JP2018016619A5

JP2018016619A5 -

Info

Publication number: JP2018016619A5
Application number: JP2017098250A
Authority: JP
Filing date: 2017-05-17
Publication date: 2019-09-19
Anticipated expiration: 2036-09-02

Claims

抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１抗体またはＡｌｌｅｒｇｉｎ−１のアンチセンスＲＮＡ若しくはｓｉＲＮＡとともに投与されることを特徴とする、抗ＰＤ−１抗体を有効成分とするがんの進行抑制、再発抑制および／または治療剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１抗体が、モノクローナル抗体である請求項１記載の剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１モノクローナル抗体が、ＩｇＧ _１またはＩｇＧ _４アイソタイプである請求項２記載の剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１モノクローナル抗体が、Ｆａｂ、Ｆａｂ′、Ｆｖ、ｓｃＦｖおよび（Ｆａｂ′） _２断片からなる群から選択される抗体断片である請求項２または３記載の剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１モノクローナル抗体が、ヒト化またはヒト抗体である請求項２〜４のいずれか一項記載の剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１抗体が、抗ヒトＡｌｌｅｒｇｉｎ−１抗体である請求項１〜５のいずれか一項記載の剤。
抗ＰＤ−１抗体が、Ｎｉｖｏｌｕｍａｂ、ＲＥＧＮ−２８１０、Ｐｅｍｂｒｏｌｉｚｕｍａｂ、ＰＤＲ−００１、ＢＧＢ−Ａ３１７、ＳＴＩ−Ａ１１１０またはＡＭＰ−５１４である請求項１〜６のいずれか一項記載の剤。
がんが、固形がんまたは血液がんである請求項１〜７のいずれか一項記載の剤。
固形がんが、悪性黒色腫、非小細胞肺癌、小細胞肺癌、頭頸部癌、腎細胞癌、淡明細胞型腎細胞癌、乳癌、卵巣癌、卵巣明細胞腺癌、骨・軟部肉腫、神経膠芽腫、神経膠肉腫、鼻咽頭癌、子宮癌、肛門癌、大腸癌、肝細胞癌、食道癌、膵癌、胃癌、尿路上皮癌、前立腺癌、卵管癌、原発性腹膜癌、胸膜中皮腫および骨髄増殖症候群から選択される一以上のがんである請求項８記載の剤。
血液がんが、多発性骨髄腫、非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、急性骨髄性白血病および慢性骨髄性白血病から選択される一以上の血液がんである請求項８記載の剤。
抗がん剤による治療効果が十分でないがん患者に投与することを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一項記載の剤。
抗がん剤が、アルキル化薬、白金製剤、代謝拮抗剤、トポイソメラーゼ阻害薬、微小管重合阻害薬、微小管脱重合阻害薬、抗腫瘍性抗生物質、サイトカイン製剤、抗ホルモン薬、分子標的薬または腫瘍免疫治療薬である請求項１１記載の剤。
腫瘍免疫治療薬が、抗ＰＤ−１抗体または抗ＰＤ−Ｌ１抗体である請求項１２記載の剤。
抗Ａｌｌｅｒｇｉｎ−１抗体とともに投与されることを特徴とする、抗ＰＤ−１抗体を有効成分とするがんの進行抑制、再発抑制および／または治療剤。