JP2018017322A - 逆流防止弁 - Google Patents

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大輔 服部
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Abstract

【課題】 枝配管の排水流量を確保しつつ、かつ、主配管からの逆流を防止することができる逆流防止弁を提供する。【解決手段】 逆流防止弁10は、円形状を有する弁体11と、弁体11を枝配管5内に保持する抑え部材20と、弁体11と抑え部材20とを枝配管5へ着脱自在に取り付けるアダプタ30とを備え、弁体11は、枝配管5の中心線から上方へずれた位置に回転軸12を有しており、抑え部材20は、弁体11の回転軸12を嵌合させて保持する凹部の回転軸受け部21を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、排水配管の流路中に配置され、上流側からの排水を下流側に排出する一方、下流側からの排水が上流側へ逆流することを防止する逆流防止弁に関する。
排水配管の中には、主配管に枝配管からの排水が合流する構造の排水配管がある。例えば、洗面ボウルには槽体の底面に形成された排水口から連続する主配管と、槽体の側面に形成されたオーバーフロー孔から連続する枝配管を有するものが知られている。枝配管は、可撓性を有するホース管等によってオーバーフロー孔と主配管とを繋ぐ排水流路であり、排水口よりも下流側で主配管と接続されている。したがって、一定量以上の湯水が槽体内に貯留されると、オーバーフロー孔より枝配管を通じて湯水を排出し、槽体から湯水が溢れることを防ぐ構造になっている。
洗面ボウルでは石鹸や洗剤などが使用されることがあるため、石鹸等の泡が混じった排水が排水口から主配管を通って排出されることがある。このとき、主配管内を流れる泡混じりの排水が枝配管から逆流し、オーバーフロー孔より槽体内に逆戻りしてしまうこともある。
そのため、枝配管内に逆流防止弁を設けて、排水の逆流を防ぐことが提案されており、特許文献1では逆流防止弁として回転軸を備えたフラップ弁を用いて逆流を防止する構造が開示されている。図6は、従来の逆流防止弁を備えた洗面ボウルの排水配管を示す図である。洗面ボウルの槽体1の底面2に形成された排水口3から連続する主配管4に枝配管5が接続され、枝配管5の途中に逆流防止弁50が設けられている。図7は従来の逆流防止弁の弁体を示す図であり、弁体51は上端に回転軸52が形成されている。
特開2002−294780号公報
しかしながら、通常、排水配管は断面視円形形状を成すものであり、弁体51の上端に回転軸52が形成されている逆流防止弁では、弁体51の回動時に排水配管の内周と干渉する干渉部分53が存在し、弁体が所定の角度以上回動することができず、枝配管の排水流量を低下させてしまうという問題がある。
ここで、弁体の回転軸を弁体の中心として回動時に排水配管の内周と干渉する部分をなくすることも考えられるが、回転軸を弁体の中心にすると回動角度を確保できるものの、下流側、つまり、主配管からの逆流でも弁体が回動してしまい、そもそもの目的である逆流を防止することができなくなってしまう。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、枝配管の排水流量を確保しつつ、かつ、主配管からの逆流を防止することができる逆流防止弁を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る逆流防止弁は、主配管に枝配管からの排水が合流する構造の排水配管において、枝配管に設置されて主配管からの逆流を防止する逆流防止弁であって、前記枝配管内に設置される弁体が、前記枝配管の中心線からずれた位置に回転軸を有することを特徴とする。
これにより、弁体の回転軸を枝配管の中心からずらしているので、上流側からの排水には弁体が回動して十分な排水流量を確保しつつ、下流側からの逆流には弁体がほとんど回動せず、逆流を効果的に防止することができる逆流防止弁が実現される。
ここで、前記弁体は、略円形状を有するのが好ましく、逆流防止弁は、さらに、前記弁体を前記枝配管内に保持する抑え部材を備えるのが好ましい。
これによれば、逆流防止弁を枝配管内へ容易に設置し、設置された状態を保持することが可能となる。
ここで、前記抑え部材は、前記弁体の回転軸を嵌合させて保持する嵌合部を備えるのが好ましい。
これによれば、回転軸を容易に抑え部材に取り付けられるようになる。
さらに、前記弁体と前記抑え部材とを枝配管へ着脱自在に取り付けるアダプタを備えるのが好ましい。
これにより、排水配管の施工後にも取り付けることができ、施工後のメンテナンスや既設の排水配管への取り付けが可能な逆流防止弁が実現される。
以上のように、本発明に係る逆流防止弁によれば、弁体の回転軸を枝配管の中心よりも少しずらして位置させているので、上流側からの排水には開いて枝配管の排水流量を確保しつつ、かつ、下流側の主配管からの逆流には閉じて逆流を防止することができる逆流防止弁が得られる。
逆流防止弁を備えた洗面ボウルの排水配管を示す図である。 逆流防止弁を分解して示す図である。 逆流防止弁の弁体を示す図である。 逆流防止弁が開いた状態を示す斜視図である。 逆流防止弁が開いた状態を示す部分拡大断面図である。 従来の逆流防止弁を備えた洗面ボウルの排水配管を示す図である。 従来の逆流防止弁の弁体を示す図である。
以下、本発明に係る逆流防止弁について図を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る逆流防止弁を備えた洗面ボウルの排水配管を示す図である。
本実施の形態では、主配管に枝配管からの排水が合流する構造の排水配管として、洗面ボウルの排水配管を例に挙げて説明する。
洗面ボウルの排水配管の基本的な構成は従来のものと変わらない。すなわち、洗面ボウルの排水配管は、槽体1の底面2に形成された排水口3から連続する主配管4と、槽体1の側面に形成されたオーバーフロー孔(図示せず)から連続する枝配管5とを備えている。枝配管5は、可撓性を有するホース管等によってオーバーフロー孔と主配管4とを繋ぐ排水流路であり、排水口3よりも下流側で主配管4と接続されている。この枝配管5の排水流路中に本実施形態に係る逆流防止弁10が設けられている。
図2は、逆流防止弁の構成を分解して示す図である。図3は、弁体を示す図である。また、図4は、逆流防止弁が開いた状態を示す斜視図である。
本実施形態に係る逆流防止弁10は、弁として機能する弁体11と、弁体11を配管内に保持する抑え部材20と、枝配管5に取り付けるためのアダプタ30とで構成されている。
弁体11は、図3に示すように、断面視円形形状の排水配管に合わせた円形状であり、弁体11の中心から上方にずれた位置に回転軸12を有している。なお、ここにいう弁体11の中心から上方にずれた位置とは、弁体11の中心線(図3における一点鎖線)より上端側であり、弁体11の半径(中心線から弁体11の上端までの長さ)の中間地点までの位置である。これにより、弁体11の回転軸12は、枝配管5の中心線(図2において下の一点鎖線)より少し上方に位置(図2において上の一点鎖線)するように設けられることになる。そして、この回転軸12は弁体11の両側から突出した部分を有し、この突出した部分により抑え部材20へ取り付けられる。
抑え部材20は、弁体11を配管内に保持する部材であり、弁体11と同様に断面視円形形状の排水配管に合わせて円形状を有している。この抑え部材20は、弁体11の回転軸12の突出部分が嵌合される凹部の回転軸受け部21を有している。
アダプタ30は、枝配管5に取り付けるための部材であり、このアダプタ30を介して逆流防止弁10は螺合により着脱自在に枝配管5へ取り付けられている。枝配管5へ着脱自在に取り付けられるようにすることで、排水配管の施工後にも逆流防止弁10を取り付けることができ、また、施工後のメンテナンスが可能になるとともに既設の排水配管への取り付けも可能になる。
図5は、逆流防止弁が開いた状態を示す部分拡大断面図である。
このように構成された逆流防止弁10は、上流側(オーバーフロー孔)からの排水Aに対しては弁体11が大きく回動して排水Aの十分な流量を確保することができる。一方、下流側(主配管4)からの逆流である排水Bに対しては弁体11の回転軸12が上方へずれているため弁体11の回動が規制され、逆流を防止することができる。回転軸12によって分割される弁体11のうち、排水Aの影響を受けやすい面積の大きい側は通常の排水Aに対して開き、逆流となる排水Bに対しては閉じるように作用するからである。
このように、逆流防止弁10において弁体11の回転軸12を枝配管5の中心よりも少し上方にずらすことで、上流側から排水が生じたときには弁体11を回動させて十分な流量を確保するとともに、下流側からの逆流が生じたときには弁体11がほとんど回動せず、逆流を効果的に防止することが可能となる。
以上、本発明に係る逆流防止弁について、実施形態に基づいて説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき、かつ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本発明の範囲内に包含されるものである。
例えば、上記実施の形態では、洗面ボウルの排水配管を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。例えば、浴室に配置される排水トラップにおいて、浴室の排水口からの排水を主配管とし、浴槽からの排水が流れる配管を枝配管とする排水配管に適用することもできる。この他、マンション等の竪管を主配管とし、各戸から竪管へ合流する配管を枝配管とする排水配管にも適用は可能であり、主配管とこれに合流する枝配管を有する排水配管であれば種々の用途に適用することができる。
また、上記実施の形態では、断面視円形形状の排水配管に合わせた形状として弁体を円形状として説明したが、真円に限られるものでなく楕円形など略円形状であってもよく、四角形などの角形状であってもよい。抑え部材の外郭を排水配管の断面視形状に合わせれば弁体の形状は自由に設計することができる。
さらに、弁体の回転軸を上方へずらすにあたって、上記実施の形態では弁体側の回転軸を上方へずらしているが、弁体側の回転軸は弁体の中心線上とし、抑え部材の凹部を枝配管5の中心よりも上方へ位置させることにより弁体の回転軸を上方へずらすことにしてもよい。
また、弁体の回転軸をずらす方向も上方に限られるものではなく、回転軸が水平方向ではなく鉛直方向に配置される場合には左右いずれかの方向にずらすことにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、抑え部材について弁体の回転軸を嵌合させるものとして上部を開口した凹部を形成しているが、回転軸が取り付けられるものであれば抑え部材の両端に穿設した孔であってもよい。反対に、抑え部材に内側へ突出した部分を設けて、弁体の回転軸にこれを嵌合させる凹部を設けるとしてもよい。
本発明は、排水配管の流路中に配置される逆流防止弁として有用である。
1 槽体
2 底面
3 排水口
4 主配管
5 枝配管
10,50 逆流防止弁
11,51 弁体
12,52 回転軸
20 抑え部材
21 回転軸受け部
30 アダプタ
53 干渉部分

Claims (5)

  1. 主配管に枝配管からの排水が合流する構造の排水配管において、枝配管に設置されて主配管からの逆流を防止する逆流防止弁であって、
    前記枝配管内に設置される弁体が、前記枝配管の中心線からずれた位置に回転軸を有する
    ことを特徴とする逆流防止弁。
  2. 前記弁体は、略円形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の逆流防止弁。
  3. さらに、前記弁体を前記枝配管内に保持する抑え部材を備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の逆流防止弁。
  4. 前記抑え部材は、前記弁体の回転軸を嵌合させて保持する嵌合部を備える
    ことを特徴とする請求項3記載の逆流防止弁。
  5. さらに、前記弁体と前記抑え部材とを枝配管へ着脱自在に取り付けるアダプタを備える
    ことを特徴とする請求項3または4記載の逆流防止弁。
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