JP6409828B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents
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Description
上記自動車の前部には図示しないエンジンや変速機等が収容されるエンジンルームAが設けられている。エンジンルームAの左側及び右側にはフロントサイドフレームF1、F2が設けられている。エンジンルームAの後方には乗員用の車室Bが設けられており、エンジンルームAと車室BとはダッシュパネルDにより仕切られている。車室Bの前側において右側には運転席シート(図示せず)が配設され、左側には助手席シート(図示せず)が配設されている。運転席シートと助手席シートは左右入れ替わってもよい。また、車室Bにおける運転席シート及び助手席シートの後側には、後席シート(図示せず)が配設されている。また、車室Bの後側、即ち自動車の後部には荷室Cが設けられている。尚、後席シートの無い自動車に本発明を適用することもでき、また、3列シートを備えた自動車に本発明を適用することもできる。
下部車体構造1は、フロアパネル2と、荷室底部パネル3と、左側サイドシル4と、右側サイドシル5と、図4及び図5等に示すトンネルインシュレータ6と、図6及び図7等に示す左側フロアアンダーパネル7及び右側フロアアンダーパネル8とを少なくとも備えている。
図4及び図5に示すトンネルインシュレータ6は、図3や図9に示すようにフロアトンネル10の内方に設けられており、該フロアトンネル10の左側(車幅方向一側)から右側(車幅方向他側)に亘るように形成されている。すなわち、トンネルインシュレータ6は、フロアトンネル10の内方に位置する遮熱本体部61と、遮熱本体部61の左側(車幅方向外側)の下部から左側へ向けて延出する左側インシュレータ締結板部(遮熱部材側締結板部)62と、遮熱本体部61の右側(車幅方向外側)の下部から右側へ向けて延出する右側インシュレータ締結板部(遮熱部材側締結板部)63とを有している。図3に示すように、遮熱本体部61は、遮熱性を有する板状部61aと、板状部61aの上面に積層されたより高い遮熱性を有する遮熱材61bとを有しており、全体としてフロアトンネル10の内面形状に沿うように、上方へ膨出する形状となっている。遮熱本体部61の内方に排気管Hが配置され、排気管Hの熱(触媒装置が配設される場合には触媒装置の熱)が主に遮熱本体部61によって遮られて車室に伝達し難くなっている。
図6及び図7に示す左側フロアアンダーパネル7及び右側フロアアンダーパネル8は、それぞれ、フロアパネル2の下方において左側及び右側に設けられるものであり、例えばポリプロピレン等の樹脂材で構成することができる。左側フロアアンダーパネル7及び右側フロアアンダーパネル8は、フロアパネル2を下方から覆うことによって主に自動車の下部の空力特性を向上させるためのものであるが、この実施形態では、フロアアンダーパネル7、8を遮音性向上のためにも利用している。
次に、トンネルインシュレータ6及びフロアアンダーパネル7、8をフロアパネル2に取り付ける要領について説明する。トンネルインシュレータ6とタンクインシュレータ60とは同時に取り付けられる。
以上説明したように、この実施形態によれば、左側フロアアンダーパネル7のアンダーパネル側締結板部71とトンネルインシュレータ6の左側インシュレータ締結板部62とを上下方向に重ね合わせた状態でフロアパネル2に締結することができる。右側フロアアンダーパネル8についても同様にトンネルインシュレータ6と共に締結することができる。これにより、フロアパネル2が多重壁構造になる。
上記実施形態では、フロアアンダーパネル7、8及びトンネルインシュレータ6を、フロアパネル2の一部を構成しているトンネルサイドフレーム26、27に締結するようにしているが、これに限らず、フロアパネル2の本体部分に締結するようにしてもよい。
2 フロアパネル
6 トンネルインシュレータ(遮熱部材)
7、8 フロアアンダーパネル
10 フロアトンネル
26、27 トンネルサイドフレーム
61 遮熱本体部
62、63 インシュレータ締結板部(遮熱部材側締結板部)
62a、63a 遮熱部材側挿通孔
71、81 アンダーパネル側締結板部
J 締結部材
Claims (3)
- 車両のフロアパネルの車幅方向中間部に車室内へ膨出して車両前後方向に延びるフロアトンネルが形成され、
上記フロアパネルの下方には、該フロアパネルの車幅方向内側から外側へ延びるとともに車両前後方向に延び、該フロアパネルを下方から覆うフロアアンダーパネルが設けられ、
上記フロアトンネルの内方には、該フロアトンネルの車幅方向一側から他側に亘って遮熱部材が設けられている車両の下部車体構造において、
上記フロアパネルは、上記フロアトンネルが形成された本体部分と、上記フロアトンネルの側方において下方へ突出して車両前後方向に延びるトンネルサイドフレームとを有しており、
上記フロアアンダーパネルの車幅方向内側には、アンダーパネル側締結板部が車幅方向に延びるように設けられ、
上記アンダーパネル側締結板部には、締結部材が挿通するアンダーパネル側挿通孔が形成され、
上記遮熱部材の車幅方向外側には、上記フロアトンネルから車幅方向外側へ延出する遮熱部材側締結板部が上記アンダーパネル側締結板部と上下方向に重なり合うように設けられ、
上記遮熱部材側締結板部には、上記締結部材が挿通する遮熱部材側挿通孔が上記アンダーパネル側挿通孔と略一致するように形成され、
上記アンダーパネル側挿通孔と上記遮熱部材側挿通孔に共通の上記締結部材が挿通され、上記アンダーパネル側締結板部と、上記遮熱部材側締結板部とが、上記フロアパネルの上記本体部分または上記トンネルサイドフレームに上記締結部材により締結されていることを特徴とする車両の下部車体構造。 - 請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
上記遮熱部材は、上記フロアトンネルの内方に位置する遮熱本体部と、上記遮熱部材側締結板部とを有し、上記遮熱部材側締結板部の厚みは上記遮熱本体部の厚みよりも薄く設定されていることを特徴とする車両の下部車体構造。 - 車両のフロアパネルの車幅方向中間部に車室内へ膨出して車両前後方向に延びるフロアトンネルが形成され、
上記フロアパネルの下方には、該フロアパネルの車幅方向内側から外側へ延びるとともに車両前後方向に延び、該フロアパネルを下方から覆うフロアアンダーパネルが設けられ、
上記フロアトンネルの内方には、該フロアトンネルの車幅方向一側から他側に亘って遮熱部材が設けられている車両の下部車体構造において、
上記フロアパネルは、上記フロアトンネルが形成された本体部分と、上記フロアトンネルの側方において下方へ突出して車両前後方向に延びるトンネルサイドフレームとを有しており、
上記フロアアンダーパネルの車幅方向内側には、アンダーパネル側締結板部が車幅方向に延びるように設けられ、
上記遮熱部材は、上記フロアトンネルの内方に位置する遮熱本体部を有し、
上記遮熱部材の車幅方向外側には、上記フロアトンネルから車幅方向外側へ延出する遮熱部材側締結板部が設けられ、該遮熱部材側締結板部の厚みは上記遮熱本体部の厚みよりも薄く設定され、
上記アンダーパネル側締結板部は、上記遮熱部材側締結板部の下側に配置され、
上記アンダーパネル側締結板部と、上記遮熱部材側締結板部とが、上記フロアパネルの上記本体部分または上記トンネルサイドフレームに締結され、上記遮熱部材側締結板部は、上記アンダーパネル側締結板部と、上記フロアパネルの上記本体部分または上記トンネルサイドフレームとで挟持されていることを特徴とする車両の下部車体構造。
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