JP2018014848A - 電動機及び電動機の製造方法 - Google Patents

電動機及び電動機の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018014848A
JP2018014848A JP2016143926A JP2016143926A JP2018014848A JP 2018014848 A JP2018014848 A JP 2018014848A JP 2016143926 A JP2016143926 A JP 2016143926A JP 2016143926 A JP2016143926 A JP 2016143926A JP 2018014848 A JP2018014848 A JP 2018014848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic steel
teeth
steel sheet
stator
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016143926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6315036B2 (ja
Inventor
和則 小泉
Kazunori Koizumi
和則 小泉
逸男 渡辺
Itsuo Watanabe
逸男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2016143926A priority Critical patent/JP6315036B2/ja
Priority to KR1020197000089A priority patent/KR20190020017A/ko
Priority to CN201780043708.7A priority patent/CN109478803A/zh
Priority to PCT/JP2017/025988 priority patent/WO2018016495A1/ja
Priority to US16/061,785 priority patent/US10250113B2/en
Priority to TW106124285A priority patent/TWI662769B/zh
Publication of JP2018014848A publication Critical patent/JP2018014848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6315036B2 publication Critical patent/JP6315036B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • H02K21/16Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures having annular armature cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】ティースの形状及び磁気特性のばらつきをより低減することができ、十分な剛性を得ることができる電動機等を提供する。【解決手段】電動機1は、ロータヨークと磁石とを有する回転子と、2つのティース61を有する電磁鋼板60が環状に複数配置された電磁鋼板層が回転子の回転軸方向に複数積層された固定子20とを備え、固定子20に設けられるコイル50の芯は、回転軸方向に積層されたティース61からなり、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60の配置の位相が2通りあり、固定子20は、2通りの位相の電磁鋼板層を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電動機及び電動機の製造方法に関する。
環状の電磁鋼板を積層してモータコアを形成する電動機の製造方法が知られている(例えば、特許文献1)。係る電磁鋼板は、コイルの鉄心となる多数のティースを有する環状の部材として打ち抜き加工により形成される。
特開2014−7948号公報
しかしながら、多数のティースを打ち抜きで同時に形成する場合、ティースの数が増えるほど各ティースの形状の誤差を小さく抑える難易度が高くなる。このため、従来の方法では、各ティースの形状にばらつきが生じやすくなるという問題があった。
また、従来の方法では、環状の一体的な部材そのものが磁気的な方向性を有することで、各ティースの磁気特性がばらつきやすいという問題があった。無方向性電磁鋼板を使用すれば係る磁気的な方向性の影響自体は低減しやすくなるが、影響をゼロにすることは困難であり、根本的に問題を改善するものではなかった。
また、環状の電磁鋼板は剛性を確保する難易度が高く、積層したとしてもモータコアの剛性の確保において課題を生じることがあった。
本発明は、ティースの形状及び磁気特性のばらつきをより低減することができ、十分な剛性を得ることができる電動機及び電動機の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の電動機は、ロータヨークと磁石とを有する回転子と、2つのティースを有する電磁鋼板が環状に複数配置された電磁鋼板層が前記回転子の回転軸方向に複数積層された固定子とを備え、前記固定子に設けられるコイルの芯は、前記回転軸方向に積層された前記ティースからなり、1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板の配置の位相が2通りあり、前記固定子は、前記2通りの位相の電磁鋼板層を有する。
また、上記の目的を達成するための本発明の電動機の製造方法は、2つのティースを有する電磁鋼板が環状に複数配置された電磁鋼板層を複数積層して固定子を形成し、積層された前記ティースを芯としたコイルを設ける電動機の製造方法であって、1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板の配置の位相が2通りあり、前記固定子は、前記2通りの位相の電磁鋼板層を有する。
従って、1つの電磁鋼板が有するティースを2つとして係る電磁鋼板を環状に配置することでより1つの電磁鋼板層により多くのティースが設けられるので、ティースの形状のばらつきをより低減することができる。すなわち、一体的に形成されるティースは1つの電磁鋼板につき2つであるため、この2つのティースの形状の整合性について精度を確保することで全てのティースの形状の整合性について精度を確保することができる。また、1つの電磁鋼板層に複数の電磁鋼板が環状に配置されることで、1つの電磁鋼板が磁気的な方向性を有していたとしても1つの電磁鋼板層が1つの電磁鋼板が有する磁気的な方向性に支配されにくくなり、各ティースの磁気特性のばらつきをより低減することができる。また、2つのティースを有する電磁鋼板を環状に配置した電磁鋼板層を異なる2つの位相で積層するので、位相の異なる電磁鋼板層の積層による立体的な構造によって十分な剛性を確保することができる。
本発明では、前記2通りの位相同士は、前記電磁鋼板の配置の位相が1ティース分ずれている。
従って、異なる位相の電磁鋼板層が積層される位置では2つのティースを有する電磁鋼板が互い違いになる。よって、位相の異なる電磁鋼板同士が積層されることで環状に連続する構造を形成することができることから、環状の構造体として十分な剛性を確保することができる。
本発明では、前記電磁鋼板層に配置された前記電磁鋼板は、前記2つのティースに対して前記回転子側に位置する基部から前記回転子の反対側に前記2つのティースが突出しており、前記電磁鋼板が有する前記2つのティース同士は、前記回転子の反対側が非連続である。
従って、ティースが積層された芯に対してあらかじめ形成されたコイルを嵌め込むことができ、コイルを設けやすくなる。
本発明では、1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板同士は、隙間をあけて配置されている。
従って、電磁鋼板層が環状に完全に連続している構造に比して軽量化することができる。また、積層されたティースを芯とするコイル同士の間で互いに生じる磁気の回り込みを低減することができ、電動機の効率をより高めることができる。
本発明では、前記2通りの位相の電磁鋼板層の各々の数が等しい。
従って、強度及び磁気特性について固定子全体でバランスをとりやすくなる。
本発明では、回転軸方向に隣接する電磁鋼板層同士の複数の前記電磁鋼板の配置の位相が異なる。
従って、2つの層の電磁鋼板層が積層される位置では2つのティースを有する電磁鋼板が互い違いになる。よって、位相の異なる電磁鋼板同士が積層されることで環状に連続する構造を形成することができることから、環状の構造体としてより確実に十分な剛性を確保することができる。
本発明では、1つの電磁鋼板において前記2つのティースを物理的に連続させている基部は、当該2つのティース同士の中間点に対応する部分が他の部分よりも細くなっている。
従って、環状の方向に隣接するコイル同士の間で互いに生じる磁気の回り込みを低減することができ、電動機の効率をより高い効率とすることができる。
本発明では、前記固定子は、前記ティースに対して前記回転子の反対側に設けられた円筒状のヨークを有し、前記ヨークは、前記回転軸方向について一体である。
従って、電磁鋼板層の積層方向について一体であるヨークによって固定子が支持されるので、より確実に十分な剛性を確保することができる。
本発明によれば、ティースの形状及び磁気特性のばらつきをより低減することができ、十分な剛性を得ることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る電動機の主要構成を示す図である。 図2は、実施形態1に係る固定子の具体的構造の一例を示す図である。 図3は、実施形態1に係るステータヨークが有する電磁鋼板層の積層構造を示す図である。 図4は、実施形態1に係る1つの電磁鋼板を示す図である。 図5は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板の配置の2通りの位相のうち一方を示す図である。 図6は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板の配置の2通りの位相のうち他方を示す図である。 図7は、同一の位相の電磁鋼板層が連続して積層される場合の一例を示す図である。 図8は、電動機の製造工程のうち、特にステータの製造工程の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施形態2に係る電動機の主要構成を示す図である。 図10は、実施形態2に係る固定子の具体的構造の一例を示す図である。 図11は、実施形態2に係るステータヨークが有する電磁鋼板層の積層構造を示す図である。 図12は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板の配置の2通りの位相のうち一方を示す図である。 図13は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板の配置の2通りの位相のうち他方を示す図である。 図14は、同一の位相の電磁鋼板層が連続して積層される場合の別の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態3に係る電動機の主要構成を示す図である。 図16は、実施形態3に係るステータヨークの具体的構造の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る電動機1の主要構成を示す図である。電動機1は、例えば、回転子10と、回転子10の内側に位置する固定子20とを備える。回転子10は、ロータヨーク11と磁石12とを有する。具体的には、回転子10は、例えば円筒状のロータヨーク11と、ロータヨーク11に対してステータ側(図1の場合、内周面)に沿って環状に配置された複数の磁石12とを有する。回転子10は、固定子20に設けられているコイル50が生じさせる磁束に応じて回転する。回転子10の回転軸Pは、ロータヨーク11の円筒中心軸に対応する。
固定子20は、コイル50が設けられるステータヨーク30と、ステータヨーク30のコイル50が設けられている側(図1の場合、内側)に設けられるステータバックヨーク40とを有する。ステータヨーク30は、外周側に位置する環状の縁部31と、縁部31から内側に向かって突出する4以上の芯部32(図2、図3参照)とを有する。芯部32にはそれぞれコイル50が設けられている。ステータヨーク30は、後述する電磁鋼板60が環状に配置された電磁鋼板層(図2〜図4参照)が積層された積層構造を有する。縁部31は、係る積層構造によって全体として回転軸Pを中心軸とした円筒形に沿うよう位置している。また、4以上の芯部32及びコイル50は、縁部31の内側で回転軸Pを中心軸とした環状に配置されている。ステータバックヨーク40は、芯部32に対して回転子10の反対側に位置する円筒状の部材である。ステータバックヨーク40は、回転軸方向について一体の部材として設けられている。具体的には、ステータバックヨーク40は、例えば鉄又は圧粉磁心(ダストコア)からなる円筒状の部材である。
以下の説明において、回転軸方向をZ方向と記載することがある。また、図面において位相の差(図5、図6参照)を明示する目的で、Z方向に直交する平面に沿い、かつ、互いに直交する2方向をそれぞれX方向、Y方向と記載することがある。
次に、固定子20及びステータヨーク30についてより詳細に説明する。図2は、実施形態1に係る固定子20の具体的構造の一例を示す図である。図2では、固定子20をZ方向から見ている。また、図2では、芯部32を構成するティース61を明示することを目的として、図1で芯部32を取り巻いていたコイル50の巻線の一部の図示を省略している。図3は、実施形態1に係るステータヨーク30が有する電磁鋼板層の積層構造を示す図である。図3では、ステータヨーク30をZ方向に直交する1方向(例えば、Y方向)から見ている。図4は、実施形態1に係る1つの電磁鋼板60を示す図である。
ステータヨーク30は、例えば図3に示すように、電磁鋼板層がZ方向に複数積層された構造を有する。1つの電磁鋼板層には、図2及び図3に示すように、電磁鋼板60が環状に複数配置されている。電磁鋼板60は、図2及び図4に示すように、2つのティース61を有する。ステータヨーク30は、積層構造によって複数の電磁鋼板層の各々が有する電磁鋼板60のティース61が積層されることでコイル50の芯部32を形成している。すなわち、例えば図3に示すように、固定子20に設けられるコイル50の芯として機能する芯部32は、Z方向に積層されたティース61からなる。
1つの電磁鋼板60は、例えば図4に示すように、2つのティース61を物理的に連続させている基部62を有する。具体的には、基部62は、例えば1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士を所定の距離で位置させる円弧状の形状を有する。1つの電磁鋼板層において複数の電磁鋼板60が環状に配置され、かつ、複数の電磁鋼板層が積層されることで、基部62同士が当接して縁部31が形成される。本実施形態では、電磁鋼板60が有する2つのティース61同士は、回転子10の反対側が非連続である。具体的には、例えば図4に示すように、基部62の反対側において、ティース61の先端は隣接する他のティース61に対して隙間をあけて配置されている。このように、ステータヨーク30の径方向について基部62から突出するよう設けられたティース61同士の間には隙間(スロット)が設けられている。また、電磁鋼板層に配置された電磁鋼板60は、2つのティース61に対して回転子側に位置する基部62から回転子10の反対側に2つのティース61が突出している。
より具体的には、図1に示すような所謂アウタロータの電動機1では、基部62が有する円弧の内側に向かうように突出する2つのティース61が電磁鋼板60に設けられている。基部62の形状は必ずしも円弧状でなくてよい。例えば図4等に示すように、基部62のティース61が突出する側はティース61の突出方向に直交する直線状であってもよい。図4に示す電磁鋼板60は、例えると、基部62から2つのティース61が突出することで2つのT字の上辺が連結されているような形状となっている。芯部32を構成するティース61に対してT字の上辺のように円周方向の両側が突出する基部62は、径方向についてコイル50が係止する。これによって、回転子10が位置する方向に対するコイル50の巻線の延出、飛び出し等を抑制することができる。また、基部62は、連結されたT字の上辺のうちティース61が突出していない側が円弧状になっている。
基部62は、1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士の中間点に対応する部分が他の部分よりも細くなっている。より具体的には、例えば、当該中間点に対応する部分である中間部63は、径方向について内側が凹レンズ断面の湾局形状のように湾曲しており、径方向についての基部62の太さが細まっている。ティース61は、回転軸方向に沿って複数が積層されることで芯部32を形成し、コイル50が設けられる構成であるが、隣接するコイル50同士の間で互いに磁気が回り込むことによる磁気の干渉が生じ得る。係る磁気の干渉は、電動機1の効率をより高める観点においてより低減されることが望ましい。磁気の回り込みは、ティース61同士が物理的に連結されていない開スロットKSよりもティース61同士が物理的に連結されている閉スロットHSで相対的に強く生じる傾向を示す。また、磁気の回り込みは、閉スロットHSにおける物理的な連続の度合いが大きい程相対的に強く生じる傾向を示す。そこで、本実施形態では、ティース61同士の中間点に対応する部分を他の部分よりも細くすることで、磁気の回り込みを抑制している。これによって磁気の干渉による効率の低下を抑制することができ、電動機1の効率をより高い効率とすることができる。なお、図2において括弧付きで符号が付されている中間部63は、符号に括弧が付されていない中間部63を有する電磁鋼板60が配置された電磁鋼板層と異なる電磁鋼板層に配置されている電磁鋼板60の中間部63である。
次に、電磁鋼板層について説明する。1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60の配置の位相は、2通りある。固定子20は、係る2通りの位相の電磁鋼板層を有する。具体的には、2通りの位相同士は、電磁鋼板60の配置の位相が1ティース分ずれている。
図5は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60の配置の2通りの位相のうち一方を示す図である。図6は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60の配置の2通りの位相のうち他方を示す図である。図5と図6の差異は、同一方向から見た位相の異なる電磁鋼板60の配置の差異を示している。以下、図5に示す一方の位相を第1位相と記載することがある。また、図6に示す他方の位相を第2位相と記載することがある。符号PS1は、第1位相の電磁鋼板層を示す。符号PS2は、第2位相の電磁鋼板層を示す。2つの位相同士で電磁鋼板60の配置の位相が1ティース分ずれていることで、1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61の配置は2つの位相間で互い違いになる。具体的には、例えば第1位相において1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61であるティース61a,61bのうち一方(ティース61a)が配置されている位置には、第2位相において他方(ティース61b)が位置している。また、第2位相において1つの電磁鋼板60が有するティース61a,61bのうち一方(ティース61a)が配置されている位置には、第1位相において他方(ティース61b)が位置している。図5及び図6では、位相を区別する目的で、2つのティース61のうち一方に符号61aを付し、他方に符号61bを付している。
本実施形態では、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60同士は、隙間をあけて配置されている。具体的には、1つの電磁鋼板層において環状に配置されている電磁鋼板60同士は非接触である。より具体的には、それぞれ異なる電磁鋼板60が有する2つのティース61であって非接触の状態で隣接するティース61同士の間隔と、1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士の間隔と、が同一になるように1つの電磁鋼板層における環状の配置方向に沿って電磁鋼板60が配置されている。このように、2つのティース61同士の隙間(スロット)が1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士の隙間(閉スロットHS)であるか異なる電磁鋼板60が有する2つのティース61同士の隙間(開スロットKS)であるかに関わらず、環状に配置されたティース61同士の間隔は同一である。
本実施形態では、電磁鋼板60の形状は、それぞれ異なる電磁鋼板60が有する2つのティース61であって非接触の状態で隣接するティース61同士の間隔と1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士の間隔とを同一にすることができる形状である。具体的には、基部62のうち1つの電磁鋼板60が有する2つのティース61同士を連結するよう延設されている部分の延設長は、ティース61からその延設方向の反対側に向かって突出する部分の延設長の2倍以上である。
本実施形態では、隣接する電磁鋼板層同士の複数の電磁鋼板60の配置の位相が異なる。具体的には、ステータヨーク30は、例えば図3に示すように、第1位相の電磁鋼板層PS1と第2位相の電磁鋼板層PS2とが交互に積層されてなる。このため、軸方向について、開スロットKSと閉スロットHSとが交互に並ぶ。また、本実施形態では、例えば図3に示すように、2通りの位相の電磁鋼板層の各々の数が等しい。この場合、ステータヨーク30のスロットは、回転軸方向について2層の電磁鋼板層につき1層が開スロットKSであり1層が閉スロットHSであるスロット(半閉スロット)になる。係る構造によれば、1層の電磁鋼板層が環状に完全に連続する完全な閉スロットHSである構造に比して軽量になる。また、係る構造によれば、ティース61が積層されてなる芯部32に設けられるコイル50同士の間で互いに生じる磁気の回り込みを低減させることができるため、電動機1の効率をより高めることができる。
図7は、同一の位相の電磁鋼板層が連続して積層される場合の一例を示す図である。図3に示す例では、回転軸方向に隣接する電磁鋼板層同士の複数の電磁鋼板60の配置の位相が異なっているが、これは積層されている電磁鋼板層同士の位相の関係の一例を示すものであってこれに限られるものでない。例えば図7に示すように、同一位相の連続数が2以上であってもよい。同一位相の連続数とは、同一の位相を有する電磁鋼板層が回転軸方向に沿って連続する数である。図7に示す例の場合、同一位相の連続数は5であるが、4以下又は6以上の任意の自然数であってもよい。
図8は、電動機の製造工程のうち、特にステータの製造工程の流れの一例を示すフローチャートである。まず、2つのティース61を有する電磁鋼板60を形成する(ステップS1)。具体的には、例えば図4に示すような電磁鋼板60の形状に対応した金型を用いて複数枚積層された無方向性電磁鋼板を一括で打ち抜くことで、同一の形状を有する電磁鋼板60を複数枚同時に形成することができる。一度に形成する電磁鋼板60の数は任意である。また、打ち抜きに際して積層された複数の無方向性電磁鋼板の各々の厚みは、例えば図4に示す1つの電磁鋼板層の厚みに対応する厚みであり、一様である。
次に、複数の電磁鋼板60をステータヨーク30の径に応じて環状に配置して1つの電磁鋼板層を形成する(ステップS2)。ステップS2の工程は、複数回繰り返される。係る繰り返しにおいて、直前に形成された電磁鋼板層に積層するように次の電磁鋼板層を構成する電磁鋼板60を配置することでステータヨーク30を構成する複数の電磁鋼板層を積層する。また、ステップS2の工程の繰り返しに際して、予め定められた同一位相の連続数に応じた電磁鋼板層の積層が行われる度に(ステップS3;Yes)、1つの電磁鋼板層を構成する電磁鋼板60の配置の位相を切り替える(ステップS4)。なお、図3に示す例の場合、同一位相の連続数は1であるものとする。本実施形態では、このようにして電磁鋼板60が環状に複数配置された電磁鋼板層を複数積層してステータヨーク30を形成する。ここで、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60の配置の位相は、2通りある。また、ステータヨーク30は、2通りの位相の電磁鋼板層を有する。本実施形態では、ステップS4の工程を最低1回以上経て、複数の電磁鋼板層を積層する。予め定められた電磁鋼板層の積層数に達するまで(ステップS5;No)、ステップS2の処理による電磁鋼板層の形成を繰り返すことで電磁鋼板層を積層する。2回目以降のステップS2の処理は、直前の電磁鋼板層に積み重ねられる位置で行われる。これによって、電磁鋼板層が積層される。
予め定められた電磁鋼板層の積層数だけ電磁鋼板層の積層が完了した場合(ステップS5;Yes)、次に、積層された電磁鋼板層を構成する電磁鋼板60同士を固定する(ステップS6)。固定の方法として、例えば積層された電磁鋼板層に対する接着剤の含浸、溶接、カシメ等が挙げられるが、これらの方法は一例であってこれに限られるものでなく、適宜変更可能である。例えば、接着鋼板を用いて電磁鋼板60を形成するようにしてもよい。
次に、積層されたティース61を芯としたコイル50を設ける(ステップS7)。具体的には、電磁鋼板層が積層されて固定されることで、回転軸方向に連続するティース61がコイル50を配設可能な芯部32になる。コイル50は、予め芯部32の外径に応じて巻線された銅線等の電線を嵌め込むことで配設されてもよいし、芯部32に電線が巻き回されることで形成されてもよい。なお、本実施形態のように、電磁鋼板60が有する2つのティース61同士は、回転子10の反対側が非連続である場合、予め芯部32の外径に応じて巻線された電線を嵌め込むことでコイル50を配設することができるので、コイル50を設ける工程をより簡便にすることができる。
次に、コイル50が設けられたステータヨーク30にステータバックヨーク40を取り付ける(ステップS8)。具体的には、例えば図1に示すように、ステータバックヨーク40をステータヨーク30の内側に嵌め込む。ステータヨーク30とステータバックヨーク40とは、接着剤の含浸、溶接、カシメ等の方法によって固定されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、1つの電磁鋼板60が有するティース61を2つとして係る電磁鋼板60を環状に配置することでより1つの電磁鋼板層により多くのティース61が設けられるので、ティース61の形状のばらつきをより低減することができる。すなわち、一体的に形成されるティース61は1つの電磁鋼板60につき2つであるため、この2つのティース61の形状の整合性について精度を確保することで全てのティース61の形状の整合性について精度を確保することができる。また、1つの電磁鋼板層に複数の電磁鋼板60が環状に配置されることで、1つの電磁鋼板60が磁気的な方向性を有していたとしても1つの電磁鋼板層が1つの電磁鋼板60が有する磁気的な方向性に支配されにくくなり、各ティース61の磁気特性のばらつきをより低減することができる。また、2つのティース61を有する電磁鋼板60を環状に配置した電磁鋼板層を異なる2つの位相で積層するので、位相の異なる電磁鋼板層の積層による立体的な構造によって十分な剛性を確保することができる。
また、2通りの位相同士は、電磁鋼板60の配置の位相が1ティース61分ずれている。従って、異なる位相の電磁鋼板層が積層される位置では2つのティース61を有する電磁鋼板60が互い違いになる。よって、位相の異なる電磁鋼板60同士が積層されることで環状に連続する構造を形成することができることから、環状の構造体として十分な剛性を確保することができる。
また、電磁鋼板60が有する2つのティース61同士は、回転子10の反対側が非連続である。従って、ティース61が積層された芯に対してあらかじめ形成されたコイル50を嵌め込むことができ、コイル50を設けやすくなる。
また、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板60同士は、隙間をあけて配置されている。従って、電磁鋼板層が環状に完全に連続している構造に比して軽量化することができる。また、コイル50同士の間で互いに生じる磁気の回り込みを低減させることができるため、電動機1の効率をより高めることができる。
また、2通りの位相の電磁鋼板層の各々の数が等しい。従って、強度及び磁気特性について固定子20全体でバランスをとりやすくなる。
また、回転軸方向に隣接する電磁鋼板層同士の複数の電磁鋼板60の配置の位相が異なる。従って、2つの層の電磁鋼板層が積層される位置では2つのティース61を有する電磁鋼板60が互い違いになる。よって、位相の異なる電磁鋼板60同士が積層されることで環状に連続する構造を形成することができることから、環状の構造体としてより確実に十分な剛性を確保することができる。
また、1つの電磁鋼板60において2つのティース61を物理的に連続させている基部62は、当該2つのティース61同士の中間点に対応する部分が他の部分よりも細くなっている。従って、環状の方向に隣接するコイル50同士の間で互いに生じる磁気の回り込みを低減することができ、電動機1の効率をより高い効率とすることができる。
また、固定子20は、ティース61に対して回転子10の反対側に設けられた円筒状のヨークを有し、ヨークは、回転軸方向について一体である。従って、電磁鋼板層の積層方向について一体であるヨークによって固定子20が支持されるので、より確実に十分な剛性を確保することができる。
実施形態1で説明した電動機1は、回転子10が固定子20の外側に位置する所謂アウタロータの電動機であるが、これは一例であってこれに限られるものでなく、適宜変更可能である。
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態2に係る電動機100の主要構成を示す図である。図10は、実施形態2に係る固定子120の具体的構造の一例を示す図である。図11は、実施形態2に係るステータヨーク130が有する電磁鋼板層の積層構造を示す図である。図12は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板160の配置の2通りの位相のうち一方を示す図である。図13は、1つの電磁鋼板層における複数の電磁鋼板160の配置の2通りの位相のうち他方を示す図である。図14は、同一の位相の電磁鋼板層が連続して積層される場合の別の一例を示す図である。実施形態2に係る電動機100は、例えば図9に示すように、回転子110が固定子120の内側に位置する所謂インロータの電動機100である。所謂インロータの電動機100では、基部162が有する円弧の外側に向かうように突出する2つのティース161が電磁鋼板160に設けられている。基部162の形状は必ずしも円弧状でなくてよい。例えば図9、図10等に示すように、基部162のティース161が突出する側はティース161の突出方向に直交する直線状であってもよい。
実施形態2では、図9に示すように、ロータヨーク111に対してステータが外周側にある。実施形態2では、ロータが有する複数の磁石112は、ロータヨーク111の外周面に沿って環状に配置されている。また、実施形態2では、図9から図13に示すように、コイル150がステータヨーク130の外側に設けられている。また、実施形態2のステータバックヨーク40は、ステータヨーク130の外側に設けられている。これらのようなインロータの電動機100とアウタロータの電動機1との差異に係る特筆事項を除いて、実施形態2に係る電動機100の特徴は、実施形態1に係る電動機1の特徴と同様であってよい。例えば、実施形態1に係り図7を参照して説明したように、実施形態2においても例えば図14に示すように同一位相の連続数を任意に設定可能である。
また、インロータの電動機100とアウタロータの電動機1との差異に係る特筆事項を除いて、実施形態1に係る電動機1の説明のうち、回転子10、ロータヨーク11、磁石12、固定子20、ステータヨーク30、縁部31、芯部32、コイル50、電磁鋼板60、ティース61,61a,61b、基部62、中間部63、閉スロットHS、開スロットKS、第1位相の電磁鋼板層PS1、第2位相の電磁鋼板層PS2の各構成に係る説明は、各構成の符号をそれぞれ、回転子110、ロータヨーク111、磁石112、固定子120、ステータヨーク130、縁部131、芯部132、コイル150、電磁鋼板160、ティース161,161a,161b、基部162、中間部163、閉スロットhs、開スロットks、第1位相の電磁鋼板層ps1、第2位相の電磁鋼板層ps2と置換することで、実施形態2に係る電動機100の説明として読み替えることができる。
(実施形態3)
図15は、本発明の実施形態3に係る電動機200の主要構成を示す図である。図16は、実施形態3に係る固定子20,120の具体的構造の一例を示す図である。電動機200は、例えば図9に示すように、固定子120の内側に設けられた回転子110と固定子20の外側に設けられた回転子10を有する所謂二軸一体型の電動機200である。図15、図16に示すように、実施形態3に係る電動機200は、外側のロータに対応するステータヨーク30と内側のロータに対応するステータヨーク130とが個別に設けられている。外側のロータに対応するステータヨーク30は、実施形態1に係るステータヨーク30と同様である。内側のロータに対応するステータヨーク130は、実施形態2に係るステータヨーク130と同様である。実施形態3に係る電動機200が有する2つのステータヨーク30,130は、例えば図15、図16に示すように1つのステータバックヨーク40を共有しているが、これは一例であってこれに限られる物でない。二軸一体型モータである電動機は、例えばステータヨーク30,130の各々に対して個別に設けられたステータバックヨーク40を有していてもよい。
また、電動機200のような二軸一体型モータでは、例えば図15、図16に示すように、回転軸方向について同じ位置である電磁鋼板層を構成する電磁鋼板60,160の配置を、開スロットKSと開スロットksとが回転軸Pに直交する一直線上に位置しないようにしてもよい。係る配置によって、外側のステータヨーク30における開スロットKS及び閉スロットHSの位相と内側のステータヨーク130における開スロットks及び閉スロットhsの位相とをずらすことができ、より確実に十分な剛性を確保することができる。
本実施形態に係る電動機は、小型部品の搬送装置、電子部品検査装置、半導体検査装置など、各種産業機械のアクチュエータとしての使用が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
1,100,200 電動機
10,110 回転子
11,111 ロータヨーク
12,112 磁石
20,120 固定子
30,130 ステータヨーク
31,131 縁部
32,132 芯部
40 ステータバックヨーク
50,150 コイル
60,160 電磁鋼板
61,61a,61b,161,161a,161b ティース
62,162 基部
63,163 中間部
HS,hs 閉スロット
KS,ks 開スロット
P 回転軸
PS1,ps1 第1位相の電磁鋼板層
PS2,ps2 第2位相の電磁鋼板層

Claims (9)

  1. ロータヨークと磁石とを有する回転子と、
    2つのティースを有する電磁鋼板が環状に複数配置された電磁鋼板層が前記回転子の回転軸方向に複数積層された固定子とを備え、
    前記固定子に設けられるコイルの芯は、前記回転軸方向に積層された前記ティースからなり、
    1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板の配置の位相が2通りあり、
    前記固定子は、前記2通りの位相の電磁鋼板層を有する
    電動機。
  2. 前記2通りの位相同士は、前記電磁鋼板の配置の位相が1ティース分ずれている
    請求項1に記載の電動機。
  3. 前記電磁鋼板層に配置された前記電磁鋼板は、前記2つのティースに対して前記回転子側に位置する基部から前記回転子の反対側に前記2つのティースが突出しており、
    前記電磁鋼板が有する前記2つのティース同士は、前記回転子の反対側が非連続である
    請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板同士は、隙間をあけて配置されている
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電動機。
  5. 前記2通りの位相の電磁鋼板層の各々の数が等しい
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電動機。
  6. 前記回転軸方向に隣接する電磁鋼板層同士の複数の前記電磁鋼板の配置の位相が異なる
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電動機。
  7. 1つの電磁鋼板において前記2つのティースを物理的に連続させている基部は、当該2つのティース同士の中間点に対応する部分が他の部分よりも細くなっている
    請求項1から6のいずれか一項に記載の電動機。
  8. 前記固定子は、前記ティースに対して前記回転子の反対側に設けられた円筒状のヨークを有し、
    前記ヨークは、前記回転軸方向について一体である
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電動機。
  9. 2つのティースを有する電磁鋼板が環状に複数配置された電磁鋼板層を複数積層して固定子を形成し、
    積層された前記ティースを芯としたコイルを設ける電動機の製造方法であって、
    1つの前記電磁鋼板層における複数の前記電磁鋼板の配置の位相が2通りあり、
    前記固定子は、前記2通りの位相の電磁鋼板層を有する
    電動機の製造方法。
JP2016143926A 2016-07-22 2016-07-22 電動機及び電動機の製造方法 Active JP6315036B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016143926A JP6315036B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 電動機及び電動機の製造方法
KR1020197000089A KR20190020017A (ko) 2016-07-22 2017-07-18 전동기 및 전동기의 제조방법
CN201780043708.7A CN109478803A (zh) 2016-07-22 2017-07-18 电动机及电动机的制造方法
PCT/JP2017/025988 WO2018016495A1 (ja) 2016-07-22 2017-07-18 電動機及び電動機の製造方法
US16/061,785 US10250113B2 (en) 2016-07-22 2017-07-18 Electric motor and manufacturing method for electric motor
TW106124285A TWI662769B (zh) 2016-07-22 2017-07-20 電動機及電動機的製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016143926A JP6315036B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 電動機及び電動機の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018014848A true JP2018014848A (ja) 2018-01-25
JP6315036B2 JP6315036B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=60992508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016143926A Active JP6315036B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 電動機及び電動機の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10250113B2 (ja)
JP (1) JP6315036B2 (ja)
KR (1) KR20190020017A (ja)
CN (1) CN109478803A (ja)
TW (1) TWI662769B (ja)
WO (1) WO2018016495A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019205241A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 Ntn株式会社 三相永久磁石同期モータおよびこの三相永久磁石同期モータを備えた車両用動力装置、発電機およびこの発電機を備えた発電機付車輪用軸受

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174531A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Shibaura Eng Works Co Ltd モ−タの固定子鉄心部材
JPH05344665A (ja) * 1992-06-05 1993-12-24 Fujitsu General Ltd 電動機の固定子
JP2008148550A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 General Electric Co <Ge> 航空機用の両面式スタータ/発電機
JP2015037379A (ja) * 2013-08-09 2015-02-23 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム 単相ブラシレスモータ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2206308A (en) * 1938-10-22 1940-07-02 Mono Phase Inc Induction motor
US2235903A (en) * 1938-12-24 1941-03-25 Westinghouse Electric & Mfg Co Core structure for dynamoelectric machines
JP2888142B2 (ja) * 1993-11-08 1999-05-10 三菱電機株式会社 回転電動機並びにその製造方法
US7595578B2 (en) * 2005-05-06 2009-09-29 Mistuba Corporation Motor, rotary electric machine and its stator, and method for manufacturing the stator
JP2010104160A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Panasonic Corp デュアルロータモータおよびその製造方法
CN203368163U (zh) 2010-08-26 2013-12-25 三菱电机株式会社 旋转电机和用于制造其定子铁芯的定子铁芯制造装置
CN101964571B (zh) * 2010-10-27 2012-11-28 南京航空航天大学 内外双转子混合励磁双凸极电机
US8866362B2 (en) * 2011-10-25 2014-10-21 General Electric Company Lamination stack for an electrical machine stator
JP2014007948A (ja) 2012-05-30 2014-01-16 Nsk Ltd モータコア、モータ、搬送装置及びモータコアの製造方法
KR101684841B1 (ko) 2014-03-05 2016-12-08 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 영구 자석형 회전 전기
DE102014111241A1 (de) * 2014-08-07 2016-02-11 Schuler Pressen Gmbh Blech- oder Sinterteil für einen Stator oder einen Läufer einer elektrischen Maschine sowie Verfahren zu dessen Herstellung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174531A (ja) * 1987-01-12 1988-07-19 Shibaura Eng Works Co Ltd モ−タの固定子鉄心部材
JPH05344665A (ja) * 1992-06-05 1993-12-24 Fujitsu General Ltd 電動機の固定子
JP2008148550A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 General Electric Co <Ge> 航空機用の両面式スタータ/発電機
JP2015037379A (ja) * 2013-08-09 2015-02-23 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム 単相ブラシレスモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019205241A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 Ntn株式会社 三相永久磁石同期モータおよびこの三相永久磁石同期モータを備えた車両用動力装置、発電機およびこの発電機を備えた発電機付車輪用軸受

Also Published As

Publication number Publication date
TW201820748A (zh) 2018-06-01
JP6315036B2 (ja) 2018-04-25
TWI662769B (zh) 2019-06-11
US20180367018A1 (en) 2018-12-20
WO2018016495A1 (ja) 2018-01-25
US10250113B2 (en) 2019-04-02
CN109478803A (zh) 2019-03-15
KR20190020017A (ko) 2019-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2713479A2 (en) Split stator core of a rotary electric machine and corresponding manufacturing method
JP6536273B2 (ja) ロータ、およびモータ
JP2009131050A (ja) 回転電機
JP2013027240A (ja) 回転電機
JP6261809B2 (ja) 固定子および回転電機
CN108258854B (zh) 马达
JP6293576B2 (ja) 回転電機用のステータ
JP2021035309A (ja) コイル、ステータ、及びモータ
JP2012100479A (ja) 回転電機用電機子
JP2005151785A (ja) リング状の電機子コイルを有する同期発電機
JP6315036B2 (ja) 電動機及び電動機の製造方法
JP2019088033A (ja) 電機子
JP2015154555A (ja) モータ
US20180278111A1 (en) Rotating electric machine
CN112689939A (zh) 旋转电机用转子铁芯
JP2017163675A (ja) 固定子鉄心、固定子及び回転電機
JP5314115B2 (ja) レゾルバ
JP2013070494A (ja) ステータコアおよびモータ
JP2019118166A (ja) 回転電機のステータ
US20200313473A1 (en) Electric motor having split core stator
JP5256835B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP2015019452A (ja) コイル及びコイル形成方法
JP2020025380A (ja) 同期リラクタンスモータの回転子及び同期リラクタンスモータ回転子の二次導体バー形成方法
JP2016181999A (ja) 固定子および固定子の製造方法
JP6110261B2 (ja) ステータ及びモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171128

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171128

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20171205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6315036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150