JP2017218931A - 車両の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる車両の排気浄化装置を提供すること。【解決手段】排気浄化装置50は、触媒コンバータ13を迂回し、エンジン1とGPF14の上流側とを接続するバイパス管21と、キャニスタ16とバイパス管21とを接続する第1のパージ管19および第2のパージ管23と有し、バイパス管21と第2のパージ管23にエジェクタ25が設けられている。エジェクタ25は、バイパス管21通路を流れる空気の流速を高めて流出させるノズル部26と、ノズル部26から流出される空気の流れによってパージガスを吸引する吸引部27と、ノズル部26から流出される空気と吸引部27から吸引される蒸発燃料とを混合させてGPF14に排出するディフューザ部28とを含んで構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された排気浄化装置に関する。
自動車等の車両に搭載される内燃機関の排気に含まれるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)を捕集して除去する技術として、排気管にパティキュレート捕集用のパティキュレートフィルタを設けることが知られている。
パティキュレートフィルタでは、捕集したパティキュレートをフィルタ再生処理により燃焼して除去するようにしているが、このフィルタ処理では、燃料消費量が増大してしまう。従来は、燃料消費量が増大することを抑制するために蒸発燃料を利用したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載される蒸発燃料処理装置は、キャニスタの活性炭に補集された蒸発燃料を、内燃機関で駆動される機械式の過給機によって触媒コンバータに供給し、触媒コンバータに供給された燃料成分を酸化触媒によって酸化させている。
実開平2−115950号公報
このような従来の蒸発燃料処理装置は、内燃機関で駆動される機械式の過給機によって蒸発燃料を触媒コンバータに供給しているので、機械式の過給機が必要となる。これにより、装置の製造コストが増大する上に、内燃機関の燃費が悪化する。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる車両の排気浄化装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、内燃機関から排出された排気を浄化する触媒コンバータと、前記触媒コンバータを通過した排気中に含まれるパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、燃料タンク内で生じた蒸発燃料を補集するキャニスタとを備えた車両の排気浄化装置であって、前記触媒コンバータを迂回し、内燃機関と前記パティキュレートフィルタの上流側とを接続するバイパス通路と、前記キャニスタと前記バイパス通路とを接続する蒸発燃料通路と有し、前記バイパス通路と前記蒸発燃料通路にエジェクタが設けられており、前記エジェクタは、前記バイパス通路を流れる排気の流速を高めて流出させるノズル部と、前記ノズル部から流出される排気の流れによって前記蒸発燃料を吸引する吸引部と、前記ノズル部から流出される排気と前記吸引部から吸引される蒸発燃料とを混合させて前記パティキュレートフィルタに排出するディフューザ部とを含んで構成される。
このように上記の本発明によれば、簡素な構成で効率よくパティキュレートフィルタからパティキュレートを除去することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置を備えた内燃機関の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置のエジェクタの断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置におけるGPF活性化パージ制御のフローチャートである。 図4は、本発明の一実施の形態に係る車両の排気浄化装置を備えた他の構成の内燃機関の概略構成図である。
以下、本発明に係る車両の排気浄化装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本発明に係る一実施の形態の車両の排気浄化装置を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、自動車等の車両には内燃機関としてのガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)1が搭載されている。エンジン1は、複数の気筒2を備えており、それぞれの気筒には図示しないピストンが収容されている。
エンジン1にはそれぞれ燃料噴射弁3が設けられており、燃料噴射弁3は、気筒2のそれぞれに連通する図示しない吸気ポートにそれぞれ設置されている。燃料噴射弁3は、デリバリパイプ4に接続されている。
デリバリパイプ4は、燃料配管4Aを介して燃料タンク5に接続されており、燃料タンク5から供給された燃料(ガソリン)を各燃料噴射弁3に供給する。
エンジン1には吸気装置6が取付けられている。吸気装置6は、吸気ダクト7、エアクリーナ8、吸気管9および吸気マニホールド10を備えている。
吸気ダクト7は、空気(外気)を取り入れる開口を有し、開口から取り入れられた空気は、エアクリーナ8に導入される。エアクリーナ8は、エアクリーナ本体8Aにエアフィルタ8Bが内蔵されており、エアフィルタ8Bは、吸気ダクト7から取り入れられた空気から異物を除去して浄化する。
吸気管9は、浄化された空気を吸気マニホールド10に導入する。吸気マニホールド10は、各気筒2に連通しており、吸入空気を各気筒2に分配して導入する。
エンジン1は、各気筒2に吸入された空気と、燃料噴射弁3から噴射された燃料とを図示しない点火プラグによって点火することにより、燃焼を行う。
吸気管9にはスロットルバルブ9Aが取付けられている。スロットルバルブ9Aは、図示しないアクセルペダルの操作量に応じて吸気管9の開度を調整することにより、気筒2に吸入される空気量を調整する。
エンジン1には排気装置11が取付けられている。排気装置11は、排気マニホールド12、触媒コンバータ13、ガソリンパティキュレートフィルタ(以下、単にGPFという)14および排気管15を備えている。
排気マニホールド12は、エンジン1に接続されている。排気マニホールド12には各気筒2から排気が排出され、排気マニホールド12は、各気筒2から排出される排気を合流する。
排気管15は、排気マニホールド12の下流端に接続されている。排気管15には触媒コンバータ13が設けられており、排気マニホールド12に排出された排気は、触媒コンバータ13に排出される。
触媒コンバータ13は、ケーシング13Aに触媒13Bを内蔵しており、触媒13Bは、排気中に含まれるHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)等の未燃成分をO2(酸素)と反応させ、CO、CO(二酸化炭素)、HO(水)等に酸化して浄化する。
排気管15にはGPF14が設けられており、GPF14は、ケーシング14Aに内蔵されている。GPF14は、ハニカム形状に形成されており、パティキュレートを捕集する。
排気管15は、GPF14よりも下流に図示しないマフラを備えている。排気管15は、GPF14から排出される排気をマフラによって消音しつつ、下流開口端から外部(大気)に排出する。
エンジン1にはキャニスタ16が取付けられている。キャニスタ16は、キャニスタ本体16Aとキャニスタ本体16Aに内蔵された活性炭等の吸着材16Bとを備えている。
キャニスタ本体16Aは、ベーパ管17によって燃料タンク5に接続されており、燃料タンク5の内部に発生した燃料蒸気は、ベーパ管17を通してキャニスタ本体16Aに導入される。吸着材16Bは、キャニスタ本体16Aに導入された蒸発燃料を吸着する。
キャニスタ本体16Aには空気導入管18が取付けられており、空気導入管18は、キャニスタ本体16Aに空気を導入する。キャニスタ本体16Aは、第1のパージ管19によって吸気マニホールド10に接続されている。
第1のパージ管19にはパージバルブ20が取付けられており、パージバルブ20は、例えば、その励磁電流がデューティ制御されることで開度が変化し、第1のパージ管19を流れるパージガスの流量を調整する。
パージバルブ20がデューティ比に応じた開度で開かれると、吸気マニホールド10の内部の吸気負圧により、吸着材16Bから脱離した蒸発燃料が、空気導入管18からキャニスタ本体16Aに導入された空気と共にパージガスとして吸気マニホールド10に吸入される。
吸気マニホールド10に吸入されたパージガスは、気筒2で燃焼されて排気装置11から外部に排出される。なお、第1のパージ管19は、スロットルバルブ9Aよりも空気の流れ方向の下流に取り付けられていればよいので、吸気管9に取付けられてもよい。排気マニホールド12に対する第1のパージ管19の取付け位置は、特に限定されるものではない。
排気マニホールド12とGPF14の上流側とは、バイパス管21によって接続されており、バイパス管21は、触媒コンバータ13を迂回している。ここで、上流、下流とは、排気の流れる方向に対して上流、下流を示す。
バイパス管21にはパージバルブ22が取付けられており、パージバルブ22は、例えば、その励磁電流がデューティ制御されることで開度が変化し、バイパス管21を流れるパージガスの流量を調整する。
パージバルブ22がデューティ比に応じた開度で開かれると、排気が触媒コンバータ13を迂回してバイパス管21を通してGPF14に導入される。エンジン1から排気マニホールド12に排出される排気としては、燃料と空気の混合気が燃焼された排気ガスと燃料カット時の空気とが含まれる。
バイパス管21にはエジェクタ25が取付けられている。エジェクタ25には第2のパージ管23の一端が接続されている。第2のパージ管23の他端は、第1のパージ管19に接続されており、キャニスタ16は、第1のパージ管19および第2のパージ管23を介してバイパス管21に接続されている。これにより、キャニスタ16からパージされたパージガスは、第1のパージ管19、第2のパージ管23およびエジェクタ25を通してバイパス管21に導入される。
図2において、エジェクタ25は、ノズル部26と、ノズル部26の下流側に設けられた吸引部27と、吸引部27の下流側に設けられたディフューザ部28とを備えている。
ノズル部26は、バイパス管21から排気(G1で示す)が導入される導入通路26Aと、導入通路26Aの下流側に設けられた導入通路26Aよりも小径に形成された内部ノズル26Bとを備えている。導入通路26Aを流れる排気は、内部ノズル26Bによって絞られることで排気の流速が高められて吸引部27に流出される。
吸引部27は、第2のパージ管23から蒸発燃料(G2で示す)が導入される吸引通路27Aを有し、吸引通路27Aは、ディフューザ部28に連通している。
ディフューザ部28は、吸引通路27Aに連通するディフューザ通路28Aを有する。ディフューザ通路28Aは、内部ノズル26Bよりも大径の上流開口端28aと、上流開口端28aよりも大径の下流開口端28bとを有する。
エジェクタ25は、内部ノズル26Bから噴射された高速の排気をディフューザ通路28Aの上流開口端28aに向かって流し、排気の流れによって吸引通路27Aに負圧を発生させ、吸引通路27Aに発生する負圧によって第2のパージ管23から吸引通路27に蒸発燃料を吸引する。吸引通路27Aに吸引された蒸発燃料は、ディフューザ通路28Aにおいて排気と混合され、バイパス管21を通してGPF14に排出される(G3で示す)。
本実施の形態のバイパス管21は、本発明のバイパス通路を構成し、第1のパージ管19および第2のパージ管23は、本発明の蒸発燃料通路を構成する。本実施の形態の排気装置11、キャニスタ16、第1のパージ管19、バイパス管21、パージバルブ22、第2のパージ管23およびエジェクタ25は、本発明の排気浄化装置50を構成する。
図1において、パージバルブ20、22は、ECU(Electronic Control Unit)31によって制御される。ECU31は、図示しないCPU(Central processing unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等を含んだコントローラから構成されており、パージバルブ20、22を制御する。
次に、図3に示すフローチャートに基づいてGPF活性化パージ制御を説明する。図3のGPF活性化パージ制御のプログラムは、ROMに格納されており、GPF活性化パージ制御のプログラムは、CPUによって実行される。
図3において、ECU31は、パージ実施フラグがオンであるか否かを判別する(ステップS1)。パージ実施フラグは、キャニスタ16の吸着材16Bに蒸発燃料が所定量以上吸着されたときにオンとなる。例えば、前回のパージが行われた時機から一定時間が経過した場合にオンとなる。また、所定量以上とは、少なくともGPF14を再生可能な量である。
ステップS1において、ECU31は、パージ実施フラグがオンとなっていないものと判断した場合には通常制御を実施する(ステップS5)。通常制御としては、ECU31は、エンジン1の運転状態に基づいて算出した開度でパージバルブ20を制御して、キャニスタ16から気筒2にパージガスを導入する。
ステップS1において、ECU31は、パージ実施フラグがオンとなっているものと判断した場合には燃料カットフラグがオンか否かを判別し(ステップS2)、燃料カットフラグがオンでないものと判断した場合にはステップS5に進む。
ステップS2において、ECU31は、燃料カットフラグがオンであるものと判断した場合にはGPF14の温度が規定温度の範囲内にあるか否かを判別する(ステップS3)。
ここで、ステップS2において、ECU31が燃料カットの実施の有無を判断するのは、GPF14に補集されたパティキュレートを燃焼する際には、燃焼を促進するために酸素が必要だからである。燃料カット中は、燃料を含まない外気をそのままバイパス管21に導入することができるので、この空気を利用して燃焼を促進できる。
ステップS3において、ECU31は、例えば、GPF14の温度を検出するセンサに基づいてGPF14の温度を検出し、GPF14の温度が規定温度の範囲内にないものと判断した場合にはステップS5に進む。
なお、GPF14の温度をセンサによって検出することに代えて、燃料噴射量、エンジン1の回転数および吸入空気量や水温等のエンジン1の負荷に関連したマップに基づいて、GPF14の温度を求めてもよい。
規定温度の範囲としては、ECU31は、GPF14の温度が第1の温度以下で、かつ、第1の温度よりも低い第2の温度以上の範囲内にあるか否かを判断する。
ここで、GPF14が第1の温度以上の高温である場合に、GPF14を燃焼すると、GPF14が熱劣化するおそれがあるので、第1の温度以下に設定している。
また、第2の温度未満の低温である場合に、パージガスが燃焼しないおそれがあるので、第2の温度以上に設定されている。
ステップS3において、ECU31は、GPF14の温度が規定温度の範囲内にあるものと判断した場合にはGPF活性化パージ制御を実施する(ステップS4)。
GPF活性化パージ制御を実施する際に、ECU31は、予め設定された開度でパージバルブ22を開く。パージバルブ22が開かれると、空気が触媒コンバータ13を迂回してバイパス管21に導入された後に、エジェクタ25に導入される。
エジェクタ25に空気が導入されると、エジェクタ25を流れる空気によってキャニスタ16から第1のパージ管19および第2のパージ管23を通してパージガスがエジェクタ25に吸引される。
これにより、エジェクタ25によって空気とパージガスが混合され、バイパス管21からGPF14に導入される。このため、GPF14に捕集されるパティキュレートが燃焼して除去されることにより、GPF14のフィルタ再生処理が実施される。この結果、パティキュレート14の目詰まりを解消することができ、排気抵抗を低減することができる。
また、空気とパージガスの混合ガスは、触媒コンバータ13を通過することがないので、混合ガスが触媒コンバータ13で酸化されることを防止でき、GPF14のフィルタ再生処理を効率よく実施できる。
このように本実施の形態の排気浄化装置50によれば、触媒コンバータ13を迂回し、エンジン1とGPF14の上流側とを接続するバイパス管21と、キャニスタ16とバイパス管21とを接続する第1のパージ管19および第2のパージ管23と有し、バイパス管21と第2のパージ管23にエジェクタ25が設けられている。
エジェクタ25は、バイパス管21通路を流れる排気の流速を高めて流出させるノズル部26と、ノズル部26から流出される排気の流れによってパージガスを吸引する吸引部27と、ノズル部26から流出される排気と吸引部27から吸引される蒸発燃料とを混合させてGPF14に排出するディフューザ部28とを含んで構成されている。
これにより、エジェクタ25を用いた簡易な構成によって蒸着燃料をGPF14に供給して、GPF14からパティキュレートを燃焼して除去することができる。また、蒸発燃料を利用してGPF14からパティキュレートを燃焼して除去できるので、エンジン1の燃費が悪化することを防止できる。
これに加えて、エジェクタ25に発生する負圧によってキャニスタ16の吸着材16Bに付着している蒸発燃料を効率よく除去することができる。
また、本実施の形態の排気浄化装置50によれば、バイパス管21にパージバルブ22が設けられ、エンジン1に燃料が供給されていない場合に、パージバルブ22を開弁してGPF14に蒸発燃料が供給されている。
これにより、燃料カット時にバイパス管21に空気と蒸発燃料とを流すことができ、GPF14に補集されたパティキュレートを効率よく燃焼することができる。
なお、図4に示すように、ターボチャージャ41を備えたエンジン1にGPF14を適用してもよい。図4において、ターボチャージャ41は、吸気管9に設けられたコンプレッサホイール41Aと、排気管15に設けられたタービンホイール41Bとを備えている。
タービンホイール41Bは、排気の圧力によって回転することで、コンプレッサホイール41Aを回転させる。コンプレッサホイール41Aが回転すると、吸入空気を気筒2に過給する。
バイパス管21は、タービンホイール41Bの上流側において触媒コンバータ13を迂回してエンジン1とGPF14の上流側とを接続している。
このようなターボチャージャ41を有するエンジン1に排気浄化装置50を適用した場合であっても、簡素な構成で効率よくGPF14からパティキュレートを除去することができる。
なお、本実施の形態では、ガソリンエンジンにパティキュレートフィルタを適用しているが、ディーゼルエンジンにパティキュレートフィルタを適用してもよい。また、本実施の形態の排気浄化装置50において、燃料カット時にパージバルブ22を開いているが、燃料噴射時にパージバルブ22を開いてもよい。
本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン(内燃機関)、13...触媒コンバータ、14...パティキュレートフィルタ、16...キャニスタ、19...第1のパージ管(蒸着燃料通路)、21...バイパス管(バイパス通路)、22...パージバルブ、第2のパージ管(蒸着燃料通路)、25...エジェクタ、26...ノズル部、27...吸引部、28...ディフューザ部、50...排気浄化装置

Claims (2)

  1. 内燃機関から排出された排気を浄化する触媒コンバータと、
    前記触媒コンバータを通過した排気中に含まれるパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、
    燃料タンク内で生じた蒸発燃料を補集するキャニスタとを備えた車両の排気浄化装置であって、
    前記触媒コンバータを迂回し、内燃機関と前記パティキュレートフィルタの上流側とを接続するバイパス通路と、
    前記キャニスタと前記バイパス通路とを接続する蒸発燃料通路と有し、
    前記バイパス通路と前記蒸発燃料通路にエジェクタが設けられており、
    前記エジェクタは、前記バイパス通路を流れる排気の流速を高めて流出させるノズル部と、前記ノズル部から流出される排気の流れによって前記蒸発燃料を吸引する吸引部と、前記ノズル部から流出される排気と前記吸引部から吸引される蒸発燃料とを混合させて前記パティキュレートフィルタに排出するディフューザ部とを含んで構成されることを特徴とする車両の排気浄化装置。
  2. 前記バイパス通路に、前記バイパス通路を流れる排気の流量を調整するパージバルブが設けられており、
    前記内燃機関に燃料が供給されていない場合に、前記パージバルブを開弁して前記パティキュレートフィルタに蒸発燃料を供給可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両の排気浄化装置。
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