JPH10131256A - 洗面台の排水を利用する便器流し構造 - Google Patents

洗面台の排水を利用する便器流し構造

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JPH10131256A
JPH10131256A JP28704796A JP28704796A JPH10131256A JP H10131256 A JPH10131256 A JP H10131256A JP 28704796 A JP28704796 A JP 28704796A JP 28704796 A JP28704796 A JP 28704796A JP H10131256 A JPH10131256 A JP H10131256A
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washstand
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toilet
branch pipe
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Shinsei Rin
心正 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面台の排水を利用する便器流し構造を提供
する。 【解決手段】 水槽10の排水管11と洗面台40の排
水管41の間に分岐管30を設け、洗面台40の排水を
分岐管30を介して、便器20に流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台の排水を利
用する便器流し構造に関するものである。
【0002】
【発明の解決しようとする技術的課題】従来では、便器
の流し用の水は主に便器上方の水槽により供給される。
水槽の水は水道水を直接導入する水なので、便器内のも
のを流すのに使うのは浪費なことである。また、洗面台
に使う水は普通回収せず、直接に屋外へ排出するので、
浪費なことである。
【0003】本発明は上記の課題を鑑みてなされたもの
で、洗面台の無駄な排水を便器の流しに利用する便器流
し構造を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水槽の排水管
と洗面台の排水管の間に分岐管を設け、洗面台の排水を
分岐管を介して、便器に流すことを特徴とする洗面台の
排水を利用する便器流し構造である。
【0005】本発明は上記の構成を有するので、洗面台
の無駄な水を便器の流しに利用し、洗面台の無駄な水の
再利用と、無駄な水で便器を流す節水の効果を達するこ
とができる。
【0006】また、本発明は上記の構成において、前記
便器側の分岐管の先端にT字形コネクタを介して水吐き
出し孔を有する両環状管を接続してある。
【0007】このように構成すると、便器に沿って設け
られた両環状管の水吐き出し孔から便器内に、洗面台か
らの無駄な水を均一に流すことが可能になる。
【0008】さらに、本発明は上記の各構成において、
前記洗面台の排水管の分岐管と接続する部位付近に排水
管の排水を調節する開閉弁が設けてある。
【0009】このように構成すると、開閉弁を調節する
ことによって、排水管に流す排水量とともに、分岐管を
介して便器に流す排水量を望ましい状態に可変すること
ができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、図面に基づいて本件の好適な
実施の形態を説明する。図1は本発明の構成を示す斜視
図であり、図2は本発明の構成を示す正面の一部断面図
であり、図3は本発明の構成を示す側面図であり、図4
は本考案の構成を示す平面図である。 同図において、
主に上方に水槽10がある便器20と洗面台40下方の
排水管41との間に分岐管30を設け、洗面台40側の
排水管41には、前記分岐管30の下方にさらに通水を
制御するための開閉弁35が設けられ、該開閉弁35に
スイッチ351が設けられ、洗面台40からの排水を前
記分岐管30に流したい時、スイッチ351を閉じ、洗
面台40からの排水を排水管41を介して排出させたい
時、スイッチ351を開ければよいのである。
【0011】前記水槽10の下部に排水管11が設けら
れ、前記分岐管30の先端がこの排水管11と接続して
おり、端縁部にT字形コネクタ31が設けられている。
該T字形コネクタ31の先端の水平部32に左右両側に
伸びる環状管33,34が接続されている。該両環状管
33,34は、便器20の上部の環状カバー部21内に
保持されている。前記環状管33,34には、複数の水
吐き出し孔331,341が形成されている。該水叶き
出し孔331,341の分布はT字形コネクタ31に近
いほど両孔のピッチが大きくなり、遠いほど両孔のピッ
チが小さくなる。こうすると、分岐管30からの排水が
前記両環状管33,34のT字形コネクタ31に近い部
位で水圧が強くなって先端付近まで流れるようになり、
つまり、環状管33,34全長に渡る水圧を均一にさせ
る効果がある。
【0012】本発明は上記の構成を有するので、洗面台
40の排水が分岐管30とT字形コネクタ31と水吐き
出し孔331,341を有する環状管33,34を介し
て常時便器20の流し用に用いることができ、便器20
の清潔を常時確保することができる。また、洗面台40
の無駄な排水も再利用できるので、節水の目的を達成で
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、水槽10の排水管11と洗面
台40の排水管41の間に分岐管30を設け、洗面台4
0の排水を分岐管30を介して、便器20に流す構成を
有するので、洗面台40からの排水を便器20に流し、
例えば、小便などの流し水をあまり要しない場合では、
確かに洗浄の効果を達成できる。また、水槽10の水も
節水できると共に、洗面台40の排水も再利用できるの
で、資源の節約に役立つ。
【0014】また、本発明はこのような構成において、
前記便器20側の分岐管30の先端にT字形コネクタ3
2を介して水吐き出し孔331,341を有する両環状
管33,34を接続しているので、両環状管33,34
の水吐き出し孔331,341から便器20内に、洗面
台40からの無駄な水を均一に流すことが可能になり、
便器20内の洗浄効果が高まる。
【0015】さらに、本発明は上記の各構成において、
前記洗面台40の排水管41の分岐管30と接続する部
位付近に排水管41の排水を調節する開閉弁35が設け
てあるので、排水管41に流す排水量とともに、分岐管
30を介して便器20に流す排水量を望ましい状態に可
変することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の構成を示す正面の一部断面図である。
【図3】本発明の構成を示す側面図である。
【図4】本考案の構成を示す平面図である。
【符号の説明】 10 水槽 11 排水管 20 便器 21 便器の環状カバー 30 分岐管 31 T字形コネクタ 32 T字形コネクタの水平部 33,34 環状管 331,341 水吐き出し孔 35 開閉弁 351 スイッチ 40 洗面台 41 排水管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽10の排水管11と洗面台40の排
    水管41の間に分岐管30を設け、洗面台40の排水を
    分岐管30を介して、便器20に流すことを特徴とする
    洗面台の排水を利用する便器流し構造。
  2. 【請求項2】 前記便器20側の分岐管30の先端にT
    字形コネクタ32を介して水吐き出し孔331,341
    を有する両環状管33,34を接続していることを特徴
    とする請求項1記載の洗面台の排水を利用する便器流し
    構造。
  3. 【請求項3】 前記洗面台40の排水管41の分岐管3
    0と接続する部位付近に排水管41の排水を調節する開
    閉弁35が設けてあることを特徴とする請求項1又は2
    記載の洗面台の排水を利用する便器流し構造。
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