JP2018003641A - 車両の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる排気浄化装置を提供すること。
【解決手段】排気浄化装置50は、タービンホイール41Bより上流側において排気管15に接続される一端部21aと、触媒コンバータ13とGPF14との間において排気管15に接続される他端部21bとを有し、ウェイストゲートバルブ22によって開閉されるバイパス管21を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された排気浄化装置に関する。
自動車等の車両に搭載される 内燃機関の排気に含まれるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)を捕集して除去する技術として、排気管にパティキュレート捕集用のパティキュレートフィルタを設けることが知られている。
パティキュレートフィルタでは、捕集したパティキュレートをフィルタ再生処理により燃焼して除去するようにしているが、このフィルタ処理では、燃料消費量が増大してしまう。従来は、燃料消費量が増大することを抑制するために蒸発燃料を利用したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載される蒸発燃料処理装置は、キャニスタの活性炭に補集された蒸発燃料を、内燃機関で駆動される機械式の過給機によって触媒コンバータに供給し、触媒コンバータに供給された燃料成分を酸化触媒によって酸化させている。
実開平2−115850号公報
このような従来の蒸発燃料処理装置は、内燃機関で駆動される機械式の過給機によって蒸発燃料を触媒コンバータに供給しているので、機械式の過給機が必要となる。これにより、装置の製造コストが増大する上に、内燃機関の燃費が悪化する。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる車両の排気浄化装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、燃料タンク内で生じた蒸発燃料を補集するキャニスタと、前記キャニスタと内燃機関とを接続し、前記キャニスタに補集された蒸発燃料を前記内燃機関に排出する蒸発燃料通路と、内燃機関から排気が排出される排気通路と、前記排気通路に設けられ、前記内燃機関から排出された排気を浄化する触媒コンバータと、前記排気通路に設けられ、前記触媒コンバータを通過した排気中に含まれるパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、前記内燃機関と前記触媒コンバータとの間に位置するように前記排気通路に設けられた排気タービンを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給するターボチャージャとを備えた車両の排気浄化装置であって、前記排気タービンより上流側において前記排気管に接続される一端部と、前記触媒コンバータと前記パティキュレートフィルタとの間において前記排気通路に接続される他端部とを有するバイパス通路を備える。
このように上記の本発明によれば、簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置を備えた内燃機関の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置におけるGPF活性化パージ制御のフローチャートである。
以下、本発明に係る車両の排気浄化装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1、図2は、本発明に係る一実施の形態の車両の排気浄化装置を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、自動車等の車両には内燃機関としてのガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)1が搭載されている。エンジン1は、複数の気筒2を備えており、それぞれの気筒には図示しないピストンが収容されている。
エンジン1にはそれぞれ燃料噴射弁3が設けられており、燃料噴射弁3は、気筒2のそれぞれに連通する図示しない吸気ポートにそれぞれ設置されている。燃料噴射弁3は、デリバリパイプ4に接続されている。
デリバリパイプ4は、燃料配管4Aを介して燃料タンク5に接続されており、燃料タンク5から供給された燃料(ガソリン)を各燃料噴射弁3に供給する。
エンジン1には吸気装置6が取付けられている。吸気装置6は、吸気ダクト7、エアクリーナ8、吸気管9および吸気マニホールド10を備えている。
吸気ダクト7は、空気(外気)を取り入れる開口を有し、開口から取り入れられた空気は、エアクリーナ8に導入される。エアクリーナ8は、エアクリーナ本体8Aにエアフィルタ8Bが内蔵されており、エアフィルタ8Bは、吸気ダクト7から取り入れられた空気から異物を除去して浄化する。
吸気管9は、浄化された空気を吸気マニホールド10に導入する。吸気マニホールド10は、各気筒2に連通しており、吸入空気を各気筒2に分配して導入する。
エンジン1は、各気筒2に吸入された空気と、燃料噴射弁3から噴射された燃料とを図示しない点火プラグによって点火することにより、燃焼を行う。
吸気管9にはスロットルバルブ9Aが取付けられている。スロットルバルブ9Aは、図示しないアクセルペダルの操作量に応じて吸気管9の開度を調整することにより、気筒2に吸入される空気量を調整する。
エンジン1には排気装置11が取付けられている。排気装置11は、排気マニホールド12、触媒コンバータ13、ガソリンパティキュレートフィルタ(以下、単にGPFという)14および排気管15を備えている。
排気マニホールド12は、エンジン1に接続されている。排気マニホールド12には各気筒2から排気が排出され、排気マニホールド12は、各気筒2から排出される排気を合流する。
排気管15は、排気マニホールド12の下流端に接続されている。排気管15には触媒コンバータ13が設けられており、排気マニホールド12に排出された排気は、触媒コンバータ13に排出される。
触媒コンバータ13は、ケーシング13Aに触媒13Bを内蔵しており、触媒13Bは、排気中に含まれるHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)等の未燃成分をO2(酸素)と反応させ、CO、CO(二酸化炭素)、HO(水)等に酸化して浄化する。
排気管15にはGPF14が設けられており、GPF14は、ケーシング14Aに内蔵されている。GPF14は、ハニカム形状に形成されており、粒子状物質であるパティキュレートを捕集する。
排気管15は、GPF14よりも下流に図示しないマフラを備えている。排気管15は、GPF14から排出される排気をマフラによって消音しつつ、下流開口端から外部(大気)に排出する。本実施の形態の排気管15は、本発明の排気通路を構成する。
エンジン1にはターボチャージャ41が設けられている。コンプレッサホイール41Aとタービンホイール41Bとを備えている。
コンプレッサホイール41Aは、エアクリーナ8の下流側において吸気管9に設けられている。タービンホイール41Bは、エンジン1と触媒コンバータ13との間に位置するようにして排気管15に設けられている。
タービンホイール41Bは、コンプレッサホイール41Aに連結されてコンプレッサホイール41Aと一体で回転する。タービンホイール41Bは、エンジン1から排出された排気圧を利用して回転し、コンプレッサホイール41Aは、タービンホイール41Bと一体で回転することで吸入空気を過給してエンジン1に導入する。本実施の形態のタービンホイール41Bは、本発明の排気タービンを構成する。
エンジン1にはキャニスタ16が取付けられている。キャニスタ16は、キャニスタ本体16Aとキャニスタ本体16Aに内蔵された活性炭等の吸着材16Bとを備えている。
キャニスタ本体16Aは、ベーパ管17によって燃料タンク5に接続されており、燃料タンク5の内部に発生した燃料蒸気は、ベーパ管17を通してキャニスタ本体16Aに導入される。吸着材16Bは、キャニスタ本体16Aに導入された蒸発燃料を吸着する。
キャニスタ本体16Aには空気導入管18が取付けられており、空気導入管18は、キャニスタ本体16Aに空気を導入する。キャニスタ本体16Aは、パージ管19によって吸気マニホールド10に接続されている。
パージ管19にはパージバルブ20が取付けられており、パージバルブ20は、例えば、その励磁電流がデューティ制御されることで開度が変化し、パージ管19を流れるパージガスの流量を調整する。
パージバルブ20がデューティ比に応じた開度で開かれると、吸気マニホールド10の内部の吸気負圧により、吸着材16Bから脱離した蒸発燃料が、空気導入管18からキャニスタ本体16Aに導入された空気と共にパージガスとして吸気マニホールド10に吸入される。
吸気マニホールド10に吸入されるパージガスは、気筒2で燃焼されて排気装置11から外部に排出される。なお、パージ管19は、スロットルバルブ9Aよりも空気の流れ方向の下流に取り付けられていればよいので、吸気管9に取付けられてもよい。また、吸気マニホールド10に対するパージ管19の取付け位置は、特に限定されるものではない。
エンジン1にはバイパス管21が設けられている。バイパス管21は、タービンホイール41Bより上流側において排気管15に接続される一端部21aと、触媒コンバータ13とGPF14との間において排気管15に接続される他端部21bとを有する。
すなわち、本実施の形態のバイパス管21は、タービンホイール41Bの上流側において排気管15から分岐され、タービンホイール41Bおよび触媒コンバータ13を迂回して触媒コンバータ13とGPF14との間の排気管15に接続されている。ここで、上流、下流とは、排気が流れる方向に対して上流、下流を示す。
バイパス管21にはウェイストゲートバルブ22が取付けられており、ウェイストゲートバルブ22は、例えば、その励磁電流がデューティ制御されることで開度が変化し、バイパス管21を流れる排気ガスの流量を調整する。
ウェイストゲートバルブ22がデューティ比に応じた開度で開かれ、後述するバルブ24が開かれると、排気がタービンホイール41Bおよび触媒コンバータ13を迂回してバイパス管21を通してGPF14に導入される。エンジン1から排気マニホールド12に排出される排気としては、燃料と空気の混合気が燃焼された排気ガスと燃料カット時の空気とが含まれる。
バイパス管21と排気管15とは接続管23によって接続されている。接続管23の一端部23aは、バイパス管21のウェイストゲートバルブ22の下流側に接続されており、接続管23の他端部23bは、タービンホイール41Bの下流側で、かつ触媒コンバータ13の上流側において排気管15に接続されている。
バイパス管21には接続管23を流れる排気の流量を調整するバルブ24が設けられており、バルブ24は、接続管23の一端部23aよりも下流側に設置されている。バルブ24は、例えば、その励磁電流がデューティ制御されることで開度が変化し、接続管23を流れる排気の流量を調整する。バルブ24がデューティ比に応じた開度で開かれると、パイパス管21を流れる排気が接続管23を通してGPF14に排出可能となる。
本実施の形態のバイパス管21は、本発明のバイパス通路を構成し、パージ管19は、本発明の蒸発燃料通路を構成する。接続管23は、本発明の接続路を構成する。排気装置11、キャニスタ16、バイパス管21、ウェイストゲートバルブ22、接続管23およびバルブ24は、本発明の排気浄化装置50を構成する。
パージバルブ20、ウェイストゲートバルブ22およびバルブ24は、ECU(Electronic Control Unit)31によって制御される。ECU31は、図示しないCPU(Central processing unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等を含んだコントローラから構成されている。
次に、図2に示すフローチャートに基づいてGPF活性化パージ制御を説明する。図2のGPF活性化パージ制御のプログラムは、ROMに格納されており、GPF活性化パージ制御のプログラムは、CPUによって実行される。
図2において、ECU31は、パージ要求フラグがオンであるか否かを判別する(ステップS1)。パージ要求フラグは、キャニスタ16の吸着材16Bに蒸発燃料が所定量以上吸着されたときにオンとなる。例えば、前回のパージが行われた時機から一定時間が経過した場合にオンとなる。また、所定量以上とは、少なくともGPF14を再生可能な量である。
ステップS1において、ECU31は、パージ要求フラグがオンとなっていないものと判断した場合にはステップS8に処理を移し、パージ要求フラグがオンとなっているものと判断した場合には燃料カット実施フラグがオンか否かを判別する(ステップ2)。
ステップS2において、ECU31は、燃料カット実施フラグがオンでないものと判断した場合には、ステップS8に進む。ステップS2において、ECU31は、燃料カット実施フラグがオンであるものと判断した場合には、GPF14に補集されたパティキュレートが所定量以上であるか否かを判別する(ステップS3)。
ステップS3において、ECU31は、GPF14に補集されたパティキュレートが所定量未満であるものと判断した場合にはステップS8に進み、GPF14に補集されたパティキュレートが所定量以上であるものと判断した場合にはステップS4に進む。
ECU31は、GPF14の上流と下流に設けられた図示しない圧力センサの差圧や運転状態に基づいた補集量算出データ等に基づいてパティキュレートの補集量を推定することで、GPF14に補集されるパティキュレートの量を検出する。
ステップS4において、ECU31は、GPF14の温度が適温か否かを判別し、GPF14の温度が適温でないものと判断した場合にはステップS8に進む。ECU31は、GPF14の温度が適温であるものと判断した場合には、予め定められた開度でパージバルブ20を開く(ステップS5)。
パージバルブ20が開かれると、吸気マニホールド10の内部の吸気負圧により、吸着材16Bから脱離した蒸発燃料が、空気導入管18からキャニスタ本体16Aに導入された空気と共にパージガスとして吸気マニホールド10に吸入される。
次いで、ECU31は、予め定められた開度でウェイストゲートバルブ22を開き(ステップS6)、エンジン1の運転状態に基づいた開度でバルブ24を開いて(ステップS7)、今回の処理を終了する。これにより、エンジン1から排気管15に排出されるパージガスと空気が混合された混合ガスがバイパス管21に排出される。
バイパス管21に排出された混合ガスは、タービンホイール41Bおよび触媒コンバータ13を迂回してGPF14に導入される。これにより、GPF14に捕集されるパティキュレートが燃焼して除去されることにより、GPF14のフィルタ再生処理が実施される。この結果、GPF14の目詰まりを解消することができ、排気抵抗を低減することができる。
ここで、ステップS2において、ECU31が燃料カットの実施の有無を判断するのは、GPF14に補集されたパティキュレートを燃焼する際には、燃焼を促進するために酸素が必要だからである。燃料カット中は、燃料を含まない外気をそのままバイパス管21に導入することができるので、この空気を利用して燃焼を促進できる。
また、バイパス管21からGPF14に混合ガスが導入される場合には、空気とパージガスの混合ガスが触媒コンバータ13を通過しない。これにより、混合ガスが触媒コンバータ13で酸化されることを防止でき、GPF14のフィルタ再生処理をより効果的に実施できる。
ステップS4において、ECU31がGPF14の温度を判断するのは、GPF14が高すぎる場合にGPF14を燃焼すると、GPF14が熱劣化するおそれがあり、GPF14の温度が低すぎると、パージガスが燃焼しないおそれがあるので、GPF14を熱劣化させずにパージガスを燃焼させる必要があるからである。
ステップS8において、ECU31は、パージバルブ20を開くためのフラグがオンであるか否かを判断する通常制御を実施する。ECU31は、吸気マニホールド10の吸気圧力に基づいて、吸気圧が大気圧以下、すなわち、負圧であるものと判断した場合には、パージバルブ20を開くためのフラグをオンにしてステップS9に進む。
ECU31は、吸気マニホールド10の吸気圧力に基づいて、吸気圧が大気圧よりも大きい、すなわち、正圧であるものと判断した場合には、パージバルブ20を開くためのフラグをオンにせずにステップS13に進む。ステップS13において、ECU13は、パージバルブ20を閉じてステップS10に進む。これにより、パージガスが吸気マニホールド10に導入されない。
ステップS9において、ECU31は、パージバルブ20を開く。これにより、キャニスタ16から吸気マニホールド10を通して気筒2にパージガスが導入され、気筒2内で燃焼される。
ステップS10において、ECU31は、ウェイストゲートバルブ22を開くフラグがオンであるか否かを判断する通常制御を実施する。ステップS10において、ECU31は、タービンホイール41Bが過回転状態であるか否かを判別するために、例えば、エンジン1の回転数および吸気管9の圧力からタービンホイール41Bの回転数を推定し、タービンホイール41Bが過回転状態であるか否かを判断する。
あるいは、タービンホイール41Bの回転数を検出するセンサを設け、ECU31は、センサの検出情報に基づいてタービンホイール41Bの回転数を検出し、タービンホイール41Bが過回転状態であるか否かを判別する。なお、タービンホイール41Bが過回転状態であるか否かを判断する手段は、これらに限定されるものではない。
ステップS10において、ECU31は、ウェイストゲートバルブ22を開くフラグがオンでないものと判断した場合には、タービンホイール41Bが過回転ではないので、ステップS14に進む。一方、ウェイストゲートバルブ22を開くフラグがオンであるものと判断した場合には、タービンホイール41Bが過回転であるので、ステップS11に進む。
ステップS14において、ECU31は、ウェイストゲートバルブ22を閉じた後、ステップS12に進んでバルブ24を閉じて(ステップS12)、今回の処理を終了する。これにより、エンジン1から排気管15に排出された排気圧によってタービンホイール41Bが回転する。
ステップS11において、ECU13は、エンジン1の運転状態に基づいた開度でウェイストゲートバルブ22を開いた後、バルブ24を閉じて(ステップS12)、今回の処理を終了する。
これにより、タービンホイール41Bに流れる排気ガスの一部がバイパス管21に排出され、タービンホイール41Bの過回転が防止される。このため、安定した過給圧を得ることができるとともに、エンジン1やターボチャージャ41を保護することができる。
このように本実施の形態の排気浄化装置50によれば、タービンホイール41Bより上流側において排気管15に接続される一端部21aと、触媒コンバータ13とGPF14との間において排気管15に接続される他端部21bとを有し、ウェイストゲートバルブ22によって開閉されるバイパス管21を備えている。
これにより、ウェイストゲートバルブ22を有するバイパス管21を、タービンホイール41Bの上流側から触媒コンバータ13とGPF14との間に延ばした簡易な構成によってパージガスと空気の混合ガスをGPF14に供給して、GPF14からパティキュレートを燃焼して除去することができる。また、蒸発燃料を利用してGPF14からパティキュレートを燃焼して除去できるので、エンジン1の燃費が悪化することを防止できる。
また、本実施の形態の排気浄化装置50によれば、一端部23aがバイパス管21に接続され、他端部23bがタービンホイール41Bの下流側で、かつ触媒コンバータ13の上流側において排気管15に接続される接続管23が設けられている。
さらに、接続管23にはバイパス管21を流れる排気量を調整するバルブ24が設けられ、バルブ24は、接続管23の一端部23aよりも下流側に設置されている。
これにより、燃料噴射時に、必要に応じて排気を触媒コンバータ13に排出することができ、排気ガスを触媒コンバータ13で浄化することができる。
なお、本実施の形態では、ガソリンエンジンにパティキュレートフィルタを適用しているが、ディーゼルエンジンにパティキュレートフィルタを適用してもよい。
本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン(内燃機関)、13...触媒コンバータ、14...ガソリンパティキュレートフィルタ、15...排気管(排気通路)、16...キャニスタ、19...パージ管(蒸発燃料通路)、21...バイパス管(バイパス通路)、21a...一端部(バイパス通路の一端部)、21b...他端部(バイパス通路の他端部)、23...接続管(接続路)、23a...一端部(接続路の一端部)、23b...他端部(接続路の他端部)、24...バルブ、43...ターボチャージャ、43B...タービンホイール(排気タービン)、50...排気浄化装置

Claims (2)

  1. 燃料タンク内で生じた蒸発燃料を補集するキャニスタと、
    前記キャニスタと内燃機関とを接続し、前記キャニスタに補集された蒸発燃料を前記内燃機関に排出する蒸発燃料通路と、
    内燃機関から排気が排出される排気通路と、
    前記排気通路に設けられ、前記内燃機関から排出された排気を浄化する触媒コンバータと、
    前記排気通路に設けられ、前記触媒コンバータを通過した排気中に含まれるパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、
    前記内燃機関と前記触媒コンバータとの間に位置するように前記排気通路に設けられた排気タービンを有し、排気圧を利用して吸入空気を過給するターボチャージャとを備えた車両の排気浄化装置であって、
    前記排気タービンより上流側において前記排気管に接続される一端部と、前記触媒コンバータと前記パティキュレートフィルタとの間において前記排気通路に接続される他端部とを有するバイパス通路を備えたことを特徴とする車両の排気浄化装置。
  2. 一端部が前記バイパス通路に接続され、他端部が前記排気タービンの下流側で、かつ前記触媒コンバータの上流側において前記排気通路に接続される接続路が設けられており、
    前記接続路には前記バイパス通路を流れる排気量を調整するバルブが設けられており、前記バルブは、前記接続路の一端部よりも下流側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の排気浄化装置。
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