第3緩和規則について説明する。予約支援装置2では、前記第1緩和規則~前記第3緩和規則のいずれかが予め設定されていてもよいが、ユーザーごとに前記第1緩和規則~前記第3緩和規則のいずれか選択可能であってもよい。また、前記第1緩和規則~前記第3緩和規則は前記緩和規則の単なる一例であり、前記緩和規則は、前記初期希望条件から徐々に施設の検索範囲が広がるように前記初期希望条件を緩和することが可能なものであればよい。
[第1緩和規則]
前記第1緩和規則として、前記初期希望条件のうちエリアの内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第1緩和規則では、前記初期希望条件で設定された小分類のエリアが属する中分類(図2B参照)のグループエリアが、前記緩和希望条件におけるエリアとして設定されることが考えられる。即ち、前記緩和希望条件では、前記初期希望条件に含まれるエリアよりも広いエリアが対象となる。
なお、前記エリアの緩和手法については、エリアをグループエリアに拡張する場合に限らず、小分類のエリア(例えば「銀座」など)に隣接する一又は複数の他の小分類のエリア(例えば「有楽町・日比谷、築地、月島」など)が前記緩和希望条件におけるエリアとして設定されてもよい。なお、制御部21は、前記隣接するエリアを、エリア情報D3に記憶されている前記エリア隣接情報に基づいて判断することが可能である。さらに、制御部21は、前記隣接するエリアが複数存在する場合は、その複数のエリアのうち前記第1施設のエリアに最も近いエリアを選択することが考えられる。
[第2緩和規則]
前記第2緩和規則として、前記初期希望条件のうち予算の内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第2緩和規則では、前記初期希望条件として設定された予算(又はサービスの種類(コース)に相当する金額)に、予め設定された加算額(例えば500円、又は1000円など)を加算した金額が前記緩和希望条件における予算として設定されることが考えられる。なお、前記予算の緩和手法については、予算に前記加算額が加算される場合に限らず、前記緩和希望条件では予算が上限なしに設定されることも考えられる。
[第3緩和規則]
前記第3緩和規則として、前記初期希望条件のうちエリア及び予算の内容が緩和されることが考えられる。具体的に、前記第3緩和規則では、前記第1緩和規則のようにエリアの設定が緩和されると共に、前記第2緩和規則のように予算の金額が緩和されることが考えられる。即ち、前記初期希望条件に含まれる複数の項目の内容が同時に緩和されることが考えられる。
なお、その他、前記緩和希望条件では、例えば前記初期希望条件における予約日時の範囲が拡張されることが考えられる。例えば、前記予約日時として設定された時間の前後30分又は前後1時間を許容するように前記初期希望条件が緩和されてもよい。また、前記緩和希望条件では、前記初期希望条件として個室有りが設定されている場合に個室有りの制限が解除されること、前記初期希望条件として料理ジャンルが設定されている場合に予め設定された類似の料理ジャンルが対象となること、前記初期希望条件として利用目的が設定されている場合に予め設定された類似の利用目的が対象となることなどが考えられる。これにより、後述のステップS31以後では、更新後の前記緩和希望条件に従って、第1施設に比べて広い範囲で第2施設が抽出されることになる。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部21は、前記ステップS30で設定された前記緩和希望条件に基づいて、前記施設情報D2から前記第1施設を除く第2施設を抽出する。なお、係る抽出処理は制御部21の第2抽出処理部216によって実行される。ここで、制御部21は、前記第2施設の施設IDを対象施設として管理情報D21に登録する。これにより、管理情報D21では、最新の前記緩和希望条件に基づいて抽出された前記第2施設が対象施設として登録され、以前の前記初期希望条件及び前記緩和希望条件各々に基づいて抽出された前記第1施設及び前記第2施設が対象外施設として登録されることになる。なお、他の実施形態として、前記第2施設に前記第1施設が含まれることも考えられる。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部21は、前記ステップS31で抽出された前記第2施設各々に対応する第2施設端末4Bに前記緩和希望条件を通知する。なお、前記通知の手法は、前記ステップS23と同様であってよいため説明を省略する。ここに、係る通知処理部は、制御部21の第3通知処理部217によって実行される。これにより、前記第2施設の施設側ユーザーは、第2施設端末4Bを用いて前記緩和希望条件を参照することができる。なお、第3通知処理部217によって通知される情報は、前記緩和希望条件の全部である場合に限らず、前記緩和希望条件の一部であってもよい。例えば、前記緩和希望条件のエリア等に基づいて前記第2施設が抽出されるため、前記緩和希望条件のうちエリアに関する情報は通知されなくてもよい。また、第3通知処理部217は、前記ステップS32において、前記初期希望条件の一部又は全部を第2施設端末4Bに通知してもよい。即ち、第3通知処理部217は、前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を第2施設端末4Bに通知するものであってよい。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部21は、管理情報D21で管理されている前記対象外施設からの返信を受信したか否かを判断する。具体的に、管理情報D21に前記対象外施設が登録されている予約ユーザー及び予約希望IDについて、前記対象外施設に対応する施設からの返信を受信したか否かを判断する。そして、制御部21は、前記対象外施設からの返信を受信したと判断すると(S33:Yes)、処理をステップS34に移行させ、前記対象外施設からの返信を受信していなければ(S33:No)、処理をステップS35に移行させる。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部21は、前記返信を行った前記対象外施設に対応する前記第1施設端末4Aに、前記待機期間が経過したために前記返信の受け付けが終了している旨などのエラーメッセージを通知する。これにより、前記第1施設の施設側ユーザーは、前記待機期間の経過により返信が受け付けられないことを把握することになり、当該施設側ユーザーに、次の機会に前記初期希望条件を受信した場合には早期に返信する意識を与えることができる。また、このように前記対象外施設については前記返信の受け付けが終了することになるため、検索対象の施設を抽出するための条件が前記初期希望条件から前記緩和希望条件に拡張されて数多くの施設から返信が可能な状況が防止される。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部21は、前記管理情報D21で管理されている前記対象施設からの返信を受信したか否かを判断する。具体的に、管理情報D21に前記対象施設が登録されている予約ユーザーに向けて前記対象施設からの返信を受信したか否かを判断する。そして、制御部21は、前記対象施設からの返信を受信したと判断すると(S35:Yes)、処理をステップS36に移行させ、前記対象施設からの返信を受信していなければ(S35:No)、処理をステップS37に移行させる。
<ステップS36>
ステップS36において、制御部21は、前記予約ユーザーに前記対象施設の施設側ユーザーからの返信内容を通知する。なお、前記通知の手法は、前記ステップS25と同様であってよいため説明を省略するが、図7は、前記返信内容が通知される予約候補提案ページP23の一例を示す図である。図7に示されるように、予約候補提案ページP23では、前記緩和希望条件で検索された旨のメッセージ及び前記第2施設からのメッセージなどが表示される。また、予約候補提案ページP23では、前記緩和希望条件において前記初期希望条件とは異なる項目が識別可能な態様(背景色又は文字色など)で表示されることが考えられる。
<ステップS37>
ステップS37において、制御部21は、前記予約ユーザーによって前記対象施設の予約を確定させるための予約確定操作が行われたか否かを判断する。そして、制御部21は、前記予約確定操作が行われたと判断した場合(S37:Yes)、処理をステップS38に移行させ、前記予約確定操作が行われていなければ(S37:No)、処理をステップS39に移行させる。
<ステップS38>
ステップS38において、制御部21は、ユーザー端末3に対応する予約ユーザーによる前記対象施設の予約を成立させる。なお、前記予約の成立の手法は、前記ステップS27と同様であってよいため説明を省略する。
<ステップS39>
ステップS39において、制御部21は、前記第2施設に対応する第2施設端末4Bに前記緩和希望条件が通知されてから、予め設定された更新期間が経過したか否かを判断する。そのため、制御部21は、前記ステップS32において、前記初期希望条件を前記第2施設に通知してからの経過時間を計時している。前記更新期間は、前記緩和希望条件を更新する間隔として予め設定された期間である。例えば、前記更新期間は、3時間、24時間、又は3日などである。そして、制御部21は、前記更新期間が経過したと判断すると(S39:Yes)、処理をステップS40に移行させ、前記更新期間が経過するまでの間は(S39:No)、処理を前記ステップS33に戻す。なお、当該提案予約支援処理は、前記更新期間が経過したと判断された時点で終了してもよい。
<ステップS40>
ステップS40において、制御部21は、前記緩和希望条件の更新回数が予め設定された上限回数に達したか否かを判断する。前記上限回数は、前記緩和希望条件の更新回数の上限として設定された値であり、前記希望条件設定ページP21において設定可能であってもよい。ここで、前記更新回数が前記上限回数に達していると判断されると(S40:Yes)、当該提案予約支援処理が終了し、前記更新回数が前記上限回数に達していないと判断されると(S40:No)、処理がステップS41に移行する。これにより、無駄に前記第2施設からの返信内容が予約ユーザーに通知されることが抑制される。
<ステップS41>
ステップS41において、制御部21は、前記ステップS31で抽出された前記第2施設各々からの返信受付を終了する。具体的に、管理情報D21において予約ユーザー及び予約希望IDに対応して登録されている対象施設を対象外施設に変更する。これにより、制御部21は、今後、当該対象外施設から返信が行われた場合に(S33:Yes)、当該対象外施設に対応する第2施設端末4Bに前記待機期間が経過した旨などのメッセージを含むエラーが通知されることになる(S34)。従って、制御部21は、前記対象外施設から返信が行われた場合でも(S33:Yes)、その返信内容などの情報はユーザー端末3に通知しない。即ち、制御部21は、前記ステップS33~S36において、前記更新期間の経過後は前記対象外施設として登録された施設の第2施設端末4Bからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知せず、前記対象施設として登録された施設の前記第2施設端末4Bからの返信内容を前記ユーザー端末3に通知する。
ところで、本実施形態では、制御部21が、前記対象外施設として登録された第1施設端末4A又は第2施設端末4Bからの返信が行われた場合にその返信をユーザー端末3に通知しないことを前記返信受付の終了の一例として説明する。一方、前記返信受付の終了の態様はこれに限らない。具体的に、制御部21は、前記待機期間の経過後は、前記対象外施設として登録された第1施設端末4A又は第2施設端末4Bから前記初期希望条件の閲覧を制限し、又は前記対象外施設として登録された第1施設端末4A又は第2施設端末4Bからの返信を制限することが考えられる。
例えば、制御部21が、前記対象外施設として登録された第1施設端末4Aからのアクセスに応じて、前記ユーザー端末3で設定された前記初期希望条件を提示する構成が考えられる。この場合、制御部21は、前記返信受付を終了した第1施設端末4Aからアクセスがあった場合には、当該第1施設端末4Aに前記返信受付が終了した前記初期希望条件を提示せず当該初期希望条件の閲覧を制限することが考えられる。また、制御部21は、前記返信受付を終了した第1施設端末4Aからアクセスがあった場合に、当該第1施設端末4Aに前記返信受付が終了した前記初期希望条件を提示するが、当該初期希望条件に対する返信を受け付けないことが考えられる。
同じく、制御部21は、前記返信受付を終了した第2施設端末4Bからアクセスがあった場合には、当該第2施設端末4Bに前記返信受付が終了した前記緩和希望条件を提示せず当該初期希望条件の閲覧を制限することが考えられる。また、制御部21は、前記返信受付を終了した第2施設端末4Bからアクセスがあった場合に、当該第2施設端末4Bに前記返信受付が終了した前記緩和希望条件を提示するが、当該緩和希望条件に対する返信を受け付けないことが考えられる。
<ステップS42>
ステップS42において、制御部21は、前記緩和希望条件を予め設定された緩和更新規則に従って更に緩和されるように更新し、処理を前記ステップS31に移行させる。具体的に、前記緩和更新規則では、前記緩和希望条件における、エリア、料理ジャンル、予算、利用目的などいずれか一つ又は複数が緩和されることが定められている。例えば、前記希望内容の変更は、エリアが中分類から大分類に緩和されること、料理ジャンルの設定が削除されること、予算の設定が削除されること、利用目的の設定が削除されること等が考えられる。これにより、次に実行される前記ステップS31以後では、更新後の前記緩和希望条件に従って第2施設が抽出されることになり、第2施設として抽出される施設の範囲が広がる。
以下に前記緩和規則の更新例として第11緩和更新規則~第13緩和更新規則を示す。具体的に、前記ステップS13で前記第1緩和規則が採用された場合は前記第11緩和更新規則、前記第2緩和規則が採用された場合は前記第12緩和更新規則、前記第3緩和規則が採用された場合は前記第13緩和更新規則が採用される。また、前記第11緩和更新規則~前記第13緩和更新規則は、前記緩和更新規則の単なる一例であり、前記緩和希望条件から徐々に検索範囲が広がるように前記希望内容を緩和することが可能であればよい。
[第11緩和更新規則]
前記第11緩和更新規則として、前記緩和希望条件のうちエリアの内容がさらに緩和されることが考えられる。具体的に、前記第11緩和更新規則では、前記緩和希望条件で設定された中分類のグループエリア(図2B参照)に隣接するグループエリアが前記緩和希望条件におけるエリアとして設定されることが考えられる。なお、制御部21は、前記隣接するグループエリアを、エリア情報D3に記憶されている前記グループエリア隣接情報に基づいて判断することが可能である。さらに、制御部21は、前記隣接するグループエリアが複数存在する場合は、その複数のエリアのうち前記第1施設の所在地が属するグループエリアに最も近いグループエリアを選択することが考えられる。
[第12緩和更新規則]
前記第2緩和規則として、前記緩和希望条件のうち予算の内容がさらに緩和されることが考えられる。具体的に、前記第12緩和更新規則では、前記緩和希望条件として設定された予算に予め設定された加算額(例えば500円、又は1000円など)を加算した金額が前記緩和希望条件における予算として設定されることが考えられる。なお、前記予算の緩和更新手法については、予算に加算額を加算する場合に限らず、前記緩和希望条件では予算の上限がなしに設定されることも考えられる。
[第13緩和更新規則]
前記第13緩和更新規則として、前記緩和希望条件のうちエリア及び予算の内容が共に緩和されることも考えられる。具体的に、前記第13緩和規則では、前記第11緩和規則のようにエリアの設定が緩和されると共に、前記第12緩和規則のように予算の金額が緩和されることが考えられる。即ち、前記緩和希望条件に含まれる複数の項目の内容が同時に緩和されることが考えられる。
また、前記緩和希望条件を最初に設定する際の緩和規則と前記緩和希望条件を更新する際の緩和規則とが異なる項目の内容について条件が緩和されることが考えられる。例えば、前記初期希望条件を緩和した前記緩和希望条件が設定される際には、前記第1緩和規則に従ってエリアが緩和され、前記緩和希望条件がさらに緩和される際には、前記第12緩和規則に従って予算が緩和されることが考えられる。また、これとは反対に、前記初期希望条件を緩和した前記緩和希望条件が設定される際には、前記第2緩和規則に従って予算が緩和され、前記緩和希望条件がさらに緩和される際には、前記第11緩和規則に従ってエリアが緩和されることが考えられる。
以上説明したように、予約支援装置2によれば、ユーザー端末3で設定された初期希望条件が前記第1施設に通知された後、前記待機期間が経過するまでの間だけ、当該第1施設から返信が有効に受け付けられる。即ち、予約支援装置2は、前記待機期間が経過した後は、前記特定の施設の施設端末4からの返信は有効に受け付けられず、その返信内容が前記予約ユーザーに通知されない。これにより、前記第1施設の施設側ユーザーは、早期に返信しなければ予約を受け付ける権利を失うため、当該施設側ユーザーに早期の返信が促されることになる。したがって、予約ユーザーからの要求に対する返信が早く行われやすくなり、前記予約ユーザーの待ち時間の短縮が期待される。そのため、ユーザー端末3に対して行われる前記第1施設とは異なる他の施設の情報の要求操作に応じて前記第2施設の情報を提供する場合に比べてリアルタイム性が要求されず、予約支援装置2の効率的な動作が実現される。例えば、予約支援装置2は、前記待機期間が経過した場合、予約支援装置2の処理負荷が低いタイミングで前記第2施設を抽出してユーザー端末3に通知することも可能である。また、ユーザー端末3から前記要求操作を再度受け付ける処理が省略されるため、通信トラフィックの使用量又は使用回数が省減される。
ところで、前記提案予約支援処理において、ユーザー端末3によって初期希望条件が入力され、その初期希望条件に基づいて前記第1施設が抽出された場合に(S22)、その抽出された前記第1施設の数が前記ユーザー端末3に通知されることが考えられる。これにより、予約ユーザーは、初期希望条件に合致する第1施設の候補数が少なすぎる場合、又は多すぎる場合に、そのことに早期に気付くことができ、例えば希望条件の設定をやり直すことが可能である。
また、制御部21は、希望条件設定ページP21において前記待機期間の設定をユーザー操作に応じて受け付け可能であることも考えられる。これにより、予約ユーザーは、任意に前記待機期間を変更することが可能であり利便性が向上する。さらに、このように前記待機期間が任意に設定された場合、制御部21は、前記待機期間を前記初期予約条件と共に前記第1施設に対応する施設端末4に送信することが考えられる。これにより、施設側ユーザーは、前記待機期間を参照して、いつまでに返信すればよいかを把握した上で対応することが可能になる。なお、前記ユーザー操作による前記待機期間の設定の有無にかかわらず、常に前記待機期間が前記初期予約条件と共に施設端末4に送信されてもよい。また、制御部21は、前記予約受付期間又は前記更新期間についても同様にユーザー操作に応じて設定可能であることが考えられる。また、前記更新期間についても、同様に予約ユーザーによって任意に変更可能であり、施設端末4に適宜通知されてもよい。
さらに、制御部21は、前記ステップS30において前記緩和予約条件を設定する場合に、複数の前記緩和予約条件を選択する条件選択ページP24をユーザー端末3に表示させ、予約ユーザーによる選択操作に応じて特定の前記緩和予約条件を選択することが考えられる。例えば、制御部21は、前記待機期間の経過後又は前記更新期間の経過後に、前記緩和予約条件を選択するための条件選択ページP24を表示させるためのリンク情報をメール等によってユーザー端末3を送信することが考えられる。
ここに、図8は、条件選択ページP24の一例を示す図である。図8に示されるように、条件選択ページP24には、前記初期希望条件を異なる条件で緩和した複数の緩和予約条件の候補が表示されている。例えば、前記初期緩和予約条件について、エリア及び予算のいずれか一方又は両方が相互に異なる緩和予約条件の候補が表示される。なお、条件選択ページP24では、前記初期緩和予約条件に近い前記緩和予約条件が優先して上位に表示される。なお、前記ステップS19において、前記緩和予約条件が更新される際にも同様に複数の候補が表示されて選択可能であることも考えられる。
また、制御部21は、前記初期希望条件又は前記緩和希望条件を前記第1施設端末4A又は前記第2施設端末4Bに通知した後、前記第1施設端末4A又は前記第2施設端末4Bから返信予定を受信可能であって、前記返信予定を受信した時点で前記返信予定をユーザー端末3に通知することが考えられる。これにより、予約ユーザーは、前記第1施設端末4A又は前記第2施設端末4Bからの予約可否の返信予定を把握することが可能であり、いつまでに返信があるかわからないという不安定な時期が短縮される。なお、この場合には、前記初期希望条件又は前記緩和希望条件を前記第1施設端末4A又は前記第2施設端末4Bに通知した後、返信予定を受付可能な第1待機期間と、返信を受付可能な第2待機期間とが個別に設定されていることも考えられる。ここで、前記第1待機期間は、前記第2待機期間よりも短いことが考えられる。この場合、制御部21は、前記第1待機期間内に返信予定が受信されない時点で、前記第1施設端末4A又は前記第2施設端末4Bからの返信の有効な受付を終了することが考えられる。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付け、
前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部を通知し、
前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定し、
前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する、
予約支援方法。
<付記2>
前記待機期間の経過後は前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知せず、前記第2施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知する、
付記1に記載の予約支援方法。
<付記3>
前記待機期間の経過後は、前記第1施設端末から前記初期希望条件の閲覧を制限し、又は前記第1施設端末からの返信を制限する、
付記1に記載の予約支援方法。
<付記4>
前記第2施設端末からの返信内容と共に前記緩和希望条件を前記ユーザー端末に通知する、
付記1~3のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記5>
前記緩和希望条件は、前記初期希望条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で前記第2施設が抽出される条件である、
付記1~4のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記6>
前記ユーザー端末から前記待機期間の設定を受け付け可能であり、
前記待機期間が前記ユーザー端末によって設定された場合は前記待機期間を前記初期希望条件又は前記緩和希望条件と共に前記第1施設端末に通知する、
付記1~5のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記7>
前記初期希望条件に、少なくとも予約日時、エリア、及び予算のいずれかが含まれる、
付記1~6のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記8>
前記初期希望条件に予約日時が含まれ、
前記緩和希望条件では、前記予約日時の範囲が拡張される、
付記7に記載の予約支援方法。
<付記9>
前記初期希望条件にエリアが含まれ、
前記緩和希望条件では、前記第1施設のエリアに隣接する予め設定されたエリアが選択される、
付記7又は8に記載の予約支援方法。
<付記10>
前記初期希望条件に予算が含まれ、
前記緩和希望条件では、前記予算の金額に予め設定された金額が加算される、
付記7~9のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記11>
前記緩和希望条件が設定された後、予め設定された更新期間が経過するごとに、前記緩和希望条件の希望内容を前記緩和規則に従ってさらに緩和し、
更新後の前記緩和希望条件に基づいて抽出される一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末各々に前記緩和希望条件の一部又は全部を通知し、
前記緩和希望条件が前記第2施設端末に通知されてから前記更新期間が経過した後は、前記緩和希望条件の更新前に抽出されていた前記第2施設端末から受信する情報を前記ユーザー端末に通知せず、前記緩和希望条件の更新後に抽出された前記第2施設端末から受信する情報を前記ユーザー端末に通知する、
付記1~10のいずれかに記載の予約支援方法。
<付記12>
一又は複数のプロセッサーに、
一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付け、
前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部を通知し、
前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定し、
前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出し、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する、
各ステップを実行させるための予約支援プログラム。
<付記13>
一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付ける受付処理部と、
前記初期希望条件に基づいて一又は複数の第1施設を抽出する第1抽出処理部と、
前記抽出された一又は複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件を通知する第1通知処理部と、
前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知する第2通知処理部と、
前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定する条件変更処理部と、
前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く一又は複数の第2施設を抽出する第2抽出処理部と、
前記抽出された一又は複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する第3通知処理部と、
を備える予約支援装置。
1 予約支援システム
2 予約支援装置
21 制御部
211 受付処理部
212 第1抽出処理部
213 第1通知処理部
214 第2通知処理部
215 条件変更処理部
216 第2抽出処理部
217 第3通知処理部
3 ユーザー端末
4 施設端末

Claims (13)

  1. 一又は複数のプロセッサーが、
    一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付け、
    前記初期希望条件に基づいて複数の第1施設を抽出し、
    前記抽出された複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部を通知し、
    前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
    前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定し、
    前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く複数の第2施設を抽出し、
    前記抽出された複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する、
    予約支援方法。
  2. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記第1施設各々に、前記初期希望条件と共に、前記抽出された複数の前記第1施設の数を通知する、
    請求項1に記載の予約支援方法。
  3. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記待機期間の経過後は前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知せず、前記第2施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項1又は2に記載の予約支援方法。
  4. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記待機期間の経過後は、前記第1施設端末から前記初期希望条件の閲覧を制限し、又は前記第1施設端末からの返信を制限する、
    請求項に記載の予約支援方法。
  5. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記第2施設端末からの返信内容と共に前記緩和希望条件を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項1~のいずれかに記載の予約支援方法。
  6. 前記緩和希望条件は、前記初期希望条件に対応する検索範囲よりも広い検索範囲で前記第2施設が抽出される条件である、
    請求項1~のいずれかに記載の予約支援方法。
  7. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記ユーザー端末から前記待機期間の設定を受け付け可能であり、
    前記待機期間が前記ユーザー端末によって設定された場合は前記待機期間を前記初期希望条件又は前記緩和希望条件と共に前記第1施設端末に通知する、
    請求項1~のいずれかに記載の予約支援方法。
  8. 前記初期希望条件に、少なくとも予約日時、エリア、及び予算のいずれかが含まれる、
    請求項1~のいずれかに記載の予約支援方法。
  9. 前記初期希望条件にエリアが含まれ、
    前記緩和希望条件では、前記第1施設のエリアに隣接する予め設定されたエリアが選択される、
    請求項8に記載の予約支援方法。
  10. 前記初期希望条件に予算が含まれ、
    前記緩和希望条件では、前記予算の金額に予め設定された金額が加算される、
    請求項8又は9のいずれかに記載の予約支援方法。
  11. 一又は複数のプロセッサーが、
    前記緩和希望条件が設定された後、予め設定された更新期間が経過するごとに、前記緩和希望条件の希望内容を前記緩和規則に従ってさらに緩和し、
    更新後の前記緩和希望条件に基づいて抽出される複数の前記第2施設に対応する第2施設端末各々に前記緩和希望条件の一部又は全部を通知し、
    前記緩和希望条件が前記第2施設端末に通知されてから前記更新期間が経過した後は、前記緩和希望条件の更新前に抽出されていた前記第2施設端末から受信する情報を前記ユーザー端末に通知せず、前記緩和希望条件の更新後に抽出された前記第2施設端末から受信する情報を前記ユーザー端末に通知する、
    請求項1~10のいずれかに記載の予約支援方法。
  12. 一又は複数のプロセッサーに、
    一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付け、
    前記初期希望条件に基づいて複数の第1施設を抽出し、
    前記抽出された複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件の一部又は全部を通知し、
    前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知し、
    前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定し、
    前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く複数の第2施設を抽出し、
    前記抽出された複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する、
    各ステップを実行させるための予約支援プログラム。
  13. 一又は複数の希望内容を含む初期希望条件の入力をユーザー端末から受け付ける受付処理部と、
    前記初期希望条件に基づいて複数の第1施設を抽出する第1抽出処理部と、
    前記抽出された複数の前記第1施設に対応する第1施設端末に前記初期希望条件を通知する第1通知処理部と、
    前記初期希望条件が前記第1施設端末に通知された後、予め設定された待機期間内における前記第1施設端末からの返信内容を前記ユーザー端末に通知する第2通知処理部と、
    前記待機期間が経過した場合に、前記第1施設端末からの返信受付を終了して、前記初期希望条件の希望内容を予め設定された緩和規則に従って緩和した緩和希望条件を設定する条件変更処理部と、
    前記緩和希望条件に基づいて前記第1施設を除く複数の第2施設を抽出する第2抽出処理部と、
    前記抽出された複数の前記第2施設に対応する第2施設端末に前記初期希望条件及び前記緩和希望条件の一部又は全部を通知する第3通知処理部と、
    を備える予約支援装置。
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