JP2021080808A - 排水トラップにおける逆流防止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁と弁座との間に隙間を生じさせることなく当接させて、確実に逆流防止機能を奏することができる排水トラップにおける逆流防止弁を提供する。【解決手段】 弁として機能する本体部である弁本体11と、弁の外枠となる弁座12とを備え、弁本体11と弁座12との当接する面がそれぞれ傾斜面に形成され、傾斜面同士が当接するように行為され、当接する傾斜面が、弁本体11側では弁本体側部13の外側に弁外側傾斜面14として形成され、弁座12側では弁座12の内側に弁座内側傾斜面15として形成されていることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、排水トラップに用いられる逆流防止弁に関し、特に浴槽用排水トラップに取り付けられる逆流防止弁に関する。
浴槽用排水トラップにおいては、浴槽排水口からの排水が洗い場パンに取り付けられた排水トラップに合流するタイプのものがある。このタイプの排水トラップでは、洗い場からの排水が浴槽側へと逆流することを防止するために、合流部に逆流防止弁が取り付けられることがある。例えば、特許文献1では、浴槽や洗面器などの器具を有する浴室ユニットのこれら器具排水をトラップ側面からトラップ内へ導く方式の排水トラップにおいて、洗い場側から瞬間的に多量の排水がなされてもその排水を器具側へ逆流させず、また複数の流入管で複数の器具排水に対応する場合は、ある器具からの排水を他の器具へ逆流させない排水トラップとして、溜水室内から流入管内に至るまでの経路上に、溜水室内と各流入管内との圧力差で閉鎖または開放する弁を設けたものが開示されている。
特開2001−152508号公報
しかしながら、上記特許文献1の排水トラップでは、閉弁時に逆流防止弁が傾くなどして、弁と弁座との間に隙間が生じて当接しないことがある。このとき、逆流防止弁は逆流防止機能を奏することができず、洗い場からの排水が浴槽側へ逆流してしまうおそれがある。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、弁と弁座との間に隙間を生じさせることなく当接させて、確実に逆流防止機能を奏することができる排水トラップにおける逆流防止弁を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明に係る排水トラップにおける逆流防止弁は、排水トラップにおける逆流防止弁であって、弁として機能する本体部である弁本体と、弁の外枠となる弁座とを備え、弁本体と弁座との当接する面がそれぞれ傾斜面に形成され、当該傾斜面同士が当接することを特徴とする。
ここで、前記当接する傾斜面が、弁本体側では弁本体の外側に形成され、弁座側では弁座の内側に形成されているのが好ましい。また、前記弁本体は排水流路に対して回動自在に軸支されているのも好ましく、前記当接する傾斜面が、弁本体側では弁本体の側部に形成されているとするのも好ましい。
これによれば、弁本体と弁座とを傾斜面同士が当接するように構成しているので、閉弁時に逆流防止弁が傾くなどしても、弁と弁座との間に隙間が生じることなく当接させることができ、確実に逆流防止機能を奏することができる排水トラップにおける逆流防止弁が実現される。
以上のように、本発明に係る排水トラップにおける逆流防止弁によれば、弁と弁座との間に隙間を生じさせることなく当接状態を保持するので、優れた逆流防止機能を発揮することができる排水トラップにおける逆流防止弁が実現可能である。
本発明の実施形態に係る逆流防止弁を備えた排水トラップの構成を示す断面図である。 逆流防止弁の開放状態を示す断面図である。 逆流防止弁の斜視図である。 逆流防止弁を別の角度から見た斜視図である。 図3のA−A’線断面図である。
以下、本発明に係る排水トラップにおける逆流防止弁について、実施の形態に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る逆流防止弁を備えた排水トラップの構成を示す断面図であり、逆流防止弁が閉じた状態を示している。図2は、逆流防止弁が開いた状態を示す断面図である。
本実施形態の逆流防止弁10は、浴室の排水設備として備え付けられる排水トラップ1に用いられる。排水トラップ1は、例えば浴室の洗い場パンに取り付けられ、洗い場の排水は排水口2から防臭パイプ4を経て排水トラップ1内へ流れ込むようになっている。
防臭パイプ4は、その上端が排水口2に据え付けられ、排水口2から流入した排水を排水トラップ1内へ案内する円筒状の部材である。防臭パイプ4の下端は、排水トラップ1内の、封水と呼ばれる排水の溜り水部分内に配置されることで、排水口2から排水トラップ1の排出口までの流路上に、封水による満水部分を形成し、排出口から排水口2へ臭気などが逆流することを防ぐ。
浴槽からの排水は浴槽排水管3により排水トラップ1へと導かれ、浴槽排水管3からの排水と洗い場からの排水とが合流する合流部6に、洗い場からの排水が浴槽側へと逆流することを防止するための逆流防止弁10が取り付けられている。
逆流防止弁10は、その上部が軸支されており、排水流路に対して回動自在になっている。逆流防止弁10は、浴槽排水管3からの排水が流れこむと逆流防止弁10の本体部分である弁本体11が排水の流れる方向に回転して弁を開放し、浴槽排水管3からの排水の流れが止まると、元に戻って弁を閉じ、排水トラップ1内にある排水の浴槽側への逆流を防止する。この逆流防止弁10の本体部分である弁本体11は、排水の逆流方向に向かって、つまり、排水トラップ1の外側(浴槽排水管3の流入側)に向かって窪みを有する凹状に形成されている。この弁本体11に形成される窪みは、下端側に向かうにつれて排水トラップ1の外側へ窪むよう形成され、逆流防止弁10の弁本体11の表面(排水トラップ1側の面)は、弁本体11が開いた状態のときに、この窪みが防臭パイプ4の外周面である防臭パイプ側面5と合致するようになっている。その結果、図2に示すように逆流防止弁10が開いた状態において防臭パイプ側面5と弁本体11の表面とが当接するようになっている。
図3は、逆流防止弁10を排水トラップ1側の上方から見た斜視図である。図4は逆流防止弁10を浴槽排水管3の流入側の下方から見た斜視図である。図5は、図3に示すA−A’線の断面図である。
逆流防止弁10は、弁として機能する本体部である弁本体11と、逆流防止弁10の外枠となる弁座12とで構成されている。弁本体11の弁本体側部13が弁座12と当接して逆流防止弁10が閉じられた状態となる。このとき、弁本体側部13の弁座12と当接する面である弁外側傾斜面14と、弁座12の弁本体側部13と当接する面である弁座内側傾斜面15は、それぞれが傾斜面で形成されており、傾斜面同士が当接するように構成されている。このように、弁外側傾斜面14と弁座内側傾斜面15とをそれぞれ傾斜面とし、傾斜面同士が当接するように構成することで、閉弁時に逆流防止弁が傾くなどしても、弁と弁座との間に隙間を生じさせることなく当接状態を維持するので、優れた逆流防止機能を発揮することができる。
また、逆流防止弁10の弁本体11の表面は、防臭パイプ4の防臭パイプ側面5と合致する円弧形状に形成されている。このように弁本体11の表面を防臭パイプ側面5と合致する形状とすることで、弁本体11の表面を単なる板状体で形成するよりも大きく開口させることができるようになり、排水トラップ1の流量を向上させることができる。
このように構成される排水トラップ1における逆流防止弁10は、浴槽排水管3からの排水と洗い場からの排水とが合流する合流部6に設けられ、洗い場からの排水が浴槽側へと逆流することを防止するためのものであり、弁本体11と弁座12との当接部分を、それぞれ傾斜面に形成した弁外側傾斜面14と弁座内側傾斜面15とを当接させることにより構成しているので、弁と弁座との間に隙間が生じることなく当接した状態を保持するので、優れた逆流防止機能を奏することが可能となる。また、逆流防止弁10の弁本体11の表面を、防臭パイプ側面5と合致する円弧形状に形成しているので、逆流防止弁11と防臭パイプ4とが弁開放時に干渉することがなく、弁本体11を大きく開口させることができ、排水流路を確保し、排水流量を向上させることが可能となる。
以上、本発明に係る排水トラップにおける逆流防止弁について、実施形態に基づいて説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき、かつ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本発明の範囲内に包含されるものである。
例えば、上記実施形態では、浴槽排水口からの排水の逆流防止を防ぐ例を用いて説明したが、ドア下排水口からの排水の逆流防止などその他の浴室内排水の逆流防止に用いても良い。
本発明に係る排水トラップにおける逆流防止弁は、排水トラップに用いられる逆流防止弁に適しており、特に浴槽排水口からの排水が洗い場パンに取り付けられた排水トラップに合流する浴槽用排水トラップに取り付けられる逆流防止弁として好適である。
1 排水トラップ
2 排水口
3 浴槽排水管
4 防臭パイプ
5 防臭パイプ側面
6 合流部
10 逆流防止弁
11 弁本体
12 弁座
13 弁本体側部
14 弁外側傾斜面
15 弁座内側傾斜面

Claims (4)

  1. 排水トラップにおける逆流防止弁であって、
    弁として機能する本体部である弁本体と、弁の外枠となる弁座とを備え、
    弁本体と弁座との当接する面がそれぞれ傾斜面に形成され、当該傾斜面同士が当接する
    ことを特徴とする排水トラップにおける逆流防止弁。
  2. 前記当接する傾斜面が、弁本体側では弁本体の外側に形成され、弁座側では弁座の内側に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の排水トラップにおける逆流防止弁。
  3. 前記弁本体は排水流路に対して回動自在に軸支されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の排水トラップにおける逆流防止弁。
  4. 前記当接する傾斜面が、弁本体側では弁本体の側部に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水トラップにおける逆流防止弁。
JP2019211595A 2019-11-22 2019-11-22 排水トラップにおける逆流防止弁 Pending JP2021080808A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138676U (ja) * 1976-04-15 1977-10-21
KR20130031452A (ko) * 2011-09-21 2013-03-29 허지승 악취 및 역류 차단용 배수트랩

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138676U (ja) * 1976-04-15 1977-10-21
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