JP4408359B2 - 浴室ユニット排水構造 - Google Patents

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Description

本発明はユニットバス等の浴室ユニットに関し、特に、床パンの裏側に集水された水を建物排水管に向けて効果的に排水する排水構造に係るものである。
従来の浴室ユニット等の排水は、洗い場側からの排水管と浴槽からの排水管を併置しこれを合併継手に導いて合体接続して主排水管とし、建物排水管へ送る構造となっている。しかるに、近年に至りバリアフリー低床タイプの浴室ユニットが広く採用されるところとなり、排水構造も新たな構造のものとする必要が生じてきた。即ち、浴室跨ぎ高さ及び床下フトコロ高さの制限により、床下フトコロ(床パンの裏側)で浴槽側及び洗い場側の排水口を連結管にて直列に接続し、建物排水管へ送る排水器具の連結構造が採用されるようになった。
この種の排水構造としては、例えば、特許文献1に示す構造があるが、図5に例示するように、浴槽1の下方にバスタブ防水パン2を配設し、バスタブ防水パン2の排水開口部3にエルボ4を接続し、このエルボ4に連結管5を接続し、この連結管5を排水トラップ6に接続してある。この排水トラップ6は洗い場7の排水部8に設けてある。また、浴槽1の排水孔に連結管9、エルボ10を接続してエルボ4に接続してある。符号11は高さ調節のできる支持ボルト、12は床スラブ、13は排水トラップ6から伸びる主排水管である。
この従来の排水構造にあって、床下フトコロ高さを低くすることが特に要請されているところから、支持ボルト11の背丈をできるだけ低くすることが行われている。このため、連結管5の管径を太く取ることが難しく、口径が小さいものが採用されている。このため、流量は比較的小さく、特に浴槽1内の水の排水に時間がかかっている。又、口径を小さくすれば、それだけ目詰まりを起こすことも考えられ、漏水の危険性は高まることになる。
この課題を解決するために、連結管5の断面積を拡大する目的で,楕円形若しくは扁平状にした連結管を用いることが提案されてはいるが、合成樹脂製の連結管にあっては樹脂成形時の歪等により連結部の止水性に疑念が残されている。又、排水器具に対して連結部の形状等が特殊なものとなるため、コスト高が予想されると共に、建物排水に方向性が生じるという問題も残る。勿論、一本の排水管であるために目詰まりを起こす可能性も指摘されると共に、逆に排水量を規制するような機能は併せ持っていない。
特開2002−129618号公報
本発明は以上のような従来の技術課題を解決するためになされたものであり、床下フトコロ高さが少ない場合でも排水性能を高め、目詰まりのない、場合によっては排水量を規制(流量調節)できる浴室ユニットの排水構造を提供することを目的としている。
本発明の要旨は、浴室ユニットの浴槽側排水口に連通されて浴槽からの排水を流入させる第1排水器具と、洗い場側排水口に備えられた第2排水器具間を、床下フトコロで連結管にて連結し、第2排水器具より主排水管を経て建物排水管へ送る浴室ユニット排水構造であって、第1排水器具と第2排水器具を結んで前記第1排水器具へ流入した排水を前記第2排水器具へ流出させる連結管を複数本併設したことを特徴とする浴室ユニット排水構造である。各排水器具は、予め複数の連結口を備えたものが好ましい。
本発明の効果は以下の通りである。
(a)床フトコロが少ない場合にあっても排水管の設置は可能であること。
(b)主排水管の方向が変更可能となったものであること。
(c)目詰まりによる排水不能がなくなること。
(d)流量の調整が可能となったこと。
(e)排水機能を常時失うことなくメンテナンス可能となったこと。
本発明は上記したように排水器具間に複数の連結管を併設し、一方の排水器具(通常は第2排水器具)に建物排水管に送る主排水管が接続されたことが最も特徴的である。即ち、排水器具間には余り口径の太い連結管は構造的に採用できないため、排水の際に比較的長時間を要することとなっていたが、本発明の浴室ユニット排水構造にあっては排水器具間に複数の連結管を併設したものであって、このため、一つ一つの連結管の口径が小さいものであっても排水機能は大きな効果をもたらすこととなったものである。
かかる構造を効果的になすため、各排水口に連結される排水器具にあっては、予め複数の連結口を備えておくのが好ましく、例えば夫々90度の角度をもって複数の連結口を持つ排水器具が用いられる。
この複数の連結口を採用することによって複数の連結管を繋ぐことができることは勿論、建物排水管に接続する主排水管の方向性も自由に配置できるという特徴がある。
勿論、複数の連絡管を用いることにより目詰まりのために漏水現象を起こすようなこともなく、場合によっては排水量の調整も可能であり、例えば、床に取り外し可能な小さなパネル部分を取り付けておき、床下の連結部分の作業ができるようにすることが可能である。かかる流量の調整にあっては、浴槽排水が洗い場側排水器具への流れ込み量を調節するものであるため、複数接続された連結管の浴槽側の入口において、浴室内の排水器具上から、連結管の口径を小さくするリング、開口面積を小さくするメッシュ、閉鎖してしまう蓋等の流量調節部材を嵌め込むようにすればよい。更に言えば、これらの構成を総合すれば、メンテナンス時にあっても、排水機能を持たせつつ修理・点検が可能となったものである。
排水器具は鉄製のものもあるが、コスト的には合成樹脂製のものがよい。また、連結管も鉄等の金属製のものが用いられるが、場合によってはこれも合成樹脂製のものでもよく、柔軟性のある例えばポリブテンパイプも用いられ得る。このような柔軟性のある連結管の場合には、排水器具の間隔をそれほど気にせずに施工することが可能となる。
以下、本発明の具体例を実施例をもって更に詳細に説明する。図1は本発明の浴室ユニット排水構造側断面概念図であり、図2は主要部のみを取り出した上面図である。図中、符号21は図示しない浴室ユニットの浴槽の下側に設置されるバスタブ防水パン、22は洗い場側の防水パンである。23は浴槽側排水口、24は防水パン側の排水口である。浴槽用排水口23には第1排水器具25が装着され、防水パン側排水口24には第2排水器具26が装着されている。この第2排水器具26には防臭パイプ27が垂下設置されている。又、符号28にて示すものはヘアキャッチャ−である。
さて、第1排水器具25は夫々90度の角度をもって3っつの連結口25a、25b、25cが備えられ、第2排水器具26には夫々90度の角度をもって3っつの連結口26a、26b、26cと、主排水管を接続する連結口26Aを備えている。そして、この例では連結口25bと連結口26bとが連結管29aによって、又、連結口25aと連結口26cとが連結管29bによって連結され、第1及び第2排水器具25、26器具間に2つの連結管29a、29bを併設したものである。尚、連結管と連結口間の接続は任意の手段でよいことは勿論である。そして、この例にあっては、第1排水器具25側の連結口25c及び第2排水器具26側の連結口26aはキャップ30a、30bを螺合して閉鎖することになる。
そして、第2排水器具26の連結口26Aに図示しない建物排水管に送る主排水管31が接続されたものである。かかる主排水管31は床下フトコロの低い個所(例えば防水パンの裏側)以外の個所に配設されるのが普通であり、前記した連結管29aや29bよりも口径の太い管を採用するものである。ここで示した浴室ユニット排水構造は、第1排水器具25と第2排水器具26とが横に並べられ、しかも主排水管31がこれまた横方向に伸びる構造のものである。尚、連結管(特に29a)にあっては、第1排水器具25又は第2排水器具26の連結口を直接繋いでもよいことは勿論である。
この発明において、第1排水器具25と第2排水器具26の間を2っの連結管にて繋いだものであり、このことによって各連結管が例え管径が細いものであっても排水時に各連結管内を排水が流れることによって排水時間は短時間にて済むという特徴がある。
図3は本発明の別例を示す、図2と同様の上面図であり、この例では第1排水器具25における連結口25cと第2排水器具26における連結口26aとを連結管29cによって連結されたものである。図より分かるように、この例では3本の連結管29a、29b、29cが並列に設置されたものであり、用いられる連結管が多くなればそれだけ連結管の口径の小さいものが用いられ得ることとなる。
図4は本発明の更に別例を示す図2と同様の上面図であり、この例では主排水管31の向きを90度変えるために配置されたものであり、第2排水器具26を時計回りに90度回転させたものである。即ち、連結管29aは25bと26a間を、連結管29bは25aと26b間を連結したものである。このため、主排水管31は今までの実施例とは異なり、時計回りに90度回転した方向に向きを変えることになり、図示しない建物排水管が前記例とは異なる方向にあっても適用できることとなったものである。
このように、複数の連絡管を採用することによって、目詰まりによる漏水現象はなくなり、常に排水機能を備えることができたものであり、又、図示はしないが、連絡管29a〜29bに調整弁を備えることによって、流量の調節が可能となり、更には、メンテナンス時にも全体の排水を止めることなく部分部分の修理・点検ができることとなったものである。
以上の通り、本発明にあっては、床フトコロが少ない場合にあっても排水管の設置は十分に可能であり、しかも主排水管の方向も変更可能となったもので、目詰まりによる排水不能がなくなり、更に、流量の調整やメンテナンス上で必要な機能を付加されるものであり、更に又、他のトラップの封水切れ防止、排水音の低減等も備わり、その実用性は極めて高い。
図1は本発明の浴室ユニット排水構造の側断面概念図である。 図2は図1の主要部のみを取り出した上面図である。 図3は本発明の別例を示す図2と同様の上面図である。 図4は本発明の更に別例を示す図2と同様の上面図である。 図5は従来の排水構造の一例を示す側断面概念図である。
符号の説明
21‥バスタブ防水パン、
22‥洗い場側防水パン、
23‥浴槽側排水口、
24‥防水パン側排水口、
25‥第1排水器具、
25a、25b、25c‥第1排水器具の連結口、
26‥第2排水器具、
26A‥第2排水器具の主排水管を接続する連結口、
26a、26b、26c‥第2排水器具の連結口、
29a、29b、29c‥連結管、
31‥主排水管。

Claims (2)

  1. 浴室ユニットの浴槽側排水口に連通されて浴槽からの排水を流入させる第1排水器具と、洗い場側排水口に備えられた第2排水器具間を、床下フトコロで連結管にて連結し、第2排水器具より主排水管を経て建物排水管へ送る浴室ユニット排水構造であって、
    第1排水器具と第2排水器具を結んで前記第1排水器具へ流入した排水を前記第2排水器具へ流出させる連結管を複数本併設したことを特徴とする浴室ユニット排水構造。
  2. 各排水器具に予め複数の連結口を備えた請求項1記載の浴室ユニット排水構造。
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