JP5385514B2 - 排水トラップ - Google Patents

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Description

本発明は、排水トラップに関するものである。
従来から、キッチンや浴室20などの排水口5には、排水を流す排水管6からの臭いや虫等を室内に侵入させないために、排水トラップ1が設けられている。ところで、排水トラップ1には、排水口5から排水を流入させる防臭筒2と、防臭筒2と排水管6との間で排水を溜めて防臭筒2を封水Aさせる封水溜め升3とを備えて構成されたものがあるが(図2参照)、一般にこのような排水トラップ1では図5のように封水溜め升3の側周壁3aに排水管接続部4が1つ形成されており、排水トラップ1を排水口5に設置する際に、建物側に配設された排水管6の排水管接続部4への接続作業が行われる。
ここで、建物は個別の建設条件に合わせて設計・施工されるものであって建物への排水管6の配設プランも建物毎に異なるものであり、つまり排水トラップ1と排水管6との位置関係など、排水管6の配設状態は建物毎に異なるのである。
上記封水溜め升3の周壁に排水管接続部4が1つ形成された一般の排水トラップ1では排水方向が1方向に限定されることとなり、したがって、たまたま排水トラップ1の排水管接続部4と排水管6とが接続に適した位置関係となっていれば容易に両者を接続できるのであるが、排水管接続部4と排水管6とが接続に適した位置関係にならない場合も多く、このような場合には排水管6の末端にフレキシブル管を繋げたり等の処置を施すなど、排水管接続部4と排水管6との接続作業が煩雑になるという問題があった。
殊に、近接する洗い場22の排水口5と浴槽23の排水口7とを各々封水Aするトラップ部を連設したような排水トラップ1では(図2参照)、その設置位置が上記2つの排水口5を基準に一意に決められることから、建物に設けた排水管6と排水管接続部4との接続はより制約があって困難なものとなる。
特願2001−353212号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物毎に配設状態の異なる排水管にも封水溜め升の排水管接続部を容易に接続させると共に、簡単な構造を確保してコストを低廉化できる排水トラップを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る排水トラップにあっては、排水口5から排水を流入させる防臭筒2と、防臭筒2と排水管6との間で排水を溜めて防臭筒2を封水Aさせる封水溜め升3とを備えた排水トラップ1において、前記封水溜め升3に前記排水口5とは別の排水口8から排水を流入させる排水流入管9を設け、前記封水溜め升3の側周壁3aに、前記排水流入管9とは反対の位置と周方向に90°ずつずらした位置との3箇所に閉塞状態の排水管接続部4を設け、この排水管接続部4を先端が閉塞壁12で閉塞された筒状部位で構成すると共に、この筒状部位の任意長さ位置にノッチ溝13を設け、前記複数の排水管接続部4のうち任意の排水管接続部4を排水トラップ1の設置時に開状態にして排水管6を接続させる機能接続部4aとして成ることを特徴とする。
これによると、この排水トラップ1は封水溜め升3に複数の閉塞された排水管接続部4を設けるという低コストで得られる簡単な構造であり、この排水トラップ1を設置する際には、複数の排水管接続部4のうちの任意の排水管接続部4(4a)を開状態にして建物側に配設された排水管6に接続できるから、建物毎に配設状態の異なる排水管6にも適宜選択した排水管接続部4(4a)を容易に接続させることができる。
また、機能接続部4aとなる排水管接続部4を開状態にするには先端の閉塞壁12を切り落とすように筒状部位を切断具で切断すればよく、この切断具の切断はノッチ溝13に切断刃をガイドさせて行わせることができるから、切断刃が筒状部位の表面で滑ることがなくて切断作業を容易にできると共に、所定の切断面で排水管接続部4を開状態にできて排水管6の支障のない接続を可能にできる。
本発明にあっては、排水トラップにコストを低廉化できる簡単な構造を確保しつつ、建物毎に配設状態の異なる排水管にも封水溜め升の排水管接続部を容易に接続させ得る、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の排水トラップ1は、図2のように浴室20の床下21に配設されるものであり、洗い場22に設けた排水口5から排水を流入させる防臭筒2と、洗い場22の床下21に配管される排水管6と上記防臭筒2との間で排水を溜めて防臭筒2を封止させる封水溜め升3とを備えている。
封水溜め升3は上方に開口する有底筒状の容器体であり、その上方開口縁に排水口5縁に固定する固定部を設けている。防臭筒2は上下に開口する筒体であり、その上端が封水溜め升3の上方開口に吊持されて、封水溜め升3の側周壁3aや底壁3bと間隔をあけつつ封水溜め升3内の下部域にまで至るように封水溜め升3内に配置される。このときには排水口5と防臭筒2の上方開口とは連通状態になって、洗い場排水が排水口5から防臭筒2を経て封水溜め升3内に流入するようになる。また、本例の封水溜め升3には浴槽23の排水口7や浴槽23を載置する浴槽載置部24に設けた排水口8から至る排水流入管9が設けられており、浴槽排水や浴槽載置部24上の排水も排水流入管9を経て封水溜め升3内に流入するようにされている。
封水溜め升3内に流入した排水は、封水溜め升3の側周壁3aに設けた排水管接続部4に接続された排水管6に排水される。この排水管接続部4は封水溜め升3の側周壁3aの上部域に開口する。ここで、排水管接続部4の開口下縁位置は防臭筒2の下端位置よりも高い位置に設定されている。本例では排水管接続部4の開口には上方に立ち上がる堰部10が形成されていて、この堰部10の上端が上記排水管接続部4の開口下縁となっている。また、排水流入管9は下流端が封水溜め升3の下部域に接続されているが、浴槽23の排水口7や浴槽載置部24の排水口8にまとめて接続される上流端は排水管接続部4の開口下縁位置よりも高い位置に位置している。
すなわち、封水溜め升3内に流入した排水は、封水溜め升3内で排水管接続部4の開口下縁位置まで貯留されるのであり、上記貯留した排水が排水管接続部4の開口下縁を越えるようになると、この超えた分の排水が排水管接続部4を経て排水管6に排水されるようになる。上記貯留した排水は防臭筒2の下部を封止する封水Aとなり、排水管6からの汚臭等が洗い場22の排水口5から漏れ出ないようになる。また、上記貯留した排水は排水流入管9を封止する封水Aにもなり、排水管6からの汚臭等が浴槽23や浴槽載置部24の各排水口7,8から漏れ出ないようになる。
ところで、本例の排水トラップ1では、排水管接続部4は封水溜め升3の側周壁3aに周方向にずらして複数設けられている。なお、この排水管接続部4は工場出荷時には閉塞状態となっており、建物に設置する際に任意の排水管接続部4を開状態にすることで機能接続部4aとして排水管6を接続させる。
詳しくは、排水管接続部4は封水溜め升3の側周壁3aから側外方に突出された筒状部位に形成されており、この筒状部位の先端には閉塞壁12が設けられていて排水管接続部4を閉塞状態にしている。そして、本例では図1のように、浴槽23の排水口7と洗い場22の排水口5とを結ぶ線から封水溜め升3の周方向に90°ずつずらした方向に向くように、3つの排水管接続部4が封水溜め升3の側周壁3aから側外方に突設されている。また、排水管接続部4である筒状部位の先端近傍位置にはその周壁11の廻りにノッチ溝13が刻設されている。
上記のように本例の排水トラップ1にあっては、封水溜め升3に排水管接続部4を複数設けたために、排水管6への排水方向は排水管接続部4の配置個数に応じて多方向に設定可能であり、つまり排水管6の排水管接続部4への接続施工の自由度が高められている。具体的に、排水トラップ1を建物に設置する際には、複数の排水管接続部4のうちの任意の排水管接続部4(4a)を開状態にして建物側に配設された排水管6に接続させるのであって、建物毎に配設状態の異なる排水管6にも適宜選択した排水管接続部4(4a)を容易に接続させることができるのである。
また、本例の排水トラップ1にあっては、上記のように建物毎に配設状態の異なる排水管6にも封水溜め升3の排水管接続部4を容易に接続させ得る利点を有するのであるが、この利点を得るための構造が、封水溜め升3に複数の閉塞された排水管接続部4を一体に形成させるといった簡単な構造で可能にされており、つまりコストの低廉化を確保することができたのである。
更に言うと、封水溜め升3に複数の開放された排水管接続部を形成した場合にも、任意の排水管接続部を選んで排水管6を接続させることはできるが、この場合には排水管6を接続しない開放状態の排水管接続部には閉塞状態にさせる止水処理を行わねばならないものである。これに比べ、本例のように封水溜め升3に複数の閉塞状態の排水管接続部4を形成して任意の排水管接続部4(4a)を選択して排水管6を接続した場合には、上記開放状態の排水管接続部に施す止水処理を行う必要が無くて良好な施工性を確保できるという利点も有する。
また、本例の排水トラップ1にあって、排水管接続部4への排水管6の接続施工の際に排水管接続部4を開状態にするには、先端の閉塞壁12を切り落とすように排水管接続部4である筒状部位を切断具で切断すればよく、この切断具の切断はノッチ溝13に切断刃をガイドさせて行わせることができるから、切断刃が筒状部位の周壁11の外周面で滑ることがなくて切断作業を容易にできるのであり、また、所定の切断面で排水管接続部4を開状態にできて排水管6の支障のない接続を確保できるのである。
なお、上記実施形態では浴室20の床下21に設置させる排水トラップ1を例示したが、これに限られず、たとえば流し台、洗面所、ランドリースペース、洗車場などのいわゆる生活排水の排水経路に設置させる排水トラップ1であってもよいのは言うまでもない。
本発明の実施の形態の例の排水トラップの上面図である。 同上の排水トラップの設置状態を示す側断面図である。 同上の排水トラップの要部の側断面図である。 同上の排水トラップの要部の斜視図である。 従来技術の例の排水トラップの上面図である。
符号の説明
1 排水トラップ
2 防臭筒
3 封水溜め升
4 排水管接続部
4a 機能接続部
5 排水口
12 閉塞壁
13 ノッチ溝

Claims (1)

  1. 排水口から排水を流入させる防臭筒と、
    防臭筒と排水管との間で排水を溜めて防臭筒を封水させる封水溜め升と
    を備えた排水トラップにおいて、
    前記封水溜め升に前記排水口とは別の排水口から排水を流入させる排水流入管を設け、
    前記封水溜め升の側周壁に、前記排水流入管とは反対の位置と周方向に90°ずつずらした位置との3箇所に閉塞状態の排水管接続部を設け、
    この排水管接続部を先端が閉塞壁で閉塞された筒状部位で構成すると共に、この筒状部位の任意長さ位置にノッチ溝を設け、
    前記複数の排水管接続部のうち任意の排水管接続部を排水トラップの設置時に開状態にして排水管を接続させる機能接続部として成る
    ことを特徴とする排水トラップ。
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