JP2018013284A - グリル装置 - Google Patents

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【課題】グリル扉の開閉操作に際して衝突音や振動音の発生を抑制することができるグリル装置を提供する。【解決手段】内部に加熱手段を備えるグリル庫8と、グリル庫8の前面開口を開閉自在に閉塞するグリル扉9とを備える。グリル庫8とグリル扉9との間に耐熱性を有する緩衝体20を設ける。グリル扉9が緩衝体20を介してグリル庫8に当接することにより、衝撃を緩和して衝突音や振動音の発生を抑制する。【選択図】図3

Description

本発明は、焼き物調理等を行うためのグリル装置に関する。
従来、この種のグリル装置として、グリル庫の前端の開放部がグリル扉に閉塞され、グリル扉を把持して引っ張ることによりグリル扉に連結されているグリル皿がグリル庫から引き出されるものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この種のグリル装置は、グリル庫の両側にレールが設けられており、このレールの案内によりグリル扉の引き出し操作が円滑に行われるようになっている。
特開2008−295671号公報
ところで、上記従来のものでは、引き出し状態のグリル扉を押し戻してグリル庫を閉じるとき、操作時の勢いが余ってグリル扉がグリル庫の前端に衝突することがあり、このときに衝突音や、グリル庫内でのグリル皿等の振動音が発生することにより、使用者に不快感を与える不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、グリル扉の開閉操作に際して衝突音や振動音の発生を抑制することができるグリル装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、内部に加熱手段を備えるグリル庫と、該グリル庫の前面開口を開閉自在に閉塞するグリル扉とを備えるグリル装置において、
前記グリル庫と前記グリル扉との間に耐熱性を有する緩衝体を設け、前記グリル扉が前記緩衝体を介して前記グリル庫に当接するように構成されていることを特徴とする。
これによれば、前記グリル庫と前記グリル扉とが前記緩衝体を介して互いに当接するので、前記グリル庫と前記グリル扉との両当接面が互いに当接する際の衝撃が緩和され、衝突音や振動音の発生を抑制することができる。
また、本発明において、前記緩衝体は、金属製細線によって不織布状に形成されたものが採用されていることが好ましい。緩衝体を金属製とすることにより耐熱性を得ることができ、不織布状に形成することにより適度な緩衝性を得ることができる。しかも、金属製細線により不織布状に形成することで、緩衝体を比較的軽量とすることができ、例えば、グリル扉の重量増加を抑えてグリル扉に緩衝体を設けることができる。
また、本発明において、前記緩衝体は、汚染防止用の被覆が施されていることが好ましい。これによれば、例えば、調理の際に油等が緩衝体に付着することによる緩衝作用の低下を防止することができ、掃除や手入れ等の使用者負担を軽減することができる。
本発明の実施形態のグリル装置を具備するコンロの斜視図。 グリル扉の裏面側の緩衝体を示す図。 グリル扉とグリル庫との当接状態を示す説明図。 緩衝体の一例を示す斜視図 緩衝体の取り付け状態の一例を示す説明的断面図。 緩衝体の取り付け状態の他の例を示す説明的断面図。 グリル庫への緩衝体の取付け例を示す説明図。 グリル扉への緩衝体の他の取付け例を示す説明図。 グリル庫への緩衝体の他の取付け例を示す説明図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、システムキッチンのカウンタトップ(図示せず)に組み込むビルトイン式コンロを示している。
このコンロは、カウンタトップに開設した開口に落とし込むようにして設置するコンロ本体1と、コンロ本体1の上面を覆うようにしてカウンタトップに載置する天板2とを備えている。コンロ本体1には、前側の左右2個と後側の1個の計3個のコンロバーナ3が配置されると共に、グリル装置4が内蔵されている。そして、天板2に、これら各コンロバーナ3を臨ませる開口を形成して、各開口を囲うように五徳5を載置している。
天板2の後部にはグリル装置4用の排気口が開設され、この排気口を覆う排気カバー6が載置されている。各コンロバーナ3には、その内周空間に位置させて、五徳5上の調理容器の底面に当接してその温度を検出する鍋底温度センサ7が付設されている。
カウンタトップの下で前方に露出するコンロ本体1の前面部分には、後述するグリル庫8の前面開口を閉じるグリル扉9とその左右の前面パネル10とが設けられている。各前面パネル10には、各コンロバーナ3やグリル装置4に対応する複数の操作摘み11が前面パネル10の前方に突没自在に組み込まれている。グリル装置4は、コンロ本体1内に設置されるグリル庫8と、グリル庫8の前面を開閉自在に閉塞するグリル扉9とを備えている。
グリル庫8には、焼き網12をその前後に垂設した脚片部13を介して載置するグリル皿14と、グリル皿14を支持する図示しない皿支持枠とが収納されている。皿支持枠の先端にはグリル扉9が連結されており、グリル扉9の取っ手16を把持して前方に引っ張ることで、焼き網12及びグリル皿14を引き出すことができるようになっている。なお、図1は、焼き網12及びグリル皿14を引き出した状態を示している。グリル庫8は、図示しないが、内側上部に加熱手段としての上火バーナを備え、横方向内側に加熱手段としての下火バーナを備えている。
グリル庫8の横方向両側には、グリル扉9の引き出し操作を案内するレール機構19が設けられている。レール機構19は、前方に伸長するレール可動部19aを備え、レール可動部19aは、先端がグリル扉9に連結され、コンロ本体1の内部に固定された図示しない固定案内部に進退方向に案内される。
レール機構19は、図示しない引き込み機構を備えている。引き込み機構は、グリル扉9がグリル庫8の前面開口を閉じる直前から完全に閉じるまでの間、グリル扉9に対して閉じる方向の付勢力を付与する。これにより、グリル扉9がグリル庫8の前面開口を確実に閉じるようになっている。
また、図2に示すように、グリル扉9の裏面側には、複数の緩衝体20が取り付けられている。緩衝体20は、グリル庫8の前面開口の外周の開口枠8a(図1参照)に対応する位置に配設されている。グリル扉9がグリル庫8の前面開口を閉じるとき、グリル庫8の開口枠8aの面にグリル扉9の裏面が当接するが、図3に模式的に示すように、グリル扉9とグリル庫8の開口枠8aとの間に緩衝体20が介在することにより、グリル扉9がグリル庫8に当接する際の衝撃が緩和され、衝突音や振動音の発生が抑制される。
本実施形態における緩衝体20は、金属製細線によって不織布状に形成された緩衝性を有するブロックを採用した。この緩衝体20の材料として好適に採用されるものは、例えば、図4に示すものであり、簡単な加工(裁断等)で所望の形状が得られるものである。なお、緩衝体20の形状は円板形状、ドーナツ状、或いは四角板状等の多角形等が挙げられ、取り付け場所に応じて適宜選択して用いることができる。
緩衝体20は、金属製であることにより耐熱性を有し、不織布状であることにより緩衝性を有している。特に、本実施形態のように加熱手段として上火バーナや下火バーナを備えるグリル装置4の場合、300℃以上の耐熱性が必要であるが、緩衝体20を金属製としたことにより、高い耐熱性を容易に得ることができる。
更に、緩衝体20は、図示しないが、汚染防止用の被覆が施されている。汚染防止用の被覆として、具体的には、フッ素コートやDLC(Diamond-Like Carbon)コートを挙げることができる。緩衝体20に汚染防止用の被覆を施すことにより、緩衝体20の耐久性が向上すると共に、掃除や手入れ等の使用者負担が軽減できる。特にDLCコートは、周知の通り、低摩耗性(高硬度)、低摩擦係数、耐凝着性、耐腐食性を有するだけでなく、300℃〜500℃の耐熱性を有することにより、本実施形態の緩衝体20に最も好適に採用することができる。
緩衝体20は、図5Aに示すように、グリル扉9の裏面板9aに形成した支持部9bに支持されている。そして、グリル扉9がグリル庫8の前面開口を閉じると、図5Bに示すように、緩衝体20がグリル扉9とグリル庫8とに挟み込まれて圧縮される。これにより、緩衝体20の緩衝作用が発揮される。このとき、グリル庫8の開口枠8aに凹部8bを形成しておくことで、凹部8bに緩衝体20を収容してグリル扉9とグリル庫8との隙間を小さくすることができる。
ここで、本発明者は、本実施形態のグリル装置4と、緩衝体20を設けていないグリル装置とで、グリル扉9のグリル庫8への押し込み動作に際して発生する音圧レベルを測定した。その結果、緩衝体20を設けていないグリル装置では、グリル扉9がグリル庫8を閉じたときの音圧レベルが71.8dBであったのに対し、本実施形態のグリル装置4のグリル扉9がグリル庫8を閉じたときの音圧レベルは65.9dBであった。このことから、本実施形態のグリル装置4は、緩衝体20の緩衝作用が十分に発揮され、衝突音や振動音を低減する効果が得られることが明らかとなった。
また、緩衝体20は、図6Aに示すように、グリル扉9の裏面板9aにビス21を用いて取り付けてもよい。これによっても、図6Bに示すように、緩衝体20は、グリル扉9とグリル庫8とに挟み込まれて圧縮されて緩衝作用を発揮する。
なお、緩衝体20は、図2に示すように、グリル扉9の裏面板9aに設けてもよいが、これに替えて、図7に示すように、グリル庫8の前面開口の外周の開口枠8aに設けてもよい。
また、図8に示すように、グリル扉9の裏面板9aの外側全周に緩衝体22を設けてもよく、或いは、図9に示すように、グリル庫8の開口枠8aの全周に緩衝体22を設けてもよい。これによれば、グリル庫8をグリル扉9が閉じたときのシール性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、緩衝体20として最も好適な金属製細線を材料として用いたが、それ以外に、金属製繊維によるスチールウール、ガラス繊維によるガラスウール等を用いて緩衝体を形成してもよい。
また、実施形態においては、ドロップイン式コンロに組み込むグリル装置4に本発明を適用したものについて説明したが、卓上式コンロに組み込むグリル装置、更にはコンロに組み込まずに独立して設けられるグリル装置にも同様に本発明を適用することができる。
4…グリル装置、8…グリル庫、9…グリル扉、20,22…緩衝体。

Claims (3)

  1. 内部に加熱手段を備えるグリル庫と、該グリル庫の前面開口を開閉自在に閉塞するグリル扉とを備えるグリル装置において、
    前記グリル庫と前記グリル扉との間に耐熱性を有する緩衝体を設け、前記グリル扉が前記緩衝体を介して前記グリル庫に当接するように構成されていることを特徴とするグリル装置。
  2. 前記緩衝体は、金属製細線によって不織布状に形成されたものが採用されていることを特徴とする請求項1記載のグリル装置。
  3. 前記緩衝体は、汚染防止用の被覆が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載のグリル装置。
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