JP2018016246A - 車両の下部車体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
上記自動車の前部には図示しないエンジンや変速機等が収容されるエンジンルームAが設けられている。エンジンルームAの左側及び右側にはフロントサイドフレームF1、F2が設けられている。エンジンルームAの後方には乗員用の車室Bが設けられており、エンジンルームAと車室BとはダッシュパネルDにより仕切られている。車室Bの前側において右側には運転席シート(図示せず)が配設され、左側には助手席シート(図示せず)が配設されている。運転席シートと助手席シートは左右入れ替わってもよい。また、車室Bにおける運転席シート及び助手席シートの後側には、後席シート(図示せず)が配設されている。また、車室Bの後側、即ち自動車の後部には荷室Cが設けられている。尚、後席シートの無い自動車に本発明を適用することもでき、また、3列シートを備えた自動車に本発明を適用することもできる。
下部車体構造1は、フロアパネル2と、荷室底部パネル3と、左側サイドシル4と、右側サイドシル5と、図5等に示すトンネルインシュレータ6及びタンクインシュレータ7とを少なくとも備えている。尚、図示しないが、フロアパネル2の下方には、別部材からなるフロアアンダーパネルを設けることもできる。
図3〜図5に示すように、トンネルインシュレータ6は、本発明のトンネル内遮熱板に相当する部材であり、前後方向に延びている。トンネルインシュレータ6は、フロアトンネル10の左側(車幅方向一側)から右側(車幅方向他側)に亘るように形成されている。すなわち、トンネルインシュレータ6は、フロアトンネル10の内方に設けられる遮熱本体部61と、遮熱本体部61の左側(車幅方向外側)の下部から左側へ向けて延出する左側インシュレータ締結板部(遮熱部材側締結板部)62と、遮熱本体部61の右側(車幅方向外側)の下部から右側へ向けて延出する右側インシュレータ締結板部(遮熱部材側締結板部)63とを有している。
図2に示すように、タンクインシュレータ7は、本発明の燃料タンク遮熱板に相当する部材であり、前後方向に延びている。図5にも示すように、タンクインシュレータ7は、燃料タンク9の凹条部9bの内方に設けられるタンク遮熱部71と、タンク遮熱部71の左側の下部から左側へ向けて延出する左側タンクインシュレータ締結板部72と、タンク遮熱部71の右側の下部から右側へ向けて延出する右側タンクインシュレータ締結板部73とを有している。左側タンクインシュレータ締結板部72及び右側タンクインシュレータ締結板部73には、締結部材J(図2に示す)が挿通する挿通孔72a、73aがそれぞれ形成されている。左側タンクインシュレータ締結板部72及び右側タンクインシュレータ締結板部73は、挿通孔72a、73aに挿通した締結部材Jによって車体側の部材に締結固定されている。
以上説明したように、この実施形態によれば、トンネルインシュレータ6の遮熱本体部61と、タンクインシュレータ7のタンク遮熱部71とが前後方向に連続するように配置されているので、遮熱本体部61とタンク遮熱部71との間に隙間が殆ど無くなるか、全く無くなる。これにより、排気管Hの熱が燃料タンク9に伝達し難くなるので、燃料タンク9の断熱性能を向上させることができる。また、タンク遮熱部71の延長板部74とトンネルインシュレータ6の遮熱本体部61とが互いに重なっているので、多重の遮熱構造とすることができ、特に車室Bへの熱伝達の抑制効果を高めることができる。
2 フロアパネル
9 燃料タンク
10 フロアトンネル
6 トンネルインシュレータ(トンネル内遮熱板)
7 タンクインシュレータ(燃料タンク遮熱板)
B 車室
Claims (4)
- 車両のフロアパネルに車室内へ膨出して車両前後方向に延びるフロアトンネルが形成され、
上記フロアトンネルの内方には、排気管と、該排気管の熱が車室に伝達するのを抑制するトンネル内遮熱板とが設けられ、
上記フロアパネルにおける上記フロアトンネルよりも車両後側部分の下方には燃料タンクが設けられ、該燃料タンクの底部には、上記排気管を車両後側へ通すための凹部が車両前後方向に延びるように形成され、
上記凹部の内方には、上記排気管の熱が上記燃料タンクに伝達するのを抑制する燃料タンク遮熱板が設けられている車両の下部車体構造において、
上記トンネル内遮熱板及び上記燃料タンク遮熱板は、車両前後方向に延びるように形成されるとともに、車両前後方向に連続するように配置されていることを特徴とする車両の下部車体構造。 - 請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
上記トンネル内遮熱板の車両後側と上記燃料タンク遮熱板の車両前側とは、互いに厚み方向に重なるように配置されていることを特徴とする車両の下部車体構造。 - 請求項2に記載の車両の下部車体構造において、
上記燃料タンク遮熱板は、上記フロアトンネルの内方まで延びていることを特徴とする車両の下部車体構造。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の車両の下部車体構造において、
上記燃料タンク遮熱板における車両前側の部分は、当該部分の車両後側へ行くほど下に位置するように形成されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
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2016
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