JP2018006217A - 電極タブとバスバとの接合状態の検査方法 - Google Patents

電極タブとバスバとの接合状態の検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電極タブとバスバとの接合状態を十分に検査することができる検査方法を提供する。【解決手段】電極タブとバスバとの接合状態の検査方法は、複数の単電池110における電極タブ112と、電極タブを挿入させる孔132dを備え少なくとも異なる単電池の電極タブ同士を電気的に接続する例えば132と、の接合状態を検査する方法である。この検査方法は、孔から先端部112sが突出するように挿入してバスバに接合された状態の電極タブとバスバとの接合状態を、先端部を折り曲げて検査する検査工程を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、電極タブとバスバとの接合状態の検査方法に関する。
組電池は、例えば、電気自動車のような車両に複数台搭載され、車両用モータを駆動させる電源として使用されている。組電池は、発電要素を含み扁平に形成した電池本体と電池本体から導出した電極タブとを備えその厚み方向に積層した複数の単電池と、少なくとも異なる単電池の電極タブ同士を電気的に接続するバスバと、を有している。
このような組電池の製造においては、電極タブとバスバとを例えばレーザ溶接によって接合する技術が知られている(特許文献1を参照。)。
特開2011−210725号公報
ところで、電極タブとバスバとの接合状態の良否を、作業者の目視による外観検査や、所定の工具を電極タブに押し当てて行う接合強度検査に委ねると、検査のレベルが大きくばらついて、検査が不十分となる虞がある。
本発明は、上記の要請に応えるためになされたものであり、電極タブとバスバとの接合状態を十分に検査することができる検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法は、発電要素を含み扁平に形成した電池本体と前記電池本体から導出した電極タブとを備えその厚み方向に積層した複数の単電池における前記電極タブと、前記電極タブを挿入させる孔を備え少なくとも異なる前記単電池の前記電極タブ同士を電気的に接続するバスバと、の接合状態を検査する方法である。この検査方法は、前記孔から先端部が突出するように挿入して前記バスバに接合された状態の前記電極タブと前記バスバとの接合状態を、前記先端部を折り曲げて検査する検査工程を有する。
電極タブとバスバとの接合状態の検査方法によれば、電極タブとバスバとの接合状態を十分に検査することができる。
第1実施形態に係る組電池を示す斜視図である。 図1に示す組電池を構成部材毎に分解して示す斜視図である。 第1実施形態に係る組電池の製造方法の要部を示す図であって、バスバの孔に電極タブを挿入している状態を模式的に示す斜視図である。 図3に示す状態から引き続き、組電池の製造方法の要部を示す図であって、電極タブをバスバに溶接している状態を模式的に示す端面図である。 図4に示す状態から引き続き、組電池の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、押圧ローラによって電極タブをバスバに沿って折り曲げつつ、カメラによって電極タブの形状の変化をモニターしている状態を模式的に示す端面図である。 第1実施形態の変形例に係る組電池の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、1つの押圧ローラによって複数の電極タブをバスバに沿って順番に折り曲げつつ、カメラによって電極タブの形状の変化をモニターしている状態を模式的に示す端面図である。 第2実施形態に係る組電池の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、押圧ローラによって電極タブをバスバに沿って折り曲げつつ、センサによって押圧ローラに掛かる圧力の変化をモニターしている状態を模式的に示す端面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面において、同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面において、各部材の大きさや比率は、実施形態の理解を容易にするために誇張し、実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
図中において、X、Y、およびZで表す矢印を用いて、組電池100の方位を示している。Xによって表す矢印の方向は、組電池100の長手方向Xを示している。Yによって表す矢印の方向は、組電池100の短手方向Yを示している。Zによって表す矢印の方向は、組電池100の積層方向Zを示している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る組電池100を示す斜視図である。図2は、図1に示す組電池100を構成部材毎に分解して示す斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る組電池100の製造方法の要部を示す図であって、バスバ132の孔132dに電極タブ112を挿入している状態を模式的に示す斜視図である。図4は、図3に示す状態から引き続き、組電池100の製造方法の要部を示す図であって、電極タブ112をバスバ132に溶接している状態を模式的に示す端面図である。図5は、図4に示す状態から引き続き、組電池100の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、押圧ローラ211によって電極タブ112をバスバ132に沿って折り曲げつつ、カメラ213によって電極タブ112の形状の変化をモニターしている状態を模式的に示す端面図である。
まず、図1および図2に加えて図3〜図5を参照して、電極タブ112とバスバ132との接合状態の検査を行いつつ製造される組電池100を説明する。
組電池100は、電気自動車のような車両に複数台搭載され、車両用モータを駆動させる電源として使用される。組電池100は、複数の単電池110、複数の単電池110を一体に保持する筐体ユニット120、および複数の単電池110を電気的に接続するバスバユニット130を含んでいる。
単電池110の構成を詳述する。
単電池110は、例えばリチウムイオン二次電池に相当する。単電池110は、車両用モータの駆動電圧の仕様を満たすために直列に複数接続している。単電池110は、車両の走行距離を伸ばすために並列に複数接続している。単電池110は、一例として、並列に接続した3つの単電池110を直列に7段接続して構成している。車両には複数台の組電池100が搭載されることから、1つの組電池100において電気的に3並列および7直列された単電池110は、さらに電気的に直列等に接続されて用いられる。
単電池110は、図2に示すように、1つの組電池100において、電気的に並列接続した3つの単電池110からなる第1セルサブアッシ110Mと、電気的に並列接続した別の3つの単電池110からなる第2セルサブアッシ110Nを直列に接続して構成している。第1セルサブアッシ110Mは、1つの組電池100において、1段目(最下段)、3段目、5段目、および7段目(最上段)に位置する3つの単電池110に相当する。第2セルサブアッシ110Nは、1つの組電池100において、2段目、4段目、および6段目に位置する3つの単電池110に相当する。
第1セルサブアッシ110Mと第2セルサブアッシ110Nは、同様の構成からなる。但し、第2セルサブアッシ110Nは、第1セルサブアッシ110Mに含まれる単電池110の天地を逆転させている。第1セルサブアッシ110Mと第2セルサブアッシ110Nは、交互に積層している。したがって、図2〜図4に示すように、3つのアノード側電極タブ112Aと3つのカソード側電極タブ112Kが、積層方向Zに沿って交互に位置する。
単電池110は、図4に示すように、充放電を行う発電要素111、発電要素111と接合した電極タブ112、および発電要素111を封止するラミネートフィルム113を備えている。発電要素111および一対のラミネートフィルム113は、図4に示すように、扁平な電池本体110hを構成する。
発電要素111は、屋外の充電スタンド等から電力を充電した上で、車両用モータ等に対して放電して駆動電力を供給するものである。発電要素111は、セパレータによって分離されたアノードとカソードを複数組積層して構成している。
電極タブ112は、図2に示すように、アノード側電極タブ112Aおよびカソード側電極タブ112Kから構成している。アノード側電極タブ112Aの基端側は、発電要素111に含まれる全てのアノードに接合している。アノード側電極タブ112Aは、薄板状から形成し、アノードの特性に合わせてアルミニウムからなる。カソード側電極タブ112Kの基端側は、発電要素111に含まれる全てのカソードに接合している。カソード側電極タブ112Kは、薄板状から形成し、カソードの特性に合わせて銅からなる。電極タブ112の先端部112sは、図4に示すように例えばバスバ132の孔132d等の部分において溶接されて接合部112tを形成し、かつ、図5に示すように接合部112tを起点としてバスバ132の側面132aに沿って上向きに屈折している。
ラミネートフィルム113は、一対から成り、図2および図4に示すように、発電要素111を積層方向Zに沿った上下から封止するものである。一対のラミネートフィルム113は、図2および図4に示すように、短手方向Yに沿った一端部113aの隙間から外部に向かって、アノード側電極タブ112Aおよびカソード側電極タブ112Kを導出させている。ラミネートフィルム113は、金属箔と、その金属箔を上下から被覆する絶縁性を備えたシートから構成している。
筐体ユニット120の構成を詳述する。
一対の第1スペーサ121および第2スペーサ122は、図1〜図3に示すように、単電池110を長手方向Xに沿った前後から支持する。一対の第1スペーサ121および第2スペーサ122は、支持している単電池110を積層方向Zに沿って一定の間隔で配置する。第1スペーサ121は、図2に示すように、電極タブ112を備えた側の単電池110を支持する。第2スペーサ122は、第1スペーサ121と単電池110の長手方向Xにおいて対向するように、電極タブ112を備えていない側の単電池110を支持する。第2スペーサ122は、第1スペーサ121と同様の構成からなる。
第1スペーサ121は、図2に示すように、凹凸を備えた長尺な板形状から形成し、絶縁性を備えた強化プラスチックスからなる。第1スペーサ121は、図2に示すように、一対のラミネートフィルム113の一端部113aに対向するように設けている。第1スペーサ121は、図2および図4に示すように、平坦な支持面121bによって、ラミネートフィルム113の一端部113aを支持している。第1スペーサ121は、支持面121bの両端に上方に向かって突出した円柱形状の一対の連結ピン121cを備えている。一対の連結ピン121cは、図2に示すラミネートフィルム113の四隅に開口した連結孔113cを挿入することによって、単電池110を位置決めしている。
複数の第1スペーサ121は、図4に示すように、一の第1スペーサ121の上面121aと、他の第1スペーサ121の下面121dが当接している。第1スペーサ121は、一の第1スペーサ121の上面121aに突出した円柱形状の位置決ピン121eと、他の第1スペーサ121の下面121dに開口した位置決穴121fを嵌合させることによって、互いに位置決めしている。第1スペーサ121は、図2に示すように、複数の組電池100同士を積層方向Zに沿って位置決めしつつ連結するボルトを挿入するロケート孔121gを両端に備えている。
第2スペーサ122は、第1スペーサ121と同様の構成からなる。第2スペーサ122は、ラミネートフィルム113の他端部113bを支持する支持面122b、単電池110を位置決めする連結ピン、および複数の組電池100同士を積層方向Zに沿って位置決めしつつ連結するボルトを挿入するロケート孔等を備えている。
上部加圧板123および下部加圧板124は、図1および図2に示すように、複数の単電池110を上下から挟み込んで保持しつつ、各々の単電池110の発電要素111を加圧するものである。上部加圧板123は、凹凸を備えた板状に形成し、十分な剛性を備えた金属からなる。上部加圧板123は、水平面上に設けている。上部加圧板123は、図2に示すように、発電要素111を下方に向かって加圧する加圧面123aを備えている。加圧面123aは、平坦に形成され、上部加圧板123の中央の部分から下方に向かって突出している。上部加圧板123は、組電池100同士を連結するボルトを挿入するロケート孔123bを備えている。ロケート孔123bは、貫通孔からなり、上部加圧板123の四隅に開口している。
下部加圧板124は、図2に示すように、上部加圧板123と同一の形状からなり、上部加圧板123の天地を逆転させるように設けている。下部加圧板124は、上部加圧板123と同様に、発電要素111を上方に向かって加圧する加圧面124a、および組電池100同士を連結するボルトを挿入するロケート孔124bを備えている。
一対の側板125は、図1および図2に示すように、各々の単電池110の発電要素111を加圧している状態の上部加圧板123および下部加圧板124に固定する。すなわち、一対の側板125は、上部加圧板123および下部加圧板124の間隔を一定に維持する。また、一対の側板125は、積層した単電池110の長手方向Xに沿った側面を被覆して保護する。側板125は、平板状に形成し、金属からなる。一対の側板125は、積層した単電池110の長手方向Xに沿った両側面に対向するように、起立して設けている。一対の側板125は、上部加圧板123および下部加圧板124に対して溶接している。
バスバユニット130の構成を詳述する。
バスバホルダ131は、図2に示すように、6つのバスバ132と1つのアノード側終端バスバ133および1つのカソード側ターミナル136を一体的に保持するものである。バスバホルダ131は、図2および図3に示すように、中央に備えた柱状の中央部131aと、その中央部131aから両端に離間した柱状の一対の端部131bを、連結した枠体から形成し、絶縁性を備えた樹脂からなる。バスバホルダ131は、積層された複数の単電池110の電極タブ112に対向するように、起立して設けている。バスバホルダ131は、一対の端部131bを、積層された複数の第1スペーサ121の両端に嵌合している。
バスバ132は、図2〜図5に示すように、異なる単電池110の電極タブ112同士を電気的に接続するものである。バスバ132は、図3に示すように、平板状の側面132aの一端132bと他端132cをそれぞれ屈折させて形成し、導電性を備えた銅やアルミニウムからなる。バスバ132は、一端132bと他端132cを左右に位置させた状態において、バスバホルダ131に対向するように、起立して設けている。バスバ132は、図3に示すように、側面132aに、電極タブ112を挿入させる孔132dを、上下に一定の間隔で5つ備えている。各々の孔132dは、薄板状からなる電極タブ112の形状に合わせて、水平方向に沿って細長い矩形状の開口からなる。バスバ132は、孔132dに電極タブ112を挿入した状態において、一端132bおよび他端132cをバスバホルダ131の中央部131aと端部131bの間に嵌め込んで固定している。
バスバ132は、図2および図3に示すように、上下に並んだ単電池110の電極タブ112を接合する。ここで、組電池100は、電気的に並列接続した3つの単電池110(第1セルサブアッシ110M)と、電気的に並列接続した別の3つの単電池110(第2セルサブアッシ110N)を、直列に接続して構成している。したがって、バスバ132は、第1セルサブアッシ110Mにおいて上下に3つ並んだアノード側電極タブ112Aと、その第1セルサブアッシ110Mの直下(または直上)に配置した第2セルサブアッシ110Nにおいて上下に3つ並んだカソード側電極タブ112Kを接合する。
バスバ132は、図3および図4に示すように、接合する6つの電極タブ112のうち、5つの電極タブ112を対応する孔132dに挿入し、1つの電極タブ112(例えば一番下に位置するカソード側電極タブ112K)を下端132eに当接させる。バスバ132に接合する6つの電極タブ112は、図4に示すようにバスバ132の側面132aに溶接された状態において、図5に示すように側面132aに沿って当接するように上方に折り曲げられている。
アノード側終端バスバ133は、図2に示すように、マトリクス状に配設した8つのバスバのうち図中右上に位置するバスバである。アノード側終端バスバ133は、上下に並んだ21つの単電池110(3並列7直列)のうち、上から3つの単電池110のアノード側電極タブ112Aのみを接合する。アノード側終端バスバ133は、バスバ132の下半分を削除した構成としている。アノード側終端バスバ133は、孔133dを上下に2つ備えている。
アノード側終端バスバ133は、接合する3つのアノード側電極タブ112Aのうち、2つのアノード側電極タブ112Aを孔133dに挿入した状態で接合し、1つのアノード側電極タブ112A(一番下に位置する電極タブ)を下端133eに当接した状態で接合している。3つのアノード側電極タブ112Aは、アノード側終端バスバ133の側面に沿って当接するように上方に折り曲げられている。
カソード側終端バスバ134は、図2に示すように、マトリクス状に配設した8つのバスバのうち図中左下に位置するバスバである。カソード側終端バスバ134は、上下に並んだ21つの単電池110(3並列7直列)のうち、下から3つの単電池110のカソード側電極タブ112Kのみを接合する。カソード側終端バスバ134は、アノード側終端バスバ133と同様の形状からなる。
カソード側終端バスバ134は、接合する3つのカソード側電極タブ112Kのうち、2つのカソード側電極タブ112Kを孔134dに挿入した状態で接合し、1つのカソード側電極タブ112K(一番下に位置する電極タブ)を下端134eに当接した状態で接合している。3つのカソード側電極タブ112Kは、カソード側終端バスバ134の側面に沿って当接するように上方に折り曲げられている。
アノード側ターミナル135は、図1および図2に示すように、電気的に接続された複数の単電池110のアノード側の終端を外部の入出力端子に臨ませるものである。アノード側ターミナル135は、図2に示すように、マトリクス状に配設されたバスバのうち、図中右上に位置するアノード側終端バスバ133に接合する。アノード側ターミナル135は、両端を屈折させた板状に形成し、導電性を備えた金属からなる。
カソード側ターミナル136は、図1および図2に示すように、電気的に接続された複数の単電池110のカソード側の終端を外部の入出力端子に臨ませるものである。カソード側ターミナル136は、図2に示すように、マトリクス状に配設した8つのバスバのうち、図中左下に位置するカソード側終端バスバ134に接合する。カソード側ターミナル136は、アノード側ターミナル135と形状からなる。
保護カバー137は、図1および図2に示すように、バスバ132等を保護するものである。すなわち、保護カバー137は、6つのバスバ132と1つのアノード側終端バスバ133および1つのカソード側ターミナル136を一体的に被覆することによって、各々のバスバが他の部材等と接触して電気的な短絡が発生することを防止する。保護カバー137は、図2に示すように、平板状の側面137aの両端に位置する一端137bと他端137cを爪のように同一の方向に向かって90度に屈折させるようにして形成し、絶縁性を備えたプラスチックスからなる。
保護カバー137は、一端137bと他端137cを上下に位置させ、その一端137bおよび他端137cの先端をバスバホルダ131に対向するように、起立して設けている。保護カバー137は、側面137aによって各々のバスバ132を被覆しつつ、一端137bと他端137cによってバスバホルダ131を上下から挟み込んで固定している。保護カバー137は、矩形状の孔からなりアノード側ターミナル135を外部に臨ませる第1開口137dと、矩形状の孔からなりカソード側ターミナル136を外部に臨ませる第2開口137eを、それぞれ側面137aに備えている。
つぎに、図3〜図5を参照して、組電池100の製造方法の要部、および電極タブ112とバスバ132との接合状態の検査方法を説明する。
図3に組電池100の製造方法の要部(バスバ132と電極タブ112のアセンブリ)を示している。
図3に示すように、バスバ132の上下に開口した5つの孔132dに対して、上下に並んだ6つの電極タブ112(3つのカソード側電極タブ112Kおよび3つのアノード側電極タブ112A)のうち上側の5つの電極タブ112を挿入する。さらに、バスバ132の下端132eに対して、1つの電極タブ112(一番下に位置するアノード側電極タブ112A)を当接させる。
図4に組電池100の製造方法の要部(バスバ132に対する電極タブ112の溶接)を示している。
図4に示すように、電極タブ112の先端部112sが挿入されたバスバ132の5つの孔132dおよび1つの下端132eに対して、レーザ発振器201からレーザ光Lを照射する。各々の先端部112sは、バスバ132の孔132dまたは下端132eの位置で溶接され、それぞれ接合部112tが形成される。接合部112tは、孔132dまたは下端132eに沿って水平方向(短手方向Y)に形成している。すなわち、接合部112tは、例えばシーム溶接によって直線状に形成している。
レーザ発振器201は、例えば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザから構成している。レーザ発振器201は、レーザ光Lを水平方向(短手方向Y)に走査自在であって、積層方向Zに沿って移動する直動ステージ(不図示)によって上下方向(積層方向Z)に移動する。レーザ発振器201は、その位置を固定して、レーザ光Lをガルバノミラーによって水平方向および上下方向に走査する構成としてもよい。
図5に組電池100の製造方法の要部(電極タブ112の折り曲げ)および検査方法(電極タブ112とバスバ132との接合状態の検査方法)を示している。
ここで、検査方法は、発電要素111を含み扁平に形成した電池本体110hと電池本体110hから導出した電極タブ112とを備えその厚み方向に積層した複数の単電池110における電極タブ112と、電極タブ112を挿入させる孔(例えば孔132d)を備え少なくとも異なる単電池110の電極タブ112同士を電気的に接続するバスバ(例えば132)と、の接合状態を検査する方法である。すなわち、検査工程では、孔132dから先端部112sが突出するように挿入してバスバ132に接合された状態の電極タブ112とバスバ132との接合状態を、先端部112sを折り曲げて検査する。さらに、検査工程では、バスバ132の下端132eから突出して接合された先端部112sをさらに折り曲げて検査する。
具体的には、図5に示すように、押圧ローラ211によって電極タブ112をバスバ132に当接するように折り曲げつつ、カメラ213によって電極タブ112の形状の変化を常にモニターする。組電池100の製造における電極タブ112の折り曲げは、電極タブ112とバスバ132との接合状態の検査における電極タブ112の折り曲げを兼ねている。検査工程では、押圧ローラ211を用いて、先端部112sを接合部112tが形成されている側(図5中下方)から反対側(図5中上方)に向かって押圧して折り曲げつつ、その先端部112sをバスバ132の側面132aに当接させる。
押圧ローラ211は、図5に示すように、水平方向(短手方向Y)に沿って延在した円筒形状からなり、例えば硬質の樹脂または金属からなる。押圧ローラ211を用いて、電極タブ112の先端部112sを押圧しつつ折り曲げる。押圧ローラ211は、複数の電極タブ112に対応するように、積層方向Zに沿って一定の間隔で位置している。押圧ローラ211は、回転自在に構成してもよいし、回転しないように構成してもよい。
支持材212は、図5に示すように、押圧ローラ211を支持する支柱からなる。支持材212は、その先端側に、押圧ローラ211を回転可能に支持している。支持材212は、その基端側を、積層方向Zおよび長手方向Xに沿って移動する2軸の直動ステージ(不図示)に接合している。支持材212は、直動ステージを用いて、長手方向Xに沿って電極タブ112の側に移動(押圧ローラ211を電極タブ112に接近)した後、積層方向Zに沿って上方に移動(押圧ローラ211によって電極タブ112を上方に向かって折り曲げ)してから、最初の位置に戻る。
カメラ213は、図5に示すように、例えばCCDカメラから構成している。カメラ213を用いて、押圧ローラ211によって折り曲げる先端部112sの形状の変化を観察する。カメラ213による先端部112sの観察は、押圧ローラ211によって先端部112sが折り曲げられている最中であってもよいし、押圧ローラ211による先端部112sの折り曲げが完了した後でもよい。
コントローラ221は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を含んでいる。CPUは、支持材212を移動させる2軸の直動ステージおよびカメラ213等に関する制御プログラムを実行する。ROMは、制御プログラムを格納している。RAMは、制御プログラムの実行によって発生する演算の結果を一時的に記憶する。
以上説明した第1実施形態の作用効果を説明する。
電極タブ112とバスバ132との接合状態の検査方法は、発電要素111を含み扁平に形成した電池本体110hと電池本体110hから導出した電極タブ112とを備えその厚み方向に積層した複数の単電池110における電極タブ112と、電極タブ112を挿入させる孔(例えば孔132d)を備え少なくとも異なる単電池110の電極タブ112同士を電気的に接続するバスバ(例えば132)と、の接合状態を検査する方法である。この検査方法は、孔132dから先端部112sが突出するように挿入してバスバ132に接合された状態の電極タブ112とバスバ132との接合状態を、先端部112sを折り曲げて検査する検査工程を有する。
かかる検査方法によれば、バスバ132の孔132dに挿入して接合された電極タブ112の先端部112sを折り曲げることによって、電極タブ112とバスバ132との接合状態を検査する。このように検査すれば、バスバ132との接合状態が十分な電極タブ112はバスバ132に接合されたまま折り曲げられ、バスバ132との接合状態が不十分な電極タブ112はバスバ132から剥離しつつ折り曲げられる。したがって、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を十分に検査することができる。
特に、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を、極めて容易に全数全箇所検査することができることから、抜き取り検査等と比較して非常に高精度で、電極タブ112とバスバ132との接合状態を検査することができる。そもそも、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合部112tが外方から確認可能なため、電極タブ112とバスバ132との接合状態を非常に確認し易い。
検査工程では、さらにバスバ(例えばバスバ132)の外周縁(例えば下端132e)から突出して接合された先端部112sを折り曲げることが好ましい。
かかる検査方法によれば、バスバ132の下端132eから突出させて接合した電極タブ112の先端部112sを折り曲げることによって、電極タブ112とバスバ132との接合状態を検査する。このように検査すれば、バスバ132との接合状態が十分な電極タブ112はバスバ132に接合したまま折り曲げられ、バスバ132との接合状態が不十分な電極タブ112はバスバ132から剥離する。したがって、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を十分に検査することができる。
検査工程では、先端部112sをバスバ132に当接するように折り曲げることが好ましい。
かかる検査方法によれば、電極タブ112の先端部112sを折り曲げる角度をバスバ132の側面132aによって規定することができる。すなわち、各々の先端部112sを均等に折り曲げることができる。したがって、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を、一定の折り曲げ角度によって定量的に検査することができる。
検査工程では、バスバ132と孔132dの位置において接合されて接合部112tが形成された先端部112sを、接合部112tが形成された側から反対側に向かって折り曲げることが好ましい。
かかる検査方法によれば、電極タブ112の接合部112tの形状(凸状、凹状、または凹凸状)に影響を受けることなく、先端部112sをバスバ132に向かって折り曲げて十分に当接させることができる。したがって、この検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を、接合部112tの形状によらず、安定して検査することができる。
検査工程では、先端部112sを押圧して折り曲げる押圧ローラ211を用い、押圧ローラ211によって折り曲げる先端部112sの形状の変化に基づいて接合状態を検査することが好ましい。
かかる検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態を、押圧ローラ211によって押圧する電極タブ112の先端部112sの形状の変化に基づき、定量的に検査することができる。先端部112sの形状の変化は、カメラ213を用いた先端部112sの画像分析、または先端部112sに照射したレーザの反射光の光路分析、または作業員による先端部112sの目視等によって、認識する。
検査工程では、先端部112sの形状の変化を、押圧ローラ211によって先端部112sを折り曲げつつ観察することが好ましい。
かかる検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態が不良の場合に、その状態を直ちに検出することができる。したがって、この検査方法によれば、接合不良の製品の発生を最小限に留めることができ、かつ、接合不良の原因を速やかに分析することができる。
この検査方法では、先端部112sの厚みよりも大きく開口した孔132dを備えたバスバ132を用いることが好ましい。
かかる検査方法によれば、バスバ132の孔132dに十分に挿入された電極タブ112の先端部112sを折り曲げて検査することができる。すなわち、この検査方法によれば、単電池110の積層誤差等の影響を受けることなく孔132dから十分に突出した先端部112sを折り曲げて検査することができる。
(第1実施形態の変形例1)
図6は、第1実施形態の変形例に係る組電池100の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、1つの押圧ローラ211によって複数の電極タブ112をバスバ132に沿って順番に折り曲げている状態を模式的に示す端面図である。
第1実施形態の変形例1に係る組電池100の製造方法および検査方法は、上下に並んだ複数の電極タブ112を1つの押圧ローラ211によって順番に折り曲げる点において、上述した第1実施形態に係る組電池100の製造方法および検査方法と相違する。
第1実施形態の変形例1では、上述した第1実施形態とは異なる構成について説明する。
第1実施形態の変形例1の検査工程では、図6に示すように、1つの押圧ローラ211によって、積層された単電池110に備えられた各々の電極タブ112の先端部112sを、下から順番に押圧して折り曲げる。カメラ213は、1つの押圧ローラ211によって次々に折り曲げられる先端部112sの形状の変化を常にモニターしている。
以上説明した第1実施形態の変形例1の作用効果を説明する。
検査工程では、押圧ローラ211によって複数の先端部112sを順番に押圧して折り曲げる。
かかる検査方法によれば、同一の押圧ローラ211によって、各々の電極タブ112の先端部112sを折り曲げることによって、各々の電極タブ112とバスバ132との接合状態を同一の状態において検査することができる。したがって、この検査方法によれば、各々の電極タブ112とバスバ132との接合状態を、ばらつきなく均等に検査することができる。
また、かかる検査方法によれば、複数の押圧ローラ211を必要としないことから、押圧ローラ211と周囲の部材(検査装置の構成部材や組電池100の構成部材)との干渉を防止し易く、かつ、検査装置に掛かるコストを削減することができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る組電池100の製造方法の要部および検査方法を示す図であって、押圧ローラ211によって電極タブ112をバスバ132に沿って折り曲げつつ、センサ214によって押圧ローラ211に掛かる圧力の変化をモニターしている状態を模式的に示す端面図である。
第2実施形態に係る組電池100の製造方法および検査方法は、押圧ローラ211に掛かる圧力の変化をモニターすることによって電極タブ112とバスバ132との接合状態を検査する点において、上述した第1実施形態に係る組電池100およびその変形例の製造方法および検査方法と相違する。
第2実施形態では、上述した第1実施形態およびその変形例とは異なる構成について説明する。
第2実施形態の検査工程では、図7に示すように、押圧ローラ211を回転自在に支持する支持材212の基端部分にセンサ214を設けている。センサ214は、いわゆる圧力センサであって、電極タブ112の先端部112sから押圧ローラ211に掛かる応力を検出する。センサ214は、検出した圧力の変動をコントローラ221に送信する。コントローラ221は、センサ214から受信した圧力の値が所定の圧力変動(例えば圧力が急激に下がる)から逸れた場合にスピーカ(不図示)によって警告音を発したり、センサ214から受信した圧力の値を表示装置(不図示)に波形として表示させたりする。
押圧ローラ211は、折り曲げる先端部112sに対して強く押圧する程、先端部112sから強い反発力を受ける。したがって、センサ214は、押圧ローラ211が先端部112sを押圧する押圧力に比例して、相対的に高い圧力を検出する。押圧ローラ211は、折り曲げる先端部112sの全長が長い程、先端部112sを強く押圧して折り曲げる必要がある。したがって、センサ214は、押圧ローラ211が折り曲げる先端部112sの長さに比例して、相対的に高い圧力を検出する。
センサ214が検出する圧力は、押圧ローラ211によって押圧される先端部112sがバスバ132から剥離しない場合、先端部112sがバスバ132の側面132aに当接する直前まで増加する。一方、センサ214が検出する圧力は、押圧ローラ211によって押圧される先端部112sがバスバ132から剥離した場合、押圧ローラ211の押圧によって先端部112sが後退するように位置ずれすることから、急激に減少する。
以上説明した第2実施形態の作用効果を説明する。
検査工程では、先端部112sを押圧して折り曲げる押圧ローラ211を用い、先端部112sから押圧ローラ211に掛かる応力の変化に基づいて接合状態を検査する。
かかる検査方法によれば、電極タブ112とバスバ132との接合状態が十分であれば、電極タブ112がバスバ132から剥離しないことから、押圧ローラ211による先端部112sの押圧によって、押圧ローラ211に掛かる応力は一定値まで増加する。一方、電極タブ112とバスバ132との接合状態が不十分であれば、電極タブ112がバスバ132から剥離することから、押圧ローラ211による先端部112sの押圧によって先端部112sが位置ずれし、押圧ローラ211に掛かる応力は途中から減少する。したがって、この検査方法によれば、非常に簡便な構成によって、電極タブ112とバスバ132との接合状態を十分に検査することができる。
検査工程では、押圧ローラ211による先端部112sに対する押圧力、および折り曲げる先端部112sの長さによって応力の変化を規定することが好ましい。
かかる検査方法によれば、非常に簡便な構成によって、電極タブ112の先端部112sに対して任意に設定した規定のトルクを掛けることができる。したがって、電極タブ112とバスバ132との接合状態を、規定の折り曲げ力によって定量的に検査することができる。
そのほか、本発明は、特許請求の範囲に記載された構成に基づき様々な改変が可能であり、それらについても本発明の範疇である。
例えば、電極タブ112とバスバ132等との導通状態を検流計によってモニターしつつ、押圧ローラ211によってバスバ132の先端部112sを折り曲げることによって、電極タブ112とバスバ132との接合状態を検査する構成としてもよい。押圧ローラ211によって先端部112sを折り曲げているときに、電極タブ112とバスバ132等との導通状態が、一時的に途切れたり途絶えたりした場合、電極タブ112とバスバ132との接合状態が不良であることがわかる。
また、第1実施形態の変形例では、押圧ローラ211が1つの構成に限定されない。例えば、複数の押圧ローラ211を積層方向Zに沿って十分に距離を隔てて配置し、各々の押圧ローラ211によって複数(例えば6や12)の先端部112sを、それぞれ順番に押圧して折り曲げる構成としてもよい。
100 組電池、
110 単電池、
110h 電池本体、
110M 第1セルサブアッシ、
110N 第2セルサブアッシ、
111 発電要素、
112 電極タブ、
112A アノード側電極タブ、
112K カソード側電極タブ、
112s 先端部、
112t 接合部、
113 ラミネートフィルム、
120 筐体ユニット、
121 第1スペーサ、
122 第2スペーサ、
123 上部加圧板、
124 下部加圧板、
125 側板、
130 バスバユニット、
131 バスバホルダ、
132 バスバ、
132a 側面、
132b 一端、
132c 他端、
132d 孔、
132e 下端、
133 アノード側終端バスバ、
134 カソード側終端バスバ、
135 アノード側ターミナル、
136 カソード側ターミナル、
137 保護カバー、
201 レーザ発振器、
211 押圧ローラ、
212 支持材、
213 カメラ、
214 センサ、
221 コントローラ、
X 単電池110の長手方向、
Y 単電池110の短手方向、
Z 単電池110の積層方向。

Claims (10)

  1. 発電要素を含み扁平に形成した電池本体と前記電池本体から導出した電極タブとを備えその厚み方向に積層した複数の単電池における前記電極タブと、前記電極タブを挿入させる孔を備え少なくとも異なる前記単電池の前記電極タブ同士を電気的に接続するバスバと、の接合状態を検査する方法であって、
    前記孔から先端部が突出するように挿入して前記バスバに接合された状態の前記電極タブと前記バスバとの接合状態を、前記先端部を折り曲げて検査する検査工程を有する、電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  2. 前記検査工程では、さらに前記バスバの外周縁から突出して接合された前記先端部を折り曲げる、請求項1に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  3. 前記検査工程では、前記先端部を前記バスバに当接するように折り曲げる、請求項1または2に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  4. 前記検査工程では、前記バスバと前記孔の位置において接合されて接合部が形成された前記先端部を、前記接合部が形成された側から反対側に向かって折り曲げる、請求項3に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  5. 前記検査工程では、前記先端部を押圧して折り曲げる押圧部材を用い、前記押圧部材によって折り曲げる前記先端部の形状の変化に基づいて接合状態を検査する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  6. 前記検査工程では、前記先端部の形状の変化を、前記押圧部材によって前記先端部を折り曲げつつ観察する、請求項5に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  7. 前記検査工程では、前記先端部を押圧して折り曲げる押圧部材を用い、前記先端部から前記押圧部材に掛かる応力の変化に基づいて接合状態を検査する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  8. 前記検査工程では、前記押圧部材による前記先端部に対する押圧力、および折り曲げる前記先端部の長さによって応力の変化を規定する、請求項7に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  9. 前記検査工程では、前記押圧部材によって複数の前記先端部を順番に押圧して折り曲げる、請求項5〜8のいずれか1項に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
  10. 前記先端部の厚みよりも大きく開口した前記孔を備えた前記バスバを用いる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の電極タブとバスバとの接合状態の検査方法。
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