JP2018005187A - 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両 - Google Patents

調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2018005187A
JP2018005187A JP2016136226A JP2016136226A JP2018005187A JP 2018005187 A JP2018005187 A JP 2018005187A JP 2016136226 A JP2016136226 A JP 2016136226A JP 2016136226 A JP2016136226 A JP 2016136226A JP 2018005187 A JP2018005187 A JP 2018005187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control film
light control
domain
domains
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016136226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6119908B1 (ja
Inventor
岡部 将人
Masahito Okabe
将人 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2016136226A priority Critical patent/JP6119908B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6119908B1 publication Critical patent/JP6119908B1/ja
Publication of JP2018005187A publication Critical patent/JP2018005187A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】例えば車両のサンルーフに適用して外来光の透過を制御する場合等において、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を抑制する。【解決手段】第1及び第2の積層体12及び13により液晶層14を挟持して液晶セル15が形成され、IPS/FFS方式により透過光を制御する調光フィルム10であって、第1の積層体12に設けられた線状電極22Bの屈曲により第1及び第2のドメインDR、DLが形成され、線状電極22Bの延長方向又は線状電極22Bの繰り返し方向で、第1及び第2のドメインDR、DLの面積の比率が変化する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両のサンルーフ等に適用して入射光の透過を制御する調光フィルムに関する。
従来、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する調光フィルムに関する工夫が種々に提案されている(特許文献1、2)。このような調光フィルムの1つに、液晶を利用したものがある。この液晶を利用した調光フィルムは、透明電極、配向層を作製した透明フィルム材により液晶材料を挟持して液晶セルが作製され、この液晶セルを直線偏光板により挟持して作成される。これによりこの調光フィルムでは、液晶に印加する電界の可変により液晶の配向を可変して外来光を遮光したり透過したりし、さらには透過光量を可変したりし、これらにより外来光の透過を制御する。
この液晶セルの駆動には、液晶表示パネルについて提案されている種々の駆動方法を適用することができる。具体的には、例えばTN(Twisted Nematic)方式、IPS(In−Place−Switching)方式、VA(Virtical Alignment)方式等の駆動方式を適用することができる。しかしながら調光フィルムは、例えば窓ガラスに貼り付けて種々の方向より見て取られる特長がある。これにより視野角依存性の少ないIPS方式により駆動することが好ましいと考えられる。
またこのIPS方式のうちの、FFS(フリンジフィールドスイッチング)方式によれば、透過率を高くすることができ、これによりこの種の調光フィルムにおける液晶セルの駆動に適用して好ましいと考えられる。ここでIPS/FFS方式は、液晶層を挟持する1対の基材のうちの一方の基材に駆動用の透明電極をまとめて作製する構成である。IPS/FFS方式では、この一方の基材の全面に、透明電極を作製した後、絶縁層を間に挟んで一定のピッチにより線状電極を作製し、この全面の透明電極と線状電極との間で発生する基材表面の面内方向の電界であるいわゆる横電界により液晶の配向を面内方向で制御する。
このIPS/FFS方式の液晶表示パネルに関して特許文献3には、線状電極を屈曲させることにより、印加電圧に対して液晶分子の挙動が異なる領域を複数作成し、これによりマルチドメイン化して視野角特性を向上する方法が開示されている。
これにより調光フィルムにおいてIPS/FFS方式を採用する場合には、マルチドメイン化することが考えられる。すなわちIPS/FFS方式により調光フィルムを構成するようにして、マルチドメイン化しない場合(すなわちシングルドメインにより構成する場合)、見る方向(視野角)によって調光フィルムが黄色に色付いて見えるようになる。しかしながらマルチドメイン化すれば、このような視野角による色付を低減することができ、これにより視野角特性を向上することができる。
しかしながらこのようなマルチドメイン化においては、屈折率の異なる領域(ドメイン)を繰り返し密接して多数配置することにより、回折現象が顕著になる。調光フィルムでは、液晶表示パネルとは異なり、例えば窓に配置する場合等があることにより、調光フィルムに適用してマルチドメイン化により視野角特性を向上する場合、回折現象により窓越しに見て取られる風景等が二重写しの像により見て取られる問題がある。
ここでマルチドメインは、位相型回折格子と同様の、光学特性の異なる周期構造であることにより、1つのドメインの幅を狭くしてドメインを目視により視認できないようにすると、二重写しに係る像間の距離が広がることになり、二重写しが激しくなる。またこれにより1つのドメインの幅を大きくすれば二重写しに係る像間の距離を小さくして二重写しを低減できるものの、視野角特性が劣化し、さらにはドメインが視認されてしまうことになる。
これらにより従来の調光フィルムにおいては、IPS/FFS方式を採用して視野角による色付を低減しようとすると、風景等が二重写しの像により見て取られる問題があった。
特開平03−47392号公報 特開平08−184273号公報 国際公開第2013/021929号
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば車両のサンルーフに適用して外来光の透過を制御する場合等において、視野角による色付を低減しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を抑制することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ね、ドメインの面積の比率を調整する、との着想に至り、本発明を完成するに至った。
(1) 第1及び第2の積層体により液晶層を挟持して液晶セルが形成され、
前記第1の積層体には少なくとも線状電極が設けられ、
前記第1の積層体に設けられた線状電極の屈曲により第1及び第2のドメインが、繰り返しピッチ50μm以上300μm以下により形成され、
前記線状電極の延長方向又は前記線状電極の繰り返し方向で、前記第1及び第2のドメインの面積の比率が変化する調光フィルム。
(1)によれば、像の2重写しが余り気にならない例えば真上方向では、第1及び第2のドメインの面積の比率を等しくて視野角特性を向上し、像の二重写しが気になる真上から遠ざかった部位では、シングルドメインに特性を近づけて二重写しを低減し、これらにより視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制することができる。
(2) (1)において、
前記第1及び第2のドメインの面積の比率は、前記第1の積層体の中央部分で等しく、
前記第1及び第2のドメインの面積の比率の変化が、
前記中央部分から一方の側の周辺部分に向かうに従って、前記第1のドメインの面積の比率が増大し、前記中央部分から他方の側の周辺部分に向かうに従って、前記第1のドメインの面積の比率が減少する変化である調光フィルム。
(2)によれば、より具体的構成により、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制することができる。
(3) (2)において、
前記第1及び第2のドイメインの幅が、
前記第1及び第2のドメインを横切る方向で、不規則に変化している調光フィルム。
(3)によれば、ドメイン幅の規則性を緩和できることにより、一段と像の二重写しを低減することができる。
(4) (1)、(2)、(3)の何れかに記載の調光フィルムを透明板材に積層して形成された調光フィルムの積層体。
(4)によれば、例えば車両のサンルーフに適用する場合に、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制することができる。
(5) (1)、(2)、(3)の何れかに記載の調光フィルムを透明板材に積層して、前記第1及び第2のドメインの面積の比率が変化する方向が車幅方向となるように配置してサンルーフが形成された車両。
(5)によれば、車両のサンルーフに適用して、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制することができる。
本発明によれば、例えば車両のサンルーフに適用して外来光の透過を制御する場合等において、IPS/FFS方式を採用して視野角による色付を低減しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両の説明に供する図である。 図1の車両の天窓に適用される調光フィルムを示す断面図である。 図2の調光フィルムのマルチドイメインの説明に供する図である。 図2の調光フィルムにおけるドメインの説明に供する図である。 本発明の第2実施形態に係る調光フィルムの説明に供する特性曲線図である。 調光フィルムAの撮像結果を示す図である。 調光フィルムCの撮像結果を示す図である。 調光フィルムDの撮像結果を示す図である。 調光フィルムEの撮像結果を示す図である。 調光フィルムFの撮像結果を示す図である。 調光フィルムGの撮像結果を示す図である。 調光フィルムHの撮像結果を示す図である。
〔第1実施形態〕
〔車両〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両の説明に供する図である。なおこの図1においては、矢印Aにより車両1の前方方向(X方向)を示す。この車両1は、運転手2及び助手席搭乗者3の2名が前席に乗車可能に構成され、後席に3名の搭乗者4、5、6が搭乗できるように構成される。この車両1は、これら前席及び後席の搭乗者2〜6の頭上を覆うようにサンルーフ(天窓)に係る開口7が設けられ、この開口7に調光フィルムの積層体8が配置されてサンルーフが形成される。なおここでサンルーフは、車両のルーフに設けられる外光入射用の透光部である。
ここでこのサンルーフに係る調光フィルムの積層体8は、開口7を閉塞する板ガラス等による透明板材9に、粘着剤、接着剤等により調光フィルム10を貼り付けて形成され、これによりサンルーフは、この調光フィルム10における透過光量の制御により、透過光量を種々に制御できるように構成される。
〔調光フィルム〕
図2は、調光フィルム10を示す断面図である。この調光フィルム10は、IPS/FFS方式の調光フィルムであり、印加電圧の可変により透過光の光量を制御する。調光フィルム10は、フィルム形状により形成され、それぞれフィルム形状の第1及び第2の積層体である下側積層体13及び上側積層体12により液晶材料を挟持して液晶セル15が作製され、この液晶セル15を直線偏光板16、17により挟持して作成される。ここで液晶セル15は、IPS/FFS方式により液晶層14に係る液晶分子14Aを駆動する横電界方式の液晶セルであり、直線偏光板16、17がクロスニコル配置により配置される。これにより下側積層体13は、基材21Aの全面に、IPS/FFS方式に係る透明電極22A(面状電極)が形成され、絶縁層23を間に挟んで透明の線状電極22Bが形成され、続いて配向層24Aが設けられる。また上側積層体12は、基材21Bに配向層24Bが設けられる。
直線偏光板16、17は、それぞれ液晶セル15側に光学補償に供する位相差フィルム18、19が設けられる。なお位相差フィルム18、19は、必要に応じて省略してもよい。これによりこの調光フィルム10は、電極22A、22B間の印加電圧の可変により、液晶層14に係る液晶分子14Aの配向方向を可変して入射光の透過を制御するように構成される。なお調光フィルム10は、直線偏光板16、17の液晶セル15とは逆側の面に、ハードコート層等による保護層が設けられる。
調光フィルム10には、液晶層14の厚みを一定に保持するためのスペーサー27がフォトレジストにより下側積層体13に設けられる。すなわち調光フィルム10は、線状電極22Bを作製した後、フォトレジストの塗工液を塗工して乾燥、露光、現像することによりスペーサー27が作製される。なおスペーサー27は、上側積層体12の側に作製してもよく、上側積層体12及び下側積層体13の双方に作製するようにしてもよい。また配向層の上に作製してもよい。なおスペーサーは、ビーズスペーサーを適用してもよい。
さらに調光フィルム10には、液晶層14を囲む枠形状によりシール材25が配置され、このシール材25により液晶層14に係る液晶の漏出が防止され、さらには上側積層体12及び下側積層体13が一体に保持される。
ここで基材21A、21Bは、液晶セル15に適用可能な可撓性を有する各種の透明フィルム材を適用することができ、この実施形態では、両面にハードコート層が作製されてなるポリカーボネート等によるフィルム材が適用される。電極22A、22Bは、透明と知覚される種々の構成を広く適用することができ、この実施形態では、透明電極材であるITO(Indium Tin Oxide)による透明導電膜を基材21Aの全面に作製して電極22Aが作製される。また同様にして基材21Aの全面にITOによる透明導電膜を作製した後、パターニングして線状電極22Bが作製される。
絶縁層23は、この種の液晶セルに適用可能な各種の透明絶縁材料を適用することができ、各種の無機材料、有機材料を適用することができるものの、この実施形態では有機材料による絶縁材料が適用される。
配向層24A、24Bは、光配向層により形成される。ここでこの光配向層に適用可能な光配向材料は、光配向の手法を適用可能な各種の材料を広く適用することができるものの、この実施形態では、例えば光2量化型の材料を使用する。この光2量化型の材料については、「M.Schadt, K.Schmitt, V. Kozinkov and V. Chigrinov : Jpn. J. Appl.Phys., 31, 2155 (1992)」、「M. Schadt, H. Seiberle and A. Schuster : Nature, 381, 212(1996)」等に開示されている。なお光配向層に代えて、ラビング処理により作製してもよい。ラビング処理により作製する場合、配向層24A、24Bは、ポリイミド等の配向層に適用可能な各種材料層を作製した後、この材料層の表面にラビングロールを使用したラビング処理により微細なライン状凹凸形状を作製して形成される。またこのようなラビング処理による配向層、光配向層に代えて、ラビング処理により作製した微細なライン状凹凸形状を賦型処理により作製して配向層を作製してもよい。
液晶層14には、この種の調光フィルムに適用される各種の液晶材料を広く適用することができる。具体的に、液晶層14には、例えばメルク社製MLC2166等の液晶材料を適用することができる。シール材25は、液晶の漏出を防止すると共に、上側積層体12及び下側積層体13を一体に保持可能な種々の材料を適用することができるものの、この実施形態では、例えばエポキシ樹脂剤による熱硬化型樹脂やアクリル樹脂剤による紫外線硬化樹脂、熱及び紫外線で硬化する硬化樹脂等が適用される。
直線偏光板16、17は、いわゆるシート・ポラライザーであり、ポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素等を含浸させた後、延伸して偏光子としての光学的機能を果たす光学機能層が形成され、TAC(トリアセチルセルロース)等の透明フィルム材による基材により光学機能層を挟持して作製される。
〔マルチドメイン化〕
図3は、マルチドメイン化の説明に供する図であり、直線偏光板17の側から下側積層体13を見て示す図である。調光フィルム10は、この下側積層体13が、車両の屋内側となる向きにより透明板材9に配置される。これによりこの図3の構成は、車内より調光フィルム10を拡大して見た状態の図である。
調光フィルム10では、車両1の幅方向に延長するように線状電極22Bが作製される。また線状電極22Bは、延長方向と直交する方向に一定のピッチPで作製される。調光フィルム10は、無電界時、この線状電極22Bの延長方向が液晶分子14Aの長軸方向となる向きに液晶分子14Aが配向するように(破線により液晶分子を示す状態である)、配向層24A、24Bに配向規制力が設定される。調光フィルム10では、この状態で遮光状態を形成するように、この状態における液晶分子14Aの長軸方向が透過軸方向又は吸収軸方向となる向きに直線偏光板16が配置され、またこの直線偏光板16とクロスニコルを構成するように直線偏光板17が配置され、これによりノーマリブラックにより構成される。なおこれにより直線偏光板16、17は、この線状電極22Bの延長方向が吸収軸方向又は透過軸方向となる向きに配置される。
線状電極22Bは、延長方向に対して反時計方向に斜めに傾いた直線状部位Rと、時計方向に斜めに傾いた直線状部位Lとが、線状電極22Bの延長方向に交互に繰り返すように作製される。これにより線状電極22Bは、ジグザグに屈曲して作製されて、延長方向に対して三角波形状により蛇行するように形成される。またこのような屈曲が隣接する線状電極22Bで揃うように作製される。
ここで反時計方向に斜めに傾いた直線状部位Rでは、透明電極22Aと線状電極22Bとの間への電圧の印加により、この斜めに傾く直線状部位Rの線状電極22Bと直交する方向に電界が形成され、液晶分子14Aは、矢印により示すように、時計方向(右回り方向)に回転して長軸方向の向きを変化させる。これに対して時計方向に斜めに傾いた直線状部位Lでは、透明電極22Aと線状電極22Bとの間への電圧の印加により、この斜めに傾く直線状部位Lの線状電極22Bと直交する方向に電界が形成され、矢印により示すように、液晶分子14Aは反時計方向(左回り方向)に回転して長軸方向の向きを変化させる。これにより調光フィルム10では、線状電極22Bへの印加電圧により液晶分子14Aの挙動である液晶分子14Aの回転方向が異なる第1及び第2のドメインDR、DLが線状電極22Bの傾きにより交互に形成される。これにより調光フィルム10では、線状電極22Bを三角波形状により蛇行させてマルチドメイン化が図られる。
ここで調光フィルム10では、この透明電極22Aと線状電極22Bとの間への電圧の印加により、液晶分子14Aの長軸方向が線状電極22Bの延長方向に対して最大で斜め45度の角度の成すように作製され、これにより調光時、充分な透過率を確保できるように構成される。
〔ドメインの面積の設定〕
調光フィルム10は、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLの比率が、線状電極22Bの延長方向で変化するように設定される。具体的に、この実施形態において、調光フィルム10は、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLの比率が、車両1の幅方向である調光フィルム10の幅方向で変化するように設定され、これによりこの幅方向で、第1及び第2のドメインDR及びDLにおいては、面積の比率が変化するように設定される。
より具体的には、図4において符号Aにより示すように、座席より正面方向Xを見て左端側(図1においてY方向である)では、幅WR及びWLの比率が1:0となるように、また幅方向の中央部分では幅WR及びWLの比率が1:1となるように、さらに幅方向の右端側では幅WR及びWLの比率が0:1となるように、さらにこのような比率が幅方向において直線的に変化するように設定される。これらにより幅WL、WRの比率の設定に対応するように、第1及び第2のドメインDR及びDLの面積の割合が変化するように設定される。しかしてこの左手側端及び右手側端において、比率1の側であるドメインDR及びDLは、それぞれ電界の印加により液晶分子の長軸方向が後席中央の方向を向くドメインである。
なおこれにより図1に示すように、車内より見て調光フィルム10の左端及び右端に沿った領域では、それぞれ第1又は第2のドメインR又はLのみが設けられ、また中央領域では第1及び第2のドメインDR及びDLが1:1の比率により設けられ、これら左端領域、中央領域、右端領域間で、第1及び第2のドメインDR及びDLの面積が相補的に変化するように設定される。なお図1においては、電界の印加により回転する液晶分子の回転方向を矢印により示すようにして、対応するドメインL、Rの面積の大小によりこの矢印の大きさを変化させて示す。これにより調光フィルム10は、電界の印加により、左端は時計回り(左回り)に液晶分子が回転し、右端は反時計回り(右回り)に液晶分子が回転するように作製される。
このように比率を変化させるようにして、調光フィルム10では、隣接する1対のドメインDR及びDLが対を成し、この対を成す第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR、WLの加算値の平均値である、ドメインの繰り返しピッチが、50μm以上300μm以下に設定され、好ましくは100μm以上250μm以下に設定され、より好ましくは150μm以上200μm以下に設定される。これらによりこの実施形態では、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制する。
調光フィルム10では、またこのようにして各ドメイン対の幅WLRを、ドメインDR、DLの連続する方法で不規則に変化させ、これによりドイメインの繰り返しに係る規則性を緩和し、さらに像が二重写しにより見て取られる現象を低減するように構成される。具体的に、このように不規則に変化させると、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR、WLは、ばらつくことになる。ここでこのばらつきにより規則性を充分に緩和できるように、幅WR、WLのバラツキは、標準偏差(σ)が70μm以上100μm以下により、より好ましくは75μm以上95μm以下に設定される。
なおこのドメイン対の幅WLRの不規則な変化は、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR、WLがほぼ1:1である部位(中央の部分)のみに設けるようにしてもよく、この部位を含む一定範囲にのみ設けるようにしてもよい。またこの不規則な変化を重み付けして、中央部分でドメイン対の幅WLRが最も大きくばらつくようにし、左端及び右端に近づくに従って徐々にばらつきが小さくなるように設定してもよい。このようにすれば、一段と違和感なくドメインの繰り返しに係る規則性を緩和し、視野角特性を充分に向上しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を実用上充分に抑制する。
またこのようにバラツキを設定して、同一幅によるドメイン対の連続により局所的に規則性が担保されることが無いように、ほぼ同一幅によるドメイン対(幅WLRの差分絶対値が5μm以下の場合である)が5本以上連続しないように設定される。
すなわち第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLの比率を1:1に設定した状態で、ドメインの繰り返しピッチを可変して調査した結果、ドメインの繰り返しピッチを300μm以下、好ましくは250μm以下、より好ましくは200μm以下に設定することにより、各方向から見て隣接する2つのドメインにおける透過光量の差異を視認できないようにすることができ、これによりマルチドメイン化により視野角特性を向上して視野角の変化による色付を防止することができる。
しかしながら単純にドメインの繰り返しピッチを小さくしたのでは、ドメインの周期構造による回折により、調光フィルム越しに見る風景が2重写しにより見て取られる。ここでこの2重写しにあっては、ドメインの周期構造による回折光により発生するものであり、ドメインの繰り返しピッチが小さくなればなる程、2重写しに係る像間の距離が大きくなり、2重写しが激しくなって目立つようになる。ドメインの繰り返しピッチを種々に設定してこの2重写しの程度を検討したところ、ドメインの繰り返しピッチを50μm以上に設定して、好ましくは100μm以上に設定して、より好ましくは150μm以上に設定して、2重写しを低減することができる。
しかしながらこのようにドメインの繰り返しピッチを設定した場合にあって、像の2重写しを実用上充分に低減できるのは、サンルーフの幅方向の中央部分についてであり、車幅方向の両側面部については、実用上未だ不充分なことが判った。すなわちこのようなサンルーフにおいては、前席の搭乗者は前方を向いて着席していることにより、殆んどの場合、サンルーフからは前方方向を見ることになる。またこれにより前席の搭乗者は、殆んど、サンルーフからは後方を見ることは無いと言える。また後席の搭乗者にあっても、その多くがサンルーフより前方方向を見ることになる。
このようにして前方方向を主に見る場合にあって、幅方向に係る中央部分で前方方向を見て取られる風景は、多くが空であり、この場合、2重写しにより雲等が見て取られても、多くは何ら気にならないと言える。またこの場合、雲等が見て取られることにより、この幅方向の中央部分にあっては、2重写しを改善するよりも視野角特性の向上を図る方が望ましいと言える。これにより幅方向の中央部分にあっては、上述の繰り返しピッチの設定を前提に、ドメインDR及びDLの幅WR及びWLの比率が1:1に設定される。
これに対して幅方向の両端部では、道路の両側に設けられた各種の構造物、信号、標識等が見て取られることになり、中央部分に比して像の2重写しが格段に目立つようになる。ここでマルチドメインに代えてシングルドメインの構造を採用すると、このようなドメインの周期構造による回折現象が発生しないことにより、像の2重写しを防止することができる。またこの場合に、この実施形態では、幅方向の左端側及び右端側が、前方方向から時計方向及び反時計方向に45度の方向に液晶分子が配向する方向であることにより、透過光量を充分に確保して像の2重写しを防止することができる。
またこのように幅方向の左端側及び右端側に向かって、中央部分から徐々に2つのドメインの面積の比率(割合)が変化するように設定すれば、このように中央部分と左端側及び右端側とで比率を設定するようにして、この比率(割合)の設定による光学特性の幅方向における変化を知覚できないようにすることができ、これによりユーザーに違和感を知覚させないようにすることができる。
またさらにこの実施形態では、中央部分の左右で、第1及び第2のドメインDR及びDLにおける割合の変化が対称形状の特性曲線を示すように設定され、これによってもユーザーに違和感を知覚させないようにすることができる。
またさらにこのようにドメインの面積を変化させて、左手側端及び右手側端において、比率1の側であるドメインDR及びDLが、それぞれ電界の印加により液晶分子の長軸方向が後席中央を向く側のドメインであることにより、透過光量の低下を有効に回避することができる。
なお図4では符号Aにより示す直線的な比率の変化に代えて、符号Bにより示すように、曲線形状により比率を変化させてもよい。
以上の構成によれば、線状電極の屈曲により第1及び第2のドメインを形成するようにして、線状電極の延長方向で、第1及び第2のドメインの面積の比率を変化させることにより、IPS/FFS方式を採用して視野角による色付を低減しつつ、像が二重写しにより見て取られる現象を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
図5は、図4との対比により、この実施形態に係るドメインの設定の説明に供する図である。この実施形態では、この図5に示すドメインの設定が異なる点を除いて、上述の実施形態と同一に構成される。
ここでこの実施形態では、車幅方向に、第1又は第2のドメインDR又はDLの幅WR又はWLの移動平均値が設定される。具体的に、第1実施形態について上述したと同様に、一方の端部から他方の端部に向かうに従って、第1のドメインDRの割合が増大するように、左端及び右端では、第1又は第2のドメインDR又はDLのみとなり、中央では第1及び第2のドメインDR及びDLの面積が1:1になるように、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR、WLが設定され、これにより第1又は第2のドメインDR又はDLの幅WR又はWLの移動平均値が設定される(図4において符号Aにより示す特性曲線である)。なおここで移動平均に供する区間は、例えば5ドメインの区間である。
この実施形態では、このように移動平均値を設定して、この移動平均値による基準値から、図5において、符号Cにより示すように、正方向及び負方向に、ランダムに各部における面積の比率が変化するように設定される。ここでこの移動平均による特性曲線からのランダムな変化は、変化量が、第1及び第2の繰り返しピッチ(WLR)の10%以上50%以下、好ましくは20%以上30%以下に設定される。これによりこの実施形態では、ドメインの面積の変化に係る規則性を一段と緩和する。
この実施形態では、このようにして設定されたドメイン幅WR、WLにより各ドメインが作製される。これによりこの実施形態では、一段と像の二重写しを低減する。なおこのドメイン幅の規則性の緩和は、第1及び第2のドメイン幅WR、WLを一定値に保持するようにして、第1及び第2のドメインン幅を相補的に変化させて設定してもよく、またこれに代えて第1及び第2のドメイン幅の一方又は双方を単純に変化させて実行してもよい。
なおこのドメイン幅WR、WLの設定にあっては、このように車幅方向に規則性の緩和に代えて、又は車幅方向における規則性の緩和に加えて、ドメインの長さ方向に規則性を緩和するようにしてもよい。なおこのドメインの長さ方向に規則性の緩和にあっては、例えばドメインの幅を車両の長さ方向で変化させるようにしてもよく、ドメイン境界を蛇行させるようにしてもよい。
表1は、この規則性の緩和の実験に供した試料の説明に供する図表である。この実験において、調光フィルムAは、シングルドメインにより作製した。線状電極22Bの電極幅は6.0μmとした。また調光フィルムBは、線状電極22Bの電極幅を6.0μm〜8.0μmの範囲でランダムに可変し、これにより電極幅の規則性を緩和して、シングルドメインにより作製した。
調光フィルムC〜Hは、線状電極22Bの電極幅を6.0μmとして作製した。調光フィルムCは、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR、Wlについて、WR=WLの条件で幅WR、WLを200μm〜300μmの範囲で徐々に可変した。調光フィルムDは、第2のドメインLの幅WLを250μmに固定し、第1のドメインRの幅WRを200μm〜300μmの範囲で徐々に可変した
調光フィルムEは、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLを共に250μmとした。調光フィルムFは、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLを200μm及び300μmとした。調光フィルムGは、ドメイン対における第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLの加算値WLRを500μmに保持するようにして、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLを200、250、300μmでランダムに設定した。調光フィルムHは、第1及び第2のドメインDR及びDLの幅WR及びWLを400μ及び100μmに設定した。
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12は、これら調光フィルムA、C、D、E、F、G、Hによる像の二重写しの確認に供する写真である。この写真は、この写真に係る書面を調光フィルムを介して撮影した結果である。なおこの撮影では、被写体である書面から距離1500mmだけ離間して調光フィルムを配置し、この調光フィルムから距離100mmだけ離間した箇所に撮像装置を配置した。この撮像結果によれば、調光フィルムHで充分に像の二重写しが小さくなることが確認される。またドメイン幅を可変して像の二重写しが小さくなることを確認することができる。
この実施形態では、さらにドメイン幅を不規則に可変することにより、一段と像の二重写しを低減することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を種々に組み合わせたり、種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、液晶材料を間に挟んで2つの積層体12、13を積層一体化して液晶セルを作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2つの積層体を積層一体化した後、この2つの積層体12、13の間に液晶材料を配置して液晶セルを作製する場合にも広く適用することができる。
また上述の実施形態では、線状電極の延長方向について、第1及び第2のドメインの面積の比率を変化させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、線状電極の繰り返し方向について、第1及び第2のドメインの面積の比率を変化させるようにしてもよい。
また上述の実施形態では、調光フィルムを積層対象に貼り付けて積層する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば合わせガラスのように、積層対象により挟持して加圧一体化して調光フィルムの積層体を構成する場合等にも広く適用することができる。
1 車両
2、3、4、5、6 搭乗者
7 開口
8 調光フィルムの積層体
9 透明板材
10 調光フィルム
12 上側積層体(第1の積層体)
13 下側積層体(第2の積層体)
14 液晶層
14A 液晶分子
15 液晶セル
16、17 直線偏光板
18、19 位相差フィルム
21A、21B 基材
22A 電極
22B 線状電極
23 絶縁層
24A、24B 配向層
25 シール材
27 スペーサー

Claims (5)

  1. 第1及び第2の積層体により液晶層を挟持して液晶セルが形成され、
    前記第1の積層体には少なくとも線状電極が設けられ、
    前記第1の積層体に設けられた線状電極の屈曲により第1及び第2のドメインが、繰り返しピッチ50μm以上300μm以下により形成され、
    前記線状電極の延長方向又は前記線状電極の繰り返し方向で、前記第1及び第2のドメインの面積の比率が変化する
    調光フィルム。
  2. 前記第1及び第2のドメインの面積の比率は、前記第1の積層体の中央部分で等しく、
    前記第1及び第2のドメインの面積の比率の変化が、
    前記中央部分から一方の側の周辺部分に向かうに従って、前記第1のドメインの面積の比率が徐々に増大し、前記中央部分から他方の側の周辺部分に向かうに従って、前記第1のドメインの面積の比率が徐々に減少する変化である
    請求項1に記載の調光フィルム。
  3. 前記第1及び第2のドイメインの幅が、
    前記第1及び第2のドメインを横切る方向で、不規則に変化している
    請求項2に記載の調光フィルム。
  4. 請求項1、請求項2、請求項3の何れかに記載の調光フィルムを透明板材に積層して形成された
    調光フィルムの積層体。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3の何れかに記載の調光フィルムを透明板材に積層して、前記第1及び第2のドメインの面積の比率が変化する方向が車幅方向となるように配置してサンルーフが形成された
    車両。
JP2016136226A 2016-07-08 2016-07-08 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両 Active JP6119908B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136226A JP6119908B1 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136226A JP6119908B1 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6119908B1 JP6119908B1 (ja) 2017-04-26
JP2018005187A true JP2018005187A (ja) 2018-01-11

Family

ID=58666586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016136226A Active JP6119908B1 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6119908B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102963A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295318U (ja) * 1989-01-17 1990-07-30
JPH1130784A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2002323706A (ja) * 2001-02-23 2002-11-08 Nec Corp 横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法
JP2003156754A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Hannstar Display Corp 横電界スイッチング方式の液晶表示装置
JP2014016579A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
JP2016114804A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295318U (ja) * 1989-01-17 1990-07-30
JPH1130784A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2002323706A (ja) * 2001-02-23 2002-11-08 Nec Corp 横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法
JP2003156754A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Hannstar Display Corp 横電界スイッチング方式の液晶表示装置
JP2014016579A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
JP2016114804A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102963A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6119908B1 (ja) 2017-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6825635B2 (ja) 調光フィルム及び合わせガラス
WO2018012365A1 (ja) 調光フィルム、調光部材、車両
JP2017181888A (ja) 調光フィルム、調光フィルムの積層体
JP2022043240A (ja) 調光システム、調光フィルムの駆動方法
TWI592724B (zh) Dimming film
KR101454073B1 (ko) 광학 필터
JP2016126289A (ja) 液晶セル、調光材及び合わせガラス
WO2014034471A1 (ja) 液晶表示装置
JP6128269B1 (ja) 調光フィルム
JP6119908B1 (ja) 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両
JP2017065945A (ja) 合わせガラス
JP6441098B2 (ja) 車両用映像表示ミラー
JP6156540B1 (ja) 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP6024844B1 (ja) 調光フィルム、調光フィルムの積層体及び車両
JP2022176315A (ja) 調光部材、構造物、調光部材の配置方法
JP2018109735A (ja) 調光部材、構造体、調光部材の配置方法
JP6112237B1 (ja) 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP6057012B1 (ja) 調光フィルム
JP7074071B2 (ja) 調光フィルム
WO2017170688A1 (ja) 調光システム、調光装置、調光フィルム、調光フィルムの駆動方法、及び車両
JP6296350B2 (ja) 調光装置および区画部材
JP6825274B2 (ja) 調光システム、車両、及び調光フィルムの駆動方法
JP7124897B2 (ja) 調光システム、車両、及び調光フィルムの駆動方法
JP6953750B2 (ja) 調光セル
JP6180125B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6119908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150