JP2000192523A - 排水装置 - Google Patents
排水装置Info
- Publication number
- JP2000192523A JP2000192523A JP10373425A JP37342598A JP2000192523A JP 2000192523 A JP2000192523 A JP 2000192523A JP 10373425 A JP10373425 A JP 10373425A JP 37342598 A JP37342598 A JP 37342598A JP 2000192523 A JP2000192523 A JP 2000192523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upstream
- drain pipe
- downstream
- independent member
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、排水管内の臭気が漏れたり、また
汚水の溢れにより床面の清掃性を損なうことのない排水
装置の提供を目的とする。また同時に流下方向の内径を
絞らない構造であることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、鉛直方向に水が流れかつ上流
側排水管径に対し下流側排水管径が広がる部位において
適用される。汚水逆流時は下流側排水管内にて保持され
ている、水に浮く特性を持ち、上流側排水管内径よりも
大きな独立部材により蓋がなされて逆流が防がれる。
汚水の溢れにより床面の清掃性を損なうことのない排水
装置の提供を目的とする。また同時に流下方向の内径を
絞らない構造であることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、鉛直方向に水が流れかつ上流
側排水管径に対し下流側排水管径が広がる部位において
適用される。汚水逆流時は下流側排水管内にて保持され
ている、水に浮く特性を持ち、上流側排水管内径よりも
大きな独立部材により蓋がなされて逆流が防がれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水廻りの設備機器で
ある洗面化粧台やキッチンカウンター、洗濯機などの設
備機器における排水管構造に関する。
ある洗面化粧台やキッチンカウンター、洗濯機などの設
備機器における排水管構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来排水が逆流を起こす恐れのある場
合、排水口空間をあけることで設備機器への汚水逆流を
防いでいた。これをトラップの下流側で行うと、下水管
内からあがってくる臭気を断つ手段を講じなければなら
なかった。
合、排水口空間をあけることで設備機器への汚水逆流を
防いでいた。これをトラップの下流側で行うと、下水管
内からあがってくる臭気を断つ手段を講じなければなら
なかった。
【０００３】また、同様の働きをトラップの上流側で行
わせようとした場合、溢れた水が表面にあらわれ、汚れ
が蓄積するという問題があった。
わせようとした場合、溢れた水が表面にあらわれ、汚れ
が蓄積するという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排水管内の
臭気が漏れたり、また汚水の溢れにより床面の清掃性を
損なうことのない排水装置の提供を目的とする。
臭気が漏れたり、また汚水の溢れにより床面の清掃性を
損なうことのない排水装置の提供を目的とする。
【０００５】また同時に流下方向の内径を絞らない構造
であることを目的とする。
であることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
なされた本発明の排水管構造は、鉛直方向に水が流れか
つ上流側排水管径に対し下流側排水管径が広がる部位に
おいて適用される。汚水逆流時は下流側排水管内にて保
持されている、水に浮く特性を持ち、上流側排水管内径
よりも大きな独立部材により蓋がなされて逆流が防がれ
る。
なされた本発明の排水管構造は、鉛直方向に水が流れか
つ上流側排水管径に対し下流側排水管径が広がる部位に
おいて適用される。汚水逆流時は下流側排水管内にて保
持されている、水に浮く特性を持ち、上流側排水管内径
よりも大きな独立部材により蓋がなされて逆流が防がれ
る。
【０００７】さらに、前記独立部材を保持する支持部材
は、前記独立部材が底部にある状態で塞がれていない総
通路面積を上流側排水管内径面積以上のように構成する
ことで、流下方向の内径をしぼらないようにする。
は、前記独立部材が底部にある状態で塞がれていない総
通路面積を上流側排水管内径面積以上のように構成する
ことで、流下方向の内径をしぼらないようにする。
【０００８】また独立部材の形状は球状や円錐形とし、
上流側排水管路を塞ぐのに適した構造とする。
上流側排水管路を塞ぐのに適した構造とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】下流側にて排水管径が広がる箇所
において、上流側の排水内径が小さい箇所との段差を利
用し、上流側内径よりも大きく、水に浮遊する性質を持
つ独立部材を下流側管内に配する。
において、上流側の排水内径が小さい箇所との段差を利
用し、上流側内径よりも大きく、水に浮遊する性質を持
つ独立部材を下流側管内に配する。
【００１０】この独立部材の保持は、上流側外径以上で
あり、下流側内径以下である内径を持つ支持部材にて行
う。同時にこの支持部材は、独立部材が底部にある場
合、それにより塞がれない総通路面積が上流側内径以上
となるように構成されている。
あり、下流側内径以下である内径を持つ支持部材にて行
う。同時にこの支持部材は、独立部材が底部にある場
合、それにより塞がれない総通路面積が上流側内径以上
となるように構成されている。
【００１１】図１に本発明の排水管構造を示す。排水管
１には上流側部位２と下流側部位３が設けられ、下流側
の内径は上流側の内径よりも大きく構成されている。こ
の下流側の管内には、独立部材４と独立部材４の支持部
材５を有している。
１には上流側部位２と下流側部位３が設けられ、下流側
の内径は上流側の内径よりも大きく構成されている。こ
の下流側の管内には、独立部材４と独立部材４の支持部
材５を有している。
【００１２】この支持部材５は、独立部材４がその底部
にある状態で、独立部材４によって塞がれていない総通
路面積６が、上流側部位２の管内径よりも大きくなるよ
うに構成されている。
にある状態で、独立部材４によって塞がれていない総通
路面積６が、上流側部位２の管内径よりも大きくなるよ
うに構成されている。
【００１３】独立部材４は水に浮く特性を持ち、また上
流側排水管径より大きくなるように構成されているの
で、下流側部位３より上流側部位２に水が逆流しようと
した場合、上流側排水口７を塞ぐことにより上流側部位
２への水の逆流を防ぐ。
流側排水管径より大きくなるように構成されているの
で、下流側部位３より上流側部位２に水が逆流しようと
した場合、上流側排水口７を塞ぐことにより上流側部位
２への水の逆流を防ぐ。
【００１４】図２は独立部材４の一例を示す。独立部材
４に球体を用いる事で、支持部材５内で独立部材４が様
々な方向を向いても不具合が起こらないようにしてい
る。
４に球体を用いる事で、支持部材５内で独立部材４が様
々な方向を向いても不具合が起こらないようにしてい
る。
【００１５】図３は独立部材４の他の一例を示す。独立
部材４に図３のような円錐形を用い、その頂部を上流側
部位２に向ける。このことにより、上流側排水口７に対
し、独立部材が斜めに侵入しても、側面のテーパーによ
り正しく補正されて上流側排水口７を塞ぐ事が出来る。
部材４に図３のような円錐形を用い、その頂部を上流側
部位２に向ける。このことにより、上流側排水口７に対
し、独立部材が斜めに侵入しても、側面のテーパーによ
り正しく補正されて上流側排水口７を塞ぐ事が出来る。
【００１６】図４、図５は排水管に直接吸気口８を設け
た部位と本発明の逆流防止機構９を併用し、これらをま
とめて一つのユニットとした例である。このように一つ
のユニットとすることで、排水管内に起こる不具合をど
ちらも解消することができ、また同時にユニット単位の
後付け・メンテナンスを簡便にできるようになる。
た部位と本発明の逆流防止機構９を併用し、これらをま
とめて一つのユニットとした例である。このように一つ
のユニットとすることで、排水管内に起こる不具合をど
ちらも解消することができ、また同時にユニット単位の
後付け・メンテナンスを簡便にできるようになる。
【００１７】
【発明の効果】洗濯機や食洗器などの水廻り設備に排水
管が接続されている場合において、排水管を通じて汚水
の逆流現象が生じると、それに気付かずに通常の使用を
行ってしまう場合がある。これは衛生的に問題といえ
る。しかし、本発明を用いた場合、水に浮く独立部材が
汚水に浮遊し上流側排水口を塞ぐ為、下流側排水管から
の逆流を完全に防ぐ事ができる。
管が接続されている場合において、排水管を通じて汚水
の逆流現象が生じると、それに気付かずに通常の使用を
行ってしまう場合がある。これは衛生的に問題といえ
る。しかし、本発明を用いた場合、水に浮く独立部材が
汚水に浮遊し上流側排水口を塞ぐ為、下流側排水管から
の逆流を完全に防ぐ事ができる。
【００１８】また通常排水使用時には、独立部材は重力
の影響により支持部材の底部にあり、また支持部材の通
路面積は上流側排水内径以上となるように構成されてい
る特徴を持つ為、設置前後の排水流量が変化しないよう
になっている。
の影響により支持部材の底部にあり、また支持部材の通
路面積は上流側排水内径以上となるように構成されてい
る特徴を持つ為、設置前後の排水流量が変化しないよう
になっている。
【００１９】さらに鉛直方向であれば利用可能な構造の
ため、他の機構と簡単に併用でき、例えば吸気弁を組み
合わせてユニットとすることで、排水管内に起こる問題
を同時に解決できるようになる。またそれらの後付けや
メンテナンスの作業も一体で行えるようになる。
ため、他の機構と簡単に併用でき、例えば吸気弁を組み
合わせてユニットとすることで、排水管内に起こる問題
を同時に解決できるようになる。またそれらの後付けや
メンテナンスの作業も一体で行えるようになる。
【図１】逆流防止構造を示す一例の斜視断面図。
【図２】独立部材形状の一例を示す斜視図。
【図３】独立部材形状の他の一例を示す斜視図。
【図４】吸気弁構造に併用させた一例を示す斜視断面
図。
図。
【図５】吸気弁構造に併用させた一例を示す斜視分解断
面図。
面図。
１…排水管 ２…排水上流側部位 ３…排水下流側部位 ４…独立部材 ５…支持部材 ６…総通路面積 ７…上流側排水口 ８…吸気口 ９…逆流防止機構
Claims (4)
- 【請求項１】 洗面所やキッチン、洗濯機など水廻り設
備の排水管のうち、鉛直方向に水が流れかつ上流側排水
管径に対し下流側排水管径が広がる部位において、上流
側排水管内径より大きく、水に浮く特性を持つ独立部材
が、重力に対して下流側排水管内に保持されており、排
水逆流時にはこれが浮遊し上流側排水口を塞ぐことによ
り水の逆流を防止することを特徴とする排水装置。 - 【請求項２】 上流側排水管外周以上でかつ下流側排水
管内径以下の内径を持ち、前記独立部材が底部にある状
態にて、塞がれていない総通路面積が上流側排水内径以
上となる支持部材により独立部材が保持されることを特
徴とする請求項１に記載の排水装置。 - 【請求項３】 独立部材が球体であることを特徴とする
請求項１に記載の排水装置。 - 【請求項４】 独立部材が円錐形であり、頂部が鉛直方
向に対し上を向いて設置されることを特徴とする請求項
１に記載の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373425A JP2000192523A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373425A JP2000192523A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 排水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000192523A true JP2000192523A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18502140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10373425A Pending JP2000192523A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000192523A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030066510A (ko) * | 2003-07-04 | 2003-08-09 | 김하용 | 욕실바닥용 배수트랩의 악취차단구조 |
| KR20040005543A (ko) * | 2002-07-10 | 2004-01-16 | 민승기 | 배수구의 역류 방지 장치 |
| KR100706643B1 (ko) | 2006-09-25 | 2007-04-13 | (주)피엔알시스템 | 도로의 가변에 설치되는 배수박스구조 |
| GB2432596A (en) * | 2005-11-26 | 2007-05-30 | Janitor Ltd | Odour trap for sanitary drain assembly |
| KR100839332B1 (ko) | 2007-05-04 | 2008-06-17 | 웅진코웨이주식회사 | 하수 역류 방지장치 |
| CN112502266A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-16 | 安徽力杰新材料有限公司 | 一种道路施工用防倒灌回流的井盖及其装配方法 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10373425A patent/JP2000192523A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040005543A (ko) * | 2002-07-10 | 2004-01-16 | 민승기 | 배수구의 역류 방지 장치 |
| KR20030066510A (ko) * | 2003-07-04 | 2003-08-09 | 김하용 | 욕실바닥용 배수트랩의 악취차단구조 |
| GB2432596A (en) * | 2005-11-26 | 2007-05-30 | Janitor Ltd | Odour trap for sanitary drain assembly |
| GB2432596B (en) * | 2005-11-26 | 2011-04-06 | Janitor Ltd | A drain arrangement |
| KR100706643B1 (ko) | 2006-09-25 | 2007-04-13 | (주)피엔알시스템 | 도로의 가변에 설치되는 배수박스구조 |
| KR100839332B1 (ko) | 2007-05-04 | 2008-06-17 | 웅진코웨이주식회사 | 하수 역류 방지장치 |
| CN112502266A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-16 | 安徽力杰新材料有限公司 | 一种道路施工用防倒灌回流的井盖及其装配方法 |
| CN112502266B (zh) * | 2020-11-25 | 2022-03-11 | 安徽省飞龙新型材料有限公司 | 一种道路施工用防倒灌回流的井盖及其装配方法 |
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